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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

(2) 授業者が学びの見通しを持つ ( 学習目標の明確化 ) 問題解決的な学習に取り組む際, どのような場面で, どのようにして, どのような力を子どもたちに付けるのか, 単元や授業における目標を明確にして学びを見通しておくことが大切です 目標が不明確であると, 作業や体験などの活動そのものに, 子

Taro-4年 総合 指導案(最終)

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

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子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

Microsoft Word - 社会科

国語科学習指導案様式(案)

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

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2年生学級活動(性に関する指導)指導案

第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

<小学校 生活科>

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「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

○数学科 2年 連立方程式

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

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国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

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(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

また 情報の作り手としての活動も学習に組み込まれている 放送局は情報の作り手として 考えたことや伝えたいことなどから話題を集め 収集した知識や情報を関連付け 目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫している これは 学習指導要領に示されている 話すこと 聞くこと の話すこと内容と同

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント


座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

4 単元の評価規準 社会的事象への 社会的な思考 判断 観察 資料活用の 社会的事象について 関心 意欲 態度 技能 表現 の知識 理解 報道の在り方につい表現の自由と個人報道について調べ報道の意義や働き, て関心をもち, テレビの人権尊重という 2 たことを基に, これその仕事に携わる人番組や新聞

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

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あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

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5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

問題解決的な学習スタイルを充実させるために 3 つのステップを積み上げましょう 課 題 板書を充実させる道具を用意している ( マグ ネット名札 学習の流れカード ) 黒板に日付を書き 単元の流れ 本時の流れを 掲示している ノートに日付 単元の流れ 本時の流れを書かせている 前時の振り返りをノート

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(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

ICTを軸にした小中連携

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

社会科学習指導案

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学校の危機管理マニュアル作成の手引

3 児童の意識の流れ 友達の名前をおぼえよう みんなであそぼう 3 友達と名前カード を交換したよ 初めて お話できた 子がいるよ 友達が増えたよ 学校に行くのが楽しいな 他のクラスの子ともお友達になりたいな 握手すると心が あったかくなるね 学校たんけんをしよう 9 校長先生の お部屋があったよ

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2、協同的探究学習について

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 三角形を辺や角に目をつけて分類整理して それぞれの性質を見つけよう 二等辺三角形や正三角形のかき方やつくり方を知ろう 二等辺三角形や正三角形の角を比べよう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか (

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

社会科学習指導案

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(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

H30全国HP

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

庄原市立東小学校校内研修会 小学校第 5 学年体育科学習指導案 保健 ~ けがの防止 ~ 東小けが 0 プロジェクト!

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

第6学年2組 理科学習指導案

4 研究主題との関連 自分を見つめ 友達の思いを大切にする子供の育成 道徳授業の充実を通して 研究主題に迫るために 4 年生では子供たちの目指すべき児童像を 自分の思いを見つめる子 友達の思いに気付く子とした また 目指すべき具体的な児童像を 資料の世界観に浸り 登場人物に自分を重ねながら登場人物の

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

さらに, アンケートの項目で 調べたことを伝えたい相手 として一番多かった 家族, 次に多かった 他学年や友達 に伝えるという相手意識を明確にした課題を設定し, 参観日に マイ防災袋 と実際に作った防災グッズを家族へ紹介する また, 家族と一緒に作り, グッズを使うという活動をすることで, 家族から

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

6年 ゆで卵を取り出そう

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

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2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

■「札幌市の人たちの昔のくらし《(8時間)

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

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第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

H

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領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

藤井 博敏

Transcription:

4 年 2 組社会科学習指導案 1 単元名安全で安心なまちづくり ~ 事故や事件を防ぐ ~ 授業日 指導者 教諭 大矢 和憲 会 場 4 年 2 組教室 平成 23 年 10 月 14 日 ( 金 )4 校時 2 本単元における目指す姿と大切にしたい思考の方法 (1) 単元のねらい本単元は, 学習指導要領 3 学年及び4 学年の内容 (4) に準拠して設定したものである (4) 地域社会における災害及び事故の防止について, 次のことを見学, 調査したり資料を活用したりして調べ, 人々の安全を守るための関係機関の働きとそこに従事している人々や地域の人々の工夫や努力を考えるようにする ア関係機関は地域の人々と協力して, 災害や事故の防止に努めていること イ関係の諸機関が相互に連携して, 緊急に対処する体制をとっていること ( 内容の取扱い ) (4) 内容の (4) の 災害 については, 火災, 風水害, 地震などの中から選択して取り上げ, 事故の防止 については, 交通事故などの事故防止や防犯を取り上げるものとする (5) 内容の (3) 及び (4) にかかわって, 地域の社会生活を営む上で大切な法やきまりについて扱うものとする そのうち, 事故の防止 についての学習が本単元である 本単元の目標は次のとおりである 事故の防止や防犯の取組について調べることを通して, 警察署や関係の諸機関, 地域の人々が, 互いに協力したり共に助け合ったりして, 地域の安全を守る工夫や努力をしていることがわかり, 自分も地域社会の一員として, 自分の安全は自分で守ることの大切さを自覚できるようにする 本単元では, 交通事故や犯罪から人々の安全を守るために, 警察署が中心となって, 市役所や企業, 店舗, 地域の自治会やボランティア団体などの市民が協力, 連携して交通安全運動や防犯活動をしていることや, 地域では事故防止や防犯のための様々な工夫がされていること, 事故や犯罪の発生時には, 警察署が中心となり, 関係機関と連携して事故や事件の処理 捜査に当たっていることなどを学習する その中で, 特に, 警察署だけでなく, 日頃から様々な人たちが交通事故の防止と防犯のための活動を行い, 協力したり共に助け合ったりして地域の安全を守っていることを重点的に採り上げる なぜなら, 多くの人々が安全で安心なまちになることを願い, そのために努力や協力をし合っていることを自分の生活と関連付けてとらえることが, 本単元における地域の一員としての自覚をもつことにつながるからである 新潟市では, 平成 19 年に 犯罪のない安心 安全なまちづくり条例 を制定し, 警察署による犯罪の取り締まりに加えて, 地域ぐるみ 市民ぐるみ で, 日頃から交通事故防止や防犯の活動を行っている このような活動は, 市民一人一人が事故防止や防犯の意識を高め, 事故や犯罪に遭わないようにすることを目的に行われているのである つまり, 誰かが守ってくれるのではなく, 自分の安全は自分で守るという意識をもつことが大切なのである そこで, 本単元では, まず, 警察署が地域の安全を守っていること ( 公助 ) や, 地域の人たちが地域の安全を守るために協力していること ( 共助 ) を自分の生活と関連付けてとらえさせる その上で, それでも交通事故や事件が起きている原因を考えることを通して, 自分の安全は自分で守ること ( 自助 ) の大切さに気付かせ, 自分事として安全で安心なまちづくりについて考えられるようにする 多くの子どもは, 地域の安全を守っているのは, 警察署であるととらえている そのような子どもに, 警察署だけでなく, 地域の人たちを始め, ボランティア団体や企業, 店舗, 市役所など, 様々な人たちが協力して, 市全体で安全で安心なまちづくりをしていることをとらえさせたい そして, それらの活動を行っている人たちの願いや, 活動の目的を知ることを通して, 自分の安全は自分で守るという地域の一員としての自覚をもてるようにする そのために,9 月下旬の 全国秋の交通安全運動 の実施に合わせて学習を設定し, 自分 -1-

の身近な生活場面での気付きを大切にすることで, 多くの人々が安全で安心なまちになることを願い, そのために努力や協力をし合っていることを, 自分の生活と関連付けてとらえられるようにする (2) 本単元で目指す姿及び思考の方法本単元では, 交通事故や事件から安全を守ることを, 自分の生活と関連付けてとらえる子どもを目指す なぜなら, 本単元の学習では, 誰かが自分たちの安全を守ってくれているから安心だというとらえではなく, 自分たちの安全は自分たちで守ることが大切だという自助の意識をもつことが, 地域の一員としての自覚であると考えるからである そこで, 地域の安全を守る活動をしている人々に目を向け, 警察署の働き ( 公助 ) や地域の人たちが協力して活動をしている ( 共助 ) 目的や願いを, 自分の生活と関連付けて追求させる その上で, 公助や共助だけでは, 事故や事件から安全を守りきれないという事実を提示し, 自助の大切さに気付かせていく このときに大切にしたい思考の方法は, 推量する思考の方法と関係付ける思考の方法関係付ける思考の方法である なぜなら, 推量する思考の方法を使って, 自分の生活経験や実態と交通事故や事件の事実とをもち出して交通事故や事件が起こる原因について考えることや, 関係付ける思考の方法を使って, 自分たちが考えた交通事故や事件の原因と, 地域の人たちが安全を守りきることができない事実とを結び付けて考えることで, 子どもは, 自分の安全は自分で守ることが大切であることに気付き, 交通事故や事件から安全を守ることを, 自分の生活と関連付けてとらえることができるからである また, 学習を進めるにあたって, 特に必要となる学級力は, 創造的対話力 の 話をつなげる, 新たな考えをつくる である 気付いたことを発表する場面や, 考えを交流させる場面で, 友達の考えに付け足したり, 友達の考えとの相違点を挙げて話したりと, 話すスキル, 聞くスキル を発揮している姿を賞賛していく 3 指導の構想子どもは, これまでの学習で, 警察署が市民の生命 身体 財産を守るためにたくさんの仕事をしていることや, 地域の人たちが自分たちの地域の安全と安心を守るため, 自主的に様々な事故防止や防犯の活動をしていることを調べてきている その中で, 特に, 地域の人たちが, 地域の人々が事件や事故に遭ってほしくないという願いをもって活動していることを知っている そのため, 子どもは, 警察署や地域の人たちが普段から自分たちの地域の安全を守ってくれているから安心だととらえている 働き掛け 1 昨年新潟市内で起きた交通事故と事件の件数を提示し, 疑問を焦点化して, 学習問題を設定させる 子どもに, 単元の導入で示した, 昨年新潟市内で起きた交通事故と事件の件数を提示し, 疑問に思うことを問う 警察署と地域の人たちの活動や願いについて調べ, 警察や地域の人たちが自分や地域の人々の安全と安心を守ってくれているととらえている子どもは, それでも, 新潟市内だけで交通事故が4007 件, 事件が5085 件起こったことに疑問を感じる そこで, どのようなことを学習問題にしたらよいかを問い, 警察署や地域の人たちが安全を守ってくれているのに, 何でこんなに交通事故や事件が起こるのだろうか という学習問題を設定させる このとき, 子どもは, 警察や池端さんたちが安全を守ってくれていなかったからではないか, 交通事故や事件を起こす人がいるからではないか, きまりを守らない人がいるからではないか などと, 既有の認識や事故 事件の件数を基にして原因を考え始める 働き掛け 2 実際に起きた子どもの交通事故の事例を提示して事故の原因を問い, 学習問題に対する考えを記述させる 学習問題について考え始めた子どもに, 昨年起きた交通事故の1つである, 子どもの交通事故の事例を提示し, 事故の原因を問う 子どもは, 推量する思考の方法を使って, 自分の普段の生活場面や事故の場面を想起し, 自分の生活経験と事故の状況とをもち出して, 事故の原因を考える この場面では, 図を示して事故の原因を説明させたり, 自分の生活経験を具体的に説明させたりする その後, 学習問題に対する考えを記述させる 子どもは, 学習問題について事故や事件の当事者の視点で, 事故や事件が起こる原因を考えるようになる しかし, まだ自分の立場で自助の必要性や, -2-

事故や事件が起こる原因を考えていない 働き掛け 3 実際に子どもが横断歩道を渡っている VTR を提示し, 学習問題に対する考えを交流させ, どのような仮説が考えられるかを問う まだ, 自分の立場で自助の必要性や事故が起こる原因について考えていない子どもに, 自分たちが横断歩道を渡っているVTRを提示する このVTRから, 子どもは, 自分たちも横断歩道を渡るときに安全を確認していないことに気付き, 危険だと感じる そこで, 学級全体で学習問題に対する考えを交流させる 子どもは, 推量する思考の方法を使って, 自分の生活経験や実態と交通事故や事件の事実をもち出し, 交通事故や事件に遭わないように, 自分で安全やきまりを守っていないから, 事故や事件が起こるのではないだろうか ( 仮説 ) と, 仮説を考える こうして, 子どもは, 自分の立場で自助の必要性に気付き, 事故が起こる原因について考えることができるようになる 働き掛け 4 地域の安全を守る活動をしている人が, 安全を守りきれないという話を聞かせ, 分かったことを問う そこで, 自分たちの仮説を考えた子どもに, 地域の安全を守る活動をしている人が, どれだけ活動していても, 全ての人の安全を守りきることはできないという話を聞かせる そして, 話の内容から分かったことを問う 子どもは, 関係付ける思考の方法を使って, 自分で安全やきまりを守っていないから事故や事件が起こるという原因と, 地域の人たちが安全を守りきることはできないという事実とを結び付け, 交通事故や事件に遭わないように, 誰かに守ってもらうのではなく, 自分の安全は自分で守ることが大切だと, 交通事故や事件から安全を守ることを, 自分に関連付けてとらえるようになる 4 指導計画 全 16 時間 (48Q) 第 1 次 地域の安全を守る警察署の働きを調べよう (5 時間 :15Q) 新潟市で起きている交通事故や犯罪の現状を調べる 警察署の働きを調べる 警察署の人たちの努力や願いを調べる 第 2 次 第 3 次 地域の安全を守る人たちを調べよう (7 時間 :21Q) 地域の安全を守る活動を行っている地域の人たちを調べる 事故や犯罪のない, 安心 安全なまちづくり について考える 身の回りにある安全を守るための工夫を調べる 事件や事故が起きたときの様子を調べよう (4 時間 :12Q) 事件や事故が起きたときの連携の仕組みを調べる 5 本時の構想 45 分授業 :3Q ( 本時 9/16 時間 ) (1) ねらい 地域社会の一員としての自分の生活を見つめ直すことによって, 交通事故や事件に遭わ ないように, 自分の安全は自分で守ることが大切であることに気付くことができる (2) 主張 ( 展開 ) このような子どもに (C0) 地域の人たちが, 毎日交通事故や犯罪が起こらないように, 地域を見回っていることを知っている 地域の人たちが, 自分たちや地域の人々が交通事故に遭わないように, 横断歩道で交通誘導をしていることを知っている 地域の人たちが, 地域の人々が安全に安心して暮らすことができるように, 自主的に地域の安全を守るための様々な活動をしていることを知っている 地域の人たちは, 警察署と協力して, 地域の安全を守る活動をしていることを知っている 地域の人たちは, 交通安全や防犯を呼び掛けるチラシを配ったり, 家庭訪問をしたりして, 事件や事故を未然に防ぐための努力をしていることを知っている 地域の人たちは, 安全で安心して暮らすことができることを願い, 自分たちの地域の安全を自分たちで守ろうと活動していることを知っている 地域の人々が, 自分たちや地域の人々の安全を守ってくれているととらえている -3-

このように働き掛けると 働き掛け 1 説明 これまでの学習で, 警察署だけでなく, 地域の人たちが, みんなや地域の人々の安全と安心を守ってくれていることが分かりましたね 資料 昨年度新潟市内で起きた交通事故と事件の件数を提示する 説明 この数字は, 昨年新潟市内で起きた交通事故と事件の件数でしたね 発問 この数字を見て, 疑問に思うことはありますか 発問 みんなが疑問に思うことをまとめると, どんな学習問題ができそうですか 学習問題はこれでいいですか 学習問題を黒板に書く 指示 学習問題をワークシートに書きましょう このような姿が促され (C1) 昨年新潟市内で起きた交通事故と事件の件数を見て, 疑問に思うことを発表し, 学習問題をつくる 何でこんなに交通事故や事件が起きたのだろうか 警察署や池端さんたちが頑張って安全を守ってくれているのに 警察署や池端さんたちが安全を守ってくれているのに, 何でこんなに交通事故や事件が起こるのだろうか ワークシートに学習問題を書く このように働き掛けると 働き掛け 2 説明 昨年新潟市内では4007 件の交通事故が起こりましたね その中の1つの事故について, みんなで詳しく見てみましょう 資料 子どもの交通事故の事例図を提示する 説明 この事故は, 昨年 3 月に古町のある交差点で起きた交通事故の図です 横断歩道を渡っていた小学校 2 年生の子どもと, 交差点を左に曲がろうとした車とが接触して,2 年生の子どもが足にケガをしました 事故の概要を図を示しながら説明する 発問 何でこのような事故が起きたのでしょうか 指示 学習問題についての予想をワークシートに書きましょう このような姿が促され (C2) 子どもの交通事故の事例から, 事故の原因を考える 横断歩道を渡っているときに事故が起きたんだ なんか怖いな 車の運転手が子どもに気付かなかったから, 事故が起きたのではないか 車が急いでいてスピードを出していたから, 止まれなかったのではないか 車は止まらなければいけないのに止まらなかったから, 事故が起きたのではないか 子どもが急に飛び出したから, 事故が起きたのではないか 子どもがちゃんと左右確認をしなかったから, 事故が起きたのではないか 子どもは車が止まってくれると思って横断歩道を渡ったから, 事故が起きたのではないか 学習問題についての予想をワークシートに書く 車のスピードを出したり, 犯罪を犯したりする人がいるから, 事故や事件が起こるのだと思う 交通のきまりや社会のきまりを守らない人がいるから, 事故や事件が起こるのだと思う 警察や池端さんたちのように安全を守ってくれる人がいないから, 事故や事件が起こるのだと思う 安全に気を付けていない人がいるから, 事故や事件が起こるのだと思う ここから本時このように働き掛けると 働き掛け 3 働き掛け2で提示した交通事故の事例図を黒板に提示しておく 前時の学習について確認する 説明 みんなは, 警察署や池端さんたちが安全を守ってくれているのに, 何でこ -4-

んなに交通事故や事件が起こるのだろうかということを考えていましたね 指示 ワークシートに書いた考えを発表しましょう 子どもの考えを分類して板書する 横断歩道の渡り方など, 安全に気を付けていない という考えが出たところで, 次の資料を提示する 資料 子どもが実際に横断歩道を渡っているVTRを提示する 説明 安全に気を付けていないからだと考えるのですね では このVTRを見てください 発問 学習問題について, みんなはどのように考えますか 指示 ワークシートに, 今の自分の考えを書きましょう 指示 考えを発表しましょう この考えについてどう思うか や これでいいかどうか と, クラス全体で評価 判断させる 発問 学習問題に対するみんなの考えをまとめると, どのようになりますか このような姿が促され (C3) 以下線 : 検証 1 学習問題についての考えを交流する 車のスピードを出したり, 犯罪を犯したりする人がいるから, 事故や事件が起こるのだと思う 付け足しで, 交通のきまりや社会のきまりを守らない人がいるから, 事故や事件が起こるのだと思う 少し違って, 警察や池端さんたちのように安全を守ってくれる人がいないから, 事故や事件が起こるのだと思う 似ていて, 安全に気を付けていない人がいるから, 事故や事件が起きたのだと思う VTR を見て, 学習問題についての考えをワークシートに記述する 学習問題についての考えを交流し, 仮説を立てる 例えば, ぼくたちは信号が青になるとすぐに横断歩道を渡っていましたよね だから, ぼくたちのように車が来ていないかどうかちゃんと確認していないから, 交通事故が起こるのだと思います 付け足しで, 私たちもそうなんですけど, 一人一人が自分で安全に気を付けていないから, 事故や事件が起こるのだと思います 似ていて, ぼくたちも車を運転している人も事故や事件にならないように, 自分で安全やきまりを守っていないから, 事故や事件が起こるのだと思います 交通事故や事件にならないように, 一人一人が自分で安全やきまりを守っていないから, 交通事故や事件が起こるのではないだろうか ( 仮説 ) のように, ~だから ( から のために ) だと思う と, 思考のことばを使って書いたり話したりしていたら, 推量する思考の方法を使って, 自分の生活経験や実態と, 交通事故や事件の事実とをもち出して考えていると判断する のように, 似ていて 付け足しで 少し違って など, つながりを示す言葉を使って話していたら, 話すスキル 自分の考えを整理して話す, 聞くスキル 自分の考えと比べながら聞く を使っていると判断する このように働き掛けると 働き掛け 4 説明 みんなは, 自分で安全やきまりを守っていないから, 交通事故や事件が起こるのではないだろうか ( 仮説 ) と考えるのですね 説明 今日はスペシャルゲストとして, 旭水町内自治会の池端さんからみんなの学習の様子をご覧いただいていました 説明 池端さん,4 年 2 組の子どもたちは, このように考えたのですが, いかがでしょうか 子どもたちにお話をしていただけますか 授業を見ていた池端さんから, 次の内容を話してもらう -5-

みなさん, とってもよく考えましたね 私もそう思います 私たちは, 地域のみなさんが, 安全で安心して暮らせることを願って, 交通事故や事件が起きないように, 地域のみなさんに注意を呼び掛けたり, パトロールをしたりして, 自分たちの地域の安全を自分たちで守ろうと活動しています ですが, 交通事故や不審者などの事件は, いつどこで起こるか分かりません ですから, いくら私たちがみなさんの安全を守ろうと活動しても, みなさんの安全を全て守りきることはできないのです そのことをよく知っていてください 発問 池端さんのお話から, みんなはどんなことが分かりましたか 発表してください このようになる (C4) 池端さんの話を聞いて, 分かったことを発表する 事故や事件はいつ, どこで起こるか分からないし, いつも池端さんたちが守ってくれるわけではないから, 自分で安全に気を付けることが大切だということが分かりました やっぱりぼくたちが, 交通事故や不審者などの事件に遭わないように, 自分の安全は自分で守ることが大切だということが分かりました 付け足しで, 警察や地域の人に守ってもらうのではなくて, 自分の安全は自分で守ることが大切だと分かりました のように, ~だから ( から のために ) だ と, 思考のことばを使って書いたり話したりしていたら, 関係付ける思考の方法を使って, 交通事故や事件の原因と, 地域の人が安全を守りきることはできないという事実とを結び付けて考えていると判断する このように働き掛けると 検証のための働き掛け 説明 大切なことが分かったみたいですね 指示 それでは, 今日の学習を振り返って, ワークシートに 学習のまとめ を書きましょう このようになる (Cn) 学習のまとめをワークシートに書く 今日は, 警察署や池端さんたちが安全を守ってくれているのに, 何でこんなに交通事故や事件が起こるのだろうか考えました そして, 自分で安全やきまりを守っていないから, 交通事故や事件が起こることが分かりました 交通事故や事件は, いつどこで起こるか分からないし, 地域の人たちもわたしたちの安全を守りきることはできないから, 自分の安全は自分で守ることが大切だということが分かりました わたしは, きちんと安全を確認しないで横断歩道を渡っていました だから, わたしはこれから, 横断歩道で安全をよく確認して渡ったり, 不審者に気を付けたりして, 事故や犯罪に遭わないように自分で安全を守ろうと思います 5 検証 (1) 検証すること 1 構想した働き掛けにより, 想定した 思考の方法 を使って, 自分の生活経験や実態と, 社会的事象の事実をもち出させることができたか 2 構想した働き掛けにより, 社会的事象を, 自分の生活と関連付けてとらえることができたか (2) 検証の方法と手順 1 働き掛け3の後で, 安全を守ることについて, 推量する思考の方法を使って, のように, 自分の生活経験や実態と, 交通事故や事件の事実とをもち出して考えているかどうかを, ワークシートの記述と子どもの発言から検証する 2 働き掛け4の後で, のように, 交通事故や事件から安全を守ることを, 自分の生活と関連付けてとらえているかどうかを, ワークシートの記述から検証する 上記の 1,2 の両方の姿があれば, 表れありと判断する -6-