年卒者の就職就職活動状況 [1] 内定状況 ( 前年度と比べて ) 2019 年卒者 ( 現大学 4 年生 ) の内定状況を尋ねた 前年度と比較して 高まっている という大学が約 4 割で (37.3%) 低下している (2.8%) を大幅に上回った 前年調査では約半数の大学が 高まっ

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年 3 月卒業予定者の採用見込み 2019 年 3 月卒業予定者の採用見込みを尋ねたところ 前の年 ( 今春入社予定者 ) よりも採用を 増加 すると回答した企業が 30.8% であるのに対し 減少 は 8.5% 増加 が 減少 を 20 ポイント以上 上回っている 企業の採用数は リ

一般的な学生 & 企業の活動フロー 各選考ステップ例 エントリー 会社説明会 一次選考 筆記試験二次選考 ~ 最終選考内々定 約 30% 4% 2~3 名採用 合計 600~700 名 ( エントリー数目標 ) 約 200 名 ( 目標 ) 約 100 名 ( 目標 ) 約 30 名 ~50 名 (

ダイヤモンド就活ナビ 就職モニターアンケート

2. 学生の動向について エントリー 説明会等の参加時期 出所 : マイナビ 就職モニター調査 データより作成上のグラフは 3 月広報解禁後の 企業エントリー ( プレエン ) エントリーシート提出 合同企業説明会参加 個別企業セミナー参加 の活動時期について 18 卒と17 卒のデータを比較したグ

1. 参加したインターンシップの内容 最初に 学生モニターが参加したインターンシップの概要を確認したい まず参加時期を見ると 前年調査に引き続き 2 月 が最も多い ただし 割合は下がり (28.4% 24.9%) 代わりに 8 月 が増えるなど (18.1% 20.8%) 前倒しの傾向が見て取れる

採用活動に関する企業調査(2012年12月)

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1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過したが 2018 年卒者の就職活動はどのように展開しているのだろうか 4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は31.7 社 前年同期調査 (37.3 社 ) を5.6 社少ない 3 月調査時点では前年をやや上回

2017 年卒マイナビ企業新卒内定状況調査 調査概要 調査名 2017 年卒マイナビ企業新卒内定状況調査 回答依頼方法 新卒採用実績のある国内 8,000 社に回答用紙を郵送新卒採用人事担当者のための採用支援サイト マイナビ採用サポネット 会員にメールマガジンにて案内 調査期間 2016 年 10

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1. 現在の日本語力はじめに 現在の日本語力について尋ねた ネイティブレベル (12.4%) と ビジネスレベル (58.0%) を合わせて ビジネスレベル以上の日本語を話せるは 7 割を超える (70.4%) JLPT( 日本語能力試験 ) のレベルについては 最高レベルである N1 を保有してい

就職委員会 1 新年度ガイダンスなどで履修指導を行ったが 職業と人生 Ⅲ( 履修者 710 名 履修率 74.8%) 職業と人生 Ⅳ(630 名 67.2%) と昨年度より履修率が 6.5% 低下した 出席率が低いので 3 年生全員に就職ガイダンスの告知ハガキを送付したが 参加者を増やすことは出来な

PowerPoint プレゼンテーション

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1. 現在の日本語力はじめに 現在の日本語力について尋ねた ネイティブレベル (20.9%) と ビジネスレベル (61.0%) を合わせて ビジネスレベル以上の日本語を話せるは 8 割を超える ( 計 81.9%) JLPT( 日本語能力試験 ) のレベルについては 最高レベルである N1 を保有

企業 3 月 インターンシップ応募者数への満足度 企業 3 月 インターンシップ募集方法 企業 3 月 インターンシップ実施時期 企業 3 月 8,9 月に実施したインターンシップの開催タイプ 企業 3 月 8,9 月に実施したインターンシップの内容タイプ 企業 3 月 1,2 月に実施したインター

調査結果報告書(2)

ダイヤモンド就活ナビ 就職モニターアンケート

1.6 月 1 日現在の内定状況就職活動スタートから3カ月 6 月 1 日現在の学生モニターの内定率は54.9% 先月調査 (5 月 1 日現在 ) の29.1% から1カ月で25ポイント以上と 大きく伸びた これは前年同時期 (35.1%) を19.8ポイント上回る数字だ 但し 選考解禁時 の実績

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新卒採用に関する企業調査 - 採用方針調査 - 業界別集計結果 (2017 年 2 月 ) 株式会社ディスコ 2018 年 3 月卒業予定者の採用について Q 年 3 月卒業予定者の採用見込み (2017 年 4 月入社予定者と比較して ) 大学院文系 (%) 全 体 製造 金融 流通

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1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過したが の就職活動はどのように展開しているのだろうか まず 4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は26.2 社 前年同期調査 (31.7 社 ) を5.5 社下回る 前年との差は先月 (3 月 ) 調査よりも

2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

PowerPoint プレゼンテーション

調査結果報告書(速報版)

1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過した4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は37.3 社 前年同期調査 (44.7 社 ) より7.4 社少ない 3 月調査では前年をやや上回っていたが その後の伸びはかなり鈍い 当社が 3 月下旬に実施した緊

派遣社員の評価に関する 派遣先担当者調査結果

東京キャリアアップハローワーク 取扱状況の推移

資料2 企業の求める人材及び学生就職の現状

1. 参加したインターンシップの内容最初に 学生モニターが参加したインターンシップの概要を確認しよう まず 参加したプログラム ( 下注 ) を見ると 最も多いのが プロジェクトタイプ 前年より 3.1 ポイント増え 全体の 4 割近くを占める (38.3%) 講義タイプ も 20.6% から 24

体育会学生の就職活動調査(2016年8月発行)

[2] 研修の対象と予算比率 社員研修を実施している対象は 新入社員研修 が 95.9% で圧倒的に多く 次いで 若手社員研修 81.1% 管理職研修 62.1% と続く 新入社員を含む若手社員を対象とした研修を実施する企業は多いが 次世代経営層を入れても 経営者研修を実施している企業は少ない 年間

2016年度の雇用動向に関する静岡県内企業の意識調査

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平成27年度卒業生から変わる 就職活動スケジュール

1. エントリー状況採用広報解禁から2カ月が経過した5 月 1 日時点での就職活動は どのように展開しているだろうか 前回調査 ( 今年 4 月 ) および前年度調査との比較を中心に 全体的な活動状況を確認してみたい まず 一人あたりのエントリー社数の平均は28.5 社 4 月調査の26.2 社から

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留学ジャーナル『2016年夏休み留学動向』を発表

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株式会社ディスコキャリタスリサーチ 2020 年卒 Vol 月後半後半時点の時点の就職意識調査 キャリタス就活 2020 学生モニター調査結果 (2018 年 12 月発行 ) 引き続き売り手市場が予想される新卒採用戦線 2020 年卒学生の就職戦線の見方や 就活準備状況は 2019 年

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「新入社員意識調査」に関するアンケート調査結果

平成29年度 湘南工科大学 地区別懇談会

-2- 目次 調査概要 2 Ⅰ.217 年卒の新卒採用活動の総括 < 企業 > 1) 採用計画の結果 / 入社予定者への満足度 3 2) 採用活動の満足 / 採用活動の満足度と充足状況との関係 4 3) 採用活動プロセス毎の実施状況 5 4) 採用活動スケジュール -プロセス毎の開始時期- 6 5)

第一部では 横山講師より選考フェーズごとのポイントをお話いただきました 現在の学生の傾向やエントリーシートの読み方 面接における注意事項など長年人事に携わり 現在は大学のキャリアセンターにいらっしゃる横山講師ならではの講演です 講演内容の特に重要な点 ロールプレイングを行った上で説明した学生を見る視

1.6 月 1 日現在現在の内定状況 6 月 1 日現在の学生モニターの内定率は65.7% 先月調査(5 月 1 日現在 ) の42.2% から1カ月で23.5ポイント上昇し 2 年連続で6 割を超える高水準となった ただ 5 月調査では前年同期を4.7ポイント上回り内定出しの早期化が目立っていたが

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

[2] ブラック だと思う条件 / 調査 調査 ブラック だと思う条件について とのの双方に尋ね 調査データの比較を行った 最も数値が高い項目は両者とも 残業代が支払われない で ともに 8 割近くが選択 ( 78.4% 78.5%) 続いて セクハラ パワハラがある も数値が高く の 7% の 6

1.9 月 1 日現在現在の内定状況 9 月 1 日現在の学生モニターの内定率は89.2% 先月調査(8 月 1 日時点 ) の85.5% から3.7ポイント上昇し 9 割に近づいた 正式内定日である10 月 1 日を間近に控え 就職戦線は大詰めを迎えている ただ 内定率は7 月以降 前年同期実績を

2017 年 6 月 16 日 ( 金 ) プレ & インターンシップ 夏期インターンシップの活用とその後の採用スケジュールなどについて説明します 3 年生だけでなく インターンや就職活動に興味のある 1,2 年生も参加してください 2017 年 6 月 22 日 ( 木 ) 外国人留学生の活動対策

平成 30 新入社員意識調査 超売り手市場! 仕事にも楽観ムード新しいキャリア観の台頭 栃木県の企業や自治体 ( 一部県外含む ) の今年の新入社員は 売り手市場だったことから就職先には 知名度の高さ や 休日の多さ を重視 夏より前 に内定をもらい 4 社 5 社 から内定を得たという人がそれぞれ

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調査の概要調査方法 : インターネットによる調査調査対象 : 全国のイーオンキッズ保護者様 598 名 < お子様の年齢 > 未就学児 232 名 / 小学校低学年 (1~2 年生 )155 名 / 中学年 (3~4 年生 )123 名 / 高学年 (5~6 年生 )88 名 調査実施期間 :201

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学校基本調査 ( 文部科学省 ) にほぼ近い分布となっている (2) 調査分析結果については 分析委員会で検討を行った 第 2 本アンケート調査の主な結果 1 学生 ( 大学生 大学院生 ) の就職に関する意識 (1) 卒業後の予定進路は 大学生 大学院生ともに8 割以上が 民間企業に就職 を希望し

1. 現在の英語力 まず 現在の英語力について尋ねた ネイティブレベル という回答が 15.0% ビジネスレ ベル が 67.5% で ビジネスで英語を使うことができる学生は 8 割を超えている (82.5%) 国 内の大学 大学院で学ぶ学生 ( 以下 ) の英語力は ネイティブレベル が 1.1%

1. エントリー状況 2019 年卒者の就職活動が本格的にスタートした まず全体的な活動量を確認したい 一人あたりのエントリー社数の平均は22.4 社 前年同期調査 (26.3 社 ) を3.9 社下回り 割合にすると15% 近く減少している計算だ さらに 今後のエントリー予定社数は平均 13.3

IR 活動の実施状況 IR 活動を実施している企業は 96.6% 全回答企業 1,029 社のうち IR 活動を 実施している と回答した企業は 994 社 ( 全体の 96.6%) であり 4 年連続で実施比率は 95% を超えた IR 活動の体制 IR 専任者がいる企業は約 76% 専任者数は平

2018 年度の採用 就職と特徴に関する調査 1 採用 就職の際に重視した企業情報 (1) 重視した企業情報 2018 年度の採用や就職活動支援にあたり 企業またはキャリアセンターが重視して示した企業情報 ( 複数回答 ) は 仕事内容 80% 企業のミッション( 目的 事業領域 )56% 求める人

Microsoft PowerPoint - 【結果レポート】「大学におけるビジネス日本語教育の実施状況に関する調査」

1.9 月 1 日現在の内定状況 9 月 1 日現在の学生モニターの内定率は91.4% 先月調査(8 月 1 日時点 ) の88.2% からさらに3.2ポイント伸び 9 割を超えた 昨年は 9 月に調査を実施しなかったため前年同時期比較はできないが 昨年 10 月 1 日時点の内定率 (91.2%)

2018 年 9 月 3 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2018 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

Microsoft PowerPoint 修正「外国人留学生の受け入れ・進路状況と日本語教育に関する調査」結果

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調査概要 < 調査趣旨 > 本調査は 新卒採用活動に関する次の1~4の項目について 企業における実態と課題を捉えることを目的に実施しました 1 リクルーターの活用における課題点とリクルーター研修の実施状況 2 適性診断テストの活用状況 3 面接における課題点と面接官研修の実施状況 4 内定者フォロー

1. 就職先企業を選ぶ際に重視する点就職先企業を選ぶ際に重視する点を30 項目の選択肢の中から5つまで選んでもらった 最も多いのは 将来性がある で 47.4% と半数近くが選んだ 次いで 給与 待遇が良い が続くが 前年調査の36.7% から44.2% へと大きく増加した 続く 福利厚生が充実して

1. 現在の英語力 まず 現在の英語力について尋ねた ネイティブレベル という回答が 11.5% ビジネスレ ベル が 56.3% で ビジネスで英語を使うことができる学生は 7 割近くに上る ( 計 67.8%) 国 内の大学 大学院で学ぶ学生 ( 以下 ) の英語力を見ると ビジネスレベル以上は

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2018 年卒マイナビ企業新卒内定状況調査 調査概要 調査名 2018 年卒マイナビ企業新卒内定状況調査 回答依頼方法 新卒採用実績のある国内 8,000 社に回答用紙を郵送採用 研修担当者のための新卒採用支援情報サイト 新卒採用サポネット 会員にメールマガジンにて案内マイナビ2018 利用企業担当

第 1 節キャリア教育の理解 6) 情報リテラシー ( コンピュータリテラシー 情報処理 ネット利用の方法とリスク ) 7) 自校教育 ( 建学の精神 教育目標 ) 8) キャリアデザインなど ( 出典 : 川島啓二 大学と学生 2008 年 5 月号 ) 2 初年次教育で重視されていること 1)

第2回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査 

調査要領 1. 調査の目的 : 人口減少による労働力不足が懸念されるなかで 昨年 4 月には女性活躍推進法 ( 正式名称 : 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ) が施行されるなど 女性の社会進出がさらに進むことが期待されている そこで 女性の活躍に向けた取り組み状況について調査を実施す

2. 中途採用をしたことがあるか 中途採用をしたことがある企業は 全体の 95% で あった 調査対象を 右表の 7 つの業種グループに 分類してそれぞれの傾向を分析すると 建設業 運 輸業 サービス業ではすべての企業が中途採用をし たことがあると回答した その他の業種グループで も 9 割前後の企

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第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査   

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

Press Release 仕事に対しては総じて前向きな結果に 仕事への期待 が過去最高で 仕事に対する夢 の有無も昨年より上昇 売り手市場や手厚い内定フォローの影響か調査開始以来減少傾向にあった 仕事への期待 と 仕事に対する夢 の有無について 今年は一転上昇に転じた 仕事への期待がある ( どち

2) 親子関係 家族との生活に満足している について と の調査と比較した 図 12-2 に 示しているように の割合は 4 かとも増加傾向が見られた 日 本 米 中

2018年度の雇用動向に関する道内企業の意識調査

1. エントリー状況 2018 年卒者の就職活動が 3 月 1 日より本格的にスタートした まず全体的な活動量を確認しよう 一人あたりのエントリー社数の平均は26.3 社 前年同期調査 (25.0 社 ) を1.3 社上回り 順調な滑り出しに見える しかし 今後のエントリー予定社数を見ると 平均 1

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調査結果の概要 1. 自社チャンネルの加入者動向について 横ばい との見方が拡大自社チャンネルの全体的な加入者動向としては 現状 では 減少 (40.0%) が最も多く 続いて 横ばい (35.6%) 増加 (23.3%) の順となっている また 1 年後 については 横ばい (41.1%) が最も

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2017 年 4 月 25 日 報道関係各位 株式会社留学ジャーナル 留学ジャーナル 留学白書 2017 を発表 ~ 不安定な欧米情勢がアメリカ人気に影響を与える結果に 人気留学先トップは 2 年連続カナダがランクイン ~ 雑誌 留学ジャーナル の発行元であり 日本最大級の留学エージェントでもある株

調査結果概要 留学概要について 留学の種類 私費留学 が 4 割でもっとも高い 大学経由の留学 ( 交換留学 認定留学 派遣留学 の合計 ) も同様に 4 割を占める 留学先 アメリカ がもっとも高い 留学先の 4 位までが英語圏で 6 割以上を占める 留学した学年 大学 2 年 大学 3 年 がそ

第 2 節キャリア コンサルティングの理解 (4) キャリア コンサルタントの能力 Ⅰ キャリア コンサルティングの社会的意義に対する理解 1 社会 経済的動向とキャリア形成支援の必要性の認識 2 キャリア コンサルティングの役割の理解 3 キャリア コンサルティングを担う者の活動範囲と義務 ( 活

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株式会社ディスコ

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平成 30 年度授業シラバスの詳細内容 科目名 ( 英 ) 担当教員名 情報技術と職業 - 実践 (Information Technology at Work Place - 授業コード practice ) 松永多苗子 赤星哲也 濱田大助 星芝貴行 高文局 科目ナンバリン坂井美穂 足立元 坪倉篤

ニッセイインターネットアンケート ~ 夏のボーナス について ~ 2019 年 6 月 2 8 日日本生命保険相互会社 日本生命保険相互会社 ( 社長 : 清水博 ) は ずっともっとサービス のサンクスマイルメニューのひとつ として ホームページ (

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世帯収入 DI 大幅な改善現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は で前回 (11 年 6 月 :-24.6) から +6.8 ポイント上昇した 震災後に混乱していた企業のサプライチェーンが回復し生産体制

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Transcription:

2018 年 11 月発行 大学の就職 キャリア支援活動に関する調査 深刻な人手不足を背景に 売り手市場が続く 2019 年卒就職戦線 早期から高い内定率をマークする一方で 就職準備が追い付かず取り残される学生の存在もあり 大学には個々の学生に応じたきめ細やかな支援が求められている 就職支援の現場ではどのような課題をもち 対策に取り組んでいるのだろうか ディスコでは 国の大学の就職課 キャリアセンターを対象に 2019 年卒者の就職活動状況 2020 年卒者への就職支援 低学年への支援など 多岐にわたる項目を調査 分析した 主な調査内容 1.2019 年卒者の就職活動状況 P2 [1] 内定状況 [4] 新卒採用市場の見方 [2] 内定先企業の規模 [5] 学生からの相談 [3] 企業からの求人状況 2.2020 年卒者への就職の就職支援支援 P5 [1] 就職ガイダンスの回数 [5] 合同企業説明会の回数 [2] 就職ガイダンスの実施時期 [6] 合同企業説明会の実施時期 [3] 就職ガイダンスの出席状況 [4] 学生の就職に対する意識 3. インターンシップについて P8 [1] 企業からのインターンシップ求人状況 [2] 学生のインターンシップ参加状況 4. 低学年向けキャリア支援について P9 [1] 実施状況 [3] 低学年向けキャリア支援の必要性 [2] 実施内容 Voice 採用活動を行う企業に対する意見や要望 調査概要 調査対象 : 国の大学の就職 キャリア支援担当部署調査方法 : インターネット調査法調査期間 : 2018 年 8 月 30 日 ~9 月 22 日回答学校数 : 327 校国公合計 79 248 327 * 大学 3 年生 は 6 年制の 5 年生と修士 1 年生を含みます また 4 年生 は 6 年制の 6 年生と修士 2 年生を含みます 1

1.2019 年卒者の就職就職活動状況 [1] 内定状況 ( 前年度と比べて ) 2019 年卒者 ( 現大学 4 年生 ) の内定状況を尋ねた 前年度と比較して 高まっている という大学が約 4 割で (37.3%) 低下している (2.8%) を大幅に上回った 前年調査では約半数の大学が 高まっている と回答したが そこからさらに内定率が高まった大学もあるだろう 内定状況の把握はこれからという大学も一部あるものの 国公 ともに 高まっている が 低下している を大きく上回っており 就職環境の良さが表れている 学生の内定状況について ( 前年度と比べて ) 高まっている変わらない低下している不明 37.3 52.3 2.8 7.6 ( 前年 ) 48.1 42.9 1.2 7.8 国公 29.1 55.7 1.3 13.9 39.9 51.2 3.2 5.6 [2] 内定先企業の規模 ( 前年度と比べて ) 学生の内定先について 企業規模の変化という観点で尋ねた 大手企業が増えた という大学はの 11.0% そして 中堅企業が増えた は 7.0% 中小企業が増えた は 2.1% だった 大手企業の採用意欲は高く 大手志向の学生も多いことから 大手企業に就職を決める学生が増加しているのだろう 学生の内定先について ( 前年度と比べて ) 大手企業が増えた中堅企業が増えた中小企業が増えた変わらない不明 11.0 7.0 2.1 60.2 19.6 ( 前年 ) 12.7 9.6 1.2 57.5 18.9 国公 11.4 2.5 51.9 34.2 10.9 8.5 2.8 62.9 14.9 2

[3] 企業からの求人状況 ( 前年度と比べて ) 2019 年卒者への企業からの求人が 増えている という大学は多く の半数以上 (52.6%) が前年度と比較して 増えている と回答した 前年調査でも 増えている は 58.1% と高かったことから より多くの企業から求人が寄せられていたことがわかる 企業からの求人状況 ( 前年度と比べて ) 増えている変わらない減っている不明 52.6 41.3 4.6 1.5 ( 前年 ) 58.1 35.7 3.1 3.1 国公 41.8 48.1 6.3 3.8 56.0 39.1 4.0 0.8 [4] 新卒採用市場の見方今期の採用市場について 学生に優位な売り手市場かどうかとの観点で尋ねたところ 完に売り手市場だと思う との回答は 3 割 (3%) 前年まで 2 年連続で増加していたが 今年はやや減少した ただし やや売り手市場だと思う (56.3%) を加えると 9 割近く ( 計 86.3%) に上り 大半の大学が売り手市場を実感している状況は変わっていない なお 企業への調査では 完に売り手市場だと思う が 7 割を超えており (72.5%) 企業側の方がより強く売り手市場を感じていることがわかる (2018 年 7 月実施 : 有効回答 1,329 社 ) 新卒採用市場についての考え 完に売り手市場だと思うどちらともいえないまったく売り手市場だと思わない やや売り手市場だと思うあまり売り手市場だと思わない 2019 年卒者 3 56.3 11.6 2.1 2018 年卒者 37.3 52.5 9.0 1.2 2017 年卒者 27.3 59.9 11.2 1.6 2016 年卒者 18.0 66.7 12.7 2.6 企業 0.8 72.5 25.1 1.6 参考 3

[5] 学生からの相談学生からの相談内容ごとに前年度との増減を尋ねた いずれの項目でも 増えた が 減った を大きく上回り 相談が増加した大学が多かったようだ 特に 内定辞退 の相談は 増えた (35.2%) に対し 減った はわずかで (3.7%) 複数の内定を手にした学生がそれだけ多かったのだろう 相談が最も多かった時期を尋ねたところ 4 月 (34.6%) が最も多いが 3 月 (32.4%) が僅差で続く 前年に比べて 3 月以前のポイントが増加しており 相談の時期が早まっていることがわかる 学生からの相談の増減 ( 前年度と比べて ) 増えた変化なし減った 企業探しについての相談 22.3 70.3 7.3 志望業界 企業 職種についての相談 19.3 74.3 6.4 エントリーシートの添削 3 61.5 8.6 面接の相談 ( 模擬面接含む ) 35.2 57.2 7.6 内定先についての相談 32.4 63.0 4.6 内定辞退の相談 35.2 61.2 3.7 5 4 3 学生からの相談が最も多かった時期 38.8 34.6 32.4 29.5 2018 年卒 2019 年卒 2 1 1.2 0.3 0.3 1.2 4.3 5.2 12.4 11.6 9.3 9.2 2.8 2.8 0.3 1.2 2.4 2017 年 2018 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月以降の 12 月以前 見込み 学生からの相談内容の特徴や変化 複数内定者が増えたこと 学生優位の売り手市場で 選ばれる から 自ら選ぶ 視点にった相談が増えた < 大学 > バラバラの業界 職種から内定を複数もらい 比較できない 決められない という学生が増えたように感じます < 大学 > 学生の内定受諾 辞退に関する相談で 受諾期限を決めずに内定を出すが 返答した頃に内定がなくなっている可能性がある と企業に言われたという事例が増えた < 公大学 > インターンシップのES 添削の相談が増えた < 大学 > 4

2.2020 年卒者への就職支援 [1] 就職ガイダンスの回数 ( 前年度と比べて ) ここからは 2020 年卒者 ( 現大学 3 年生 ) への就職支援についてデータを紹介したい 就職ガイダンスの回数は 前年度実績よりも 増やす という大学が 14.4% 減らす の 5.2% を上回っている 前年に引き続き増加傾向で ガイダンスを強化している動きがうかがえる 就職ガイダンスの回数 ( 前年度と比べて ) 増やす変わらない減らす未定 14.4 73.4 5.2 7.0 ( 前年 ) 11.2 74.8 7.8 6.2 国公 11.4 72.2 7.6 8.9 15.3 73.8 4.4 6.5 [2] 就職ガイダンスの実施時期現 3 年生向けの就職ガイダンスの開催が多いのは 10 月から 12 月にかけてで それぞれ 7 割前後の大学が実施すると回答した ただし 休暇期間を除くほとんどの月において 過半数を超えており 年間を通して複数のガイダンスを実施する大学が多いことが読み取れる 特に 4~6 月にかけてポイントが増加しており インターンシップなどをテーマにした早期ガイダンスを強化する大学が増えたことが推測できる 就職ガイダンスのスケジュール ( 予定も含む ) 10 2019 年卒 2020 年卒 78.3 8 75.5 70.5 70.6 63.6 68.3 67.0 58.4 59.6 61.2 59.9 60.6 6 53.7 55.6 49.8 52.0 52.0 44.1 42.5 41.9 4 28.3 30.1 23.5 25.4 2 8.7 9.8 3 年次 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 年次 国公 別 2020 年卒 3 年次 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 年次国公 41.8 72.2 63.3 58.2 10.1 21.5 87.3 79.7 78.5 72.2 62.0 30.4 21.5 52.4 60.9 60.5 5 9.7 48.4 71.8 67.7 63.3 56.9 48.8 21.4 26.6 5

[3] 就職ガイダンスの出席状況 ( 前年度と比べて ) 3 年次前期 (4~7 月 ) に実施した就職ガイダンスへの出席状況を尋ねたところ 前年度と比較して 増えた やや増えた と回答した大学は合わせて 34.5% 一方 減った やや減った は合わせて 24.8% で 増加が減少を上回り 出席率が向上した大学が多い 3 年次前期 (4~7 月 ) のガイダンスの参加人数 ( 前年度と比べて ) 増えたやや増えた変わらないやや減った減った 18.0 16.5 40.6 18.0 6.8 国公 20.3 13.0 33.3 23.2 10.1 17.2 17.7 43.1 16.3 5.7 [4] 学生の就職に対する意識 ( 前年度と比べて ) 現 3 年生の就職に対する意識については 前年度の学生と比較して 高い (14.4%) が 低い (10.1%) を上回った 前期の就職ガイダンスの出席者数が増加していることとも符合する 寄せられたコメントから インターンシップへの関心の高さと比例して就職意識も高まっていると考えられる 学生の就職に対する意識 ( 前年度と比べて ) 高い同程度低い不明 14.4 52.3 10.1 23.2 ( 前年 ) 21.1 49.1 7.8 22.0 国公 15.2 50.6 2.5 31.6 14.1 52.8 12.5 20.6 学生の就職意識が高まっていると思う思う理由 夏季休業中のインターンシップに参加する学生が増加し 早めの就職活動開始につながっているように思われる < 国大学 > ガイダンス 講座の数は減らしたが 出席人数は前年度を上回っていること 低学年時よりインターンシップに参加している学生が多いことから 意識の高さがうかがえる < 公大学 > ガイダンス時期を早め 社会人基礎力やキャリアについて考える機会を増やしているため < 大学 > 6

[5] 合同企業説明会の回数学内合同企業説明会の開催回数を尋ねたところ 増やす (7.3%) が 減らす (5.8%) を上回ったものの 大半の大学が前年の実施回数を維持する見込みだ 企業の参加意向は年々増加しているものの 物理的な制約や学生の動員増を見込めないことなどから 開催回数を増やせないという大学も少なくないようだ 学内合同企業説明会の回数 ( 前年度と比べて ) 増やす変わらない減らす未定 7.3 67.0 5.8 19.9 ( 前年 ) 5.6 67.4 4.7 22.4 国公 8.9 74.7 5.1 11.4 6.9 64.5 6.0 22.6 [6] 合同企業説明会の実施時期学内合同企業説明会を予定している月をすべて選んでもらった 3 年次の 3 月 という回答が約 6 割 (59.6%) と圧倒的に多い ただし 3 カ年分を比較すると減少傾向が見られ 採用広報解禁直後の 3 月への集中は薄らいできていることが読み取れる また 4 年次の 4 月以降は 国公よりもの方が実施予定の大学が圧倒的に多い 10 8 64.8 61.8 6 59.6 学内合同企業説明会の実施予定月 ( 予定も含む ) 2018 年卒 2019 年卒 2020 年卒 4 2 3 年次 3 月 15.8 14.8 15.1 17.7 16.8 14.0 13.7 14.0 13.8 11.2 11.5 13.2 13.1 11.9 14.1 10.5 10.5 7.9 10.9 4.9 6.8 5.6 4.7 6.1 9.2 9.5 9.8 5.5 5.3 5.5 4 年次 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1~3 月 国公 別 2020 年卒 3 年次 3 月 4 年次 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1~3 月国公 72.2 7.6 3.8 8.9 10.1 1.3 3.8 3.8 2.5 1.3 6.3 55.6 14.9 14.5 20.6 15.3 7.7 10.9 11.3 6.5 6.9 10.9 7

3. インターンシップについて [1] 企業からのインターンシップ求人状況 ( 前年度と比べて ) 3 ページで見たように 2019 年卒者の求人が増加した大学が過半数に上るなど 企業の積極的な姿勢が表れていたが インターンシップの求人についても引き続き堅調だ 前年度よりも 増えている という大学がの過半数に上り(54.4%) 逆に 減っている は 1.2% と少数 前年調査でも 増えている は約 6 割あったが (59.6%) さらに増加 インターンシップに注力する企業がかなり増加している様子がうかがえる 企業からのインターンシップ求人状況 ( 前年度と比べて ) 増えている変わらない減っている不明 54.4 24.8 1.2 19.6 ( 前年 ) 59.6 26.1 0.6 13.7 国公 48.1 29.1 22.8 56.5 23.4 1.6 18.5 [2] 学生のインターンシップインターンシップ参加状況 ( 前年度と比べて ) 一方 学生のインターンシップ参加状況はどうだろう 過半数 (50.8%) の大学がインターンシップ参加学生は前年度よりも 増えている と回答した 一方 減っている は 1 割未満 (7.3%) で 学生のインターンシップへの関心は今年度も高いことがわかる 国公 ともに 増えた が 減った を上回っているが 大学において より増加の割合が高い 学生のインターンシップ参加状況 ( 前年度と比べて ) 増えている変わらない減っている不明 50.8 24.2 7.3 17.7 ( 前年 ) 52.8 24.5 6.2 16.5 国公 46.8 26.6 8.9 17.7 52.0 23.4 6.9 17.7 8

4. 低学年向けキャリア支援 [1] 実施状況低学年 (2021 年卒以降 ) 向けの今年度のキャリア支援を 実施する 大学は 7 割強 (76.5%) 実施形式は ガイダンスなどの 正課以外の講座を実施 が 7 割を超える (72.4%) 的に 大学でより力を入れている傾向が見られる <21 卒以降向け > 今年度のキャリア支援の実施について <21 卒以降向け > 今年度のキャリア支援の実施形式 ( 複数回答 ) 実施しない 8.0% 未定 15.6% 実施する 76.5% 国公 別 低学年向けキャリア支援 実施する実施しない未定 国公 74.7 10.1 15.2 77.0 7.3 15.7 正課 ( 必修科目 ) として実施 正課 ( 選択科目 ) として実施 正課以外の講座を実施 ( ガイダンスなど ) 34.4 44.8 72.4 5 10 国公 別 ( 複数回答 ) キャリア支援実施形式 正課 ( 必修科目 ) として実施 正課 ( 選択科目 ) として実施 正課以外の講座を実施 国公 28.8 57.6 67.8 36.1 40.8 73.8 [2] 実施内容実施内容を学年別に尋ねたところ 最も多かったのは 1 年生向け 2 年生向けともに 職業観の涵養 特に 1 年生向けに実施する大学は 8 割を超えている (83.5%) 将来のキャリアを見据えて大学生活を送ることが重要と考える大学が多いのだろう 2 年生向けでは インターンシップ講座 (47.7%) 社会人との接点 (42.7%) など 実践的な項目のポイントが高まる 低学年へのキャリア支援の実施内容 職業観の涵養 ( キャリア入門 キャリアデザイン等 ) 社会人基礎力養成 自己分析講座 業界研究講座 筆記試験対策講座 社会人 (OB OG 含む ) との接点 インターンシップ講座 16.5 22.2 26.7 33.2 24.5 9 29.6 32.9 39.9 39.8 38.2 42.7 その他 7.4 1 年生向け (2022 年卒向け ) 8.3 2 年生向け (2021 年卒向け ) 2 4 6 8 10 47.7 70.1 83.5

[3] 低学年向けキャリア支援の必要性低学年からのキャリア支援の必要性について見解を尋ねてみた 必要である (56.3%) ある程度必要である (41.6%) を合わせると 97.9% となり 大半の大学が必要性を感じていることがわかった 国公 での大きな差は見られない 低学年からのキャリア支援の必要性について必要であるある程度必要であるまったく必要ない 56.3 41.6 2.1 国公 57.0 39.2 3.8 56.0 42.3 1.6 低学年のキャリア支援で課題に感じていること 一部の意識の高い学生のみ参加しており 本当に参加してほしい学生層は参加していないように思われる < 国大学 > 就活のテクニック的なことは教えないように心がけているが 学生が キャリアデザイン というふんわりと した題材をどこまで自分自身のことと思って参加できているかが課題 < 大学 > やはり売り手市場という環境が 就職意識への必要性を阻害する要因となっている < 大学 > 支援内容の充実や系化 ガイダンスに参加するための意識付け等が課題と考えられる < 国大学 > 現状のプログラムは 自己分析等の内面的なことが多く 企業研究や職業観という実際に 働く ということ への醸成がなされていない < 大学 > Voice 採用活動を行う企業に対するする意見や要望 自社の若い社員の感性を活用して 学生にアピールできる企業情報の発信をお願いしたい < 大学 > ホームページの会社情報を充実させてほしい たとえば財務諸表 中期経営計画の公表など < 公大学 > 特に本年は 安易に内定を出される企業が多く 学生達も警戒している 自分が認められたと感じる面接や内定には その企業に対する信頼を持つ傾向があるので 内定辞退とならないケースもある < 大学 > インターンシップが実質的には選考になっている 説明会に参加したら実際は選考だったなど 不明確な情報での採用活動は自粛してほしい < 国大学 > 不器用でうまくコミュニケーションをとれない学生は毎年おります しかし 仕事に対する意欲は非常に高い学生が多く そうした学生が不合格になっているように感じます 学生の良いところを見出すような採用試験があることを望みます < 大学 > 求人をいただくことは本当にありがたいが 大学としては求人票入力に割かれるマンパワーが不足気味であり できることならば求人票の電子化にご理解をいただきたい < 大学 > 就職活動を理由に留学を控える学生が増えないように配慮していただきたいと思います < 公大学 > 近年 留学生の受入れが増えてきていますので 日本人と同じ土俵では戦わせないで欲しい 特に筆記試験は いくら日本語コミュニケーションのできる学生でも難解だと思います 彼らの戦力化も早急に考えなければ お互いに将来はないものと認識しています < 大学 > 10