H28.9【比嘉美佐代】英語科学習指導案

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

生徒の活動

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

英語科学習指導案

英語科学習指導案

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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保健体育科学習指導案

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

新潟市立亀田西中学校

自己紹介をしよう

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

いろいろな衣装を知ろう

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

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Microsoft Word - 英語科指導案_H _part2.doc

第○学年 ○○科指導計画

答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

第○学年 ○○科指導計画

第3学年英語科学習指導案

英語科学習指導案(2年授業参観)

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

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会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

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英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

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15 英語(菊池)

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

第3学年3組英語科学習指導案

本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

グリーン家の人々

○○○

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補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

平成29年度 中学校英語科教育 A校の実践

い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

第2学年3組 英語科学習指導案

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

英語科 「単元名 unit6」(1年)

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5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

平成24年度 英語科 3年 年間指導計画・評価計画

3 学習の基盤 (1) 教材について本単元では 三人称 he she を主語として できることやできないことを表現する内容を扱っている 学習指導要領の改訂に伴い 第 5 学年の学習内容に新たに加わった単元であり 今年度は移行措置として第 6 学年で扱うこととしている 本単元の前には I can sw

楽しい外国語活動を目指して

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

平成30年度 中学校英語科教育

< 児童の実態 > 男子 23 名, 女子 12 名, 計 35 名の学級である 男女の仲がよく, 休み時間など活発に遊んでいる様子が見られる いろいろなことに興味を持ち, 集中して努力することができる 最上級生として, 学校の中での活躍も見られるようになっている 学習に対する意欲は高くなってきてい

(Ⅱ) 実践から上記のねらいを実践してみて 導入は効果的であったと思う 点と点を線で結ばせて 教員の昔の夢を予想させた 生徒はかなり意欲的に取り組み 自然な流れで want to be を導入することができたように思う 学年教員に なりたかった職業と理由を英語で言ってもらい それを動画に撮って見せた

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6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

第1学年4組 英語科学習指導案

(3) 教材観本単元ではジェスチャーの違いと異文化理解が題材となっている グローバル化が進む中で 文化的な背景の異なる人々とコミュニケーションを取ることがますます大切になってきている そのためこの単元の学習を通して 身振りやアイコンタクトなどのコミュニケーションスキルを高めることの必要性を理解させる

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

ICTを軸にした小中連携

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

英語第 2 学年福山市立城北中学校指導者岡田江美溝部良子瀧元美菜子 単元名 Unit5 A New Language Service 本単元で育成する資質 能力 思考力 判断力 表現力他者とかかわる力 主体的に学ぶ力 単元について 単元観本単元は, 緑市が外国人住民のためのボランティアを募集しており

単元「英語の世界へようこそ」   英語で自己紹介

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

福翔高等学校「ライティング」学習指導案


6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

第 2 学年英語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 2 年 3 組教室 学級 2 年 3 組 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 授業者小田島篤史 1 単元名 PROGRAM 7 If You Wish to See

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

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高等学校英語科学習指導案 平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 )2 校時沖縄県立 高等学校 1 年 7 組 35 名 ( 男子 15 名女子 20 名 ) 授業者 : T S 指導教諭 : 1. 単元名 When I Was Sixteen ( 三省堂 CROWN English Serie

平成24年度幸手市教育委員会・東部教育事務所教育事務所教育支援担当・学力推進担当学校訪問について

第 3 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 日 ) 模擬授業 3 学年 : 第 3 学年場所 :323 教室授業者 : 高木麻衣 1. 単元名 :Sunshine English Course 3 Program7 Yuki in London 2. 単元について (1

第 3 学年 3 組外国語活動指導案平成 30 年 11 月 14 日 ( 水 )5 校時指導者飯島加奈子 ( 英語専科 ) 場所 3-3 教室 1 単元名 What s this? ~ 松江のおすすめクイズを作ろう ~( Let s try! 1 Unit8) 2 単元の目標 コミュニケーションへ

第1学年国語科学習指導案

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

研修報告書

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

解答類型

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

理科学習指導案

2 単元の目標 動物の言い方に興味をもち, 楽しんで発話する 動物の言い方に慣れ親しむ 動物の言い方を知り, 日本語と英語との言い方の違いに気付く 3 単元の内容 主としてコミュニケーションに関すること 主として言語や文化に関すること アニマルランドでクイズに答えたり友達と一緒に動物の名前を言ったり

p p p

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

Transcription:

英語科学習指導案 日時 : 平成 28 年 9 月 29 日 ( 木 )5 校時学級 : 名護市立屋部中学校 1 年 C 組男子 11 名女子 12 名計 23 名授業者 : 比嘉美佐代アルドリン エブエン 1. 単元名 Presentation 1 自己紹介 2. 単元目標 聞いたことについて 即興で質問等して話題を膨らませようとする 関心 意欲 態度 学んだ表現を使って 伝えたい内容について書いて口頭で自己紹介をする 表現の能力 3. 単元について (1) 教材観この単元は Unit1~Unit4 までの学習事項を用いた自己表現活動として設定されている 自己紹介を題材としており 入学後初めて人前で行う英語での自己紹介となる 自己紹介のスピーチに留まらず 相づちや質問等により 相手の話を聞いて会話を膨らませようとする態度を養いたい また 小学校においても行った自己紹介を羅列的な形式から 伝えたい1つの話題を膨らませて原稿を書く力 またそれを口頭で伝える力を身につけさせたい そこで 学習指導要領 話すこと の指導事項 ( エ ) つなぎ言葉を用いるなどのいろいろな工夫をして話をつづけること については ここでは能力ではなく まずは態度を育てることを目標とする その能力については 今後 段階的 継続的に指導していきたい 表現の能力としては ( イ ) 自分の考えや気持ち 事実などを聞き手に正しく伝えること について指導し 自己紹介の構成とBe 動詞や一般動詞の文法と上手く関連付けながら 聞き手を意識し 理解してもらえるように工夫して伝えるように指導していきたい この単元での 話すこと は 前もって原稿を用意した上での 発表 とそれについての即興的な やりとり の両方を行い 既習事項を活用して思考力 判断力 表現力の育成に迫りたい (2) 生徒観 2 学期の 英語学習について の生徒の実態アンケートの結果から 話すこと 聞くこと に関しては 興味関心が非常に高く 実際の授業においては ダイアローグのロールプレイやTF QA クイズ等には意欲的に取り組んでいる様子がうかがえる 教師の質問を理解し答えることはできるが 質問することは 自信がなく発話ができていない 会話を続けることについては 何を尋ねたらよいのか また 英語でどう尋ねるのか について課題があり 即興で発話しようという段階まできていないのが現状である これらの課題を踏まえて 聞いたことに対して即興で質問するなどして 会話をつづけようとすることをスモールステップで現在 取り組んでいるところである (3) 指導観 これまでの話す指導においては パターンプラクティスの域で留まっており 紋切型の応答や一往復 だけの言葉のやり取りで終わってしまうことが多い 必要な表現や技法を用いて会話を継続 発展させ

ることに生徒は慣れていない そこで本単元では 何をどのように話させるのか を単元構想の柱とし て 次の点を工夫して指導を行う 1 帯活動 帯活動では 一般動詞や What~ do you? などの基本会話など問答できるための表現をイン プットする また 対話に必要な相づちや質問 ( 疑問詞 ) シチュエーションを与え会話を膨らま せるなどの表現を取り入れ パフォーマンステストにつながるように工夫する さらに Hi, friends! の活用 他教科で学習した内容や身近な人 物 興味関心を引くものを授業の例題や復習 で取り入れ 生徒が学習内容を身近なものと捉えることができるようにする 1) 帯活動の目標 ア誰でも確実に取り組むことができること イ英語が苦手な生徒でも楽しく集中して参加し 意欲を高めること ウ基礎的な語彙や文法を着実に定着させること 2) 具体的内容 活動 内容 ねらい 1 動詞を用いた 動詞カード 基本的な動詞の定着を図り 自己表現へ応用力 活動 クリスクロス を育てる 3ヒント who 聞く力 話す力を育てる am I? クイズ 2 ペアトーク すらすら英会話 様々な疑問文の定着を図り 自己表現へ応用力 クエスチョン型 を育てる who am I? 英語を話す雰囲気を作る 有 クイズ 場面に応じて質問する 話す力を育てる 帯活動をスパイラルに実施することにより Can-Do リストの 身近なことについて質問や 応答ができる という到達目標を目指していきたい 2 場面設定の工夫この単元は 自己紹介のスピーチとなっているが 本校の生徒は 小学校から互いによく知っている そのため 場面設定を工夫し 自分のことを伝えたい もっと知りたい など 互いに理解を深めようとする意欲を喚起する活動を行いたい この活動では ペアで自己紹介をして質問し合うことでお互いの意外な一面を発見し 互いに相手をよく知る機会とする Unit4までに学んだ表現を使って クラスメートのよく知らない自分の一面について英文を書いて伝える力 友達の紹介を聞いて 相づちや即興で質問しようとする意欲を育みたい 3 活動形態の工夫と振り返りまずグループで話す活動を始め お互いに協力し合い会話を継続させ 次にペアワークを何度も行わせることで即興性に慣れさせたい また ペア活動を数回行った後に中間評価としてお互いの良さ 気づきを共有し 後半の活動意欲を高め 集中力を継続させながら言語活動を進める その一連の過程において 生徒のスピーキング力向上を図る 4 パフォーマンステスト単元のまとめでは パフォーマンステストを予定しており 自己紹介し そのことに対して即興

で質問し合うことで話を続けようとすることを目標とする 単元の最初に 最終的な目標を伝え パフォーマンステストの内容や評価について確認する パフォーマンステストに向けて 段階的な 指導を行い 話題を発展させる楽しさや英語で伝え合えることの達成感につなげたい (4) ブロック研究テーマとの関わり本研究会においては 思考力 判断力 表現力を育てる指導とその評価方法の工夫改善について ~ Can-Doリスト を活用しためあての設定と振り返りの工夫 ~ のテーマのもと指導と評価の改善に取り組んでいる Can-Doリスト を活用して単元マネージメントを行い 特に 話すこと に焦点化している 単元を通して または1 単位時間で身につけさせたい力を明確にし 生徒にその力が身についたのか振り返りの工夫を図り テーマにせまりたいと考えている そこで 生徒が取り組みたくなるようなめあての設定を工夫すること 振り返りは終末だけではなく 活動途中でも行い 対話により できていること 不十分なこと への気づきを明らかにして 達成感や主体的な取組みにより 思考力 判断力 表現力を育てたい Can-Do リストの学習到達目標話すこと 卒業時 3 年 2 年 1 年 やりとり発表 初歩的な英語を聞いて 自分の考えなど〇初歩的な英語を用いて 具体的なトピッを話すことができる クについて原稿を書いて 発表することができる 本校の各学年学習到達目標 即興で場面や状況に応じて 英語で適切に話すことができる 〇人や物について詳しく伝えることができる 即興でつなぎ言葉や質問などを用いて 会話を広げることができる 〇簡単な英語で意見のやりとりをしたり 賛成や反対などの意見を述べることができる 即興で身近なことについて質問や応答ができる 強勢 イントネーション 区切りなどを用いて話すことができる メモの助けを借りて 自分の意見や考えをまとまりよく話すことができる 〇原稿を書いて馴染みのあるトピックや自分の関心のある事柄について伝えることができる 〇原稿を書いて自分の経験や夢 希望などについて順序立てて伝えることができる 〇自分の考えをメモの助けを借りて伝えることができる 〇原稿を書いて 自分の趣味や特技に触れながら自己紹介することができる 〇体験したことについて短く伝えることができる

4. 単元の指導と評価計画 Can-Doリスト の形での学習到達目標との関連 話すこと単元 Presentation1 自己紹介単元目標 (1) 聞いたことについて 即興で質問等をして話題を膨らませようとする (2) 学んだ表現を使って 伝えたい内容について書いて口頭で自己紹介をする アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 イ外国語表現の能力 ウ外国語理解の能力 聞いたことについて 即 1 学んだ表現を使っ 興で質問等をして話題を て 伝えたい内容に 膨らませようとしてい ついて英文を書くこ る とができる 2 口頭で自己紹介がで きる 時間 ねらい 学習活動 単元の評価規準 自己紹介文のモデル文を参考に 発表原稿を書く 帯活動に取り組む ( 一般動詞 疑問詞 基本会話を中心に ) 1 自己紹介文の形を理解する イ1 実は私って 自分自身の意外な一面をウェビングで 見つけ 自己紹介文にする パフォーマンステストについて提示する エ言語や文化についての知識 理解評価方法と PTに向けたステップ PT= パフォーマンステスト パフォーマンステストについて知らせる ( 内容と評価 ) 後日ペーパーテスト活動の観察 2 本時 自己紹介について関心を持ち 質問等をして話を続けようとする ア 目当ての確認の際 PT との関連を意識させる ( 内容と評価 ) 3 パフォーマンステストの実施 口頭で自己紹介ができる 自己紹介について関心を持ち 質問等をして話を続けようとする イ 2 ア パフォーマンステスト (2 観点のためビデオ撮影で分析 ) 5 観点別評価の進め方アコミュニケーションへの関心 意欲 態度聞いたことについて即興で質問し 話題を膨らませようとしている (1) 評価方法 : 活動の観察 (2) 評価の決定 : おおむね満足できる状況 (B) ( 既習の文法を正しく使うことはできないが ) 相づちや質問等をすることで会話を続けようとしている態度 意欲が見られる

イ表現の能力 原稿を書いて 自己紹介ができている (1) 評価方法 : パフォーマンステスト (2) 評価の決定 : おおむね満足できる状況 (B) 原稿を見ずに相手に自己紹介することができる (S) 一つの事柄について2 文以上かくことができる (W) (3) 努力を要する状況 (C) と判断した生徒に対しての手立て モデル文を参考に文の書き方を再指導する 6. 本時の学習 (2/3) (1) 本時の目標 (Today s goal) 自己紹介について関心を持ち 即興で質問するなどして 話題をふくらませようとする 関心 意欲 態度 (2) 本時の評価規準自己紹介について関心を持ち 即興で質問するなどして 話題をふくらませようとしている 関心 意欲 態度 (3) 本 / 時の展開単元の評価基準と過程学習内容 ( 活動 ) 指導上の留意点評価方法 あいさつ 雰囲気を高める 帯活動に取り組む 1すらすら英会話 質問や相づち表現を練習する 2クエスチョン型 Who am I? クイズ 知りたいことについて質問導入できるように練習する (15 分 ) めあての確認 自己紹介で意外な一面発見 質問上 手になろう! 自己評価表にめあてを記入 させ 学習の見通しを持たせ る 教師と ALT の会話を聞き 会話の膨ら ませ方に気づかせる 簡単な相づちや疑問詞を用 いた表現を混ぜ 生徒が後の活 動の参考にできるようにする 展開 (10 分 ) 本時の活動の説明 1 自己紹介をする 2 相手は必ず何か返答する ( 相づちや質問など ) 3 3 人グループ全員の自己紹介が終わったら 新しいペアと会話を行う 活動の説明を行う 少しでも相づちを打ったり 質問したりできるよう支援する

ペアを変えながら会話をする 回数を重ねるごとに会話が少しずつスムーズになるよう 必要に応じて対話を止めクラス全体に良い表現を紹介したり 中間評価を行う 相づちや WHQuesti onなどを用いながら ペアで対話する 時間が来ると素早くペアを交代する ア 活動観察 終末 (5 分 ) 振り返り次時に向けて できたこと できなかったこと もっと工夫したいことなど整理させる 次時のパフォーマンステストの予告をする 次回のパフォーマンステス トにつながるような振り返り を行う パフォーマンステストの実施について 内容自己紹介をして 相手と問答しながら会話を続けようとする 単元を通して学習してきた 相づちをする 相手の自己紹介に対して質問しようとする などを意識し 即興で対話をしていく 方法 1 教師 ALT と自己紹介し合い 相手の自己紹介に対して相づちや質問などをして対話を続ける (4) 板書計画 Day: Thursday Date: September 29 th 2016 weather: sunny Today s Goal : 自己紹介で意外な一面発見 質問上手になろう! 何をたずねるか 5W1H When いつ Where どこで Who だれが What 何が Why なぜ How どうやって 相手への配慮 Clearly Smile Eye contact どう言うの? 今日の活動 1 自己紹介をする 2 相手は必ず何か返答する ( 相づちや質問など ) 33 人グループ全員の自己紹介が終わったら 新しいペアと会話を行う