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2 災害関係費用全般 ( 被災した法人の災害による損失や被災者に対して支援を行った法人に関する法人税の取扱い ) (1) 被災した法人側における取扱い 1 災害により滅失 損壊した資産等被災に伴い次のような損失又は費用が生じたときには その損失又は費用の額は損金の額に算入 1 商品や原材料等の棚卸資

平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場

1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ

このため 法人税法の取扱いでは 収益の計上時期について各法人の任意の取扱いに委ねるのではなく 課税の公平の観点からこれを統一的に取扱うこととしている すなわち 法人が商品等を販売した場合には それによる収益は商品等の 引渡しがあった日 に収益に計上することとしている つまり 商品等の買主への引渡しと

3. 改正の内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる 内容改正前改正後 収益認識時の価額をそれぞれ以下とする ( 資産の販売若しくは譲渡時の価額 ) 原則として資産の引渡

企業会計の利益 法人税法上の所得金額 売上原価販売費一般管理費営業外費用特別損失 売上 営業外収益特別利益 損金の額原価費用損失の額 益金の額 ( 収益の額 ) 当期純利益所得の金額 2 益金の額に算入すべき金額とは何か益金の額に算入すべき金額とは 法人税法の規定や他の法令で 益金の額に算入する 又

作成する申告書 還付請求書等の様式名と作成の順序 ( 単体申告分 ) 申告及び還付請求を行うに当たり作成することとなる順に その様式を示しています 災害損失の繰戻しによる法人税 額の還付 ( 法人税法 805) 仮決算の中間申告による所得税 額の還付 ( 法人税法 ) 1 災害損失特別勘

Ⅲ 納付 [Q6] 申告 納付等の期限の延長が認められた場合 延滞税 利子税はどのようになりますか また 加算税は賦課されますか 7 [Q7] 今般の熊本地震災害により被害を受けましたが 納税の猶予はどのような場合に受けることができますか 8 [Q8] 納税の猶予の 相当の損失 とはどの程度の損失を

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの

Ⅲ 納付 [Q10] 申告 納付等の期限の延長が認められた場合 延滞税 利子税はどのようになりますか また 加算税は賦課されますか 7 [Q11] 今般の北海道胆振東部地震により被害を受けましたが 納税の猶予はどのような場合に受けることができますか 8 [Q12] 納税の猶予の 相当の損失 とはどの

第68回税理士試験 消費税法 模範解答(理論)

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き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

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間の初日以後 3 年を経過する日の属する課税期間までの各課税期間 6 高額特定資産を取得した場合の納税義務の免除の特例事業者 ( 免税事業者を除く ) が簡易課税制度の適用を受けない課税期間中に国内における高額特定資産の課税仕入れ又は高額特定資産に該当する課税貨物の保税地域からの引取り ( 以下 高

平成23年度税制改正の主要項目

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

スライド 1

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

松戸市市税条例等の一部を改正する条例 ( 松戸市市税条例の一部改正 ) 第 1 条松戸市市税条例 ( 平成 27 年松戸市条例第 12 号 ) の一部を次のように改正する 第 11 条中 及び第 2 号 を 第 2 号及び第 5 号 に それぞれ当該各号 を 第 1 号から第 4 号まで に改め 掲

第 5 章国税の還付及び還付加算金 第 5 章国税の還付及び還付加算金 第 1 節国税の還付 学習のポイント 1 国税の還付金等とはどのようなものか 2 充当とはどのようなものか 1 還付金等の種類国税の還付には 還付金の還付と過誤納金の還付の二種類があり 還付金と過誤納金を併せて還付金等という (

資料2-1(国保条例)

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

⑵ 過誤納金還付金が各税法の定めに基づいて発生するのに対して 過誤納金は 法律上 国税として納付すべき原因がないのに納付された金額で 国の一種の不当利得に係る返還金である なお この過誤納金は 次の二つに分かれる イ過納金過納金は 納付時には納付すべき確定した国税があったが 減額更正や不服審査の裁決

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平成 26 年 5 月に 顧客との契約から生じる収益 (IASB においては IFRS 第 15 号 ( 平成 30 年 1 月 1 日 以後開始事業年度から適用 ) FASB においては Topic606( 平成 29 年 12 月 15 日後開始事業年度から適 用 )) を公表しました これらの

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

諸費用の法人税の取扱い質疑応答

第4期電子公告(東京)

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2. 雑損控除の適用における 損失額の合理的な計算方法 雑損控除の計算において 災害により被害を受けた住宅や家財 車両の損失額は その損失の生じた時の直前におけるその資産の価額を基として計算することとされていますが 1 住宅の主要構造部に損壊がある場合で かつ 2 損害を受けた資産について個々に損失

災害被害者に対する個人市民税の減免について 質問 1 当市では6 月 10 日に地震が発生し 大きな被害が生じました 地方税法第 323 条の規定により 被災者に対して個人市民税を減免したいと考えています (6 月 20 日時点と仮定 ) 当市の個人市民税 ( 普通徴収 ) の納期は 6 月 (1

( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者

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( 督促 ) 第 6 条市長等は 市の債権について 履行期限までに履行しない者があるときは 法令 条例又は規則の定めるところにより 期限を指定してこれを督促しなければならない 2 市長等は 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 以下 法 という ) 第 2 31 条の3 第 1 項に規定す

Z-64-A 簿記論〔第一問〕-解 答-

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[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政

試験研究費 9,, 7,, Check7 14,, 14,, Check8 7,, 2,, 14,, 6,, 6,, 税務弘報

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

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枚方市税条例施行規則 ( 昭和 50 年 5 月 1 日規則第 19 号 ) より抜粋 ( 貧困による市民税の減免 ) 第 9 条の2 条例第 47 条第 1 項第 1 号に規定する減免理由による減免は 市民税の納税義務者が申請の日に生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定による

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1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

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会社税務のてびき目次 平成 28 年度 法人税関係税制改正のポイント 1 1 法人税は何にかかるか? 3 2 収益は どの時点で計上するか? 8 3 配当金を受け取ったときは? 15 4 売上原価を求める方法 19 5 売却した有価証券の損益を求める 24 コラム 1 社長が会社にお金を貸していたら

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

労働基準法が改正されます

下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

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6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

第6期決算公告

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東日本大震災により被害を受けた方の入力編

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Microsoft Word - 東日本大震災により被害を受けた場合の相続税・贈与税の取扱い

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

〇本事例集は 平成 31 年 3 月を期限とした個人の確定申告について 国税通則法関連 ( 所得税 の納税地を含む ) の 誤りやすい事例 について取りまとめています 〇本事例集は 誤りやすい事例 を載せた後に 正しい解釈 処理方法を提示しています なお 無用 な文字数 ページ数の増加を避けるため

申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成

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日本基準でいう 法人税等 に相当するものです 繰延税金負債 将来加算一時差異に関連して将来の期に課される税額をいいます 繰延税金資産 将来減算一時差異 税務上の欠損金の繰越し 税額控除の繰越し に関連して将来の期に 回収されることとなる税額をいいます 一時差異 ある資産または負債の財政状態計算書上の

スライド 1

( 二 ) その年中に支払った社会保険料 ( 給与等から控除されるものを除く ) の金額 小規模企業共済等掛金 ( 給与等から控除されるものを除く ) の額及び次に掲げる事項イその年中に支払った種類別の社会保険料の金額 ( 給与等から控除されるものを除く ) 及びその支払の相手方の名称ロ社会保険料の

枚方市税条例施行規則 ( 昭和 50 年 5 月 1 日規則第 19 号 ) より抜粋 ( 貧困による市民税の減免 ) 第 9 条の2 条例第 47 条第 1 項第 1 号に規定する減免理由による減免は 市民税の納税義務者が申請の日に生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定による

消費税法における個別対応方式と一括比例配分方式 河野惟隆 1 はじめに本稿の課題は 個別対応方式と一括比例配分方式とで 課税仕入れ等の税額の合計額が如何よう になるか つまり その大小関係は如何ようになるか ということを 明らかにすることである これを 次のように 条件を追加しながら 次のような順序

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

step.2 課税売上高の合計を計算する します step.21 欄の内容を転記します 表ロ 1~3 欄にそれぞれ記入します step.22 を転記します 表ロ 4~6 欄にそれぞれ記入します step.23 容を転記します 表ロ 7~9 欄にそれぞれ記入します step.24 その他の所得に係る収

●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

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Microsoft Word - メルマガQ&A(23.8.1問2)利益剰余金の資本組入(父確認中)

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

Ⅱ 減免措置の内容 Ⅰ 減免措置の適用要件 を満たす場合には 災害減免法により以下のとおり相続税等が減免されます 災害減免法による相続税等の減免措置は 1 申告期限前に被害を受けた場合 と 2 申告期限後に被害を受けた場合 とでその内容が異なります なお この申告期限は 国税通則法 又は 東日本大震

今回の変更点 所得税H22.16(震災特例法対応)

( 資産の部 ) ( 負債の部 ) Ⅰ 特定資産の部 1. 流動負債 366,211,036 1 年内返済予定 1. 流動資産 580,621,275 特定社債 302,000,000 信託預金 580,621,275 事業未払金 2,363, 固定資産 6,029,788,716 未払

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国税通則法施行令新旧対照表

貸借対照表 (2019 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 科目 金額 科目 金額 ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) 流動資産 3,784,729 流動負債 244,841 現金及び預金 3,621,845 リース債務 94,106 前払費用 156,652 未払金 18,745

<4D F736F F D2081A F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE8B7982D1958D91AE96BE8DD78F F

【問】適格現物分配に係る会計処理と税務処理の相違

2. 中小企業のための主な優遇制度 注 : 各項目に付記している番号は 関連する参考資料です 番号に対応する資料名などは 5~6 ページに掲載していますのでご参照ください [1] 中小法人等 に適用される主な優遇制度 紙面の都合により ここでは制度の種類と それに関連する参考資料の番号を紹介していま

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

国民健康保険料の減額・減免等

ことも認められています 施行日前 ( 平成 26 年 3 月 31 日以前 ) にリース契約を締結し リース資産の引渡しを行ったリース取引についてこの特例により賃貸借処理を行っている場合には 旧税率の 5% が適用されます 3. 資産の貸付け に関する経過措置指定日の前日 ( 平成 25 年 9 月

【表紙】

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第28期貸借対照表

議案用 12P

別表五(一) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

<TAC> 無断複写 複製を禁じます ( 税 18) 相上 (8)C10-1 相続税法 上級 演習 8 テキスト 2 第 8 回 - 解答 点 - 第一問 問 1 持分の定めのない法人に対し財産の贈与又は遺贈があった場合において 税負担の不当減少を防 止

Transcription:

災害に関する主な税務上の取扱いについて ( 法人税関係 ) 1 災害により滅失 損壊した資産等法人の有する商品 店舗 事務所等の資産が災害により被害を受けた場合にその被災に伴い次のような損失又は費用が生じたときには その損失又は費用の額は損金の額に算入されます 1 商品や原材料等の棚卸資産 店舗や事務所等の固定資産などの資産が災害により滅失又は損壊した場合の損失の額 2 損壊した資産の取壊し又は除去のための費用の額 3 土砂その他の障害物の除去のための費用の額 各事業年度の所得金額の計算法第二十二条内国法人の各事業年度の所得の金額は 当該事業年度の益金の額から当該事業年度の損金の額を控除した金額とする 2 内国法人の各事業年度の所得の金額の計算上当該事業年度の益金の額に算入すべき金額は 別段の定めがあるものを除き 資産の販売 有償又は無償による資産の譲渡又は役務の提供 無償による資産の譲受けその他の取引で資本等取引以外のものに係る当該事業年度の収益の額とする 3 内国法人の各事業年度の所得の金額の計算上当該事業年度の損金の額に算入すべき金額は 別段の定めがあるものを除き 次に掲げる額とする 一当該事業年度の収益に係る売上原価 完成工事原価その他これらに準ずる原価の額二前号に掲げるもののほか 当該事業年度の販売費 一般管理費その他の費用 ( 償却費以外の費用で当該事業年度終了の日までに債務の確定しないものを除く ) の額三当該事業年度の損失の額で資本等取引以外の取引に係るもの 4 第二項に規定する当該事業年度の収益の額及び前項各号に掲げる額は 一般に公正妥当と認められる会計処理の基準に従って計算されるものとする 5 第二項又は第三項に規定する資本等取引とは 法人の資本金等の額の増加又は減少を生ずる取引並びに法人が行う利益又は剰余金の分配 ( 資産の流動化に関する法律第百十五条第一項 ( 中間配当 ) に規定する金銭の分配を含む ) 及び残余財産の分配又は引渡しをいう 2 復旧のために支出する費用法人が 災害により被害を受けた固定資産 ( 以下 被災資産 といいます ) について支出する次のような費用に係る資本的支出と修繕費の区分については 次のとおりとなります 1. 被災資産についてその原状を回復するための費用は 修繕費となります 2. 被災資産の被災前の効用を維持するために行う補強工事 排水又は土砂崩れの防止等のために支出する費用について 修繕費とする経理をしているときは この処理が認められます 3. 被災資産について支出する費用 (1. 又は 2. に該当するものを除きます ) の額のうち 資本的支出か修繕費か明らかでないものがある場合 その金額の 30% 相当額を修繕費とし 残額を資本的支出とする経理をしているときは この処理が認められます ( 注 ) 法人が災害により被害を受けた製造設備に対して支出する修繕費用等について 企業会計上 適正な原価計算に基づいて原価外処理 ( 費用処理 ) をしているときは 税務上もこの処理が認められます 1

( 災害の場合の資本的支出と修繕費の区分の特例 ) 基通 7-8-6 災害により被害を受けた固定資産 ( 当該被害に基づき法第 33 条第 2 項 資産の評価損の損金算入 の規定による評価損を計上したものを除く 以下 7-8-6 において 被災資産 という ) について支出した次に掲げる費用に係る資本的支出と修繕費の区分については 7-8-1 から 7-8 -5 までの取扱いにかかわらず それぞれ次による ( 昭 55 年直法 2-8 二十六 平 7 年課法 2-7 五 により改正) ⑴ 被災資産につきその原状を回復するために支出した費用は 修繕費に該当する ⑵ 被災資産の被災前の効用を維持するために行う補強工事 排水又は土砂崩れの防止等のために支出した費用について 法人が 修繕費とする経理をしているときは これを認める ⑶ 被災資産について支出した費用 ( 上記 (1) 又は (2) に該当する費用を除く ) の額のうちに資本的支出であるか修繕費であるかが明らかでないものがある場合において 法人が その金額の 30% 相当額を修繕費とし 残額を資本的支出とする経理をしているときは これを認める ( 注 ) 1 法人が 被災資産の復旧に代えて資産の取得をし 又は特別の施設 ( 被災資産の被災前の効用を維持するためのものを除く ) を設置する場合の当該資産又は特別の施設は新たな資産の取得に該当し その取得のために支出した金額は これらの資産の取得価額に含めることに留意する 2 上記の固定資産に係る災害の場合の資本的支出と修繕費の区分の特例は 令第 114 条 固定資産に準ずる繰延資産 に規定する繰延資産に係る他の者の有する固定資産につき 災害により損壊等の被害があった場合について準用する 3 従業員等に支給する災害見舞金品法人が 災害により被害を受けた従業員等又はその親族等に対して一定の基準に従って支給する災害見舞金品は 福利厚生費として損金の額に算入されます また 法人が 自己の従業員等と同等の事情にある専属下請先の従業員等又はその親族等に対して一定の基準に従って支給する災害見舞金品についても 同様に損金の額に算入されます なお 事業を営む個人においても同様に取り扱われます 措通 61 の 4(1)-10 社内の行事に際して支出される金額等で次のようなものは交際費等に含まれないものとする ( 昭 52 年直法 2-33 35 昭 54 年直法 2-31 十九 平 6 年課法 2-5 三十一 平 19 年課法 2-3 三十七 により改正) ⑴ 創立記念日 国民祝日 新社屋落成式等に際し従業員等におおむね一律に社内において供与される通常の飲食に要する費用 ⑵ 従業員等 ( 従業員等であった者を含む ) 又はその親族等の慶弔 禍福に際し一定の基準に従って支給される金品に要する費用 4 災害見舞金に充てるために同業団体等へ拠出する分担金等法人が 所属する同業団体等の構成員の有する事業用資産について災害により損失が生じた場合に その損失の補てんを目的とする構成員相互の扶助等に係る規約等に基づき合理的な基準に従って 同業団体等から賦課され 拠出する分担金等は その支出する事業年度の損金の額に算入されます ( 災害見舞金に充てるために同業団体等へ拠出する分担金等 ) 基通 9-7-15 の4 法人が その所属する協会 連盟その他の同業団体等 ( 以下 9-7-15 の 4 において 同業団体等 という ) の構成員の有する事業用資産について災害により損失が生じた場合に その損失のほてんを目的とする構成員相互の扶助等に係る規約等 ( 災害の発生を機に新たに定めた 2

ものを含む ) に基づき合理的な基準に従って当該災害発生後に当該同業団体等から賦課され 拠出した分担金等は 9-7-15 の 3 の取扱いにかかわらず その支出した日の属する事業年度の損金の額に算入する ( 平 7 年課法 2-7 七 により追加 平 23 年課法 2-17 二十一 により改正) 5 取引先に対する災害見舞金等法人が 被災前の取引関係の維持 回復を目的として 取引先の復旧過程においてその取引先に対して行った災害見舞金の支出 事業用資産の供与等のために要した費用は 交際費等に該当しないものとして損金の額に算入されます ( 取引先に対する災害見舞金等 ) 措通 61 の4⑴-10 の 3 法人が 被災前の取引関係の維持 回復を目的として災害発生後相当の期間内にその取引先に対して行った災害見舞金の支出又は事業用資産の供与若しくは役務の提供のために要した費用は 交際費等に該当しないものとする ( 平 7 年課法 2-7 二十八 により追加 平 10 年課法 2-7 四 平 19 年課法 2-3 三十七 平 23 年課法 2-17 三十 により改正) ( 注 ) 1 自社の製品等を取り扱う小売業者等に対して災害により滅失又は損壊した商品と同種の商品を交換又は無償で補填した場合も 同様とする 2 事業用資産には 当該法人が製造した製品及び他の者から購入した物品で 当該取引先の事業の用に供されるもののほか 当該取引先の福利厚生の一環として被災した従業員等に供与されるものを含むものとする 3 取引先は その受領した災害見舞金及び事業用資産の価額に相当する金額を益金の額に算入することに留意する ただし 受領後直ちに福利厚生の一環として被災した従業員等に供与する物品並びに令第 133 条に規定する使用可能期間が 1 年未満であるもの及び取得価額が 10 万円未満のものについては この限りでない 6 取引先に対する売掛金等の免除等法人が 災害を受けた取引先の復旧過程において 復旧支援を目的として売掛金 貸付金等の債権を免除する場合には その免除することによる損失は寄附金又は交際費等以外の費用として損金の額に算入されます また 既契約のリース料 貸付利息 割賦代金の減免を行う場合及び災害発生後の取引につき従前の取引条件を変更する場合も 同様に取り扱われます ( 災害の場合の取引先に対する売掛債権の免除等 ) 基通 9-4-6 の 2 法人が 災害を受けた得意先等の取引先 ( 以下 9-4-6 の 3 までにおいて 取引先 という ) に対してその復旧を支援することを目的として災害発生後相当の期間 ( 災害を受けた取引先が通常の営業活動を再開するための復旧過程にある期間をいう 以下 9-4-6 の 3 において同じ ) 内に売掛金 未収請負金 貸付金その他これらに準ずる債権の全部又は一部を免除した場合には その免除したことによる損失の額は 寄附金の額に該当しないものとする 既に契約で定められたリース料 貸付利息 割賦販売に係る賦払金等で災害発生後に授受するものの全部又は一部の免除を行うなど契約で定められた従前の取引条件を変更する場合及び災害発生後に新たに行う取引につき従前の取引条件を変更する場合も 同様とする ( 平 7 年課法 2-7 六 により追加 ) 3

( 注 ) 得意先等の取引先 には 得意先 仕入先 下請工場 特約店 代理店等のほか 商社等を通じた取引であっても価格交渉等を直接行っている場合の商品納入先など 実質的な取引関係にあると認められる者が含まれる ( 災害の場合の取引先に対する売掛債権の免除等 ) 措通 61 の 4⑴-10 の 2 法人が 災害を受けた得意先等の取引先 ( 以下 61 の 4(1)-10 の 3 までにおいて 取引先 という ) に対してその復旧を支援することを目的として災害発生後相当の期間 ( 災害を受けた取引先が通常の営業活動を再開するための復旧過程にある期間をいう 以下 61 の 4(1)-10 の 3 において同じ ) 内に売掛金 未収請負金 貸付金その他これらに準ずる債権の全部又は一部を免除した場合には その免除したことによる損失は 交際費等に該当しないものとする 既に契約で定められたリース料 貸付利息 割賦販売に係る賦払金等で災害発生後に授受するものの全部又は一部の免除を行うなど契約で定められた従前の取引条件を変更する場合及び災害発生後に新たに行う取引につき従前の取引条件を変更する場合も 同様とする ( 平 7 年課法 2-7 二十八 により追加 ) ( 注 ) 得意先等の取引先 には 得意先 仕入先 下請工場 特約店 代理店等のほか 商社等を通じた取引であっても価格交渉等を直接行っている場合の商品納入先など 実質的な取引関係にあると認められる者が含まれる 7 取引先に対する低利又は無利息による融資法人が 災害を受けた取引先の復旧過程において 復旧支援を目的として低利又は無利息による融資を行った場合における通常収受すべき利息と実際に収受している利息との差額は 寄附金に該当しないものとされます ( 災害の場合の取引先に対する低利又は無利息による融資 ) 基通 9-4-6 の 3 法人が 災害を受けた取引先に対して低利又は無利息による融資をした場合において 当該融資が取引先の復旧を支援することを目的として災害発生後相当の期間内に行われたものであるときは 当該融資は正常な取引条件に従って行われたものとする ( 平 7 年課法 2-7 六 により追加 ) 8 自社製品等の被災者に対する提供法人が 不特定又は多数の被災者を救援するために緊急に行う自社製品等の提供に要する費用は 寄附金又は交際費等に該当しないもの ( 広告宣伝費に準ずるもの ) として損金の額に算入されます ( 自社製品等の被災者に対する提供 ) 基通 9-4-6 の 4 法人が不特定又は多数の被災者を救援するために緊急に行う自社製品等の提供に要する費用の額は 寄附金の額に該当しないものとする ( 平 7 年課法 2-7 六 により追加) 自社製品等の被災者に対する提供措通 61 の 4⑴-10 の 4 法人が不特定又は多数の被災者を救援するために緊急に行う自社製品等の提供に要する費用は 交際費等に該当しないものとする ( 平 7 年課法 2-7 二十八 により追加) 9 災害による損失金の繰越し法人の各事業年度開始の日前 7 年以内に開始した事業年度において生じた欠損金額のうち 棚卸資産 固定資産等について災害により生じた損失に係るもの ( 災害損失欠損金額 ) がある場合には その事業年度が青色申告書を提出しなかった事業年度であっても その災害損失欠損金額に相当する金額は その各事業年度において損金の額に算入されます 4

( 青色申告書を提出しなかつた事業年度の災害による損失金の繰越し ) 第五十八条確定申告書を提出する内国法人の各事業年度開始の日前七年以内に開始した事業年度において生じた欠損金額 ( 第五十七条第一項 ( 青色申告書を提出した事業年度の欠損金の繰越し ) 又は第八十条 ( 欠損金の繰戻しによる還付 ) の規定の適用があるものを除く ) のうち 棚卸資産 固定資産又は政令で定める繰延資産について震災 風水害 火災その他政令で定める災害により生じた損失に係るもので政令で定めるもの ( 以下この条において 災害損失欠損金額 という ) があるときは 当該災害損失欠損金額に相当する金額は 当該各事業年度の所得の金額の計算上 損金の額に算入する ただし 当該災害損失欠損金額に相当する金額が当該災害損失欠損金額につき本文の規定を適用せず かつ 第六十二条の五第五項 ( 現物分配による資産の譲渡 ) の規定を適用しないものとして計算した場合における当該各事業年度の所得の金額 ( 当該災害損失欠損金額の生じた事業年度前の事業年度において生じた欠損金額に相当する金額で本文又は第五十七条第一項の規定により当該各事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入されるものがある場合には 当該損金の額に算入される金額を控除した金額 ) を超える場合は その超える部分の金額については この限りでない 5

災害を受けたときの納税の猶予 1 災害により相当な損失を受けた場合の納税の猶予この納税の猶予を受けられる方は 災害により全積極財産のおおむね 20% 以上の損失を受けた方です また 納税の猶予を受けられる国税は 次のようなもので その損失を受けた日以後 1 年以内に納付すべきものです 1. 災害がやんだ日以前に課税期間の満了した所得税又は法人税や災害がやんだ日以前に取得した財産に係る相続税又は贈与税で 納期限がその損失を受けた日以後に到来するもののうち 猶予申請の日以前に納付すべき税額の確定したもの 2. 災害がやんだ日の属する月の末日以前に支払われた給与等の源泉所得税等で法定納期限がまだ到来していないもの 3. 災害がやんだ日以前に課税期間が経過した消費税で 納期限が損失を受けた日以後に到来するもののうち 猶予申請の日以前に納付すべき税額の確定したもの 4. 予定納税に係る所得税並びに中間申告に係る法人税及び消費税 2 災害等を受けたことにより納付が困難な場合の納税の猶予災害その他やむを得ない理由に基づき 国税を一時に納付することができないと認められる場合には 税務署長に申請をすることにより 納税の猶予を受けることができます なお この納税の猶予を受けるためには 原則として猶予を受けようとする金額に相当する担保の提供が必要です ( 猶予金額が 100 万円以下 猶予期間が 3 月以内又は特別の事情がある場合は不要 ) また 納税の猶予を受けられる国税は 災害等により被害を受けたことに基づき 一時に納付することができないと認められる国税です 納税の猶予期間は 原則として 1 年以内の期間に限りますが 猶予期間内に納付ができないやむを得ない理由がある場合は 既に認められている猶予期間と合わせて 2 年を超えない期間内で 申請により猶予期間の延長を受けることができます よって 同一の災害を理由として 災害により相当な損失を受けた場合の納税の猶予と災害等を受けたことにより納付が困難な場合の納税の猶予及びその猶予期間の延長により 最長 3 年間の猶予を受けることができます 災害を受けたときの納税の猶予を受けるためには 必要事項を記載した 納税の猶予申請書 に 上記 1. の災害によって相当な損失を受けた場合の納税の猶予と異なり原則として猶予を受けようとする金額に相当する担保の提供が必要です なお この納税の猶予を受けるための申請書の提出期限はありませんが 速やかに申請をしてください ( 通法 11 46 46 の 2 通令 13 14 15 15 の 2 通基 46 46 の 2) 6