子ども 子育て支援に関するアンケート調査報告書 ( 概要版 ) 資料 5 調査の目的 就学前児及び小学生の教育 保育に関する現在の利用状況と利用希望を把握し 子ども 子育て支援法に基づく 5 年間 ( 平成 27~31 年度 ) を一期とする 子ども 子育て支援事業計画 の期間内における地域の実情に応じた計画策定を行うため アンケート調査を実施した このアンケート調査の結果については 今後の施策の検討に活用し 新たな計画策定に反映させていきます 調査の概要 (1) 調査対象者 1 就学前児の保護者 1,200 人 2 小学生の保護者 600 人 (2) 調査方法 就学前児の保護者及び小学生の保護者にそれぞれ異なる調査票を郵送により配布 回収 (3) 抽出方法 平成 25 年 10 月 15 日現在の福生市在住 0 歳 ~11 歳までのお子さんを住民基本台帳 から無作為に抽出 (4) 調査項目 1 就学前児の保護者 2 小学生の保護者 (5) 調査期間 設問 35 問 設問 24 問 調査票の発送平成 25 年 10 月 28 日 ( 月 ) 調査票の回収平成 25 年 10 月 29 日 ( 火 ) から平成 25 年 11 月 11 日 ( 月 ) (6) 回収結果 礼状兼督促を 1 回発送 1 就学前児の保護者 599 人 /1,200 人 ( 回収率 49.9) 2 小学生の保護者 337 人 / 600 人 ( 回収率 56.2) 全児童の保護者計 936 人 /1,800 人 ( 回収率 52.0) 参考 平成 21 年 5 月後期次世代育成支援行動計画策定に伴うニーズ調査結果 1 就学前児の保護者 566 人 /1,200 人 ( 回収率 47.2) 2 小学生の保護者 265 人 / 600 人 ( 回収率 44.2) 全児童の保護者計 831 人 /1,800 人 ( 回収率 46.2)
1 お子さんとご家族の状況について 子どもをみてもらえる親族 知人 0 歳 1 2 歳 3~5 歳ともに 緊急時もしくは用事の際には祖父母等の親族にみてもらえる が最も多く 60 を超えています 0 歳児は他の年齢に比べて 日常的に祖父母等の親族にみてもらえる が 37.1 となっています 少数ではあるものの すべての年代で いずれもいない が全体で 12.4 となっています 日常的に祖父母等の親族にみてもらえる 緊急時もしくは用事の際には祖父母等の親族にみてもらえる 日常的に子どもをみてもらえる友人 知人がいる 緊急時もしくは用事の際には子どもをみてもらえる友人 知人がいる いずれもいない 25.0 37.1 22.2 22.4 63.4 62.9 68.0 61.2 2.3 1.0 2.1 2.7 14.4 7.6 10.8 19.4 12.4 8.6 11.9 13.6 全体 (N= 599) 1.0 0 歳 (N= 105) 1 2 歳 (N= 194) 1.0 3 歳 ~5 歳 (N= 294) 母親と父親の就労状況 母親は 以前は就労していたが 現在は就労していない が 38.6 次いで パート アルバイト等で就労しており 産休 育休 介護休業中ではない が 25.3 となっています フルタイム ( 1 週 5 日程度 1 日 8 時間程度の就労 ) で就労しており 産休 育休 介護休業中ではない フルタイム ( 1 週 5 日程度 1 日 8 時間程度の就労 ) で就労しているが 産休 育休 介護休業中である パート アルバイト等 ( フルタイム 以外の就労 ) で就労しており 産休 育休 介護休業中ではない パート アルバイト等 ( フルタイム 以外の就労 ) で就労しているが 産休 育休 介護休業中である 22.9 6.0 0.2 25.3 1.1 2.3 91.7 フルタイムパート アルバイト 父親は フルタイムで就労しており 産休 育休 介護休業中ではない が 91.7 となっています 以前は就労していたが 現在は就労していない これまで就労したことがない 0.7 3.3 38.6 就労していない 6.3 母親 (N= 598) 父親 (N= 555) 1
2 平日の定期的な教育 保育事業の利用状況について 平日利用している教育 保育事業 幼稚園 10.2 3 41.7 幼稚園の預かり保育 5.5 8.5 認可保育所 6 70.9 52.3 90.5 認定こども園 3.4 4.8 5.5 2.1 全体 (N= 437) 0.2 主な施設 事業を抜粋しています 0 歳 (N= 21) 1 2 歳 (N= 127) 3 歳 ~5 歳 (N= 283) 幼稚園や保育所などの 定期的な教育 保育の事業 を利用している割合は全体で 73.0(437 件 /599 件 ) となっています その内訳はすべての年齢で 認可保育所 が高く 0 歳で 90.5 1 2 歳で 70.9 3 歳 ~5 歳で 52.3 となっています 平日利用したい教育 保育事業 現在 利用している 利用していないにかかわらず お子さんの平日の教育 保育の事業として 定期的に 利用したいと考える事業については すべての年齢で 認可保育所 と 幼稚園 の割合が高くなっています 平日利用している状況 ( 上段 ) と比較すると 0 歳 1 2 歳で 幼稚園 の割合が高くなっているとともに 幼稚園の預かり保育 への平日利用したいという希望の割合も高くなっています 認定こども園 の利用希望も利用状況 ( 上段 ) と比較すると高くなっています 幼稚園幼稚園の預かり保育認可保育所認定こども園小規模な保育施設家庭的保育事業所内保育施設自治体の認証 認定保育施設その他の認可外の保育施設居宅訪問型保育ファミリー サポート センターその他 45.6 41.9 44.8 47.6 23.4 15.2 23.7 26.2 5 6 56.2 48.6 15.2 16.2 19.1 12.6 6.0 10.5 7.2 3.7 3.7 4.8 4.1 3.1 3.5 5.2 2.4 4 5.7 4.6 3.1 2.2 1.0 3.1 2.0 2.5 1.9 2.6 2.7 9.2 7.6 12.4 7.5 2.5 2.9 2.1 全体 (N= 599) 2.7 0 歳 (N= 105) 3.5 1 2 歳 (N= 194) 4.6 2.7 3 歳 ~5 歳 (N= 294) 2
3 地域の子育て支援事業の利用状況について 地域子育て支援拠点事業の利用状況 地域子育て支援拠点事業 ( 親子が集まって過ごしたり 相談をしたり 情報提供を受けたりする場 ) を利用しているかについて 利用していない の割合が高くなっており 3~5 歳では 82.7 となっています 地域子育て支援拠点事業を利用している の割合は 1 2 歳で 33 となっています その他 福生市で実施している類似事業は 子ども家庭支援センター 保健センター 公民館などが該当します 地域子育て支援拠点事業 その他福生市で実施している類似の事業 利用していない 23.2 29.5 33.0 14.3 9.0 10.5 12.4 6.5 73.5 66.7 63.4 82.7 3.3 3.6 全体 (N= 599) 3.1 0 歳 (N= 105) 1 2 歳 (N= 194) 3 歳 ~5 歳 (N= 294) 地域子育て支援拠点 児童館の乳幼児対象事業や保育園で実施しているひろば事業 子育て相談事業です 地域子育て支援拠点事業の利用希望 地域子育て支援拠点事業について 新たに利用したり 利用日数を増やしたいとは思わない が全体で 54.9 となっています 利用していないが 今後利用したい が 0 歳で 47.6 と特に高くなっています 利用していないが 今後利用したい すでに利用しているが 今後利用日数を増やしたい 新たに利用したり 利用日数を増やしたいとは思わない 28.5 23.7 24.8 10.5 21.0 14.4 4.4 27.6 6.0 7.2 6.1 47.6 54.9 54.6 64.6 全体 (N= 599) 0 歳 (N= 105) 1 2 歳 (N= 194) 3 歳 ~5 歳 (N= 294) 3
4 一時預かり等の短時間サービスについて 病気やケガで通常の事業が利用できなかった 主な対処方法 あった なかった 23.9 11.6 17.9 4.4 1.4 5.3 4.6 43.5 51.9 71.8 87.1 76.8 父親が休んだ 母親が休んだ ( 同居者を含む ) 親族 知人に子どもをみてもらった 父親又は母親のうち就労していない方が子どもをみた 病児 病後児の保育を利用した 8.8 8.8 7.4 2.9 3.9 2.6 8.6 10.3 31.0 48.4 25.0 40.6 54.7 44.8 24.6 71.6 91.4 86.2 79.4 母親の就労状況 全体 (N= 436) フルタイム (N= 147) パート アルバイト (N= 151) 就労していない (N= 131) 母親の就労状況 全体 (N= 313) フルタイム (N= 128) パート アルバイト (N= 116) 就労していない (N= 68) 1 年間に お子さんが病気やケガで通常の事業が利用できなかったことが あった が全体で 71.8 となっています 対処方法として フルタイムとパート アルバイトで 母親が休んだ が全体で 71.6 と最も高くなっています また フルタイムでは 父親が休んだ が 48.4 と高くなっています 不定期の教育 保育事業や宿泊を伴う一時預かり等の利用 日中の定期的な保育や病気のため以外に 私用 親の通院 不定期の就労等の目的で不定期に利用している事業はあるかについて 利用していない が 8 と最も高くなっています N = 599 一時預かり 幼稚園の預かり保育 ほっとサービスやファミリー サポート センター 夜間養護等事業 : 乳幼児ショートステイやトワイライトステイ 0.8 10.2 ベビーシッター 1.2 その他 0.5 利用していない 8 4
5 小学校就学後の放課後の過ごさせ方について 就学前児童 (5 歳 ) の保護者の小学校にあがってからの希望 お子さん (5 歳 ) について 小学校にあがってからの放課後 ( 平日の小学校終了後 ) の時間をどのような場所で過ごさせたいかについて 低 中学年 (1~4 年生 ) では ふっさっ子の広場 が 57.8 習い事 が 49 学童クラブ が 48 の順になっています 高学年 (5 6 年生 ) では 習い事 が 72.5 と最も多く 次いで 自宅 が 62.7 となっています 自宅 祖父母宅や友人 知人宅 習い事 児童館 ふっさっ子の広場 学童クラブ ファミリー サポート センター その他 5.9 9.8 3.9 13.7 23.5 9.8 5.9 5.9 17.6 25.5 40.2 42.2 49.0 48.0 62.7 57.8 72.5 低 中学年 (N= 102) 高学年 (N= 102) 小学生の保護者の希望 お子さんについて 低 中学年 (1~4 年生 ) のうちは 放課後の時間をどのような場所で過ごさせたいかについて 習い事 が 60.8 自宅 が 56.7 と高くなっています 学童クラブが小学校 6 年生 ( 高学年 ) まで利用可能となった場合 放課後の時間をどのような場所で過ごさせたいかについて 自宅 習い事 ともに 61.4 と高くなっています 小学生調査 自宅 祖父母宅や友人 知人宅 習い事 児童館 ふっさっ子の広場 学童クラブ ファミリー サポート センター その他 56.7 61.4 19.0 19.9 60.8 61.4 10.4 11.3 31.8 47.4 30.6 24.0 0.4 0.9 24.3 26.7 低 中学年 (N= 268) 0.4 3.9 高学年 (N= 337) 学童クラブ 保護者が就労等により昼間家庭にいない場合などに 指導員の下 子どもの生活の場を提供するものです ふっさっ子の広場 放課後に小学校内の施設や校庭を利用し 安全な見守りの中で 子どもが安心して楽しくすごせる 学び 体験 交流 の場です 5
事が忙しかっ事に戻るのが難しそうだっ給 昇格などが遅れそうだっ偶者が育児休業制度を利用しの回答6 育児休業や短時間勤務制度など職場の両立支援制度について 育児休業の取得状況 育児休業の取得日数 働いていなかった 1.7 51.4 100 日以下 6.8 70.7 取得した ( 取得中である ) 6.8 29.5 101 日 ~200 日 2.4 15.3 取得していない 16.7 80.8 201 日 ~300 日 13.6 2.3 10.7 母親 (N= 599) 301 日 ~400 日 28.2 父親 (N= 599) 401 日 ~500 日 4.5 育児休業を取得した ( 取得中 ) が母親は 29.5 父親は 6.8 となっています 501 日 ~600 日 601 日以上 3.4 2.8 母親の取得日数では 301 日 ~400 日 が 28.2 となっております 25.4 26.8 母親 (N= 177) 父親 (N= 41) 取得していない理由件数職 場に育た仕児気があっ休業を取りにくい雰囲かっ産た仕休た(後に)仕事に早く復帰したた昇る保でき育た配所た収入減となり 経済的に苦しくな(園)などに預けることがえし(件なをる偶た職育就場を期か児取前な者得産どがに満雇っ休後 無育た用た産業の制職児さの休度 休なた暇を祖(利父業かめ産用母のっ育前す等制た育児6るの週度必親間要族が がにな産なみかて)有た配た子か後たそっ業規則に定めがなかったてや家事に専念するため退職できることを知らず 退職しを取得できることを知ら休業の取得要8週間)ったもら他無母親 100 13.0 7.0 5.0 8.0 11.0 7.0 5.0 36.0 24.0 9.0 3.0 2.0 23.0 3.0 父親 484 34.3 36.8 4.1 6.8 30.4 1.2 19.2 29.8 1.0 12.6 0.6 1.9 10.5 7.0 育児休業を取得していない方の理由は 母親で 子育てや家事に専念するため退職した が 36 と最も多く 次いで 職場に育児休業の制度がなかった が 24 となっています 父親では 仕事が忙しかった が 38.6 次いで 職場に育児休業を取りにくい雰囲気があった が 34.3 収入減となり 経済的に苦しくなる が 30.4 となっています 6
7 7 子育て全般について子育てで不安や負担と感じること件数子どもの健康に不安がある子どもの発育 発達に不安がある子どもの食事や栄養に不安がある子どもの教育に不安がある子どものしつけに不安がある子どもの友だちづきあいに不安がある配偶者の協力が少ない配偶者と子育ての意見が合わない子育てにかかる経済的な負担が大きい子育ての大変さを身近な人が理解してくれない配偶者以外に子育てを手伝ってくれる人がいない地域の子育て支援サービスの内容や利用 申込方法がよくわからない住宅が狭い不安や負担などは感じないその他就学前児童 599 14.9 13.4 21.9 28.4 46.1 2 13.9 6.2 38.4 4.3 12.0 7.2 17.5 6.7 8.2 3.7 小学生 337 9.5 14.2 16.0 40.9 31.8 32.6 12.8 6.2 45.4 2.1 5.0 5.3 15.7 8.6 5.6 5.6 子育てで必要な支援 対策件数地域における子育て支援の充実保育サービスの充実子育て支援のネットワークづくり地域における子どもの活動拠点の充実妊娠 出産に対する支援母親 乳児に対する安心感子どもの教育環境子育てしやすい住居 まちの環境面での充実仕事と家庭生活の両立子どもを対象にした犯罪 事故の軽減特別な支援を要する児童への支援その他就学前児童 599 23.5 29.0 6.3 11.7 9.2 8.5 22.9 25.2 25.9 21.9 3.5 2.2 26.2 小学生 337 24.0 8.6 5.9 17.8 5.0 3.3 36.2 24.9 25.5 35.0 7.7 4.7 16.9 子育てしやすいまちか そう思うある程度そう思うあまりそう思わないそう思わないわからない 17.5 46.4 15.5 6.0 12.4 2.2 12.8 50.4 15.1 8.0 12.2 子育てに関して 不安や負担などを感じることについては 就学前児調査では 子どものしつけに不安がある が 46.1 と最も高く 小学生調査では 子育てにかかる経済的な負担が大きい が 45.4 となっています 子育てをする中で どのような支援 対策が有効と感じているかについては 就学前児童調査では 保育サービスの充実 が 29 と最も高く 小学生調査では 子どもの教育環境 が 36.2 高くなっています 就学前児童 小学生調査 就学前児童 小学生調査 福生市は子育てしやすいまちだと思いますかについては そう思う と ある程度そう思う をあわせた 子育てしやすいまちだと思う が就学前調査では 63.9 小学生調査では 63.2 となっています 就学前児童 小学生調査 就学前児童 (N= 599) 小学生 (N= 337)