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F2. 年齢 65 歳以上 22.2% 50~54 歳 24.7% 60~64 歳 25.6% 55~59 歳 27.6% F3. 職業 無職 17.4% アルバイト パート 4.7% 1.5% 3.1% 会社 団体職員 ( 役員含む ) 28.4% 学生 0.0% 主婦 主夫 28.2% 公務員 3.2% 自営業 13.5% 2

F4. 世帯人員 5 人 8.9% 6 人以上 3.6% 1.0% 1 人 6.4% 4 人 22.5% 2 人 31.6% 3 人 26.0% F4. 世帯構成 自分たちの子 孫と同居 (3 世代同居 ) 3.0% 1.8% 0.7% 単身世帯 6.4% 自分たちの親 子と同居 (3 世代同居 ) 8.6% 夫婦のみ 26.7% 自分たちの子と同居 (2 世代同居 ) 46.1% 自分たちの親と同居 (2 世代同居 ) 6.8% 3

F5. 現在の年収総額 1500~2000 2.5% 1200~1500 5.0% 1000~1200 7.7% 750~1000 15.0% 2000 万円以上 1.4% 500~750 19.5% 収入はない 1.5% 2.4% 300 20.3% 300~500 24.6% F5.5 年後の予想年収総額 1500~2000 2.5% 1200~1500 5.0% 1000~1200 7.7% 750~1000 15.0% 2000 万円以上 1.4% 500~750 19.5% 収入はない 1.5% 2.4% 300 20.3% 300~500 24.6% 4

F6. 現在の金融資産総額 5000 万 ~1 億円未満 4.9% 3000~500 0 7.6% 1 億円以上 1.3% 5.0% 300 23.0% 1500~300 0 17.4% 300~500 11.2% 1000~150 0 13.1% 500~1000 16.4% F6.5 年後の予想金融資産総額 1 億円以上 1.5% 5000 万 ~1 億円未満 3.6% 8.0% 300 22.5% 3000~500 0 7.8% 1500~300 0 16.2% 300~500 12.7% 1000~150 0 11.8% 500~1000 15.8% 5

F7. 現在の負債総額 5000 万 ~1 億円未満 1.0% 3000~5000 2.3% 1500~3000 7.2% 1000~1500 5.2% 1 億円以上 0.9% 16.4% 300 54.1% 500~1000 6.8% 300~500 6.1% F7.5 年後の予想負債総額 1 億円以上 0.5% 5000 万 ~1 億円未満 0.9% 3000~500 0 1.1% 1500~300 0 4.4% 1000~150 0 3.5% 18.4% 300 60.4% 500~1000 6.0% 300~500 4.8% 6

2. 社会的活動への関心やお金の使い方 1) 社会的活動への関心の程度 ボランティア活動や NPO 活動などの社会的活動を経験したことのある人は全体の 22% にあたる 社会的活動に対して 関心がある どちらかといえば関心がある と答えた人は 61% である 社会的活動に 関心がある どちらかといえば関心がある と答えた人に対して聞いたところ 関心の高い分野は 保健 医療 福祉 (39%) 環境保全 (35%) まちづくり (31%) 等である 問 1. 社会的活動への活動経験 0.7% している 21.5% していない 77.8% 問 2. 社会的活動への関心 関心はない 2.1% どちらかといえば関心はない 8.5% 0.3% (N=1,494) 関心がある 22.3% どちらともいえない 28.3% どちらかといえば関心がある 38.4% 7

問 3. 関心がある社会的活動の分野 (3 つまで複数回答可 ) (N=906) (%) 0 10 20 30 40 50 保健 医療 福祉環境保全まちづくり地域の安全子どもの健やかな育成学術 文化 芸術 スポーツ災害救援社会教育国際交流 協力消費者保護人権擁護や平和推進情報化能力開発 雇用地域経済活性化科学技術の振興男女共同参画 13.6 10.2 10.0 7.5 5.5 5.1 4.3 3.0 2.0 22.4 18.4 39.3 35.2 31.2 27.5 27.4 2) 社会的活動への時間やお金の使い方 1 時間の使い方 仕事や家事以外の時間の使い方について聞いたところ 余暇も社会的活動もバランスをとって時間を使いたい という人が 45% で 最も多い 次いで 余暇を優先し 余裕があれば社会的活動に時間を使いたい という人が 33% であり 余暇の時間を犠牲にしても 社会的活動に時間を使いたい という人はほとんどいない 2お金の使い方 自分の自由に使うことのできるお金の使い方について聞いたところ 余暇でも社会的活動にでも 自分が納得する方に使いたい という人が 56% で 最も多い 次いで 余暇のお金をまず確保し 余裕があれば社会的活動の支援に使う という人が 35% である 8

問 4. 社会的活動に対する時間の使い方 ( 単数回答 ) (%) 0 10 20 30 40 50 余暇も社会的活動もバランスをとって時間を使いたい 45.3 余暇を優先し余裕があれば社会的活動に時間を使いたい 33.1 余暇を犠牲にしてまで社会的活動に時間を使いたくない 9.5 余暇の時間を犠牲にしても社会的活動に時間を使いたい 1.9 わからない 5.7 4.6 問 5. 社会的活動に対するお金の使い方 ( 単数回答 ) (%) 0 10 20 30 40 50 60 余暇でも社会的活動にでも自分が納得する方に使いたい 55.5 余暇のお金をまず確保し余裕があれば社会的活動に使う 34.5 自分のお金は余暇活動に使い社会的活動には使いたくない 7.0 余暇のお金は犠牲にしても社会的活動の支援に使いたい 0.5 2.3 0.2 9

3) 資産運用 投資についての考え方 1 資産の安全性についての考え方 今後の資産の保有 運用方法について聞いたところ 銀行への預金 にあてたい人が 74% と 最も多い 次いで 郵便局等への預貯金 という人が 58% であり 安全性の高い資産運用への意向が強いことが窺える ただし 株式 (23%) 投資信託 (15%) との回答も一定程度ある 資産運用の安全性や収益性について聞いた設問では 資産のすべてを安全資産にあてる という人が 52% と最も多い ただし 大部分は安全資産にし 余裕があればリスク資産にあてる (28%) 両方の資産を保有 運用するが 安全資産に多くをあてる (14%) との回答もある 問 6. 今後の資産の保有 運用方法 (3 つまで複数回答可 ) (%) 0 20 40 60 80 100 銀行への預金 ( 普通預貯金 定期預貯金を含む ) 郵便局等への預貯金 ( 普通預貯金 定期預貯金含む ) 生命保険 簡易保険 個人年金保険 42.3 58.1 73.8 株式 投資信託 公共債 ( 個人向け国債 地方債など ) 14.6 13.7 22.9 c 財形貯蓄 公共債以外の債券 ( 社債など ) 6.7 2.3 4.5 0.2 10

問 7. 資産運用 貯蓄の際の考え方 ( 単数回答 ) (%) 0 10 20 30 40 50 60 資産のすべてを安全資産にあてる 52.2 大部分は安全資産にし余裕があればリスク資産にあてる 27.6 両方の資産を保有 運用するが安全資産に多くをあてる 14.0 両方の資産を保有 運用するがリスク資産に多くあてる 資産の大部分をリスク資産で運用する 0.5 2.8 2.1 0.7 2 資産の使われ方についての考え方 預貯金や株式投資などの使われ方について聞いたところ どのような団体や事業に使われているか知りたい 人は 全体の 76% に上る ( そう思う どちらかといえばそう思う の合計 ) また 自らの資金の一部は 環境保全など社会的活動をする団体や事業のために使われる金融商品に当てたい という人は 全体の 43% である 一方 利子や配当が期待できれば どのように使われてもよい という人は全体の 14% にとどまっている 11

問 8. 資産の使われ方についての考え 0% 20% 40% 60% 80% 100% どのような団体や事業に使われているか知りたい 50.2 26.1 12.6 4.44.32.4 社会活動に使われる金融商品にあてたい 13.1 29.7 34.5 9.0 10.0 3.8 社会活動に使われるなら利子等は犠牲になってよい 10.1 21.9 32.0 16.1 16.6 3.4 利子や配当が期待できればどの様に使われてもよい 5.2 8.8 24.9 19.0 38.6 3.6 そう思うどちらともいえないそう思わない どちらかといえばそう思うどちらかといえばそう思わない 12

3. 社会的責任投資に関連する商品への関心 考え方 1) 認知度 いずれの商品も投資経験 購入経験がある人は 3% に満たず 50 代 60 代にはあまり普及していないことが分かる ( 投資 購入経験の有無は別として ) 商品の内容をよく知っている 聞いたことはある と回答した割合は ミニ公募債が最も高く (55%) 次いで SRI ファンド エコファンドが多い (42%) これらと比べ市民金融 市民ファンドへの認知度はやや低い (34%) 問 9. 社会的責任投資に関連する商品への認知度 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% SRI( 社会的責任投資 ) ファンド エコファンド1.5 6.2 34.0 56.5 1.8 市民金融 市民ファンド 0.4 5.3 28.2 63.6 2.5 ミニ公募債 ( 地方債 ) 2.6 11.1 41.0 42.7 2.5 公益信託 0.7 5.6 27.8 63.1 2.7 商品内容もよく知っており投資経験 購入経験がある商品内容もよく知っているが投資経験や購入経験はない聞いたことはある知らない 13

2)SRI ファンド エコファンド 1 関心の程度 SRI ファンド エコファンドについて 関心がある という人は 28% である 問 10.SRI ファンド エコファンドへの関心 6.4% 関心がある 27.9% 関心はない 65.7% 2 投資条件 どのような条件が整えば SRI ファンドに投資してもよいと考えるかについて聞いたところ どのような条件が整っても 特に投資したいとは思わない との回答が多い (38%) どのような銘柄を組み込んでいるかなど 運用の方針や運用内容がはっきりわかる (26%) 販売窓口や投資アドバイザーなどからファンドの特徴や投資についての相談や助言が受けられる (20%) との回答もあり 銘柄内容やファンドの特徴等に関する情報提供が行われれば投資を行うという人も少なくないことが分かる 14

問 11.SRI ファンド エコファンドへ投資する条件 (2 つまで複数回答可 ) (%) 0 10 20 30 40 50 どの様な銘柄を組み込んでいるか等運用方針等がわかる販売窓口やアドバイザーから相談や助言が受けられるファンドの知名度や認知度が高く安心して購入できる購入場所や購入方法が明らかで気軽に購入を検討できる様々なファンドがあり自分の意向にあうものを選べるどのような条件が整っても特に投資したいとは思わない 25.8 20.4 17.3 16.1 12.3 37.8 3.7 4.6 3) 市民金融 市民ファンド 1 関心の程度 市民金融 市民ファンドについて 関心がある という人は 23% である 関心がある人に対してその理由を聞いたところ 投資をすることで自らの生活にもメリットがあるから (53%) 自分の資産を地域活動や社会活動に役立てたいから (43%) 等との回答が多い 関心がない人に対してその理由を聞いたところ 市民金融や市民ファンドについてよく知らないから (59%) との回答が突出して高い 金融機関と比べファンドの運営体制等に不安があるから (25%) との回答もある なお 元本を保証していないから という回答も少なくない (19%) 15

問 12. 市民金融 市民ファンドへの関心 (2 つまで複数回答可 ) 0.9% 関心がある 23.1% 関心はない 76.0% 問 13. 市民金融 市民ファンドに関心がある理由 (2 つまで複数回答可 ) (N=344) (%) 0 10 20 30 40 50 60 70 投資をすることで自らの生活にもメリットがあるから 52.9 自分の資産を地域活動や社会活動に役立てたいから 43.3 支援をしてみたい NPO などに融資するファンドだから 自分のお金の使われ方を具体的に知りたいから 30.2 27.3 資金的に余裕があり分散投資先のひとつに考えたいから 3.2 2.0 0.0 16

問 14. 市民金融 市民ファンドに関心がない理由 (2 つまで複数回答可 ) (N=1,134) (%) 0 10 20 30 40 50 60 70 市民金融や市民ファンドについてよく知らないから 58.6 金融機関と比べファンドの運営体制等に不安があるから 活動の資金を自分が出す必要があるとは思わないから 元本を保証していないから 自分が望んだ団体や事業に融資するとは思えないから 24.9 20.8 18.5 15.9 配当や利回りを優先していないから 2.0 6.5 1.0 2 出資規模 市民金融 市民ファンドへの出資可能額については 回答にばらつきがあるが 年間 5 千円まで (12%) 年間 1 万円まで (25%) という人も多い 問 15. 市民金融 市民ファンドへの出資してもよい金額 全く出資したくない 22.1% 1.7% 年間 5 千円まで 12.3% 年間 50 万円以上 1.5% 年間 50 万円まで 7.0% 年間 1 万円まで 25.4% 年間 10 万円まで 15.6% 年間 5 万円まで 14.4% 17

3 出資条件 どのような条件が整えば 市民金融 市民ファンドへ投資してもよいか 聞いたところ 元本が保証されるようなしくみ との回答が 36% と最も高い 市民金融や市民ファンドの運営体制や運営主体がしっかりしている (36%) 融資先 出資先がはっきりと公表されている (33%) との回答も多い 問 16. 市民金融 市民ファンドへの投資する条件 (3 つまで複数回答可 ) (%) 0 10 20 30 40 50 元本が保証されるようなしくみがある市民金融や市民ファンドの運営等がしっかりしている融資先 出資先がはっきりと公表されている自分が住む地域の活動に融資 出資され恩恵を受ける元本の払い戻しや引き出しが自由にできる 配当 利子がつく 18.0 21.5 36.1 35.7 32.7 29.7 自分の望む融資先 出資先が選定されている市民金融や市民ファンドについての情報が入手できる 13.0 11.8 1.7 どのような条件が整っても出資したいとは思わない 16.0 1.7 4) 金融機関の取り組み 商品 1 関心の程度 銀行や信用金庫など金融機関に預金するときに 預けたお金が地域経済の活性化や NPOへの融資に使われることについてどう考えるか聞いたところ そのように使われることは望ましいし 積極的にそうした預金に預けたい という人は 24% に上る そのように使われることはいいと思うが 積極的に預け入れることはしない という人は 60% である 18

問 17. 預金が地域経済活性化や NPO 融資等に使われることについて 自分が預けた資金がどのように運用されるか関心がない 12.1% 1.4% 2.3% そのように使われることは望ましいし積極的に預けたい 24.2% そのように使うのはいいが積極的に預け入れはしない 60.0% 2 金利 預けたお金が NPO 融資等に使われる場合 金利が通常の半分程度でもよい という人は 39% 金利はゼロでもよい という人は 9% に上る 問 18. 預金が NPO 助成等へ使われる場合の金利 5.0% 2.1% 金利はゼロでもよい 9.2% 通常の預金と金利水準が同じでなければ預金はしない 44.4% 金利が通常の半分程度でもよい 39.4% 19

3 金融機関を選ぶ条件 金融機関の公共性や社会的や役割を考えた場合に どのような金融機関を預金先として選びたいと思うか 聞いたところ 金融機関自身の情報開示や法令遵守を第一に考える人が 54% である 一方 地域の企業や NPO に対する融資に積極的であり 地域経済の活性化に寄与していること (16%) NPO やボランティア活動などへの寄付や支援などの社会貢献を行っていること (8%) との回答も多い 問 19. 預金先の金融機関を選ぶ条件 NPO 等への寄付や支援などの社会貢献を行っている 8.0% 2.7% 2.1% 地域企業への融資に積極的で経済活性化に寄与している 16.2% 融資先や融資基準が適切であること 16.7% 金融機関自身の情報開示や法律遵守が適切であること 54.3% 5) ミニ公募債 ミニ公募債について 関心がある という人は 41% であり SRI ファンドや市民ファンドよりも高い関心が寄せられている 関心がある人にその理由を聞いたところ 自分の住む地域の公共事業や公共サービスに使われるから という回答が突出して多い (59%) 次いで 元本割れの心配がないから 利回りが普通預金等と比べると少しでも高いから との回答がそれぞれ 17% である 20

問 20. ミニ公募債への関心 1.8% 関心がある 41.2% 関心はない 57.0% 問 21. ミニ公募債に関心がある理由 地元銀行などが販売窓口になっており購入しやすいから 5.5% 1.1% 0.0% (N=615) 利回りが普通預金等と比べると少しでも高いから 16.7% 元本割れの心配がないから 17.4% 自分の住む地域の公共事業や公共サービスに使われる 59.3% 6) 寄付 募金 1 関心の程度 募金や寄付への意向について聞いたところ 共感できる活動にはできるだけ寄付や募金をしている という人が 26% に上る 共感できる事には寄付等をしたいが あまりしたことがない という人も 51% 21

に上る 問 22. 募金 寄付への意向 寄付や募金には特に関心はなく したいとは思わない 17.6% 1.5% 4.3% 共感できる活動にはできるだけ寄付や募金をしている 25.8% 共感できる事には寄付等をしたいがあまりしたことがない 50.8% 2 寄付や募金をしない理由 募金 寄付をあまりしたことはない または したいと思わない と回答した人にその理由を聞いたところ 寄付したお金が本来の活動に使われるかどうかわからない 心配だから という回答が 60% を占めた なお お金の余裕がないから という理由も 44% を占める 22

問 23. 募金 寄付をしない理由 (2 つまでの複数回答 ) (N=1,019) (%) 0 10 20 30 40 50 60 70 寄付したお金が本来の活動に使われるかわからないから 60.4 寄付や募金に回せるようなお金の余裕がないから 43.7 寄付や募金をしようとしても団体や活動の情報がないため 26.1 寄付すべき団体や募金したいと思うような活動がない為団体や活動へのお金を自分が出す必要はないと思うから寄付や募金をしようとしても送金や決済が面倒だから 8.3 5.3 3.7 1.9 0.2 3 寄付や募金をしたいと思う制度 全員を対象に寄付や募金をしたいと思う制度について聞いたところ 団体や活動の情報が入手でき 団体を選ぶことができる との回答が 41% で最も高い の選択肢では突出して高いものはないが 第三者機関あるいは行政機関の認証 認定制度や 税の優遇措置等への関心が寄せられている 問 24. 募金 寄付をしたいと思う制度 (2 つまでの複数回答 ) (%) 0 10 20 30 40 50 団体や活動の情報が入手でき団体を選ぶことができる経営状況などの評価に関する情報が手軽に入手できる行政機関以外の第三者機関による保証 認定がある寄付した場合所得税控除等の税優遇措置が適用される安全確実でかつ簡便な送金決済のしくみが整っている寄付したい団体に行政機関による保証 認定がある 24.3 22.3 20.9 20.5 19.1 41.0 3.4 4.0 23

4 寄付 募金額 寄付 募金の規模については 年間 1 万円まで (41%) 年間 5 千円まで (33%) との回答が多い 問 25. 募金 寄付をしてもよい金額 年間 50 万円以上 0.0% 全く使いたくない 9.0% 2.2% 年間 50 万円まで 0.7% 年間 10 万円まで 4.0% 年間 5 千円まで 32.5% 年間 5 万円まで 10.8% 年間 1 万円まで 40.8% 24

4. 社会的責任投資への投資意向 1) 民が社会的活動を担うことについて 福祉活動や環境保全活動 まちづくり活動などの社会的活動を行う主体として N POや民間企業が役割を担うことについて聞いたところ 肯定的に考える人が半数を超え 望ましい という人が 22% どちらかといえば望ましい という人が 37% であった ただし 社会的活動を行うNPOや民間企業の事業活動の資金については 個人からの投資や出資 寄付などでもっとまかなわれるべき と考える人は 21% であり 国や地方自治体が税金をもとに助成すべきである と考える人が 47% を占める 問 26. 民が社会的活動を担うことについて 望ましくない 1.2% どちらかといえば望ましくない 4.6% 2.3% 望ましい 21.9% どちらともいえない 32.7% どちらかといえば望ましい 37.3% 25

問 27. 民の社会的事業活動資金について 1.6% 1.6% どちらともいえない 28.9% 活動資金は国や地方自治体が税金をもとに助成すべき 46.7% 活動資金は個人の投資などでもっとまかなわれるべき 21.2% 2) 社会的責任投資への投資意向 自らの資産を社会的責任投資に使うことについては 条件があえば自らの資産を社会的活動や団体への投資 出資に組込んでもよい という人が全体の 42% である 自らの資産を社会的活動や団体への投資 出資に組込むつもりはない という人も 48% に上る 資産を社会的活動や団体への投資 出資に組込みたい 条件があえば資産を投資 出資に組込んでもよい と回答した人に対して 投資 出資したい分野を聞いたところ 医療 保健 福祉 (51%) と 環境保全 (43%) への関心が特に強い 26

問 28. 社会的責任投資への投資意向 5.4% 3.6% 資産を社会的活動や団体への投資 出資に組込みたい 0.7% 条件があえば資産を投資 出資に組込んでもよい 41.9% 資産を社会的活動などへの投資等に組込むつもりはない 48.4% 問 29. 社会的責任投資をしてもよい分野 (3 つまでの複数回答 ) (%) 0 10 20 30 40 50 60 保健 医療 福祉環境保全災害救援地域の安全まちづくり子どもの健やかな育成学術 文化 芸術 スポーツ社会教育人権擁護や平和推進国際交流 協力消費者保護能力開発 雇用地域経済活性化情報化科学技術の振興男女共同参画 7.4 7.1 5.5 4.3 3.6 3.3 1.6 13.5 10.6 19.2 23.9 23.8 30.6 27.9 42.5 51.2 27