(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

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第1学年特別活動(学級活動)学習指導案

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

Microsoft Word - 保健指導案

国語科学習指導案様式(案)

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

表-1 18年度

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

解答類型

○数学科 2年 連立方程式

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Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

(3) 指導について指導に当たっては つかむ の段階で まず整理 整頓の必要性を実感させるために 実際に自分の机に入っている学習用具を整理 整頓させ どんなことを考えながら整理 整頓したのかを発表させる その上で ロッカーの中など範囲を広げて整理 整頓させていく 終わった後 自分の机の中や周囲を見渡

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

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第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

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庄原市立東小学校校内研修会 小学校第 5 学年体育科学習指導案 保健 ~ けがの防止 ~ 東小けが 0 プロジェクト!

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

Microsoft Word - 社会科

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

生徒の活動

(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

いろいろな衣装を知ろう

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3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

第4学年算数科学習指導案

第 6 学年 1 組 算数科指導案 平成 年 月 日 ( ) 指導者 在籍児童数 名 1 題材名場合を順序よく整理して 2 題材について本題材では, 具体的な事柄について, 起こり得る全ての場合を適切な観点から図や表などを用いて分類整理し, 落ちや重なりがないように調べることができるようにすることを

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

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Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

保健体育科学習指導案

だが 生命の重さ 尊さを感じさせ 互いの性を尊重する心や態度を育むことを目的とするため 受精 妊娠に重点を置き 指導したいと考えた 小学校高学年で射精 排卵 受精などの大まかな内容を学習しているが 思春期の体の変化を実際に感じ 悩み始める時期に 男女それぞれの性機能のしくみを深く理解させ 自己や異性

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

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4 研究との関わり (1) 確かな学びを生み出すノート作り研究内容 2-2 正しい手順で正確に計算させるために, 問題間に余白をとらせ, 筆算には補助数字を書かせる 本単元では, 既習の 2 位数の加減筆算の仕組みを用いて, 繰り上がりと繰り下がりが 2 回ある場合の加減の筆算の仕方を身に付けること

Microsoft Word - 3-1

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

画像, 映像などの気象情報や天気と1 日の気温の変化の仕方に興味 関心をもち, 自ら気象情報を収集して天気を予想したり天気の観測をしたりしようとしている 気象情報を活用して, 天気の変化を予想することができる 1 日の気温の変化の仕方を適切に測り, 記録することができる 天気の変化は気象情報を用いて

3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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20情報【授業】

からだのかかわりがたくさんあるということが理解できるのではないかと考えた また, 心とからだがどのような仕組みで繋がって影響があるのか理解しつつ,T2 の養護教諭には専門的な部分をより分かりやすく, 実例とともに説明していく また, このことを学ぶことで, 自分の心とからだをコントロールするというこ

4 研究主題との関連 自分を見つめ 友達の思いを大切にする子供の育成 道徳授業の充実を通して 研究主題に迫るために 4 年生では子供たちの目指すべき児童像を 自分の思いを見つめる子 友達の思いに気付く子とした また 目指すべき具体的な児童像を 資料の世界観に浸り 登場人物に自分を重ねながら登場人物の

第14章 キャリア教育

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

保健体育科学習指導案

第○学年 ○○科指導計画

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

第 3 学年体育科 ( 保健領域 ) 学習指導案 1 単元名 毎日の生活と健康 平成 28 年 12 月 5 日 ( 月 ) 5 校時 授業者教諭辻征人 (T1) 養護教諭岸本啓子 (T2) 2 単元の目標 健康な生活について関心をもち 学習活動に意欲的に取り組もうとしている ( 関心 意欲 態度

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た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

第 3 学年道徳学習指導案 1 主題名どうすることが正しいか 1-(3) 勇気 平成 27 年 9 月 11 日 ( 金 ) 第 3 学年 2 組 34 名 授業者久米亨 2 資料名 思いきって言ったらどうなるの? ( 出典 : 光文書院 ) 3 主題設定の理由 (1) ねらいとする価値について中学

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

きるか, 必要なものを取捨選択したり, 試したり見立てたり工夫したりしながら, 自分が選んだおもちゃや楽器をつくる できたおもちゃや楽器を交流し, 友達とアドバイスしあいながら, 改良したり, 遊び方を工夫したりして, よいものにしようとする おもちゃフェスティバルを開き実際に遊び, みんなが楽しく

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

Microsoft Word - t2gika1.doc

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

社会科学習指導案

Transcription:

第 4 学年 1 組体育科 ( 保健領域 ) 保健体育学習指導案 1 単元名 そだちゆく体とわたし 平成 28 月 6 月 13 日 ( 月 ) 第 5 校時 児童数 38 名 ( 男子 18 名女子 20 名 ) 指 導 者 野口 知大 設楽 幸子 場 所 4 年 1 組 教室 2 主題設定の理由 (1) 児童の実態について本学級の児童は元気で明るい児童が多い 休み時間はドッジボールや鬼ごっこ遊び など男女仲よく過ごす姿がよく見られる その一方で 4 学年になると体や気持ちの変化も現れ お互いを理解し合えないまま トラブルになることもある 思春期 について知らない児童が多いことも考慮し 正しい知識の理解に加え お互いに個人差があるということを理解し合うことが課題である 事前アンケート 5/31( 火 ) 実施 Q1. あなたは仲の良い友達がいますか? 実施人数 37 人 いる 37 人 (100%) いない 0 人 (0%) Q2. あなたは異性で仲のよい友達がいますか? いる 29 人 ( 約 78%) いない 8 人 ( 約 22%) Q3. あなたは異性の体について学習することは恥ずかしいですか? はずかしい どちらかと言えばはずかしい どちらかと言えばはずかしくない はずかしくない わからない 4 人 ( 約 12%) 14 人 ( 約 38%) 9 人 ( 約 24%) 9 人 ( 約 24%) 1 人 ( 約 2%) Q4. あなたは思春期という言葉を知っていますか? 知っている 3 人 (8%) 知らない 33 人 (89%) Q5. 知っている と答えた人はどんなことだと思いますか? 思春期は子供のころに発生します 体が大きくなるころ 身長がのびるとき使う言葉です 女の子が男の子に対して ドキドキするこうい 思春期というのは 体がどんどん変わるという意味でないでしょうか (2) 単元について体の発育 発達の一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解させるとともに 体をよりよく発育 発達させるための生活のしかたについて理解させることをねらいとする また この学習内容は中学校の保健体育科保健野 心身の機能の発達と心の健康 の学習へとつながる単元である

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが必要である また 自を大切にする気持ちを育てる観点から 自の体の変化や個人による発育の違いなどについて自のこととして実感し 肯定的に受け止めることが大切であることに気付かせるよう配慮していく必要がある 保健学習においては 1 基礎的 基本的な知識を正しく身につけること 2 今ある認識や身につけた知識を活かして思考を促すことの相互活動によって 学習内容に定着 実感の伴った理解 に結びつくと考える 3 研究主題との関わり本校は 研究主題を まごころつくしあい みんな仲よくたゆまず学び続ける児童の育成 として研究を進めている 本時は人権教育上のねらいを普遍的な課題 多様性の尊重 共生 におき 男女の体の違いや成長には個人差があることを理解し 男女がお互いに尊重しようとする態度を育てたい そのために研究主題にせまる方法として 3つの手立てを設定する 1 事前にプライベートゾーンの知識や扱い方について 児童の理解が深まるように事前の指導をする 2グループ活動を取り入れて お互いの認め合う場面や意見を尊重できる場面を設定していく 3 養護教諭とのTTを活用し 専門的な事柄や言葉を児童にわかりやすい表現で説明し 実践的な理解に繋げる 4 単元の目標 (1) 体の発育 発達について関心をもち 意欲的に学習に取り組むことができるようにする ( 関心 意欲 態度 ) (2) 体の発育 発達について 課題解決を目指して 知識を活用した学習活動により 実践的に考え判断し それらを表すことができるようにする ( 思考 判断 ) (3) 体の発育 発達 思春期の体の変化 より良く発育 発達させるための生活について 課題の解決に役立つ基礎的な事実を理解できるようにする ( 知識 理解 ) 5 指導と評価の計画 ( 全 4 時間 ) 本時は 印時間単元名学習内容評価 1 大 体は年齢に伴って発育 発達 身長 体重など 体は年齢に伴って変化するきし 変化すること ことがわかる ( 知 理 ) くわ 体の発育 発達の仕方や時期 体の発育 発達の仕方は 人によって違いがなたっには 個人差があること あることに気付くことができる ( 思 判 ) して 今の自の体の育ち方や これからの変化がきほかの人と違うなど 発育の違いの個人差をた肯定的に捉えようとしている ( 関 意 態 ) 2 思春期れにるあ変ら化わ 1 思春期には体つきに変化が起こり 男女の特徴があらわれること 思春期に現れる体の変化に興味を持って調べ 考えようとしている ( 関 意 態 ) 思春期に現れる男女の体つきの変化について理解し まとめている ( 思 判 ) 思春期には 体つきのほかにも変化が現れること それらには個人差があることがわかる ( 知 理 )

3 思春期にれあるらわ変化 2 4 よりよく活育つための生 思春期には初経 精通などが起こったり 異性への関心が芽生えたりすること 思春期の変化は 誰にでも起こる 大人の体に近づいているしるしであること 体がより良く育つためには 調和のとれた食事 適切な運動 十な運動 十な休養 睡眠が必要であること 体のはたらきの変化について 意欲的に理解しようとしている ( 関 意 態 ) 思春期に現れる体のはたらきの変化は 誰にでも起こる大人の体に近づいたしるしであることがわかる ( 知 理 ) 思春期に現れる体や心の変化 その個人差について 肯定的に受け止め 表現することができる ( 思 判 ) 体がより良く育つのに必要なものはどんなことか 既習事項を活かしながら 考えようとしている ( 関 意 態 ) 体がよりよく育つためには 調和のとれた食事 適度な運動 休養 睡眠が必要であることがわかる ( 知 理 ) 学習を生かして 栄養バランスがよくなる食事の組み合わせを考えることができる ( 思 判 ) 6 人権上のねらい ( 普遍的な課題 多様性の尊重 共生 ) 固定的な異性観の問題点に気づくとともに 男女が互いに尊重し合うことの大切さを理解する 7 人権上の視点 (1) 身体的な男女の違いに気づき 第二次性徴 ( 思春期 ) について理解する ( 技能 ) (2) 学校生活や家庭生活において お互いのよさを認め合い 尊重し合う ( 態度 ) 8 本時の目標思春期には体つきに変化が現れ 男女の特徴が現れることや変声 発毛などが起こることについて理解することができる 知識 理解 9 本時の展開 時間 導入 5 展開 1 15 活動内容 1 後姿シルエットクイズで学習課題をつかむ 2 学習のねらいを知る 指導上の留意点 ( 指導 評価 ) 人権教育上の配慮 男子がどちらかを考えさせ その理由を考えさせることを通して課題をつかませる 意見が出なければ 周りの友達と話し合わせる 身長や体重以外からの視点で考えさせる 大人に近づくと 体つきにどんな変化があるだろう 思春期 というキーワードをおさえる 男子はがっちりしてくる 女子は丸みを帯びてくることを確認し 学習課題を共有させる 思春期になると 体つきにどのような変化があるのか グループで考えさせる

展開 2 10 3 体つき発見ゲーム をする 恥ずかしさを軽減するために ゲーム性を持たせる 性器については簡単におさえるものとして 次時につなげる 4 全体で確認する 掲示資料を扱い 正しい知識を身につけさせる 目を逸らしたり恥ずかしがったり 反応に盛り上がったりするのではなく 正しいことを知るために真剣に話を聞くように声をかける 5 思春期に現れる体つきの変化について詳しく知る 養護教諭 (T2) により体の変化ついて 詳しく説明をする 掲示物をもとに 思春期の体つきの体の変化が男女によって差があることを理解する 思春期に現れる体の変化について理解することができる 思考 判断 個人差というキーワードをおさえる まとめ 5 6 学習のまとめをする 本時の課題に対するまとめをする ひとりひとり自の言葉でまとめさせる 10 板書計画 育ちゆく体とわたし めあて 思春期にあらわれる変化 大人に近づくと体つきにどんな変化があるだろうか シルエットクイズ 体つき発見ゲーム ふくの上からみえないところの変化について考えよう 男性 女性 1 年生 6 年生 大人

授業の写真