平成20年度版             遊佐町

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町・県民税は次のように計算されます

令和元年度遊佐町町民税 県民税のしおり ~ 完納で活気みなぎる町づくり ~ 町 県民税の申告と納税につきましては 日頃からご理解とご協力をいただきありがとうございます 令和元年度版 町民税 県民税のしおり を作成しましたので 参考にしていただければ幸いです 課税のしくみ町 県民税は前年中 ( 平成

Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)


Microsoft Word - 個人住民税について

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12


所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

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平成19年度市民税のしおり

所得控除 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除等 旧生命保険料控除 旧個人年金保険料控除 ( 実質損失額 - 総所得金額等の合計額 10%) 又は ( 災害関連支出の金額 -5 万円 ) のうち いずれか多い方の金額医療費の実質負担額 -(10 万円と総所得金額等の 5% のいずれか低い金額 ) 限

住民税 所得税の税率国から地方への税源移譲に伴い 平成 19 年度から住民税所得割の税率が 10% に統一され 所得税の税率が 4 段階から 7 段階の累進税率に改正されています 住民税については平成 19 年度分 ( 平成 19 年 6 月納付分 ) 所得税については平成 19 年分 ( 平成 1

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】

市 県民税 ( 住民税 ) 市民税は 県民税と合わせて住民税と呼ばれ 住民のみなさんがそれぞれの税の負担能力に応じて分担し合うという性格をもつ税金で 個人が負担する個人市民税と 会社などが負担する法人市民税があります 市民税には 均等の額によって納めていただく均等割と 個人の所得に応じて納めていただ

給与の所得金額の算出速算表 収入金額 給与所得の金額 0 ~ 650, ,000 ~ 1,618,999 収入金額 -650,000 1,619,000 ~ 1,619, ,000 1,620,000 ~ 1,621, ,000 1,622,000 ~ 1,6

妙高市 税に関するWEBページ

3 所得から差し引かれる金額に関する事項 及び 4 所得から差し引かれる金額 控除の種類内容 10 雑損控除 11 医療費控除 12 社会保険料控除 13 小規模企業共済 等掛金控除 14 生命保険料控除 15 地震保険料控除 16 寡婦 ( 夫 ) 控除 17 勤労学生控除 18 障害者控除 19

Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税

28年度市県民税のしおり.indd

< 所得控除の詳細 > 1 所得控除額計算一覧表 控除名 控除の詳細 控除額町県民税 控除額 参考 所得税 次の イ と ロ のい 次の イ と ロ のい ずれか多い方の金額 ずれか多い方の金額 災害や盗難等により 本人や本 イ ( 損害金額 - 保険 イ ( 損害金額 - 保険 雑損控除 人と同一

3 ページ 4 ページ 5 ページ 5 6 ページ 7 ページ 8 ページ 8 ページ 9 ページ 10 ページ 2

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

妙高市 税に関するWEBページ

PowerPoint プレゼンテーション

平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

特別障害者控除同居特別障害者寡婦控除特別寡婦控除寡夫控除 障害者控除に該当する場合のうち 障害の程度が身体障害者手帳 1 級または2 級の方や療育手帳 AまたはAの場合 また精神障害者手帳 1 級の場合等 納税者の配偶者その他の親族 ( 扶養親族や配偶者控除を受ける配偶者に限る ) が特別障害者でか

住民税について

Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

地震保険料 寡婦控除寡夫控除 あなたやあたなと生計を一にする配偶者その他の親族が所有している居住用家屋 生活用動産を保険や共済の目的とする契約で かつ 地震 噴火又は津波等を原因とする火災 損壊等による損害の額を補てんする保険金や共済金が支払われる地震保険 また平成 18 年末までに結んだ保険期間

以下の表のように計算されます 総 所 得 金 額 所得控除 課税総所得金額 退職所得金額 雑 損控除額 課税退職所得金額 山林所得金額 土地等に係る事業所得等の金額 土地建物等に係る譲渡所得金額 医療費 社会保険料 小規模企業共済等掛金 生命保険料 地震保険料 配偶者 配偶者特別 課税山林所得金額

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

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平成28年度 いばらき県税ガイドブック

平成19年度分から



平成16年度

平成16年度


MR通信H22年1月号

平成19年度税制改正.xls

あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が受け取る公的年金等から引き落とされている国民健康保険 料 後期高齢者医療保険料 介護保険料はあなたの控除の対象とはなりませんので御注意ください 5 生命保険料控除 地震保険料控除 について それぞれ該当する欄に昨年中に支払った金額を記入し 以下の計算方法に

計算してみましょう あなたの個人住民税はいくらになりますか? 高知市に住む T さんの場合 ( サラリーマン ) 家 族 妻 ( パートタイム労働者 収入 120 万円 : 所得 =120 万円 -65 万円 =55 万円 ) 子 人大学生 中学生 収 入 万円 社会保険料 万円 新生命保険料 万円

給与所得控除 給与収入の金額控除額 162 万 5,000 円以下 65 万円 162 万 5,000 円超 180 万円以下収入金額 40% 180 万円超 360 万円以下収入金額 30% + 18 万円 360 万円超 660 万円以下収入金額 20% + 54 万円 660 万円超 1,00

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

所得控除 所得控除とは個人の実情にあった税金を負担していただくために 所得金額から差し引くものです (1) 人的控除人的控除に該当するかどうかは 前年 12 月 31 日の現状によって判定されます ただし その判定の対象となる人が前年中にすでに死亡している場合には その死亡時の現状によって判定されま

スライド 1

税法実務コース 所得税 学習スケジュール 回数 学 習 テ ー マ 内 容 第 1 章 テーマ1 所得税の仕組みテーマ2 所得税額の計算テーマ3 非課税所得 所得税の仕組み 税額計算 所得税が課税されないものについて学習します テーマ1 各種所得金額の計算の概要テーマ2 利子所得テーマ3 配当所得

3. 収入から所得を計算する 1ページの所得割の説明にあるように 所得割の計算では前年の1 月 1 日から12 月 31 日までの年間収入に直接税率をかけるのではなく いったん所得に直す ( 必要経費を差し引く ) 作業をします 所得は10 種類に区分されており それぞれ所得金額の計算方法が異なりま

30年度市県民税のしおり.indd

平成24年度 市民税・県民税の申告の手引

受付印 平成 29 年度市民税 県民税申告書台帳番号 現住所 宛名番号個人番号 ( マイナンバー ) 明 大 昭 平 明 大 昭 平 明 大 昭 平 明 大 昭 平 明 大 昭 平 続柄 同居 住所 同居 同居 同居 2 別居 別居 別居 別居 専従者控除額 専従者控除額 専従者控除額 特別控除額

平成13年度 住民税のしおり

公的年金からの特別徴収制度の見直しについて ( 平成 28 年 10 月以降適用 ) 公的年金からの特別徴収制度の見直しが行われ 平成 28 年 10 月以降に実施 される特別徴収より 下記のとおり制度が改正されました 1 特別徴収税額の算定方法の見直し 年間の公的年金からの特別徴収税額の平準化を図

平成13年度 住民税のしおり

所得税の確定申告の手引き

給与所得控除 給与収入の金額 控 除 額 162 万 5,000 円以下 65 万円 162 万 5,000 円超 180 万円以下 収入金額 40% 180 万円超 360 万円以下 収入金額 30% + 18 万円 360 万円超 660 万円以下 収入金額 20% + 54 万円 660 万円

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

所得税算出の流れ Q&A 通信の所得税の流れを詳しく教えてください 改めて以下の図版を見てください は収入から引かれる金額です 引かれる金 額の算出の計算方法をこれから解説します 1 支払金額 ( 給料 賞与 ) 2 給与所得控除後の金額 A 給与所得 所得税算出の流れ B 課税所得 D 所得税 E

所得控除 所得控除は 納税者に配偶者や扶養親族があるかどうか 病気や災害などによる出資があるかどうかなどの個人的な事情を考慮して その納税者の実情に応じた税負担を求めるために所得金額から差し引くことになっているものです 種類 雑損控除 医療費控除 控除額次のいずれか多い金額 1( 損失の金額 - 保

税金読本(3-2)住民税(所得割)の計算方法と納税

1 個人の町民税 市町村は 日常生活に欠かすことのできない 道路 橋梁 公園の設備から 教育 福祉 消防 救急 ごみ処理にいたるさまざまな行政サービスを提供しており 必要な経費をできるだけ多くの住民の方々に税金として広く負担していただくものです 町民税は県民税とあわせて一般に住民税と言われており 個

市・府民税の課税のしくみ


PowerPoint プレゼンテーション

注意 Excel で追加可能なシート数を超えてデータを作成しようとするとエラーが発生し ます プレビュー実行時に以下のエラーメッセージが表示された場合は 出力条 件を絞り 複数回に分けて処理を実行してください メッセージ :Worksheet クラスの Copy メソッドが失敗しました 最大シート数

平成27年度 いばらき県税ガイドブック

スライド 1

住民税のしおり 税金には 大きく分けて国税 ( 国に納める税金 ) と地方税 ( 地方に納める税金 ) の 2 種類あります 地方税の中で その地域の行政にかかわる費用を住民に広く分担していただくため 所得に対して課税する市民税と県民税を合わせて 住民税 と呼んでいます このしおりでは 住民税の課税

市・府民税の課税のしくみ

FX取引に係る確定申告について

(千円未満切り捨て所得控除額総所得金額年税額 平成 31 年度市県民税の計算方法 ( 鳥取市 ) まず 計算の全体の流れを示すと 以下のようになります - = 課税標準額 ) 所得割の税率 6% 所得割の税率 4% 算出所得割額 調整税額控均等割 = 控除額除額額 算出調整税額控均等割

ワコープラネット/標準テンプレート

「公的年金からの特別徴収《Q&A


変更の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索 ([ ] ボタン ) を行い 対象の年末調整データを表示します 2. 年末調整の明細情報を変更します 3. 登録 (F2) ボタンを押下して 年末調整データを登録します 削除の場合 1. 年度 スタッフ NO 入力もしくは年末調整検索

雑 ( その他 ) 生命保険の個人年金 原稿料 講演料 シルバー人材センターからの配分金など 他のいずれにも該当しない所得です なお シルバー人材センターからの配分金は 家内労働者等の必要経費の特例が受けられます 総合課税の譲渡土地 建物等以外の資産 ( ゴルフ会員券 貴金属等 ) の譲渡から生じる

所得控除 ( 個人の市民税 町民税と同じです )( 法第 34 条 ) 項目控除額 雑損控除 次のいずれか多い金額 1( 損失額 - 保険等により補てんされた金額 )-( 総所得金額等 1/10 ) 2( 災害関連支出の金額 - 保険等により補てんされた金額 )-50,000 円保険等により補総所得

1 給与所得控除額を算出する計算式は給与収入金額によって異なります 今回は給与収入金額 3,600,000 円以上 6,599,999 円以下の場合の式を用いています 2 調整控除額は合計課税所得金額 2,000,000 円超と 2,000,000 円以下で算出方法が異なります 今回は 2,000,

H28 市・府民税のしくみ原稿(黒)

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第 11 表の 1 平成 25 年度個人の市町村民税の納税義務者等に関する調 所得割のみを納める者 納税義務者 ( 人 ) 所得割額 ( 千円 ) 給与所得者営業等所得者農業所得者その他の所得者給与所得者営業等所得者農業所得者その他の所得者 1 下 関 市

B 事例 1: 日本赤十字社と公益財団法人公益法人協会ともに 所得控除方式 を適用し ffff た場合に還付される税金について 前提 1 寄附先の名称等 ( 弊協会の他に 東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄附したものと仮定 ) 名称金額備考 日本赤十字社 ( 東日本大震災義援金 ) 30,0

3 特別徴収義務者の指定及び特別徴収税額の決定手続 5. 給与所得に係る特別徴収義務者の指定等 ( 法 3の4) 市町村は 特別徴収の方法によって個人の住民税を徴収しようとする場合には 当該年度の初日においてその納税義務者に対して給与の支払いをする者のうち 所得税の源泉徴収義務がある者を 当該市町村

市 県民税を計算してみましょう! 給与収入がある方の計算例 酒田太郎さん ( 会社員 ) は 妻の花子さん 長男の一郎くん (17 歳 ) 次男の二郎くん (14 歳 ) と暮らしています 太郎さんの平成 28 年中の収入は次のとおりです 平成 28 年分の源泉徴収票 給与所得金額の計算表 ( 源泉

2 税金から控除される額 市区町村や都道府県に対する寄附金は 特定寄附金 と呼ばれ 所得税や住民税を計算するときに 寄附金控除が適用され 税が軽減されます 所得税の控除 総所得金額等の 40% が限度 2,000 円 所得税率 住民税の控除基本控除 総所得金額等の 30% が限度 2

給与所得者の住民税は特別徴収されますが 退職で給与が支払われなくなった場合 給与からの天引きをすることができなくなります この場合 特別徴収ができなくなる残額について 普通徴収の方法で納付していただくことになります 例えば 10 月末に退職し10 月分まで給与から天引きした場合 11 月分から翌年

市・府民税の課税のしくみ

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

著作権について 本冊子は著作権法で保護されている著作物であり 本冊子の使用に関しては 以下の点にご注意くださ い 本冊子の著作権は 創企株式会社に属します 創企株式会社の許可なく 本冊子の全部又は一部をいかなる手段においても複製 転載 流用 転売 する事を禁じます 創企株式会社の許可なく 本冊子から

平成13年度 住民税のしおり

平成 30 年分給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( マル扶 ) の手引き 平成 29 年末に記載する際は 平成 30 年 1 月 1 日時点の情報を書きましょう 平成 30 年の年末調整にて再度記入する際は 平成 30 年 12 月 31 日時点の情報に書き換えます X A 9/19

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3 総合所得の種類と計算方法 ( 分離所得については市役所にお問い合わせください ) 所得の種類 事業 営農 業 等業 不 動 産 利配給雑 子当与公的年金等その他 ( 総合 ) 譲渡一時 概要農業 漁業 製造業 卸売業 小売業 サービス業その他の事業から生ずる所得建物や土地などの不動産 借地権など

所得金額 所得割の税額計算の基礎は所得金額です 所得金額は 一般に収入金額から必要経費を差し引いて算出されます なお 町県民税は前年中の所得を基準にして計算されますので 例えば 平成 29 年度の町県民税は 平成 28 年中 (1 月 12 月 ) の所得金額が基準となります 所得の種類と所得金額の

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

VBA PRO 給与計算 年末調整 システムの年末調整用データの入力 給与所得に対する源泉徴収簿の入力用ユーザーフォーム 年末調整用の所得税源泉徴収簿のフォームでデータを給与と賞与のデータを編集できます 給与明細書の源泉徴収簿フォーム 給与明細の計算 タブの 1 月 から 12 月 のボタンから給与

特別障害者一人につき 75 万円を所得から控除することができます 障害者控除は 扶養控除の適用がない16 歳未満の扶養親族を有する場合においても適用されます ⑶ 心身障害者扶養共済掛金の控除 P128 条例の規定により地方公共団体が実施するいわゆる心身障害者扶養共済制度による契約で一定の要件を備えて

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平成19年度 市民税・県民税申告の手引き   安城市

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平成 29 年度遊佐町町民税 県民税のしおり ~ 完納で活気みなぎる町づくり ~ 町 県民税の申告と納税につきましては 日頃からご理解とご協力をいただきありがとうございます 平成 29 年度版 町民税 県民税のしおり を作成しましたので 参考にしていただければ幸いです 課税のしくみ町 県民税は前年中 ( 平成 28 年 1 月 1 日 ~12 月 31 日 ) の収入から算定された所得をもとに計算され 住みよい地域社会をつくるための費用にあてられます 納める人 平成 29 年 1 月 1 日に町内に住所のある人で一定の所得のある人 均等割と所得割を納めます ( 平成 29 年 1 月 2 日以後に住所が変わった場合でも 1 月 1 日の住所地の市区町村に納めます ) 町内に個人事業用の事務所 事業所又は家屋敷を持っている人で 町内に住所のない人 均等割を納めます 納める方法 普通徴収 年 4 回 (6 月 8 月 11 月 翌年 1 月 ) に分けて納付書等により直接納付する方法 特別徴収 月々の給与 (6 月 ~ 翌年 5 月 ) や公的年金から差し引いて納付する方法 納める額 均等割 一定以上の所得のある人に均等に課税されます 町民税県民税均等割の税額 3,500 円 2,500 円 平成 26 年度 ~35 年度分の均等割は 東日本大震災の復興に関して地方公共団体が実施する防災事業に充てるため 町民税 県民税の年額に 500 円が加算されています 県民税均等割額 2,500 円のうち 1,000 円は やまがた緑環境税 として 森林を中心とした環境保全等の取組みの財源のために ご負担いただくものです 所得割 所得から所得控除を差し引いた残りの金額 ( 課税所得金額 ) に税率を適用して算出します 総合課税分町民税県民税所得割の税率 6 % 4 % 分離所得分 区 分 町民税 県民税 譲渡所得 ( 短期 : 一般 ) 5.4% 3.6% 譲渡所得 ( 長期 : 一般 ) 3 % 2 % 株式等の譲渡所得 3 % 2 % 先 物 取 引 3 % 2 % 分離所得 土地 建物等または株式等を売った場合の譲渡所得などは 他の所得と分けて所得割の額を計算します 町 県民税 = 所得割額 ( 課税所得金額 所得割税率 - 税額控除額 )+ 均等割額 町 県民税の非課税規定 次のような非課税規定があります 1 均等割 所得割どちらもかからない人 (1) 平成 29 年 1 月 1 日現在 生活保護法の規定による生活扶助を受けている人 (2) 本人が障害者 未成年者 ( 平成 9 年 1 月 3 日以後生まれ ) 及び寡婦又は寡夫に該当する人で 前年中の 合計所得金額が 125 万円 ( 給与の収入額では 2,043,999 円 ) 以下の人 (3) 前年中の合計所得金額が 29 万円以下の人 扶養者 ( 年少扶養含む ) がいる場合 合計所得金額が 29 万円 ( 扶養人数 +1)+ 加算額 17 万円以下の人 2 所得割だけがかからない人 ( 均等割のみ課税 ) (1) 所得控除 税額控除により所得割額か算出されない人 (2) 前年中の総所得金額等が 35 万円以下の人 扶養者 ( 年少扶養含む ) がいる場合 総所得金額等の合計額が 35 万円 ( 扶養人数 +1)+ 加算額 32 万円以下の人 扶養親族の人数 非課税になる所得金額 均等割のみ課税となる所得金額 0 人 29 万円以下 29 万円超 ~ 35 万円以下 1 人 75 万円以下 75 万円超 ~102 万円以下 2 人 104 万円以下 104 万円超 ~137 万円以下 3 人 133 万円以下 133 万円超 ~172 万円以下 1 合計所得金額 分離して課税される所得額も含み かつ純損失 雑損失の繰越控除前の所得金額の合計額 総所得金額 合計所得金額から 純損失 雑損失を繰越控除した後の金額

町 県民税の計算のしかた 遊佐太郎さん ( 会社員 ) は 妻の和子さん 長男の一郎くん (17 歳 ) 次男の次郎くん (14 歳 ) と暮らしています 太郎さんの平成 28 年中の収入は次のとおりです 年末調整後に確定申告しない場合は 源泉徴収票 に基づいて計算します 支払いを受ける者 住所又は居所 平成 28 年分給与所得の源泉徴収票 遊佐町遊佐字舞鶴 211 番地 2 受給者番号個人番号役職名 0123-456789 氏名 ( フリガナ ) ユザタロウ遊佐太郎 種別 支払金額 給与所得控除後の金額 所得控除の額の合計額 源泉徴収税額 内千円千円内千円内千円 給与 賞与 4 882 000 3 364 000 1 941 100 72 控除対象扶養親族の数 ( 配偶者を除く ) 障害者の数 非居住者で控除対象配偶者特別 16 歳未満扶ある親族の養親族の数配偶者老人控除の額特定老人その他特別その他数有従有千円人従人内人従人人従人人内人人人 〇 1 1 社会保険料控除等の金額 生命保険料の控除額 地震保険料の控除額 住宅借入金特別控除の額 内千円千円千円千円 ( 摘要 ) 生命保険料の金額の内訳 住宅借入金等特別控除の額の内訳 控除対象配偶者 控除 681 100 120 000 新生命保険料の金額 住宅借入金等特別控除適用数 500 円旧生命保険円介護医療保円新個人年金円旧個人年金円 120,000 40,000 100,000 料の金額険料の金額の金額の金額 居住開始年月日 (1 回目 ) 年月日住宅借入金等特別住宅借入金等年末円 控除区分 (1 回目 ) 住宅借入金等特 円居住開始年 年 月 日住宅借入金等特別 円 住宅借入金等年末 別控除可能額 月日 (2 回目 ) 控除区分 (2 回目 ) 残高 (2 回目 ) ( フリガナ ) ユサ カス コ円区配偶者の合国民年金保険 円旧長期損害 円 保険料の金氏名遊佐和子分計所得料等の金額額 1 ( フリガナ ) ユザイチロウ 1 ( フリガナ ) ユザジロウ区区 6 1 氏名遊佐一郎分氏名遊佐次郎分歳 1. 給与所得金額を計算します (4 ページの表 1 より ) 支払金額 から計算します 給与所得控除後の金額 と一致するはずです {(4,882,000 円 4) 4} 80%-540,000=3,364,000 1 1,000 円未満切捨て 2. 所得控除額を計算します (6 ページの表より ) 社会保険料控除 681,100 円生命保険料控除 70,000 円配偶者控除 ( 和子 ) 計 1,741,100 円 2 扶養控除 ( 一郎 ) 扶養控除 ( 次郎 ) 0 円基礎控除 ( 本人 ) ( 注 ) 源泉徴収票の 所得控除の額の合計額 とは一致しません 所得税と住民税ではそれぞれの控除の計算式や 扶養 1 人当たりの控除額が違うためです 3. 課税所得金額を計算します ( 給与所得金額 1- 所得控除額 2) 3,364,000 円 (1)-1,741,100 円 (2)=1,622,000 円 3(1,000 円未満切捨て ) 4. 所得割額を計算します ( 課税所得金額 3 税率 - 税額控除 ) A) はじめに 課税所得金額 3に税率 ( 町民税 6% 県民税 4%) をかけます 町民税 1,622,000 円 (3) 6%= 97,320 円 ア県民税 1,622,000 円 (3) 4%= 64,880 円 イ B) つぎに 調整控除額を計算します 所得税と住民税の人的控除額の差を合計します (4 ページの表 3 より ) 人的控除額の差の合計額 配偶者控除 ( 一般配偶者 ) 扶養控除 ( 一般扶養 ) 基礎控除 50,000 円 50,000 円 50,000 円 合計課税所得金額 3が 200 万円以下なので 人的控除額の差の合計額 4と合計課税所得金額 3のいずれか少ない額の 5%( 町民税 3% 県民税 2%) が調整控除額になります 1,622,900 円 3 > 150,000 円 4 4のほうが少ないので 150,000 円 5% になります 調整控除額町民税 150,000 円 (4) 3%=4,500 円 ウ計 7,500 円県民税 150,000 円 (4) 2%=3,000 円 エ C)Aで求めた額からBで求めた調整控除額を差し引きます 町民税所得割額 97,320 円 ( ア )-4,500 円 ( ウ )=92,820 円県民税所得割額 64,880 円 ( イ )-3,000 円 ( エ )=61,880 円 5. 年税額を計算します 町民税 所得割 92,820 円 + 均等割 3,500 円 =96,300 円 カ (100 円未満切捨て ) 県民税 所得割 61,880 円 + 均等割 2,500 円 =64,300 円 キ (100 円未満切捨て ) 年税額は 町民税カ + 県民税キ = 96,300 円 + 64,300 円 = 160,600 円となります 残高 (1 回目 ) * 所得控除額 * 所得税 と 町 県民税 では それぞれの控除の計算式や扶養 1 人当たりの控除額が異なります と町 県民税の所得控除額は 6 ページに掲載しています * 調整控除 * 平成 19 年の税源移譲に伴い生じる所得税と住民税の人的控除額の差による負担増を調整するために所得割額から減額されます 計算方法は 4 ページの表 3 をご覧ください 計 150,000 円 4 ( 注 ) 譲渡等の分離課税所得がある場合 計算式は異なります

** パート アルバイトの給与収入と町 県民税の関係 ** パートやアルバイトの収入は 給与所得に区分され 課税の対象になります 他の方の扶養親族であっても 所得額によって 町 県民税がかかります 給与以外の所得がなく 扶養親族等がない場合 パート アルバイトの給与収入と町 県民税の関係は下の 表のようになります 28 年中の収入 所得金額 町 県民税 94 万円以下 29 万円以下 かからない 94 万円超 100 万円以下 29 万円超 35 万円以下均等割がかかる場合がある / 所得割はかからない 100 万円超 35 万円超 均等割と所得割 ( ) がかかる場合がある ** 公的年金を受給されている方の町 県民税 *** 受給者の年齢が 65 歳以上か未満かによって次のようになります ( 他収入がある場合等は異なります ) 〇 65 歳以上の場合 ( 昭和 27 年 1 月 1 日以前に生まれた人 ) 年金収入が 149 万円まではかかりません 28 年中の収入 所得金額 町 県民税 149 万円以下 29 万円以下 かからない 149 万円超 155 万円以下 29 万円超 35 万円以下均等割がかかる場合がある / 所得割はかからない 155 万円超 35 万円超 均等割と所得割 ( ) がかかる場合がある 〇 65 歳未満の場合 ( 昭和 27 年 1 月 2 日以後に生まれた人 ) 年金収入が 99 万円まではかかりません 28 年中の収入 所得金額 町 県民税 99 万円以下 29 万円以下 かからない 99 万円超 105 万円以下 29 万円超 35 万円以下均等割がかかる場合がある / 所得割はかからない 105 万円超 35 万円超 均等割と所得割 ( ) がかかる場合がある ( ) 町県民税所得割は 所得金額が 35 万円超であっても 所得金額より町 県民税所得控除額が大きい 場合はかかりません ~ 寄附金税額控除について ~ 所得税の控除対象となる寄附金で 住民税の控除対象寄附金に該当する場合 町 県民税の所得割額から税額控除します 控除対象寄附金 都道府県 市区町村 ( 地方公共団体 ) に対する寄附金 ( ふるさと寄附金 ) 住所地の道府県共同募金会又は日本赤十字社の支部に対する寄附金 県または町の条例で指定された寄附金 税額控除の計算方法 (1) 基本控除 ( 寄附金額 または 総所得金額等 30% のいずれか少ない金額 -2,000 円 ) 10% ( 町民税 6% 県民税 4%) (2) 特例控除 ( ふるさと寄附金に限り 基本控除に加算 ) 都道府県 市区町村 ( 地方公共団体 ) に対して 2,000 円を超える寄附金について 町 県民税の所得割額 ( 調整控除後の所得割 ) の 20% を限度に (1) の基本控除額に特例控除額が加算されます ( 寄附金額 -2,000 円 ) { 90%-( 所得税の限界税率 ( ) 1.021)} 特例控除割合 ( 町民税 5 分の 3 県民税 5 分の 2) ( ) 所得税については 累進課税方式がとられており 課税対象所得を数段階に分けて その区分ごとに異なる税率が課されます 限界税率とは 寄附した方に適用される所得税率のうち 最大のものを指します ふるさと寄附金 ( ふるさと納税 ) 控除イメージ試算条件 給与収入 400 万円 所得税の限界税率 5% 町 県民税所得割 150,000 円の方が 地方公共団体に 2 万円の寄附をした場合 確定申告をすれば以下のように控除を受けることができます 適用下限額 2,000 円 所得税 所得控除による軽減 (20,000 円 -2,000 円 ) 5% 1.021=919 円 寄附金額 20,000 円 町 県民税 町 県民税 基本控除 特例控除 ( 所得割額の 2 割を限度 ) (20,000 円 -2,000 円 ) (20,000 円 -2,000 円 ) { 90% - (5 % 10%=1,800 円 1.021)}=15,281 円 控除額 18,000 円 ふるさと納税ワンストップ特例制度について確定申告の必要のない給与所得者等がふるさと納税を行った場合 ふるさと納税を行った自治体に申請書を提出することにより 確定申告を行わなくても寄附金控除を受けられるという制度です ただし 以下の方は ワンストップ適用を受けることができません 所得税等の確定申告書の提出をしなければならない方 所得税等の確定申告書又は住民税申告書を提出された方 申告特例申請書を提出した都道府県 市町村の数が 5 を超える方 申告特例申請書等に記載した市区町村と寄附した年の翌年の 1 月 1 日にお住まいの市町村が異なる方 3

表 1 給与所得金額の計算表 給与収入金額 650,999 円まで 651,000 円 ~1,618,999 円 1,619,000 円 ~1,619,999 円 1,620,000 円 ~1,621,999 円 1,622,000 円 ~1,623,999 円 1,624,000 円 ~1,627,999 円 1,628,000 円 ~1,799,999 円 1,800,000 円 ~3,599,999 円 3,600,000 円 ~6,599,999 円 6,600,000 円 ~9,999,999 円 10,000,000 円 ~11,999,999 円 12,000,000 円 ~ 収入金額 -2,300,000 円 ( 注 ) 印の欄の 収入金額 は 下記の算式により計算してください 合計課税所得金額が 200 万円以下の場合 合計課税所得金額が 200 万円超の場合 収入金額 4 1,000 円未満切り捨て 表 2 公的年金等の所得金額の計算表 昭和 27 年 1 月 2 日以後に生まれた人 (65 歳未満 ) 昭和 27 年 1 月 1 日以前に生まれた人 (65 歳以上 ) 区分 130 万円未満 410 万円以上 770 万円未満 410 万円以上 770 万円未満 770 万円以上 給与所得金額 972,000 円 974,000 円 収入金額 85%-78.5 万円 次の1 2のいずれか少ない金額の5% 1 人的控除額の差の合計額 2 合計課税所得金額 { 人的控除額の差の合計額 -( 合計課税所得金額 -200 万円 )} の5% この金額が2,500 円未満の場合は 2,500 円とします 普通障害者 27 万円 26 万円 1 万円 障害者控除 特別障害者 40 万円 30 万円 10 万円 同居特別障害者 75 万円 53 万円 22 万円 寡婦控除 一般寡婦 27 万円 26 万円 1 万円特別寡婦 35 万円 30 万円 5 万円 寡 夫 控除 27 万円 26 万円 1 万円 勤労学生控除 27 万円 26 万円 1 万円 配偶者控除 一般配偶者 38 万円 33 万円 5 万円老人配偶者 48 万円 38 万円 10 万円 配偶者特別控除 配偶者の合計所得金額 38 万円超 40 万円未満 38 万円 33 万円 5 万円配偶者の合計所得金額 40 万円超 45 万円未満 36 万円 33 万円 3 万円 一般扶養 38 万円 33 万円 5 万円 扶養控除 特定扶養 63 万円 45 万円 18 万円老人扶養 48 万円 38 万円 10 万円 同居老親等 58 万円 45 万円 13 万円 基 礎 控除 38 万円 33 万円 5 万円 控除の種類と説明は6ページをご覧ください 0 円 収入金額 -650,000 円 969,000 円 970,000 円 収入金額 60% 収入金額 70%- 180,000 円 収入金額 80%- 540,000 円 4 収入金額 90%-1,200,000 円 収入金額 95%-1,700,000 円 年齢区分公的年金等の収入金額公的年金等の所得金額 130 万円以上 410 万円未満 収入金額 -70 万円 ( マイナスの場合は 0 円 ) 収入金額 75%-37.5 万円 収入金額 85%-78.5 万円 770 万円以上収入金額 95%-155.5 万円 330 万円未満 表 3 調整控除の計算のしかた 収入金額 -120 万円 ( マイナスの場合は 0 円 ) 330 万円以上 410 万円未満収入金額 75%-37.5 万円 控除額 合計課税所得金額とは 所得控除後の課税総所得金額 課税退職所得金額及び課税山林所得金額の合計額で 課税長期譲渡所得金額等の分離課税に係る課税所得金額は含まれません 所得税と住民税の人的控除額の差 収入金額 95%-155.5 万円 所得控除区分所得税住民税差額 4 Q & A 収入がない場合の申告 Q 私は一人暮らしで 前年中の収入はありませんでした 収入がなくても申告をしなければならないのですか? A 町 県民税の申告は 国民健康保険税の申告書も兼ねており 収入のなかった方にもその旨を申告していただくようにお願いしています 申告をしていないと国民健康保険税の軽減が受けられなかったり 所得証明や課税証明が発行できなかったりするなど 各種の行政サービスを受けようとする場合に支障をきたすことがあります 年の途中で転入した場合の町 県民税 Q 私は今年の 4 月に A 市から遊佐町に転入したのですが 住民税はどのように納めるのですか? A 住民税は その年の 1 月 1 日に住民登録している市区町村に納めていただくことになりますので 今年度の住民税は A 市に納めることになります 遊佐町からは課税されません 死亡した父の町 県民税 Q 今年の 2 月に父が死亡しましたが その父の町 県民税の納税通知書が送られてきました 死亡しても税金がかかるのですか? A 町 県民税が課税されるかどうかは その年の 1 月 1 日の現況で判断することになっています 1 月 2 日以後に死亡した場合は町 県民税が課税され その納税義務は相続人に承継されますので 死亡された人の税金は その相続人から納税していただくことになります 会社を退職した後の町 県民税の納め方 Q 私は 9 月末に会社を退職します 今は毎月の給与から町 県民税が差し引かれていますが 退職後はどのように納めたらいいですか? A 給与所得者の場合 町 県民税は 6 月から翌年 5 月にかけて毎月の給料から差し引かれます 9 月末で退職すると 10 月から翌年 5 月までの分をご自分で納めていただくことになります また 最後に支給される給与から全額を一括で納付する方法もあります 一括納付される場合は お勤め先にお申し出ください

公的年金からの特別徴収 65 歳以上で公的年金を受給されている方の年金所得に係る町 県民税は 原則公的年金からの特別徴収 ( 差し引き ) となります 公的年金のほかに給与所得や事業所得などがある場合 それらの所得にかかる税額については 別途 納付書 口座振替または給与からの差し引きにより納めていたいだくことになります 対象となる方次の要件に全て該当する方が対象です (1) 平成 29 年 4 月 1 日現在 公的年金等を受給されている 65 歳以上の方 ( 昭和 27 年 4 月 2 日以前に生まれた方 ) (2) 年額 18 万円以上の老齢基礎年金 老齢年金 退職年金等を受給されている方 (3) 遊佐町での介護保険料が年金から差し引かれている方 ご本人の希望により納付方法を変更することはできません 対象となる税額 均等割 全額が年金から差し引かれます ただし 公的年金以外の所得にかかる税額を給与からの差し引きにより納付している方は 給与から差し引かれます 所得割 所得割のうち 公的年金所得にかかる税額のみが 年金から差し引かれます その他の所得にかかる税額については 別途 納付書 口座振替または給与からの差し引きにより納めていただきます 納付方法 特別徴収 1 年目の方 ( 平成 29 年度から新たに特別徴収の対象になる方 ) 年度の前半 (6 月 8 月 ) は普通徴収 ( 納付書または口座振替 ) により直接納付していただきますが 年度の後半以降 (10 月 ~) は 年金からの差し引きに切り替わります 徴収月 6 月 8 月 10 月 12 月 2 月 徴収方法普通徴収 ( 納付書または口座振替 ) 特別徴収 ( 年金から差し引き ) 徴収額年税額の 1/4 年税額の 1/4 年税額の 1/6 年税額の 1/6 年税額の 1/6 特別徴収 2 年目以降の方 ( 平成 28 年度から引き続き特別徴収される方 ) 年度の前半 (4 6 8 月 ) は 前年度の年税額の 2 分の 1 が年金から差し引かれます 年度の後半 (10 12 翌年 2 月 ) は 年税額から 年度の前半に徴収された額を引いた残りの額が差し引かれます 徴収月 4 月 6 月 8 月 10 月 12 月 2 月 徴収方法特別徴収 ( 仮徴収 ) 特別徴収 ( 本徴収 ) 徴収額 (28 年度の年税額の 1/2) 1/3 (28 年度の年税額の 1/2) 1/3 (28 年度の年税額の 1/2) 1/3 ( 平成 29 年度年税額 - 仮徴収額 ) 1/3 ( 平成 29 年度年税額 - 仮徴収額 ) 1/3 ( 平成 29 年度年税額 - 仮徴収額 ) 1/3 65 歳未満の公的年金受給者の方 給与からの特別徴収により納付されている場合 公的年金に係る町 県民税も原則給与からの特別徴収となります なお 公的年金に係る町 県民税を普通徴収で納付を希望する場合は 毎年の申告の際に 自分で納付旨の記載を忘れずにお願いします Q&A Q 今まで年金所得に対する町 県民税も 給与から引き落とし ( 特別徴収 ) されていましたが 平成 29 年 3 月で 65 歳になりました 年金特別徴収との関係で 平成 29 年度はどのような徴収方法になりますか? A 年金特別徴収の制度導入にともない 65 歳以上の方の年金に対する税額は給与所得から引き落とすこと ( 特別徴収 ) ができなくなりました そのため給与所得に対する町 県民税は給与から 年金所得に対する町 県民税は公的年金からそれぞれ引き落としされます ( 平成 29 年 3 月で 65 歳になられた方の場合は 10 月分の年金から年金特別徴収がはじまります ) なお 給与所得と年金所得以外の所得 ( 不動産所得 事業所得等 ) に対する税額は これまでどおり給与所得に対する町 県民税として合算して給与から引き落とし ( 特別徴収 ) することができます 5

町 県民税所得控除表 項 目 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除 地震保険料控除 障害者控除 寡婦控除 特別寡婦控除 寡夫控除 適用範囲と所得控除額 災害 盗難等によって 1 差引損失額 -( 所得金額の合計額 10%) 雑損控除資産等に損害を受けたとき { } 1と2のいずれか多い方の金額 2 災害関連支出 -50,000 円支払った保険金等で医療費控除 - ( 医療費の総額補てんされた金額のいずれか少ない方の金額 ( 最高 200 万円 ) 生命保険料控除 勤労学生控除 配偶者控除 ( ) 小規模企業共済や心身障害者扶養共済の掛金を支払ったとき ) - ( 10 万円か所得金額の合計額 5% あなたやあなたの扶養親族が負担することになっている国民健康保険税 介護保険 健康保険 厚生年金 雇用保険 国民年金等を支払ったとき 支払った金額または給与 年金から差し引かれた金額 平成 23 年 12 月 31 日以前に締結した保険契約等に係る生命保険料控除 一般生命保険料控除 個人年金保険料控除 ( 両方の支払がある場合は下記によりそれぞれ金額を計算 ) 各最高 35,000 円 合計適用限度額は70,000 円 ア 15,000 円までの場合 支払保険料の金額 イ 15,000 円を超え40,000 円までの場合 支払保険料 1/2+ 7,500 円 ウ 40,000 円を超える場合 支払保険料 1/4+17,500 円 平成 24 年 1 月 1 日以後に締結した保険契約等に係る生命保険料控除一般生命保険料控除 介護医療保険料控除 個人年金保険料控除 ( それぞれの支払がある場合は下記によりそれぞれ金額を計算 ) 各最高 28,000 円 合計適用限度額は70,000 円 ア 12,000 円までの場合支払保険料の金額イ 12,000 円を超え32,000 円までの場合支払保険料 1/2+ 6,000 円ウ 32,000 円を超える場合支払保険料 1/4+14,000 円 地震保険料の支払合計金額 (A) Aの金額が50,000 円以下の場合 ( + ) ( A 1/2( 最高 25,000 円 ) あなたやあなたの控除対象配偶者 扶養親族で心身に障がいのある人がいるとき 1 夫と死別 離婚 夫が生死不明の人で扶養親族を有する人 ( 寡婦控除 ) ただし 夫と死別 夫が生死不明の人で平成 28 年中の合計所得金額が500 万円以下の人は扶養親族がいなくても該当します 平成 28 年中のあなたの妻または夫の合計所得金額が38 万円以下のとき 1 一般配偶者控除 2 年齢 70 歳以上 ( 昭和 22 年 1 月 1 日以前生まれ ) の配偶者を扶養するとき 支払った金額 ) 旧長期損害保険料の支払合計金額 (B) Bの金額が5,000 円を超える場合 B 1/2+2,500 円 ( 最高 10,000 円 ) ( 注 )A+Bの最高限度額は25,000 円となります 普通障害者 260,000 円特別障害者 300,000 円同居特別障害者 530,000 円 2 上記 1 に該当する場合で 扶養親族である子を有し 平成 28 年中の合計所得金額が 500 万円以下の人 ( 特別寡婦控除 ) 3 妻と死別 離婚 妻が生死不明の人で合計所得金額が38 万円以下の生計を一にする子を有し 平成 28 年中の合計所得金額が500 万円以下の人 ( 寡夫控除 ) あなたが大学 高校 各種学校などの学生で 平成 28 年中の合計所得金額が65 万円以下であり そのうち自己の勤労によらない所得が10 万円以下のとき ) 380,000 円 260,000 円 300,000 円 260,000 円 260,000 円 配偶者特別控除 配偶者の所得金額 控除額 配偶者の所得金額 控除額 380,000 円以下 0 円 600,000 円から649,999 円まで 160,000 円 380,001 円から449,999 円まで 650,000 円から699,999 円まで 110,000 円 450,000 円から499,999 円まで 310,000 円 700,000 円から749,999 円まで 60,000 円 500,000 円から549,999 円まで 260,000 円 750,000 円から759,999 円まで 30,000 円 550,000 円から599,999 円まで 210,000 円 760,000 円以上 0 円 ( 注 ) あなたの合計所得金額が1,000 万円を超える場合には適用されません 扶養控除 基礎控除 あなたと生計を一にする親族の平成 28 年中の合計所得金額が38 万円以下であるとき 1 年齢 16 歳以上 19 歳未満 ( 平成 10 年 1 月 2 日から平成 13 年 1 月 1 日生まれ ) を扶養するとき ( 一般扶養 ) 2 年齢 19 歳以上 23 歳未満 ( 平成 6 年 1 月 2 日から平成 10 年 1 月 1 日生まれ ) を扶養するとき ( 特定扶養 ) 3 年齢 23 歳以上 70 歳未満 ( 昭和 22 年 1 月 2 日から平成 6 年 1 月 1 日生まれ ) を扶養するとき ( 一般扶養 ) 4 年齢 70 歳以上 ( 昭和 22 年 1 月 1 日以前生まれ ) を扶養するとき ( 老人扶養 ) 5 上記の4のうち同居している本人または配偶者の直系尊属を扶養するとき ( 同居老親等扶養 ) すべての方に一律に適用されます 450,000 円 380,000 円 450,000 円 町 県民税に関するお問い合わせは遊佐町町民課課税係.72-5876 まで 6