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学力スタンダード(様式1)

< 図形と方程式 > 点間の距離 A x, y, B x, y のとき x y x y : に分ける点 æ ç è A x, y, B x, y のとき 線分 AB を : に分ける点は x x y y, ö ø 注 < のとき外分点 三角形の重心 点 A x, y, B x, y, C x, を頂

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数学 ⅡB < 公理 > 公理を論拠に定義を用いて定理を証明する 1 大小関係の公理 順序 (a > b, a = b, a > b 1 つ成立 a > b, b > c a > c 成立 ) 順序と演算 (a > b a + c > b + c (a > b, c > 0 ac > bc) 2 図

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Chap2

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平成 0 年度高校 1 年 ( 中入 ) シラバス予定 授業計画月単元 項目内容時数 10 節三角形への応用数学 Ⅱ 1 章方程式 式と証明 1 節整式 分数式の計算 1 正弦定理 2 余弦定理 三角形の面積 4 空間図形の計量 参 内接円の半径と三角形の面積 発展 ヘロンの公式 1 整式の乗法と因

2017年度 金沢大・理系数学

竹田式数学 鉄則集

p tn tn したがって, 点 の 座標は p p tn tn tn また, 直線 l と直線 p の交点 の 座標は p p tn p tn よって, 点 の座標 (, ) は p p, tn tn と表され p 4p p 4p 4p tn tn tn より, 点 は放物線 4 p 上を動くこと

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平成 年 月 7 日 ( 土 第 75 回数学教育実践研究会アスティ 45 ビル F セミナールーム A 札幌医科大学 年 P ab, を正の定数とする 平面上において ( a, を中心とする円 Q 4 C と (, b を中心とする円 C が 原点 O で外接している また P を円 C 上の点と

数学 Ⅲ 微分法の応用 大学入試問題 ( 教科書程度 ) 1 問 1 (1) 次の各問に答えよ (ⅰ) 極限 を求めよ 年会津大学 ( 前期 ) (ⅱ) 極限値 を求めよ 年愛媛大学 ( 前期 ) (ⅲ) 無限等比級数 が収束するような実数 の範囲と そのときの和を求めよ 年広島市立大学 ( 前期

Math-quarium 練習問題 + 図形の性質 線分 は の二等分線であるから :=:=:=: よって = = = 線分 は の外角の二等分線であるから :=:=:=: よって :=: したがって == 以上から =+=+= 右の図において, 点 は の外心である α,βを求めよ α β 70

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Math-Aquarium 例題 図形と計量 図形と計量 1 直角三角形と三角比 P 木の先端を P, 根元を Q とする A 地点の目の位置 A' から 木の先端への仰角が 30,A から 7m 離れた AQB=90 と なる B 地点の目の位置 B' から木の先端への仰角が 45 であ るとき,

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1 対 1 対応の演習例題を解いてみた 微分法とその応用 例題 1 極限 微分係数の定義 (2) 関数 f ( x) は任意の実数 x について微分可能なのは明らか f ( 1, f ( 1) ) と ( 1 + h, f ( 1 + h)

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中学 3 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :17 問題数 : 基本 145, 標準 145, 挑戦 145 多項式と単項式の乗法 除法 式の展開 乗法公式などの問題を収録 解説教材 :6 確認問題 :6 単項

2018年度 岡山大・理系数学

. 角の二等分線と調和平均 平面上に点 を端点とする線分 と を重ならないようにとる, とし とする の二等分線が線分 と交わる点を とし 点 から に垂直に引いた直線が線分 と交わる点 とする 線分 の長さを求めてみよう 点 から に垂直な直線と および との交点をそれぞれ, Dとする つの直角三

2015-2017年度 2次数学セレクション(複素数)解答解説

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中学 1 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :8 問題数 : 基本 40, 標準 40, 挑戦 40 正の数 負の数などの問題を収録 解説教材 :3 確認問題 :3 数直線 数の大小と絶対値などの解説 確認問題

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数学の学び方のヒント

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教育課程 ( 数学 Ⅲ 数学 C) < ベクトル >( 数 B 数 C) 1 ベクトルの演算 和 差 実数倍については 文字の計算と同様 2 ベクトルの成分表示 平面ベクトル : a x e y e x, ) ( 1 y1 空間ベクトル : a x e y e z e x, y, )

1999年度 センター試験・数学ⅡB

05 年度センター試験数学 ⅡB () において,cos q 0 であるから,P ( cos q, sin q) より, 直線 OP を表す方程式は y sin q sin q x cos q cos q x すなわち, (sin q) x - (cos q) y 0 ( ) ク 点 O,P,Q が

小笠原高校平成 0 年度年間授業計画教科 : 数学科目 : 数学 A 対象 : 第一学年標準 発単位数 : 教科担当者 : 小池和樹印関圭太印 使用教科書 : 新数学 A( 実教出版 ) 使用教材 : エクセルライト数学 Ⅰ+A( 実教出版 ) ステージノート数学 A( 実教出版 ) 月 集合と要素

代数 幾何 < ベクトル > 1 ベクトルの演算 和 差 実数倍については 文字の計算と同様 2 ベクトルの成分表示 平面ベクトル : a x e y e x, ) ( 1 y1 空間ベクトル : a x e y e z e x, y, ) ( 1 1 z1

2015年度 岡山大・理系数学

< 中 3 分野例題付き公式集 > (1)2 の倍数の判定法は 1 の位が 0 又は偶数 ( 例題 )1~5 までの 5 つの数字を使って 3 ケタの数をつくるとき 2 の倍数は何通りできるか (2)5 の倍数の判定法は 1 の位が 0 又は 5 ( 例題 )1~9 までの 9 個の数字を使って 3

平成 30 年度入学試験問題 数学 注意事項試験開始後, 問題冊子及び解答用紙のページを確かめ, 落丁, 乱丁あるいは印刷が不鮮明なものがあれば新しいものと交換するので挙手すること 1. 試験開始の合図があるまで問題冊子を聞かないこと 試験開始後は, すべての解答用紙に受験番号 氏名を記入すること

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英語                                    英-1

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< 三角関数 指数関数 対数関数の極限 > si lim は ラジアン角 6 逆関数の微分 : f æ ö lim ç 788 ± è ø 自然対数の底 3 指数関数 対数関数のグラフからも分かるように > ときは lim + lim + lim log + lim log + + < <

2015 年度新中学 3 年数学 春休みの課題 3 年組番氏名

平成 30 年度 前期選抜学力検査問題 数学 ( 2 時間目 45 分 ) 受検番号氏名 注 意 1 問題は, 表と裏にあります 2 答えは, すべて解答欄に記入しなさい 1 次の (1)~(7) の問いに答えなさい (1) -3 (-6+4) を計算しなさい 表合計 2 次の (1)~(6) の問

(1) 具体的な場面を通して正の数と負の数について理解し, その四則計算 (1) 正の数と負の数について具体的な場面での活動を通して理解し, その ができるようにするとともに, 正の数と負の数を用いて表現し考察する 四則計算ができるようにする ことができるようにする ア 正の数と負の数の必要性と意味

2016年度 九州大・理系数学

相加平均 相乗平均 調和平均が表す比 台形 の上底 下底 の長さをそれぞれ, とするとき 各平均により 台形の高さ はどのように比に分けられるだろうか 相乗平均は 相似な つの台形になるから台形の高さ を : の 比に分ける また 相加平均は は : の比に分けます 調和平均は 対角線 と の交点を

頻出問題の解法 4. 絶対値を含む関数 4.1 絶対値を含む関数 絶対値を含む関数の扱い方関数 X = { X ( X 0 のとき ) X ( X <0 のとき ) であるから, 絶対値の 中身 の符号の変わり目で変数の範囲を場合分けし, 絶対値記号をはずす 例 y= x 2 2 x = x ( x

6 発展 3 次式の展開と因数分解補充問題, コラム (0.5) 技 整式を適切な形に整理することによって因数分解や計算ができる 見 レポート 式の展開と因数分解の違い 展開と因数分解の関係に関心をもち考察しようとする 関 第 2 節実数 (5) 4 実数 (1) 有理数と無理数の違い, および実数

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解答例 ( 河合塾グループ株式会社 KEI アドバンスが作成しました ) 特別奨学生試験 ( 平成 29 年 12 月 17 日実施 ) 数 学 数学 2= 工 経営情報 国際関係 人文 応用生物 生命健康科 現代教育学部 1 整理して (60 分 100 点 ) (2 3+ 2)(

模試対策 ( 小問集合 ) 1 (2x-3)0 6 x 3 +3x 2 +2x-71 を展開して整理したときの, x 2 の係数は 0ア1 s 展開してx 2 が出てくるところだけ計算すればよい である 次不等式 ax +bx+c<0 や ax +bx+c>0 の左辺を因数分解できた場合

エンマの唇

2017年度 神戸大・理系数学

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() いろいろな式 学習指導要領ア式と証明 ( ア ) 整式の乗法 除法 分数式の計算三次の乗法公式及び因数分解の公式を理解し それらを用いて式の展開や因数分解をすること また 整式の除法や分数式の四則計算について理解し 簡単な場合について計算をすること 都立清瀬高校学力スタンダード 変数の 次式の展開や因数分解ができる ( 例 ) 次の式を展開せよ y ( 例 ) 次の式を因数分解せよ 8 7y 整式の除法の考え方を活用できる ( 例 ) 整式 を整式 B で割ると, 商が, 余りが である B を求めよ 二項定理の考えを用いて 項の係数などを求めること ができる ( 例 ) y 7 の展開式における 4 y の係数 を求めよ 分数式の計算ができる ( 例 ) 次の計算をせよ () 8 4 y () 4y y y () 4 係数を比較して恒等式の係数を決定できる ( 例 ) 次の等式が についての恒等式となるよう に, 定数 a, b の値を求めよ 5 a b

( イ ) 等式と不等式の証明等式や不等式が成り立つことを それらの基本的な性質や実数の性質などを用いて証明すること 等式の証明ができる ( 例 ) 次の等式を証明せよ a b y a by ay b 両辺を 乗して比較したり 相加 相乗平均の考え方などを用いて不等式の証明ができる ( 例 ) a>0, b>0 のとき, 次の不等式が成り立つことを証明せよ () a b> a b 6 () a 8 a 条件付つき等式の証明ができる ( 例 ) 次の等式の証明をせよ a c a c a c () のとき, を証明 b d b d b d せよ () y 0 のとき, y y を証明せよ イ高次方程式 ( ア ) 複素数と二次方程式数を複素数まで拡張する意義を理解し 複素数の四則計算をすること また 二次方程式の解の種類の判別及び解と係数の関係について理解すること 実部と虚部に整理して 複素数の相等の意味を理解して活用できる ( 例 ) 次の等式をみたす実数, y を求めよ i yi i 複素数の四則計算ができる ( 例 ) 次の計算をせよ () i () i i i i 4 i

教科 : 数 学科目 : 数学 Ⅱ 作成様式 次方程式の解の判別について理解する ( 例 ) 次の 次方程式が異なる つの虚数解を もつように実数 k の値の範囲を求めよ k 0 解と係数の関係を利用して 対称式などの値を求めることができる ( 例 ) 次方程式 5 0 のつの解を, とするとき, の値を求めよ ( イ ) 因数定理と高次方程式 因数定理について理解し 簡単な高次方程式の 解を 因数定理などを用いて求めること 剰余の定理を利用して 文字の値などを求めることができる ( 例 ) 整式 P a a が で割り切れるように, 定数 a の値を定めよ 剰余の定理の考え方を利用して 整式の余りを求めることができる ( 例 ) 整式 P を で割ると余りは 5, で割ると余りは 0 である P を で割ったときの余りを求めよ 因数定理を用いて因数分解ができる ( 例 ) 4 を因数分解せよ 因数定理を利用して 高次方程式を解くことができる ( 例 ) 次の方程式を解きなさい 4 () 0 () 0 4 () 0 () 図形と方程式 ア直線と円 ( ア ) 点と直線座標を用いて 平面上の線分を内分する点 外分する点の位置や二点間の距離を表すこと また 座標平面上の直線を方程式で表し それを二直線の位置関係などの考察に活用すること 座標平面上の 点から等距離にある座標軸上の点を求 めることができる ( 例 )A(,-),B(5,-) から等距離にある y 軸上の点を求めよ

教科 : 数 学科目 : 数学 Ⅱ 作成様式 点対称な点の座標を求めることができる ( 例 )A(6,-) に関して, 点 B(4,) と対称な点 C の座標を求めよ 重心の座標についての公式を証明できる ( 例 ) 点 A, ), B, ),C, ) ( y ( y ( y を頂点とする ABC の重心 G の座標は ( y, y y 証明せよ ) であることを 二直線の垂直条件を用いて, ある直線に関して対称な点の座標を求めることができる ( 例 ) 直線 y 0 に関して点 A(, ) と対称な点 B の座標を求めよ 二直線の交点を求めることができる さらに, 他の直 線との関係について考察できる ( 例 ) 次の 直線が 点で交わるとき定数 k の 値を求めよ y 0, y 0, k y 0 点が同一直線上にある条件について考察できる ( 例 ) 次の 点が一直線上にあるとき,a の値を求めよ A(,5),B(4,9),C(-,a ) 公式を用いて点と直線の距離を求めることができる ( 例 ) 点 A(-,) と直線 y 5 の距離を求めよ ( イ ) 円の方程式 座標平面上の円を方程式で表し それを円と直 線の位置関係などの考察に活用すること 点を通る円の方程式を求めることができる ( 例 ) 点 A(,0),B(,-), C(,) を通る円の方程式を求めよ また, この円の中心と半径を求めよ

円と直線の共有点について考察できる ( 例 ) 円 y と直線 y k の共有点の個数は, 定数 k の値によってどのように変わるか 円と直線が 点を共有するとき その 点を結ぶ線分の長さを求めることができる ( 例 ) 円 y 5 と直線 y 5 0 の二つの交点を結ぶ線分の長さを求めよ 二つの円の位置関係について 二つの円の中心の距離と二つの円の半径との和や差から考察できる ( 例 ) 点 A(-,) を中心とし, 円 ( ) ( y ) 4 と外接している円の方程式を求めよ 円の外部から引いた円の接線の方程式を求めることができる ( 例 ) 点 A(, ) を通り, 円 y 5 に接する直線の方程式を求めよ イ軌跡と領域軌跡について理解し 簡単な場合について軌跡を求めること また 簡単な場合について 不等式の表す領域を求めたり領域を不等式で表したりすること 定点からの距離の比が一定である点の軌跡を求めることができる ( 例 ) 点 O(0,0),A(,0) に対して, OP:AP=: である点の軌跡を求めよ 動点にともなって動く点の軌跡を求めることができる ( 例 ) 点 Q が円 y 4 上を動くとき点 A (6,0) と点 Q を結ぶ線分 AQ の中点 P の軌跡を求めよ

連立不等式などの表す領域を図示することができる また 図示された領域から不等式を求めることができ る ( 例 ) 次の連立不等式の表す領域を図示せ よ y 0 y 0 () 指数関数 対数関数 ア指数関数 ( ア ) 指数の拡張指数を正の整数から有理数へ拡張する意義を理解すること 指数法則や累乗根の性質を利用して 重根号をはずしたり 累乗の異なる数の乗法や除法 同じ累乗根の加法や減法の計算できる ( 例 ) 次の計算をせよ ただし, a 0, b 0 とする () 7 5 4 () 9 8 4 () 64 (4) 4 9 4 (5)a b a b ab ( イ ) 指数関数とそのグラフ指数関数とそのグラフの特徴について理解し それらを事象の考察に活用すること 指数関数 y y a p a y a q のグラフの特徴を踏まえ の形の指数関数のグラフがかける ( 例 ) 次の指数関数のグラフをかけ () y () y 指数が有理数の範囲まで拡張された数や累乗根の大小関係について求めることができる ( 例 ) 次の数の大小関係を, 不等号 を用いて表せ (), 4, 4 8 (), 9, 7 8 0

教科 : 数 学科目 : 数学 Ⅱ 作成様式 いろいろな指数方程式 指数不等式を a b a b などの形に帰着して解くことができる ( 例 ) 次の方程式, 不等式を解け () 4 8 () 9 イ対数関数 ( ア ) 対数対数の意味とその基本的な性質について理解し 簡単な対数の計算をすること 対数の性質を用いて 四則計算ができる ( 例 ) 次の計算をせよ () log 5 5 () log5 log5 7 log7 9 () log log log ( イ ) 対数関数とそのグラフ対数関数とそのグラフの特徴について理解し それらを事象の考察に活用すること 対数関数 y loga y log a p y loga q グラフがかける のグラフの特徴を踏まえ の形の対数関数の ( 例 ) 次の対数関数のグラフをかけ () y log () y log やや複雑な対数の大小関係を求められる ( 例 ) 次の数の大小関係を, 不等号 を用いて表せ 7 log5, 6log5 4, log 7 4 5 二つ以上の対数を含む対数方程式 対数不等式を解くことができる ( 例 ) 次の方程式, 不等式を解け log log () log log () 5

常用対数を用いて 自然数の桁数や小数第何位に 0 でない数が現れるかなどを求められる ( 例 ) 50 は何桁の数か ただし, log 0 0. 00 とする 40 ( 例 ) は小数第何位に初めて 0 でない 数が現れるか ただし, log 0 0. 477 とする (4) 三角関数 ア角の拡張 角の概念を一般角まで拡張する意義や弧度法に よる角度の表し方について理解すること 扇形の面積や周の長さに関して考察できる ( 例 ) 右図のように底面の 6 半径が, 母線の長さが6 の円すいがある 次の問に答えよ () 高さh を求めよ () 側面を展開して得られる扇形の中心角 θを求めよ イ三角関数 ( ア ) 三角関数とそのグラフ三角関数とそのグラフの特徴について理解すること y f ( θ a), y af ( θ), y f ( bθ) のグラフをかくこと ができる ( 例 ) 次の関数のグラフをかけ また, その 周期を答えよ () y sinθ+ () y cosθ π () y cos( θ )

( イ ) 三角関数の基本的な性質 三角関数について 相互関係などの基本的な性 質を理解すること 公式を活用して証明することができる ( 例 ) 次の等式を証明せよ sinθ cosθ 4 cosθ () - = cosθ sinθ sinθ sin θ cos θ tanθ () = sinθ cosθ tanθ 三角関数を含む方程式 不等式の解を求めたり 三角 関数の最大や最小について考察できる ( 例 )0 θ<π のとき, 次の方程式, 不 等式を解け () cos θ sinθ () cos θ 0 ( 例 ) 関数 y cosθ について, 以下の 場合の最大値 最小値を求めよ ま た, そのときの θ の値を求めよ () 0 θ π 5 () 0 θ π 4 ウ三角関数の加法定理 三角関数の加法定理を理解し それを用いて 倍角の公式を導くこと 加法定理を理解し 活用できる

( 例 )α が鋭角で,β が鈍角で cosα,sinβ のとき, 4 5 sin( αβ),cos( α+β) の値を 求めよ ( 例 ) 次の 直線 4 y 0, 5 y 0 の なす角 θ を求めよ ただし, 0 θ π とする 加法定理から導き出された様々な公式を活用できる (5) 微分 積分の考え ア微分の考え ( ア ) 微分係数と導関数微分係数や導関数の意味について理解し 関数の定数倍 和及び差の導関数を求めること ( 例 )0 <π のとき, 次の方程式, 不等式を解け () sin cos () cos cos 三角関数の合成を用いて 方程式や不等式を解くことができる ( 例 )0 <π のとき, 次の方程式, 不等式を解け () sin cos () sin cos 0 次までの整式で表された関数について 平均変化率や極限を利用して微分係数や導関数を求めることができる ( 例 ) 定義にしたがって, 次の関数の導関数を求めよ y 5 微分係数の値等の与えられた条件からその関数を決定

することができる ( 例 ) 次の条件をすべて満たす 次関数を求めよ f ( 0), f '(0), f '() ( イ ) 導関数の応用導関数を用いて関数の値の増減や極大 極小を調べ グラフの概形をかくこと また 微分の考えを事象の考察に活用すること 以外の変数を含む場合の導関数を求めることができ る ( 例 ) 半径 r の球の表面積 S と体積 V をそれぞ れ r の関数と考え,S と V を r で微分せよ 放物線上にない点から放物線に引いた接線の方程式お よび接点の座標を求めることができる ( 例 ) 放物線 y 4 に点 (,) から引い た接線の方程式と, 接点の座標を求めなさ い 文字定数を含む 次や 次の関数について, 増減や極 値を調べる等の考察できる ( 例 )a は定数とする 次の各場合に, 関数 y ( a) の極値を調べよ a 0 a 0 具体的な事象の考察を微分の考え方を用いることができる ( 例 ) 一辺の長さが cm の正方形がある この四隅から一辺の長さが cm の正方形を切りとって, 直方体を作る この箱の容積が最大になるときの の値を求めよ またそのときの体積を求めよ 次関数の極値や極値をとるときの の値から, その 関数を決定することができる ( 例 ) 関数 f ( ) a b が で極大値をとり, で極小値をとるよう に, 定数 a,b の値を定めなさい また, 極値を求めよ 関数の増減を調べたりグラフをかいたりし, 次方程 式の実数解の個数を求めたり, 不等式を証明すること ができる

イ積分の考え ( ア ) 不定積分と定積分不定積分及び定積分の意味について理解し 関数の定数倍 和及び差の不定積分や定積分を求めること ( 例 ) 方程式 0 の実数解の個数を求めよ ( 例 ) 0のとき, 不等式 6 が成り立つことを証明せよ 関数や積分区間に文字定数を含む定積分の計算ができたり, 定積分の様々な性質を利用して効率よく計算す ることができる また f ( t) dt の導関数が f () であ ることを理解する ( 例 ) 次の式を計算せよ () ( ) d ( ) d a () ( 4) d (4 ) d ( 例 ) 等式 f ( t) dt を満たす a 関数 f (), および定数 a を求めよ ( イ ) 面積 定積分を用いて直線や関数のグラフで囲まれた 図形の面積を求めること 放物線や直線で囲まれた部分の面積を求めることがで きる ( 例 ) 放物線 y と直線 y で囲ま れた図形の面積を求めなさい