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目次 1. 調査の概要 調査の目的 調査対象 対象地域 調査方法 回収状況 結果の概要 住み替え 建て替え リフォームに関する事項 住み替えに関する意思決定 リフォーム

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報道関係者各位 2019 年 2 月 1 日野村不動産アーバンネット株式会社 リリースカテゴリー 都市型コンパクトタウン 都市再生 地方創生グローバルへの取組み不動産テック 働き方改革健康 介護ニーズ社会課題定期報告 レポート 不動産情報サイト ノムコム 住宅購入に関する意識調査 ( 第 16 回

の長嶋修氏 東日本大震災からおよそ 1 年が経過して 震災を一つのリスクと捉えて 冷静に住宅を選ぶ人が増えているようだ また 同時に 購入者の意識の変化に伴い 耐震性や耐久性に対する 業界側の意識も大きく変わった 購入者への情報提供を丁寧に行うことにより 安心感を醸成するよう意識するようになった と

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( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資

< 調査結果 > 住宅ローン完済まで平均 13.7 年 当初の予定より繰り上げた期間平均 11.2 年 Q. 住宅購入時の 住宅価格 頭金額 親からの援助額 住宅ローン借入額 住宅ローンを組んだ時に設定した返済期間 繰り上げ返済した期間 ローン完済までの期間 年収 ( 住宅購入時 ) 年齢 ( 住宅

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平成16年度

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2007年首都圏新築マンション契約者動向調査

目次 1 調査概要 P2~P4 2 平成 29 年度の販売見込みについて ( 住宅事業者 ) P5~P6 3 平成 29 年度の住宅の買い時感について ( 一般消費者 ) P7 4 住宅で重視するポイントは?( 住宅事業者 一般消費者 ) P8~P9 5 建物の性能で重視する事項は?( 住宅事業者

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9月23日は不動産の日 「 不 動 産 の 日 ア ン ケ ー ト 」  - 不動産に関する意識調査結果 -

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2007年首都圏新築一戸建て契約者動向調査

調査概要 調 査 名 称 投資用不動産サイト ノムコム プロ 不動産投資に関する意識調査 第 10 回 調 査 時 期 2018 年 5 月 18 日 木 5 月 31 日 木 調 査 対 象 ノムコム プロ 会員 会員数 約 19,000 人 2018 年 1 月時点 有効回答数 430 人 投資

< 調査結果 > 近隣住民の雰囲気も 住宅購入の決め手になった 58.3% 新築購入者では 56.4% 中古購入者では 64.7% Q. 現在の住まいを購入する際 近隣住民の雰囲気も 決め手の一つとなりましたか?( 対象 :600 名 有効回答 :600 名 ) 19.8% 21.0% 15.8%

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報道関係者各位 2019 年 3 月 1 日 アットホーム株式会社 トレンド調査 住宅購入検討者に聞く 消費税増税前の住宅購入意向 調査 消費税が 8% のうちに住宅を購入したい 51.9% 消費税増税後の住宅価格変わらない 43.5% 上がる 32.5% すまい給付金 を知っている 35.8% 不

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調査のポイント 1 調査の概要住宅事業者 一般消費者及びファイナンシャルプランナーに対し 今後の住宅市場に関する事項についてアンケート調査を実施し その結果を取りまとめた資料です 2 調査結果の主なポイント 平成 30 年度の住宅取得環境 住宅事業者の平成 30 年度 ( 平成 30 年 4 月 ~

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問 1-2. 回答者の住宅特性 住宅タイプ別では 非木造 共同住宅 ( マンション等 ) が約 6 割 (61%) 所有関係別では 持家 が約 7 割 (69%) と最も多くなっています 住宅タイプ 所有関係別にみると 非木造 共同住宅 の 持家 が最も多く (211 件 ) 次いで 非木造 共同住

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質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

                                   

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ご注意 ( 個人向け ) 補修の場合で 元金据置期間を設定するときは 返済期間の欄の年数から 1 年を引いた年数の返済額をご覧ください ( 例 ) 返済期間 20 年据置期間 1 年 20 年 - 1 年 = 19 年 返済期間 19 年の返済額をご覧ください < 個人向け> 災害復興住宅融資 10

平成19年度環境ラベルに関するアンケート調査集計結果報告

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設問 2 ご自身で既に公的年金の他に何か準備をしていますか 空欄, 28 件, 1% 2. いいえ, 1216 件, 37% 1. はい, 2013 件, 62% ご自身で既に公的年金の他に何か準備をしている ( 1. はい ) との回答は 62% と多く 準備していない ( 2. いいえ ) は

目次 目次 2 調査概要 3 調査サマリー 4 歩きスマホ は危ないと思うか? / 歩きスマホ をしたことがあるか? 5 歩きスマホ をしてしまう理由は? 6 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 7 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 8 歩きスマホ によ

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日本、中国、米国の貯蓄に対する意識調査:東京スター銀行

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Ⅰ. 調査の概要. 調査目的日本の全国民を対象に健康日本 2( 第二次 ) に関連する健康意識 認知度調査を評価することで 健康意識における重点課題を把握すること 2 経年的な健康意識の推移を把握することを目的とする これにより 今後の情報発信のあり方を検討する 本年調査は昨年調査に続いて2 回目の

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シニア世代の住まいに関する意識調査 調査結果詳細 調査概要 調査方法 : インターネットリサーチ首都圏 ( 東京 神奈川 千葉 埼玉の 1 都 3 県 ) 調査地域 : 関西圏 ( 大阪 京都 兵庫 奈良の 2 府 2 県 ) および中部圏 ( 愛知県 ) の計 3エリア定年 ( 老 ) 後のシニア

報道関係者各位 2015 年 9 月 1 日 アットホーム株式会社 トレンド調査 30 代 40 代男女に聞く 実家に対する思い 調査 実家が空き家になる可能性がある 29.1% 実家がなくなるのは寂しい 68.4% 不動産情報サービスのアットホーム株式会社 ( 本社 : 東京都大田区 代表取締役

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目 次 Ⅰ 調査概要 1 Ⅱ 調査結果 2 1. 犯罪に使用されるカギ開け専用の用具について 2 (1) ピッキング用具 による犯罪手口の認知 2 (2) サムターン回し用具 による犯罪手口の認知 4 (3) カム送り解錠用具 による犯罪手口の認知 6 (4) カギ開け専用用具がインターネット等で入

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「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

1 住みかえ派の 90.3% リフォーム派の 86.9% が シニアライフを送る住まいに 満足! シニアライフを送る 現在の住まいに対して 住みかえを行った人の 90.3% リフォームを行った人の 86.9% が 非常に満足 (100 点 ) または まあまあ満足(75 点 ) と回答し いずれも満

中古マンション概況 212 における首都圏中古マンションの成約は 31,397 件 ( 前比 8.7% 増 ) 3 ぶりに前を上回り 過去最高のとなっています 都県 地域別に見ても すべての都県 地域で増加となっています の 1 m2当たり単価は首都圏平均で 万円 ( 前比 1.9% 下

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1) 建築家のイメージは 敷居が高い しかし実際建てた層では 要望を聞いてくれる もトップ建築家の建てる家のイメージは デザイン面 機能面など多方面で配慮がされた家 建築家のイメージでは 2 年以内に注文住宅を建てる検討 層のトップ 3 は 敷居が高い (35%) ユニークさにこだわる (12%)


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マンション棟数密度 ( 東京 23 区比較 ) 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区

15. 返済試算額の入手方法 平成 27 年 10 月 21 日現在 融資窓口にお申し出いただくか 当行ホームページのシミュレーション画面で試算できます 最寄りの道銀までお問い合わせください 16. 事務手数料 27,000 円 ( 消費税込み ) の手数料をお支払いただきます 17. その他全額繰


所得税確定申告セミナー

目次 P. 1 調査の概要 P 年を振り返って P 年の展望 P 備えが必要 ( 経済的に不安 ) と感じること P 今 一番買いたいもの P お金の支払いをする際の決済方法 P 資産運用について

2014年2月●日

1. 定期借家物件数および居住用賃貸物件に占める割合 14 年度の定期借家物件成約数は 6,631 件 前年度比 2.1% 増加 成約データ公表開始 (11 年度 ) 以来 初の増加 登録数は 2 年連続減少 居住用賃貸物件に占める割合は 2.7% と微増 マンション定期借家普通借家成約数前年度比定

3. 民泊の利用経験 SQ1: あなたは 民泊 を利用したことがありますか ( いくつでも ) 回答者属性 不在民不在民利用し不在民不在民利用し H 民泊 - H 民泊 - H 民泊 - H 民泊 - 泊 - 国泊 - 海たこと泊 - 国泊 - 海たこと国内海外国内海外内外はない内外はない 100.

お使いみち JA 住宅ローン商品概要 ( 基金協会保証型 KHL 保証型 ) 住宅の新築 増改築 住宅および敷地の購入 マンション購入 中古住宅購入 住宅用土地の購入 (2 年以内に住宅を新築し 居住することが条件です ) 住宅金融支援機構 ( 旧住宅金融公庫 ) 他行住宅ローンの借換え 上記の付帯

20 金融資産目標残高 今後の金融商品の保有希望 元本割れを起こす可能性があるが 収益性の高いと見込まれる金融商品の保有 日常的な支払い ( 買い物代金等 ) の主な資金決済手段 日常的な支払い ( 買い物代金等 ) の主な資金決済手段 ( 続き )

                                        

メジャーセブンのマンショントレンド調査Vol.22

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Transcription:

調査の概要 1. 調査方法 インターネット調査 平成 23 年度民間住宅ローン利用者の実態調査 民間住宅ローン利用予定者編 ( 第 3 回 ) インターネット調査会社のモニター 120 万件に対して調査対象の要件確認を行い これに応じた 137 千件のうち今後 5 年以内に 具体的な住宅取得に伴い 民間住宅ローンを利用予定の方 3,031 件に インターネットによるアンケート調査 (2/14~2/22) を実施し 先着順に回答があった民間住宅ローン利用予定者 1,046 件を調査対象とした 2. 調査対象 民間住宅ローン利用予定者 n=1046 今後 5 年以内に具体的な住宅取得予定に伴い民間住宅ローンを利用予定の方 居住用の新規の民間住宅ローン ( 借換え リフォーム 土地のみの融資 アパートや投資用のローンは除く ) 全国の 20 歳以上 60 歳未満までの方 ( 学生 無職は除く ) 3. 調査時期平成 24 年 2 月 14 日 ~2 月 22 日 4. 調査項目住宅取得に向けた行動や利用予定の住宅ローンの金利タイプなどに関する事項 平成 24 年 3 月 29 日独立行政法人住宅金融支援機構住宅総合調査室 1

1. 希望する住宅ローンの金利タイプ 前回調査 ( 平成 23 年 10 月調査 ) に比べて 全期間固定型 及び 固定期間選択型 の希望割合が減少し 変動型 の希望割合が増加している 2

2. 今後 1 年間の住宅ローン金利見通し ( 金利タイプ別 ) 今後 1 年間の住宅ローン金利見通しは 現状よりも上昇する の減少が続いていたが 24.3% と増加に転じた 一方で 約半数 (53.6%) が ほとんど変わらない と回答しているが 前回調査に比べて減少している 希望金利タイプ別に見ても いずれの金利タイプでも 現状よりも上昇する が増加し ほとんど変わらない が減少している 3

3. 住宅取得動機 ( 年齢別 ) 前回調査と傾向に大きな変化はなく 20~30 歳代では 子供や家族のため や 結婚を機に といった 世帯形成による理由が多く 40~50 歳代になると 老後の安心のため といった理由が 多くなっている 4 0 10 20 30 40 50 60 子供や家族のため老後の安心のため結婚を機に寮 社宅 官舎を出る必要がある親の介護の関係等仕事の都合もっと広い家に住みたいもっと質の良い住宅に住みたい周りに気兼ねせず使える住宅に住みたいもっと新しい家に住みたい生活に便利なところに住みたい通勤に便利なところに住みたい自然環境が良いところに住みたい教育環境が良いところに住みたい現在の住居費が高くてもったいない住宅ローンの金利が低く買い時だ不動産としての資産を持ちたい 資産として有利だ住宅価格が安くなり買い時だ税制が有利で買い時だ住宅を取得される理由は何ですか?( 年齢別 )<3 つまで回答可 > 20 歳代 n=87 30 歳代 n=523 40 歳代 n=335 50 歳代 n=101 % 経済的理由ライフステージ生活 環境の質向上 n=1046

4. 住宅取得動機 ( 単身者世帯 ) 単身者世帯では前回調査同様 老後の安心のため が最多となっている もっと広い家に住みたい もっと質の良い住宅に住みたい といった 住宅の質に関する理由が続いている また 現在の住居費が高くてもったいない 不動産としての資産を持ちたい といった経済的理由が 前回調査に比べて増加している 単身者世帯の年齢構成 全体 20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 H23.10 H24.2 n 123 116 % 100.0 100.0 n 15 11 % 12.2 9.5 n 59 52 % 48.0 44.8 n 41 45 % 33.3 38.8 n 8 8 % 6.5 6.9 5

5. 住宅の買い時意識 今は住宅取得のチャンス ( 買い時 ) だと思いますか との問いに対して そう思う と回答された方の割合は減少傾向にあったが 増加に転じた 買い時だと思う理由は 住宅ローン金利が低水準だから が 前回調査同様最多となっている また 税制のメリットが大きいから は減少傾向にあったが 増加に転じた 6

6. 住宅取得に踏み切れない理由 今は住宅取得のチャンス ( 買い時 ) だと思いますか との質問に対して 分からない 又は そうは思わない と回答された方の割合は増加傾向にあったが 減少に転じた 住宅取得に踏み切れない理由は 将来の収入や生活に不安があるから が前回調査同様最多となったものの 前回に比べて減少している 一方で 自己資金 頭金が不十分だから が増加し 2 番目の理由となった 7

7. 住宅取得に踏み切れない理由 ( 年収帯別 ) 住宅取得に踏み切れない理由を年収帯別に見ると 800 万円以下の各年収帯では 自己資金 頭金が不十分だから 1,000 万円超の各年収帯では 気に入った物件 条件に合う物件がないから との回答割合が他の年収帯に比べて高くなっている 8

8. 東日本大震災による住宅取得意識の変化 住宅取得時に特に重視するものを東日本大震災の発生前後で比較すると 耐震性能 立地 ( 災害などに対する安全性 ) 耐久性 省エネ性能 構造 工法 が増加している 価格 費用 と回答された方の割合は 震災の前後とも最多となったが 震災後は大幅に減少している 本調査では 住宅取得時の条件として特に重視するものについて 東日本大震災前に重視していたものと 震災後に重視しているものをそれぞれたずねている ( それぞれ 3 つ以内 ) 9

8-2. 住宅取得時に特に重視するもの ( 前回比較 ) 東日本大震災発生後に 住宅取得時に特に重視しているものについて前回調査と比較すると 価格 費用 耐震性能 が増加しており 価格 費用 を重視しつつも 耐震性能 を重視している様子がうかがえる 上図では 東日本大震災後に住宅取得時の条件として特に重視しているものについて 前回調査と比較している ( それぞれ 3 つ以内 ) 10

8-3. 耐震性能重視への対応 住宅取得時に 耐震性能 を重視すると回答された方の半数近く (46.8%) が コストアップしても 耐震性能を高めたい と回答している また コストアップしても 地盤調査 地盤改良工事を行いたい との回答は前回調査と比べると増加している その場合のコストアップは 76.2% の方が 10% 以内なら許容できると回答している 11

8-4. 耐震性能重視への対応 ( 中古住宅取得予定者 ) 中古住宅取得予定者の場合 42.3% の方が 住宅取得時に 耐震性能 を重視すると回答しており 震災前に比べて大幅に増加している また 耐震性能 を重視すると回答された方の 51.8% が 新耐震基準 ( 昭和 56 年 ) 施行後に建築された住宅にしたい と回答している 前回調査と比べると コストアップしても 地盤調査 地盤改良工事を行いたい が 31.3% と大幅に増加している % 100 80 60 住宅取得時に特に重視するもの <3つまで回答可 > 取得予定の住宅として中古住宅 ( 戸建又はマンション ) をお考えの方 n=196 77.6 64.3 東日本大震災前東日本大震災後 住宅の耐震性能を高めるために どのようなことをお考えですか? 震災後 耐震性能 を重視していると回答された方 < 複数回答可 > % 0 20 40 60 新耐震基準 ( 昭和 56 年 ) 施行後に建築された住宅にしたい コストアップしても 耐震性能を高めたい ( 耐震等級 2 以上など ) 32.5 29.2 51.8 56.9 40 20 14.3 42.3 18.9 26.0 33.2 23.0 12.2 21.9 コストアップしても 地盤調査 地盤改良工事を行いたい コストアップしても 免震構造の住宅にしたい 13.9 24.1 26.4 31.3 0 価格 費用 耐震性能 立間対地(取す災りる安害全な性)どに 耐久性 その他 わからない 0.0 1.4 10.8 8.3 H24.2 n=83 H23.10 n=72 震災後に重視しているもの上位 5 つを抜粋 12

8-5. 立地 ( 災害などに対する安全性 ) 重視の内容 住宅取得時の条件として 立地 ( 災害などに対する安全性 ) を重視すると回答された方の 6 割強 (65.5%) が 地盤が強固な土地にする と回答しており 前回調査同様最多となった 次いで ( 埋立地などではない ) 昔から陸地だった土地にする (29.0%) となっている 13

8-6. 省エネ性能重視への対応 住宅取得時の条件として 省エネ性能 を重視すると回答された方の約半数が コストアップしても 太陽光発電設備を設置したい (49.8%) コストアップしても 断熱性能を高めたい (47.1%) と回答している その場合のコストアップは 72.6% の方が 10% 以内なら許容できると回答している 14

9. 住宅取得に向けた情報源 収集情報及び活用情報は いずれも インターネット が最多で 次いで 折込チラシ 住宅情報誌 と 前回調査と同様の傾向が続いている 参考 前回調査(23 年 10 月 n=1038) のベスト3 (%) 収集情報 活用情報 インターネット 55.2 43.2 折込チラシ 44.0 22.3 住宅情報誌 36.6 21.3 15

10. インターネットで収集した情報 インターネットで収集した情報は 前回調査と同様 購入 ( 建設 ) を検討する物件情報 ( 評判 ) が最多となっている 一方で 住宅ローンに関する情報 ( 金利情報等 ) 住宅ローン返済額に関するシミュレーション が前回調査に比べて増加しており 住宅取得に向けた検討度合いがやや進んでいる様子がうかがえる 16

11. 資金計画等の相談先 資金計画 住宅ローンの借入計画の作成 相談等を行っている方の割合は 50.1% で そのうち インターネットの住宅情報サイトを利用して 自分で行った が 40.8% と最多となったが 前回調査に比べると減少 一方で 住宅事業者の営業マンに相談した が 39.3% と増加しており 検討度合いがやや進んでいる様子がうかがえる 資金計画 住宅ローンの借入計画の作成 相談等は行いましたか? n=1046 % 50 40 (44.4) 40.8 資金計画 住宅ローン借入計画の作成 相談は誰に依頼しましたか? < 複数回答可 > (36.5) 39.3 n=524 特に行っていない 49.9% (48.6%) 行った 50.1% (51.4%) 30 20 10 (25.1) 21.4 (15.7) 16.2 (14.4) 10.5 (10.1) 9.9 (11.0) 8.4 参考 ( ) 内は前回調査 ( 平成 23 年 2 月 n=1075) の値 参考 ( ) 内は前回調査 ( 平成 23 年 10 月 n=1038) の値 0 インをター利用ネしッて トの自分住で宅行情っ報たサイト 住宅事業者の営業マンに相談した 住宅情報分誌で等行をっ利た用して 自 金融担機当関者のにロー相ン談セしンたターの 住宅を金利融用支し援て 機自構分のでホー行っムた ページ 親などに贈与について相談した ファイのナ専ン門シ家ャにル相 談プしラたンナー等 参考 ( ) 内は前回調査 ( 平成 23 年 10 月 n=534) の値 17

12. フラット 35 の広告や情報の認知度 8 割近く (75.1%) の方がフラット 35 の広告や情報を見聞きしているものの いずれの年齢層でも広告や情報を見聞きされた方の割合は減少しており 30 歳代及び 50 歳代の減少が目立っている 18

13. フラット 35 の広告や情報の認知媒体 認知媒体は いずれの年齢層でも インターネット が最多で 年代による差はあまりない 新聞 は 20 歳代で低く 年代が上がるにつれ 認知度も高まる傾向にある 19

14. フラット 35 の広告や情報の認知後の情報収集 フラット 35 の広告等を見聞きした後 さらに詳しい情報を得ようと行動された方の割合は 41.7% で その 47.9% が専用サイトにアクセスしている また 38.7% の方がインターネットの比較サイトなどで情報収集している フラット 35 の広告や情報を見聞きされた後 さらに詳しい情報を得ようとされましたか? n=786 いいえ 58.3% (58.1%) はい 41.7% (41.9%) さらに詳しい情報を得ようと どのような行動をされましたか? < 複数回答可 > 0 10 20 30 40 50 60 % フラット 35 サイト (www.flat35.com) や住宅金融支援機構のホームページにアクセスした 47.9(47.8) web 上の比較サイトなどインターネットを使って情報を収集した 38.7(40.9) 参考 ( ) 内は前回調査 ( 平成 23 年 10 月 n=824) の値 住宅 販売事業者に問い合わせた 22.9(27.2) ファイナンシャル プランナー 住宅ローンアドバイザーなど専門家に問い合わせた 10.7(9.3) 金融機関に問い合わせた 8.8(11.6) コールセンター (0570-0860-35) に電話した 6.7(4.9) n=328 参考 ( ) 内は前回調査 ( 平成 23 年 10 月 n=345) の値 20

参考 回答者の基本属性 住宅ローン利用予定者 n=1046 年齢 家族構成 世帯年収 地域 住宅の種類 金利タイプ 項目 サンフ ル数 構成比 % 20 歳代 87 8.3 30 歳代 523 50.0 40 歳代 335 32.0 50 歳代 101 9.7 夫婦のみ 269 25.7 夫婦と子 480 45.9 夫婦と子と親 75 7.2 本人と親 46 4.4 1 人世帯 ( 単身 ) 116 11.1 その他 60 5.7 400 万円以下 147 14.1 400 万円超 ~600 万円以下 353 33.7 600 万円超 ~800 万円以下 247 23.6 800 万円超 ~1000 万円以下 133 12.7 1000 万円超 ~1500 万円以下 119 11.4 1500 万円超 47 4.5 首都圏 445 42.5 東海圏 110 10.5 近畿圏 185 17.7 その他 306 29.3 注文新築 496 47.4 うち敷地同時取得 205 41.3 注文建替え 59 5.6 新築建売 56 5.4 新築マンション 239 22.8 中古戸建 98 9.4 中古マンション 98 9.4 全期間固定型 341 32.6 固定期間選択型 341 32.6 変動型 364 34.8 注 : 首都圏 : 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県東海圏 : 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県近畿圏 : 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県その他 : 首都圏 東海圏 近畿圏以外 21