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の洪水調節計画は 河川整備基本方針レベルの洪水から決められており ダムによる洪水調節効果を発揮する 遊水地案 は 遊水地の洪水調節計画は大戸川の河川整備計画レベルの洪水から決めることを想定しており 遊水地による洪水調節効果が完全には発揮されないことがある 瀬田川新堰案 は 瀬田川新堰の洪水調節計画は

目 次 桂川本川 桂川 ( 上 ) 雑水川 七谷川 犬飼川 法貴谷川 千々川 東所川 園部川 天神川 陣田川

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平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中

水防法改正の概要 (H 公布 H 一部施行 ) 国土交通省 HP 1

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【参考資料】中小河川に関する河道計画の技術基準について

現行計画 ( 淀川水系河川整備計画 ): 川上ダム案 治水計画の概要 事業中の川上ダムを完成させて 戦後最大の洪水を 中下流部では ( 大臣管理区間 ) 島ヶ原地点の流量 3,000m 3 /s に対して 川上ダムで 200m 3 /s を調節し 調節後の 2,800m 3 /s を上野遊水地や河道

ダム事業の検証に係る検討に関する再評価実施要領細目 第 1 目的本細目は 国土交通省所管公共事業の再評価実施要領 ( 以下 実施要領 という ) に基づき 平成 22 年 9 月から臨時的にかつ一斉に行うダム事業の再評価を実施するための運用を定めることを目的とする 第 2 対象とする再評価 1 平成

Q3 現在の川幅で 源泉に影響を与えないように河床を掘削し さらに堤防を幅の小さいパラペット ( 胸壁 ) で嵩上げするなどの河道改修を行えないのですか? A3 河床掘削やパラペット ( 胸壁 ) による堤防嵩上げは技術的 制度的に困難です [ 河床掘削について ] 県では 温泉旅館の廃業補償を行っ

新川水系新川 中の川 琴似発寒川 琴似川洪水浸水想定区域図 ( 計画規模 ) (1) この図は 新川水系新川 中の川 琴似発寒川 琴似川の水位周知区間について 水防法に基づき 計画降雨により浸水が想定される区域 浸水した場合に想定される水深を表示した図面です (2) この洪水浸水想定区域図は 平成

2. 急流河川の現状と課題 2.1 急流河川の特徴 急流河川では 洪水時の流れが速く 転石や土砂を多く含んだ洪水流の強大なエネルギー により 平均年最大流量程度の中小洪水でも 河岸侵食や護岸の被災が生じる また 澪筋 の変化が激しく流路が固定していないため どの地点においても被災を受ける恐れがある

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鬼怒川緊急対策プロジェクト 鬼怒川下流域 茨城県区間 において 水防災意識社会 の再構築を目指し 国 茨城県 常総市など 7市町が主体となり ハードとソフトが一体となった緊急対策プロジェクトを実施 ハード対策 事業費合計 約600億円 ソフト対策 円滑な避難の支援 住民の避難を促すためのソフト対策を


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スライド 1

別紙 1

PowerPoint プレゼンテーション

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本編_淀川水系淀川右岸ブロック河川整備計画(変更)第2章.doc

資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 12 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所

< 外力条件 > 海面上昇量 0.10 m 0.30m 0.50m 0.90mについて検討 詳細検討モデル地区の選定 各詳細検討モデル地区において検討対象となる施設等の整理 各施設毎の影響評価方法 ( 影響評価の判断基準 ) 影響評価 各詳細検討モデル地区の影響評価結果及びその特徴の分析 各詳細検討

重ねるハザードマップ 大雨が降ったときに危険な場所を知る 浸水のおそれがある場所 土砂災害の危険がある場所 通行止めになるおそれがある道路 が 1 つの地図上で 分かります 土石流による道路寸断のイメージ 事前通行規制区間のイメージ 道路冠水想定箇所のイメージ 浸水のイメージ 洪水時に浸水のおそれが

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ハザードマップポータルサイト広報用資料

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目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流

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道路災害復旧事業 区分 H24 H25 H26 H27 H 災害復旧事業 道路事業 ( 通常事業 ) 橋りょう 26 箇所延長 1,219m 道 路 602 箇所延長 299,089m 流留垂水地区 実施設

                         平成19年6月  日

ありがとうございました それでは続きまして 熊本県土木部長からご挨拶をお願いいたします 土木部長 ) 皆様ご苦労様でございます 熊本県土木部長の戸塚でございます 皆様には 年度末の大変お忙しい中 また 午後 5 時からの開催ということにもかかわりませず 本日の幹事会にご出席いただきまして誠にありがと

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Microsoft PowerPoint - 宇治災害2

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目 次 最上小国川 赤倉地区の 2015 年 9 月洪水の実態から 被害防止には河道改 修が最も効果的であることが あらためて明らかになった 1,2015 年 9 月 10 日赤倉雨量は1/50 年確率に近い豪雨であったが 洪水流量は1/11 年確率流量だった 2, 赤倉地区では外水被害と内水被害が

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吉井川水系河川整備計画 国管理区間 ( 原案 ) 附図

第3 復興整備計画 参考様式集

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避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています ( 基準となる水位観測所 : 標茶水位観測所 ) レベル水位 水位の意味 5 4 ( 危険 ) 3 ( 警戒 ) 2 (

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

洪水リスクの共有

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

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流域及び河川の概要(案).doc

河川工学 -洪水流(洪水波の伝播)-

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( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

紀の川水系 紀の川 ①五條市原町・南阿田

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3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

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和泉市の宅地開発における制度

News Release 2014 年 3 月 24 日 伊丹市と新関西国際空港株式会社が 伊丹市域におけるまちづくりの推進 について合意 伊丹市と新関西国際空港株式会社は 伊丹市域の生活環境の改善 地域コミュニティの再生等を図るためのまちづくりを連携して推進するため 2014 年 3 月 24 日

よしのがわ 吉野川流域の概要 早明浦ダム再生事業事業概要 (1) あがわぐんかめがもりいけだ 吉野川は その源を高知県吾川郡の瓶ヶ森に発し 四国山地に沿って東に流れ 北に向きを変えて四国山地を横断し 徳島県池田にお だいじゅう いて再び東に向かい 徳島平野に出て第十地点で旧吉野川を分派し 紀伊水道に

平成 28 年度 第 3 回一宮川流域浸水対策協議会資料 平成 28 年 6 月 20 日 長生合同庁舎 4 階大会議室 一宮川流域浸水対策協議会

阿賀野川 早出川 阿賀野川平面図 国管理区間 附図 -2

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かつて海の底にあった大阪では 川が縦横無尽に走っていた 大阪はかつては海底 海面が後退してからは 上流からの土砂の堆積により沖積平野が形成 河川は脈流しており 水利用 舟運に適した川沿いの街では度々浸水被害が発生 約 7000 年 ~6000 年前 縄文時代前期前半 800~1700 年ごろの大阪平

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5-2 居住誘導区域の設定 居住誘導の基本方針を踏まえ 以下の居住誘導区域の設定の考え方に基づき 居住誘導区域を設 定します 居住誘導区域の設定の考え方 (1) 居住誘導区域に含めるエリア 居住誘導区域に含めないエリア 居住誘導区域に含めるエリア 1 都市機能誘導区域 居住誘導区域に含めないエリア

写真 豊岡第一樋管地点 ( 久慈川側 ) 写真 豊岡第一樋管地点 ( 堤内地側 ) 写真 水路擁壁の転倒 写真 水路擁壁の転倒 b) 地点 1-2( 湛水防除事業豊岡排水場, 河口から約 1.0km, 右岸 ) 堤外側法面におけるごみ

球磨川における現状の水害リスク情報や取組状況の共有について

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

1. 市街化調整区域における地区計画ガイドライン策定の目的市街化調整区域は 市街化を抑制すべき区域であるとともに 豊かな自然環境を育成 保全すべき区域である そのため 都市計画法において開発行為や建築行為が厳しく制限されている 本市都市計画マスタープランにおいても 将来都市構造の基本的な考え方の一つ

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

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Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

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富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

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図 1 山形県による赤倉地区の河道改修案 ( 河道を現況の2 倍近くに広げる河道改修案 ) 道改修の下流優先は原則論であって 下流と上流の流下能力のバランスをとりながら 上流部の改修も並行して進めることはどこの河川でも行っていることです 下流の改修が終わらない限り 上流の改修には一切手を付けられない

4. 堆砂

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

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目次 第 1 河川の総合的な保全と利用に関する基本方針 河川及び流域の現状... 1 (1) 河川及び流域の概要... 1 (2) 治水事業の沿革と現状... 1 (3) 河川の利用及び住民との関わり... 2 (4) 河川環境 河川の総合的な保全と利用に関する基本方針.

Transcription:

堤防強化 ( 嵩上げ案 ) 24

堤防嵩上げの概要 ( 堤防を嵩上げする ということについて ) 25 堤防の高さの基準となるのは 計画高水位 であり これに所要の 余裕高 を加算したものが堤防の高さとなる 余裕高は計画高水位に加算すべき高さの慣用的な呼称であって 計画上の余裕を意味するものでないことから 堤防の高さを嵩上げする ということは 計画高水位を上げる ことである 計画高水位を上げる ということは 堤防の高さ以外に 主に以下のようなことに留意が必要である 1 河道の流下能力や河道水位の評価の基準を変更するということであり 本川の河道計画はもちろんのこと 支川の河道計画や内水処理計画に関係している 2 堤防をはじめとする河川管理施設の設計に計画高水位は基準として用いられており 高さだけでなく 浸透に対する安定の検討など構造上の検討においても基準とされていることから 全ての河川管理施設の安全性に関係している 3 河川管理者以外が設置する許可工作物の許認可の判断基準の一つに用いられており 橋梁の桁下高や取排水施設の高さなどに関係することから 道路や上下水道などのインフラに関係している また 堤防が高いほど 計画を上回る洪水が発生した場合にはより高い水位で越水することになり 浸水の広がりや深さが大きくなる可能性がある

堤防嵩上げの影響例 26 堤防の嵩上げは 堤防が高いほど 計画を上回る洪水が発生した場合には より高い水位で越水することになり 浸水の広がりや深さが大きくなる可能性があり 水害時のリスクが大きい 堤防を高くする 計画を上回る洪水が発生した場合 浸水範囲や浸水深が大きくなる可能性がある 河川水位が高くなる 凡例 : 計画高水位以下の区域 : 嵩上げ後の計画高水位以下の区域 川辺大橋 水害時のリスク大 川辺川 嵩上げ後 計画高水位 川辺川 相良大橋

堤防嵩上げ案の対象区間 27 検討する場 で積み上げた対策実施後の河道において 河道水位が計画高水位を超過する区間を堤防嵩上げの検討対象とする 堤防嵩上げ案の考え方 県管理区間下流部 一連区間で堤防嵩上げ 直轄管理区間 県管理区間下流部 県管理区間上流部 河道水位が一連で計画高水位を超過するため 一連区間で嵩上げを検討 河道水位が一連で計画高水位を超過するため 一連区間で嵩上げを検討 山間狭窄区間で山地が両岸から迫っており 地形的に困難 ( 他の対策での対応を検討 ) 直轄管理区間 一連区間で堤防嵩上げ 直轄管理区間 県管理区間下流部 県管理区間上流部 区間分割の定義 0.0km( 本川合流点 ) ~2.4km( 柳瀬橋 ) 2.4km( 柳瀬橋 ) ~10.75km( 井手山堰 ) 10.75km( 井手山堰 ) ~18.4km( 新深水橋上流 ) 堤防が整備され 背後地には家屋が点在する 概ね掘込み河道で 沿川の平地部に家屋が点在する 山間狭窄部であり 沿川には国道 445 号が併走する 県管理区間上流部 堤防嵩上げ困難

堤防嵩上げ案の概要 ( 直轄管理区間 ) 28 直轄管理区間では 計画高水位を超過する一連区間を対象として堤防嵩上げ嵩上げ高 : 約 1.3m~2.2m 嵩上げ延長 : 約 5km( 両岸 ) 橋梁架け替え :3 橋 堤防嵩上げイメージ ( 直轄管理区間 ) 堤防嵩上げ 橋梁改築 堤防嵩上げ 家屋移設 堤防嵩上げ後の計画高水位 用地取得 用地取得 計画高水位 : 治水対策案 ( 堤防嵩上げ ) 直轄管理区間 区間 堤防嵩上げ高 架け替えが必要な橋梁 凡例 直轄管理区間 最大約 2.2m ( 箇所毎に設定 ) 3 橋 : 堤防嵩上げ区間 : 橋梁の架け替え

堤防嵩上げ案の概要 ( 直轄管理区間 ) 29 沿川の家屋約 20 戸の移転 用地買収約 8ha 右岸側の堤防嵩上げイメージ 凡例 : 現況堤防 : 嵩上げ後の堤防 川辺川 堤防嵩上げは 民家等の移転を伴う 堤防嵩上げ ( 約 1.3m~2.2m) 嵩上げ後の計画高水位 計画高水位

堤防嵩上げ案の概要 ( 橋梁架け替え ) 30 橋梁の嵩上げは 現在の通行状況を維持するため 橋梁への取り付け道路の整備 道路に隣接する家屋の補償等が併せて必要となる 計画高水位 川辺川 嵩上げ 堤防嵩上げ 堤防嵩上げ堤A 防橋梁橋梁改築取付け道路工事現取付け道路工事 1 道路嵩上げ道路 1 道路嵩上げ道路橋梁嵩上げ 嵩上げ後の堤防法尻

堤防嵩上げ案の概要 県管理区間下流部 31 県管理区間下流部では 計画高水位を超過する一連区間を対象として堤防嵩上げ 嵩上げ高 約3.4m 嵩上げ延長 約17km 両岸 橋梁架け替え 5橋 堤防嵩上げイメージ 県管理区間下流部 堤防嵩上げ 橋梁改築 堤防嵩上げ 家屋移設 嵩上げ後の 計画高水位 家屋移設 計画高水位 用地取得 用地取得 凡 例 堤防嵩上げ区間 橋梁の架替え 区間 堤防 嵩上げ高 架け替えが 必要な橋梁 県管理区間 下流部 約3.4m 5橋

堤防嵩上げ案の概要 ( 県管理区間下流部 ) 32 川辺川沿いの家屋約 40 戸の移転 用地買収約 37ha 右岸側の堤防嵩上げイメージ 凡例 : 現況堤防 : 嵩上げ後の堤防 川辺川 堤防嵩上げは 民家等の移転を伴う 堤防嵩上げ ( 約 3.4m) 嵩上げ後の計画高水位 計画高水位

堤防嵩上げ案の概要 ( 県管理区間下流部 ) 33 本川堤防の嵩上げに伴って 支川堤防の嵩上げや内水処理対策等を検討 : 嵩上げによる影響範囲 堤防嵩上げに伴い支川堤防の嵩上げ等を検討 平面図 川辺大橋 川辺川 川辺川 横断図 川辺川の嵩上げに伴って 支川堤防の嵩上げが必要 嵩上げ後の計画高水位 計画高水位 相良大橋

堤防嵩上げ案の概要 県管理区間上流部 県管理区間上流部 10.75km 18.4km 県管理区間上流部は ほとんどが山間狭窄区間で山地が両岸から迫っており 地形的に困難 であることから 堤防嵩上げによる対策は採用しないものとした 県管理区間上流部 18k000付近 相良橋 渡水位流量観測所 新深水橋 18k000 川辺川 52k 国道445号 34

堤防嵩上げ案の概要 ( 直轄管理区間 県管理区間下流部 ) 35 検討段階のものであり 今後変更となる可能性がある 項目直轄管理区間 (0k000~2k400) 県管理区間下流部 (2k400~10k750) 場所 対策の規模 ( 延長 量等 ) 現在の土地利用 補償用地面積 家屋数 事業費 維持管理費 県の負担 概ねの工期 事業手順 段階的な安全度の確保 効果の範囲 超過外力発生時の状態 他河川での実施例 嵩上げ高 : 最大約 2.2m( 箇所毎に設定 ) 嵩上げ延長 : 約 5km( 両岸 ) 橋梁架け替え :3 橋 沿川の家屋約 20 戸の移転 用地買収約 8ha 今回の協議会で頂く意見を踏まえ 必要に応じて 今回提示した堤防嵩上げ案を修正した上で提示予定 今回の協議会で頂く意見を踏まえ 必要に応じて 今回提示した堤防嵩上げ案を修正した上で提示予定 対策実施区間において その規模に応じて効果を発現する 河道の水位は計画高水位を超える区間が生じる 堤防の嵩上げによって洪水時の河川水位を高くすることとなるため 目標を上回る洪水時には 他の対策案よりも決壊時のリスクが大きくなる 計画堤防高および計画高水位が既定されている区間において 計画堤防高を更に引き上げる堤防嵩上げは一般的には行われていない 嵩上げ高 : 約 3.4m 嵩上げ延長 : 約 17km( 両岸 ) 橋梁架け替え :5 橋 沿川の家屋約 40 戸の移転 用地買収約 37ha 今回の協議会で頂く意見を踏まえ 必要に応じて 今回提示した堤防嵩上げ案を修正した上で提示予定 今回の協議会で頂く意見を踏まえ 必要に応じて 今回提示した堤防嵩上げ案を修正した上で提示予定 対策実施区間において その規模に応じて効果を発現する 河道の水位は計画高水位を超える区間が生じる 堤防の嵩上げによって洪水時の河川水位を高くすることとなるため 目標を上回る洪水時には 他の対策案よりも決壊時のリスクが大きくなる 計画堤防高および計画高水位が既定されている区間において 計画堤防高を更に引き上げる堤防嵩上げは一般的には行われていない 一時的に効果を発揮する堤防嵩上げであるモバイルレビー ( 可搬式の特殊堤防 ) は 強度や安定性等について今後調査研究が必要

堤防嵩上げ案に対する留意事項 ( 案 ) 36 直轄管理区間 (0k000~2k400) 県管理区間下流部 (2k400~10k750) コスト検討中検討中 土地所有者等の協力の見通し 以下について 土地所有者等の協力が得られれば可能 補償内容 移転先等 以下について 土地所有者等の協力が得られれば可能 補償内容 移転先等 実現性 その他の関係者等の調整の見通し 以下について 関係者等の協力が得られれば可能 インフラの再整備 ( 橋梁 周辺道路の嵩上げ 移設 樋管等 ) 以下について 関係者等の協力が得られれば可能 インフラの再整備 ( 橋梁 周辺道路の嵩上げ 移設 樋管等 ) 法制度上の観点から実現性の見通し 現行法制度で実施可能 現行法制度で実施可能 技術上の観点から実現性の見通し 技術上の観点からの隘路はない 技術上の観点からの隘路はない 検討段階のものであり 今後変更となる可能性がある

堤防嵩上げ案に対する留意事項 ( 案 ) 37 直轄管理区間 (0k000~2k400) 県管理区間下流部 (2k400~10k750) 維持管理 河川管理者 ( 国 ) としては 堤防の管理実績があることから 嵩上げする堤防についても 適切に維持管理を持続することは可能 河川管理者 ( 熊本県 ) としては 堤防の管理実績があることから 嵩上げする堤防についても 適切に維持管理を持続することは可能 水環境 生物多様性の確保及び自然環境全体への影響 河川管理者 ( 国 ) としては 配慮すべき事項はないと考える 河川管理者 ( 熊本県 ) としては 配慮すべき事項はないと考える 環境 土砂流動の変化に伴う下流河川 海岸への影響 河川管理者 ( 国 ) としては 顕著に洗掘や堆積する箇所の変化や発生に留意が必要 河川管理者 ( 熊本県 ) としては 顕著に洗掘や堆積する箇所の変化や発生に留意が必要 景観 人と自然との豊かな触れ合いへの影響 河川管理者 ( 国 ) としては 以下による景観や利用の場への影響を懸念 堤防嵩上げ等 河川管理者 ( 熊本県 ) としては 以下による景観や利用の場への影響を懸念 堤防嵩上げ等 検討段階のものであり 今後変更となる可能性がある

堤防嵩上げ案に対する留意事項 ( 案 ) 38 直轄管理区間 (0k000~2k400) 県管理区間下流部 (2k400~10k750) 地域社会への影響 事業地及びその周辺への影響 地域振興に対する効果 地域間の利害の衡平への配慮 補償が可能な範囲で 以下の配慮が必要 地域コミュニティの維持( 移転となる家屋が多数 橋梁の嵩上げ ) 決壊時のリスク等 まちづくりによっては 地域振興に対して正負両面で影響を及ぼす 整備箇所と効果が発現する範囲が概ね一致するため 下流から順次河川整備を進める限り 地域間の利害の不衡平は生じない 補償が可能な範囲で 以下の配慮が必要 地域コミュニティの維持( 移転となる家屋が多数 橋梁の嵩上げ ) 決壊時のリスク等 まちづくりによっては 地域振興に対して正負両面で影響を及ぼす 整備箇所と効果が発現する範囲が概ね一致するため 下流から順次河川整備を進める限り 地域間の利害の不衡平は生じない 将来の拡張性 ( 柔軟性等 ) 将来に再度堤防嵩上げを実施することについて 法制度上や技術上の観点から隘路はない再度の計画高水位の引き上げにより水害時のリスクが更に増大する 将来に再度堤防嵩上げを実施することについて 法制度上や技術上の観点から隘路はない再度の計画高水位の引き上げにより水害時のリスクが更に増大する 検討段階のものであり 今後変更となる可能性がある

39 宅地のかさ上げ等 輪中堤案 ( 施設を直接守る )

宅地のかさ上げ等 輪中堤案の対象区間 40 検討する場 で積み上げた対策実施後の河道水位が 家屋敷高よりも高い箇所を対象とする 宅地のかさ上げ等 輪中堤の考え方 県管理区間下流部 検討対象区間 直轄管理区間 県管理区間下流部 県管理区間上流部 検討する場 で積み上げた対策実施後の河道水位が 家屋敷高よりも高い箇所を対象とする 直轄管理区間 検討対象区間 県管理区間上流部 検討対象区間 直轄管理区間 県管理区間下流部 県管理区間上流部 区間分割の定義 0.0km( 本川合流点 ) ~2.4km( 柳瀬橋 ) 2.4km( 柳瀬橋 ) ~10.75km( 井手山堰 ) 10.75km( 井手山堰 ) ~18.4km( 新深水橋上流 ) 堤防が整備され 背後地には家屋が点在する 概ね掘込み河道で 沿川の平地部に家屋が点在する 山間狭窄部であり 沿川には国道 445 号が併走する

宅地のかさ上げ等 輪中堤案の概要 ( 直轄管理区間 ) 41 直轄管理区間は 検討する場 で積み上げた対策実施後の河道水位が家屋敷高よりも高い箇所 ( 約 270 戸 ) が存在する 他の対策で実施できない場合に 宅地のかさ上げ等または輪中堤の活用を検討する また 宅地のかさ上げ等や輪中堤の整備とあわせて 自治体の条例による災害危険区域の指定など土地利用規制が必要となる場合もある : 宅地のかさ上げ等や輪中堤整備の候補箇所 柳瀬橋 新村橋 直轄管理区間 川辺川 対策必要戸数 : 約 270 戸 権現橋 相良橋

宅地のかさ上げ等 輪中堤案の概要 ( 県管理区間下流部 ) 42 県管理区間下流部には 検討する場 で積み上げた対策実施後の河道水位が家屋敷高よりも高い箇所が 5 地区 ( 約 240 戸 ) 存在する 他の対策で実施できない場合に 宅地のかさ上げ等または輪中堤の活用を検討する また 宅地のかさ上げ等や輪中堤の整備とあわせて 自治体の条例による災害危険区域の指定など土地利用規制が必要となる場合もある 候補箇所 :5 地区対策必要戸数 : 約 240 戸 川辺川 : 宅地のかさ上げ等や輪中堤整備の候補箇所

宅地のかさ上げ等 輪中堤案の概要 ( 県管理区間上流部 ) 43 県管理区間上流部には 検討する場 で積み上げた対策実施後の河道水位が家屋敷高よりも高い箇所が 4 地区 ( 約 10 戸 ) 存在する 他の対策で実施できない場合に 宅地のかさ上げ等または輪中堤の活用を検討する また 宅地のかさ上げ等や輪中堤の整備とあわせて 自治体の条例による災害危険区域の指定など土地利用規制が必要となる場合もある 候補箇所 :4 地区対策必要戸数 : 約 10 戸 12k000 平川橋 12k000 : 宅地のかさ上げ等や輪中堤整備の候補箇所 川辺川 井手山堰 川辺川 県管理区間上流部

宅地のかさ上げ等案 輪中堤案の概要 ( 直轄管理区間 県管理区間下流部 上流部 ) 44 項目宅地のかさ上げ等輪中堤 場所 対策の規模 ( 延長 量等 ) 他の対策で実施できない場合に 個別に箇所を検討する 他の対策で実施できない場合に 個別に箇所を検討する 現在の土地利用 補償用地面積 家屋数 事業費 維持管理費 県の負担 概ねの工期 事業手順段階的な安全度の確保 効果の範囲 他の対策で実施できない場合に 個別に検討 今回の協議会で頂く意見を踏まえ 必要に応じて 今回提示した案を修正した上で提示予定 今回の協議会で頂く意見を踏まえ 必要に応じて 今回提示した案を修正した上で提示予定 かさ上げやピロティ化した住宅で効果を発現する 他の対策で実施できない場合に 個別に検討 今回の協議会で頂く意見を踏まえ 必要に応じて 今回提示した案を修正した上で提示予定 今回の協議会で頂く意見を踏まえ 必要に応じて 今回提示した案を修正した上で提示予定 輪中堤内で効果を発現する 超過外力発生時の状態 河道の水位は計画高水位を超える区間が生じる 河道の水位は計画高水位を超える区間が生じる 輪中堤内の水害リスクが増大する 他河川での実施例 球磨川など多数事例あり 川内川など多数事例あり 検討段階のものであり 今後変更となる可能性がある

宅地のかさ上げ等案 輪中堤案に対する留意事項 ( 案 ) 45 課題宅地のかさ上げ等輪中堤 コスト検討中検討中 土地所有者等の協力の見通し 以下について土地所有者等から理解が得られれば可能 補償内容( 一時移転先や期間 かさ上げ後の区画 ) 等 以下について土地所有者等から理解が得られれば可能 補償内容等 実 その他の関係者等の調整の見通し 以下について 関係機関の協力が得られれば可能 かさ上げに伴う既存インフラの機能補償 ( 周辺道路 水路の付替 移設等 ) 災害危険区域の指定 以下について 関係機関の協力が得られれば可能 輪中堤整備に伴う既存インフラの機能補償 ( 周辺道路 水路の付替 移設等 ) 災害危険区域の指定 現 性 法制度上の観点から実現性の見通し 現行法制度のもとで実施可能 現行法制度のもとで実施可能 技術上の観点から実現性の見通し 技術上の観点から隘路はない 技術上の観点から隘路はない 検討段階のものであり 今後変更となる可能性がある

宅地のかさ上げ等案 輪中堤案に対する留意事項 ( 案 ) 46 課題宅地のかさ上げ等輪中堤 維持管理 特になし 河川管理者 ( 国 熊本県 ) としては 管理実績があることから 輪中堤について 適切に維持管理を持続することは可能 水環境 生物多様性の確保及び自然環境全体への影響 特になし 河川管理者 ( 国 熊本県 ) としては 以下による動植物の生息生育等への影響を懸念 周囲堤の設置等 環 境 土砂流動の変化に伴う下流河川 海岸への影響 特になし 特になし 景観 人と自然との豊かな触れ合いへの影響 特になし 河川管理者 ( 国 熊本県 ) としては 以下による景観 人と自然との豊かな触れ合いへの影響を懸念 周囲堤の設置等 検討段階のものであり 今後変更となる可能性がある

課題宅地のかさ上げ等輪中堤地域社会への影響宅地のかさ上げ等案 輪中堤案に対する留意事項 ( 案 ) 47 事業地及びその周辺への影響 地域振興に対する効果 地域間の利害の衡平への配慮 補償が可能な範囲で 以下の留意が必要 事業地の地域コミュニティの維持 ( 事業への総意 ) 土地利用の制限等が必要な場合あり 特になし まちづくりによっては 地域振興に対して正負両面で影響を及ぼす 補償が可能な範囲で 以下の留意が必要 事業地の地域コミュニティの維持 ( 輪中堤の整備 事業への総意 ) 土地利用の制限等が必要な場合あり 特になし 特になし 将来の拡張性 ( 柔軟性等 ) 将来に 宅地のかさ上げ等によりかさ上げ高を高くすることについて 法制度上や技術上の観点から隘路はない 将来に 周囲堤の高さを高くすることについて 法制度上や技術上の観点から隘路はないが 水害時のリスクが増大する 検討段階のものであり 今後変更となる可能性がある

検討方針案 48

川辺川筋の引堤 河道掘削等 堤防嵩上げの検討方針 ( 案 ) 49 川辺川筋の引堤 河道掘削等 堤防嵩上げの検討方針 ( 案 ) 目標とする流量を安全に流下できるよう 流下能力の確保に向けて 下記の方針の下 検討を進める 区間引堤河道掘削等堤防嵩上げ 直轄管理区間 (0k~2k400) 技術的に可能な範囲で 今後詳細に検討 検討対象外 理由 : 本川の河床高との関係が不連続となるため 技術的に可能な範囲で 今後詳細に検討 県管理区間下流部 (2k400~10k750) 技術的に可能な範囲で 今後詳細に検討 技術的に可能な範囲で 今後詳細に検討 技術的に可能な範囲で 今後詳細に検討 県管理区間上流部 (10k750~18k400) 検討対象外 理由 : 引堤により家屋 道路等のほとんどが移転の対象となるため 技術的に可能な範囲で 今後詳細に検討 検討対象外 理由 : 山間狭窄区間で山地が両岸から迫っており 地形的に困難なため

宅地のかさ上げ等 輪中堤の検討方針 ( 案 ) 50 川辺川筋の宅地のかさ上げ等 輪中堤の検討方針 ( 案 ) 宅地等の施設を対象に洪水から守る対策として 宅地のかさ上げ等 輪中堤については 下記の方針とする 対策 宅地のかさ上げ等 輪中堤 検討方針 他の対策による対応を検討した上で 家屋等の浸水被害が残る場合に実施可能な範囲で 他の対策との組み合わせとして検討する 本協議会において 検討依頼があった 家屋等移転 については 住宅が点在する地域を輪中堤等で防御する時に一部の住宅等を移転させることで より効率的 経済的な整備が可能となる場合があるため 本協議会の対策案の総合的な評価の結果 宅地のかさ上げ等 輪中堤による対策となった地区について事業実施段階で個別に家屋等移転の適合性を検討する