体育に関するアンケート (8 月 24 名実施 ) では 体をうごかすことやうんどうはすきですか という質問に対して はい まあまあすき と答えた児童は 22 名 あまりすきではない と答えた児童が 2 名で きらい と答えた児童はいなかった どんなうんどうがすきですか という質問では 水遊び ボー

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

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指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

< 体力テストの結果 > ( 全国平均は平成 4 年度 は全国平均以下を示す ) 握力上体起こし長座体前屈反復横跳びシャトルラン 50m 走立ち幅跳びソフトボール投げ 学級男子 7.kg 0.6 回 34.5cm 45.3 回 58.6 回 9.4 秒 55.9cm 6.m 全国男子 6.7kg 9

平成 27 年度全国体力 運動能力 運動習慣等調査愛媛県の結果概要 ( 公立学校 ) 調査期間 : 調査対象 : 平成 27 年 4 月 ~7 月小学校第 5 学年 ( 悉皆 ) 中学校第 2 学年 ( 悉皆 ) 男子 5,909 人男子 5,922 人 女子 5,808 人女子 5,763 人 本

平成 27 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 28 年 3 月 四條畷市教育委員会

Microsoft Word - ☆【指導主事修正】H21推薦指導案(小学校体育)

平成 26 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 27 年 1 月 四條畷市教育委員会

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

平成25~27年度間

調査結果の概要

Taro-711.器械運動C.jtd

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

集団対集団での攻防を繰り返しながら 得点を取り合い勝敗を競うことを楽しむ運動である 自分たちで作戦を考え 協力してシュートをすることが楽しい運動である 自分が思う通りにボールを動かせるようになることが楽しい運動である イ児童から見た特性 勝つことが楽しい運動である シュートが決まると嬉しい運動である

第6学年体育科学習指導案

(3) 生徒観本クラスは 全体的に明るく活発で 指示されたことには素直に取り組む生徒が多い また 準備や片付け等も用具係や体育委員を中心に自主的に行う様子が伺える しかし ちょっとした困難にぶつかったり おもしろくないと感じるとすぐに投げ出してしまう生徒もいる また 運動能力や体力についてはやや差が

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

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スライド 1

鈴谷小学校

スライド 1

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

新潟市立亀田西中学校

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

5 本時の学習 (5/6 時間 ) (1) ねらい 技能 体を移動したり 用具を操作したりすることができる 態度 運動に進んで取り組み きまりを守って仲良く運動し場や用具の安全に気を付けることができる 思考 判断 運動遊びの行い方を知り 友達のよい動きを見付けることができる (2) 展開主な学習活動

中・高 <運動の領域>

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

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童は 2 人いる これらの児童はベースボール型の技能は高いが, その他の児童特に女子児童は, ボールを捕ったり投げたり, バットでボールを打つなどの経験はほとんどない 休み時間や昼休みなどに, 校庭で男女仲よく遊ぶ姿が見られるが, 外遊びの頻度には男女共通して個人差が大きい 3 人の女子児童が体を動

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - ○指導計画例(高校:ソフトボール)

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

表紙(中学校)単独

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

技能面では,2 年生までの経験の差で 前転についても 前転がりはできるが 前転となると苦しいこや 後転については 手をつくことが難しい子もいる 側方倒立回転は 上手な子もいるが イメージが無い子が多い 年生のこの時期のこの単元通して, マット運動の基礎基本である倒立を 壁倒立が一人でできるというとこ

第4学年算数科学習指導案

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上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

○ ○ 科 学 習 指 導 案

第6学年1組体育科学習指導案

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6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

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3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

解答類型

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単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

走の運動遊び では, いろいろな方向に走ったり, 障害物を用いたりしてリレー遊びを行う その際, 方向を変えて走るときや障害物を走り越すときにはどのように体を動かすとよいかを考えさせる また, 障害物の置き方や間隔を変えることによって, リズムよく走り越すことができることを体験し, 体を操作して走る

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

保健体育科学習指導案

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

第 1 学年 2 組体育科指導案 指導者藤田律子 1 単元名なわとび名人になろう! ( 基本の運動 用具を使った運動遊び ) 2 運動の特性 (1) 一般的特性 基本の運動 用具を使った運動遊び なわ 輪 ゴムひもなどの用具をタイミングよく操作したり, 用具の動きに合わせて自分の体 をいろいろ動かし

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

() 態度 思考 判断に関する学習体験状況 学期に体つくり運動やボール運動 ( 型 キャッチバレーボール ) の学習を行ったところ 個人としては めあてをもち その解決方法を考え 練習したり振り返ったりする流れをつかむことができてきた しかし 学習のねらいやチームの特徴に応じためあてを立てたり 具体

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

Microsoft Word - 研究の概要他(西小) 最終

第6学年2組 体育科学習指導案

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

国語科学習指導案様式(案)

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

Hi, friends!1 Lesson3

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

Taro-6学習指導案(事例①小学校

が分かり 地域に親しみや愛着をもち 人々と適切に接することや安全に生活することができるようにすることを目指している 本校は 隣接する小学校が休校することになり 今年度非常に多くの転校生を迎えた それに伴い学区域が二校分の広さに広がり 2 年生にとっては新しくなった学区域の中には 知らない場所やまだ行

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

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いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

第1学年国語科学習指導案

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学習指導要領の趣旨を実現する授業づくりのポイント

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(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

Transcription:

体育科学習指導案 日時 : 平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 )13:00~13:45 場所 : 海南市立大野小学校体育館学校 :2 年 A 組 24 人 ( 男子 10 名女子 14 人 ) 授業者 : 岩橋由理教諭 1 単元名体つくり運動 ( 多様な動きをつくる運動遊び )~ ズートピア オオノ ~ 2 指導にあたって 平成 28 年度児童生徒の体力 運動能力調査結果から見た児童の実態 <グラフ1> 判定別割合 ( 男女別 ) 70.0% 60.0% 50.0% 女子割合 県平均 (2 年女子 ) 40.0% 男子割合 40.0% 30.0% 県平均 (2 年男子 ) 30.0% 20.0% 20.0% 10.0% 0.0% A 判定 B 判定 C 判定 D 判定 E 判定 10.0% 0.0% A 判定 B 判定 C 判定 D 判定 E 判定 < 図 1>T スコアによる全国比較図 ( 男女別 ) ソフトホ ール投げ 立ち幅とび 握力 60.0 55.0 50.0 45.0 40.0 35.0 30.0 学級 ( 男子 ) 全国 上体おこし 長座体前屈 ソフトホ ール投げ 立ち幅とび 握力 60.0 55.0 50.0 45.0 40.0 35.0 30.0 学級 ( 女子 ) 全国 上体おこし 長座体前屈 50m 走 反復横とび 50m 走 反復横とび 20m シャトルラン 20m シャトルラン 児童観本学級の児童は 素直で元気な児童が多く いつも仲良く活動できているが 中には 相手の気持ちが分かりにくい スキンシップの力加減ができない 自分の気持ちを伝えにくいなど コミュニケーションを上手く取れない児童が数名いる

体育に関するアンケート (8 月 24 名実施 ) では 体をうごかすことやうんどうはすきですか という質問に対して はい まあまあすき と答えた児童は 22 名 あまりすきではない と答えた児童が 2 名で きらい と答えた児童はいなかった どんなうんどうがすきですか という質問では 水遊び ボール遊び とびばこ を選んだ児童が多く その理由に 気持ちがいい 楽しい できたらうれしい などをあげている 逆に どんなうんどうがきらいですか では 鉄棒 と答えた児童が 6 名で こわい 回り技ができない を理由にあげている 新体力テストの結果は 各項目のバランスが取れているものの 立ち幅跳び以外の他の項目で 全国平均と同じか または少しずつ下回っている 総合評価では 女子は A と E 判定がなく C 判定に集中していて 平均的な児童が多い 男子は A~E 判定に分かれていて 運動能力のばらつきが見られる 教材観本教材 多様な動きをつくる運動遊び は 楽しく運動しながら 体の基本的な動きを総合的に身に付ける運動で 体のバランスをとる運動遊び 体を移動する運動遊び 用具を操作する運動遊び 力試しの運動遊びの4つの運動遊びから構成されている 低学年では 力いっぱい体を動かす機会を作り 人数 回数 距離 時間 姿勢 用具 方向などを変化させることで動きのレパートリーを増やすことを目指している また ペアやグループの友だちとかかわりながら運動遊びをすることで 個々に運動に取り組む以上に 児童の興味 関心や動きの多様性 できた時の達成感を高めることができる教材である 指導観本校の研究主題は 互いに認め合い 運動の楽しさとできる喜びを実感できる体育 ~かかわり合い 高め合う大野っ子を目指して~である 上記の児童観と教材観から 次のように授業を組み立て 進めていきたい まず 単元名のサブタイトルを ズートピア オオノ として 子ども達に動物やトレーナーをイメージさせ 更に運動をゲーム化することで 児童の興味 関心を高めて楽しく取り組ませる また 準備運動に体ほぐしの運動を取り入れ ゲームを楽しむ授業の前段階で易しい運動を経験させるなど 運動が苦手な児童にも できそうだ やってみたい と思えるように進めたい 次に 運動能力の違う 4 人ずつのグループを6つ作り 互いにかかわらせながら様々な運動を経験させたい 運動のめあてが達成できるようなかかわり合いができるように 友達にかけてもらうと嬉しい言葉や 運動のポイントやこつを考えさせ それを掲示し共有させる また 各チームに 見つけたよシート を持たせ 友達の良いところを見つけたらシールを貼らせ 発表することで 友だちの動きに注目させ 互いを認め合う機会としたい そして このような指導者の意図と児童の意識が一致し 指導と評価が一体化するために 明確で具体的なめあてを設定し 常にめあて達成に向けた声掛けをする また 学習内容と評価の観点が分かる学習カードや 見つけたよシート を用いることで 児童自身に自己評価や相互評価をさせ 互いを認め合い高め合う意識を持たせたい 子ども達が仲間とともに生き生きと体を動かすなかで 体力や運動への意識が高まることを目指している

3 単元の目標 ( 運動 ) 体のバランスをとったり移動をしたりするとともに 用具の操作などができる ( 態度 ) 運動に進んで取り組み きまりを守り仲よく運動をしたり 場の安全に気をつけたりする ことができる ( 思考 判断 ) 体つくりのための簡単な運動の行い方を工夫できる 4 単元の評価規準 単元の評価規準 運動への関心 意欲 態度運動についての思考 判断運動の技能 多様な動きをつくる運動遊びに 進んで取り組もうとしている 運動の順番やきまりを守り 友 達と仲よく運動しようとして いる 用具の準備や片付けを 友達と 一緒にしようとしている 危険物が無いか 友達とぶつか らない十分な間隔があるかな どの場の安全に気をつけてい る 友達と一緒に運動したり用 具を使って運動をしたりす るなど 楽しく運動できる 行い方を選んでいる 多様な動きをつくる運動遊 びの行い方を知り 友達の よい動きを見つけている 体を移動する運動遊びがで きる 用具を操作する運動遊びが できる 1 準備運動や運動遊びに進んで 1 ペアやグループで一緒に 1 体全体を使って 動物の動 取り組もうとしている 運動する中で 体の動きを きをまねながら移動した 学習活動に即した評価規準 2ルールやマナーを守り ペアやグループで協力しながら運動しようとしている 3マットや平均台 ケンステップなどの準備や片付けを 友達と一緒にしようとしている 4 物や人にぶつからないように周りをよく見て 友達と間をあ 工夫しながら動物になりきったり 新しい動きを考えたりするなど色々な運動の仕方を見つけている 2ペアやグループで運動遊びをする中で 友達の良い動きを見つけている り 前後左右に機敏に動いたりできる 2ボールやフラフープを投げて受けるなどをしたり なわをタイミング良く跳んだりできる けて運動するなど 場の安全に 気をつけている 5 指導と評価の計画 別紙参照 6 本時について (1) 目標 ( 運動 ) ボールやフラフープなどを操作し ゲームを楽しむことができる ( 態度 ) ペアやグループで声をかけ合いながら仲良く運動ができる ( 思考 判断 ) 友達の良い動きや工夫しているところを見つけることができる (2) 展開 ( 本時 :7/8 時 )

導入 学習内容 活動 教師の指導 支援及び評価 ( ) 1 準備運動をする 楽しく十分走り回れるように 鬼の数やボー ボールおに ルの数を調節する うきわなげ 友達の名前を呼び合いながらさせる 2 場の準備をする 安全に気を付けて 協力して用具を準備させ る 3 学習課題を確認する 前時の学習を振り返り コーナーのルールを 確かめる ズートピアのスター を見つけよう 展開 4 グループに分かれてゲームをして 見つけたよシート にシールをはるごちそうコーナー ( ボール ) わくぐりコーナー ( フラフープ ) グループの仲間の動きに注目して声をかけ合うことを意識させる 見つけたよシート の使い方を確認する グループ内で互いの良い動きをよく見るように声をかける 声をかけ合っている児童を称賛する なかよしジャンプコーナー ( 大なわ ) 5 友達の良いところを発表する 6 グループでコーナーに分かれてゲームをす る 友達の良い動きや工夫しているところを発表 している 思 2 まとめ 7 本時の振り返りをする 学習カードに記入する 8 片付け 〇見つけたことを書き込むように声をかける 友達の良い動きやくふうしていたところを見つけている 思 2 〇後片付けの様子を見ながら安全に注意させ 必要な場を支援する 7 学習資料 当日配布

8 考察 ( 成果と課題 ) テーマ互いに認め合い 運動の楽しさとできる喜びを実感できる体育 ~かかわり合い 高め合う大野っ子の育成 ~ (1) 児童生徒の実態を踏まえた単元計画 ( 学習過程 ) の作成について単元名のサブタイトルを ズートピア オオノ として動物やトレーナーをイメージさせ 運動をゲーム化したことで 運動の意欲の低い児童の興味 関心を高めることができた また ゲームを楽しむ前段階で易しい運動を経験させたことで 運動が苦手な児童も抵抗なくゲームを楽しむことができた 1 つの運動遊びに 3 時間ずつ計画したが 動きのコツの交流し それに挑戦する時間をさらに 1 時間設定すれば 運動の質を高めることができたと思われる また 今回の授業で 子ども達の新しい動きを考える意欲の高さを改めて知ることができた 単元計画作成においては そうした子どもが本来持つ力を考慮し 十分に活かす事ができる計画を立てることが大切だと感じた (2) 児童生徒が 主体的に学習に取り組めるような授業づくりや学習形態の工夫点について ゲーム化した運動の場を3つ用意し 音楽の切り替わりを合図に グループで移動させた 互いに声をかけ合いながら 進んで取り組めていた 音楽を取り入れることで 楽しい雰囲気の中 リズムにのり のびのびとした動きができた 友達の良いところを見つけたらその子のシールを貼る 見つけたよシート をチームに持たせることで 友達の動きに注目し 互いを認め合う機会となった ストーリーを感じさせるようなコーナー名をつけ コーナーボードを子ども達自身で作ることで 動物やトレーナーをイメージしやすくなり 意欲を高めることができた 子どもの思いついた動きを自由にさせる中で 手をつかずに前転するなど 危険な動きがみられた 子ども達が主体的に取り組む上では 安全についての指導や配慮が一層重要であることに気づかされた

(3) 指導と評価の一体化に向けた取組等について 学習内容と評価の観点が分かる学習カードや友だちの良いところを見つけてシールをはる 見つけたよシート を用いて 児童自身に自己評価や相互評価をさせることができた 学習カードの感想を観点に分けて掲示し 共有することで 指導者の意図と児童の意識を一致させることができた グループで 3 か所に分かれて活動するため 指導者も移動しながら評価したが 見取れない部分があり 課題を感じた 具体的にどうすれば良いのかが分かる評価規準を設定し 子ども達にそれが明確に伝わり 更には興味や関心を持てるめあてを立てることの大切さや難しさを改めて感じた (4) その他国語や道徳の時間に考えた 友達にかけてもらうとうれしい言葉 を掲示し 意識させたり 学習カードの感想の中に書かれている友達の良いところを交流したりした そのことで 互いに声をかけ合い 共に喜び合う姿が増えた 子ども同志のかわり合いが広がることで 運動の意欲や技能が一層向上したと思われる