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質問 1 何歳から 長生き だと思いますか? 男性 女性ともに 80 歳 がトップ ( 合計 :42.3% 男性 :43.2% 女性 41.3%) 平均すると 男性が 81.7 歳 女性が 83.0 歳 と女性の方がより高年齢を 長生き と思うという 傾向があり 女性の 5 人に 1 人 (20.8

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

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自主調査レポート

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女性ライフコース マーケティング研究会オープニングセミナー 女性ライフコース マーケティング研究会の分析視点 ~ 生活者市場予測システム (mif) 分析結果を踏まえて ~ 01 年 1 月 5 日 事業予測情報センター片岡敏彦 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 目次 1 4 5 テーマの位置付け女性の働き方の変化ネットワーク ( 女縁 ) 形成ライフイベントとリスク対応まとめ Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 1

1 テーマの位置付け Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. テーマの位置付け テーマを 1 個 家族 / つながり 日常性の 軸で整理 個 家族 家族を超えたつながり 日常 テーマ 1 女性の働き方の変化 テーマ ネットワーク形成 ( 女縁 ) 非日常 テーマ ライフイベントとリスク対応 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc.

女性の働き方の変化 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 4 働く女性が増加 男性雇用者数は64 万人 (1997 年 ) をピークに減少 一方 女性雇用者数は増加傾向 男女雇用者数の推移 ( 万人 ) 000 000 1000 男性 女性 001 184 64 16 1 140 9 0 1960 1970 1980 1990 000 010 1997 出所 : 総務省 労働力調査 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 5

働く女性が増加 ~ 将来予測 女性の労働力率は今後も上昇が続く 女性労働力率の将来予測 ( 三菱総研推計 ) 労働力率予測 (%) 017 婚内 )0~9 歳 50.9 58. 全体 (15~64 歳 ) 年既57.4 6. 006 年 共働き 復職 内 )40~59 歳 65.7 70.8 シ全体 (15~64 歳 ) 67.7 7.1 ング内 )0~9 歳 8.7 88.4 ル内 )40~59 歳 79.9 86.8 晩婚化 未婚化 出所 : 実績値は総務省統計局 労働力調査 00 年は独立行政法人労働政策研究 研修機構 ( 三菱総研委託 ) による将来推計 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 6 多様化するライフコース 代表的なセグメントの規模と成長性 70 歳 プラチナシングル 17() 離 死プラチナ夫婦 [ 夫婦引退 ] 7 (8) 別シニアワーキング シニア共稼 シニア専業 子供の独立 シングル 夫婦 主婦 60 97() 156(4) 166(4) シングル [ 結婚 退職 50 40 50 代 04(5) [ 結婚 退職継続就業 出産 ] 子供なし 149(4) 88(7) 含む ] + 40 5(5) [ 出産 ワーキング 170(4) 退職 ] 18() シングルリターナ 0 0 0 代結[ 復職 ] 万以上出婚ワーキング産計 577(14) 88(1) 416(10) DINKS 専業主婦 広義の 専業主婦 :400 0 シングル 夫婦のみ 夫婦 + 子供 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 7 育児数値 : 万人 ( ) 内 : 全体に占めるシェア % :015 年までの規模の増減 出所 : 国勢調査 就業構造調査 三菱総合研究所 生活者市場予測システム より作成 注 : DINKS= Double Income No Kids ( 共働き収入あり 子供なし ) = Double Employed With KidS ( 子供を持つ共働き夫婦 )

経済的ゆとり度- 女性ライフコース マーケティング研究会の分析視点 - 復職層の多様化 : 生活維持型とキャリア継続型 生活維持型が大半 子育てでキャリア形成を諦めない復職層も1 割存在 復職層の職業 (%) 復職予備軍 パート アルバイト 6 会社員 1 その他 4 自営業主 自由業 1 役員 1 専業主婦 ( 結婚 出産契機退職 ) (%) 5 年以内の就業見通し 仕事をしている 1 雇用形態の希望 どちらかといえば仕事をしている 決めていない 1 正社員 10 その他 5 パート アルバイト 7 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 8 ライフコース別時間と経済のゆとり ライフコースで生活資源 ( 時間と経済のゆとり ) に差 リターナ ( 復職 ) DINKS 正規雇用ワーキングシングル (~9 歳 ) 正規雇用ワーキングシングル (40~59 歳 ) プラチナ夫婦 (60 代 夫婦とも非就業 ) シニア専業主婦 (60 代 夫は就業中 ) シニア共稼ぎ夫婦 専業主婦 ( 出産契機退職 ) プラチナシングル (60 代 非就業 ) DINKS 専業主婦 ( 結婚契機退職 ) シニアワーキングシングル 非就労シングル : 独身 : 既婚 円の大きさ : サンプル構成比 非正規雇用ワーキングシングル (40~59 歳 ) 非正規雇用ワーキングシングル (~9 歳 ) 時間のゆとり度 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 9

生活時間からみた女性の役割 有職女性は 仕事 をこなしながら 家事 母事 私事 の時間をねん出ライフコース別にみた平均的生活時間 ( 平日 ) Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 10 夫が家事をサポート DINKS で家事分担が進展 家事は家族で必ず分担する 正規雇用ワーキングシングル 非正規雇用ワーキングシングル (0-0 代 ) (40-50 代 ) (0-0 代 ) (40-50 代 ) DINKS リターナ ( 復職 ) ( 結婚契機退職 ) 専業主婦 ( 出産契機退職 ) 18 16 0 0 0 単位 :% あてはまる + ややあてはまる計 5 7 8 4 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 11 6

親との近居 隣居が働く女性を支える では5 割が0 分以内の距離に親が居住働く女性の親との同居 近居の状況 0% 0% 40% 60% 80% 100% 別居 同居隣 ( 敷地内 ) 0 分 0 分 ~ 1~ 日帰り日帰り以内 1 時間時間可能不可 妻正規雇用 DINKS 妻非正規雇用 妻正規雇用 妻非正規雇用リターナ 4 7 1 1 10 5 5 5 6 16 19 15 18 15 1 1 5 8 1 11 15 0 17 1 17 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 1 15 15 11 1 15 家事代行サービス利用意向 継続就業 は 家事代行の利用意向が高い 正規雇用ワーキングシングル (0-0 代 ) (40-50 代 ) 非正規雇用 (0-0 代 ) ワーキングシングル (40-50 代 ) DINKS リターナ ( 復職 ) ( 結婚契機退職 ) 専業主婦 ( 出産契機退職 ) 利用意向有 17 0 14 18 1 19 1 8 4 0 0 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 1 単位 :%

家族全員で余暇を楽しむ 正規雇用の DINKS の余暇は 家族一緒に 家族全員で余暇を楽しむ 正規雇用ワーキングシングル 非正規雇用ワーキングシングル (0-0 代 ) (40-50 代 ) (0-0 代 ) (40-50 代 ) DINKS リターナ ( 復職 ) ( 結婚契機退職 ) 専業主婦 ( 出産契機退職 ) 単位 :% あてはまる + ややあてはまる計 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 14 15 14 59 47 55 51 4 57 66 正規雇用 DINKS の余暇行動 温泉 ショッピングが共に上位 家族全員で余暇を楽しむ人の余暇行動 単位 :% あてはまる + ややあてはまる計 ( ) 内全体値 DINKS 妻正規雇用 1 位 温泉 54 (47) 位 ショッピング 5 (5) 位 観光 名所めぐり 49 (9) 4 位 読書 45 (40) 5 位 映画館 4 (4) 妻正規雇用 1 位ショッピング 49 (5) 位温泉 45 (47) 位ドライブ 9 (7) 4 位遊園地 テーマパーク 8 (6) 5 位読書 8 (40) Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 15 注 : 家族全員で余暇を楽しむ と回答した人の余暇行動をみたものであり 家族で行っている余暇内容に絞って質問したものではない

家族消費 をもたらす価値観 帰属 既婚女性は帰属意識が強い = 妻 母 家族との信頼関係やふれあいを大切にしたい 正規雇用 (0-0 代 ) ワーキングシングル (40-50 代 ) 非正規雇用 (0-0 代 ) ワーキングシングル (40-50 代 ) DINKS リターナ ( 復職 ) ( 結婚契機退職 ) 専業主婦 ( 出産契機退職 ) Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 16 単位 :% そう思う + ややそう思う計 78 74 78 70 8 86 87 90 90 91 94 私事 消費額 正規雇用者は 自分消費 が活発 私事 の消費額 (1 か月 ) 単位 : 万円 未婚 ワーキングシングル ( 正規雇用 ) ワーキングシングル ( 非正規雇用 ) 0-0 代 40-50 代 0-0 代 40-50 代 衣類履物類健康 美容 教養娯楽 交際費 習い事合計 1.8 1.5 1.1 1.4.9.4 4. 4.9 6.0 6.5 4.1 4.8 既婚 DINKS 0.8 1.5 0.6 1. 0.7 1.6 0.5 1. リターナ ( 復職 ) 0.6 1. ( 結婚契機退職 ) 専業主婦 0.5 1.0 ( 出産契機退職 ) 0.5 1.1. 1.9. 1.8 1.9 1.5 1.6 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 17

自分消費 をもたらす価値観 達成 シングル 継続就業層は達成 ( 自己実現 ) 志向が強い 実力を発揮し 人から賞賛されたい 正規雇用 (0-0 代 ) ワーキングシングル (40-50 代 ) 非正規雇用 (0-0 代 ) ワーキングシングル (40-50 代 ) DINKS リターナ ( 復職 ) ( 結婚契機退職 ) 専業主婦 ( 出産契機退職 ) Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 18 5 単位 :% そう思う + ややそう思う計 5 8 45 48 45 44 46 4 55 57 生きがい はライフコースで変化単位 :% ワーキングシングル (0~0 代 ) ワーキングシングル (40~50 代 ) DINKS 仕事家庭趣味ボランティア 1 1 67 1 11 5 0 1 49 57 継続就業 リターナ専業主婦 仕事家庭趣味ボランティア 5 50 44 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 19 0 9 59 41 57

女性の働き方の変化 まとめ 構造変化 働く女性増加 ライフコース = 経済 時間のゆとり多様化 生活行動 有職女性の 仕事 時間拡大 夫 親が家事支援 消費行動 継続就業者 = 家事代行サービス 私事消費 余暇は家族で 価値観 シングル 継続就業者 = 達成 VS 復職層 専業主婦 = 帰属 注目ポイント 継続就業層 ( シングル DINKS ) の多様化 雇用形態 ( 正規 非正規 ) 世代 年代等でさらに多様化 規模が大きい復職層も多様化 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 0 ネットワーク ( 女縁 ) 形成 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 1

家族を超えたネットワーク これまで 伝統的な絆 から 近代的な絆 に社会が変化 さらに ちょっとした絆 社会へ変化 隣人 友人 同好 社会 学校 会社 家族 ちょっとした絆 ( 連合 ) 近代的な絆 ( 所属 ) 故郷 伝統的な絆 ( 生まれ ) 出所 : 亀岡誠 現代日本人の絆 日本経済新聞出版社 (011) Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 生活価値観が変わる 1 個人の自立普遍主義 刺激 快楽主義 達成 慈善 伝統 適合 権力安心 4 帰属意識 出所 : S. H. Schwarz, Basic Human Value an overviewに基づく Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc.

安全 安心 そして絆志向 安心 の重視と 絆志向 の台頭高価値観 安全安心志向震災後安心さらに加速した価値観 減速 達成 適合個人の自立 価値観変化 権力 刺激 伝統 快楽主義帰属意識普遍主義 慈善 絆志向震災後台頭した価値観低 加速 シュワルツ (S.H.Schwarts) の価値尺度に基づき 11の価値観 ( 権 達成 快楽主義 刺激 個 の 普遍主義 慈善 伝統 適合 安 帰属意識 ) と設問を設定し 現状と震災による変化を調査 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 4 震災後の価値観の変化 構成比セグメント 震災前と比べた気持ちの変化 生活者イメージ 帰属意識 普遍主義 慈善 安心 クラスター 0-0 代 11% クラスター 5 0-60 代専業主婦 子あり 18% クラスター 6 0-0 代ワーキングシングル男女 11% クラスター 40-60 代非正規雇用女性 14% クラスター 1 0-60 代会社員男性 子持ち % クラスター 4 0-50 代会社員男性 子なし 11% クラスター 7 0-40 代会社員男性 1% Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 5

の深さ- 女性ライフコース マーケティング研究会の分析視点 - 子供をもつ女性で高まる絆意識 復職層 専業主婦は隣人との絆を重視 近所の人とのふれあいを大切にしたい 正規雇用ワーキングシングル非正規雇用 ワーキングシングル DINKS リターナ ( 復職 ) 専業主婦 (0-0 代 ) (40-50 代 ) (0-0 代 ) (40-50 代 ) ( 結婚契機退職 ) ( 出産契機退職 ) 単位 :% そう思う + ややそう思う計 46 4 45 41 40 45 58 7 59 60 69 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 6 絆の 拡がり 深さ を主体的にデザイン 特定絆の拡がり絆家庭 親のサポート夫の家事 育児参加 同窓 同郷 非日常社会 ( ボランティア ) 趣味 SNS 不特定職場親戚募金ネットゲーム親地域 mixi カルチャー教室日常女子会 同窓会ボランティア趣味サークル冠婚葬祭ママ会近所づきあい Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 7

女性ネットワーク ~ 友人の数 ワーキングシングル (0~0 代 ) 職場 5 合計地域 4 趣味 4 SNS 6 同郷 5 学生時代 9 その他 職場地域趣味 SNS 同郷学生時代その他 ワーキングシングル (40~50 代 ) DINKS 合計 19 1 継続就業 リターナ専業主婦 4 4 5 合計 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 8 4 4 4 5 5 合計 5 1 単位 : 人 :5 人以上 5 5 合計 0 5 合計 1 女性ネットワークが生むつながり消費 友人の多さが女性の消費を活発にする 平均月間支出 (mif) シングル女性 1 万円 > シングル男性 0 万円 友人と余暇を楽しむ ( 現在 ) 0% 50% 100% 5 19 額出所 1 16 9 10 1 5 16 19 :( 株 ) 三菱総合研究所 生活者市場予測システム (mif) 注 : いずれも未婚者のみで集計 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 9 男性 女性 あてはまる ややあてはまる どちらともいえない あまりあてはまらない あてはまらない 友人と余暇を楽しむ 1 カ月間支出総額 ( 万円 ) 出総いやあはやあててはまるまる友人と余暇を楽しむ 支1 19 19 17 らないあまりあてはまどはまちらともえないらないあて

( 参考 ) 高い女性の消費性向 男女の消費性向 (= 消費支出 / 可処分所得 ) 009 年男性 7% < 女性 88% 同じ年収でも 女性の方が消費性向が高い 年収階級別消費性向 (%) 104 100 9 50 90 87 79 8 75 69 男性女性 0 00 万円未満 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 0 00 万円 ~ 00 万円 ~ 400 万円 ~ 出所 : 総務省 全国消費実態調査 注 : 勤労者単身世帯を対象 女性ネットワークがシェア志向を高める シェア志向が強いのは女性 利用頻度の低いものは 借りたり共有する 単位 :% とてもそう思う + そう思う計 男性 女性 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 51 51 51 5 56 59 60 60 58 57 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 1

ネットワーク ( 女縁 ) 形成 まとめ 構造変化 生活行動 消費行動 価値観 女性社会進出 成熟社会化 東日本大震災 家族を超えたネットワークの形成 つながり消費台頭 絆志向 シェア志向 注目ポイント インターネットの普及進展 SNS( つながりやすく ) つながりを目的とした消費拡大 所有のためから もの語りを話すための消費 ( 場 の消費 ) へ Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 4 ライフイベントとリスク対応 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc.

女性のイベント消費 女性はイベント消費が活発 あてはまる + ややあてはまる計 合計 男性女性 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 バレンタインやホワイトデーにはプレゼントを送る 4% 0% 6% 4% 8% 6% 6% 64% 56% 46% 5% 母の日にはプレゼントを贈る 46% % 41% 8% % 6% 66% 71% 61% 54% % 父の日にはプレゼントを贈る % 4% 1% 5% 17% 9% 50% 59% 46% 5% 18% 敬老の日にはプレゼントを贈る 1% 1% 17% 16% 18% 18% 6% 7% % 9% 5% クリスマスにはプレゼントを贈る 41% 7% 9% 40% 6% 5% 5% 6% 56% 9% 9% お中元やお歳暮を贈る 7% 10% 1% 0% 4% 58% 17% 1% 4% 59% 69% 誕生日や結婚記念日にはプレゼントを贈る 48% 5% 4% 40% % 6% 67% 68% 58% 5% 50% 出産祝いや結婚祝いのプレゼントを贈る 54% % 40% 4% 44% 58% 55% 75% 64% 67% 7% 入学 就職祝いのプレゼントを贈る 41% 14% 7% 7% 41% 49% 7% 46% 5% 57% 6% 海外旅行に行ったときにはお土産を買って帰る 50% % 9% 44% 49% 5% 5% 60% 58% 59% 60% 友人同士でプレゼントを贈り合う 0% 1% 10% 7% 6% 6% 47% 6% 5% 6% 6% 感謝やお礼の際に贈り物を贈る 46% 4% 9% 0% 5% 47% 51% 58% 57% 64% 71% 相手が気に入りそうなものを見つけるとプレゼントする 9% 0% % 1% 19% 19% 9% 40% 5% 8% 40% 贈り物のラッピングは自分でする 1% 7% 5% 4% % % 0% 1% 19% 18% 16% 自分へのごほうびとして やや高額品を買う 5% 6% 4% 0% 16% 1% 5% 0% 7% 0% 9% Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 4 ご褒美消費 つながり消費と価値観 ご褒美消費は 達成 つながり消費は 帰属意識 と関連 実力を発揮し 人から賞賛されたい 家族との信頼関係やふれあいを大切にしたい とてもそう思うそう思うどちらともいえないそう思わないまったくそう思わない とてもそう思うそう思うどちらともいえないそう思わないまったくそう思わない 単位 :% 自分へのごほうびとして やや高額品を買う 7 9 0 0 18 出産祝いや結婚祝いのプレゼントを贈る 4 0 17 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 5 54 68

備えづくりとしての保険加入 女性は医療保険加入率が高い 健康への不安を保険でカバー 保険加入状況 ( 医療保険 ) 特約除く 病気にかからず 健康でいたい とてもそう思う 単位 :% 男性 女性 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 9 9 51 5 5 56 6 6 64 64 男性 女性 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 55 56 58 58 65 64 69 68 70 74 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 6 備えづくりとしての学習 資産形成 管理に対する学習意欲が高いのは女性 マネープランや家計管理について勉強する 今後 男性 女性 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 0 代 0 代 40 代 50 代 60 代 5 9 7 6 7 単位 :% そうしたい + ややそうしたい計 40 9 6 45 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 7

備えづくりとしての投資 40-50 代の正規雇用シングルは株に投資単位 :% ワーキングシングル ( 正規雇用 ) が保有している金融商品 普通預金 ( ゆうちょ銀行以外 ) 定期預金 ( ゆうちょ銀行以外 ) 通常貯金 ( ゆうちょ銀行 ) 定期貯金 ( ゆうちょ銀行 ) 財形預金積立預金 貯金外貨預金投資信託株式国債 地方債外国で発行された証券 5 1 5 FX 11 15 1 15 9 17 1 4 10 1 10 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 8 49 54 6 6 女性全体 0 0 代 40 50 代 94 96 ライフイベントとリスク対応 まとめ 構造変化 ライフコース多様化 少子化 人生長期化 生活 消費行動 価値観 自分消費 ご褒美消費 つながり消費 備え のための保険加入 資産形成の勉強 投資 達成 絆 ( 帰属意識 ) 将来不安 注目ポイント ライフサイクルの多様化 ( 例 :40 歳で出産 熟年離婚 ) 資産価格動向 ( 株価低迷 ) Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 9

5 まとめ Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 40 検討フレーム 各ライフコース選択者がどんな生活行動 消費行動をしているか その背景は何かを探る マーケティング戦略の方向性を見出す構造変化 誰が (who) ワーキングシングル DINKS 専業主婦 リターナ mif + 学習院大調査 何を (what) 何故 (why) どのように (how) 消費行動 生活行動価値観消費者を動かす動機 ( インサイト ) マーケティング戦略の方向性 グループワーク MROC グループワーク事例分析 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 41

現段階のまとめ 以下のような傾向が見えてきた 構造変化生活行動 消費行動 価値観 注目ポイント テーマ 1 働き方の変化 働く女性増加 ライフコースごとの経済 時間のゆとり多様化 有職女性の 仕事 時間拡大 夫 親が家事支援 継続就業者 = 家事代行 私事消費 余暇は家族で シングル 継続就業者 = 達成復職層 専業主婦 = 帰属意識 継続就業層多様化復職層も多様化 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 4 テーマ ネットワーク形成 ( 女縁 ) 女性社会進出 成熟社会化 東日本大震災 家族を超えたネットワーク形成 つながり消費台頭 絆志向 シェア志向 インターネット普及 (SNS) つながりを目的とした消費拡大 生活 消費行動をもたらす動機は何か テーマ ライフイベントとリスク対応 ライフコース多様化人生長期化 自分消費 ご褒美消費つながり消費 備え のための保険加入資産形成の勉強 投資 達成 絆 ( 帰属意識 ) 将来不安 MROC で 消費者自身が気づいていない本音 願望を探る ライフサイクルの多様化資産価格動向 ( 株価低迷 ) 研究会での分析対象市場分野 テーマごとに 分析対象となる市場分野を決定 下表は例 会員企業のご要望を踏まえて調整 テーマ分析対象市場分野 ( 例 ) 食テーマ1 家事 家電働き方の変化 テーマ ネットワーク形成 ( 女縁 ) テーマ ライフイベントとリスク対応 余暇 レジャー 外食 ギフト 住 金融 保険 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 4

研究会の進め方 アウトプット 対象分野の商品 サービスの方向性をペルソナから抽出 MROC での調査内容の検討 インサイトをリストアップし MROC でライフコース別に評価 代表的ライフコースを ~4 選定し 市場分野別にペルソナを作成 商品 サービスの方向性導出 ( 例 ) テーマ 1 女性の働き方の変化 < 働き方と食生活 > どういう食生活をしていますか? どういう食生活が望ましいと思いますか? どういう点で困っていますか? 期待して買ったけど失敗したものはありますか? 食生活インサイト ワーキングシングル DINKS 1... 4. 5. 食生活ペルソナ < ワーキングシングル > 食生活ペルソナ <> 6. 商品 サービスの方向性 グループワーク グループワーク レクチュア学習院大調査 mif 分析ライフコース 食生活 コミュニティガイド MROC 調査 インサイトリストアップ ライフコース別に評価 ペルソナたたき台 事例分析 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 44