市道三溝線の位置付け 佐賀駅周辺整備構想 (H29.3) では 佐賀駅と拠点エリア ( 総合運動場周辺 城内 中心市街地周辺 ) とを結ぶ 南北軸の強化 を課題として提示 市道三溝線は 北側の拠点エリアに向けた 街の玄関口 であり 重要な動線 であると整理 街づくりの視点 ( 佐賀駅周辺整備構想 )

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堺市新金岡地区の自転車通行環境整備のアンケート 交通量調査結果について 堺市新金岡地区において 歩行者 自転車利用者が安心して通行できる安全なまちづく り を目指し 自転車通行環境の整備を行いました 自転車通行環境モデル地区において 平成 22 年 ~ 平成 23 年に自転車道 歩道の視覚 分離の整

目次 1 1. 奈良市中心部の道路交通環境 1) 広域的な自転車利用ネットワーク P2 2) 幹線道路の交通状況 ( 交通量 ) P3 3) 幹線道路の交通状況 ( 混雑状況 ) P4 2. 自転車事故の分析結果 1) 道路種別別 ( 国道 県道 市道 ) 自転車事故発生状況 P5 2) 自動車交通

スライド 1

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資料 -2 国道 24 号烏丸通 歩行者 自転車通行安全協議会 国道 24 号烏丸通の概要 平成 30 年 3 月 国土交通省近畿地方整備局京都国道事務所

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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昨年9月、IOC総会において、東京が2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市に決定し、日本中が歓喜の渦に包まれた

第 2 章横断面の構成 2-1 総則 道路の横断面の基本的な考え方 必要とされる交通機能や空間機能に応じて, 構成要素の組合せ と 総幅員 総幅員 双方の観点から検討 必要とされる道路の機能の設定 通行機能 交通機能アクセス機能 滞留機能 環境空間 防災空間 空間機能 収容空間 市街地形成 横断面構

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資料 2 主要渋滞箇所 ( 案 ) の抽出方針について ( 一般道 ) 平成 24 年 8 月 9 日

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7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環


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1 見出し1

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交通結節点が備えるべき機能を整理すると 最も基本となるものとして があり これに加えて 都市機能の誘導 集積を促進させ 都市内の中心的な拠点地区を形成する 及び 都市の顔 となる 交通結節点の計画 整備の検討においては 先に示した の三種の機能がそれぞれ交通結節性 人の交流や景観等の面で役割を果たし

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目次

() 土地の総面積 利用目的別面積 所有する土地の面積は 最小で 90 m 最大で,400m であり 00~400 m との回答が最も多い 駐車場としての利用では 月極駐車場が 309 台分 日貸駐車場では 5 台分となっている 所有する総面積 00m以下 m未満 m未満

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柏駅西口北地区まちづくり

PowerPoint プレゼンテーション

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Microsoft Word - 表紙

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目 次 1 基本方針 再開発を促進すべき地区等の整備又は開発の方針... 2 別表再開発促進地区の整備又は計画の概要... 3 都市再開発方針図 ( 総括図 )... 6 都市再開発方針附図

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生活道路対策

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速度規制の目的と現状 警察庁交通局 1

05+説明資料

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[2] 具体的事業の内容 (1) 法に定める特別の措置に関連する事業 該当なし (2)1 認定と連携した支援措置のうち 認定と連携した特例措置に関連する事業 事業名 内容及び実施時期 実施主体 中心市街地の活性化を実現するための位置付け及び必要性 支援措置の内容及び実施時期 その他 の事項 群馬の玄


また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

アンケート内容 2

73,800 円 / m2 幹線道路背後の住宅地域 については 77,600 円 / m2 という結論を得たものであり 幹線道路背後の住宅地域 の土地価格が 幹線道路沿線の商業地域 の土地価格よりも高いという内容であった 既述のとおり 土地価格の算定は 近傍類似の一般の取引事例をもとに算定しているこ

本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

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品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)に係る都市計画について

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4-3 交通量推計結果と考察 (1) 交通量推計結果 現況の交通量推計結果を見ると 一般国道 196 号では今治市内全区間において 100 を超え 旧市付近では 288 を超える交通が流れており 幹線的機能を果たしている 中心部から南北状に伸びる一般国道 317 号や でも 100 百台 / 日を超

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2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

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目 次 1 背景 目的 1 2 計画の位置付け 2 (1) 計画の位置付け 2 3 現状の問題と課題 3 (1) 現状の問題 3 (2) 課題 3 4 市街化調整区域における土地利用方針 5 (1) ゾーンにおける土地利用方針 6 (2) 各ゾーンのイメージ 10 5 土地利用現況図 11 6 土地

都市再生整備計画の目標及び計画期間 都道府県名 ちばけん千葉県 ほんだ ちく 市町村名 ちばし千葉市 地区名 えきしゅうへん誉田駅周辺地区 面積 29.6 ha 計画期間平成 22 年度 ~ 平成 26 年度交付期間平成 22 年度 ~ 平成 26 年度 目標大目標 : 誉田駅を核とした交通結節点の

2. 都市計画道路にかかる事業費の推移 本市の都市計画道路にかかる事業費 街路事業費 は 過去 10 年では平均約 27.5 億円となっ ています 百万 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 街路事業費 決算額 の推移 H17 年度 ~H26 年

2

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事故及び渋滞対策の取り組み 福岡都市高速 北九州都市高速 福岡北九州高速道路公社

- 目次 - 1. 基本構想策定の趣旨と役割 1 2. 交通バリアフリー法 2 3. 焼津市移動円滑化基本構想策定体制及び上位計画との関連 4 4. 重点整備地区及び特定経路について 6 5. 地区別の現状把握 整備の目標 心のバリアフリー 24 参考資料 1. 人口と高齢者

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(2) 現況の交通規制現況では 多方面から道後温泉本館方面に流入する主要道路には 大型貨物進入禁止や大型バスの一方通行の交通規制が設けられている 西側から県道六軒家石手線を経由するルートは 大型バスは進入できないようになっており 一部分は 大型バスが南向きの一方通行規制になっていて西方面にしか行けな

目 次 1 小牧駅周辺のまちづくりに関する基本的考え方 1 2 小牧駅周辺の将来像 2 3 A 街区の位置づけ 5 4 A 街区 ライフ サポート オアシス の機能構成イメージ 6 5 交通結節点 広場の再整備 7 6 A 街区整備の進め方 8 7 結び 8


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北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

はじめに 深沢地域整備事業 ( 以下 本事業 という ) は 平成 22 年 9 月に策定した土地利用計画 ( 案 ) をもとにまちづくりを進めてきましたが 計画策定から既に5 年以上経過し社会情勢が大きく変化していることや より広く市民意見を反映して欲しいといった意見を踏まえ 土地利用計画 ( 案

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

( 様式 -2a 調査概要 ) Ⅰ 調査概要 1 調査名称 : 平成 26 年度神埼市総合都市交通体系調査 2 報告書目次 1. 業務概要 (1) 都市計画道路見直しの必要性 (2) 都市計画道路見直しのスキーム (3) 検討結果の分類 2. 路線の抽出 (1) 都市計画道路の整理 抽出 (2) 検

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1-1 交通死亡事故全体の推移 10 年前と比較し の死者は 40.7% 65 歳以上の死者は 24.0% それぞれ減少 死者に占める 65 歳以上の割合は 24 年以降増加 27 年中死者の半数以上 (54.6%) を 65 歳以上が占める 10 年前と比較し 人口当たり死者数は 65 歳以上のい

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

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今後の進め方について

本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

Transcription:

市道三溝線再整備の方向性について 資料 1 市道三溝線再整備検討会 ( 第 1 回 ) 平成 30 年 5 月 30 日 ( 水 ) 三溝線は駅北口交差点 ~ 八丁畷間の約 900m( 幅員 20m:4 車線 ) 特に朝夕は自転車歩行者道( 自歩道 ) で混雑が発生 右折専用レーンがなく 追突事故の発生も懸念される 横断図( 現況 ) [ 単位 :m] 自歩道の混雑 ( 特に東側 ) 右折専用レーンなし ( 追突事故の危険 ) 変則の交差点 ( 青信号が短い ) 1

市道三溝線の位置付け 佐賀駅周辺整備構想 (H29.3) では 佐賀駅と拠点エリア ( 総合運動場周辺 城内 中心市街地周辺 ) とを結ぶ 南北軸の強化 を課題として提示 市道三溝線は 北側の拠点エリアに向けた 街の玄関口 であり 重要な動線 であると整理 街づくりの視点 ( 佐賀駅周辺整備構想 ) 現況断面図 市道三溝線 佐賀駅周辺地区の役割 市内 市外交通の結節機能強化 街の南北拠点エリアとの連携 中心市街地への人の誘導 2

沿線の状況 人口の動向 福岡都市圏への通勤 通学者など 駅周辺では人口が増加 特に駅北口エリアでは 人口の増加が顕著 住民基本台帳人口 H19.10 H24.10 H29.10 増減率 H19 H29 世帯人口世帯人口世帯人口世帯人口 駅北口エリア 970 2,096 1,084 2,302 1,205 2,368 24.2% 13.0% 駅南口エリア 555 1,161 578 1,228 601 1,170 8.3% 0.8% 神野小学校区 5,142 11,389 5,229 11,580 5,497 11,462 6.9% 0.6% 佐賀市全域 90,659 238,478 94,779 237,086 99,301 234,287 9.5% -1.8% 駅北口エリア : 駅前中央 2 丁目 神野東 2 3 4 丁目駅南口エリア : 駅前中央 1 丁目 神野東 1 丁目 栄町 115 110 110 113 105 100 95 100 106 102 101 101 99 98 90 H19.10 H24.10 H29.10 年月 駅北口エリア駅南口エリア神野小学校区佐賀市全域 人口の推移 (H19.10 を 100 とした場合 ) 3

沿線の状況 施設 ( 土地利用 ) の状況 沿線は佐賀商業高校のほか 店舗 マンション 駐車場が立地 その背後には一般住宅が多く立地 新たなマンション建設も進み 居住人口が増加 沿線の土地利用状況 (H29.12 時点 ) 4

佐賀県総合運動場周辺整備による影響 国体等を見据え 佐賀県がアリーナ (8,000 人収容 ) の新設を計画 駐車場 駐車場 佐賀県総合運動場等整備基本計画 (H29.3) 完成 (2022 年予定 ) 後は スポーツイベントやコンサートなど 駅からアリーナへと向かう歩行者が増加することが見込まれる 徒歩やシャトルバスなど 多様な移動手段の確保が課題 アリーナでイベント ( 昼間 ) が開催される日の市道三溝線の歩行者通行量イメージ さが桜マラソン会場へと向かう参加者 ( 市道三溝線 : 東側自歩道 ) 青色 : 現在の歩行者通行量 ( 実測値 ) 赤色 :4,000 人規模 ( 常設席 ) のイベントを想定 5 ( うち1,200 人が駅から徒歩移動と想定 )

歩行者 自転車の通行量 (12 時間 ) 歩行者 自転車とも 通行量は東側に集中している ( 西側 ) 歩行者 43 自転車 228 ( 東側 ) 歩行者 241 自転車 749 ( 西側 ) 歩行者 167 自転車 168 ( 東側 ) 歩行者 1,270 自転車 502 ( 西側 ) 歩行者 257 自転車 119 ( 東側 ) 歩行者 1,717 自転車 531 調査日 :H29.10.11( 水 ) 12 時間 (7~19 時 ) 三溝線 ( 駅北口交差点 ) ( 平日 7:20) 6

自動車交通量 (12 時間 ) 駅に近づくにつれて 交通量は減少する傾向にある 市道三溝線 (4 車線 ) 8,036 台 ( 血液センター南 ) 国道 264 号 (4 車線 ) 23,066 台 市道三溝線 (4 車線 ) 7,343 台 ( アパホテル前北側 ) 市道三溝線 (4 車線 ) 4,251 台 ( 駅北口 ) 大財通り (4 車線 ) 15,372 台 中央大通り (2 車線 ) 12,337 台 三溝線以外の各路線の交通量は H27 道路交通センサスによる 調査日 :H29.10.11( 水 ) 12 時間 (7~19 時 ) 7

自動車交通量 ( ピーク時 :1 時間 ) 交通容量 ( 通過可能な最大交通量 ) に対して 余裕がある状態 市道三溝線 (4 車線 ) 910 台 / 時 ( 血液センター南 ) 国道 264 号 (4 車線 ) 2,258 台 / 時 市道三溝線 (4 車線 ) 791 台 / 時 ( アパホテル前北側 ) 市道三溝線 (4 車線 ) 444 台 / 時 ( 駅北口 ) 大財通り (4 車線 ) 1,461 台 / 時 中央大通り (2 車線 ) 1,258 台 / 時 [ 市道三溝線の交通容量 ] 4 車線の場合 : 約 2,800 台 /1 時間当たり 2 車線の場合 : 約 1,400 台 /1 時間当たり 三溝線以外の各路線の交通量は H27 道路交通センサスによる調査日 :H29.10.11( 水 ) 8

交通事故の発生状況 市道三溝線では 4 年間 (H26~H29) で人身事故が 56 件発生 出合頭の事故が多いことが特徴で その半数以上が自動車と自転車の事故となっている ( 県全体では 追突事故が最多となっている ) 事故形態種別 ( 県全体 ) (H29) 事故形態種別 ( 三溝線 ) (H26~H29) 1985 件 29% 3028 件 45% 5 件 9% 12 件 21% 10 件 18% 240 件 4% 1512 件 22% 自動車 自転車 :16 件 自動車 自動車 :13 件 29 件 52% 計 6,765 件 計 56 件 追突出合頭横断中その他 追突出合頭横断中その他 事故当事者別 ( 三溝線 ) 5 件 9% 2 件 4% 出合頭 :16 件 車両右左折時 :2 件 18 件 32% 31 件 55% 自動車 自動車 自動車 歩行者 自動車 自転車 自動車 バイク 9

市道三溝線で発生した事故の状況 ケース 1 自動車 自転車 ( 出合頭 ) (H27.2.26 12 時発生 ) 路地から出ようとした自動車が 自歩道上を北進する自転車と衝突 ケース 2 自動車 自転車 ( 出合頭 ) (H26.11.8 10 時発生 ) 路地から出ようとした自動車が 自歩道上を北進する自転車と衝突 ケース 3 自動車 歩行者 ( 横断中 ) (H29.6.15 7 時 30 分発生 ) ケース 6 自動車 自動車 ( 追突 ) (H27.7.13 9 時発生 ) 右折待ちの自動車へ後続車が追突 横断歩道 ( 東西 ) を横断中の歩行者と 北進してきた自動車が衝突 ケース 4 自動車 自転車 ( 出合頭 ) (H27.3.3 17 時 30 分ほか 3 件発生 ) 路地から出ようとした自動車が 自歩道上を南進する自転車と衝突 事故の状況は 佐賀北警察署の記録を基に佐賀市で再現したもの ケース5 自動車 歩行者 ( 横断中 ) (H29.2.9 8 時ほか3 件発生 ) 路地から出ようとした自動車が 自歩道上を北進する自転車と衝突 10

交通事故ワースト 1 脱却に向けて 佐賀県は 人口 10 万人当たりの人身事故件数が 5 年連続で全国ワースト 1(H24~H28 年 ) ワースト 1 脱却に向けて 国県市を挙げて様々な取組を実施 平成 29 年はワースト 1 を脱却! 佐賀県キャンペーン 交差点のカラー表示化の取組 神野校区での取組 ( 佐賀新聞 H30.5.11) 11 佐賀市キャンペーン ( 西日本新聞 H30.4.30)

自転車走行空間に関する国の動向 昭和 40 年代 車社会の進展により 自動車と自転車の事故が急増 昭和 45 年 自転車の歩道通行を可能とする交通規制を導入 自転車 = 車両という意識が希薄化自転車が歩行者に接触する重大事故が増加 平成 24 年 国が歩行者と自転車の分離に向けたガイドライン策定 ( 車道通行の原則 自転車利用ネットワークの整備推進 ) 12

佐賀市の自転車利用ネットワークの取組 国のガイドラインに基づき 佐賀市自転車利用環境整備計画 を策定 (H29.3) 市内各道路の交通状況等に応じて 自転車利用空間の整備形態を分類 市道三溝線は 自転車レーン 整備路線に該当 市道三溝線 凡例幹線路線コミュニティ路線 ネットワークのコンセプト図 目安 自動車速度が高い道路 自転車道 整備形態 上記 下記以外の道路 自転車レーン 自動車速度が低い道路かつ交通量が少ない (4000 台以下 ) 歩道がない 自転車歩行者専用道路 車道混在 自転車歩行者専用道路 13

自転車利用空間の整備形態 ( 佐賀市自転車利用環境整備計画から抜粋 ) 13-2

市道三溝線再整備の方向性 ( 案 ) 背景 佐賀駅へ向かう主要アクセス道路である ( 歩行者 自転車 自動車 ) 沿線人口が増加している 交流人口が増加し ( アリーナ新設後 ) 円滑な誘導が必要 課題 自歩道内での輻輳 混雑 歩行者を避けた自転車の急な飛び出し 路地から出る自動車が自転車に接触する事故 右折専用レーンが未整備の 不完全な 4 車線 本線上での右折待機による追突事故の懸念 対応策 歩行者と自転車の分離 ( 自転車レーンの整備 ) 道路空間の再配分 走行車線の最適化 ( 右折専用レーンの整備 ) 再整備 ( 再配分 ) イメージ 参考事例 市道江頭西渕線( 佐賀市兵庫北 : 幅員 20m) 14

再整備に向けた社会実験 ( 案 ) 目的実施時期実施内容検証方法 道路空間の再配分による影響 ( 渋滞の発生 周辺の生活道路への流入 ) や効果 ( 安全性向上 ) を検証 平成 30 年 9 月上 ~ 中旬 1 週間程度 ( 設置 撤去に前後各 1~2 日程度 ) 東側 1 車線を 自転車道 ( 対面走行 ) に変更 残り 3 車線のうち 中央の車線を 右折レーン ( 信号交差点の手前 ) 及び ゼブラゾーン に変更 渋滞の発生がないか 交通量調査 渋滞長調査 ( 信号交差点 ) 周辺の生活道路に流入しないか 周辺道路の交通量調査 安全で快適な歩行者 自転車利用空間になるのか 沿線住民 佐賀商業高校生へのアンケート 通行者への街頭アンケート 自転車通行位置遵守率調査 検証結果を踏まえ 最適な再整備方針を本検討会において協議 決定 15

社会実験の実施イメージ 設置 撤去作業時の安全性 迅速性を考慮し バリケード テープ等による仮設とする 右折レーン バリケードによる自転車道の仮設 テープによる路面標示仮設 16

社会実験中の各種調査の実施箇所 : 交通量調査 : 渋滞長調査 : 自転車通行位置順守率調査 通行者への街頭アンケート 沿線住民 佐賀商業高校生へのアンケート 歩行者 自転車の安全 快適性を把握 17

歩道空間の活用検討 歩行者と自転車の分離により 安全になった歩道空間を活用し 歩きたくなる空間づくりも可能となる 街づくりの拠点となる滞留 交流空間 事例 1 松山市 ( 花園町通り ) 車道を 6 車線から 2 車線に減少させ 広がった空間に自転車走行空間と 人の滞留空間を創出 十分な歩行者空間を確保しつつ ベンチ等により滞留空間を創出 歩行者空間と分離した自転車道を整備 事例 2 名古屋市 ( 錦二丁目長者町 ) 道路に面した民間スペースにウッドデッキを設置し 街のリビングルーム として新たな商業活動の場を創出 交流 賑わいの拠点となっているウッドデッキ 18

歩道空間の活用検討 事例 3 柏市 ( 柏の葉キャンパス駅西口駅前通り ) ストリートライフのあるまち をコンセプトに 舗装高質化や植栽 シンボルサイン バナーを整備し 街路空間に憩いの場を創出 ベンチなどが設置された歩道空間 歩きたくなる仕掛け サインデザイン 事例 4 佐渡市 ( 相川地区誘導サイン ) 上 ) 案内板下 ) シンボルサインと高木 地区内に点在する産業遺産 ( 金銀山遺産 ) の位置をわかりやすく案内するサイン案内板 周囲の街並みと調和したデザイン性が確保されている 必要な機能を満たした 地区固有のデザインの公共サイン 19

歩道空間の活用検討 事例 5 長崎市 ( 中島川公園 ) 散策を楽しんでもらうための仕掛けとして企画された ミッフィーかくれんぼ 園内 9 箇所にミッフィーが隠されている 舗装材に埋め込まれたミッフィー 日常生活 健康づくりを支える空間 事例 6 神戸市 ( 小野浜公園とその周辺道路 ) アシックスの監修を受けてランニングコースを整備 公園内から周辺道路まで 神戸らしい風景の中を走る 園内には ウッドチップジョギングコースやストレッチ広場を整備 上 ) 既存道路を活用したランニングコース下 ) ウッドチップコースとストレッチ広場 公園をスタートし 海沿いを走る 5km の周回コース 20

スケジュール - 社会実験前 - 今後の進め方について 5 月検討会 1 課題整理 社会実験の実施内容 本日 6 月検討会 2 社会実験の詳細な実施内容 6 月日 ( ) 時 7 月 ~ 事前広報チラシ 市報 メディア掲載など 資料 2 市道三溝線再整備検討会 ( 第 1 回 ) 平成 30 年 5 月 30 日 ( 水 ) - 社会実験 - 9 月社会実験 準備 ( 設営 )1~2 日 実験 7 日間 撤去 1 日を想定 台風上陸が予想される場合は 次週に延期 - 社会実験後 - 10 月検討会 3 実験結果の分析 本整備に向けた方針検討 11 月検討会 4 本整備の方針とりまとめ社会実験日程 (9 月 ) 案 1 案 2 案 3 1 実施期間

各自治会へご協力のお願い 検討会だより の回覧 検討会だより を毎回発行 自治会で班回覧し 協議状況や社会実験の実施計画を情報共有 対 象 周辺地区自治会 ( 三溝 新家 草場区 駅東 八丁畷 ) アンケート調査 ( 社会実験中 ) 社会実験の効果や課題点を把握するため 戸別配布方式 ( 郵送で回収 ) のアンケート調査を実施 対 象 市道三溝線の沿線エリアの各世帯 ( 三溝 新家自治会の一部 ) 配布方法 範囲については 自治会長と相談 2