次の 1~50 に対して最も適切なものを 1 つ (1)~(5) から選べ 1. 細胞内で 酸素と水素の反応によって水を生じさせる反応はどこで行われるか (1) 核 (2) 細胞質基質 (3) ミトコンドリア (4) 小胞体 (5) ゴルジ体 2. 脂溶性ビタミンはどれか (1) ビタミン B 1

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解糖系でへ 解糖系でへ - リン酸 - リン酸 1,-2 リン酸 ジヒドロキシアセトンリン酸 - リン酸 - リン酸 1,-2 リン酸 ジヒドロキシアセトンリン酸 AT AT リン酸化で細胞外に AT 出られなくなる 異性化して炭素数 AT の分子に分解される AT 2 ホスホエノール AT 2 1

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第8回 脂質代謝

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第1回 生体内のエネルギー産生

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第1回 生体内のエネルギー産生

生理学 1章 生理学の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 按マ指 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 鍼灸 (1734) E L 1-3. 細胞膜につ

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相模女子大学 2017( 平成 29) 年度第 3 年次編入学試験 学力試験問題 ( 食品学分野 栄養学分野 ) 栄養科学部健康栄養学科 2016 年 7 月 2 日 ( 土 )11 時 30 分 ~13 時 00 分 注意事項 1. 監督の指示があるまで 問題用紙を開いてはいけません 2. 開始の

1~4 をうめよ 1 解糖系 2 クエン酸 細胞へ入った糖は 3 段階の異化を経て分解される (1 ) と (2 ) と回路 3 電子伝達系 (3 ) 1 は細胞質ゾルで 2 と 3 は (4 ) で行われる 4 ミトコンドリア 糖新生はグルコースの他にエネルギーの産生や消費をする反応である 注 )

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訂正と索引 < 訂正 > 88 ページ下から 13 行目 アセチル CoA は 4 章の糖質代謝で アセチル CoA は 4 章で 130 ページ下から 5 行目 インシュリン非依存型 インシュリン依存型 147 ページ上から 5 行目 卵胞形成ホルモン 卵胞刺激ホルモン 165 ページ上から 16

第12回 代謝統合の破綻 (糖尿病と肥満)

脂質の分解小腸 脂肪分解とカルニチン < 胆汁 > 脂肪の乳化 < 膵液 膵液リパーゼ ( ステアプシン )> 脂肪酸 グリセリン 小腸より吸収吸収された脂肪酸は エステル結合により中性脂肪として蓄積されます 脂肪酸は 体内で分解されエネルギーを産生したり 糖質や余剰のエネルギー産生物質から合成され

講義資料2012

EC No. 解糖系 エタノール発酵系酵素 基質 反応様式 反応 ph 生成物 反応温度 温度安定性 Alcohol dehydrogenase YK エナントアルデヒド ( アルデヒド ) 酸化還元反応 (NADPH) 1ヘプタノール ( アルコール ) ~85 85 で 1 時

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実践正誤問題(解答・解説)

第2回 栄養素

1-1 栄養素の代謝と必要量 : 糖質 炭水化物 1 糖質の消化吸収 デンプンは唾液中のα アミラーゼの作用により加水分解され かなりの部分が消化を受ける ヒト の唾液中に存在するデンプン消化酵素は α アミラーゼがほとんどである 胃では糖質の消化酵素は 分泌されないが 食道から胃内に流入した食塊が

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(2) 二 糖 類 二 糖 類 は, 単 糖 が2つグリコシド 結 合 したものである たとえば,マルトース( 麦 芽 糖 )は,グル コース+グルコース,スクロース(ショ 糖 )は,グルコース+フルクトース,ラクトース( 乳 糖 )は, グルコース+ガラクトースのグリコシド 結 合 によるものであ

生化学 ( 糖質と脂質の構造 ) 糖質に関する記述である 正しいのはどれか (1) ケトースは アルデヒド基を持つ (2) 天然の糖質は D 型よりも L 型の光学異性体が多い (3) セルロースは α-1,4- グリコシド結合を持つ (4) アミロースは α-1,6- グリコシド結合を

4 章エネルギーの流れと代謝

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をミトコンドリアに運ぶ 中鎖 : 炭素 5~12 長鎖 : 炭素 12 個以上 カルニチン 中鎖 アシル oa MFA 補酵素 A MFA oa oa 長鎖 アシル oa LFA 補酵素 A LFA oa oa 補酵素 A oa カルニチン A 主に肝臓と腎臓で生成され そのほとんどが筋肉に送られる

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酵素

成人の人体に占める水の量 ( 重量 ) は細胞内液が 35%, 細胞外液が 25% を占める. 細胞外液は血漿, 組織間液, 消化液に分けられる. 血液は体重の ( 13 ) 分の 1 であり, 血漿は血液から血球 ( 赤血球, 白血球, 血小板 ) を除いたものである. 血液の ph は ( 7.

ドリル No.6 Class No. Name 6.1 タンパク質と核酸を構成するおもな元素について述べ, 比較しなさい 6.2 糖質と脂質を構成するおもな元素について, 比較しなさい 6.3 リン (P) の生体内での役割について述べなさい 6.4 生物には, 表 1 に記した微量元素の他に, ど

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分析機器・試薬アナリスト認定試験問題と解説

細胞骨格を形成するタンパク質

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第 8 章代謝概論 8.1 はじめに 代謝 (metabolism): 栄養素 生体成分の構築 8.2 異化と同化 講義用補助資料 の獲得 異化 (catabolism): 外界から取り込んだ物質 ( 食物 ) を分解し, より簡単な化合物に変 え エネルギーを取り出す過程 発生するエネルギーで,A

犬の糖尿病は治療に一生涯のインスリン投与を必要とする ヒトでは 1 型に分類されている糖尿病である しかし ヒトでは肥満が原因となり 相対的にインスリン作用が不足する 2 型糖尿病が主体であり 犬とヒトとでは糖尿病発症メカニズムが大きく異なっていると考えられている そこで 本研究ではインスリン抵抗性

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Hi-level 生物 II( 国公立二次私大対応 ) DNA 1.DNA の構造, 半保存的複製 1.DNA の構造, 半保存的複製 1.DNA の構造 ア.DNA の二重らせんモデル ( ワトソンとクリック,1953 年 ) 塩基 A: アデニン T: チミン G: グアニン C: シトシン U

脂肪酸 1) 脂肪酸の分類脂肪酸は, 中性脂肪や複合脂質に結合しており, その構造は炭素鎖が連なるカルボン酸である 脂肪酸は炭素の鎖長 ( 長短 ) によっても分類され, 炭素数 2~4 個のものを短鎖脂肪酸 ( 低級脂肪酸 ),5 ~12 個を中鎖脂肪酸, それ以上の炭素数のものを長鎖脂肪酸 (

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木村の有機化学小ネタ 糖の構造 単糖類の鎖状構造と環状構造 1.D と L について D-グルコースとか L-アラニンの D,L の意味について説明する 1953 年右旋性 ( 偏光面を右に曲げる ) をもつグリセルアルデヒドの立体配置が

シトリン欠損症説明簡単患者用

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相模女子大学 2016 年度 AO 入学試験 適性試験問題 栄養科学部 2015 年 8 月 29 日 ( 土 )10 時 00 分 ~10 時 50 分 注意事項 1. 監督の指示があるまで 問題冊子を開いてはいけません 2. これは 適性試験の問題冊子です 問題の本文は 1ページから 5 ページ

3章Check 細胞膜を介した水の移動 低濃度 高濃度 34 解答問 1 5 問 2 6, 7 第問 1 海水魚では, 体液の塩類濃度が外界の海水よりも低くなるため, 水が常に体外へと出て行く その ため, 水を体内に吸収し, 余分な塩類を排出することで, 体液の濃度を一定に保っている 一方, 淡水

問 21 細胞膜について正しい記述はどれか 問 31 発汗について誤っている記述はどれか A 糖脂質分 が規則正しく配列している A 体温の上昇を防ぐ B イオンに対して選択的な透過性をもつ B 汗腺には交感神経が分布する C タンパク質分 の 重層膜からなる C 温熱性発汗には 脳 質が関与する

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1. 生化学 を学ぶための基礎知識 1. 原子 (atom) の構造と種類 (1) 原子の構造 中央に原子核 (atomic nucleus) があり その周りの球状の電子雲の中を電子 (electron) が動き回っている 原子核の性質原子核は 正の電荷を持つ陽子 (proton) と 電荷を持た


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生化学平成 18 年度 (2006) 前期試験問題 2 年生本試験 + 再々試験 平成 18 年 7 月 26 日 ( 水 I 第一講義室 ) 解説 金 番号 X 氏名生化一郎点 問題 1 ( 初版 Essential 問題 7-19, 第 2 版 Essential 問題 7-1

代 謝

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Ⅰの変異体は1 種類の物質を加えたときのみ生育できるので, ウは物質 Bであり, カは酵素 Xである Ⅱの変異体は3 種類の物質のいずれかを加えれば生育できるので, アは Ⅰ の結果も考えると物質 Cか物質 Dであり, エは酵素 Yである Ⅲの変異体は2 種類の物質のいずれかを加えれば生育できるので

7.6.2 カルボン酸の合成 è 酸化による合成 { 第一アルコールまたはアルデヒドの酸化 R Ä C 2 Ä! R Ä C Ä! R Ä C (7.104) [ 例 ]1-プロパノールを硫酸酸性の条件で二クロム酸カリウムを用いて酸化する 3C 3 C 2 C 2 + 2Cr 2 2Ä

2. 看護に必要な栄養と代謝について説明できる 栄養素としての糖質 脂質 蛋白質 核酸 ビタミンなどの性質と役割 およびこれらの栄養素に関連する生命活動について具体例を挙げて説明できる 生体内では常に物質が交代していることを説明できる 代謝とは エネルギーを生み出し 生体成分を作り出す反応であること

1 編 / 生物の特徴 1 章 / 生物の共通性 1 生物の共通性 教科書 p.8 ~ 11 1 生物の特徴 (p.8 ~ 9) 1 地球上のすべての生物には, 次のような共通の特徴がある 生物は,a( 生物は,b( 生物は,c( ) で囲まれた細胞からなっている ) を遺伝情報として用いている )

上原記念生命科学財団研究報告集, 30 (2016)

第 Ⅳ 部細胞の内部構造 14 エネルキ ー変換 -ミトコント リアと葉緑体 ( 後半 )p 葉緑体 chloroplast と光合成 photosynthesis 4. ミトコント リアと色素体の遺伝子系 5. 電子伝達系 electron-transport chain の進

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平成20年度 神戸大学 大学院理学研究科 化学専攻 入学試験問題

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[表 6] 名称、簡略人または株用途を表示しなければならない食品添加物

切に分類することが重要である. 炭水化物は,1 単糖,2 二糖とオリゴ糖,3でんぷん, 非でんぷん性多糖ならびにグリコーゲンなどの多糖に分類される. そのなかでも食物として重要なでんぷんとグリコーゲンならびにスクロースの消化の過程を 1 に示した. 1 単糖ヒトの食物として量的に重要であるのは,3

報 文 短期大学栄養士養成課程における 生化学 と 生化学実験 の科学的リテラシーに関する一考 平田孝治 1, 松田佐智子 2, 乗富香奈恵 2 ( 1 西九州大学子ども学部子ども学科, 2 西九州大学短期大学部食物栄養学科 ) ( 平成 24 年 12 月 20 日受理 ) Efforts to

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化学的消化 ニワトリの消化管 唾液液膵液腸液 多糖類 単糖 アミラーゼ アミラーゼ ( マルターゼ ) オリゴ糖 マルターゼスクラーゼラクターゼ タンパク質 ペプシン カルボキシペプチダーゼトリプシンキモトリプシン ペプチド アミノペプチダーゼ トリアシルグリセロール リパーゼ ( リパーゼ ) グ

03飢餓と飽食15

ポイント 糖尿病性腎臓病の進展に関わる新しいメカニズムを解明! ~2 つのフルクトース代謝酵素の異なる役割 ~ 糖尿病性腎臓病の進展において 2 種の果糖 ( フルクトース ) の代謝酵素 ケトヘキソキナー ゼ (KHK-A KHK-C) の相反する役割を解明しました 糖尿病ではポリオール経路の活性

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平成 31 年度大学院博士前期課程入学試験問題 生物工学 I 基礎生物化学, 生物化学工学から 1 科目選択ただし, 内部受験生は生物化学工学を必ず選択すること. 解答には, 問題ごとに1 枚の解答用紙を使用しなさい. 問題用紙ならびに余った解答用紙にも受験番号を記載しなさい. 試験終了時に回収しま

グルコースは膵 β 細胞内に糖輸送担体を介して取り込まれて代謝され A T P が産生される その結果 A T P 感受性 K チャンネルの閉鎖 細胞膜の脱分極 電位依存性 Caチャンネルの開口 細胞内 Ca 2+ 濃度の上昇が起こり インスリンが分泌される これをインスリン分泌の惹起経路と呼ぶ イ

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情報科学科春学期定期試験科目名 : 基礎生化学 ( 担当 : 日紫喜光良 ) 日時 :2016 年 7 月 26 日 5 時限 (16:20~17:50) 枚数 : 問題用紙 3 枚 ( 表紙含む )( 問題は2~5 頁 ) マークシート解答用紙 1 枚 注意 1. 学生証を机上に提示してください 2. 開始の合図があるまでこの冊子を開かないでください 3. 終了の合図とともに解答用紙への記入を終了してください 4. 試験開始後 30 分以降であれば 試験時間内に解答を終了した場合は解答用紙を提出して静粛に退室することを許可します 5. すべての不正行為は規則に則り厳正に処置されます 6. 問題用紙に落丁 乱丁があるかまたは印刷不鮮明な場合は知らせてください 7. マークシート用紙には HB の鉛筆または B のシャープペンシルで記入して下さい 8. マークシート用紙には氏名 学籍番号を必ず記入し 学籍番号を左詰めでマークしてください 1

次の 1~50 に対して最も適切なものを 1 つ (1)~(5) から選べ 1. 細胞内で 酸素と水素の反応によって水を生じさせる反応はどこで行われるか (1) 核 (2) 細胞質基質 (3) ミトコンドリア (4) 小胞体 (5) ゴルジ体 2. 脂溶性ビタミンはどれか (1) ビタミン B 1 (2) ビタミン B 2 (3) ビタミン B 6 (4) ビタミン C (5) ビタミン A 3. 代謝に必要で 不足すると脚気を起こすビタミンは何か? (1) ビタミン A (2) ビタミン B 1 (3) ビタミン B 2 (4) ビタミン B 12 (5) ビタミン C 4. 脂溶性ビタミンで 不足すると夜盲症を起こすビタミンは何か? (1) ビタミン A (2) ビタミン B 1 (3) ビタミン D (4) ビタミン B 12 (5) ビタミン C 5. 脂溶性ビタミンで 腸管からのカルシウムの吸収に必要なビタミンは何か? (1) ビタミン A (2) ビタミン B 1 (3) ビタミン D (4) ビタミン B 12 (5) ビタミン C 6. ヘキソースでないものはどれか (1) グルコース (2) ガラクトース (3) フルクトース (4) マンノース (5) リボース 7. 還元糖でないものはどれか (1) グルコース (2) ガラクトース (3) フルクトース (4) ラクトース (5) スクロース 8. 乳糖不耐症で多くの場合欠乏または欠損している酵素はどれか (1) ラクターゼ (2) ガラクトシダーゼ (3) アミラーゼ (4) リパーゼ (5) ペプシン 9. 解糖系ではグルコースから2 分子の何が生じるか 次から1つ選べ (1) ガラクトース (2) グリセロール (3) オキサロ酢酸 (4) 酢酸 (5) ピルビン酸 10. フルクトース6-リン酸からフルクトース1,6-ビスリン酸を生成する反応をおこなう酵素はどれか (1) ホスホフルクトキナーゼ-1(PFK-1) (2) グルコキナーゼ (3) ホスホフルクトキナーゼ-2(PFK-2) (4) フルクトース1,6-ビスホスファターゼ-1(FBP-1) (5) ヘキソキナーゼ 11. ホスホフルクトキナーゼ-1(PFK-1) の反応を促進するものを1つ選べ (1) フルクトース 2,6-ビスリン酸 (2) ATP (3) クエン酸 (4) AMP 濃度の低下 (5) グルカゴン 12. ホスホエノールピルビン酸からピルビン酸を生成する反応をおこなう酵素は何か? (1) ピルビン酸キナーゼ (2) ピルビン酸カルボキシラーゼ (3) 乳酸デヒドロゲナーゼ (4) ピルビン酸デヒドロゲナーゼ (5) ホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ 13. TCAサイクルの中間代謝物で炭素数が5のものはどれか 1つ選べ (1) クエン酸 (2) α-ケトグルタル酸 (3) コハク酸 (4) フマル酸 (5) リンゴ酸 14. ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体がピルビン酸から生じるものを1つ選べ (1) アセチル CoA (2) スクシニル CoA (3) 乳酸 (4) マロニル CoA (5) オキサロ酢酸 2

15. ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体を活性化するものはどれか 1つ選べ (1) 脱リン酸化 (2) リン酸化 (3) アセチル CoA (4) NADH (5) ATP 16. 糖新生をもっとも盛んにおこなう臓器は何か 1つ選べ (1) 肝臓 (2) 心臓 (3) 腎臓 (4) 膵臓 (5) 脾臓 17. 糖新生の材料で 脂肪組織で脂肪が分解して生じるものは何か 1つ選べ (1) 脂肪酸 (2) アセチル CoA (3) グリセロール (4) グルコース (5) フルクトース 18. 糖新生で ピルビン酸からオキサロ酢酸を生成する反応を行う酵素の補酵素を選べ (1) 補酵素 A (2) パントテン酸 (3) ビタミン K (4) グルタチオン (5) ビオチン 19. 糖新生で フルクトース1,6-ビスリン酸からフルクトース6-リン酸を生成する反応をおこなう酵素は何か? (1) ホスホフルクトキナーゼ-1(PFK-1) (2) グルコキナーゼ (3) ホスホフルクトキナーゼ-2(PFK-2) (4) フルクトース1,6-ビスホスファターゼ-1(FBP-1) (5) ヘキソキナーゼ 20. 19. の反応は何で促進されるか 1つ選べ (1) AMP (2) フルクトース 2,6-ビスリン酸 (3) フルクトース 1,6-ビスリン酸の減少 (4) グルカゴン (5) インスリン 21. 細胞質でおこなわれる化学反応について正しいものを1つ選べ (1) NAD + の濃度 <NADH の濃度 (2)NADP + の濃度 <NADPH の濃度 (3)TCA サイクルがおこなわれる (4) 脂肪酸分解がおこなわれる (5) 酸化的リン酸化がおこなわれる 22. G6PD は何を処理して NADPH を作るか 1つ選べ (1) ATP (2) グルコース6-リン酸 (3) グルコース1-リン酸 (4)ADP (5)AMP 23. スクロースの組成について正しいものを1つ選べ (1) 2 分子のグルコース (2) ガラクトースとグルコース 1 分子ずつ (3) フルクトースとグルコース 1 分子ずつ (4) 2 分子のガラクトース (5) 2 分子のフルクトース 24. フルクトキナーゼをもちフルクトースを代謝している臓器はどれか (1) 肝臓 (2) 筋 (3) 赤血球 (4) 脳 (5) 心臓 25. 冷蔵庫内 (4 ) で固体になる不飽和脂肪酸はどれか 1つ選べ (1) 酪酸 (2) パルミチン酸 (3) リノール酸 (4) オレイン酸 (5) ステアリン酸 26. ステロイドホルモンの原料となる脂質は何か? (1) リノール酸 (2) コレステロール (3) オレイン酸 (4) 酢酸 (5) 乳酸 27. グリセロール1 分子に脂肪酸が3 分子結合した脂質を何というか? (1) トリアシルグリセロール (2) ジアシルグリセロール (3) モノアシルグリセロール (4) ホスファチジルコリン (5) コレステリルエステル 28. 小腸粘膜細胞では脂質を何というリポタンパク質に封入しリンパ管に放出するか? (1) キロミクロン (2) VLDL (3) LDL (4) MDL (5) HDL 3

29. キロミクロンレムナントが肝臓に認識されるために必要なアポタンパク質はどれか (1) Apo C-II (2) Apo E (3) Apo B-48 (4) Apo B-100 (5)Apo A-I 30. 様々な組織でキロミクロンのトリアシルグリセロールを分解する酵素を何というか (1) アミラーゼ (2) ペプシン (3) ホルモン感受性リパーゼ (4) リポプロテインリパーゼ (5) 膵リパーゼ 31. リポプロテインリパーゼを活性化するホルモンはどれか (1) インスリン (2) グルカゴン (3) 卵胞ホルモン (4) 黄体ホルモン (5) アドレナリン 32. 肝臓で生成された脂質を末梢組織に運び出すリポタンパク質を何というか? (1) キロミクロン (2) VLDL (3) LDL (4) HDL (5) MDL 33. 分岐鎖アミノ酸はどれか 34. アミノ基転移反応によりピルビン酸を生じるアミノ酸は何か? 35. アミノ基転移反応によりオキサロ酢酸を生じるアミノ酸は何か? 36. アミノ基転移反応により α ケトグルタル酸は何というアミノ酸になるか? 37. グルタミン酸にアミノ基がさらに1つ結合すると何というアミノ酸になるか? 38. アラニンからアミノ基を転移する酵素の略称はどれか? (1) ALT (2) AST (3) AKB (4) ATP (5) ATM 39. アスパラギン酸からアミノ基を転移する酵素の略称はどれか? (1) ALT (2) AST (3) AKB (4) ATP (5) ATM 40. 尿素回路で カルバモイルリン酸は細胞のどこで生成されるか? (1) 核 (2) 細胞質基質 (3) ミトコンドリア (4) 小胞体 (5) ゴルジ体 41. ドーパミンの原料となるアミノ酸は何か? (1) チロシン (2) ヒスチジン (3) メチオニン (4) アスパラギン (5) アラニン 42. DNA を構成する糖は何か? (1) グルコース (2) フルクトース (3) リボース (4) デオキシリボース (5) バリン 43. DNA にだけ含まれる塩基は何か? (1) アデニン (2) グアニン (3) シトシン (4) チミン (5) ウラシル 44. インスリンはどの組織がグルコースを取りこむのを促進するか? (1) 肝臓 (2) 膵臓 (3) 脳 (4) 小腸 (5) 筋 45. インスリンが促進するはたらきはどれか (1) 糖新生 (2) 脂肪分解 (3) グリコーゲン合成 (4) タンパク質分解 4

(5) ケトン体産生 46. 肝臓のトリアシルグリセロール合成を促進するものはどれか (1) グルカゴン (2) 飢餓状態 (3) インスリン (4) I 型糖尿病 (5) 低血糖 47. 細胞にグルコースを取り込むためにインスリンを必要とする組織はどれか (1) 肝臓 (2) 赤血球 (3) 筋 (4) 脳 (5) 水晶体 ( レンズ ) 48. インスリン抵抗性について正しいものはどれか (1) 1 型糖尿病で発症に先行することが多い (2) 2 型糖尿病で発症に先行することが多い (3) インスリンの必要量が減少する (4) 肥満に随伴することは少ない (5) 必ず高血糖を伴う 49. ケトアシドーシスについて正しいものはどれか (1) 1 型糖尿病がおこしやすい (2) 2 型糖尿病がおこしやすい (3) 脂肪の分解が促進している (4) 血中のケトン体が減少している (5) アルカローシスをおこしている 50. 1 型糖尿病での高脂血症は脂肪組織で何が起きていることによると考えられるか (1) グルカゴン感受性の低下 (2) リポタンパク質リパーゼ活性の低下 (3) インスリン感受性の亢進 (4) 脂肪酸合成の亢進 (5) 解糖系の亢進 5