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栄養表示に関する調査会参考資料①

栄養成分等の分析方法等及び「誤差の許容範囲」の考え方について

販売に供する食品( 特別用途食品を除く ) につき 栄養表示 ( 栄養成分 ( 法第 30 条の2 第 2 項第 2 号イ又はロの厚生労働省令で定める栄養素を含むものに限る ) 又は熱量に関する表示をいう ) をしようとする者及び栄養表示食品 ( 本邦において販売に供する食品であって 栄養表示がされ

Microsoft PowerPoint - ④(資料3)食品表示法(保健事項(2017)

記 第 1 平成 13 年通知の 第 1 栄養機能食品の取扱いについて の一部を次の ように改正する 2の表を次のように改める ( ミネラル類 ) 亜鉛 カルシウム 鉄 銅 マグネシウム 上限値 15mg 600mg 10mg 6mg 300mg 下限値 2.10mg 210mg 2.25mg 0.

【資料1】栄養強調表示等について

保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用

1カップ 74gあたり エネルギー (kcal) 57 ビタミンE(mg) 14 ブイ クレスゼリーカップタイプりんご水分 (g) 59 ビタミンB1(mg) 2.1 たんぱく質 (g) 0.5 ビタミンB2(mg) 2.1 脂質 (g) 0 ナイアシン (mg) 10.5 炭水化物 (

旧制度からの主な変更点 1 加工食品と生鮮食品の区分の統一 JAS 法と食品衛生法において異なる食品の区分について JAS 法の考え方に基 づく区分に統一 整理 新たに加工食品に区分されるもの さん現行の食品衛生法では表示対象とはされていない 軽度の撒塩 生干し 湯通し 調味料等により 簡単な加工等

シェイクイット! ダイエットプロテインシェイク ( シリアルフレーバー ) [ID 201-JP] 15,000 ( 税込 ) 植物性タンパク質を主原料に グルコマンナン 穀物 ビタミン ミネラル 乳酸菌などを含む 栄養の偏りがちな現代人におすすめの栄養補助食品です ダイエットのために 1 食分の置

Taro-4

1カップ 74gあたり 6311 エネルギー (kcal) ブイ クレスゼリーカップタイプりんご水分 (g) たんぱく質 (g) 脂質 (g) ナイアシン (mg) 1.5 炭水化物 (g) ナトリウム (mg) 22 ビタミンB12(μg)

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61023 明治インスロー 1 本 200mlあたり エネルギー (kcal) 200 ビオチン (μg) 30 水分 (g) パントテン酸 (mg) 2.00 たんぱく質 (g) 10.0 ビタミンC(mg) 80 脂質 (g) 6.6 コリン (mg) 36.4 炭水化物 (g) 2

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17004 ジャネフだし割りしょうゆ 1 個 5mlあたり エネルギー (kcal) 3 ナトリウム (mg) 155 水分 (g) 4.4 カリウム (mg) 2 たんぱく質 (g) 0.1 カルシウム (mg) 0 炭水化物 (g) 0.6 鉄 (mg) 0 食物繊維 (g) 0 食塩相当量 (

はじめに 食品表示法は 食品に関する表示が食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保に関し重要な役割を果たしていることに鑑み 販売の用に供する食品に関する表示について 基準の策定その他の必要な事項を定めることにより その適正を確保し もって一般消費者の利益の増進を図る

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社団法人日本果汁協会 認定業務規程

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食品表示法における酒類の表示の Q&A 目次 総則 ( 問 1) ( 問 2) ( 問 3) ( 問 4) ( 問 5) ( 問 6) ( 問 7) どのような食品が食品表示基準の適用を受けますか 食品表示基準では 加工食品は一般用加工食品と業務用加工食品に区分されますが それぞれどのような酒類が該

24013 パインアップルすりおろし パインアップルすりおろし エネルギー (kcal) 68 ナトリウム (mg) 10 水分 (g) 83 カリウム (mg) 81 たんぱく質 (g) 0.4 ビタミンC(mg) 48 炭水化物 (g) 16.3 食塩相当量 (g) 0 エネルギー

具体的論点 1( 栄養成分 ) ( 案 ) 平成 28 年 2 月 16 日第 2 回検討会資料 2 から抜粋 1 栄養成分を機能性表示食品制度の対象とする意義 2 安全性の確保 対象となる食品 成分の範囲 摂取量の在り方 3 機能性の表示 適切な機能性表示の範囲 消費者に誤解を与えないための情報の

2013 年 4 月 26 日 消費者委員会第 22 回食品表示部会の資料に対するコメント 日本生活協同組合連合会 品質保証本部 / 安全政策推進室 鬼武一夫 実りある議論のためのコメント ( 赤字が資料に関するコメントである ) 栄養表示における重要な事項は どのような国においても 1. 表示値を

ウ 一 日 当 たりの 摂 取 目 安 量 粒 ~ 粒 お 召 し 上 がりください という 旨 の 幅 の 両 端 をもって 表 示 することも 可 能 です エ 栄 養 成 分 の 量 及 び 熱 量 ( 栄 養 成 分 表 示 ) 一 日 の 摂 取 目 安 量 当 たりの 栄 養 成 分 の

1 栄養成分表示を活用してみませんか? 媒体の内容 1 ページ 導入 ねらい : 栄養成分表示 とは 食品に含まれているエネルギー及びたんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量などを表示したものであることを理解する 栄養成分表示を見たことがありますか? と問いかけ 普段から栄養成分表示を見ているか 見て

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できるようにするため 現行の規制を見直すことが必要となる の記述は 2 つのクラスの食品に言及していると考えられる 一つは 栄養成分は 原材料の製造場所や収穫時期等の違いにより 同様のサンプルであっても 含有量のばらつきが大きく 個体差の大きい食品などでは誤差が許容範囲に収まることが困難な場合もある

174 ジャネフだし割りしょうゆ 175 ジャネフ減塩しょうゆ 1 個 あたり エネルギー (kcal) 3 ナトリウム (mg) 155 水分 (g) 4.4 カリウム (mg) 2 たんぱく質 (g).1 カルシウム (mg) 脂質 (g) リン (mg) 2 炭水化物 (g).6 鉄 (mg)

目次 < 栄養表示の特徴 > 栄養表示の特徴 1 < 健康 栄養政策と栄養表示の関係 > 健康 栄養政策と栄養表示基準 2 健康 栄養政策と栄養表示 3 健康 栄養政策と栄養表示の関係 4 21 世紀における国民健康づくり運動 ( 健康日本 21) の具体的な推進について 5 < 栄養表示の重要性の

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11_ 中国 2

三 大 ( 炭 水 化 物 たんぱく 質 脂 質 ) たんぱく 質 脂 質 炭 水 化 物 水 分 灰 分 暫 定 上 限 量 目 標 量 推 定 平 均 必 要 量 目 安 量 or 推 奨 量 耐 容 上 限 量 15~34g 46g~102g 102g 29.52g 45.9g 推 定 平 均

栄養表示 - 一般市民向けよくある質問 A. 改訂規則および栄養表示の枠組み B. 栄養表示 C. 栄養素情報 D. 栄養強調表示 A) 改訂規則および栄養表示の枠組み Q1. 食品および薬品 ( 成分および表示 )( 改訂 : 栄養表示および栄養強調表示の規定 ) 2008 年度規則 ( 改訂規則

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Shokei College Investigation into the Physical Condition, Lifestyle and Dietary Habits of the Members of a Boy s Soccer Team and their Families (1) Ph

11010 ー トウの1 25 1パック 155gあたり エネルギー (kcal) 254 ナトリウム (mg) 0 たんぱく質 (g) 0.16 カリウム (mg) 0 脂質 (g) 0.6 カルシウム (mg) 9 炭水化物 (g) 62.3 リン (mg) gあ

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄

かこうしょくひn

2) エネルギー 栄養素の各食事からの摂取割合 (%) 学年 性別ごとに 平日 休日の各食事からのエネルギー 栄養素の摂取割合を記述した 休日は 平日よりも昼食からのエネルギー摂取割合が下がり (28~31% 程度 ) 朝食 夕食 間食からのエネルギー摂取割合が上昇した 特に間食からのエネルギー摂取

類業組合等に関する法律 ( 昭和 28 年法律第 7 号 ) 第 86 条の6 第 1 項の規定に基づく酒類の表示の基準において原産地を表示することとされている原材料及び米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律 ( 平成 21 年法律第 26 号 ) 第 2 条第 3 項に規定す

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01.McCormick SEA SALT GRINDER A E G L M N Q R 金額 2.79$ 内容量 60g 表示ラベルなし 02.MEDITERRANEAN SALT MILL A E G N R 金額 4.49$ 内容量 90g 表示ラベルなし

H22栄養調査

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はじめに 食品表示とは 食品に関する正しい情報を 食品関連事業者が消費者に正確に提供する手段であり 消費者が食品を選択し購入する際の指標として大きな役割を果たしています 市場に流通する食品そのものの安全性が確保されていても 食品摂取までの適切な期間や保存方法 また 含まれる原材料や添加物などを消費者

不安とは何か

2698 ネオハイトロミールNEXT 分包 2699 ネオハイトロミールNEXT 1 包 あたり エネルギー (kcal) 9 カリウム (mg) 8 水分 (g).2 カルシウム (mg) 1 たんぱく質 (g).2 リン (mg) 1 脂質 (g).1 鉄 (mg).1 炭水化物 (g) 2.6

News Release 平成 28 年 11 月 25 日 食品表示の適正化に向けた取組について 消費者庁は 食品衛生の監視指導の強化が求められる年末において 食品の表示 広告の適正化を図るため 都道府県等と連携し 食品表示法 景品表示法及び健康増進法の規定に基づき下記の取組を実施することとしまし

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Q ふだん どんな食事を食べていますか? よく食べる料理は? あまり食べない料理は? よく食べる料理に をつけてみましょう 副菜 野菜やいも 海藻などを主な材料とした料理主食や主菜で不足する栄養面の補強をし 食事に味や彩りなどの多様さをもたらす 主菜 魚や肉 卵や大豆などを主な材料とした料理副食の中

“にがり”の成分や表示等についてテストしました

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学校給食摂取基準の活用 学校給食摂取基準は全国平均を示したものであるから その考え方を踏まえた上で 各学校の実態に応じた摂取基準 ( 給与栄養目標量 ) 作成する必要がある EER 算出シートに数字を打ち込めば EER( 推定エネルギー必要量 ) は算出できるが 専門職 ( 管理栄養士 栄養士 )

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九五〇象となる産品に関係する場合に限る 二千九年七月十日の欧州委員会規則(EC)第六〇六 二〇〇九号(ぶどう産品の分類 醸造法及び適用される制限に関する閣僚理事会規則(EC)第四七九 二〇〇八号の実施のための細則を定めるもの)(二千九年七月二十四日の欧州連合の官報(OJL一九三)一ページ) ただし

4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ

資料 1-3 合理的な方法に基づく表示値の設定 ( 平成 25 年 4 月 26 日 消費者委員会第 22 回食品表示部会 ) へのコメント -1 栄養成分の含有量を一定値で示す場合 収去検査による分析に基づく実績値が 表示値の規定された許容範囲内にあること 収去検査において規定された分析方法によっ

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平成15年度マーケットバスケット方式による安息香酸、ソルビン酸、プロピオン酸、

イ果実果実 ( 濃縮果汁を除く 以下この項において同じ ) の名称を表示する なお 三種類以上の果実を使用した場合は 使用量が上位三位以下の果実の名称を その他果実 と表示することができる ロ濃縮果汁濃縮果汁を希釈したものは 濃縮還元 果汁 と 濃縮果汁を希釈していないものは 濃縮 果汁 と表示する

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

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相模女子大学 2017( 平成 29) 年度第 3 年次編入学試験 学力試験問題 ( 食品学分野 栄養学分野 ) 栄養科学部健康栄養学科 2016 年 7 月 2 日 ( 土 )11 時 30 分 ~13 時 00 分 注意事項 1. 監督の指示があるまで 問題用紙を開いてはいけません 2. 開始の

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改 正 平成 17 年 10 月 27 日農林水産省告示第 1616 号 改 正 平成 17 年 12 月 27 日農林水産省告示第 1999 号 改 正 平成 18 年 1 月 11 日農林水産省告示第 26 号 改 正 平成 18 年 2 月 17 日農林水産省告示第 169 号 改 正 平成

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目次 1, 研究背景 1-1, ダイエッに対する関心 1-2, 現代の食生活の問題 2, 肥満になる原因 2-1, 肥満になるメカニズム 2-2, 原因 3, 食事パターンによる比較 3-1, 食事パターンの構造と栄養素等の摂取状況の研究 4, 研究目的と分析手順 4-1, データ概要 4-2, 用

32g 811 もみじ饅頭こしあん 1 個 32gあたり エネルギー (kcal) 1 ナトリウム (mg) 19 たんぱく質 (g) 2.2 カリウム (mg) 28 脂質 (g) 1.9 リン (mg) 27 炭水化物 (g). 食塩相当量 (g) 812 もみじ饅頭クリーム 1 個 32gあた

「健康食品」の定義

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食品には たんぱく質や脂質 炭水化物などの栄養成分が含まれています 私たちが健康な生活を送ることができるのは 食品から必要な栄養を必要な量とっているからです 食材を加熱すると 食材に天然に含まれている成分から新たな成分ができることがあります それによって 例えばパンを焼いたときの美味しそうな色 コー

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カテゴリー別人数 ( リスク : 体格 肥満 に該当 血圧 血糖において特定保健指導及びハイリスク追跡非該当 ) 健康課題保有者 ( 軽度リスク者 :H6 国保受診者中特定保健指導外 ) 結果 8190 リスク重なりなし BMI5 以上 ( 肥満 ) 腹囲判定値以上者( 血圧 (130 ) HbA1

Page. 2 エネルギー 穀 類 アルコール 菓 子 し 好 穀 ア 0% 菓 2% 摂 取 エネルキ ー 適 正 比 比 率 充 確 率 1142kc 50~ 60% 45.7% 91.4% 7kc % kc % -----

総額表示義務に関する消費税法の特例に係る不当景品類及び不当表示防止法の 適用除外についての考え方 平成 25 年 9 月 10 日一部改定平成 27 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 11 月 28 日消費者庁 第 1 はじめに 1 法律の概要等消費税の

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4 栄養強調表示 食品表示基準では その欠乏や過剰な摂取が国民の健康の保持増進に影響を与えている栄養成分等について 補給ができる旨や適切な摂取ができる旨の表示をする際の基準を定めています ( 一般用加工食品及び一般用生鮮食品のみ該当 ) 栄養強調表示は下記のように分類されます このような表示をする場合は 定められた条件を満たす必要があります < 栄養強調表示の分類 > 栄養強調表示 補給ができる旨の表示 ( 栄養成分の量が多いことを強調 ) 適切な摂取ができる旨の表示 ( 栄養成分の量又は熱量が少ないことを強調 ) ( 無添加を強調 ) 添加していない旨の表示 強調表示の種類表現例該当する栄養成分等 高い旨含む旨強化された旨含まない旨低い旨低減された旨無添加絶対表示相対表示絶対表示相対表示強調表示 高 含有 30% アップ 豊富 源 2 倍 たっぷり 入りたんぱく質 食物繊維 亜鉛 カリウム カルシウム 鉄 銅 マグネシウム ナイアシン パントテン酸 ビオチン ビタミン A ビタミン B1 ビタミン B2 ビタミン B6 ビタミン B12 ビタミン C ビタミン D ビタミン E ビタミン K 葉酸 無 低 ゼロ 控えめ ノン ライト ( ア ) 栄養強調表示を行う際は 合理的な推定による表示値 (16 ページ (8) 参照 ) の表示はできません ( 一般 30% カット 無添加 10g オフ 不使用 ハーフ 熱量 脂質 飽和脂肪酸 コレステロール 糖類 糖類 ナトリウム ナトリウム塩 栄養強調表示を行う際の注意事項 ( 絶対表示 相対表示 無添加強調表示共通 ) 用生鮮食品において栄養強調表示をする成分以外の熱量及び栄養成分は除く ) ( イ ) 栄養強調表示のうち 補給ができる旨 ( 又は適切な摂取ができる旨 ) を強調する栄養成分の量及び熱量については 10 11 ページ表 3 第 3 欄に規定された 測定及び算出の方法 によって得られた値を表示します ( ウ ) 食品表示基準が適用される栄養表示とは 邦文によるものとなります ただし 全体として邦文表示を行っていて 食品表示基準に適合しない栄養強調表示のみを邦文以外で行うこと等は適当ではありません ( エ ) 食品表示基準を満たしていないにもかかわらず 文字の色や大きさ等を変えることによって目立たせた表示をすることは望ましくありません ( オ ) 高い 低いに言及せずに栄養成分名のみ目立たせて表示するものについては 強調表示基準は適用されませんが 消費者に誤認を与えないような表示をする必要があります ( カ ) 塩 シュガー 脂肪 糖といった表現でも強調表示基準が適用されます ( 例 : 低脂肪 無糖 ) ( キ ) 強調表示基準を満たしているか否かは販売時に判断しますが 販売時に基準を満たすものであっても 摂取時に基準を満たさなくなる食品に強調表示することは望ましくありません ( ク ) 少なくとも 栄養成分の補給ができる旨及び栄養成分の量又は熱量の適切な摂取ができる旨を表示する栄養成分については 消費者の商品選択に資するため 栄養素等表示基準値 (36 ページ表 8) に占める割合を併せて表示することが望ましいとされています 22

~ 栄養成分の量 ( 絶対量 ) が多いことを強調する表示 ~ 1 高い旨の表示 ( 高 多 豊富 たっぷり など) を行う場合必要条件 強調したい栄養成分の含有量が 高い旨の表示の基準値 以上であること (28 ページ表 5 第 1 欄 栄養成分 の量がそれぞれ同表の第 2 欄 高い旨の表示の基準値 の ( カッコ内は 一般に飲用に 供する液状の食品 100ml 当たりの場合 ) 又は 100kcal 当たりのいずれかに定める基準値以上であること ) 注意事項 22 ページ 栄養強調表示を行う際の注意事項 ( 絶対表示 相対表示 無添加強調表示共通 ) 及び下記 (1) 1 高い旨 2 含む旨 の表示における注意事項 参照 2 含む旨の表示 ( 源 供給 含有 入り 使用 添加 など ) を行う場合 必要条件 強調したい栄養成分の含有量が 含む旨の表示の基準値 以上であること (28 ページ表 5 第 1 欄 栄養成分 の量がそれぞれ同表の第 3 欄 含む旨の表示の基準値 の ( カッコ内は 一般に飲用に 供する液状の食品 100ml 当たりの場合 ) 又は 100kcal 当たりのいずれかに定める基準値以上であること ) 注意事項 22 ページ 栄養強調表示を行う際の注意事項 ( 絶対表示 相対表示 無添加強調表示共通 ) 及び下記 (1)1 高い旨 2 含む旨 の表示における注意事項 参照 (1)1 高い旨 2 含む旨 の表示における注意事項 絶対表示 ( 高い旨 含む旨 ) (1) ( ア ) 高い旨の表示は 当該栄養成分を強化していなくても その食品本来の性質として基準を満たしていれば行 うことができますが 例えば 単に 高たんぱく質チーズ と表示するなど 当該チーズが他のチーズに比べて たんぱく質が多いという誤解を招くような表示は適当ではありません この場合 チーズは高たんぱく質食品 です というような表示をするようにします ( イ ) ビタミンを含む ミネラルたっぷり のように ビタミンやミネラルの総称について栄養強調表示を行う 場合は 食品表示基準で規定する全てのビタミン又はミネラルについて栄養強調表示の基準が適用されます 一部のビタミンやミネラルについてのみ栄養強調表示の基準を満たしている場合は ビタミン や ミネラル といった総称を用いるのではなく その栄養成分名を表示するようにします ( ウ ) ビタミン B 群を含みます との表示は ビタミン B 群全てを指すことから 食品表示基準で規定するビタミ ン B 群 ( ナイアシン パントテン酸 ビオチン ビタミン B 1 ビタミン B 2 ビタミン B 6 ビタミン B 12 葉酸 ) 全てにおいて 栄養強調表示の基準値を満たす必要があります ( エ ) 原材料について栄養強調表示をする場合 最終製品についても栄養強調表示の基準を満たしていることが望 ましいとされています すなわち 最終製品中の含有量があまりに低いのにもかかわらず 原材料についての み高い旨又は含む旨の表示をすることは適当ではありません 23

(2) 絶対表示 ( 含まない旨 低い旨 ) ~ 栄養成分の量や熱量 ( 絶対量 ) が少ないことを強調する表示 ~ 1 含まない旨の表示 ( 無 ゼロ ノン など) を行う場合必要条件 強調したい栄養成分及び熱量の含有量が 含まない旨の表示の基準値 未満であること(29 ページ表 6 第 1 欄 栄養成分及び熱量 の量がそれぞれ同表の第 2 欄 含まない旨の表示の基準値 の ( カッコ内は一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合 ) に定める基準値に満たないこと ) 注意事項 22 ページ 栄養強調表示を行う際の注意事項 ( 絶対表示 相対表示 無添加強調表示共通 ) 及び下記 (2) 1 含まない旨 2 低い旨 の表示における注意事項 参照 2 低い旨の表示 ( 低 ひかえめ 少 ライト ダイエット など) を行う場合必要条件 強調したい栄養成分及び熱量の含有量が 低い旨の表示の基準値 未満であること(29 ページ表 6 第 1 欄 栄養成分及び熱量 の量がそれぞれ同表の第 3 欄 低い旨の表示の基準値 の ( カッコ内は一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合 ) に定める基準値に満たないこと ) 注意事項 22 ページ 栄養強調表示を行う際の注意事項 ( 絶対表示 相対表示 無添加強調表示共通 ) 及び下記 (2) 1 含まない旨 2 低い旨 の表示における注意事項 参照 (2)1 含まない旨 2 低い旨 の表示における注意事項 ( ア ) 含まない旨 の表示には 不使用 無添加 は該当しません ( ただし 糖類及びナトリウム塩について 不使用 無添加 などと表示する場合は 無添加強調表示 の基準 (30 ページ (4) 参照 ) が適用になります ) ( イ ) ノンシュガー シュガーレス のような表示は 糖類に係る含まない旨の表示の基準が適用になります ( ウ ) 熱量等の低い旨の基準を満たしていない場合に 単に ダイエット ライト 等と表示することは 消費者に誤認を与える可能性があることから 望ましくありません ( エ ) 原材料について栄養強調表示をする場合 最終製品についても栄養強調示の基準を満たしていることが望ましいとされています すなわち 最終製品中の含有量が極めて高いにもかかわらず 原材料についてのみ栄養成分又は熱量の適切な摂取ができる旨を表示することは適当ではありません トランス脂肪酸について強調表示を行う場合の方法は 20 ページ (13) を参照してください 絶対表示の例 ~ カルシウムたっぷり ( カルシウムの高い旨の表示 ) を行う場合 ~ 考え方 カルシウムの 高い旨 の表示をするためには 28 ページ表 5 第 2 欄 ( 高い旨の表示基準値 : カルシウムの場合 100g あたり 204 mg以上 ) を満たす必要があります この製品のカルシウム含有量の表示値は 220 mg /100g で 高い旨の基準値を満たしているため カルシウムたっぷり の表示をすることができます 24

~ 他の食品と比べて栄養成分の量や熱量が多い ( 少ない ) ことを強調する表示 ~ 1 強化された旨の表示 ( g (% ) 強化 増 アップ プラス 2 倍 など ) を行う場合 必要条件 強調したい栄養成分の 増加量 が 強化された旨の表示の基準値 以上であるこ 相対表示 ( 強化された旨 低減された旨 ) (3) と (28 ページ表 5 第 1 欄 栄養成分 の量について 他の同種の食品 ( 以下 比較対象食品という ) に比べて強化された栄養成分の量がそれぞれ同表の第 4 欄 強化された旨の表示の基準値 以上であること ) たんぱく質と食物繊維については比較対象食品に比べて強化された割合( 相対差 ) が 25% 以上であること 必要事項の表示( 下記 (3)1 強化された旨 2 低減された旨 共通必要表示事項 参照 ) 注意事項 22 ページ 栄養強調表示を行う際の注意事項 ( 絶対表示 相対表示 無添加強調表示共通 ) 及び 26 ページ (3)1 強化された旨 2 低減された旨 共通注意事項 参照 2 低減された旨の表示 ( g (% ) 減 オフ カット 1 / 4 など ) を行う場合 必要条件 強調したい栄養成分又は熱量の 低減量 が 低減された旨の表示の基準値 以上であること (29 ページ表 6 第 1 欄 栄養成分及び熱量 の量について 比較対象食品に比べて低減された栄養成分の量又は熱量がそれぞれ同表の第 4 欄 低減された旨の表示の基準値 以上であること ) 比較対象食品に比べて低減された割合 ( 相対差 ) が 25% 以上であること ( ただし ナトリウムの含有量を 25% 以上低減することにより 当該食品の保存性及び品質を保つことが著しく困難な食品 ( ) について ナトリウムに係る低減された旨の表示をする場合を除きます ) みそ しょうゆが該当します 詳細は 29 ページ下部 ( 注意 ) 参照 必要事項の表示 ( 下記 (3)1 強化された旨 2 低減された旨 共通必要表示事項 参照 ) 注意事項 減塩 や 塩分 % カット 等という表示には ナトリウムの低減された旨の基準が適用されます 22 ページ 栄養強調表示を行う際の注意事項 ( 絶対表示 相対表示 無添加強調表示共通 ) 及び 26 ページ (3)1 強化された旨 2 低減された旨 共通注意事項 参照 (3)1 強化された旨 2 低減された旨 共通必要表示事項 強化 ( 低減 ) された旨の表示を行う場合は 次の ( ア )( イ ) の事項を強調表示する部分に近接した場所に表示しなければなりません ( ア ) 比較対象食品を特定するために必要な事項 ( 比較対象食品名 ) 例 ) 自社従来品 日本食品標準成分表 年版 ( 訂 ) コーヒー飲料標準品 等 ただし 比較対象食品がまったく同種の食品である場合は 比較対象食品名の記載は近接した場所でなくともよい ( イ ) 強化 ( 低減 ) された旨を表示する栄養成分の量が 比較対象食品に比べて強化 ( 低減 ) された量又は割合例 ) g 増 % プラス % カット 25

(3)1 強化された旨 2 低減された旨 共通注意事項 ( ア ) 強化 ( 低減 ) された旨の表示は 他の食品と比べて栄養成分の量が強化 ( 低減 ) された旨の表示をする場合に適用されます そのため 比較対象食品名及び増加 ( 低減 ) 量又は割合を記載せずに 単に 高 ( 低 ) 等の表示がされた場合は 強化 ( 低減 ) された旨の表示ではなく 高い ( 低い ) 旨の表示の基準が適用されます ( イ ) 比較対象食品は 全く同種の食品でなくても 例えばバターとマーガリンを比較する等も可能ですが 次の a b のような場合は不適当です a 比較対象食品の当該栄養成分が一般流通品と比べて高く 低減された旨 の表示を行った食品の当該栄養成分が一般流通品と比較して大差ない場合 b 比較対象食品の流通がかなり以前に終了している等 事実上比較が不可能な場合 ( ウ ) 熱量や栄養成分値の ハーフ 2 倍 1/4 等の表示は 相対表示に該当します ( エ ) 食品単位当たりの使用量が異なる食品を比較対象食品とした場合も 強化 ( 低減 ) された量及び割合は 100g( 一般に飲用に供する液状の食品の場合は 100ml) 当たりで基準を満たして表示する必要があります その基準を満たした上で 容器包装へ強化 ( 低減 ) された量又は割合を食品単位当たりでの比較して表示する場合 消費者への適切な情報提供の観点から 食品単位当たりの比較である旨を表示するようにします ( オ ) 適切な摂取ができる旨の表示の基準が適用される栄養成分及び熱量は あくまで 国民の栄養摂取状況からみて その過剰な摂取が国民の健康の保持増進を妨げている ( 健康増進法第 16 条の2 第 2 項第 2 号ロ ) ものであって そもそも栄養成分や熱量である以上 エネルギーを供給し 又は生命の維持 成長に必要不可欠なものであり 本来 有害な成分でないことは言うまでもありません 栄養強調表示の例 ~ セットを構成する食品について個々のものに栄養強調表示をする場合 ~ セットを構成する食品について 個々のものを栄養強調表示する ( 例えば 30% 塩分カットのめんつゆ使用 等 ) ことは可能ですが その場合はセット全体及び栄養 強調表示をした個々の食品について栄養成分表示が必要です 低カロリードレッシング付 のサラダであれば ドレッシングを含むサラダ全体 の栄養成分表示の他 低カロリードレッシングのみの栄養成分表示を表示することに なります 低カロリードレッシング付サラダの栄養成分表示例 栄養成分表示 サラダ ( ドレッシング含む ) 低カロリードレッシングのみ (1 包装当たり ) ( 1 0ml 当たり ) エネルギー 34kcal 2kcal 熱量の低い旨の基たんぱく質 1.7g 0.2g 準値 (100g 当たり脂質 0.4g 0.0g 40kcal) 未満を満 炭水化物食塩相当量 6.7g 0.5g 0.2g 0.3g たす必要あり 26

相対表示の例 ~ 自社通常品と比較して 食物繊維が 2.5 倍 ( 食物繊維の強化された旨 ) の表示 を行う場合 ~ 考え方 新製品 B について食物繊維の 強化された旨 の表示をするためには 以下の条件 12 を満たす必要があ ります < 条件 1> 製品 100g 当たりの比較対象食品 ( 通常品 A) との食物繊維含有量の強化された量 ( 絶対差 ) が 28 ページ表 5 第 4 欄 強化された旨の表示基準値 ( 食物繊維の場合 :100 g 当たり 3 g) 以上あること < 条件 2> 通常品 A と比較して新製品 B の食物繊維の強化された割合 ( 相対差 ) が 25% 以上あること この例では < 条件 1> の絶対差 (B-A) は 3.0 g なので強化された旨の基準値以上です < 条件 2> の相対差は A の 2g から B の 5g に増加しているので 150%(25% 以上 ) です 条件 12 を満たすので 食物繊維の強化された旨の表示することができますが その際下記ア イの必要表 示事項を相対表示と近接した場所に記載しなければなりません ( ただし 比較対象食品が全く同種の食品であ る場合は 比較対象食品名の表示は 近接した場所でなくても構いません ) ア 比較対象食品名 イ 増加量 ( 割合 ) 表示例 : 自社通常品 おからクッキー と比較して食物繊維を 2.5 倍に強化しています 注 1) 増加量 ( 割合 ) 又は低減量 ( 割合 ) の表示値は必ず担保されている必要があります この例では 食物繊 維が自社通常品 A と比較して 2.5 倍! と表示しているので 条件 12 を満たしている場合であっても 新製 品 B の食物繊維の実際の分析値が通常品 A の表示値の 2.5 倍未満だった場合には 表示基準違反となります 注 2) たんぱく質及び食物繊維以外の成分 ( ビタミン類 ミネラル類 ) について強化された旨の表示を行う場 合は 上記条件 2 は適用されません 27

表 5 栄養成分の補給ができる旨の表示の基準値 食品表示基準別表第 12 ( 第 7 条関係 ) 第 1 欄第 2 欄第 3 欄第 4 欄 高い旨の表示の基準値 含む旨の表示の基準値 強化された旨の表示の基準値 高 多 豊富 たっぷり 等 源 供給 含有 入り 使用 添加 等 %(g) 強化 増 アップ プラス 等 栄養成分 栄養成分の量が次のいずれかの基準値以上であること 栄養成分の量が次のいずれかの基準値以上であること 栄養成分の量の比較対象品との絶対差 ( 増加量 ) が次の基準値以上であり かつ * 印の成分については比較対象品との相対差 ( 増加割合 ) が 25% 以上であること ( ) 内は 一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合 100 kcal 当たり ( ) 内は 一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合 100 kcal 当たり ( ) 内は 一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合 たんぱく質 * 16.2g(8.1g) 8.1g 8.1g(4.1g) 4.1g 食物繊維 * 6g(3g) 3g 3g(1.5g) 1.5g 8.1g(4.1g) 3g(1.5g) 亜鉛 2.64mg (1.32mg) 0.88mg 1.32mg (0.66mg) 0.44mg 0.88mg (0.88mg) カリウム 840mg (420mg) 280mg 420mg (210mg) 140mg 280mg (280mg) カルシウム 204mg (102mg) 68mg 102mg (51mg) 34mg 68mg (68mg) 鉄 2.04mg (1.02mg) 0.68mg 1.02mg (0.51mg) 0.34mg 0.68mg (0.68mg) 銅 0.27mg (0.14mg) 0.09mg 0.14mg (0.07mg) 0.05mg 0.09mg (0.09mg) マグネシウム 96mg (48mg) 32mg 48mg (24mg) 16mg 32mg (32mg) ナイアシン 3.9mg (1.95mg) 1.3mg 1.95mg (0.98mg) 0.65mg 1.3mg (1.3mg) パントテン酸 1.44mg (0.72mg) 0.48mg 0.72mg (0.36mg) 0.24mg 0.48mg (0.48mg) ビオチン 15μg (7.5μg) 5μg 7.5μg (3.8μg) 2.5μg 5μg (5μg) ビタミンA 231μg (116μg) 77μg 116μg (58μg) 39μg 77μg (77μg) ビタミンB1 0.36mg (0.18mg) 0.12mg 0.18mg (0.09mg) 0.06mg 0.12mg (0.12mg) ビタミンB2 0.42mg (0.21mg) 0.14mg 0.21mg (0.11mg) 0.07mg 0.14mg (0.14mg) ビタミンB6 0.39mg (0.20mg) 0.13mg 0.20mg (0.10mg) 0.07mg 0.13mg (0.13mg) ビタミンB12 0.72μg (0.36μg) 0.24μg 0.36μg (0.18μg) 0.12μg 0.24μg (0.24μg) ビタミンC 30mg (15mg) 10mg 15mg (7.5mg) 5mg 10mg (10mg) ビタミンD 1.65μg (0.83μg) 0.55μg 0.83μg (0.41μg) 0.28μg 0.55μg (0.55μg) ビタミンE 1.89mg (0.95mg) 0.63mg 0.95mg (0.47mg) 0.32mg 0.63mg (0.63mg) ビタミンK 45μg (22.5μg) 30μg 22.5μg (11.3μg) 7.5μg 15μg (15μg) 葉酸 72μg (36μg) 24μg 36μg (18μg) 12μg 24μg (24μg) 28

第 1 欄第 2 欄第 3 欄第 4 欄 栄養成分及び熱量 含まない旨の表示の基準値 低い旨の表示の基準値 低減された旨の表示の基準値 無 ゼロ ノン レス 等 低 控えめ 少 ライト ダイエット 等 %(g) 減 オフ カット 等 栄養成分の量及び熱量が次の基準値未満であること ( ) 内は 一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合 栄養成分の量及び熱量が次の基準値未満であること ( ) 内は 一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合 熱量 5kcal(5kcal) 40kcal(20kcal) 脂質 飽和脂肪酸 コレステロ ル 0.5g(0.5g) 例外あり ( 備考 1 参照 ) 0.1g(0.1g) 5 mg (5 mg ) ただし 飽和脂肪酸の量が 1.5g(0.75g) 未満であって当該食品の熱量のうち飽和脂肪酸に由来するものが当該食品の熱量の 10% 未満のものに限る 例外あり ( 備考 2 参照 ) 3g(1.5g) 1.5g(0.75g) ただし 当該食品の熱量のうち飽和脂肪酸に由来するものが当該食品の熱量の 10% 以下であるものに限る 20 mg (10 mg ) ただし 飽和脂肪酸の量が 1.5g(0.75g) 以下であって当該食品の熱量のうち飽和脂肪酸に由来するものが当該食品の熱量の 10% 以下のものに限る 例外あり ( 備考 2 参照 ) 糖類 0.5g(0.5g) 5g(2.5g) ナトリウム 5 mg (5 mg ) 120 mg (120 mg ) 栄養成分の量及び熱量の比較対象品との絶対差 ( 低減量 ) が次の基準値以上であり かつ比較対象品との相対差 ( 低減割合 ) が 25% 以上であること ( ) 内は 一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合 40kcal(20kcal) 3g(1.5g) 1.5g(0.75g) 20 mg (10 mg ) ただし 飽和脂肪酸の量が当該他の食品に比べて低減された量が 1.5g (0.75g) 以上のものに限る 5g(2.5g) 120 mg (120 mg ) * 25% 以上の相対差 が必要 特例あり 下記 ( 注意 ) 参照 備考 1 ドレッシングタイプ調味料 ( いわゆるノンオイルドレッシング ) について 脂質の 含まない旨の表示 については 0.5g を 3g とする 2 1 食分の量を 15g 以下である旨を表示し かつ 当該食品中の脂肪酸の量のうち飽和脂肪酸の量の占める割合が 15% 以下である場合 コレステロ ルに係る含まない旨の表示及び低い旨の表示のただし書きの規定は 適用しない 注意! ナトリウムについて 低減された旨 の表示を行う場合の相対差の特例について ナトリウムの含有量を 25% 以上低減することにより 当該食品の保存性及び品質を保つことが著しく困難な食品 (25 ページ (3)2 必要条件参照 ) には みそ と しょうゆ が該当します これらの食品については 低減されたナトリウムの含有量の割合 ( 相対差 ) が以下に定める割合以上である場合に ナトリウムの低減された旨の表示 をすることができます みそ 15% しょうゆ 20% 表 6 栄養成分又は熱量の適切な摂取ができる旨の表示の基準値 食品表示基準別表第 13 ( 第 7 条関係 ) 29

(4) 無添加強調表示 ( 糖類 * ナトリウム塩 **) * 糖類 = 単糖類又は二糖類であって 糖アルコールでないもの ** ナトリウム塩 = 14 ページ3の 印参照 1 糖類を添加していない旨 ( 糖類無添加 砂糖不使用 など) の表示を行う場合必要条件以下の 4 つの要件を全て満たしていること a いかなる糖類も添加されていないこと ( ショ糖 ぶどう糖 ハチミツ コーンシロップ等 ) b 糖類 ( 添加されたものに限る ) に代わる原材料 ( 複合原材料を含む ) 又は添加物を使用していないこと ( 添加糖類に代わる原材料の例 : ジャム ゼリー 甘味の付いたチョコレート 甘味の付いた果実片 非還元濃縮果汁 乾燥果実ペースト等 ) c 酵素分解その他何らかの方法により 当該食品の糖類含有量が原材料及び添加物に含まれていた量を超えていないこと ( でんぷんを加水分解して糖類を産生させる酵素の使用等 ) d 当該食品の 100g 若しくは 100ml 又は 1 食分 1 包装その他の 1 単位当たりの糖類の含有量を表示していること 注意事項 ノンシュガー シュガーレス のような表示は 糖類を含まない旨の表示(24 ページ (2) 参照 ) の基準が適用されます 2 ナトリウム塩を添加していない旨 ( 食塩無添加 など) の表示を行う場合必要条件以下の 2 つの要件を両方満たしていること a いかなるナトリウム塩も添加されていないこと ( 塩化ナトリウム リン酸三ナトリウム等 ) ただし 食塩以外のナトリウム塩を技術的目的で添加する場合 [ 重曹等 呈味成分ではないナトリウム塩が含まれている場合 ] であって 当該食品に含まれるナトリウムの量が 29 ページ表 6 第 3 欄 低い旨の表示の基準値 以下であるときは この限りでない b ナトリウム塩 ( 添加されたものに限る ) に代わる原材料 ( 複合原材料を含む ) 又は添加物を使用していないこと ( 添加ナトリウム塩に代わる原材料の例 : ウスターソース ピクルス ペパローニ しょう油 塩蔵魚 フィッシュソース等 ) (5) 栄養強調表示の基準がない場合 1 栄養強調表示の基準がない成分強調表示基準が定められていない栄養成分について栄養強調表示を行う場合は 科学的根拠に基づき 販売者の責任において表示します なお 食品表示基準に定められた栄養成分で 栄養強調表示の基準がない栄養成分を強調する場合 栄養成分表示の枠内に当該栄養成分の量を表示しなければなりません ( 例 : 糖 質オフ ) この場合 炭水化物の内訳として糖質及び食物繊維の表示が必要です (13 ページ 注意! 3 参照 ) また 食品表示基準に定められてない成分を強調する場合 栄養成分表示と区別して 栄養成分表示に近接した箇所に記載することが望ましいとされています ( 栄養成分表示枠内に 食品表示基準に定められていない成分を表示してはいけません ) 2 業務用食品に栄養強調表示をする場合栄養強調表示の規定は適用されませんが 消費者への適切な情報提供の観点から 栄養強調表示をしようとする場合 食品表示基準の規定に準拠することが望ましいとされています 30