1 A study of eating Consciousness in university track and field athletes 高梨 雄太 TAKANASHI Yuta 1. はじめに食事 栄養摂取 陸上競技 限 競技 選手 重要 特 大学陸上競技者 強度 高 適切 栄養摂取 休養 必要 適切 栄養摂取 浪費 筋 合成 糖質 質 補給 意味 広範 渡 体重 視野 入 投擲競技 身体以外 物体 ( 投擲物 ) 移動 種目 体重 増加 必 現 陸上競技 競技者 対 実態調査 1) 投擲競技者 ( 学生競技者 ) 増量 試 経験 者 存在 明 調査 無理 食事 健康 悪影響 懸念 適切 知識 必要性 述 増量 手段 一 食事 摂取 増大 考 一方 十分 知識 指導無 健康 損 考 陸上競技 食事 重要 位置 大学陸上競技者 食事 対 意識 持 報告 少 本研究 大学陸上競技者 摂食状況 意識 質問用紙 調査 実施 実態 検討 今後 指導 充実 目的 2. 調査方法調査対象 陸上競技 種目 ( 投擲 跳躍 ) 専門 全国規模大会出場以上 競技 有 大学生競技者 98 名 種目 内訳 跳躍競技者 39 名 ( 男 21 名 18 名 ) 投擲競技者 59 名 ( 男 38 名 21 名 )( 表 1) 全 対象者 体育系大学 在学 者 調査 質問紙法 実施 有効回答数 跳躍競技者 39 名 (100%) 投擲競技者名 59 名 (100%) 調査項目 以下 通 表 1 対象者の内訳全体男投擲競技者 59 38 21 跳躍競技者 39 21 18 合計 98 59 39 項目 : ( 競技歴, 年齢 ) 1. 日頃 食事 気 使 2. 気 使 方 量 栄養素 内容 記述 3. 肉 魚 質 多 取 心掛 4. 野菜 多 取 心掛 5. 炭水化物 多 取 心掛 6. 炭水化物 控 心掛 7. 脂肪 多 取 気 使 8. 脂肪 控 気 使 9. 一日三食 摂 心掛 10. 食事 好 好 食
2 11. 脂肪 蓄 必 12. 競技 引退 食事 気 使 13. 日 練習内容 食事内容 量 気 使 14. 競技 目標 達成 多少身体 無理 食事 仕方 15. 摂取 16. 以外 摂取 17. 自身 一日 摂取 量 把握 18. 一般男性 ( 性. 一日 必要 摂取 把握 19. 既往歴 図 1 あなたは日頃の食事に気を使っていますか 3. 結果及び考察 1) 全体的傾向全 調査項目 回答 図 1~ 図 17 性別 種目別 示 全体的 傾向 多 競技者 食事 対 日頃 何 気 考 ( 図 1) 特 肉魚 野菜 炭水化物 多 取 心掛 傾向 ( 図 2 3 4) 脂肪 控 傾向 ( 図 6 7) 日 練習内容 食事内容 量 変 意識 傾向 ( 図 11) 一方 身体 無理 食事 仕方 多 者 考, 割合 両種目 男全 60% 越 引退 食事 気 全体 60% 以上 競技者 回答 摂取量 一般成人 比 多 現状 食事 身体活動量 低下 脂肪 蓄積 ( 増量 ) 懸念 考 自身 摂取 量 一般的成人 摂取 量 目安 把握 者 多 ( 全体 65.0%) 基礎的 栄養 食事 関 知識 欠 競技者 多 2) 種目別傾向跳躍 投擲 種目間 脂肪 摂取意識 違 投擲競技 体重 増加 図 2 肉魚などを多く取るように心掛けている 図 3 野菜を多く取るように心掛けている 図 4 炭水化物を多く取るように心掛けている
3 図 5 炭水化物を控えるように心掛けている図 9 食事は好きなものを好きなだけ食べる 図 6 脂肪を多く取るように心掛けている図 10 脂肪を蓄えることは競技者にとって必ずしもマイナスではない 図 7 脂肪を控えるように心掛けている図 11 競技を引退したら食事に気を使うつもりである 図 8 一日三食をように心掛けている図 12 その日の練習内容などによって食事内容 量などに気をつけている
4 図 13 競技の目標を達成するためなら多少身体に無理のある食事をしても仕方が無い図 17 自身が一日に摂取しているおおよそのエネルギー量を知っている 図 16 図 14 プロテインを摂取している 図 15 プロテイン以外のサプリメントを摂取している 一般男性 ( 性 ) に一日に必要とされている摂取エネルギー量を把握している 競技力 好影響 考 食 過 体調 悪影響 考 1) 競技 健康 優先順位 考 今後 問題 特 投擲競技者 高血圧 高尿酸値 既往歴 持 者 多 存在 身体 無理 食事 仕方 多 者 考 ( 図 13) 引退 食事 気 ( 図 11) 回答 現役時代 競技力向上 引退後 健康状態 影響 考 必要 他 摂取状況 差 ( 図 14) 投擲競技者(48.3%) 跳躍競技者 (24.3%) 摂取 割合 高 傾向 3) 性差本調査 摂食意識 明確 性差 見出 至 摂取率 異 傾向 男性(58.2%) 性 (30.5%) 摂取率 高 摂取率 ( 性 36.5% 男性 56.3%) 違 内容 違 ( 後述 ) 市販 学生競技者 安価 言 (1 月分当 数千円 ~1 万円程度 多 ) 継続的 摂取 負担 大 男 競技力向上 費 費用 多 考 食事 気 使 内容 表 2 示 男 酸摂取 (4 名 ) 質摂取 (4 名 ) 回答
5 表 2 食事の気を使っている内容について表 3 使用しているサプリメントの名称 投擲競技者跳躍 男 男 三食しっかり摂る (3) たんぱく質を練習前に摂る (3) 栄養のバランス (2) 食事の量を多く (1) 朝は脂質 練習前には糖質 (1) 野菜を多く (4) 練習後すぐに食事を摂る (2) カルシウムを多く (1) 練習後すぐにたんぱく質 (1) アミノ酸の摂取 (2) 足りないたんぱく質をプロテインで補う (1) 三食しっかり摂る (2) たんぱく質を練習前に摂る (1) 栄養のバランス (3) 野菜を多く (2) 練習後すぐに食事を摂る (1) ビタミンを多く (2) 満腹になる手前 (1) 夜 10 時以降は食べない (1) 三食しっかり摂る (1) たんぱく質を練習前に摂る (1) 栄養のバランス (4) 野菜を多く (3) 練習後すぐに食事を摂る (2) アミノ酸の摂取 (2) 投擲競技者跳躍競技者投擲競技者 男 男 男 ハレオハイパーリロード (6) ザバスアミノ酸 (2) クレアチン (3) ハレオ ( 種類不明 )(8) ビタミン剤 (1) アミノ酸 (2) ザバスアミノ酸 (1) クレアチン (2) 鉄 (2) 高血圧 (10) 高尿酸値 (6) 脂肪肝 (2) 糖尿病 (2) 高血圧 (1) 不整脈 (1) 表 4 既往症 競技者 三食しっかり摂る (2) たんぱく質を練習前に摂る (1) 栄養のバランス (3) 野菜を多く (5) 練習後すぐに食事を摂る (2) ビタミンを多く (1) 好き嫌いしない (1) 跳躍競技者 男 高尿酸値 (1) 不整脈 (1) 質 摂取 関 練習後 質摂取 足 分 補 摂取方法 工夫 者 一方 酸 質 摂取意識 回答 競技者 競技者 回答 摂取 (2 名 ) 性 摂取 ( 表 3) 性 回答 鉄 存在 対象者数 回答数 少 全体的 傾向 述 出来 男 摂取意識 男 質 酸 筋疲労 回復 筋肉 作 直接関 栄養素 意識 置 対 鉄 身体 調 整 栄養素 意識 置 男 摂取 種類 質問 対 栄養素 商品名 回答 者 対 興味 示 傾向 強 考 表 3 ( 株式会社 (BodyPlus International, Inc.)) 例 一
6 強 競技者 有名 競技者 使用 憧 使用 試 若手競技者 存在 男 特徴 他 性差 特 投擲男 生活習慣病 持 多 ( 表 4)( 該当数 20) 4. まとめ 競技者 全体的傾向 食事 気 遣 意識 持 競技力向上 程度 無理 得 考 栄養 関 知識 低 傾向 自身 摂取 量 一般成人 摂取 量 目安 把握 者 多 基礎的 栄養 食事 対 知識 欠 競技者 多 考 回答者 体育系大学 在学 者 最低限 知識 現場 指導 今後 課題 今回 対象者全 全国規模 競技会 出場経験 有 比較的競技力 高 競技力 違 競技 最優先 意識 異 考 今後 競技力別 調査 実施 傾向 見 明確 知見 見出 [ 参考文献 ] 1) 中丸伸吾 高梨雄太 越川一紀 金今朝秋 青木和浩 競技者 関 実態調査 (2009) 日本陸上競技学会第 8 回大会予稿集 p.28