資料 2 我孫子都市計画道路の変更について ( 項目 ) ページ 変更理由書 1 変更計画書 2 計画変更概要書 3 都市計画を定める土地の区域 4 位置図 5,6 ルート変更案 ( 全体図 ) 7 ルート変更案 (1/2) (2/2) 8,9 ルート比較表 10 変更案 (3 4 14 号 ) 11 都市計画道路の変更に関する資料 12~15 都市計画道路の変更スケジュール 16
我孫子都市計画道路 ( 我孫子市決定 ) の変更理由 我孫子市は JR 常磐線と成田線の各駅を中心とした5つの地区のまとまりが東西に連担し 全体として東西に細長い市街地が形成されています 市の主要幹線道路としては 広域的な自動車交通需要や大量交通処理に対応する国道 6 号と主要地方道船橋我孫子線の2 路線を位置づけるとともに 本市と周辺都市とを結び 市街地内の通過交通量を軽減する役割を担う都市レベルの幹線道路として 都市計画道路 3 5 15 号根戸新田 布佐下線 県道我孫子利根線 主要地方道千葉竜ヶ崎線 主要地方道我孫子関宿線の4 路線を位置づけています 今回変更しようとする都市計画道路 3 4 9 号下ヶ戸 中里線と3 4 10 号青山 日秀線は ともに市街地内の交通を速やかに国道 6 号や3 5 15 号根戸新田 布佐下線に誘導する地区レベルの幹線道路であり 現在 千葉県が整備を進めている3 5 15 号根戸新田 布佐下線の整備に合わせて 今後 市が整備を進めていくものです この2 路線については 3 4 10 号青山 日秀線の現在の計画線が 中里市民の森 を通過していることから その整備によって 中里市民の森 が分断されるのを避けるため線形を変更するとともに 沿道の都市的土地利用が見込まれないことなどから 幅員を変更するものです また 将来交通需要の予測結果に基づき より安全な道路となるよう 交差点形状の変更を行うとともに 新たに車線数を2 車線で決定するものです また 都市計画道路 3 4 14 号手賀沼公園 久寺家線は 国道 6 号と 3 5 15 号根戸新田 布佐下線を接続する地区レベルの幹線道路であり 現在 国道 356 号から3 5 15 号根戸新田 布佐下線までの区間の整備を進めています 今回変更しようとする手賀沼公園前交差点については 当初 3 5 15 号根戸新田 布佐下線と公園坂通り ( 市道 18-001 号線 ) との変則的な4 差路の交差点を想定して都市計画決定されましたが その後 より安全性を高めるため 交差形状を連続 T 字交差とするとともに 交差点をコンパクト化する形で事業認可を受けていることから 事業認可の計画と整合するよう 交差点形状を変更し 併せて 新たに車線数を2 車線で決定するものです 1
我孫子都市計画道路の変更 ( 我孫子市決定 ) 都市計画道路中 3 4 9 号下ヶ戸 中里線ほか 2 路線を次のように変更する 名称位置区域構造 種別 番号路線名起点終点主な経過地延長構造形式車線の数幅員 地表式区間における鉄道等との交差の構造 備考 幹線街路 3 4 9 下ヶ戸 中里線 我孫子市下ヶ戸 我孫子市中里 我孫子市湖北台 約 3,140m 地表式 2 車線 18m 幹線街路と平面交差 5 箇所 JR 成田線と立体交差 1 箇所 字十六町 字弁天作 一丁目 2 幹線街路 3 4 10 青山 日秀線 我孫子市青山台三丁目 我孫子市日秀字久保田 我孫子市中峠字外谷津 約 5,260m 地表式 2 車線 16m 幹線街路と平面交差 7 箇所 JR 常磐線と立体交差 1 箇所 JR 成田線と立体交差 1 箇所 幹線街路 3 4 14 手賀沼公園 久寺家線 我孫子市白山一丁目 我孫子市我孫子四丁目 我孫子市本町三丁目 約 1,270m 地表式 2 車線 16m 幹線街路と平面交差 4 箇所 JR 常磐線と立体交差 1 箇所 JR 成田線と立体交差 1 箇所 区域及び構造は計画図表示のとおり 理由 将来の自動車交通需要を見据え 幹線道路網のより安全で円滑な交通流動を図るため 対象路線の一部を変更するものです
我孫子都市計画道路の変更の概要 ( 我孫子市決定 ) 名称変更の内容 番号路線名旧番号旧路線名起点終点線形延長構造形式車線数幅員備考 3 4 9 下ヶ戸 中里 線 - - - 移動変更 3,200m 3,140m - 2 車線 - 一部区間の幅員 18m 16m 3 4 10 青山 日秀線 - - - 移動変更 5,210m 5,260m - 2 車線 - 一部区間の幅員 18m 16m 3 3 4 14 手賀沼公園 久寺家線 - - - - - - - 2 車線 - 手賀沼公園前交差点の形状の変更
都市計画を定める土地の区域 我孫子市中峠字宿通下北及び字宿通下南 中里字中山畑 字北久保作 字南久保作 字山王前 字弁天作及び字東谷津 日秀字久保田並びに緑一丁目の各一部の区域 4
位置図 変更箇所 1 5
位置図 変更箇所 2 6
訪神社 中里市民の森 県営住宅 日秀市営住宅 手賀沼浄化施設 県立湖北高等学校 県立湖北高等学校 若草幼稚園 7 成田線 JR 北向薬師堂 ー 中里薬師会館 湖北 セン 電話 交換 N TT 湖北郵便局 公中民峠館下区 照妙院
手賀沼浄化施設 中里市民の森 県立湖北高等学校 県立湖北高等学校 若草幼稚園 JR 成田線 8 北向薬師堂 ー 中里薬師会館 電話交換セン N TT 湖北 湖北郵便局 公中民峠館下区 照妙院
中里薬師会館 訪神社 県営住宅 日秀市営住宅 中里市民の森 手賀沼浄化施設 県立湖北高等学校 9 県立湖北高等学校 若草幼稚園 JR 成田線 北向薬師堂
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都市計画道路の変更に関する資料 (1) 幹線道路網の基本的な考え方利根川と手賀沼に挟まれ 東西に細長い本市は 主にJR 常磐線や成田線の各駅周辺や 国道 356 号 ( 成田街道 ) の沿道を中心に住宅地の形成が進んできました その結果 市域東西に延びる台地部が居住区域 その縁辺部に斜面林 農地 水辺が広がる構造となっています 市では こうした都市構造を踏まえ 良好な住環境の形成を図るため 本市を単に通過するだけの交通 ( 通過交通 ) はできるだけ居住区域の外側を通すという基本的な考え方のもと 昭和 40 年代に本市の道路網の大半が計画されました 図 -1 通過交通を市街地の縁辺部で処理し 台地部に展開する住宅地の環境を保全する道路網のモデル図 (2) 都市計画道路の決定経緯道路にはそれぞれに役割があります 例えば主に通過交通を受け持つための道路や 市民の市内移動に対応するための道路 市内から市外へと出入りする交通を受け持つための道路などがあります 今回 都市計画の変更を予定している都市計画道路 3 4 9 号下ヶ戸 中里線 ( 以下 3 4 9 号線という ) と3 4 10 号青山 日秀線 ( 以下 3 4 10 号線という ) は 昭和 40 年代に都市計画決定された道路です 当時は利根川沿いを走る県道我孫子利根線がまだ無かったため 本市における相当量の通過交通を見込んで計画されたものと考えられます しかし 現在は県道我孫子利根線が整備され 市域北側における東西方向の通過交通を担っています そのため 現在では 3 4 9 号線と3 4 10 号線は 市内移動の交通に加えて 市内と市外を行き来する交通を円滑に処理することを目的 12
とする道路に役割が変化してきました さらに 国道 356 号と併せて 湖北駅の周りを周回する道路網を形成しています そのため この2 路線の整備によって 湖北地区全体のまちづくりや南北地区の交流の活性化 湖北台地区の商店街の活性化などへの効果が期待されます 図 -2 昭和 46 年当時の我孫子市都市計画道路網 図 -3 昭和 46 年当時の道路骨格の概念図 13
図 -4 現在における道路骨格の概念図 (3) 今回のルート変更の内容今回予定している変更は 主にルートの変更と幅員の変更の2 点で 図 - 5 における都市計画変更区間について行います ルートの変更は 都市計画道路 3 4 10 号線が 現在市が保全 活用を進めている中里市民の森の中を通過することを回避するために行うものです 併せて関係する交差点の形状を より交通の安全性を高めるために変更します 幅員の変更は 図 -5 における都市計画変更区間について 計画幅員が 18mのところ 16mに縮小変更するものです これは 変更区間のほとんどが 市街化調整区域か 成田線との立体交差区間であり 沿道の都市的土地利用が見込まれないことや 市の財政状況等を勘案して幅員を縮小するものです ルートの選定にあたっては 別紙の ルート比較表 のとおり 走行性を最も重視した案 ( ルート検討案 1) 走行性を重視し かつ 交通量推計結果に対応した案 ( ルート検討案 2) 交通量推計結果に対応し かつ 高台と斜面林を避けて周辺環境への影響を抑えた案 ( ルート検討案 3) の3つの案について 走行性や周辺環境に与える影響 施工性の視点から比較検討を行いました その結果 走行性で若干劣るものの 周辺環境への影響や施工性で最も優れているルート検討案 3を採用することとしました 採用した変更案の3 4 9 号線 3 4 10 号線の概ねの位置については 別紙の ルート変更案 (1 /2) と ルート変更案(2/2) でご確認ください 14
図 -5 (4)3 4 9 号線と 3 4 10 号線の今後の整備の考え方現在千葉県が整備している国道 356 号バイパス ( 現在日秀工区を事業実施中 ) の整備進捗に合わせて 図 -5 における赤の実線区間の整備に着手します 赤の破線区間については 財政上の制約などから 同時期に着手することは困難ですが 本市の良好な道路ネットワークを形成していくうえで必要な道路であることから 他の都市計画道路の未整備区間も含めた中で 優先順位を考慮し着手していく考えです (5) ルート変更に向けての今後のスケジュール今後 3 4 9 号線と 3 4 10 号線のルート変更に向けて 12 月に素案の縦覧を行い 来年 1 月に公聴会を開催し 都市計画審議会を経て 6 月を目標に都市計画の変更を行う予定です 詳細については 別紙の 都市計画道路の変更スケジュール をご参照ください 15
都市計画道路の変更スケジュール H26 H27 11 12 1 2 3 4 5 6 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 関係地権者説明会 素案縦覧 12/1~12/15 16 公聴会 千葉県事前協議 1/25 案の縦覧 都市計画審議会 千葉県法定 (19 条 ) 協議 告示