4. タブレット端末の利用状況 ( 利用機材の内容と利用のねらい ) ハードウェア機材名 :ipad ねらい : 水が流れる様子や地形が変化した様子を確認できるよう 動画で撮影し記録する 上流 中流 下流それぞれの様子が撮影できるよう ipadは3 台準備する 機材名 :ENVY110( 複合印刷機

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第6学年2組 理科学習指導案

実践 報告書テンプレート

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

解答類型

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

< 評価 感想 反省 > ゲームも入力も生徒の取り組みは良好であった ipad でのデータの入力も生徒はそれほど困難なく行っていた 自分が行った各グループのデータを集約して相関関係を調べる作業について 十分に操作を確認してあったのでスムーズな操作ができたが それでも生徒を多少待たせることになってしま

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(3) テーマに迫るための手立て 研究主題 使う深める活用する情報教育 ~ 情報活用能力の高まり ~ 授業における視聴覚教具の活用 ICT 機器タブレット10 台アプリケーションロイロノート大型 TV 1 台本授業では グループでタブレットを活用しながら授業を進めていく 子どもたちが授業で 意見を交

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

第5学年 理科学習指導案

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

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主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

社会科学習指導案

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

Taro-12事例08.jtd

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

理科学習指導案

micro:bit の活用 D 情報に関する技術 (3) プログラムによる計測 制御 についての取り組み 中学校技術 家庭科 ( 技術分野 ) では, 第 3 学年において,D 情報に関する技術 (3) イ, 情報処理の手順を考え, 簡単なプログラムが作成できること において多くの先生方が取り組まれ

画像, 映像などの気象情報や天気と1 日の気温の変化の仕方に興味 関心をもち, 自ら気象情報を収集して天気を予想したり天気の観測をしたりしようとしている 気象情報を活用して, 天気の変化を予想することができる 1 日の気温の変化の仕方を適切に測り, 記録することができる 天気の変化は気象情報を用いて

第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

第4学年算数科学習指導案

( 生活単元学習 ) 学習指導案 日時 :2016 年 10 月 14 日 ( 金 ) 場所 : 多目的教室 2 階児童 :5 学年 3 名 6 学年 3 名計 7 名指導者 : 山田由加里介助者 : 遠藤千尋横田真弓 1. 題材名 テレビ局を紹介しよう (STV テレビ局 UHB テレビ局 レスト

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

第 6 学年理科学習指導案指導者千葉市立小中台小学校本間希世 1 研究主題 (1) 市教研統一テーマ 自ら学び 心豊かに生きる力を身につけた児童生徒の育成 (2) 部会テーマ 個を生かした学習指導の進め方 小中合同主題 教材の本質にもとづき 児童の力で自然を調べる楽しさが体得される場の工夫と指導方法

第6学年理科学習指導案

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5 指導について (1) 単元について 3 年磁石の性質 4 年電気の働き 5 年電流の働き ( 本単元 ) 磁石に引きつけら 乾電池の数とつな 鉄心の磁化 極の変化 れる物 ぎ方 電磁石の強さ 異極と同極 光電池の働き 電気の通り道 電気を通すつなぎ方 電気を通す物 6 年電気の利用 中学 2 年

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

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<小学校 生活科>

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

○数学科 2年 連立方程式

6年 ゆで卵を取り出そう

3 育成したい人間性と手立て主として自然や生命とのかかわりで育む人間性 本単元で育む人間性 具体的な姿 指導の主な手立て 評価方法 これまで気付いていなかった自然現象に気付く謙虚さ 日常生活の中で当たり前になっていた運動場の現象に目を向け, 雨水が流れたり溜まったりする面白さや不思議さをもって課題を

PowerPoint プレゼンテーション

群教セ G04-03 平 集 理科 - 中 生徒が解決の見通しを持って実験方法を立案する理科授業 モデル図やグラフを使った予想の共有と タブレット端末の活用を通して 特別研修員奈良達也 Ⅰ 研究テーマ設定の理由 平成 29 年 3 月公示の新学習指導要領では 内容のイとして思考 判断

第1学年 理科学習指導案

いきたいと考えるはずである 水溶液を区別する ためには, 水溶液のどんな性質やはたらきに着目していったらよいか, 子どもたちの考えを大切にしながら学習を進めていきたい 本単元の問題を解決するためには, いくつかの実験結果から, 総合的に判断することが必要である そこで,5つの水溶液を区別するという意

4 単元の評価規準自然現象への関心 意欲 態度 1 地面を流れる水や川の流れの様子に興味 関心をもち 自ら流れる水の速さや量による働きの違いを自然災害に目を向けながら調べようとする 2 増水で土地が変化することなどから自然の力の大きさを感じ 川や土地の様子を観察しようとする 科学的な思考 表現 観察

第 6 学年理科学習指導案 平成 28 年度 12 月 6 日 ( 火 ) 第 5 校時 場所 理科室 1 単元名変わり続ける大地 2 単元について本単元では 第 5 学年 流れる水のはたらき 第 6 学年 大地のつくり の学習を踏まえて 地球 につ内容の関連と学習の系統性いての基本的な見方や概念を

Microsoft Word - 社会科

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

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目 次 機能概要 4 A ボイスパネル 5 削除 5 追加 6 B メッセージボード 7 文章の作成方法 7 文章作成を間違えた場合 8 C スケジュール 9 スケジュール一覧 9 作成 10 編集 10 スケジュール名の変更 11 並び替え 11 削除 12 各スケジュール 13~14 スケジュー

H30全国HP

表紙

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中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

8 本時 9 働きやすい職場をつくるために 労働者を取り巻く新しい動き 労働三権や労働三法の意義を理解する 労働条件の改善について考える 様々な雇用の実態に気付く 労働者の権利を保障する為の労働三権や労働三法の意義について理解することができる 労働者をとりまく環境の変化について 将来の自らの問題とし

総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

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4 単元の評価規準 ア生活への関心 意欲 態度イ活動や体験への思考 表現ウ身近な環境や自分に ついての気付き 野菜の収穫を楽しみにしながら 植物の変化や成長の様子に関心をもち 継続的に世話をしようとしている 場所に応じて育てる植物を決めたり 植物の変化や成長の様子に合わせて世話の工夫をしたりしている

いろいろな衣装を知ろう

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

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Taro-4年 総合 指導案(最終)

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

指導方法等の改善計画について

体育科指導案

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Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

6 単元の構想本単元の目標相手に応じて大野の ステキ を整理 分析することを通して, 内容や表現方法を工夫して発信することができる 本単元で活用する既習事項 小中の連携 第 1 学年生活科 がっこうだいすき 第 2 学年生活科 聞いて聞かせてまちのすてき どきどきわくわくまちたんけん もっとなかよし

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

目次 1. ひまわり先生の基本設定は, かんたん3ステップ 3 <ステップ1> 先生の登録 3 <ステップ2> 児童の登録 4 <ステップ 3> テストの登録 6 (1) テストの登録の手順 6 (2) 自作のテストやプリントの追加 7 (3) 評価基準の設定 8 (4) 単元の移動, 単元の保留

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

Transcription:

視覚障害教育における ipad 活用 に関する授業等の略案 1. 授業の概要 授業等日 時間 教科 ( 科目 ) 等 ( 学年 ) 平成 27 年 10 月 10 日 ( 火 ) 10:50~11:40 理科 ( 小 5) 単元 ( 教科書 ) 授業等 ( 学校名 ) 理科室 ( 小中 高 ) ( 北九州視覚特支 ) 流れる水のはたらき ( 東京書籍 ) 本時の目的地面に水を流して 流れる水のはたらきを調べ まとめる 授業者 北野琢磨 2. 協力児童生徒情報 児童生徒先天性白内障 ( 術後 ),RV=(0.05), LV=(0.15), BV=(0.15), NRV=(0.03), NLV=(0.25), NBV=(0.3) 3. 授業の概要 時間 内容 教材 教具 支援内容 導入 展開 5 〇前時の学習内容について 振り返り本時学習内容について考える 1 前時まとめを発表する 2 本時のめあてを確認する めあて川のモデルを使って流れる水のはたらきを調べよう 3 実験結果を予想する 4 実験室へ移動する 35 〇実験器具の確認を行い 方法を知る 〇実験を行う 1iPad 動画スイッチON 2 水を流す 3iPadスイッチOFF 〇結果を確認してワークシートに整理する 1 傾斜台の土の様子を確認する 2 動画で再確認する 3iPadアプリを使い 実験前と実験後の静止画を比較する 4 静止画を印刷しワークシートに貼り 気付いたことを記入する 予想される答え カーブの内側でたい積する カーブの外側でしん食する 内側より外側が流れが速い 傾斜が急な所でしん食 運ぱん され 平らな所でたい積する ipad(3 台 ) スタンド 水の流れ傾斜装置 ペットボトル ( 貯水用 ) ビーカー 500ml 答えることが困難な場合は 前時の内容を思い出すことができるよう 言葉かけを行う 予想しやすいよう 以下の観点で考えるよう指示する カーブの内側と外側によるちがい傾斜によるちがい 動画で確認した際に確認できるよう 気づいたことは声に出して言うことを伝える 水の流れが分かり易いよう 着色した水を流す 水の速さがわかりやすいよう 発表スチロールの小球を一緒に流す 水の流れる様子を確認できるよう 教師が水を流す 水が流れる様子を後で振り返ることができるよう それぞれの場所を動画で撮影する 結果をワークシートに貼れるるよう 画面をキャプチャして印刷する まとめやすいよう 観点ごと ( カーブの内側 外側 傾斜 ) に分けたワークシートを準備する まとめ 5 〇本時のまとめと次時のめあてを知る 気付いたことを発表する 次時の学習内容を知る 流れる水の量を増やすとどうなるか ワークシート 自己肯定感がもてるよう 発表は肯定的に受け止めるとともに 不足している内容があれば生徒自身が気付けるような言葉かけを行う

4. タブレット端末の利用状況 ( 利用機材の内容と利用のねらい ) ハードウェア機材名 :ipad ねらい : 水が流れる様子や地形が変化した様子を確認できるよう 動画で撮影し記録する 上流 中流 下流それぞれの様子が撮影できるよう ipadは3 台準備する 機材名 :ENVY110( 複合印刷機 ) ねらい : 撮影した動画をキャプチャして静止画としたものを即時に印刷することで 水を流した前後の様子を比較しやすいようにする 機材名 : アーム ipadで動画撮影する際に ipadを固定する ソフトウェアアプリ名 : カメラアプリ ( 標準 ) ねらい : 動画を撮影し後から確認する際に利用する 児童の気付きの音声も同時に記録されるため 振り返りの際に実験の内容の想起に効果的であると考える また動画をキャプチャして 静止画としても利用する アプリ名 :PairPlayer ねらい : 流水前と流水後の様子を比較するために用いる 1つの画面内に2 種類の画像を取り込めるため比較するの効果的だと考える アプリ名 :AiORemote ねらい :Wifiを使用することで 実験結果をまとめたものを 即時に印刷し移動に手渡す 教室移動を行うことなく 実験結果をすぐに資料として手渡せるので児童が結果をまとめる際に効果的であると考える 5. タブレット端末利用の効果 ( 実際に利用して得られた効果 ) カメラアプリを用いて上流 中流 下流それぞれについて動画を撮影したことで 水が流れる様子や地形が変化した様子を 児童が積極的繰り返して確認しようとする様子がみられた また 動画中に録音された教師や自分の音声をもとに 3ヶ所の時間的なつながりも確認することができていた さらに 動画を見る際に その後のまとめに必要と思われる場面を 自らスクリーンショットで静止画として残そうとする児童の主体的な行動を導き出すことができた PairPlayerを用いて ひとつの画面で 水を流す前 と 水を流した後 の地形変化を明確に比較できたことで 児童がその変化を見出し自信をもって発表する様子が見られた AiORemoteを用いて PairPlayerで作成した記録画像を即時にプリントアウトしてワークシートに貼り付けることで その画像を見ながらワークシートに実験のまとめをしようとする児童の主体的な行動を導き出すことができた 6. タブレット端末の課題 ( 実際に利用して感じた課題 ) AiORemoteを用いてプリントアウトする際に 電波が途切れてしまい印刷できないというトラブルがあった タブレット端末を使用する際には このような機会トラブルが起こるかもしれないということを想定して その場合の対策を講じておく必要があった

7. 授業経過記録 は記録者の感想等 導入 時間内容活動の様子 感想 写真等 5 〇前時の学習内容について 振り返り本時学習内容について考える 1 前時まとめを発表する 2 本時のめあてを確認する めあて 川のモデルを使って流れる水のはた らきを調べよう 3 実験結果を予想する 4 実験室へ移動する 35 〇実験器具の確認を行い 方法を知る 前時の実験の様子を, 前時, 撮影した写真を見ながら思い出していた 実験装置全体を一つずつ丁寧に確認していた カーブの内側と外側に家に見立てたスポンジを立てていたが, 本児の発案により家の数を増やした 展開 上流 中流 下流をそれぞれの ipad で撮影できるようにアームで固定し, セットしていた 〇実験を行う 1iPad 動画スイッチ ON 2 水を流す 上流に底を切り取ったペットボトルをさかさまに

3iPad スイッチ OFF セットし, 切り取られた底から白い絵の具を溶かした水を流した その様子は ipad のカメラで動画で撮影された ipad カメラ 色は黄色など試した結果, 白に決まった 〇結果を確認してワークシートに整理する 1 傾斜台の土の様子を確認する 2 動画で再確認する 3iPad アプリを使い 実験前と実験後 の静止画を比較する 上流 中流 下流の各 ipad で撮影した動画で再確認して, 水のはたらきによる変化を確認した 水を流した直後と実験終盤の各時間帯でスクリーンショットを撮影し静止画で保存した ipad 写真 動画を再確認ながらスクリーンショットを撮影するのは実験前後の比較を行うのに有効である 動画で水の働きを再確認した後, 川がどのような状態になっているのか, 水が流れた後の川を確認した 動画で水の働きを再確認した際, 水の働きによって川がどのように変化しているのか, 問題意識を持ち, ポイントを絞り込むことで, 水が流れた後の川の確認が科学的視点に根差して行えていた

4 静止画を印刷しワークシートに貼り 気付いたことを記入する 予想される答え カーブの内側でたい積する カーブの外側でしん食する 内側より外側が流れが速い 傾斜が急な所でしん食 運ぱん され 平らな所でたい積する 動画のスクリーンショットで記録した, 実験前後の静止画を動画や静止画を比較できるアプリで並べて表示し, 実験前後の様子を確認した その後,PairPlayer で並べた静止画の画面を印刷した ipad PairPlayer,AiORemote アプリの操作は 2 回目ということであったが, 児童は動画からスクリーンショットを撮る意義や, PairPlayer を利用して静止画を比較する意義を十分に理解しており, 自らが能動的に実験記録の処理を行っていた 5 〇本時のまとめと次時のめあてを知る 気付いたことを発表する まとめ 次時の学習内容を知る 流れる水の量を増やすとどうなるか ワークシートに印刷した実験の記録写真を貼り付けながら, 結果と考察を記入していた 小学生ということも考慮し, 紙に印刷したワークシートと写真を操作しながら, ノートをまとめることは実態に応じている