3 単元の指導計画 時問題 学習活動 児童の反応 指導上の留意点結論評価規準 [ 評価方法 ] 1 2 校庭のどんなところに どんな 虫 がいるかをさがしに行く 虫 を探す活動を通して これからの学習への興味 関心を高めさせる 食べ物との関係を考えさせるため 必ず見せたい場所を確認しておく 毛虫やハ

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子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第2次昆虫のくらしと体の特徴(3時間)学習活動教師の支援 留意点準備 この頃, どんな昆虫が見られるか話し合う 秋になって, どんな昆虫が見られるか, 校庭などでさがす 虫眼鏡の正しい使い方を知る 野原や校庭などで昆虫採集をする どこで, どんな昆虫が見られるか, 見通しをもたせる グループに 1

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

国語科学習指導案様式(案)

国語科学習指導案

Microsoft Word - 社会科

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

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第 6 学年理科学習指導案 平成 28 年度 12 月 6 日 ( 火 ) 第 5 校時 場所 理科室 1 単元名変わり続ける大地 2 単元について本単元では 第 5 学年 流れる水のはたらき 第 6 学年 大地のつくり の学習を踏まえて 地球 につ内容の関連と学習の系統性いての基本的な見方や概念を

25math3

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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1. 単元名 運動とエネルギー 3 章エネルギーと仕事 南中学校第 3 学年理科学習指導案 平成 26 年 10 月 16 日 ( 木 ) 第 5 校時 3 年生徒数 3 名場所理科室授業者 2. 単元について (1) 単元観本単元は 運動の規則性やエネルギーの基礎を 身のまわりの物体の運動などの観

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

3 本単元の内容児童は, 動植物に様子や変化の大きさにかかわらず素直に驚き 感動する その発見が日々連続している 何か見つければその情報を共有しようとする行動もよくみられる この単元では, 児童が自ら採集したり, 継続的に飼育したりすることを通して, 自分たちが育てる動植物の成長による変化を楽しみに

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 三角形を辺や角に目をつけて分類整理して それぞれの性質を見つけよう 二等辺三角形や正三角形のかき方やつくり方を知ろう 二等辺三角形や正三角形の角を比べよう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか (

第4学年算数科学習指導案

体育科指導案

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

いきたいと考えるはずである 水溶液を区別する ためには, 水溶液のどんな性質やはたらきに着目していったらよいか, 子どもたちの考えを大切にしながら学習を進めていきたい 本単元の問題を解決するためには, いくつかの実験結果から, 総合的に判断することが必要である そこで,5つの水溶液を区別するという意

での生活では, 理科の学習という意識が薄くなっている 理科の学習が自分の生活に役に立っていると 感じている児童は多いが, 便利にしてくれると感じている児童は少ない このことから理科で学習した 内容が, 生活の中で生かされていることを実感できるような指導を行っていきたい ( 学習活動への意識に関するこ

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第4学年理科学習指導案

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

<小学校 生活科>

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

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○数学科 2年 連立方程式

関心 意欲 態度科学的思考力観察 実験の技能 表現第 5 学年理科学習指導案平成 16 年 6 月 15 日 ( 火 ) 第 3 校時指導者宇多幹子場所理科室 1 単元名 植物の発芽と成長 2 単元の目標と評価規準 植物の発芽と成長を, それにかかわる条件に着目しながら調べる活動を通して, 見いだし

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

解答類型

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

画像, 映像などの気象情報や天気と1 日の気温の変化の仕方に興味 関心をもち, 自ら気象情報を収集して天気を予想したり天気の観測をしたりしようとしている 気象情報を活用して, 天気の変化を予想することができる 1 日の気温の変化の仕方を適切に測り, 記録することができる 天気の変化は気象情報を用いて

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

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小学校理科の観察,実験の手引き 第3学年A(1) 物と重さ

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

Microsoft Word - 小・社会・祭田①.doc

授業では, 課題を解決するための情報を集める前に, どのような方法だと必要な情報を集めることができるのかを考えています 58.8% 41.2% 授業では, 調べたことなどを, 図, グラフ, 表などにまとめています 73.5% 26.5% 授業では, 情報を比べたり ( 比較 ), 仲間分けしたり

第 1 学年算数科単元計画 ( 土佐清水市立清水小学校 ) 1 単元構想図 単元名 かたちあそび ( 全 5 時間 ) 教材名 かたちあそび ( 東京書籍 1 年下 ) 第 1 次 1 時 学習の流れ 意識の流れ 立体図形と平面図形の違いは認識できてい かたちをつくろう 立体図形に親しむ 箱などの身

第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

Taro-4年 総合 指導案(最終)

第1学年 理科学習指導案

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gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

他の単元との連関 子どもが獲得する見方や考え方 教師の持つ指導ポイント 評価規準 小学 4 年生 もののあたたまり方 小学 6 年生 電気の利用 ~ エネルギーの工場と変身と銀行 ~ 中学 1 年生 光と音 ( 光のエネルギーを利用しよう ) 中学 2 年生 電流 ( 電気とそのエネルギー ) 電流

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

理科学習指導案(形式)

第6学年2組 理科学習指導案

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

指導案

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

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第 5 学年理科学習指導案 改善したところ 成果があったところ 平成 24 年 6 月 13 日第 5 学年 1 組 34 名授業者小影俊一 研究主題 子どもたちが生き生きとたのしく学ぶ理科 生活科 - 実感を伴った理解を図る指導の工夫 - 高学年分科会のテーマ 児童が自然と向き合い 目的意識をもっ

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

できるようにする 野菜を学年園やプランターで栽培する計画を立てさせる際には, 平成 27 年度全国学力 学習状況調査 2(5) に取り組ませ, 前学年までに学習した植物の成長にかかわる知識や経験も活用して考える必要があることに気付かせる 実際に野菜を育てる活動に取り組ませることにより, 知識や経験を

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

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単元観 指導者林真希 本単元は小学校学習指導要領解説生活編 (7) 動植物を飼ったり植物を育てたりして, それらの育 つ場所, 変化や成長の様子に関心をもち, また, それらは生命をもっていることや成長していること に気付き, 生き物への親しみをもち, 大切にすることができるようにする を受け, 児

Taro-5年研究のまとめ

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算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

理科学習指導案

第○学年 ○○科指導計画

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

Taro-yamagami-sidouan.jtd

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

Transcription:

第 3 学年 組 理科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時活動場所 3 年 組教室児童数男子 人女子 人計 人授業者戸田市立喜沢小学校教諭辻野圭 1 単元名 こん虫を調べよう 2 単元について (1) 単元の目標身近な昆虫を探したり育てたりして 昆虫の様子やすみかや食べ物を関係付けながら調べ 見出した問題を興味 関心をもって追究する活動を通して 生物を愛護する態度を育てるとともに 昆虫とその周辺の環境との関係についての見方や考え方を養う また 昆虫の体を比較しながら調べ 昆虫の体のつくりについての見方や考え方を養う (2) 単元観 児童観 指導観 1 単元観本単元は学習指導要領の内容第 3 学年 B(1) 昆虫と植物 を受けて設定された単元である 本内容は 生命 についての基本的な見方や概念を柱とした内容のうち 生命の構造と機能 生物の多様性と共通性 に関わるものであり 第 4 学年 B(1) 人の体のつくりと運動 B(2) 季節と生物 の学習につながるものである ここでは子どもたちにとって比較的身近な存在である 虫 と呼ぶ小さな生物の観察を通して よく見られる場所からすみかや食べ物との関係に気付かせる そして 生物が周囲の環境とかかわって生きていることを考えさせるとともに 生物を愛護し環境を保全する態度も育むことができると考える また 観察の中から体のつくりの共通点 相違点に気づき 昆虫という新たな仲間分けをとらえさせることをねらっている 2 児童観本学級の児童は今年から始まった理科の学習を大変楽しみながら取り組んでいる これまでに 植物 ( ホウセンカ マリーゴールド ) やモンシロチョウの成長の様子を主に観察を中心に学習してきた モンシロチョウの学習では 成長に応じて足の数や食べ物が変化したことに気づくことができた また モンシロチョウだけでなく アゲハの幼虫も自ら捕まえてきて育てている児童もいた 特に 男子児童は 見つけた幼虫を図鑑で名前を調べるなどの活動も行っていた 虫はちょっと苦手 という児童もいたが モンシロチョウの幼虫を観察する際には触れずとも顔を近づけて観察することができていた また 児童の既有概念として 昆虫やクモ類 環形動物などの区別は全くなく 小さな生き物はすべて 虫 と思っていることが多い そこで ここでは 児童が考える小さな生物を 虫 として扱うこととする 3 指導観今まで 虫 と呼んでいた生物の中で 体が頭 胸 腹の 3 つにわかれている あしが 6 本ある ものを新たに 昆虫 と定義することが本単元のねらいの 1 つである なお 授業中の表記は こん虫 とする 指導にあたっては まずは最も身近である学校内で見られる 虫たち を調べる活動から 様々な 虫 がいて それらがおおよそきまった場所にいることから すみかや食べ物との関係を考えさせる また 校内でもよく見られる昆虫の体のつくりに着目させ 昆虫の体のつくりの共通点に気付かせる ここでは 虫 が苦手な児童もじっくり観察できるよう 模型や映像資料を中心に観察させる 次に 本市にある 彩湖自然学習センター に行き 本物の自然の中で生きた昆虫たちとふれ合う活動を通し 昆虫の力強さやしなやかさを体感するとともに 教室で学習した 昆虫とすみか 食べ物との関係 昆虫の体のつくり を再確認させる センターでは職員によるより専門的なお話もうかがえ 貴重な標本資料に触れることができ 発展的な内容も期待できる 何より 比較的都市部で生活している児童たちが 自然の中に身をゆだねる体験は貴重な体験として記憶に残すことも期待できる 最後に 博学連携の貴重な体験がより強い記憶となるよう センターでの学習を生かして昆虫のモデルつくりに取り組ませ 体のつくりのきまりと昆虫ごとの特徴に気付かせるようにする

3 単元の指導計画 時問題 学習活動 児童の反応 指導上の留意点結論評価規準 [ 評価方法 ] 1 2 校庭のどんなところに どんな 虫 がいるかをさがしに行く 虫 を探す活動を通して これからの学習への興味 関心を高めさせる 食べ物との関係を考えさせるため 必ず見せたい場所を確認しておく 毛虫やハチなど危険な昆虫への対応を指導しておく 前時に見つけた 虫たち がどこでよく見られたかを表にまとめる 虫 がよくいた場所にはどのようなきまりがあるのだろうか アリやダンゴムシは地面を歩いてた セミはいつも木にとまっているね チョウは花の近くでよく見られた 虫 がいた場所と体の色がにているよ 表に 虫たち の食べ物を書き加え 関係を考える バッタは草を食べるから草の生えているところでよく見られるんだね カマキリは草を食べないのに草のところにいたよ? 草にいるバッタを食べるからだ よくいる場所と体の色が似ているのは 見つけられにくくするためかな 虫 がよくいた場所は その虫の食べ物があったり すみかにしたりしている場所 関意態 昆虫に 興味 関心を示し 進んで昆虫を探して観察しようとする [ 行動観察 発言 ] 思表 昆虫と植物の関係を 食べ物やすみかと関係付けて考察し 表現する [ 発言 ノート ] 3 前時の表から 虫 と昆虫との違いを考える 形 ( 特にあしの数 ) に着目させて違いに気づけるようにする こっちのグループは全部あしが 6 本だよ こん虫って言うんだよ 昆虫の体のつくりを調べる こん虫の体のつくりを調べよう 用意する標本 ( 模型 ) は 頭 胸 腹の境目がわかりやすいものを選ぶ 必ず裏 ( 腹 ) 側からも観察させる 体が 3つのかたまりに分かれているよ あしはみんな 6 本だね あしは真ん中からはえているね 頭の先に小さな角みたいなのがある 知理 昆虫の体は頭 胸 腹の 3 つの部分からできていて 胸に 6 本のあしがあることを理解する [ 発言 ノート ] こん虫の体は 頭 むね はらの 3 つの部分からできていて むねに 6 本のあしがついている カブトムシやテントウムシなど 頭 胸 腹の区別がつきにくいものについては 大型ディスプレイに映し 全員で確認する これらの条件に当てはまらないものは 昆虫 ではないことも確かめる 児童の理解に合わせて この条件は成虫に当てはまる条件ということも確認する 体のつくりに気をつけながら 昆虫の絵を書く 頭 胸 腹の 3 つの部分と あしのついている位置を確かめさせながら書かせる

4 ~8 彩湖自然学習センターでの活動 ( 必ず長袖 長ズボン 帽子を着用させる ) 学校で勉強したことをたしかめよう 2 グループに分かれて昆虫の体のつくりやすみかとの関係を調べる 1 野外での昆虫さがし 2 館内での調べ学習 ( 途中で 1 と 2 を交代する ) 見つけた昆虫の名前と見つけた場所をワークシートに記録させる つかまえた昆虫の体のつくりやあしの数を確認させるとともに 目や口の形 あしの長さ 形にも注目させる 昆虫の名前はセンター職員の方に質問して確かめさせる できるだけ実物にふれさせ 昆虫の力強さやしなやかさを体感させる 体の色とすみかの色がやっぱり似ているね 何を食べるかがわかると探しやすい 近くにいると 何かが動いたり 音がしたりするね 昆虫以外の虫を見つけた時には あしの数や体のつくりをよく観察させ 昆虫ではないことを確認させる 観察のためにつかまえた昆虫は 観察後 もといた場所に放すよう指示する 館内に戻り まとめを行う ( 昆虫クイズなど ) センター職員の方から 複眼や寿命など 昆虫についての発展的な内容も含めたクイズを出題してもらい 昆虫に対する興味 関心を高めさせる 技能 身近な昆虫の様子や昆虫がいた周りの様子を観察し すみかや食べ物について記録する [ 行動観察 ワークシート ] 知理 昆虫には植物を食べたり すみかにしたりするなど その周辺の環境とかかわりあって生きているものがいることを理解する [ 発言 ワークシート ] 9 ( 本時 ) 本時の課題を知る こわされたこん虫もけいを 元通りにしよう 昆虫の体のつくりを再確認する 体のつくり 頭 むね はらの 3 つの部分 あしの数 6 本 あしのついているところ むねから グループで協力しながら 昆虫模型を復元する グループ内で復元する昆虫を分担させ 昆虫ごとの部品を分類させる 写真資料をもとに 部品を選び 形やついている部分を考えさせながら復元させる ポイントに沿って復元させる 細部にこだわらなくてよいことを伝える あしは 6 本ずつだよね 色ごとに分けてみよう 羽はどこからはえているんだろう おおよその形が復元できたら 細部のつくり込みも認める あまった 8 本のあしについても考える クモじゃないかな? 8 本だし はねがないから 復元する中で新たに分かったことなどをまとめる あしの形は昆虫ごとにずいぶんとちがう 羽もむねについている 前の羽と後ろの羽はよく見ると大きさや形がちがう 関意態 : 自然事象に対する関心 意欲 態度 思表 : 科学的な思考 表現 技能 : 観察 実験の技能 知理 : 自然事象についての知識 理解 思表 いろいろな昆虫の体のつくりを比較しながら観察し 昆虫の体のつくりの共通点やそれぞれの昆虫の特徴についてについて考察し 表現する [ 行動観察 発言 復元した模型 ]

4 単元の評価規準自然事象への関心 意欲 態度 科学的な思考 表現 観察 実験の技能 自然事象についての知識 理解 1 昆虫に 興味 関心を示し 進んで昆虫を探して観察しようとする 1 昆虫と植物の関係を 食べ物やすみかと関係づけて考察し 表現する 2 いろいろな昆虫の体のつくりを比較しながら観察し 昆虫の体のつくりの共通点について考察し 表現する 1 身近な昆虫の様子や昆虫がいたまわりの様子を観察し すみかや食べ物について記録する 2 昆虫の体のつくりを観察し その共通点について記録する 1 昆虫には 植物を食べたり すみかにしたりするなど その周辺の環境とかかわり合って生きているものがいることを理解する 2 昆虫の体は 頭 胸 腹の 3 つの部分からできていて 胸に 6 本のあしがあることを理解する 5 本時の学習指導 (1) 主題名 こわされたこん虫もけいを 元通りにしよう (2) 本時目標昆虫ごとに違う体の特徴に気をつけながらあしやはねを選び 頭 胸 腹の 3 つの部分からできていて胸に 6 本のあしのある昆虫模型をつくる (3) 本時の評価規準観点評価規準 評価基準 A B C の児童への対応 科学的な思考 表現いろいろな昆虫の体のつくりを比較しながら観察し 昆虫の体のつくりの共通点やそれぞれの昆虫の特徴について考察し 表現する B に加え はねやあしのつき方などにも気づき 触角や複眼 口の形なども再現している 昆虫ごとのはねやあしの長さや形のちがいに気付き それらを適切に選択し模型を作っている こん虫の体のつくりのポイント や 元通りにするヒント を再確認させ 正しい部品を選択できるようにさせる (4) 本時の展開 学習活動 T 教師の発問 児童の反応 教師の支援 留意点 評価の視点 1 前時の活動を思い出し 本時の課題を知る T 彩湖自然学習センターでたくさんのことを学習したので みんなもうこん虫博士ですね こわされたこん虫もけいを元通りにしよう 教師からの発問の途中に突然大型ディスプレイから事件の連絡が入ったような演出を行う 2 彩湖自然学習センターで学んだ昆虫の体のつくりを確認する T こん虫の体のつくりのポイントはなんでしょう 体のつくり 頭むねはらの 3 つの部分 あしの数 6 本 あしのついているところ むねから これらのポイントに沿って復元させる 細部にまではこだわらなくてよいことを伝える

3 昆虫模型を復元する 復元模型 1 セットの内容 各昆虫の前羽 2 枚 後羽 2 枚 ( 計 16 枚 ) チョウのあし ( 銀 ) ハチのあし ( オレンジ ) トンボのあし ( 黒 短 ) バッタのあし ( 緑 ) クモのあし ( 黒 長 ) 復元用写真資料 ( チョウ ハチ トンボ バッタの 4 種 ) 元通りにするヒント も提示する 1 色に注目しよう 2 形や長さ 大きさに注目しよう 3 向きに注目しよう 4 こまったら写真をよく見よう あしを色ごとに分けてみよう このはねはどのこん虫だろう こん虫ごとに分けてみよう 黒いあしの数がずいぶん多いぞ どれがトンボのあしだろう? トンボのあしを間違えている児童には あしの長さに着目させ 余分なあしが混ざっていることに気付かせる 余分なあしについては後で考えるように指示する 昆虫の羽やあしは 資料の写真から模様 色 長さなどからどの昆虫のものかを考えさせる 昆虫の体のつくりのポイント の中にはなかった羽を付ける位置については 資料の写真から考えさせる 模型作りの活動時間前半では 体のつくりのポイントでできている部分を中心に声かけする 後半はできていない所や間違えているところを中心に声かけをする 科学的な思考 表現 いろいろな昆虫の体のつくりを比較しながら観察し 昆虫の体のつくりの共通点やそれぞれの昆虫の特徴について考察し 表現する [ 行動観察 発言 復元した模型 ] 復元が早く終わった班については この段階で余分なあし (8 本 ) について考えさせる クモであることを予想できたら 実際にクモ作りをさせる あえて資料を用意していないので記憶を頼りに作業させるが ある程度進んだところで 理科室前の模型を見に行くよう声かけをする ポイントに沿って復元が終わった児童には細部の作りこみも認める 4 復元した模型を全員で確かめる 5 余分なあしについて考える T みんな上手に元通りにできましたね T 頭 むね はらの 3 つに分かれていますか T あしは 6 本ありますか T あしは胸についていますか T 余っていたあしは何のあしだろう? 8 本あるから昆虫じゃないな 羽がなくて 8 本あしだからクモじゃないかな? 子どもたちが作ったクモの模型をもとに 昆虫との体のつくりのちがいを確かめる 体のつくりのポイントに沿って出来上がった模型を確かめていく 6 模型作りで新しくわかったことなどをまとめる T 今日の模型作りでわかったことや気が付いたことはありませんか あしの形や長さは昆虫ごとにずいぶんとちがう 羽もむねについている 前の羽と後ろの羽はよく見ると大きさや形がちがう 昆虫ごとの体のちがいに気づいたことを称賛する また 彩湖自然学習センターで教わった複眼や口のつくりも復元できている児童がいた場合は大型ディスプレイなどに映して取り上げる

6 板書計画 課題 こわされたこん虫もけいを元通りにしよう こん虫の体のつくりのポイント 体のつくり 頭むねはらの 3 つの部分 あしの数 6 本 あしのついているところ むねから 元通りにするヒント 1 色に注目しよう 2 形や長さ 大きさに注目しよう 3 向きに注目しよう 4 こまったら写真をよく見よう わかったこと 気が付いたこと こん虫ごとに足の形や長さがずいぶんちがう 羽もむねについている