28 年 3 月 1 日発行 P1 属性別 : 希望の月収と働き方 1 希望月収とその使い道 2 高校生の希望月収 働きかた 3 大学生の希望月収 働きかた 4 フリーターの希望月収 働きかた12 5 主婦の希望月収 働きかた 調査概要 対象条件 :15-34 歳男女で以下の条件を満たす方 現在の職業が高校生 短大 専門学校生 大学 大学院生 アルバイト 派遣社員 契約社員 無職のいずれか 今後 1 年以内に非正規雇用形態で働く意向がある もしくは過去 1 年以内に非正規雇用求人媒体の利用経験がある 調査エリア : 関東 関西 東海 北海道 九州 調査方法 : インターネット調査 人口構成比にあわせてウエイトバック集計をおこなった anreport では 求職者のライフスタイル 意識の変化 また人材採用 戦力化 等の各種アンケート調査を定期的に実施 労働統計等の資料と併せ 毎月一回 トレンド DATA として発表をしています 株式会社インテリジェンス an Report 編集部 E-mail:
28 年 3 月 1 日発行 P2 1 希望の月収 その使い道 年齢やライフステージによって 収入として欲しい金額や その使いみちもさまざま アルバイトの大半は 時給 だが 被雇用者は 1 ヶ月でどのくらいを稼ぎたいと思っているのだろう 今回は そんな 月収 からのアプローチで 属性ごとのバイト生活をさぐってみたい ではさっそく 下の ( 表 1-1) で 属性ごとの 希望最低月収 をみてみよう まず高校生だが ボリュームゾーンは月収 3-5 万円 (35) 5-1 万円 (34) のようだ 1 万円以上欲しいという人は わずか 1 割未満にとどまる 働ける時間が放課後や週末に限られていることを考えれば 現実的な金額といえるのかもしれない 次に大学生はどうだろう 高校生に比べて 3 万 の割合がぐっと減り (1) 代わりに 1-15 万円 が増えている (9) しかし それでも 高校生同様 3-5 万円 (35) 5-1 万円 (36) が大多数を占めているという特徴がみられる ではフリーターはどうか 高校生 大学生とはまったく異なり 1-15 万円 15-2 万円 2- 万円 がそれぞれ約 2 割強ずつ占めてる 高校 大学生ではごくわずかだった 2 万円以上 ( 2- 万 + ) の割合も 4 割近くにのぼる 最後に主婦だが こちらは 5-1 万 に過半数が集中した おそらく 扶養適用内ぎりぎりの収入が望ましいのだろう ( 表 1-1) 属性別希望最低月収 2 4 6 8 1 3 万 3-5 万 5-1 万 1-15 万 15-2 万 2- 万 全体 (n=4118) 4.1 14.8 23.8 16. 13.4 9.5 2.2 高校生 (n=183) 16.4 35. 33.9 4.9 1.6.5 1.1 6.6 大学生 (n=122) 1.1 34.7 36.2 9.1 2.61.52.5 3.3 フリーター (n=2316).82.8 21.2.8 22. 15.2 1.6 主婦 (n=597) 2.3 19.8.3 13.4 5.9 4.9 2.31.2 では これだけの収入を得て 彼らはどのようなことに使っているのだろうか 下表 (1-2) をみると 属性によって 使い道が大きく異なることがうかがえる たとえば 高校生と大学生 ともに 衣服や雑貨などのファッション費用 と 貯金 がトップではあるが 高校生がそのほかの使い道はどれも 3 割未満なのに対し 大学生は 食事会や飲み会などの外食費 も大きくなる また 一人暮らしをはじめるケースもあってか 日常の食費 も高校生の 2 倍だ 希望月収は高校生も大学生も 3-5 万 5-1 万 が多いということは先に述べたとおりだが その使い道はやはり違っているようだ 一方 フリーターは 日常の食費 や 携帯電話 インターネットなどの通信費 家賃 光熱費 など日常生活にかかる費用が ほかの属性に比べて高い傾向が見られる そして最後に主婦 トップは 貯金 次に 衣服や雑貨などのファッション費用 日常の食費 よりも これら 2 項目が高いのは 意外な結果かもしれない ( 表 1-2) 属性別アルバイト収入の使い道 ( 複数回答 ) 高校生全体 (n=183) 大学生全体 (n=122) 主婦全体 (n=597) 日常の食費 通ター信 携帯 費ネッ電話 ト なイどンの ファ衣ッ服やショ雑貨ンな費どの 貯金 ど食の事外会食や費飲み会な 家賃 光熱費 連化費粧品など美容関 レジャー 旅行費 用 習いそ事のや他塾教の育費費 その他
28 年 3 月 1 日発行 P3 2 高校生の 9 割は時給 9 円で OK それではここからは 属性ごとに その働き方もあわせて 詳しく見ていこう ( 表 2-1) 希望最低月収男女別 2 4 6 8 1 まずは高校生から 右 ( 表 2-1) は 前ページにも掲載した 希望最低月収 について 男女別にみたものだ 男子高校生に比べて女子高校生の方が 3 万 3-5 万 が若干多いが 全体の分布にそれほど大きな違いはない 3-5 万円 5-1 万円 が大多数 (7 割程度 ) を占めている 今回は この高校生を 希望月収 5 万円以上 と 5 万 に分けて さらに詳しく分析する 高校生 _ 全体 (n=183) 高校生 _ (n=77) 高校生 _ (n=16) 3 万 16.4 13. 18.9 3-5 万 5-1 万 33.8 35. 35.8 1-15 万円 15-2 万未満 2- 万 33.9 39. 3.2 1.1 4.9 1.6.5 6.5 1.3 1.3.9 3.8.9 6.6 5.2 7.5 1 5.5 ( 表 2-2) アルバイトのかけもち状況 ( 複数回答 ) 44.8 分からない 層のデータは 割愛 9.3 高校生全体 (n=183) 5 万未満 (n=94) 5 万以上 (n=77) 29.5 26.8 まず 左 ( 表 2-2) は アルバイトのかけもち状況を調べた結果だ 最も多いのは ひとつの仕事だけに従事することが多い (45) ついで 必要なときだけ短期的に働くことが多い (3) と続く 複数の仕事を同時にかけもつことが多い は わずかに 5 程度 学業や部活優先の高校生らしい結果となった このかけもち状況については 希望の月収による大きな違いは見られない なお 左グラフに掲載の 5 万未満 5 万以上 のほかに 分からない という回答が 12 人存在する ( グラフからは割愛 これより先のグラフすべて同様の処理 ) 次に 働く日数や時給をみてみよう 右の ( 表 2-3) は 1 週間あたりの勤務日数をあらわしている ( もっとも最近就いた仕事について ) 回答者数が若干減っているのは 一度も働いたことがない人を除外しているためだ これをみると 高校生は 2 日 3 日 4 日 5 日 とほぼ均等に分散していることがわかる これを希望月収別に見ると 5 万以上の層は 5 万未満の層よりも 全体的に日数が多い傾向にある が それでも 4 日 が最も多いというように 希望月収によってそれほど大きな違いはないといえる 続いて ( 表 2-4) で時給をみてみよう 高校生では 7-8 がボリュームゾーンで 9 割近くが 9 という状況 こちらも希望月収別に見てみると 5 万以上の層の方が全体的に高い傾向にあるものの 7 は同じ とそれほど大きな違いはない 高校生全体 (n=14) 高校生全体 (n=14) 5 万未満 (n=52) 5 万以上 (n=48) 7 5.8 14.4 16.7 7-8 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 5.8 4.2 8-9 ( 表 2-3) もっとも最近働いたアルバイトの勤務日数 (1 週間 ) 23.1 1.4 14.6 19.2 2.8 18.3 17.3 ( 表 2-4) もっとも最近働いたアルバイトの時給 9-1 1-11 37.5 23.1 16.7 17.3 14.6 分からない 層のデータは 割愛 11-12 12-13 13-14 14-1 1 円以上 2.9 1. 1. 5 万未満 (n=52) 44.2 21.2 5 万以上 (n=48) 29.2 27.1 8.3 4.2 4.2 分からない 層のデータは 割愛 日数 時給ともに 希望月収額によってあまり違いが見られないのは 実は高校生特有の傾向だといえる これから紹介する大学生やフリーターでは この希望月収による違いが 働き方にも顕著に現れている
28 年 3 月 1 日発行 P4 3 希望月収 5 万円が大学生のボーダーライン では次に大学生をみてみよう 右 ( 表 3-1) は 高校生と同じく 希望最低月収 について 男女別にみたものだ 男女でそれほど大きな違いがあるわけではないが 若干 男子大学生のほうが高い傾向がみられる 大学生 _ 全体 (n=122) 3 万 1.1 3-5 万 34.7 ( 表 3-1) 希望最低月収男女別 2 4 6 8 1 5-1 万 1-15 万 15-2 万 36.2 2- 万 9.1 2.6 2.5 3.3 1.5 大学生も高校生同様に 希望月収 5 万円 を区切りに 5 万以上 と 5 万未満 の層に分けて詳しくみていく 大学生 _ (n=448) 大学生 _ (n=574) 11.1 9.4 3.4 38. 3 35.1 9.6 2.9 2.9 2.3 2.2 8.7 1. 3.2 3.4 ( 表 3-2) アルバイトのかけもち状況 ( 複数回答 ) 1 12.2 分からない 層のデータは 割愛 59.3 12. 32.9 大学生全体 (n=122) 5 万未満 (n=46) 5 万以上 (n=529) 7.2 最初に左 ( 表 3-2) で アルバイトのかけもち状況を見てみよう 最も多いのは高校生同様 ひとつの仕事だけに従事することが多い (59) ついで 必要なときだけ短期的に働くことが多い (33) と続く 複数の仕事を同時にかけもつことが多い は 高校生より多く 1 割以上 また 希望額 5 万の層では 必要なときだけ短期間働くことが多い が高い では 働く日数や時給はどうだろう 右の ( 表 3-3) で 1 週間あたりの勤務日数をみると 大学生は 週 2 日 3 日 が 3 割弱ずつで最も多い これを希望月収別に見ると 5 万円以上の層は 5 万の層よりも 日数がかなり多いことが分かる 5 万の層では半数以上が 週 2 日以下 であるのに対し 5 万円以上の層ではわずか 3 割程度 代わりに 4 日以上 が 4 割も占めている 続いて ( 表 3-4) で時給をみてみよう 大学生では 8-9 が最も多く また 高校生では 9 割近くを占めていた 9 は 半数程度にとどまっている これを希望月収別に見てみると 5 万以上の層では 9 が 4 程度で 5 万未満の層よりも 15 ポイント以上少ない 全体的に 希望月収の多い層ほど 高い時給で 多くの日数働いているという傾向が見られる 大学生になると 高校生よりもアルバイトの選択肢が広がる 自分の欲しい金額にあわせて 条件やシフトを選んでいる姿がかいまみられる結果となった 大学生全体 (n=938) 5 万未満 (n=411) 5 万以上 (n=3) 大学生全体 (n=938) 5 万未満 (n=411) 5 万以上 (n=3) 4.4 3.2 7 5.7 8.6 3. 4.8 7-8 17.4 2.6 24. 9.4 14.6 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 21.6 8-9 ( 表 3-3) もっとも最近働いたアルバイトの勤務日数 (1 週間 ) 22.8 2 32.4 28.6 26.5 24. 21.8 ( 表 3-4) もっとも最近働いたアルバイトの時給 9-1 24.5 1-11 26.4 11-12 21.1 18.4 12-13 15.4 15. 13.5 16.5 13-14 12.3 4.2 3.8 1.5 15.4 11.3 7 日 分からない 層のデータは 割愛 14-1 3.7 6. 2.9.9 4.2 1 円以上 4.5 1.1 7.4 3.1.7 3.1 7.6 1.4 5.3 1.4 7.3 2.3 分からない 層のデータは 割愛.9.6
28 年 3 月 1 日発行 P5 4 フリーターの希望勤務日数は週 5 日 時給は では次にフリーターを見てみよう 右 ( 表 4-1) を見ると 高校生や大学生同様に の方がよりも希望額が多い傾向 フリーター全体として 希望額が分散しているので ここからは月収希望 1 万 1- 万 に分けてみていくことにする.82.8 フリーター _ (n=933) 1. 2. 9.8 19.8 21.2 ( 表 4-1) 希望最低月収男女別 2 4 6 8 1 3 万 3-5 万 5-1 万 1-15 万 21..8 15-2 万 2- 万 22.2 22. 2 15.2 1.6 フリーター _ (n=1383).73.4 11.1 2 29.1 21.8 1.3 ( 表 4-2) アルバイトのかけもち状況 ( 複数回答 ) 1 11.3 76.7 分からない 層のデータは 割愛 6.8 11.7 5.2 1 万未満 (n=329) 1- 万未満 (n=1597) 万以上 (n=352) では左 ( 表 4-2) で アルバイトのかけもち状況を見てみよう 最も多いのは ひとつの仕事だけに従事することが多い (77) 高校生や大学生でも同じくトップだったが フリーターは これが突出しているのが大きな特徴といえるだろう また 月収希望の低い層 (1 万 ) では 必要なときだけ短期間働くことが多い が高い 次に 働く日数や時給はどうだろう 右の ( 表 4-3) で 1 週間あたりの勤務日数をみると フリーターは 週 5 日 が大多数 (6 割 ) を占めている これを希望月収別に見ると 1 万の低い層では 極端に日数が少ないことが分かる 5 日 は 4 割以下 3 日未満 が過半数にものぼる 希望額が多いほど日数も多く の層では 8 割以上が 5 日以上 という結果だ フリーター全体 (n=2218) 1.2 1.2.8 1 万未満 (n=35) 3.9 2.3 5.9.7.92.4 6.4 1- 万未満 (n=1541).9.3 2. 4.3 万以上 (n=345) 7.8 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 11.5 ( 表 4-3) もっとも最近働いたアルバイトの勤務日数 (1 週間 ) 18.4 22.6 74.8 66.8 63.7 3 分からない 層のデータは 割愛 8.9 11.6 9.9 1. 2..6 1.7 続いて ( 表 4-4) で時給をみてみよう フリーター全体でみると 時給はかなり分散している これを希望月収別に見ると かなりの違いが現れる 希望 1 万の層では時給 7-8 円 と 8-9 で 6 割弱を占める一方 希望の層では 4 割以上が時給 1 円以上 同じ フリーター といっても その中身はかなり異なっているようだ フリーター全体 (n=2218) 1 万未満 (n=35) 1- 万未満 (n=1541) 5. 3.9 7 12.8 2.3 3.5 万以上 (n=345) 5.2 13.7 13. 7-8 5.8 6.7 8-9 16.9 28.2 17.1 ( 表 4-4) もっとも最近働いたアルバイトの時給 9-1 1.7 1-11 12. 13.4 1.7 11-12 14.3 28.5 17.2 7.2 12-13 7.8 9. 13-14 14-1 12.5 8.2 6.4 41.7 6.6 4.6 9.2 4.8 分からない 層のデータは 割愛 1 円以上 11.6 3.3 2.31.3 1. 1. 6.9
28 年 3 月 1 日発行 P6 4 1 万円と 万円 フリーターを分断する希望月収の壁 フリーターについてもう少し詳しくみてみよう 月収 1 万未満 1- 万 の層というのは それぞれどんな性年代構成になっているのだろう フリーター全体の構成では ( 表 4-5) よりものほうが多く ( 4 割 6 割 ) なかでも -29 歳が と最も多い これを希望月収別にみると まず希望が の層では 男女ともに 24 歳以下の比率がぐっと少なくなる 平均年齢も高くなっているようだ さらにが 6 割 が 4 割と 全体構成に対して男女比率が逆転している 一方 希望月収 1- 万の層では男女比率は 4:6 となる 希望月収 1 万でも男女比率は 4:6 であり 希望月収 で男女比が逆転することがわかった また 希望月収 1 万よりも 1- 万のほうが 男女ともに 歳以上の割合が高い 希望月収が多い層ほど年齢層も高く さらには比率が多くなることが分かった.6 6.9 1 万未満 (n=329).4 6.6 1- 万未満 (n=1597).4. 万以上 (n=352) 12-19 歳 17.9 15.8 16.2 ( 表 4-5) フリーターの希望最低月収別性年代構成 2-24 歳 1-29 歳 17. 11.2 13.7 2.7.4 3-34 歳 では 雇用形態はどうだろう 下の ( 表 4-6) をご覧いただきたい 月収 1 万未満 1- 万 の層というのは それぞれどんな性年代構成になっているのだろう.7 36.6 13.5 13. 21.6 12-19 歳. 2.8 2-24 歳 27.4.3 17.6 24. -29 歳 2.8 22. 3-34 歳 21. 15.5 分からない 層のデータは 割愛 1 万未満 (n=329) 1- 万未満 (n=1597) 万以上 (n=352) アルバイトパート 16.2 38.3 4.8 ( 表 4-6) フリーターの希望最低月収別雇用形態構成 51.1 33. 契約社員派遣社員無職 18.4 17.9 4.6 23.7 23.9 41.8 38.3 分からない 層のデータは 割愛 19.6 17.3 9.1 フリーター全体では アルバイトパート がもっとも多く 4 割 ついで 派遣社員 が 2 割強 契約社員 と 無職 が 2 割弱ずつという構成だ これを希望月収別にみると 1 万の層では アルバイト パート が過半数にも達しているが 1- 万の層では 41 さらに の層では 16 と 希望月収が多くなるほど この アルバイト パート 比率は下がっている 無職 の割合も同じだ 代わりに 派遣社員 契約社員 比率が高まり 特に の層では 派遣社員 が 4 割以上も占めている 希望月収が多い層ほど 派遣社員 契約社員 の割合が増え アルバイト パート 無職 比率は下がっていくことが分かった 最後に こうした収入の使い道を 同じく希望月収別に見てみよう ( 表 4-7) 希望月収の少ない 1 万の層では 衣服や雑貨などのファッション費用 や 貯金 がトップであるのに対し 希望月収の多い の層では それよりも 家賃 光熱費 日常の食費 が高い おそらく この層ではひとり暮らしをして生活費を自分で払っているケースが多いのであろう 一口に フリーター といっても その生活やお金の使い方 働き方はさまざまであることがうかがえる結果となった 1. ( 表 4-7) 希望最低月収別アルバイト収入の使い道 ( 複数回答 ). 1 万未満 (n=329).. 日常の食費 なン携どター帯の電通ネッ話信 費トイ ど衣の服ンファや費ッショ雑貨な 貯金 費会食な事ど会のや外飲食み 家賃 光熱費 容化関粧連品費など美 行レ費ジャー 旅 教費習育用 い費事そやの塾他の その他 1- 万未満 (n=1597) 万以上 (n=352) 分からない 層のデータは 割愛
28 年 3 月 1 日発行 P7 5 いかに扶養範囲内で働くか が主婦の命題 最後に主婦の特徴をみよう 右 ( 表 5-1) は 最初に掲載した 希望最低月収 で主婦だけ取り出したもの 主婦は 扶養適用範囲内で働きたい人が多いためか 月給 5-1 万円 が半数を占めている そこで 1 万未満 と 1 万以上 の二つの層に分けて 働き方をみていくことにしてみよう 主婦全体 (n=597) 3 万 3-5 万 5-1 万 ( 表 5-1) 希望最低月収 2 4 6 8 1 1-15 万 15-2 万 2- 万 2.3 19.8.3 13.4 5.9 4.9 2.31.2 1 ( 表 5-2) アルバイトのかけもち状況 ( 複数回答 ) 82.6 分からない 層のデータは 割愛 13.1 3.9 5.2 4.4 主婦全体 (n=597) 1 万未満 (n=432) 1 万以上 (n=158) まず左 ( 表 5-2) で アルバイトのかけもち状況を見てみよう 最も多いのは ほかの属性と同じように ひとつの仕事だけに従事することが多い (83) 主婦はこの項目が極端に多い 複数の仕事を同時にかけもつことが多い はわずかに 5 程度だ こうしたかけもち状況は 月収の希望額による違いはほとんどない 次に 働く日数や時給はどうだろう 右の ( 表 5-3) をみると 主婦は 週 5 日 が主流のようだ ( 過半数 ) これを希望月収別に見ると 1 万円以上の層では 5 日 が 7 割以上となる 続いて ( 表 5-4) で時給をみてみよう 主婦全体でみると 7-8 8-9 がボリュームゾーン 希望月収別に見ると 希望 1 万の層では 7-8 円 8-9 がさらに多く あわせて半数以上を占めている 一方で希望 1 万円以上の層では 1 円以上 が 2 割弱 主婦全体 (n=551) 2.71.5 5.4 1 万未満 (n=396) 7 3.81.8 6.3..7 2. 7.4 1 万以上 (n=148) 7-8 13.6 9.5 8-9 ( 表 5-3) もっとも最近働いたアルバイトの勤務日数 (1 週間 ) 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 15.9 9-1 18.3 21.7 1-11 11-12 74.3 12-13 5 ( 表 5-4) もっとも最近働いたアルバイトの時給 43.7 分からない 層のデータは 割愛 13-14 14-1 1 円以上 6.2.4 6.3.5. 主婦の非正規雇用事情として 扶養範囲内での収入が望まれるため 月収 1 万が大多数ではある そうした主婦たちは 時給 7-9 円くらいの仕事で週 4~5 日程度働いているようだ しかし一方で それ以上の収入を望む主婦たちもいて そうした層は 比較的時給の高い仕事に週 5 日従事している 主婦全体 (n=551) 1 万未満 (n=396) 1 万以上 (n=148) 6.2 4.1 7.1 9.5 2.7 12.2 1.8 22.7 13.1 12.2 4.5 5.8 4. 3.3 7.6 27. 13.9 4.5 4. 1.8 1.8 4. 15.5 4.7 1.1 8.8 6.8 17.6 分からない 層のデータは 割愛