第 1 学年 国語 58.6 点 ( ) 61.0 点 ( ) 1 1 をピークとする右寄りの山型となっている 府の分布と比較して 80 点以上の生徒数の割合が少ない 90.6 話す 聞く能力 97.4 書く能力 92.8 話す 聞く能力 について との開きが最も小さい 書く能力 において との差が

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平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

①H28公表資料p.1~2

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

指導方法等の改善計画について

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

Microsoft Word - ★41_東海中 _学力向上に向けた取組(再提出)

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

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(2) 教科の問題結果から見られる特徴 基礎的な内容を問う問題については おおむね成果が見られるが 記述式の問 題や基礎的な内容を問う問題の一部に 依然として課題が見られる 主な成果主な課題 ( は問題形式による課題 ) 国語 学年別漢字配当表に示されている漢字を 指定された箇所の正しい筆順を示すこ


領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

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[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

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調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

5 学習到達度調査の基本的な考え方学習到達度調査では 各教科の設問ごとに 目標値 を定め 児童 生徒の 正答率 がこの 目標値 に対して -5ポイント以上から +5ポイント未満の間であった場合 目標値と同程度としている 目標値 学習指導要領に示された内容について標準的な時間をかけて学んだ場合 設問ご

gggggggggggggggggggggggggggggggggggggkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

(Microsoft Word H29 \221\254\225\361\202\314\212T\227v.docx)

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

平成20年度

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

4 学習の活動 単元 Lesson 1 (2 時間 ) 主語の決定 / 見えない主語の発見 / 主語の it 外国語表現の能力 適切な主語を選択し英文を書くことができる 外国語理解の能力 日本の年中行事に関する内容の英文を読んで理解できる 言語や文化についての知識 理解 適切な主語を選択 練習問題の

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 主として 知識 に関する題 主として 活用 に関する題 ともに, 全国平均をやや上回る状況でした [ 数学 ] 主として 知識 に関する題 は全国平均をやや上回り, 主として 活用 に関する題 はやや下回る状況でした 数学 A 資料の活用 の領域は, 全国平均

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

平成27年度全国学力・学習状況調査結果の概要

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

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平成 30 年度 品川区学力定着度調査 の結果から明らかになった課題と学力向上に向けた取組 ( 国語 ) 1. 国語の定着状況についての概要 どの学年もほとんどすべての項目において 目標値を上回った 昨年度から取り組んできた 文章を書き表す際の 言葉の正しい使い方の指導 が 言葉についての知識 理解

スライド 1

教科の見方 ~ 例算数 ~ 大阪市の平均正答率を表しています ( 算数と理科のみ ) このグラフの項目は 学習指導要領ので平均正答率を表しています このグラフの項目は 問題の内容ごとに平均正答率を表しています 各学での がんばりがみられた点 と がんばりが必要な点 を示しています このグラフの項目は

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)のポイント

スライド 1

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

中学校 (3 年 ) 国語では A( 知識問題 ) は ほぼ全国平均なみです B( 活用問題 ) は 課題が見られます 数学では A( 知識問題 ) B( 活用問題 ) ともに 課題が見られます 国語 A( 知識に関する問題 ) 国語 B( 知識を活用する問題 ) 言語事項は ほぼ全国平均なみです

愛媛県学力向上5か年計画

( 中学校調査 ) 1 時限目 2 時限目 3 時限目 4 時限目 5 時限目 国語 A (45 分 ) 国語 B (45 分 ) 数学 A (45 分 ) 数学 B (45 分 ) 生徒質問紙 (2 分程度 ) (6) 集計児童生徒 学校数 1 集計基準児童生徒に対する調査について, 平成 29

別紙様式 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果と考察及び対策について 東松島市立宮野森小学校 1 国語科 (1) 国語 A 平均正答率 ( 宮城県 全国との比較 ) 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 全体 県比較

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

平成 28 年度山梨県学力把握調査 結果分析資料の見方 調査結果概況 正答数分布グラフ 分布の形状から児童生徒の解答状況が分かります 各学校の集計支援ツールでは, 形状だけでなく, 県のデータとの比較もできます 設問別正答率 無解答率グラフ 設問ごとの, 正答率や無解答率が分かります 正答率の低い設

1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率 小学校 6 年生 1252 人 ( 小学校第 5 学年内容 ) 8 6 全国 弘前市 コメント 話すこと 聞くこと の中の 意図 立場を明確にし

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

2. 教科に関する調査の結果 ( 概要 ) -7-2.教科に関する調査の結果(概要)

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

問 題

<H19 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平成 23 年度は震災のため中止となりました 豊能町立小学校全国学力学習状況調査結果 ( 平均正答率全国を 1 として ) H19 H20 H21 H

平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について 平成 30 年 4 月に全国学力 学習状況調査が実施されました 市内の小学校第 6 学年及び中学校第 3 学年の児童生徒がこの調査を実施しましたので この結果を公表いたします 1 調査の目的 白井市教育委員会 義務教育の機会均等とその水準の維持向

5 分析 3 通過率 30% 未満の児童生徒の状況 (1) 通過率 30% 未満の児童生徒の教科教科調査における調査における状況 ここでは, 基礎 基本 定着状況調査の教科調査における各教科の県の平均通過率と各教科のタイプ Ⅰ の通過率 30% 未満であった児童生徒の平均通過率をグラフと表で設問ごと

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平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

Transcription:

平成 27 年度中学生チャレンジテスト 結果と分析 ( ) 平成 28 年 1 月 13 日に実施された 中学生チャレンジテスト について の結果 及び分析を公表します 調査結果について 本調査で得られる結果は学力の特定の一部であることや 平均正答率のみでは生徒の学力については測ることができないことを踏まえ 本調査から得られたデータをもとに学校 家庭 地域が学力に関する課題を共有し さらなる連携を深め 生徒の学力向上に取り組むことを目的として分析を行った 調査目的 ( 教育委員会作成の実施要領より ) 1 教育委員会が 府内における生徒の学力を把握 分析することにより 大阪の生徒の課題の改善に向けた教育施策及び教育の成果と課題を検証し その改善を図る 2 市町村教育委員会や学校が 府内全体の状況との関係において 生徒の課題改善に向けた教育施策及び教育の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組みを通じて 学力向上のための PDCA サイクルを確立する 3 学校が 生徒の学力を把握し 生徒への教育指導の改善を図る 4 生徒一人ひとりが 自らの学習到達状況を正しく理解することにより 自らの学力に目標を持ち また その向上への意欲を高める 5 教育委員会は 調査結果を活用し 公立高等学校入学者選抜における評定の公平性の担保に資する資料を作成し 市町村教育委員会及び学校に提供する 調査概要 実 施 日 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 ) 実施対象学年 中学校 1 年生及び 2 年生 実 施 教 科 中学校 1 年生 : 国語 数学 英語中学校 2 年生 : 国語 数学 英語 理科 社会 調査実施生徒数 中学校 1 年生 国語 :3806 人 数学 :3816 人英語 :3817 人 中学校 2 年生 国語 :4003 人 数学 :4016 人英語 :4022 人 理科 :4023 人 社会 :4030 人 社会 理科は A B からの選択問題となっている 社会 B 及び理科 B は 少数校選択であり 全 体の分析結果には含まれていない ( 実施人数には含んでいる )

第 1 学年 国語 58.6 点 ( ) 61.0 点 ( ) 1 1 をピークとする右寄りの山型となっている 府の分布と比較して 80 点以上の生徒数の割合が少ない 90.6 話す 聞く能力 97.4 書く能力 92.8 話す 聞く能力 について との開きが最も小さい 書く能力 において との差がやや大きい 96.5 読む能力 94.7 の設問において 低い 得点率となっている 96.6 言語についての知識 理解 技能 97.1 文脈に即して漢字を正しく書く, 読む 設問では 6 問中 4 問での平均正答率を超えている 小学 校で既習の漢字であり その定着が一定図られているといえる 今後も読書習慣の向上を図る取組みなど を継続的に行っていくことが大切である 言いましたが を適切な敬語に直す 設問は 全設問中で との平均正答率の差が最も大きい ( 東 大阪市 54.2% 63.0%) 語句の意味を理解し 文脈の中で適切に使うことができるかどうかを問 う他の設問でも開きが見られ 様々な場面で多様な表現に触れる機会を増やすことが大切である 新聞記事のまとめとして条件に沿って自分の考えをまとめる 設問は 全設問中 3 番目にとの開き が大きく ( 52.8% 59.3%) 伝えたい事柄について 自分の考えを根拠を明確にして書 くことに課題がある より一層の 書くこと の指導の充実が求められる

第 1 学年 数学 47.0 点 ( ) 51.0 点 ( ) 1 をピークとする凸凹のある分布となっている 府の分布と比較して 60 点以上の生徒の割合が少ない 数と式 92.7 すべての観点等において 大 81.4 図形 93.9 阪府との開きが見られる 領域別では 図形 がもっと 91.8 関数 90.2 も府との差が小さく 関数 での差が大きい 93.5 数学的な見方や考え方 85.1 設問形式別では の 設問において府との差が大き 数量 図形についての知識 理解 93.3 92.7 数学的な技能 い 1 回目の点数が 75 点のとき 1 回目の点数を基準として表したものから 5 回の平均点を求める 設問は 全設問中で との開きが最も大きい ( 43.6% 52.6%) 仮平均を定め 平均を求めるなど 正の数と負の数を用いて 身の回りの様々な事象を表したり処理したりすることができるかどうかを問う設問であり 数学で学んだ知識を実生活の様々な場面で活用できるような工夫が求められる 一次方程式 2x-9 = -( x-3 ) を解く 設問は 全設問中 2 番目にとの開きが大きい ( 東大阪 市 52.6% 59.6%) 簡単な一元一次方程式を解くことができるかどうかを問う設問であり 以降 の学習の基礎となる力である 確実な定着を図る工夫がより一層求められる

第 1 学年 英語 60.6 点 ( ) 63.5 点 ( ) 1 をピークとする右よりの山型となっている 府の分布と比較して 85 点以上の生徒の割合が少ない 聞くこと 97.5 聞くこと においてと 91.7 読むこと 94.5 の比較でほとんど差はない 9 書くこと 91.7 書くこと 設問 に おいて との開きがや や見られる 9 言語や文化についての知識 理解 97.3 95.3 外国語理解の能力 外国語表現の能力 91.7 言語や文化についての知識理 解 は 比較的高い得点率と なっている 基本的な文の仕組みを理解しているかどうかを問う設問では 適切な代名詞(my) を選ぶ ( との差 -3 0) 適切な be 動詞 (Are) を選ぶ ( との差 -7 8) 適切な形容詞 (some) を選ぶ ( との差 +10 8) 適切な助動詞 (does) を選ぶ ( との差 -4.3) 適切な前置詞 (with) を選ぶ ( との差 -4.1) で 定着のばらつきが見られる 基礎基本の確実な定着を図る取組みが求められる ウィルソン先生の話を聞いて先生についての説明として正しいものを選ぶ 設問は との平均正答率の差が最も大きい ( 32.3% 43.9%) 話を聞き 内容を理解し要点を適切に把握しているかどうかを問う他の設問では ほとんど差はないが 内容がやや複雑になると正答率が大きく下がることから 多様な場面 表現に触れることが重要である

第 2 学年 国語 47.7 点 ( ) 49.2 点 ( ) 15.0 をピークとする左右 1 対称の山型となっている 5.0 府の分布とほぼ同じ状態であ る 99.6 96.3 話す 聞く能力 97.4 95.0 96.6 書く能力 99.5 読む能力 96.9 言語についての知識 理解 技能 全体的にとの差はほとんどない 書く能力 設問 での得点率が高い値となっている 話す 聞く能力 において他の観点等と比較してとやや開きがある 文脈に即して漢字を正しく書く設問においては ギム ( 義務 ) づけられた ( 府との差 -0.8) へらす ( 減らす ) ( 府との差 +2.3) インショウ ( 印象 ) に残りやすく ( 府との差 -6.1) と設問によって ばらつきが見られる 日常的な反復学習 家庭学習などにより 確実な定着を図ることが求められる 生へたるやうなる を現代かなづかいで書く ( はえたるようなる ) 設問は 全設問中で最もとの開 きが大きく 文語のきまりにそって読むことに課題がある 授業の工夫と同時に 多様な表現の文章に触 れる機会を増やすことが求められる 交通安全教室を開催するうえでのアイディアについて 話し合いの中に出ている 交通安全教室開催 の 良い点 に結び付け 自分の意見を明確にして書く設問は 正答率が 9%( 11%) で 極端に低 く 自分の考えを具体的に書くことに課題がある すべての教科等での 書くこと の充実が求められる

第 2 学年 社会 A 51.9 点 ( ) 56.5 点 ( ) 1 をピークとするなだ らかな山型となっている 府の分布と比較して 65 点以 上の生徒の割合が少ない 地理的分野 91.9 すべての観点等において 大 88.7 歴史的分野 91.9 阪府と比較すると やや差が 見られる 88.7 社会的な思考 判断 表現 92.5 の設問は の設問と比較して との比較で得点率が低 い 93.9 90.2 社会的事象についての知識 理解 資料活用の技能 93.9 観光と環境保全の両立がはかられている世界自然遺産に登録されたオホーツク海をのぞむ半島の名前 ( 知 床半島 ) を書く設問では 全設問中 2 番目に正答率が低く (21.1%) (33.2%) との開きが最も大 きい 地理的な理解と現代社会における課題などを関連づけながら知識の定着を図ることが求められる 天下の台所 についての理解を問う設問では 全設問中 2 番目に正答率が高い (7%) が (82.4%) と比較すると その差は 全設問中で 3 番目に大きい また 新鮮なうちに出荷するために 人口の集中する大都市の周りで野菜などをつくる農業の名前 ( 近郊農業 ) を書く設問では との差が全設問中 2 番目に大きい 基礎 基本となる用語の定着やその理解を丁寧に図ることがより一層求められる

第 2 学年 数学 51.5 点 ( ) 54.7 点 ( ) 40 点 ~54 点を中心とする台形 の分布となっている 府の分布と比較して 60 点以上 の生徒の割合が少ない 数と式 94.8 数と式 図形 関数 のい 91.0 図形 9 ずれの領域においてもとの比較において得点率にや や差が見られる 93.1 関数 93.2 設問形式別では の 設問が の 95.9 数学的な見方や考え方 94.4 設問と比較して との差が小さい 数量 図形についての知識 理解 94.4 数学的な技能 93.6 y が x の一次関数でグラフが点 (1,6) を通り切片が 1 のとき y を x の式で表す 設問では 全設問中 との開きが最も大きい ( 44.2% 50.9%) 一次関数の最も基本的な 設問であり 授業での反復による定着や家庭学習の内容を工夫することなどが求められる 上底 a m, 下底 b m, 高さ h m, 面積 10 m² の台形において高さ h について解く 設問では 全設問中最も正答率が低い ( 17.0% 21.5%) 具体的な場面で 数量を表す式や関係を表す式を目的に応じて変形することに大きな課題がある レーダーチャートからも 関数の領域において最もとの開きがあり 基礎基本の定着とともに 活用力を図る授業づくりが求められる

第 2 学年 理科 A 43.7 点 ( ) 46.5 点 ( ) 1 1 25 点 ~29 点をピークとして 左寄りの山型となっている 府の分布と比較して 60 点以上の生徒の割合が少ない 92.4 89.7 物理的領域 95.7 化学的領域 90.9 生物的領域 95.7 物理的領域 化学的領域 生物的領域 を比較すると 化学的領域 での得点率が との比較で低い値となっている 95.8 自然事象についての知識 理解 94.6 観察 実験の技能 94.4 科学的な思考 表現 92.8 観点別では 科学的な思考 表現 において との 比較で最も差が大きい 酸化銅と炭素粉末をよく混ぜ合わせる理由を選ぶ 設問は 全設問中で との差が最も大きい ( 55.3% 60.8%) 十分に反応させるために酸化銅と炭素粉末をよく混ぜ合わせるという技能を身に付けているかどうかを問う設問であり 実験や観察を効果的に取り入れ 知識だけでなく 実際に行うことでその理解をより一層確かなものとする工夫が求められる 実験結果の表を読みとり 発生した気体の質量を求める 設問は 全設問中最も正答率が低い ( 6.4% 7.7%) 実験結果から 発生する気体の質量を求める方法を理解しているかどうかを問う設 問であり 必要な知識を身につけ 実験結果から考察し結論を導きだすなどの経験が重要である

第 2 学年 英語 5 点 ( ) 54.8 点 ( ) 40 点 ~44 点をピークとする台形の分布となっている 府との分布と比較して 75 点以上の生徒の割合が少ない 聞くこと 95.3 書くこと 外国語表現の能 8 読むこと 95.4 力 においてと比較に すると大きな開きがある 90.1 書くこと 8 聞くこと 読むこと にお いては との比較にお いて開きは小さい 95.6 外国語表現の能力 8 言語や文化についての知識 理解 95.9 外国語理解の能力 95.1 鉛筆を使ってもいいかと聞かれた時の適切な答えを選ぶ 設問では 全設問中との開きが最も大きい ( 31.2% 37.2%) 短い会話を聞き 応答文として適切なものを選択することができるかどうかを問う設問であり 外国語を使っての表現力が求められる 聞き取りについては 一定の力が定着しており さらに 適切に表現する力を身に着けるための授業の工夫が求められる 会話文の内容を読み取り 適切な名詞 (number) を書く設問は 全設問中で最も正答率が低い ( 6.8% 10.1%) 会話文を読み 会話の流れや内容を理解しているかどうかを問う同様の設問でも との開きが比較的大きく 多様な場面や表現を用いる授業の工夫が求められる

H27 中学生チャレンジテストアンケートの分析 アンケート結果 中学校 1 年生 中学校 2 年生 同一集団の昨年度からの変化 1 年生では 数学 英語の授業内容が分かる と回答した生徒の割合は とほぼ同じであるが 国語の授業内容が分かる と回答した生徒の割合は やや少ない 2 年生では 数学の授業内容が分かる 考えの理由が分かるように気をつける と回答した生徒の割合は 1 年生時と比較して増加しているが 英語の授業内容が分かる と回答した生徒の割合は大きく減少している アクティブラーニング等を意識した授業改善が進む一方 学習内容が難しくなる2 年生時での一人ひとりに応じた指導の工夫や家庭学習習慣定着の工夫が求められる