1305 M.I 1班 はじめに 8 月 1 2 日に私がとても楽しみにしていた東京研修が行われた 有意義な時間になるよう 事前にしっかりと準備をしてきた 例えば 質問では その業種の知識などどうでもいいこ とではなく 自分にすぐに活かすことができ 成功するためのヒントのようなことを聞くよ うにした そして その準備の成果もあり 想像をはるかに超えるほどの素晴らしい時間を 過ごすことができた ディレクトフォース 笹川財団講演会 懇談会 1日目 午前 9 時 東京駅に着いてすぐ 私たちは日本を牽引する方たちからお話をいただ いたり懇談したりすることができた まず 東大医学部を卒業し CG 業界で素晴らしい業 績を残している瀬尾さんからお話をいただいた 内容は 学生時代どのように過ごしたかと いうものだった 日本の変な人トップ 5 に入るだけの変わった生活だった その中でも印 象に残ったのは 将来の夢を確立していたことだった そしてその夢のために勉強していた 私はやりたいことは決まっているが 具体的な目標やその夢への努力はしていない そして 瀬尾さんは趣味への時間を惜しまずして 勉強もしっかりしていた 私は勉強を計画的に継 続してやることができていない そこで私はもっと覚悟を持った行動が必要だと思い まず 生活のリズムを意識するようにした また 瀬尾さんの話は上手で面白かったので 頭がい い人は話す力もあるのだなと思った その後 班ごとの懇談を行った 私達の班は運のいいことにお話をいただいた瀬尾さんと 最初に話すことができた 瀬尾さんは何事も頑張ることが大事という当然のことを言って いた ただ それは難しいことだと思う だからこそ できる人は強いのだと思った そし て 次に大成建設で活躍している若松さんとお話することができた 若松さんは話す力 コ ミュニケーション能力が必要だと言っていた 父にも言われていたが 学力だけでは社会で は使い物にならないようだ コミュニケーション能力を向上するためには人と話すことが 何よりも重要だと言っていたのでこれからは話し方を意識して頑張りたい 最後に世界の 沢山の場所で活躍している佐分利さんとお話できた 1 日本人としての心持ち 問題の解決 の仕方など 必ず必要であることを教えてもらった また 相手とうまくやっていくために 必要なことは 相手を理解し 多面的な見方を忘れないことが大切だと言われた 独りよが りな考えではなく 客観的に見ていい考えを持てるようにしたいと思った 一流の社会人の方とお話できたことで 将来活躍するためのヒントを得ることができ い い教訓を身につけることができた この教訓を意識して人間として成長していきたい 企業訪問 1 日目の午後 私たちは企業研修に行った 私たちの班は飛行機関係の志望だったので ANA ウィングス株式会社に訪問し パイロットの方とお話した パイロットはとても忙し いのでアポイントメント取りに苦労すると思っていたが ANA ウィングス株式会社は快く 引き受けてくれた この会社は 国内線のみ就航する会社だ そして本社は羽田空港内にあ
り 羽田空港に行けるということもとても嬉しかった このイベントは全て自分たちでやる 必要があったので とても緊張した まず パイロットの方に会って思ったのは とてもかっこいいということだった 身体検 査もあるだけに健康的ですらっとしていて 制服がなによりもかっこ良かった さすがはパ イロット メモを取る時間がもったいないとのことで質問に対する答えを紙媒体で準備し てくれていた やはりできる社会人は違うなと思った 話を聞くと やはりパイロットへの 道はとても険しいもので 何より身体検査が厳しくて半分くらいが落ちるそうだ だから 今からでも体を大切にしたいと思った また パイロットは正社員として一人前までになる までに長く 正社員になっても年に二回厳しい試験があり 一生勉強する大変な仕事のよう だ また 事故の危険が常にあり 毎回緊張するようだ しかし それだけにやりがいは素 晴らしいものがあり 1 番聞きたかった パイロットになって良かったかという質問にはき っぱりと良かったと返ってきた パイロットの方は本当に充実した人生を送っているよう で羨ましかった 自分もパイロットになって達成感を味わったり 色々なところに行ったり して充実した人生を送りたいと思った そして なんとそのお話をさせていただいたパイロ ットの方の名刺を貰い いつでもメールで質問してこいと言われた すごく嬉しかった ま だまだ聞きたいことはあるので いろんなことを質問し 将来に役立てたい 羽田空港に行ったので 企業訪問が終わった後に実際に操縦されている飛行機を見た いつもとは違った見方で見ることができた やはり沢山の人の命を背負って働く仕事なの でかっこよく見えた 飛行機一機一機が輝いて見えた 大人になったら自分が操縦したいと 思った OB.OG 懇談会 1 日目の最後 夕食を食べた後 私たちは二高から東大に行った OB OG の方との懇談 をした 東大に行っている人はとてもフレッシュで 年が近いだけに打ち解けた雰囲気で話 ができた 東大生と話してみて 東大生は将来への目標や自分への自信があり 自分をアピ ールすることができる人が多いと感じた 例えば 将来の夢を具体的に説明し 理由までし っかりしていた また 高校時代に勉強しましたかという質問に即答でたくさんしたと答え ていた 自分もこれだけ自信を持って自己アピールができるようになりたいと思った また 東大生はほかの大学生よりも格段に勉強熱心だと思った テストが厳しいということもあ るのだと思うが 勉強が好きで 勉強をする習慣があるのだと思った 高校でも部活と両立 して頑張っていた人が行ける理由がわかった 私は陸上部に入っているが とてもきついと いうのが正直な感想だ でもその中で二高記録を作りつつ東大に入った人もいた 部活をや りながらでも努力次第でどうにでもなるようなので 部活を言い訳にせずに勉強もしっか りしたいと思った また 東大生は変わった人が多いという話を聞いた それも本当におか しい人がいた ただ とても楽しそうな大学だと言っていて 行ってみたいと思った また 多くの人がやりたいことが見つかってないなら東大に行くべきだと言っていた なぜなら 東大に行けばなんでもできて やりたいことが見つかるみたいだ そこに私は魅力を感じた
私も東大に行って視野を広げたいと思い 東大に行ける頭を作るためにしっかり勉強しよ うと思った 身近な二高生の先輩が東大で頑張っているということはいい刺激になった 現 東大生と話ができるのは進学校かついい行事がある二高ならではだなと思い いい経験に なった 東大オープンキャンパス 2 日目は一日中東大オープンキャンパスだった 日本一頭のいい大学の空気を感じたいと 思っていた まず感じたのはとても人が多かったことだ それだけ東大を視野に入れている 人が多いということなのだと思う 沢山の敵がいることを再認識し まず大きな刺激になっ た 東大では模擬授業と研究室のツアーに参加した 模擬授業の感想は 確かにやっている ことは高度で東大ならではだと思ったが あまり面白いとは思わなかった 私はもっと興味 を引き立てるようなユーモアのある授業を期待していた しかし ツアーは面白かった 東 大は研究室が整っていて研究が充実していた 前日に言われた やる事が決まってないのな ら東大に行くべきだという言葉の意味が少しわかった そして ツアーは大学生が主催する のだが とても円滑で説明も整っていてさすがの完成度だった 東北大学でもこの手のツア ーに参加したが東大の方が効率的に伝えたいことを伝えているという印象を受けた 東大 生にはこのような力が必要なのだと思った また 私はオープンキャンパスに携わっていな い普通に東大にいる東大生の様子も観察した すると 外国人と英語で会話している日本人 がたくさんいた 東大生なら当然のことなのだと思うのだが とても衝撃を受けた 自分も 外国人とコミュニケーションを取ってみたいので英語で会話ができるようにしたいと思っ た また 敷地内の池で測量をしている人にも質問をした (この研修で身についた積極性 が少し発揮できた )そうすると 答えは単純ではあったが勉強熱心な東大生の姿勢が見え た そして何より楽しんで真面目に活動していた それを見て 東大生のレベルの高さを再 び感じた 今回の東大オープンキャンパスでは入ってみたい大学である東北大と東大を比較する形 で見た その結果 やはり日本一と地方一の差が感じられた そして自分もどうせ勉強する なら日本一のところがいいなという考えを持った しかし 東大は適当な覚悟で行けるとこ ろではないので 行くと決めたならば精一杯頑張りたい 全体を終えて 今回の東京研修では 高校生活や将来への意識を高めるとてもいい機会だった 私は正 直言って 高校に入り 怠惰な生活をしてしまっていた しかし 高校生活を充実させるた めに変えなくてはいけないと強く思った そして何よりの収穫だったのは企業訪問でパイ ロットの方とお話できたことだ そのお話の衝撃は大きく ぼんやりしていた将来への目標 が固まった そしてその目標へ向かって頑張る決心がついた そのために まず高校では努 力して社会で活躍できる人間になるための土台を作ることにした 怠ることなく頑張りた い この研修は自分を成長させ 将来活躍するための素晴らしい経験だった この経験を忘 れないと同時に この行事に携わってくださった方々に感謝したい
1309 Y.K 1班 ➀ディレクトフォース 私たちは 瀬尾拡史さん 若松常美さん 佐分利応貴さんにお話を伺いました 瀬尾さんは主に医療関係のCGを作っていらっしゃる医療CGプロデューサーです 高校時代にやっておいて良かったことは 高校時代にやったこと全て 逆に 高校時代に やっておけば良かったことは 高校時代にやらなかったこと全て という瀬尾さんの言葉 を聞いて 私は衝撃を受けました 瀬尾さんは高校時代に自分が嫌だ 嫌いだと思ったこと も全てやっていたそうです 嫌だ と思っても それは自分が全部やっていないから嫌い なだけかもしれない とにかくやってみる ここでかなりの差がつきます 私は やりた くないことは後回しにしたり 結局やらず仕舞いになってしまうことがあるので とにかく いろんなことに挑戦してみようと思いました 若松さんは一級建築士 一級施工管理技士として建設業界で活躍なさっている方です 若 松さんには主に仕事についてのお話をして頂きました 好きなことを仕事にすることはど う思いますか という質問で 若松さんは 好きなことを仕事にできるのは最高の贅沢だ 好きこそものの上手なれ という言葉の通り 好きだからこそ仕事に夢中になれる と 仰っていました 自分も 好きなことや趣味を仕事にして生きていけるのはとても楽しいこ とだろうなと思いました しかし 好きなことを仕事にするのは多少のリスクが伴うとも若 松さんは言います その仕事に夢中になるのは良いことだが 夢中になりすぎて家族を犠 牲にすることは避けなければならないよ と 仕事と日常を両立することもまた大切なこ となのだと思いました また 若松さんは第一志望の大学に受からなかった時は浪人せずに 他の受かった大学に進めとも言います 目標を達成する方法は一つじゃない 大学に進学 することが人生の最終目標ではないはずです 回り道をしても いったん引き返してでも目 的地には辿り着ける それと同じだよ 自分は第一志望に落ちた時のことは考えていなか ったので このような考え方もあるのだとまた一つ視野が広がりました 佐分利さんは経済産業省で働いており 京都大学の経済研究所の准教授でもあり またエ ジプトの日本大使館の書記官を務めたりと非常に多岐な範囲にわたって活動なさっている 方です 佐分利さんにはコミュニケーションの大切さを教えて頂きました とにかくコミ ュニケーションが大切 言葉にしないと相手には何も伝わらない 愛情の対義語は無関心だ コミュニケーションで関心を示さないと愛情も伝わらないよ 私も これからの世界に求 められているのはコミュニケーション能力の高い人物だと思います 佐分利さんは コミュ ニケーションを高めるにはディスカッションが有効だと仰っていました 二高では ディス カッションの時間が多く設けられていると思います その時間を無駄にせずに 将来のため に有効に使っていきたいです ②企業大学訪問 私たちは ANA ウイングス株式会社を訪問し ボーイング737の機長を務めている米澤源
機長にお話を伺うことができました 私は 将来ディスパッチャー(運行管理者)になりたいと考えています ディスパッチャーは 別名 地上のキャプテン とも呼ばれていて 飛行機がどのようなルートや高度で飛ぶのか を計画したり 最新の気象情報をパイロットに交信で伝えるなどして 地上から飛行機の安 全を守る仕事です ディスパッチャーとパイロットの関わりはとても深く 米澤機長のお話 はとても有意義なものになりました 特に印象に残っているのは 航空業界に進むにあたり 高校生のうちにやっておくとよい ことはありますか という質問での回答です 航空業界という点で特別なことはないが パイロットにはどんな状況でも対応できる能力が必要 例えば 足を速くしたい と思 ったら 何をする の筋肉を強化させよう そのためには をして,, と考えるだ ろう むやみやたらに走るだけでは速くならない それはパイロットでも 管制官でも デ ィスパッチャーでも どんな仕事でも同じ 物事の本質をとらえ 合理的に考えることを日 常生活から意識しておくことが大切 私は陸上部ということもあり この言葉が強く心に 残っています 日常生活からこのようなことを意識することはやってみると案外難しく 結 局適当になってしまいがちです 恐らく 企業訪問に行っていない状態でこのようなことを 言われても今までの日常と変わらず過ごしていたと思います しかし 今回の訪問で現役の パイロットの方とお話しでき ANA ウイングスが羽田空港の中にあったということも重な って 自分が将来進みたい道の雰囲気が身近に感じられました そのため 私は日常から合 理的に考えるということを実践しています また 話の中で初めて知ったのは 機長でも航空事故は怖い ということです 私自身も初 めて飛行機に乗った時は怖かったのですが その時は パイロットの方や CAさんは怖くな いんだろうな と思っていました 事故は一瞬で起こる 事故を目撃する夢 事故が起こ った報告を受ける夢をよく見るよ と仰っていました クリティカル イレブン ミニッ ツ という言葉があり 離陸後の3分間と着陸前の8分間を示す言葉です この合計11分 間は特に事故が起きやすく 気を引き締め直すのだそうです 事故は確かに怖いけど 私 たちパイロットは整備士を信じている とも仰っており パイロットは様々な人と信頼関 係ができて初めて操縦桿を握れるのだなと思いました 今回の ANA ウイングス株式会社への訪問は 私の将来を考える上でとても大きなものにな ったと思います 米澤機長初め ANA ウイングスの方々にはとても感謝しています これか らは自分の将来に向かってさらに頑張りたいと思います ③OBOG による座談会 私は藤村先輩 教育学部先輩(すみません お名前を忘れてしまったので) 保田先輩にお 話を聞くことができました 藤村先輩は東大で物理学を学んでいるそうです とにかくたくさん面白い授業があって 興味あることを学ぶことは本当に良いことだよ 本当に東大を楽しんでいるのだと思うほ
ど藤村先輩は楽しそうに話して下さいました また 受験勉強のコツは 計画的にやること だと言われました 特に重要な数学と英語は先取り勉強をしておくと後々楽になるそうで す しかし その先取りに気を取られすぎて復習の手を抜いてしまうと本末転倒だと思うの で 先取りと復習のバランスを取らなければならないと思いました 教育学部先輩はその名の通り教育学部に通っています 教育学部先輩はかなり特殊で 文 系にも関わらず 将来は数学の先生を目指しているそうです そんなことが可能なのかと思 ったのですが 先輩曰く 東大は何でもできるのが強み なのだそうで 教育学部以外の学 部の数学の授業に出席してしっかりと数学を学んでいるそうです また 東大の勉強は本 当にしんどい 英語で論文書くとかムリだよね と笑っていました やはり東大は最難関と いうこともあり 授業のみならず課題も非常に難しいそうです そのため 先輩は 高校の うちに勉強の楽しさに気づいておいた方が良い そうすれば大学が楽しくなる と言いま す 私の勉強が楽しいと思う瞬間は一つしかなく 難題を自分の力で解けたときだけです それ以外のときはお世辞にも勉強を楽しんでいるとは言えないので もっと勉強を楽しん で行おうと思いました 保田先輩は陸上部に所属しており 二高時代は 5000m競歩の二高記録を更新した凄い先 輩です 陸上部の部室に二高記録一覧が貼ってあるので 私は保田先輩にお会いする前から 先輩のことを知っていました 保田先輩には主に勉強法について教えて頂きました 問題 集とかテキストとかを 3 周やろう とか決めて実践している人が多いと思うんだけど それは止めたほうが良いです 〇周やるって決めちゃうと 質より量重視になってしまう 一問一問丁寧に解いた方が身につくよ と言われました 私はこの意見に賛成です 恐らく 〇周やったぞ! という見かけ上の達成感と満足感が残るだけで あまり定着しないと思 います なので 私は間違った問題に印と間違った日の日付を書き込んで不定期に解き直す ようにしています また 速単の使い方についての説明もして頂いたので 速単にも取り組 んでいこうと思います ④東京大学見学会 東大に着いてまず思ったことは 敷地がかなり大きいということです 東京研修の前日は 東北大のオープンキャンパスに行き その時は東北大すごく広いなと思っていたのですが 東北大が小さく見えてしまうほど大きな敷地でした 敷地内には飲食店がなんと 23 店もあ り 地方と首都圏の規模の違いを感じさせられました 学部見学では 私は主に理学部を見学しました 理学部では展示コーナーと公開授業があ り 私はそのどちらも見学しました 展示コーナーでは宇宙関係の展示を多く見ました 東 大では 学生たちが独自に巨大望遠鏡を作っており それを使って星を観察しているのだそ うです 実物こそ見ることはできませんでしたが 写真では見ることができ 本当に大学生 がこれを作ることができるのかと思うほど立派で大きなものでした また 宇宙関係以外にも素粒子の研究をしている方のお話を聞くことができました その
方は 素粒子のことをほぼ知らない私にとても分かりやすい説明をしてくれました その説 明の中では中学校で習ったことがいくつか出てきており 東大レベルの研究でも 基礎とな っているのは中学高校で習ったことなのだと改めて感じました 私は展示コーナーを見学した後 宇宙の暗黒物質 ダークマター についての公開授業を 受けました まずダークマターとは何かの説明から入るだろうと思っていたのですが その ような説明は一切なく いきなりダークマターを見つけるための実験方法等についての説 明が始まり 少し動揺しました ダークマターの基本的なことは知っている体で授業が展開 されていき 見学者向けの授業でも予習が必要だとはさすがに思っていなかったので 当た り前のことですが大学でも予習は必須だと改めて思いました 私はまだ第一志望校とその学部が決まっていません それを決めていく過程で 今回日本 のトップの大学である東京大学を見学できたことは非常に意味のあることだったと思いま す 焦らずにしっかりと自分の将来を決めていきたいです
1810 K.O 1班 今回の一泊二日の企業大学訪問では大変多くのことを学べた ディレクトフォースや企業 訪問 OBOG 座談会 東大オープンキャンパスなど どれも初めての体験だったのでとて も新鮮で いい経験となった また 企業大学訪問に向けての緻密な準備も 大変ではあっ たがとてもいい経験となった それぞれの経験で学べたことをまとめていこうと思う まず 企業大学訪問に向けて行ったことについてだ 最初のガイダンスでこの企業大学訪問 についていろいろなことを聞かされたが 一番印象に残っているのは ぼくたちを高校生で はなく 一人の大人として扱う と言われたことだ 実際企業に直接アポを取るというのは ほぼすべて自分たちでやったため大変だった でも企業に直接電話をすることはとてもい い経験となったと思う 企業大学訪問に向けての準備で学べたことは二つある 一つはコミュニケーションの大切 さだ 僕がいた班は僕が話したことのある人は一人もいなかった それに もともと僕には コミュニケーション能力はあまりなく そのため 反での話し合いでは 自分から何かを提 案するということがあまりできなかった また 相手が自分に心を開いてくれてないように 思えて 最初の方はあまりいい関係を築くことができなかった その後は仲良くなることが できたが やはりともに行動を起こすものと親しい関係を築くためにも コミュニケーショ ン能力は大切だと気付かされた もう一つは 訪問先のことをよく調べておくということだ 企業訪問の際も ディレクとフォースの際も 相手のことをよく調べ 知識を入れたうえで 質問をするということをした これは当たり前なことだとは思うが そのような機会が今ま でにあまりなかったため 今回は改めてその重要性を実感できた また 今までと違い 今 回は本格的な将来の道を歩むこと頭に入れたうえでの質問であったので 内容も濃いもの となって良かった 企業大学訪問に向けての準備では 将来の仕事と同じような経験ができ これから生 かして行けそうだな と思った 企業大学訪問一日目 東京についてからすぐに行ったのは ディレクトフォースであった まず始めに行われた瀬尾さんのあの講義はとても面白く 学べることも多かった 瀬尾さん は僕らの班が話を聞く人でもあったので インターネットのインタビューの記事なども前 もって読んでいたため面白い人だというのはわかっていたが ここまでとは思ってなかっ たので驚いた ディレクトフォースでは瀬尾さん含め三人の方にお話を伺ったが どの人か らも全く異なった中身の充実した話を聞くことができ いい経験となった 学べたことの話をそれぞれまとめて三つにすると 一つ目は 学生のうちにたくさんのこ
とに挑戦し たくさんのことを学んでおくことが大切だということだ 将来何でも やった ことあるかやったことないかで大きな差が生まれるらしい 二つ目は 自分の技術は持った まま死んでも意味がない ということだ だから 後世にちゃんと伝えていく事が大事らし い 三つめは やはりコミュニケーション能力の大切さだ これができないと将来なにもで きないという 他にもたくさん学べたことはあるが 多すぎるし 特に印象に残ったのはこの三つだった 今になって思うが あの場にいた多くの講師の誰か一人が 一日使って講義をしてもよかっ たんじゃないかと思うくらいの 一人一人がすごいものを持っていた あの人たちは 皆す さまじい努力をしてきた人たちなのだということが分かった 自分はあんな風になれる気 がしなかった ディレクトフォースが終わったら すぐに企業訪問だった 正直言うと すごく緊張して いて 少し嫌気さえ感じていた しかし 空港につくと そんなことどうでもよくなって さらに パイロットの方を目の前にすると 興奮が抑えきれなかった パイロットの方に直 接話が聞けたのは 本当に運がよかったと思う 僕は パイロット志望というわけではなか ったのだが本当に楽しかった パイロットの方に聞いた話で印象的だったのは四つほどある 一つ目は どんな仕事も 気持ちというものはもちろん大切なのだが 最終的には 技術 であるということだ 二つ 目は 始めてみたときにこんなの絶対に無理だと思うことでも 小さなことからちゃんと取 り組むことで いつの間にか手の届く範囲にある ということだ それも その小さなこと をただやるのではなく どうしたら効果的かをよく考えてやることが大切である 三つめは ここでもやはりコミュニケーションの大切さだ これはどこでもいつでも重要だというこ とが分かった 四つ目は 今の友達を大切にするということだ これは少し驚いた 今の友 達を大切にする ということで将来違う業界に入った人の話を多く得ることができるらし い 自分も 同窓会とかでそんな話をできる友達を多く持ちたいと思った パイロットの方との話は 本当に貴重で 良い経験となった 省ら鵜の進路を決めるうえ でもすごく良い情報をたくさん得られたと思う 企業訪問が終わり 夕食を食べた後は OBOG 座談会 があった ここでは 実際に二 高生活を送り 今東大で大学生活を送っている先輩たちから話を聞いた 東大での成果の様 子や 二高時代の話など いろいろなことを聞けた 面白い人が多く すごく楽しかった 企業大学訪問二日目は 東大のオープンキャンパスに参加した 前日に 東大に行くなら
図書館がすごいから絶対行った方がいいといわれたので 図書館に行ってみた 言われた通 り すごかった 東大の図書館はまるで国が運営してるかのような規模で 展示品も国を超 えたものが多かった 一番の驚きだったのは 解体新書が原本で借りれるということだった 東大オープンキャンパスではほかにも講義などを受けたが その講義から学べることは あまりなかった ぼくは東北大のオープンキャンパスにも行っていたが この二つの大学で 違うち思ったことは 学生と触れ合う機会が 東大は東北大に比べて少ないということだ 東北大では 学部ごとに宣伝などをして周っている学生がいたが 東大では全く見られなか った また ぼくは大学についての知識が全くないということにも気づいた 高校入試はそ れでもやってこられたが 大学入試はそうといかないと思うので ちゃんと調べたうえで進 みたい 今回の一泊二日の企業大学訪問は本当にいい経験となった 抽選で選ばれたかいが本当 にあったと思う ただ 今回得られたことを 今からちゃんと生かしていきたい ぼくは 将来就きたい仕事もあやふやで 進路も定まってないが 今は 目の前のことを全力でこな していきたいと思う そうすることで 将来の自分に選択肢をより多く持たせてあげたい