【資料1】第1回学識者会議【長野圏域】290130(ヘッダーなし)

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水防法改正の概要 (H 公布 H 一部施行 ) 国土交通省 HP 1

目 次 桂川本川 桂川 ( 上 ) 雑水川 七谷川 犬飼川 法貴谷川 千々川 東所川 園部川 天神川 陣田川

新川水系新川 中の川 琴似発寒川 琴似川洪水浸水想定区域図 ( 計画規模 ) (1) この図は 新川水系新川 中の川 琴似発寒川 琴似川の水位周知区間について 水防法に基づき 計画降雨により浸水が想定される区域 浸水した場合に想定される水深を表示した図面です (2) この洪水浸水想定区域図は 平成

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平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中

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学識経験者による評価の反映客観性を確保するために 学識経験者から学術的な観点からの評価をいただき これを反映する 評価は 中立性を確保するために日本学術会議に依頼した 詳細は別紙 -2 のとおり : 現時点の検証の進め方であり 検証作業が進む中で変更することがあり得る - 2 -

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

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東日本大震災における施設の被災 3 東北地方太平洋沖地震の浸水範囲とハザードマップの比較 4

本編_淀川水系淀川右岸ブロック河川整備計画(変更)第2章.doc

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Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

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PowerPoint プレゼンテーション

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【参考資料】中小河川に関する河道計画の技術基準について

Microsoft PowerPoint - 新津地区協議会(第1回)_0314ver02 [互換モード]

の洪水調節計画は 河川整備基本方針レベルの洪水から決められており ダムによる洪水調節効果を発揮する 遊水地案 は 遊水地の洪水調節計画は大戸川の河川整備計画レベルの洪水から決めることを想定しており 遊水地による洪水調節効果が完全には発揮されないことがある 瀬田川新堰案 は 瀬田川新堰の洪水調節計画は

5-2 居住誘導区域の設定 居住誘導の基本方針を踏まえ 以下の居住誘導区域の設定の考え方に基づき 居住誘導区域を設 定します 居住誘導区域の設定の考え方 (1) 居住誘導区域に含めるエリア 居住誘導区域に含めないエリア 居住誘導区域に含めるエリア 1 都市機能誘導区域 居住誘導区域に含めないエリア

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

01_長野圏域河川整備計画_本文

ダムの運用改善の対応状況 資料 5-1 近畿地方整備局 平成 24 年度の取り組み 風屋ダム 池原ダム 電源開発 ( 株 ) は 学識者及び河川管理者からなる ダム操作に関する技術検討会 を設置し ダム運用の改善策を検討 平成 9 年に設定した目安水位 ( 自主運用 ) の低下を図り ダムの空き容量

平成 29 年 7 月 20 日滝川タイムライン検討会気象台資料 気象庁札幌管区気象台 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 大雨警報 ( 浸水害 ) 洪水警報の基準改正 表面雨量指数の活用による大雨警報 ( 浸水害 )

重ねるハザードマップ 大雨が降ったときに危険な場所を知る 浸水のおそれがある場所 土砂災害の危険がある場所 通行止めになるおそれがある道路 が 1 つの地図上で 分かります 土石流による道路寸断のイメージ 事前通行規制区間のイメージ 道路冠水想定箇所のイメージ 浸水のイメージ 洪水時に浸水のおそれが


あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

平成 27 年度第 1 回状況説明 ( 要望 ) 活動 平成 27 年 8 月 3 日 ( 月曜日 ) 1 国土交通省 財務省 総務省 内閣府への状況説明 ( 要望 ) 活動について国土交通省へは 岡﨑高知市長と清水大洲市長を先頭に 国土交通省幹部及び関係部局へ状況説明 ( 要望 ) 書の手渡しと要

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避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています ( 基準となる水位観測所 : 標茶水位観測所 ) レベル水位 水位の意味 5 4 ( 危険 ) 3 ( 警戒 ) 2 (

資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 12 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所

Q3 現在の川幅で 源泉に影響を与えないように河床を掘削し さらに堤防を幅の小さいパラペット ( 胸壁 ) で嵩上げするなどの河道改修を行えないのですか? A3 河床掘削やパラペット ( 胸壁 ) による堤防嵩上げは技術的 制度的に困難です [ 河床掘削について ] 県では 温泉旅館の廃業補償を行っ

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2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

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淀川水系流域委員会第 71 回委員会 (H20.1 審議参考資料 1-2 河川管理者提供資料

2. 急流河川の現状と課題 2.1 急流河川の特徴 急流河川では 洪水時の流れが速く 転石や土砂を多く含んだ洪水流の強大なエネルギー により 平均年最大流量程度の中小洪水でも 河岸侵食や護岸の被災が生じる また 澪筋 の変化が激しく流路が固定していないため どの地点においても被災を受ける恐れがある

ポイント 河川法の法令に基づく手続きを的確に行い できるだけ早く河川整備計画を策定するよう努力 ダムについて効果が限定的という意見もあるが 実施箇所だけでなく淀川水系の上下流全体に幅広く効果があるものであり また洪水時水位をできるだけ低くし安全基準を守る上で必要不可欠なもの 治水対策は あらゆる規模

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現行計画 ( 淀川水系河川整備計画 ): 川上ダム案 治水計画の概要 事業中の川上ダムを完成させて 戦後最大の洪水を 中下流部では ( 大臣管理区間 ) 島ヶ原地点の流量 3,000m 3 /s に対して 川上ダムで 200m 3 /s を調節し 調節後の 2,800m 3 /s を上野遊水地や河道

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

Microsoft Word - 説明本文(2307).doc

平成22 年 11月 15日

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近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流

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平成 3 1 年度 記者発表資料 平成 3 1 年 2 月 4 日九州地方整備局武雄河川事務所 災害時協力会社の公募について ~ 災害への迅速かつ的確な対応のため ~ 国土交通省武雄河川事務所では 災害時等における 迅速な被災状況の把握 円滑で的確な対応 を強化するため 事前に建設業等関係者の皆様と

鬼怒川緊急対策プロジェクト 鬼怒川下流域 茨城県区間 において 水防災意識社会 の再構築を目指し 国 茨城県 常総市など 7市町が主体となり ハードとソフトが一体となった緊急対策プロジェクトを実施 ハード対策 事業費合計 約600億円 ソフト対策 円滑な避難の支援 住民の避難を促すためのソフト対策を

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第 2 回久留米市街地周辺内水河川連絡会議 議事次第 1. 開会 2. 出席者紹介 3. 挨拶 4. 議事 前回連絡会議での確認事項〇各支川の浸水被害のメカニズム〇地域防災力の向上について〇その他 5. 閉会

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平成18年度標準調査票

五名再評価委員会資料

国土技術政策総合研究所 研究資料

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H28秋_24地方税財源

ハザードマップポータルサイト広報用資料

山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 平成二十八年山梨県告示第九十九号 ) 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針を次のとおり定める 平成二十八年三月二十四日 山梨県知事 後 藤 斎 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 趣旨 ) 第一条 この技術指針は 山梨県世界遺産富士山の保全に係る

目次 1 降雨時に土砂災害の危険性を知りたい 土砂災害危険度メッシュ図を見る 5 スネークライン図を見る 6 土砂災害危険度判定図を見る 7 雨量解析値を見る 8 土砂災害警戒情報の発表状況を見る 9 2 土砂災害のおそれが高い地域 ( 土砂災害危険箇所 ) を調べたい 土砂災害危険箇所情報を見る

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

はじめに

2. 意見の概要と市の考え方寄せられた意見の概要及び意見に対する市の考え方は次のとおりです 意見書の内容意見に対する市の考え方 前文 に条例の基である 言語 の位置づけを明確に示し 前文 に手話は言語として位置づけられている旨の記載条例の策定趣旨を理解しやすくしてください を追加しました また 前文

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( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

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Microsoft Word 【洪水予報】報道発表資料_熊谷地台.doc

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資料 2 東海管内における農業水利施設の防災 減災の取組 ( 農村地域防災減災事業 海岸事業 ) 平成 27 年 2 月東海農政局整備部防災課

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土砂災害防止法よくある質問と回答 土砂災害防止法 ( 正式名称 : 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関 する法律 ) について よくいただく質問をまとめたものです Ⅰ. 土砂災害防止法について Q1. 土砂災害は年間どれくらい発生しているのですか? A. 全国では 年間約 1,00

平成 30 年度農村地域防災減災事業 ( 美馬 3 地区 ) ため池ハザードマップ作成委託業務 特記仕様書 経済建設部 農林課


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気象庁 札幌管区気象台 資料 -6 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 平成 29 年度防災気象情報の改善 5 日先までの 警報級の可能性 について 危険度を色分けした時系列で分かりやすく提供 大雨警報 ( 浸水害 )

避難を促す緊急行動 被災した場合に大きな被害が想定される国管理河川において 以下を実施 1. 首長を支援する緊急行動 ~ 市町村長が避難の時期 区域を適切に判断するための支援 ~ できるだけ早期に実施 トップセミナー等の開催 水害対応チェックリストの作成 周知 洪水に対しリスクが高い区間の共同点検

別紙 1600 年分の自然災害を振り返る災害年表マップ ~スマートフォン タブレット対応のお知らせと Web 技術者向け API 配信項目拡大のご案内 ~ 1. 災害年表マップについて災害年表マップは 過去の自然災害事例を発生年ごとに市区町村単位で Web 地図上に表示する Web サービスです 地

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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県管理の河川区域内における支障木伐採利用に係る取扱要領 1 目的本事業は 県が管理する河川区域内の支障木に関し 住民との協働による河川管理の一環として 河川支障木の効率かつ計画的な伐採による適切な維持管理に向け 公募型による支障木の伐採利用を推進する取扱いを行い もって河川区域内の支障木撤去の促進と

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中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律

Transcription:

信濃川水系長野圏域河川整備計画 ( 原案 ) に対して第 1 回から頂いた意見及び 全般 平林委員 1 から頂いたご意見 本河川整備計画は 第 1 章で現状把握 第 2 章で目標 委員がご指摘のとおり 第 3 章第 1 節及び第 3 を立て 第 3 章で実施する項目を書く 第 4 章は住民章第 2 節の記載を修正しました との連携 情報公開 情報提供といった構成になっている 実際に何をするかということを実施する項目に具体的にきちんと記述した方がよい P28,29 全般 平林委員 2 情報収集して現状を把握したはいいけれど 後は何 委員がご指摘のとおり 再度確認し 第 3 章第もしないということでは困ると思う このようなこ 2 節の記載を修正しました とが散見されるので もう一度 確認して欲し 後で指摘されないような形でまとめて方はよい P28,29 全般 古賀委員 3 の特色にあわせた の特性を踏まえつつ といった文言がある割にその特性や特色は明示されていない それぞれの河川毎にどの様な特色のある河川だからどう配慮してどういう工事をするのか具体的に示すことが誠実である 河川改修を計画する段階等で 具体的に検討し 地域の皆様 関係者の皆様とご相談してまいります P2~5 笹沢委員 4 地形 地質 人口 産業 風土 文化及び自然環境の部分について 文章をまとめ直した方がよい 修正案を提出済みであるので参考にして頂きたい 委員がご指摘のとおり 第 1 章第 1 節の記載を修正しました P2,4 P2 古賀委員 5 地質の部分について 図 3 を長野県デジタル地図に使用データと出典を変更したらどうか 委員のご意見を踏まえ 検討した結果 長野県デジタル地質図は詳細な図面であるため 見にくくなる恐れがあるため 現状のままとしました 長野県デジタル地質図については 河川改修を実施する際に活用します P3 P4,5 P11 近藤委員 6 魚類や水生生物等については もっと丁寧に調査をする必要があるのではないか それを踏まえたうえで 自然環境の部分の文言を整理して頂きたい 魚類や水生生物についての調査は実施しております 委員がご指摘のとおり 第 1 章第 1 節及び第 1 章第 2 節 3 項の記載を修正しました P4,5 1/6

から頂いたご意見 笹沢委員古賀委員大村委員 7 自然環境のチョウセンブナに関する記述は チョウセンブナが外来種であるので 貴重種とするのは不適切である 日本固有種に限るのが原則であると思うので 削除したほうがよい 委員がご指摘のとおり チョウセンブナに関する記載を削除しました 近藤委員古賀委員 8 ウケクチウグイの最近の生息状況を確認した方がよい 委員のご意見を踏まえ 確認したところ ウケクチウグイの最近の生息は確認出来ませんでしたので 第 1 章第 1 節のウケクチウグイに関する記載を削除しました,11 近藤委員 9 三念沢上流にホトケドジョウが生息しているとすれば 貴重種として記載するべきである 委員のご意見を踏まえ 確認したところ ホトケドジョウの生息は確認できませんでしたので ホトケドジョウに関する記載は致しません 古賀委員 10 シナイモツゴが千曲市でも確認されている 圏域の生物で貴重な生物として紹介されていないのは 残念である 委員がご指摘のとおり シナイモツゴは圏域内の貴重種でありますので 第 1 章第 1 節に記載しました 第 1 章第 2 節第 1 項対象圏域と圏域内の河治水に関す河川の現状川の現状とる現状と課課題題 ~8 平林委員豊田委員 11 優先的に整備を実施する河川の記載があるが 理由付けがほとんどない どの様な被害があって それに対して県はどの様な対策を実施したかを表などで整理し 優先的に整備を実施する河川の位置付けを明確にして頂きたい 委員がご指摘のとおり 第 1 章第 2 節第 1 項及び第 2 章第 3 節の記載を修正しました P6~8 P20 第 1 章第 2 節第 1 項対象圏域と圏域内の河治水に関す河川の現状川の現状とる現状と課課題題 松岡委員 12 昭和 58 年の犀川の浸水は 何処の地籍で書いてあると分かり易い 委員のご意見の趣旨を踏まえ 第 1 章第 2 節第 1 項の浸水状況写真に 長野市信州新町 と追記しました 2/6

から頂いたご意見 第 1 章第 2 節第 3 項対象圏域と圏域内の河河川環境に河川の現状川の現状と関する現状課題と課題 P11 古賀委員 13 岡田川において ヤリタナゴは 3 年程前の調査では確認できていない ヤリタナゴが確認できれば イシガイ科貝類も生息しているはずである 確認して頂きたい また メダカが生息している思うが確認して頂きたい 委員のご意見を踏まえ 確認したところ ヤリタナゴの最近の生息を確認できませんでしたので ヤリタナゴに関する記載を削除しました 同様に メダカについては 生息が確認できましたので 追記しました 第 2 章第 1 節河川整備計計画対象区画の目標に間関する事項 P18 吉池委員 14 更級川と宮川の記載について 更級川が上流にあって宮川と一緒になって千曲川へ流入しているのではないか 原案の記載が逆ではないか 確認して頂きたい 委員のご意見を踏まえ 確認した結果 第 2 章第 1 節の記載のとおりでございました P19 第 2 章第 3 節河川整備計洪水による画の目標に災害の発生関する事項の防止又は軽減に関する目標 P19,20 P29 大村委員 15 岡田川 新田川の流量が将来的に良いのか 特に岡田川については 相当住宅地が広がってきており 将来の流量増加に対して大丈夫なのか 新田川については 100 年に 1 度の降雨確率で予想される流量を対象にして検討しています また 浅川流域全体でも 流出量について検討していますので 現時点において 流量は妥当であると考えております 岡田川については 土地区画整理を含めた中で 流出量の検討を進めていますので 流量は妥当であると考えております 土地区画整理においては 流出抑制対策として調節池等を設置しております なお 第 4 章第 2 節第 3 項に記載のとおり 大規模な開発行為に対しましては 関係機関と連携して河川への雨量流出量の低減に努めてまいります P21,22 P31 第 2 章第 3 節河川整備計洪水による画の目標に災害の発生関する事項の防止又は軽減に関する目標 P18~20 近藤委員 16 100 年に 1 度の確率で発生する降雨による流出量と既往最大流出量が一致していれば 問題ないが 乖離していると問題となる 既往最大流出量を把握しておく必要があるのではないか 河川改修を実施する際の流出量については 既往最大流出量に加え 流域の人口 資産等を考慮した降雨確率を基に算出した流出量により決定しております それが必ずしも既往最大流出量とは一致しない場合もありますが その河川に応じた適切な流出量を決定しております P20~23 第 2 章第 3 節河川整備計洪水による画の目標に災害の発生関する事項の防止及び軽減に関する目標 P21 笹沢委員 17 浅川 岡田川の内水対策において 床上浸水被害を防止するとあるが なぜ床上浸水なのかと住民から質問が出ると思うので 整理した方がよい 床上も床下も被害は同じではないかという意見も強くある 委員のご意見を踏まえ 地元の皆様からご質問があった場合にできるように整理してまいります P23 3/6

第 2 章第 3 節河川整備計洪水による画の目標に災害発生の関する事項防止又は軽減に関する目標 P18~21 豊田委員 18 から頂いたご意見 犀川の県管理区間に重要度の高い箇所はないのか 犀川については 重要度の高い長野市信州新町において 河川第 2トンネルが完成しましたので 今回の河川整備計画では 位置付けておりません 今後 必要が生じれば 河川整備計画を位置付けてまいります P20~23 第 2 章第 5 節河川整備計河川環境の画の目標に整備と保全関する事項に関する目標 P22 大村委員 19 浅川流域では ゲンジボタルの生息が確認されている ホタルの移動を考えると 川の流れに沿って下流へ移動することが知られているので 工事の前には 地域との情報交換や要望を十分にくみ取って頂きたい ご要望として承ります また 第 2 章第 5 節に記載のとおり 河川工事にあたっては 多自然川づくりを基本とする中で 地域の皆様と連携し 良好な河川環境の保全 復元等に努めてまいります 第 2 章第 5 節河川整備計河川環境の画の目標に整備と保全関する事項に関する目標 P22 近藤委員 20 多自然川づくりによる河川改修について 岡田川では 低水路を直線で施工していた 河道内で蛇行させることは可能であるか検討して欲しい ただ掘って 断面だけ確保するという形式で良いか 説明して頂きたい 長野県内では多自然川づくりで有名なのが農具川であり モデルになっていると思う 岡田川では 平水時の流量が少なく 水深を確保するために低水路を施工しています その低水路は 直線的に施工していますが 委員のご意見を参考にして 今後の工事に反映させていきたいと考えております 第 2 章第 5 節河川整備計河川環境の画の目標に整備と保全関する事項に関する目標 P22 近藤委員 21 多自然川づくりは それぞれの河川により手法は違うと思うが 地元説明時に提示して欲しい 言葉では多自然川づくりと言うけれど なかなか難しい イメージが分かるようになると有り難い 多自然川づくりは 各河川の実情に合ったような形で地域の皆様や専門家と相談しながら進めてまいります 第 2 章第 5 節河川整備計河川環境の画の目標に整備と保全関する事項に関する目標 P22 古賀委員 22 生き物に関しては 現状把握 が一番重要である こまめにモニタリングすることが重要である 地域住民 他部局と協力しながら実施して頂きたい 第 2 章第 5 節に記載のとおり 河川工事にあたっては 多自然川づくりを基本とする中で 良好な河川環境の保全に努めてまいります 第 3 章第 2 節河川の整備の実施に関する事項 河川の維持の目的 種類及び施行の場所 第 1 項河川の維持の目的 古賀委員 23 生物の成育 生息 繁殖環境に配慮した と謳っているが 生物のによってこの配慮が異なる 配慮できるだけのデータがあるなるなら 示すべきである 書いておけばいいでやっていると大変なことになる 河川事業を実施する際は 地域の皆様 専門家の皆様とご相談し 河川環境の保全 復元等を行ってまいります P28 4/6

から頂いたご意見 第 3 章第 2 節河川の整備の実施に関する事項 河川の維持の目的 種類及び施行の場所 第 2 項 (2) 河川管理施設の機能確保に関する項目,27 豊田先生 24 裾花ダム 奥裾花ダムの堆砂状況を教えて頂きたい 古いダムであるので 危険ではないかと考える 堆砂対策を進めます 行う必要があります 程度で大丈夫か 平成 27 年度末のダムの堆砂率は 裾花ダムで 103% 奥裾花ダムで 134% です 委員のご意見を踏まえ 第 3 章第 2 節第 2 項 (2) に対策工法を策定することを追記しました また 対策工法が策定された段階では 必要に応じて 河川整備計画に位置付けてまいります P29 第 1 節河川情報の提供に関する事項 第 1 項超過洪水対策 P28 笹沢委員 25 昨今の異常気象で 現在の計画が絶対に大丈夫ということはあり得ないので 減災という考え方を持っていた方がよい 第 4 章第 1 節第 1 項に記載のとおり 人命を守ることを第一とし 減災対策の具体的な目標や対策を 関係機関と連携して策定してまいります また 第 3 章第 1 節第 1 項 (3) に記載のとおり ハード対策とソフト対策の組合せにより できる限り被害の軽減が図られるよう努めてまいります P30 第 4 章第 1 節第 2 項河川情報の河川情報の河川に関す提供 地域提供に関する情報提供や関係機関る事項との連携等に関する事項 P29 豊田委員 26 いろいろ観測している情報をリアルタイムで公表することを記載したらいかがか また その情報を住民が見られるようにしますと記載したらいかがか 現在 雨量 水位情報等については 河川砂防情報ステーションで公表しています また 委員の意見を踏まえ 第 4 章第 1 節第 2 項に記載を追加しました P31 第 4 項 (1) P29 松岡委員 27 国 県 市町村の連携 また 河川と砂防の連携等を取って 計画や事業を進めて頂きたい 第 4 章第 2 節第 4 項 (1) に記載のとおり 総合的な土砂管理に関し 上下流の河川管理者等を含めた関係機関と連携し 情報共有を図り 被害軽減に努めてまいります また 第 3 章第 1 節第 1 項 (1) に記載のとおり 整備を行う際は 下流の整備状況や支川の整備状況に配慮し実施することとなっておりますので 関係機関と連携してまいります 第 4 項 (2) P30 松岡委員 28 地域住民を巻き込んで維持管理を行ったらどうか 金額も安く出来るし 地域住民の啓発や協力も教育も防災も兼ねて出来るとよいと考える 第 4 章第 2 節第 4 項 (2) に記載のとおり 地域住民と連携して維持管理に努めてまいります 5/6

第 4 項 (3) 第 2 節第 5 項地域や関係機関との連携等に関する事項 まちづくりと連携した河川整備に関する事項 P30 P31 附図 笹沢委員 29 松岡委員 30 平林委員 31 から頂いたご意見 浅川ダムその他で 調節池の問題が出てくる 誰が調節池を整備するのか 整理しておいた方がよい こういう時代であるからまちづくり 地域づくり 地域活性化を連携して行うとなっている いろいろ手法はあるので そういったものを活かして考えられれば良い 第 4 章第 2 節第 4 項 (3) に記載のとおり 浅川流域の調節池については 平成 25 年 5 月に策定した浅川総合内水対策計画に基づき 関係機関が連携して取り組み 内水被害の効果的かつ効率的な軽減を図ってまいります 第 4 章第 2 節第 5 項に記載のとおり 河川の特性を活かしたまちづくり 河川を活かした地域交流の場の提供を推進するために 市町村 関係機関 地域の皆様との連携を図ってまいります 附図が非常に見にくいので 改善して頂きたい 委員がご指摘のとおり 附図を修正しました 附図 P33 その他 吉池委員 32 新田川の中に コンクリート塊や鉄パイプが落ちていた 千曲川の平和橋の下流左岸がえぐられた際に コンクリート舗装や土管が出てきた そのようなことがないようにして頂きたい 現地を確認の上 適切に対応してまいります また 工事においては 適切に廃棄物の処理を行ってまいります その他 平林委員 33 全体的なフレームの話と個別の細かいところを分けて 意見聴取して頂きたい 意見の整理がつかないのではないか 次回の意見聴取は 全体的な意見と個別の意見をわけて進めさせて頂きます その他 古賀委員 34 千曲川の水位が上昇し ポンプで排水が出来なくなった場合 どの様に対応するのか 千曲川の水位が上昇し ポンプ排水ができなくなった場合は ポンプ排水を中断します その後 千曲川の水位が低下し ポンプ排水が可能となった場合は ポンプ排水を再開します また ポンプの稼働条件については 工事を実施する前に 地域の皆様などに情報提供してまいります 6/6

信濃川水系長野圏域河川整備計画 ( 原案 ) に対して第 2 回から頂いた意見及び ( 案 ) 該当箇所 第 1 章第 2 節第 1 項対象圏域と圏域内の河治水に関す河川の現状川の現状とる現状と課課題題 P7~9 平林委員近藤委員 から頂いたご意見 三念沢 駒沢川 新田川について 優先的に整備する河川とした位置付けを明確に分かるようにした方がよい 委員がご指摘のとおり 第 1 章第 2 節第 1 項の記載を修正しました P7~9 第 1 章第 2 節第 3 項対象圏域と圏域内の河河川環境に河川の現状川の現状と関する現状課題と課題 古賀委員 生物の標準和名に誤りがあるので 修正して頂きたい 委員がご指摘のとおり 第 1 章第 2 節第 3 項の記載を修正しました 第 3 章第 1 節河川の整備の実施に関する事項 河川工事の目的 種類及び施行の場所並びに該当河川の工事施行により設置される河川管理施設の機能の概要 第 1 項 (1) 優先的に整備を実施する河川に関する事項 古賀委員松岡委員 外水対策の新規追加の文言に復元とあるが 適切ではないと考える 委員がご指摘のとおり 多自然川づくり基本指針を参考に 第 2 章第 5 節及び第 3 章第 1 節第 1 項 (1) の記載を修正しました 第 3 章第 1 節河川の整備の実施に関する事項 河川工事の目的 種類及び施行の場所並びに該当河川の工事施行により設置される河川管理施設の機能の概要 第 2 項河川工事の種類及び施行の場所並びに該当河川の工事の施行により設置される河川管理施設の機能の概要 P27 平林委員 荒砥沢川の河川整備の種類について 貧酸素対策が必要なると考えられるが その具体的な対策を実施して頂きたい また その整備の種類を記載したらいかがか 第 2 章第 5 節に記載のとおり河川工事にあたっては 多自然川づくりを基本として行うこととしておりますので 具体的な対策につきましては 計画を立案する際に検討してまいります P27 1/2

( 案 ) 該当箇所 から頂いたご意見 第 3 章第 2 節河川の整備の実施に関する事項 河川の維持の目的 種類及び施行の場所 第 2 項 (2) 河川管理施設の機能確保に関する項目 P28,29 近藤委員 機械を使い堤防除草を行っている写真が掲載されているが 県で除草を実施する場合のルールはあるのか 機械による除草は 試験的に条件のよい堤防で実施しております 機械による除草については 出来得る限り地域のご要望に添って実施したいと考えておりますが すべては実施できませんので 今後も地域の皆様と一緒になって維持管理をさせて頂きたいとと考えております P28,29 第 4 項 (2) 大村委員 河川の維持管理を持続的に実施していくには 計画段階から地元を関わらせることが必要である ご意見として承ります また 第 4 章第 2 節第 4 項 (2) に記載のとおり 計画 施工から維持管理に至る全ての段階において 住民の皆様等と連携を図ってまいります 第 4 項 (2) 近藤委員 河川の維持管理に関して関係機関あるいは住民と連携すると記載されているが 文言どおりになっていないのが現実ではないかと思うが いかがか 第 4 章第 2 節第 4 項 (2) に記載のとおり 地域住民や関係機関と連携して維持管理に努めてまいります 第 2 節第 5 項地域や関係機関との連携等に関する事項 まちづくりと連携した河川整備に関する事項 P33 笹沢委員 本意見聴取や住民の意見の中で 公園化等の親しめる治水対策を求める意見が出ているので 将来的にその様なことが考えられたら良いと思う ご意見として承ります P33 その他 近藤委員 多自然川づくりと言っているが 多自然型川づくりとは言わないのか 平成 18 年 10 月に国土交通省から通知が出ており 多自然川づくり としています その他 吉池委員古賀委員 公聴会中止時等の周知方法について より広く周知できる方法を検討した方がよい 委員がご指摘のとおり より広く周知できる方法を検討してまいります 2/2