1. 単元名 運動とエネルギー 3 章エネルギーと仕事 南中学校第 3 学年理科学習指導案 平成 26 年 10 月 16 日 ( 木 ) 第 5 校時 3 年生徒数 3 名場所理科室授業者 2. 単元について (1) 単元観本単元は 運動の規則性やエネルギーの基礎を 身のまわりの物体の運動などの観

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(3) 指導観本単元の指導に当たっては, はじめに力の合力 分力に関する作図法を習得させるとともに, その力に関する知識を押さえ, 記録タイマー等の基本的な実験操作を習得させながら実験を行い, その結果を根拠に, 力と速さ, 運動の法則を考察させたい また,ICT を活用してイメージをもたせたり,

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

ここで, 力の向きに動いた距離 とあることに注意しよう 仮にみかんを支えながら, 手を水平に 1 m 移動させる場合, 手がした仕事は 0 である 手がみかんに加える力の向きは鉛直上向き ( つまり真上 ) で, みかんが移動した向きはこれに垂直 みかんは力の向きに動いていないからである 解説 1

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第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

3 単元の目標 (1) 電流と電圧との関係及び電流の働きに関する事物 現象に進んでかかわり それらを科学的に探究するとともに 事象を日常生活とのかかわりでみようとする 自然事象への関心 意欲 態度 (2) 電流と電圧との関係及び電流の働きに関する事物 現象の中に問題を見いだし 目的意識をもって観察

第3学年4組  理科  学習指導案

Taro-17 NO16 金田中 城森(力

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単元への意識 運動やエネルギーの学習が好きですか とてもそうである :2 人そうである :3 人あまりそうではない :6 人そうではない :0 人 運動やエネルギーの実験が好きですか とてもそうである :1 人そうである :8 人あまりそうではない :1 人そうではない :0 人 運動やエネルギーの

○数学科 2年 連立方程式

他の単元との連関 子どもが獲得する見方や考え方 教師の持つ指導ポイント 評価規準 小学 4 年生 もののあたたまり方 小学 6 年生 電気の利用 ~ エネルギーの工場と変身と銀行 ~ 中学 1 年生 光と音 ( 光のエネルギーを利用しよう ) 中学 2 年生 電流 ( 電気とそのエネルギー ) 電流

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

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7 3. 単元の指導計画 (7 時間扱い ) 時 学習内容 授業のねらい 物質の溶解と水溶液の均一性 コーヒーシュガーが水に溶ける様子を観察し, 色の様子からコーヒーシュガーの拡散と水溶液の均一性を理解する ( 観 実 ) コーヒーシュガーと食塩の溶解 物質の溶解と水溶液の均一性 2 物質が目に見え

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

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Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

指導案

第4学年算数科学習指導案

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25math3

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

について関心をもって話し合っている 6 身近な電気器具について興味 関心をもっている 電圧の特徴を 結果から見いだしている 6 実験結果から 電流の大きさが加えた電圧の大きさに比例することを見いだしている 7 直列回路と並列回路での抵抗の値がどのようになるか 実験の結果から見いだしている 8 水温の

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

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第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

FdData理科3年

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

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1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

授業では, 課題を解決するための情報を集める前に, どのような方法だと必要な情報を集めることができるのかを考えています 58.8% 41.2% 授業では, 調べたことなどを, 図, グラフ, 表などにまとめています 73.5% 26.5% 授業では, 情報を比べたり ( 比較 ), 仲間分けしたり

H30全国HP

(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

国語科学習指導案様式(案)

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

第 1 学年理科学習指導案 指導者佐々木一成 1 日時平成 28 年 11 月 16 日 ( 水 ) 第 6 校時 2 学級一関市立大東中学校 1 年 B 組男子 12 名女子 15 名計 27 名 ( 理科室 ) 3 単元名単元 4 大地の変化第 3 章地層から読み取る大地の変化学びを広げよう (

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表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

第1学年 理科学習指導案

数学科学習指導案 1 次方程式 ( 中学校第 1 学年 ) 神奈川県立総合教育センター < 中学校 高等学校 > 数学 理科授業づくりガイドブック 平成 22 年 3 月 問題つくりを題材として取り上げ 身近な生活の中にある数量関係を見いだし それを基に文章題を作らせる指導によって 自ら具体的な事象

画像, 映像などの気象情報や天気と1 日の気温の変化の仕方に興味 関心をもち, 自ら気象情報を収集して天気を予想したり天気の観測をしたりしようとしている 気象情報を活用して, 天気の変化を予想することができる 1 日の気温の変化の仕方を適切に測り, 記録することができる 天気の変化は気象情報を用いて

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

Microsoft Word - 社会科

第 6 学年理科学習指導案 平成 28 年度 12 月 6 日 ( 火 ) 第 5 校時 場所 理科室 1 単元名変わり続ける大地 2 単元について本単元では 第 5 学年 流れる水のはたらき 第 6 学年 大地のつくり の学習を踏まえて 地球 につ内容の関連と学習の系統性いての基本的な見方や概念を

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

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教師の持つ指導ポイント 評価規準 中国地方の送電線網の図を利用し, 発電所からの電力を消費地に届けていることを示す その際, 送電の途中では, 電線の抵抗のために電線が発熱して電気エネルギーが損失することを, 本単元の内容をもとに考察させる ( 自然事象への関心 意欲 態度 ) エネルギーは変換の際

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

での生活では, 理科の学習という意識が薄くなっている 理科の学習が自分の生活に役に立っていると 感じている児童は多いが, 便利にしてくれると感じている児童は少ない このことから理科で学習した 内容が, 生活の中で生かされていることを実感できるような指導を行っていきたい ( 学習活動への意識に関するこ

理科学習指導案

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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FdData理科3年

第6学年 算数科学習指導案

(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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PowerPoint プレゼンテーション

学年第 3 学年 2 単元名 ( 科目 ) いろいろな関数の導関数 ( 数学 Ⅲ) 3 単元の目標 三角関数 対数関数 指数関数の導関数を求めることができる 第 次導関数の意味を理解し 求めることができる 放物線 楕円 双曲線などの曲線の方程式を微分することができる 4 単元の学習計画 三角関数 対

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

英語科学習指導案

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済

とである そこで, 紫キャベツを使った料理にレモンをかけると色が変わることを取り上げたり, 湖沼の水質の中和やあくとりなどの例を用いたりして, 興味 関心を高めるようにしたい なお,1 学年の いろいろな気体の性質,2 学年の 化学変化と原子 分子 ( 化学式と化学反応式 ),3 学年の 酸 アルカ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第 4 学年 1 組理科学習指導案平成 22 年 10 月 25 日 ( 月 )5 校時在籍児童数 29 名場所理科室指導者青木眞智子 1 単元名空気と水のふしぎ 2 単元について (1) 児童観児童は 第 3 学年の光や電気そして磁石の学習を通して それらの性質を調べたりその性質を利用したものづく

本時の展開

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単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

第6学年2組 理科学習指導案

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

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Ⅰ 指導と評価の年間計画 及び 評価規準と単元計画 の作成の手引き 指導と評価の年間計画 についてこれは 次の 3 の 評価規準と単元計画 の全単元について その概要を記述したものである 生徒の学習活動に対するより適正な評価及び 生徒の学習の改善に生かされる評価 ( 指導と評価の一体化 ) の実現を

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第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

2年D組 理科学習指導案

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.( 斜面上の放物運動 ) 目的 : 放物運動の方向の分け方は, 鉛直と水平だけではない 図のように, 水平面から角 だけ傾いた固定した滑らかな斜面 と, 質量 の小球を用意する 原点 から斜面に垂直な向きに, 速さ V で小球を投げ上げた 重力の加速度を g として, 次の問い に答えよ () 小

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

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Taro-(HP)指導案(改訂).jtd

平成18年5月11日

梨花学習指導案

[] ,,, P.,,[3,4],[5,6], 3,,,[7] [7], 1,,,,,[8],, 1 acm bcm, AB = a + b,, AP : P B = b : a AP = x

Transcription:

1. 単元名 運動とエネルギー 3 エネルギーと仕事 南中学校第 3 学年理科学習指導案 平成 26 年 10 月 16 日 ( 木 ) 第 5 校時 3 年生徒数 3 名場所理科室授業者 2. 単元について (1) 単元観本単元は 運動の規則性やエネルギーの基礎を 身のまわりの物体の運動などの観察や実験を通して見出すことをねらいとしている まず 1 では 速さの定義をあつかうことにより 速さの変化と力のはたらきとの関係を見出すようにし 2 では 力の合成 分解や慣性を日常生活とのかかわりから理解できるようにした また 3 の エネルギーと仕事 では まず 運動エネルギー 位置エネルギーという力学的エネルギーをあつかい その後 仕事についての理解を図るようにし 運動 力 エネルギー 仕事の概念を段階的に形成できるようにしている これまで本単元にかかわるものとして 生徒たちは 振り子の規則性 ( 小 5) てこの規則性 ( 小 6) 速さの意味および表し方 速さの求め方 ( 小 6 算数 ) 物体に力がはたらくとその物体が変形したり運動の様子が変わったりすること ( 中 1) について学習している この単元は 日常生活との関わりが深い そこで 直接体験が可能な物理現象の事例を取り上げることにより興味 関心を高め これらに関する観察 実験を行うことで 科学的な見方や考え方を養いたいと考えている (2) 生徒観男子 3 人のクラスである 授業は以前からまじめに取り組めていたが 中学 3 年になり より真剣さが増してきたように感じている 観察や実験には全員が興味を持ち 意欲的な活動ができるが 実験結果の処理や考察は苦手な生徒がおり それぞれに大きな差が見られる また 3 人の理解力に大きな開きがあるため それが学力面での大きな差となっていることも課題である しかし 日常のいろいろな現象には興味 関心を持ち 質問もよくでるので それを大切にし 興味関心を引き出す授業を心がけたいと考えている (3) 指導観第 1 物体のいろいろな運動 では 運動のようすをくわしく観察し 運動のようすを記録する方法から学び 運動のようすを記録することによって 物体の運動には速さと向きがあること そして 物体にはたらく力と運動のようすには規則性があることを見出させたい 第 2 力の規則性 では 物体にはたらく 2 力のつり合う条件や力の合成 分解について実験を行い 規則性をとらえる 物体に力がはたらくときの運動とはたらかないときの運動についての規則性や作用 反作用の法則など 力の規則性について習得させたい 第 3 エネルギーと仕事 では 力学的エネルギーに関する実験を行ってから 仕事の概念を導入し エネルギーの移り変わりと保存について理解させたい 上記のことを達成させるためには 運動の測定 測定結果のグラフ化 グラフの解釈 力の合成 分解の図形的分析 解釈をていねいに行うことが必要である このような物理学の概念を習得していく過程をていねいに体験させつつ 運動の規則性やエネルギーの基礎について学習させたい 3. キャリア教育に関する視点動滑車の実験を行うに当たり 今までに学習した斜面やてこの法則 仕事の原理 を参考にを立て 協力して実験を行い 班会では 3 人が素直に意見を出し合い 友達の意見も尊重しながら 自分たちで考察を導き出そうとする姿勢を養いたい 自ら進んで実験に取り組み 友達と協力しようとしている ( 人間関係形成 社会形成能力 )

4. 単元の目標力や運動についての観察 実験を行い 力の基本的な性質を理解して運動の規則性に気づくとともに 力学的エネルギーにかかわる実験を行い 仕事の概念を導入してエネルギーの移り変わりと保存について理解し 日常生活や社会と関連づけながら運動とエネルギーの見方や考え方を養う 5. 単元の評価規準自然事象への関心 意欲 態度 科学的な思考 表現 観察 実験の技能 自然事象についての知識 理解 運動の規則性 力学的エネルギーに関する事物 現象に進んでかかわり それらを科学的に探求するとともに 事象を日常生活とのかかわりでみようとする 運動の規則性 力学的エネルギーに関する事物 現象の中に問題を見出し 目的意識を持って観察 実験などを行い 事象や結果を分析して解釈し 自らの考えを表現している 運動の規則性 力学的エネルギーに関する事物 現象についての観察 実験の基本操作を習得するとともに 観察 実験の計画的な実施 結果の記録や整理など事象を科学的に探求する技能の基礎を身につけている 観察や実験などを通して 運動の規則性 力学的エネルギーに関する事物 現象についての基本的な概念や原理 法則を理解し 知識を身につけている 6. 指導と評価の計画 (24 時間 ) 項目 1 時評価学習内容間関思技知評価規準評価方法 1 運動している物体 物体の運動のようすを調べる方法 について進んで考えようとする 2 運動を記録する 記録タイマーを正しく操作するこ とが 3 記録テープを引く速さと打点間隔 の関係を指摘 4 瞬間の速さ 平均の速さ 速さの定義や瞬間の速さ 平均の 5 運動の変化と力 6 斜面の角度と力の関係と台車の速さ 速さについて説明 物体に一定の力を加え続けると その速さはだんだん速くなること を指摘 台車の運動を記録し 結果を表や グラフにまとめることが 斜面の角度と台車にはたらく力の 大きさ 台車の速さの関係を説明 話し合い活動 7 自由落下 自由落下について説明 8 運動の力が逆向きの場合 台車を斜面上向きに押し上げたときと摩擦力がはたらくときの実験の結果やグラフから考えを表現することが 9 等速直線運動 運動している物体に力画は足りて いない場合には 物体は等速直線 運動をすることを説明 10 2 力のつり合い 物体に 2つの異なる大きさの力が 加わる場合について 感心を持っ て考えている 物体が動かないとき 2 力が一直 線上にあり 向きが逆で 大きさ 話し合い活動 話し合い活動ペーパーテスト 話し合い活動個人発表

2 3 11 力の合成と分解 12 力の分解と分力 が等しいことを指摘 2 力を力の矢印で記録し 合力を 図に示すことが 2 力の合成や合力について説明で きる 重力を 斜面方向と斜面に垂直な 方向の 2 力に分解 力の分解や分力について説明でき 13 慣性の法則 慣性 慣性の法則 作用 反作用 14 力と運動の関係 15 水ロケットのしくみ 16 物体の持つエネルギー 17 エネルギーと速さ 質量の関係 18 力学的エネルギー る の法則について説明 物体の運動を運動のようすの視点 からまとめることが それぞれの物体にはたらく合力を 示すことが 水ロケットが飛ぶしくみに関心を 持っている 今までの学習をもとに水ロケット が飛ぶ理由を説明 物体の持つエネルギーに関心を持 って説明を聞いている 物体がエネルギーを持っている状 態について説明 実験からエネルギーを変化させる ものについて考えを表現 運動エネルギー 位置エネルギー について説明 位置エネルギーと運動エネルギー の変化に関心を持っている 力学的エネルギーの保存について 説明 19 仕事とエネルギー 仕事と力と距離の関係 単位の求 20 小球の持つエネルギーと木片に衝突したときにする仕事 21 小さな力で大きな仕事はできるか 1 22 小さな力で大きな仕事はできるか 2 ( 本時 ) 23 仕事の原理を使った例 24 学習内容の整理 ( 単元のまとめ ) め方について理解し 仕事につい て説明が 小球の高さ 質量 斜面の傾きと 木片の動く距離との関係を表やグ ラフにまとめることが 斜面を使って引き上げる実験と てこを使って持ち上げる実験の結 果を表にまとめることが 仕事の原理について説明 滑車を使った実験を行い 結果を 表にまとめることが 動滑車を使った仕事について説明 仕事の原理の身近な例に関心を持 っている 仕事の原理が成り立つことを説明 単元のまとめをする ペーパーテスト ペーパーテスト 話し合い活動 話し合い活動 行動観察 ( 実験 発表 ) ペーパーテスト

7. 本時の学習 3 6/7 ( 全 22/24) (1) 本時の目標 評価規準 評価方法 目 標 道具を使った場合と使わなかった場合の仕事の大きさを比べ 仕事の原理が成り立つことを証明し 説明 評価規準 滑車を使った実験を行い 結果を表にまとめることが 観察 実験の技能 動滑車を使った仕事について説明 知識 理解 評価方法 行動観察 ノート 授業評価表 (2) 準備物 授業評価表実験用具 (3) 本時の展開 学 習 活 動 指導上の留意点 評価規準 評価方法 導入 今日のめあてを板書 動滑車による仕事 仕事の原理 前時の復習 斜面 てこ の振り返り 今日の題材に興味を持たせる 展開 動滑車の実験の説明 実験結果の 動滑車の実験開始 (3 班で行う ) 結果の確認 班会 ( 考察 ) 実験装置の組み立て方や実験の仕方を 写真を使って説明 個人思考 個人発表 * 使用 1 班 生徒 3 名 2 3 班 先生に協力してもらう 結果を表にまとめる 自ら進んで実験に取り組み 友達と協力しようとしている 各班が前の黒板に記入 1 班のみの考察 滑車を使った実験を行い 結果を表にまとめることが 観察 実験の技能 班発表 実際にチェーンホイストを使って確認 自分たちの生活の中で 仕事の原理を利用しているものには どんなものがあるか? まとめ 仕事の原理 の確認 考察の結果を班長が発表 チェーンホイストでいかに楽に作業ができるかを確認 しかし 引く鎖の長さも確認 動滑車 斜面 てこを利用しているものを考える 仕事の原理道具を使ったときの仕事の大きさと直接手でするときの仕事の大きさは同じである 動滑車を使った仕事について説明 知識 理解

板書計画 動滑車による仕事 仕事の原理 斜面での仕事は? てこでの仕事は? 今日の題材 動滑車 動滑車 定滑車の説明実験内容の写真など 実験の結果の記録表 1 班の考察