人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている

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資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

はじめに 当財団では これまで 212 年と 15 年に 沖縄県の 5 年先までの将来推計人口を推計してきたが その後 5 年毎に公表される国勢調査および都道府県別生命表の 215 年の統計が公表されたことから同統計のほか 人口動態調査や住民基本台帳人口移動報告などの年次統計なども直近のデータに更新

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調査結果の概要 1 人口 (1) 本県の人口 平成 30(2018) 年 10 月 1 日現在の本県の総人口は 1,952,926 人 ( 男 973,794 人 女 979,132 人 ) で 平成 29(2017) 年 10 月 1 日現在に比べ9,037 人の減少 ( 男 3,309 人減少

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( 万人 ) 図 1 12 大都市の人口の推移 H 注 1) 各 10 月 1 日現在の推計人口

図 1 予測のフローチャート 全体の年齢 (5 歳階級 ) 別人口の予測 ( ロジャーズ ウィルキンス モデル ) 基準年の及び の 5 歳階級別人口 基準年における 5 歳階級別のからへの転出数 からへの転出数 基準年の及びの出生数 5 歳階級別死亡数 出生率 死亡率 移動率の算定 一般化レスリー

2013年7月3日

原稿

Microsoft PowerPoint 第2回創生会議用資料(送付用)[1]

< 住民基本台帳に基づく > 年齢別人口 町丁別人口 人口動態 等 西暦 町田市の人口の推移 ( 各年 1 月 1 日現在 ) 年少人口 0 歳 ~14 歳の人口です 生産年齢人口 15 歳 ~64 歳の人口です 老齢人

平成28年版高齢社会白書(概要版)

以上転入 人口のあゆみ 人口の推移と年齢別転入 転出数 平成 9 年 月に市の人口は 万人を突破しました 市は大正 年に人口約 万人でスタートし 昭和 年には 万人 昭和 年には 0 万人になりました 終戦直後の昭和 0 年 月には 0 万人まで減少しましたが その後 高度経済成長期 ( 昭和 0

人口増減の推移 H27 H28 H29 H3 自然増減の推移 6 出生数死亡数自然増減

平成30年版高齢社会白書(概要版)

概     説

平成 25 年 3 月 27 日 国立社会保障 人口問題研究所 ( 厚生労働省所管 ) から 日本の地域別将来推計 人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) が公表されました これに基づく石川県関係分の概要は次のとおりです 目次 1 石川県の将来推計人口 1 2 県内市町 地域の将来推計人口 5 3

自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

平成26年 人口動態統計月報年計(概数)の概況 1

参考資料1 高等教育の将来構想に関する参考資料2/3

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増


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平成 2 8 年 6 月 平成 27 年中における行方不明者の状況 警察庁生活安全局生活安全企画課

新宿区は 外国人住民が全国で一番多く暮らす自治体で 全区民の 10% を超えています 地域別 全国 平成 26 年 1 月 1 日現在 住民記録人口総数 ( 人 ) 日本人住民人口 外国人住民人口 人数 ( 人 ) 割合 (%) 人数 ( 人 ) 割合 (%) 128,438, ,434

2 人口密度 人口密度 ( 人 / km2 ) 全県 1, 蕨 市 14, 川 口 市 9, 草 加 市 8, 志 木 市 7, ふじみ野市 7, 和 光 市 7, 朝 霞 市 7, 戸

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

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表 1 都道府県別の合計特殊出生率 ( 平成 26 年 ) の再計算結果 A 今回の再計算結果 ( 分母 : 日本人人口 ) B 厚生労働省の公表値 ( 分母 : 総人口 ) 差 (A-B) 北海道 1.28 (-0.14) 1.27 (-0.15) 0.01 青森県 1.43 (0.01) 1.4

Ⅰ 高齢者の人口 高齢者人口は 3186 万人で過去最多総人口に占める割合は 25.0% で過去最高となり 4 人に 1 人が高齢者 65 歳以上の高齢者 ( 以下 高齢者 といいます ) 人口は 3186 万人 ( 平成 25 年 9 月 15 日現在推 計 ) で 総人口に占める割合は 25.0

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1. 我が国の人口減少 少子高齢化の 現状 1

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0. ポイント低いが, 宮城県では 歳代における出生率の低さが, 京都府では0 歳代の低さが影響しており, その要因が異なる. 次に, 平均出生年齢と合計特殊出生率との関係をみたものが図 である. 概して, 平均出生年齢と合計特殊出生率との間には負の相関関係がみられる. ただし, 各都道府県が直線上

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

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PRTR届出外排出量推計報告書

沖縄県 全 国 人数 構成比 人数 構成比 図表 1. 将来推計人口と年齢 3 区分別人口の将来推計 ( 単位 : 人 全国は千人 %) 年 総人口 1,392,818 1,423,622 1,440,410

西東京市人口推計調査 報告書 平成 29 年 11 月 西東京市

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目次 Ⅰ 区の人口の現状 (1) これまでの区の人口の推移 1 期推移 2 直近 10 年の総 の推移 (2) 練馬区の人口規模 1 全国自治体人口ランキング 2 都内自治体人口ランキング (3) 練馬区の人口増加の状況 (4) 人口が増えている要因は? 1 転入者数 転出者数の状況 2 出生数 死

利用上の注意 1 この報告書は 総務省統計局が平成 28 年 10 月 26 日に公表した 平成 27 年国勢調査人口等基本集計結果 のうち山梨県分をとりまとめたものです 山梨県では 平成 27 年 12 月 25 日に 要計表による人口 を速報として公表しておりますが 審査が完了した調査票により集

人口増加に転じた宮城県, 人口減少幅が縮小した福島県及び岩手県 人口増減率を別にみると, 増加は8 都県となっており, 東京都が0.53% と最も高く, 次いで沖縄県が4%, 愛知県が1%, 埼玉県が0.14%, 神奈川県が0.13% などとなっている 一方, 減少は39 道府県となっており, 秋田

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Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調

81 平均寿命 女 単位 : 年 全 国 長野県 島根県 沖縄県 熊本県 新潟県 三重県 岩手県 茨城県 和歌山県 栃木県

目次 1 高齢化率 ( 山形県 ) 1 2 高齢化率 ( 全国 ) 2 3 将来の高齢化率 ( 山形県 ) 3 4 将来の高齢化率 ( 全国 ) 4 5 人口ピラミッド ( 山形県 ) 5 6 平均寿命の推移 6 7 出生数 出生率の推移 7 8 高齢者のいる世帯 ( 山形県 ) 8 9 高齢者のい

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上記のワークシートでも採用されているコーホート要因法による将来人口推計では, 出生 死亡 人口移動のモデル選択が必要となるが, 地域別の将来人口推計において一般に最も大きな問題となるのが, 人口移動に関するモデル選択である (Smithetal.2013). 人口移動モデルは, 大別すると単一地域モ

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次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%

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5 トピック 名古屋市におけるベトナム人住民およびネパール人住民 外国人住民の増加数全体に占めるベトナムとネパール両国籍の住民増加数は 56.9% を占め ました 増加が顕著な両国籍について取り上げます (1) ベトナム人住民 ( 第 4 表 第 4 表の2 第 4 表の3 第 4 表の4 第 4

1 RESAS地域経済分析システム人口構成() 人口構成の表示内容 人口構成表示年で選択した年の総人口のヒートマップです 全国を表示する を選択すると 日本全国の地図が表示されます 都道府県単位で表示する を選択すると 指定地域 で選択している都道府県を中心とした縮尺で地図が拡大表示されます 市区町

自殺予防に関する調査結果報告書

本章のまとめ 第 4 章当市の人口推移 本章のまとめ 現在までの人口推移は以下のとおりである 1. 人口の減少当市の人口は平成 23 年 7 月 (153,558 人 ) を頂点に減少へ転じた 平成 27 年 1 月 1 日時点の人口は 151,412 人である 2. 人口増減の傾向年齢 3 区分で

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公表内容 2 本機関は業務規程第 22 条に基づき 需要想定の前提となる経済指標として 以下の項目の見通しを策定し 公表します ( 全国の経済見通しの策定 ) 第 22 条本機関は 需要想定の前提となる人口 国内総生産 (GDP) 鉱工業生産指数 (IIP) その他の経済指標について 当年度を含む

2 人口密度 順位 市町村 人口密度 ( 人 / km2 ) 全 県 1, 蕨 市 14, 川 口 市 9, 草 加 市 9, 志 木 市 8, 戸 田 市 7, ふじみ野市 7, 朝 霞 市 7,58

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

韓国 朝鮮籍市民は 過去の歴史的な経緯から 従来 非常に高い割合を占めていましたが 昭和 60 年 (1985 年 ) の国籍法の改正や日本国籍の取得 ( 帰化 ) 高齢化の進行などにより減少傾向となっています また 1980 年代以降 政府による中国帰国者及びインドシナ難民の受け入れなどもあり 中

表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川

目 次 1 平成 29 年愛知県生命表について 1 2 主な年齢の平均余命 2 3 寿命中位数等生命表上の生存状況 5 4 死因分析 5 (1) 死因別死亡確率 5 (2) 特定死因を除去した場合の平均余命の延び 7 平成 29 年愛知県生命表 9

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( 人口のピークは 225 年に ) 平成 27(215) 年国勢調査による東京の人口は 1,352 万人となり 前回の平成 22(21) 年国勢調査 (1,316 万人 ) と比べ 約 36 万人増加した 一方 全国の人口は1 億 2,79 万人となり 前回の1 億 2,86 万人から約 96 万

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図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

( このページは白紙です )

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

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北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

国勢調査結果の農業集落別集計論理書 国勢調査結果を用いて 以下の手法により農業集落別各種世帯数 人口 就業者数の集計 データを市区町村ごとに作成する 1 データ収集 整理 1.1 収集データ (1) 農業集落地図データ (GISデータ): 集落ごとのポリゴンデータ (2) 小地域 ( 町丁 字等 )

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

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都道府県の将来推計人口

2014人口学会発表資料2

2019 年 5 月 経営 Q&A 回答者 永浦労務管理事務所 特定社会保険労務士永浦聡 外国人材の受入れ対策講座 ~ 外国人労働者の現状 ~ Question 当社は 地方都市でホテルを数軒経営しています 法律の改正もあり 今後日本には外国人労働者が増えてくるというニュースを新聞 テレビ等で目にし

表紙

3 成人高齢保健等 -(1) 主要疾患別死亡推移 2 心疾患 全国 ( 上段 : 人 下段 : 人口 10 万対 ) 平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年平成 28 年 198, , , , ,

Transcription:

人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている * 3か月以上にわたって住んでいるか, 又は住むことになっている者をいう 2 推計の方法 (1) 推計の基本式人口推計では, 下に示すとおり, 前年 10 月 1 日現在の人口を基準人口 ( 推計の基礎となる人口 ) とし, その後 1 年間 ( 前年 10 月 1 日 ~ 当年 9 月 30 日 ) の自然動態 社会動態による異動人口を求め, これを加減することにより, 当年 10 月 1 日現在の人口を算出している 推計の基本式 当年 10 月 1 日現在の人口 = 基準人口 ( 前年 10 月 1 日現在 )1 年間の異動人口 ( 自然動態 社会動態 ) 人口 = 基準人口 ( 前年 10 月 1 日現在 ) 1 年間の自然動態 ) 1 年間の社会動態注 1 年間の国籍異動 ( 日本人についてのみ ) 自然動態 = 出生児数 死亡者数社会動態 = 入国者数 出国者数都道府県別人口を算出する場合は, 更に次の式を加える 都道府県間転入者数 都道府県間転出者数国籍異動 = 日本国籍取得者数 日本国籍喪失者数 (2) 推計の方法 1 国勢調査の翌年の人口ア国勢調査の人口を基準人口として用いている ( ただし, 国勢調査人口に含まれる年齢不詳, 国籍不詳人口をあん分し補正した人口を, 人口推計用の基準人口とする ) イ国勢調査の確定人口を前年 10 月 1 日現在の人口 ( 基準人口 ) として, その後 1 年間の自然動態 社会動態による異動人口を他の人口関連資料から求め, これを加減することにより当年 10 月 1 日現在における人口を算出している 注 ) 社会動態の算出方法の改定について社会動態の算出においては, 従来, 日本人の出入 ( 帰 ) 国者数に 3か月に満たない短期滞在者を含んでいたが, 我が国に常住している人口をより正確に算出するため, 平成 17 年 10 月分の社会動態から, 海外滞在期間 90 日以内の出入 ( 帰 ) 国者を除いた算出方法に変更した ( 外国人は, 従来から国内滞在期間 90 日以内の者を除いている )

2 国勢調査の翌年以外の年の人口ア前年 10 月 1 日現在の人口を基準人口として用いている イ前述 1と同様, 前年の人口に, その後の異動人口を加減することにより, 当年 10 月 1 日現在における人口を算出している ( 例 ) 平成 23 年 10 月 1 日現在人口の算出方法 平成 23 年 10 月 1 日現在人口 = 平成 人口 1 年間 ( 平成 22 年 10 月 ~23 年 9 月 ) の自然動態 = 平成 20 年 10 月 1 日現在人口 1 年間 ( 平成 22 年 10 月 ~23 年 9 月 ) の社会動態 = 平成 20 年 10 月 1 日現在人口 1 年間 ( 平成 22 年 10 月 ~23 年 9 月 ) の国籍異動 3 推計のための基礎資料 出生児数及び死亡者数 人口動態統計 ( 概数 ) ( 厚生労働省 ) 出入国者数 出入国管理統計 ( 法務省 ) 日本国籍取得者数及び日本国籍喪失者数 法務省資料及び官報 都道府県間転出入者数あ 住民基本台帳人口移動報告月報 ( 総務省統計局 ) その他 国勢調査 ( 総務省統計局 ) 在留外国人統計 ( 法務省 )

Ⅱ 推計方法 1 全国年齢 ( 各歳 ), 男女別人口 (1) 推計方法国勢調査の翌年は, 国勢調査による全国の年齢各歳, 男女別人口を基準人口として, それ以外の年は前年 10 月 1 日現在の人口を基準人口として, 年齢各歳, 男女別に, その後の 1 年間の出生児数 (0 歳のみ ), 死亡者数, 入国者数, 出国者数, 日本人については, 更に日本国籍取得者数及び日本国籍喪失者数を加減して算出した ( 例 1) 平成 23 年 10 月 1 日現在 20 歳人口 の算出 ( 人口 = 基準人口 死亡者数 入国者数 出国者数 ) 人口 基準人口 死亡者数 23 年 10 月 1 日現在 20 歳人口 = 19 歳人口 期間中の死亡者のうち 19 歳の者 ( 外国人男 ) 入国者数 出国者数 期間中の入国者のうち 19 歳の者 期間中の出国者のうち 19 歳の者 ( 外国人男 ) ( 外国人男 ) ( 例 2) 平成 23 年 10 月 1 日現在 20 歳人口 ( 日本人人口男 ) の算出 ( 人口 = 基準人口 死亡者数 入国者数 出国者数 日本国籍取得者数 日本国籍喪失者数 ) 人口 基準人口 死亡者数 23 年 10 月 1 日現在 20 歳人口 = 19 歳人口 期間中の死亡者のうち 19 歳の者 ( 日本人人口男 ) ( 日本人人口男 ) 入国者数 出国者数 期間中の入国者のうち 19 歳の者 期間中の出国者のうち 19 歳の者 日本国籍取得者数 日本国籍喪失者数 期間中に日本国籍を取得した者のうち 期間中に日本国籍を喪失した者のうち 19 歳の者 19 歳の者 ( 男 ) ( 男 ) 注 ) この Ⅱ 推計方法 において, 期間中 とは, 平成 22 年 10 月 1 日 ~23 年 9 月 30 日をいう

(2) 推計のための各要素 1 基準人口 国勢調査の翌年国勢調査の確定人口では, 年齢各歳, 男女別の人口が表章されるが, 総人口には年齢不詳 ( かつ国籍不詳 ) の人口が含まれている このため, 推計の前段階として, この 年齢不詳人口 を, 日本人と外国人の人口比によってあん分した上で, 日本人 ( 又は外国人 ) の年齢別人口構成比であん分を行い, これを国勢調査の年齢各歳, 男女別人口に加算して得た年齢, 男女別人口を基準人口とした 年齢不詳人口 の日本人, 外国人別のあん分と年齢別のあん分の方法は以下のとおりであるが, 算出の手順は都道府県, 男女別にあん分を行い, 男女計, 全国計, 更に日本人と外国人の合算によって総人口を算出した ア 年齢不詳人口 の一部を含む日本人あん分人口, 外国人あん分人口の算出 ( ア ) 都道府県, 男女別に, 年齢不詳人口を含む総人口 に, 年齢不詳人口を除く総人口 に対する 年齢不詳人口を除く日本人人口 の比率を乗じて, 日本人あん分人口を算出した 外国人あん分人口も同様の方法による ( 例 ) 男日本人あん分人口 の算出方法 男 年齢不詳人口 を除く 男日本人人口 男 = 年齢不詳人口 を 日本人あん分人口含む総人口 男 年齢不詳人口 を除く総人口 ( イ ) 上記 ( ア ) で得られた都道府県, 男女別の日本人あん分人口 ( 又は外国人あん分人口 ) について, 更に国勢調査による年齢構成比によってあん分して, 年齢別日本人あん分人口 ( 又は外国人あん分人口 ) を算出した ( 例 ) 男 15 歳日本人あん分人口 の算出方法 男 15 歳 日本人あん分人口 男 = 日本人あん分人口 男 年齢不詳人口 を除く 15 歳日本人人口 男 年齢不詳人口 を除く日本人人口 イあん分済人口の各区分別人口への合算上記アによって得られたあん分人口を加算した都道府県, 男女, 年齢別の日本人人口及び外国人人口を基に, 男女の合計, 年齢別の合計, 日本人と外国人の合計, 更に47 都道府県の合計へと, 順次各区分の合算を行い, これを基準人口とした 国勢調査の翌年以外の年 前年 10 月 1 日現在の全国年齢各歳, 男女別人口を基準人口とした

2 出生児数日本人, 外国人とも 人口動態統計 ( 概数 ) ( 厚生労働省 ) による 1 年間の出生児数を用いた 3 死亡者数日本人, 外国人とも 人口動態統計 ( 概数 ) ( 厚生労働省 ) による 1 年間の死亡者数を, 死亡者の出生年月により, 前年 10 月 1 日現在の年齢別に集計して用いた なお, 年齢不詳の死亡者数は, 死亡者の年齢別割合によって各年齢に配分して含めた 4 出入国者数 日本人, 外国人とも 出入国管理統計 ( 法務省 ) による 1 年間の入国者数, 出国者数を用いた ただし, 日本人については, 海外滞在期間 90 日以内出入 ( 帰 ) 国者 ( 出国から入国までの期間が 90 日以内の者 ) を除き, 外国人については, 国内滞在期間 90 日以内の者を除いている なお, 年齢不詳 ( 外国人のみ ) の出入国者数は, 出入国者の年齢別割合によって各年齢に配分して含めることとしている 出入国者数は出生年月別に集計されていないため, 年齢別結果を用い, 便宜発生時点の年齢がすべて推計時点の年齢に等しいと仮定して推計した 5 日本国籍取得者数, 日本国籍喪失者数法務省の資料及び官報告示 ( 日本国に帰化を許可する件 ) に基づく 1 年間の 日本国籍を取得した者 と 日本国籍を喪失した者 について, 総務省統計局において前年 10 月 1 日現在の年齢による年齢各歳, 男女別に算出した

2 都道府県男女別人口 (1) 推計方法国勢調査の翌年は, 国勢調査による都道府県, 男女別人口を基準人口として, それ以外の年は前年 10 月 1 日現在の人口を基準人口として, その後の1 年間の出生児数, 死亡者数, 入国者数, 出国者数, 日本人については, 更に都道府県間転入者数, 都道府県間転出者数, 日本国籍取得者数及び日本国籍喪失者数を加減して算出した ( 例 1) 平成 23 年 10 月 1 日現在 の算出 ( 人口 = 基準人口 出生児数 死亡者数 入国者数 出国者数 都道府県間転入者数 都道府県間転出者数 ) 人口 23 年 10 月 1 日現在 基準人口出生児数 = 期間中の出生児数 ( 外国人男 ) 死亡者数期間中の死亡者数 ( 外国人男 ) 入国者数 出国者数 期間中の入国者数 ( 外国人男 ) 期間中の出国者数 ( 外国人男 ) * 外国人の入国者数及び出国者数は, それぞれ都道府県間転入者数と都道府県間転出者数を含む 都道府県間転入者数 期間中の転入者数 都道府県間転出者数 期間中の転出者数 ( 例 2) 平成 23 年 10 月 1 日現在 ( 日本人人口男 ) の算出 ( 人口 = 基準人口 出生児数 死亡者数 入国者数 出国者数 都道府県間転入者数 都道府県間転出者数 日本国籍取得者数 日本国籍喪失者数 ) 人口 23 年 10 月 1 日現在 ( 日本人人口男 ) 基準人口出生児数 = 期間中の出生児数 ( 日本人人口男 ) 死亡者数期間中の死亡者数 入国者数 出国者数 期間中の入国者数 期間中の出国者数 都道府県間転入者数 都道府県間転出者数 期間中の転入者数 期間中の転出者数 日本国籍取得者数 期間中に日本国籍を取得した者 日本国籍喪失者数 期間中に日本国籍を喪失した者 ( 男 ) ( 男 )

(2) 推計のための各要素 1 基準人口国勢調査の翌年は, 前述 1(2)1 国勢調査の翌年 で算出された, 都道府県, 男女別人口, それ以外の年は前年 10 月 1 日現在の 都道府県男女別人口 を基準人口とした 2 出生児数日本人, 外国人とも 人口動態統計 ( 概数 ) ( 厚生労働省 ) による 1 年間の出生児数を用いた 3 死亡者数日本人, 外国人とも 人口動態統計 ( 概数 ) ( 厚生労働省 ) による 1 年間の死亡者数を用いた なお, 都道府県不詳の死亡者数は, 死亡者の都道府県別割合によって各都道府県に配分して含めた 4 出入国者数日本人, 外国人とも 出入国管理統計 ( 法務省 ) による1 年間の入国者数, 出国者数を用いた ただし, 日本人については, 海外滞在期間 90 日以内出入 ( 帰 ) 国者 ( 出国から入国までの期間が 90 日以内の者 ) を除き, 外国人については, 国内滞在期間 90 日以内の者を除いている なお, 住所地が外国 の日本人については, 出入国者数の都道府県別割合で配分して, 各都道府県の出入国者数に加算した 都道府県別の配分数には, 後述 3(2) 5 出入国者数 の 住所地が外国 の日本人について, 年齢 5 歳階級ごとに出入国者数の都道府県別割合で配分したものの計を用いた また, 外国人については, 男女別全国計のみが集計されているため, 在留外国人統計 ( 法務省 ) の平成 21 年 12 月末から22 年 12 月末までの外国人増加数と入国超過数 (22 年 10 月 ~23 年 9 月 ) との差をとり, これを 在留外国人統計 の都道府県別外国人増加数の絶対値により比例配分して, 都道府県別外国人増加数に加えることで, 外国人転入超過数 ( 入国超過数と都道府県間転入超過数を加えたもの ) を算出した 5 都道府県間転出入者数 住民基本台帳人口移動報告月報 ( 総務省統計局 ) による 1 年間の男女別都道府県間転出入者数 ( 日本人のみ ) を用いた 6 日本国籍取得者数, 日本国籍喪失者数法務省の資料及び官報告示 ( 日本国に帰化を許可する件 ) に基づく 1 年間の 日本国籍を取得した者 と 日本国籍を喪失した者 について, 総務省統計局において都道府県, 男女別に算出した

3 都道府県年齢 (5 歳階級 ), 男女別人口 (1) 推計方法国勢調査の翌年は, 国勢調査による都道府県, 年齢 5 歳階級, 男女別人口を基準人口として, それ以外の年は前年 10 月 1 日現在の人口を基準人口として, その後の 1 年間の出生児数 (0~4 歳階級のみ ), 死亡者数, 年齢階級移動による増減, 出入国者数 ( 日本人のみ ) 及び都道府県間転出入者数 ( 日本人のみ ) を加減して算出した人口を繰り返し比例補正計算で補正した 1 比例補正前人口の算出 ( 例 ) 平成 23 年 10 月 1 日現在 15~19 歳 ( 人口 = 基準人口 死亡者数 年齢階級を移動する人口 入国者数 出国者数 都道府県間転入者数 都道府県間転出者数 ) 人口 23 年 10 月 1 日現在 15~19 歳比例補正前 = 基準人口 15~19 歳 死亡者数期間中の死亡者数 15~19 歳 年齢階級を移動する人口 14 歳人口 19 歳人口 入国者数 出国者数 期間中の入国者数 15~19 歳 期間中の出国者数 15~19 歳 都道府県間転入者数 都道府県間転出者数 期間中の転入者数 15~19 歳 期間中の転出者数 15~19 歳

2 繰り返し比例補正計算都道府県, 年齢 (5 歳階級 ) 別人口の算出に利用できる各データには制約があり, 一部の都道府県についてはあん分処理をしているため ((2)456 参照 ), 都道府県別に算出した年齢 (5 歳階級 ) 別人口の 47 都道府県分を合計しても, 全国年齢 (5 歳階級 ) 別人口 と一致しない そのため, 都道府県別に年齢 (5 歳階級 ) 別人口を算出した後に, 都道府県別人口 と 全国年齢 (5 歳階級 ) 別人口 を基準値, 都道府県年齢 (5 歳階級 ) 別人口 を初期値として繰り返し比例補正計算を行った 総数 04 歳 59 歳 ~ 第 j 年齢階級 ~ 8084 歳 85 歳以上 全国 a 0 0 a 0 1 a 0 2 a 0 j a 0 17 a 0 18 a 1 0 a' 1 1 a' 1 2 a' 1 j a' 1 17 a' 1 18 青森県 a 2 0 a' 2 1 a' 2 2 a' 2 j a' 2 17 a' 2 18 i 県 a i 0 a' i 1 a' i 2 a' i j a' i 17 a' i 18 沖縄県 a 47 0 a' 47 1 a' 47 2 a' 47 j a' 47 17 a' 47 18 a i 0 : 都道府県別人口 a 0 j : 全国年齢 (5 歳階級 ) 別人口 a i j : i 県の第 j 年齢階級の補正前人口 a' i j : i 県の第 j 年齢階級の補正後人口 男女別に, a i0 及び a 0j を基準値, a ij を初期値として, a0 j ai0 a' ij a' ij (j=1,2,,18) a' ij a' ij (i=1,2,,47) a' a' i ij を繰り返して, a' ij を求めた ( 繰り返し比例補正 計算の繰り返し回数は最大 11 回とした ) j ij (2) 推計のための各要素 1 基準人口国勢調査の翌年は, 前述 1(2)1 国勢調査の翌年 で算出された, 都道府県, 年齢各歳, 男女別人口を年齢 5 歳階級に足し上げた人口, それ以外の年は前年 10 月 1 日現在の 都道府県年齢 (5 歳階級 ), 男女別人口 を基準人口とした 2 出生児数日本人, 外国人とも 人口動態統計 ( 概数 ) ( 厚生労働省 ) による 1 年間の出生児数を用いた

3 死亡者数日本人, 外国人とも 人口動態統計 ( 概数 ) ( 厚生労働省 ) による 1 年間の死亡者数を, 死亡者の出生年月により, 前年 10 月 1 日現在の年齢別に集計して用いた 4 年齢階級を移動する人口前年 10 月 1 日現在に,4 歳,9 歳のように年齢 5 歳階級の上限の年齢の人口 ( 以下 5x1 歳人口 という ) は, 推計時点には上の年齢 5 歳階級に入る この年齢階級を移動する人口は以下のとおり算出している 国勢調査の翌年前述 1(2)1 国勢調査の翌年 で算出された, 都道府県, 年齢各歳, 男女別人口から, 5x1 歳人口 を用いた 国勢調査の翌年以外の年ア独自に年齢各歳別人口を算出している都道府県各都道府県推計による前年 10 月 1 日現在の 5x1 歳人口 を用いた イ独自に年齢各歳別人口を算出していない都道府県基準人口に, 前回の国勢調査から算出した年齢 5 歳階級別人口に占める 5x 1 歳人口 の割合を乗じて算出した ( 例 ) 平成 23 年 10 月 1 日現在で 30~34 歳 階級から 35~39 歳 階級に移動する 平成 34 歳人口 男 の算出 年齢階級を移動する人口 平成 22 年国勢調査 31 歳人口 ( 前年 10 月 1 日現在 34 歳人口 ) 34 歳人口 男 = 30~34 歳人口 男 男平成 22 年国勢調査 27~31 歳人口 ( 前年 10 月 1 日現在 34 歳が 5x1 歳人口 となる年齢 5 歳階級人口 ) 男 5 出入国者数 出入国管理統計 ( 法務省 ) による1 年間の入国者数, 出国者数 ( 日本人のみ ) を用いた ただし, 海外滞在期間 90 日以内出入 ( 帰 ) 国者 ( 出国から入国までの期間が90 日以内の者 ) を除いている なお, 住所地が外国 の日本人については, 年齢 5 歳階級ごとに出入国者数の都道府県別割合で配分して, 各都道府県の出入国者数に加算した 出入国者数は出生年月別に集計されていないため, 年齢別結果を用い, 便宜発生時点の年齢がすべて推計時点の年齢に等しいと仮定して推計した

6 都道府県間転出入者数 住民基本台帳人口移動報告月報 ( 総務省統計局 ) による 1 年間の男女別都道 府県間転出入者数 ( 日本人のみ ) の年齢別転入超過数を用いた