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ジュニアNISAって どんな制度 ジュニアNISA とは 未成年者少額投資非課税制度の愛称で お子様 お孫様の将来の資産形成に活用できる制度です まずはジュニアNISA まずは ジュニアNISAを簡単にご紹介 を簡単にご紹介 日本に住む未成年者 0 19歳 が対象 資産

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基本情報

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Transcription:

関係各位 216 年 1 月 13 日 野村アセットマネジメント株式会社 第 回 NISA に関する意識調査 結果について ~ ジュニア NISA は教育資金形成手段として期待されている ~ 野村アセットマネジメント株式会社 (CEO 兼執行役社長 : 渡邊国夫 ) は 少額投資非課税制度 ( 以下 NISA ) に関する認知や利用意向などについて 4 万人を対象として 2 年 11 月下旬に実施したイン ターネット調査の結果をまとめましたので 公表します 今回で 回目となるこの調査は 213 年 3 月以降 継続的に調査を行っているもので 投資家の NISA に関する意識の変化を調査 分析しています また 216 年から始まったジュニア NISA について も 利用意向等について聴取しました 調査結果は以下のとおりです 主な調査結果 NISA に関する利用意向率は 24% となり 前回 2 年 4 月調査から微増となった 投資実行状況は 口座開設者の 62% と前回調査 (6%) から上昇 2 年非課税枠について平均投 資額は 67 万円 投資実行者の投資成果をみると その 7 割が利益を享受している 非課税期間終了 後のロールオーバーについて 投資実行者の半数程度が利用を想定している 今回の調査結果を踏まえて 2 年末の NISA 口座数を推計すると 1,13 万口座に達したとみられ る 216 年末には 1,1 万口座にまで拡大しよう ジュニア NISA に関して 認知率は上昇 2 歳未満の子 孫のいる NISA 口座開設者では 3 割程度 の利用意向が見られる 特に親世代の関心が高い また NISA 非開設者の利用意向が高まっている 利用意向の理由では 贈与機会 教育資金の形成 の意識が見られる 今回の調査結果を踏まえ ジュニア NISA 口座数を推計すると 2 万口座の利用が見込まれ その うち 216 年には 万口座が開設 利用されるものと見込まれる

調査結果を踏まえた NISA 口座数 ジュニア NISA 口座数の見通し NISA 口座数の見通し NISA 口座数は 2 年末には1,13 万口座と推定 月末の実績 7 万口座から順調に拡大したものと見られる 2 年非課税枠での投資額は3. 兆円程度とみられ 累計 6.8 兆円に達しよう 216 年末には1,1 万口座に拡大するものと見られる 投資未経験者が3 割を超え 投資家の裾野拡大が期待される 稼働率は累計で6% を超えるものと見られ 投資額は6 兆円に拡大しよう これは 稼働率の上昇に加え 非課税投資枠が年 1 万円から12 万円に拡大することが背景にある 制度開始以降 216 年末には 12.8 兆円に達するものと見られ NISA 制度の活用が広がるものと見られる ジュニアNISA 口座数は 216 年には 万口座開設されるものと見られ ( 成人 )NISA 口座と合わせると 1,34 万口座となる見通し <NISA 口座数 稼働率の推移と見通し > ( 万口座 万人 ) ジュニアNISA 口座数 1,4 投資未経験者 (213 年末基準 ) 1,2 1, 8 6 4 2 既存投資家 < > はNISA 口座に対する割合 ( 成人 )NISA 口座数稼働口座数 ( 投資実行者数 ) ( 稼働率 ) 82 288 6 <28%> <24%> 47 12<1%> 76<16%> (46%) 26 (6%) 3 <81%> 77 631 <84%> <72%> <76%> (1%) 213 年 12 月末 2 年 3 月末 2 年末 2 年末 ( 稼働率は推定 ) ( 実績 ) ( 推定 ) 1,34 1,13 1,1 4 <34%> (63%) 78 <66%> 216 年末 ( 予測 ) ( 資料 ) 金融庁 NISA 口座の開設 利用状況調査 弊社 NISA に関する意識調査 から野村アセットメネジメント作成 ( 次頁に続く ) 2

調査結果を踏まえた NISA 口座数 ジュニア NISA 口座数の見通し ( 続き ) ジュニアNISA 口座数の見通し ( 成人 )NISA 口座開設者数に対するジュニアNISA 利用意向者は 2 歳未満の子 孫がいるNISA 口座開設者で% 自らの資金による資金拠出ベースでは11% またNISA 口座を開設していないジュニアNISA 利用意向者は 資金拠出ベースで1% となった 両者を合わせたジュニアNISA 利用意向者は ( 成人 )NISA 口座開設者と比べて2 割程度となった その結果 2 年末のNISA 口座数 ( 推定 ) 1,13 万口座に対して 2 万口座と推計される そのうち 216 年に開設される口座は 万口座と試算される なお 制度が始まる前での試算であり 推計結果に対して幅を持ってみる必要がある < ジュニア NISA に関する利用意向とジュニア NISA 口座数の見通し > 3% 2% 2% % 1% % % 22% 口座 % 11% 子 / 孫 資金 2% 非 16% 子 / 孫 NISA 口座数の21% に相当 1% 1% 11% 資金ジュニア 1,13 2 年 4 月調査時 3 万口座 (216 年 ) 2 2 33 ( 推定 () 推計 ) 216 217 時期 ( 万口座 ) 1, 8 6 4 2 開設者 あり 拠出 開設 あり 拠出 NISA NISA ジュニア 年 年 未定 (22%)(16%) (12%) 者 (%)(8%) 利用者 口座数 NISA (23%) 口座数 口座開設者のうち 非開設者のうち ( 資金 2 合計 口座開設時期 ジュニア NISA ジュニア NISA 拠出 ) 年 利用意向者 利用意向者 NISA 口座開設者比率 ( 左軸 ) NISA ジュニア NISA 口座数推計 ( 右軸 ) ( 資料 ) 金融庁 NISA 口座の開設 利用状況調査 弊社 NISA に関する意識調査 から野村アセットメネジメント作成 NISA 口座 ジュニア NISA 口座における投資額の見通し NISA 口座 ( 万口座 ) 2 年 2 年 216 年 合計 そのうち ( 実績 ) ( 推定 ) ( 予測 ) ( 予測 ) 216 年 82 1,13 1,1 ジュニアNISA 口座 ( 万口座 ) 2 2 歳以上人口比 7.%.7% 11.4% 2 歳未満人口比.7% 7.% 稼働率 ( 累計 ) 4.% 6.4% 62.% 投資額 ( 万円 )/ 口座 32. 投資額 ( 万円 ) ( 稼働口座当たり ) NISA 総投資額 ( その年 兆円 ) 7.2 67. 8.1 ジュニア NISA 総投資額 ( 億円 / 年 ) 3. 3. 6. 年分 ( 兆円 ) 3. 6,47,38 ( 累計額 ) 6.8 12.8 8 年分 ( 兆円 ).6 ( 資料 ) 金融庁 NISA 口座の開設 利用状況調査 弊社 NISA に関する意識調査 から野村アセットメネジメント作成 3

調査結果 NISAに対する認知と利用意向 NISAに関する認知状況をみると 知っている と答えた割合は 2 年 4 月調査より2ポイント上昇し 8% となった 認知率は 8 割程度で定着しているものと見られる 利用意向率は 24% と前回調査結果から微増 非意向者は2ポイント低下 小幅ながらも 利用意向は上昇した Q) あなたは NISA について ご存知ですか ( 全体 n=4,) 1 8 6 4 2 名前も内容も知っている名前は聞いたことがあるが 内容までは知らない ( 認知 ) 知らない 78 16 6 ( 第 1 回 ) 213 年 3 月調査 6 17 3 37 認知率 4% 23 認知率 22% ( 第 2 回 ) 7 月調査 28 ( 第 3 回 ) 1 月調査 認知率 6% 22 2 22 22 2 43 43 41 3 37 37 ( 第 回 ) 2 年 2 月調査 認知率 78% ( 第 6 回 ) 6 月調査 認知率 8% ( 第 7 回 ) 1 月調査 認知率 78% 78 8 ( 第 8 回 ) 2 年 4 月調査 ( 第 回 ) 11 月調査 (n=81,74) (n=31,4) (n=37,2) (n=4,) (n=4,) (n=4,) (n=4,) (n=4,) 注 :2 年 4 月 11 月調査において 認知率は 2 段階で聴取している なお 第 4 回調査は 2 年 1 月に実施したグループ インタビュー調査であり 定量アンケート調査は実施していない ( 以下 同 ) 4

全体 (n=4,) 3 万円未満 1 万円未満 4 万円未満 1 億円未満 1 億円以上 全体 (n=4,) 2 代 3 代 4 代 代 6 代 7 代以上 Q) あなたは NISA について利用したいですか ( 全体 n=4,) 1 利用意向者検討者非意向者 8 6 6 66 61 6 6 7 68 4 2 32 ( 第 1 回 ) 2 16 18 ( 第 2 回 ) ( 第 3 回 ) 13 12 8 7 7 26 23 23 23 24 ( 第 回 ) ( 第 6 回 ) ( 第 7 回 ) ( 第 8 回 ) ( 第 回 ) 213 年 7 月調査 1 月調査 2 年 6 月調査 1 月調査 2 年 11 月調査 3 月調査 2 月調査 4 月調査 (n=81,74) (n=37,28) (n=4,) (n=4,) (n=4,) (n=4,) (n=4,) (n=4,) 注 : 四捨五入の関係で 合計が 1% にならない場合がある ( 以下 同 ) NISA 口座開設状況 NISA 口座開設状況をみると 全体の23%( 前回 22%) となった 資産階級別および年代別に 株式 投資信託保有率とNISA 口座開設率をみると 概ね株式保有率と一致している このことから投資家にとって欠かせない制度として定着していることがうかがわれる Q) NISA について 利用状況をお聞かせください ( 全体 n=4,) 7 6 4 3 2 1 国内株式保有者投資信託保有者 NISA 口座開設者 24 2 23 4 47 44 31 68 63 7 46 47 4 3 2 1 24 23 国内株式保有者投資信託保有者 NISA 口座開設者 1 17 16 11 7 8 4 23 21 34 33 21 44 4 26 世帯金融資産階級別 年代別

1-3 月期 4-6 月期 7- 月期 1-12 月期 非投資 1-3 月期 4-6 月期 7- 月期 1-12 月期予定 非投資 投資意向あり 投資環境次第 今は予定なし 非投資 投資実行状況 NISA 口座開設者のうち 2 年非課税枠に対して 6% が投資を行っていると回答 4% が投資を見送っている 2 年非課税枠に対する投資意向をみると 意向を含めて64% が投資していると回答 2 年枠よりも 非投資意向の比率が低下しており 稼働率は上昇しているものと見られる 216 年非課税枠については 投資意向あり 投資環境次第 を合わせると 72% となり 更に稼働率は上昇するものと見られる 投資実行者の属性をみると 6 代以上のシニア層で% を占めている 株式 投信ともに保有していなかった投資未経験者の比率は 8% と微増ながらも 徐々に拡大している 投資信託を投資した割合は 4 割弱に再び高まっている Q) NISA 口座での投資時期をお答えください また 216 年非課税枠について 投資意向をお知らせくだ さい (NISA 口座開設者等 n=,1) NISA 口座開設者等における投資実行状況 2 年非課税枠 2 年非課税枠 216 年非課税枠 4 4 4 4 37 36 36 36 3 3 2 2 1 6 7 16 12 2 年非課税枠 ( 実績 ) 2 年非課税枠 ( 実績 意向 ) 216 年非課税枠 ( 意向 ) 注 :2 年非課税枠については 2 年に口座を開設した者を対象に聴取している (n=7,7) 2 年非課税枠における 1-12 月期には 11 月調査時点での実行者を含む 6

投資実行者における年代別構成比 投資家区分 投資対象別 < 年代別構成比 > < 投資家区分 > 1% % 8% 7% 6% % 4% 3% 2% 1% % 2 代 3 代 4 代 代 6 代 7 歳以上 28% 2% 26% 27% 2% % 28% 28% 28% 16% % % 12% % % % 11% 12% 12% 11% % % % % 6 月調査 1 月調査 4 月調査 11 月調査 2 年 2 年 株式 投信両保有 株式保有 投信非保有 投信保有 株式非保有 株式 投信両非保有 6% % 7% 8% 18% 17% 2% 18% 34% 4% 38% 36% 42% 38% 36% 37% 6 月調査 1 月調査 4 月調査 11 月調査 2 年 2 年 注 : 投資家区分は 213 年 12 月末時点を基準にしている ( 以下 既存投資家 投資未経験者 についても同様 ) < 投資対象区分 > 株式不動産投信 (J-REIT) 上場投資信託 (ETF) 投資信託 1% % 8% 7% 6% % 4% 3% 2% 1% % 26% 36% 38% 44% 3% 6% 2% 3% 3% 4% 2% 1% 6% 8% 3% % 6 月調査 1 月調査 4 月調査 11 月調査 2 年 2 年 7

投資額 2 年非課税枠での投資額は 平均で72 万円 2 年枠における投資額 ( 意向額を含む ) は 67 万円と投資額はやや低下している NISA 口座で買い付けた投資信託商品の数を聴取すると 平均で 2.2 本 年代別にみると 2 代や3 代では3 本以上保有している これは 毎月積立投資での利用の際 複数商品を買い付けていることが反映されているものと見られる Q) NISA 口座での投資について 2 年の実績額 および 2 年の年間投資予定額をそれぞれお 答えください また NISA 口座で買い付けた商品数について お答えください ( 投資実行者 n=,661) 投資実行者における投資額 2 年非課税枠 ( 左軸 ) 2 年非課税枠 ( 左軸 ) 投信保有数 (2 年枠 )( 右軸 ) ( 万円 ) ( 数 ) 1 4. 8 72 3.6 7 81 77 77 3. 71 67 3. 67 3. 2.8 6 4 1 2.4 2. 2.2 46 41 61 8 2. 1. 1.8 4 1. 2 1... 平均金額 商品数 2 代 3 代 4 代 代 6 代 7 歳以上 投資実行者 投資意向者 注 : なお 投信保有数については 2 年非課税枠において 投信商品を買い付けた者を対象に聴取 (n=2,32) 8

毎月積立 2 代 3 代 4 代 代 6 代 7 歳以上 毎月積立 2 代 3 代 4 代 代 6 代 7 歳以上 毎月積立投資の利用状況 NISA 口座で投資した実行者のうち 毎月積立投資を行っている割合は% と前回並み 2 代や 3 代での利用は2 割強となり 若年層での資産形成としての利用が定着しつつある 毎月の積立投資額は4 万円となり 前回よりも上昇 Q) NISA 口座での投資方法について 一括あるいは数回に分けて投資する方法と毎月一定額を積み立 てて投資する方法のどちらで投資を行っていますか 投資金額もお答えください ( 投資実行者 n=,661) 投資実行者における毎月積立投資を行っている割合と積立投資額 3 2 2 2 年 4 月調査 11 月調査 26 2 22 22 2 2 16 ( 万円 ) 4 3 2 年 4 月調査 11 月調査 4.4 4. 4. 3.8 3.6 3.7 3.2 3.2 3. 3. 3.1 2.8 3.4 4.2 1 11 1 1 8 2 1 投資実行者 投資実行者 積立投資額

NISA 口座における投資の成果投資実行者のうち 売却益 含み益を得た割合は67% と 前回調査と比べて低下 相場調整の影響が反映されているものと見られる 全額売却を行った割合は やや拡大したものの % に留まっており 7% が投資した商品をすべて保有している Q) すでにNISA 口座で投資した方にお伺いします 現時点での保有状況と損益についてお答えください 投資後にすでに売却した場合は 売却した時点の損益をお答えください まだ売却していない場合は 市場価格 ( 時価 ) により 今の損益状況 ( 含み損益 ) をお知らせください ( 投資実行者 n=,661) 投資実行者の投資成果と保有 売却状況 利益損失わからない ( 未売却 ) 保有一部売却全売却 1% % 8% 7% 33 26 13 24 1% % 8% 7% 12 2 22 6 1 2 6% % 4% 3% 2% 1 28 48 46 72 67 6% % 4% 3% 2% 86 64 7 7 1% 1% % 2 年 1 月調査 2 年 11 月調査 % 2 年 1 月調査 2 年 11 月調査 6 月調査 4 月調査 6 月調査 4 月調査 投資実行者 投資実行者 1

不明 移管 しない 移管 したい 知らない 知っていたこと 非課税期間終了後のロールオーバーに対する認知と利用意向非課税期間が終了した後 次の年の非課税枠に時価で移管できること ( ここでは ロールオーバー と定義 ) について 半数程度が 知らなかった と回答 知っていたことも断片的であった 利用意向は半数がロールオーバーを利用する意向を示した 移管しない場合でも 新たな投資商品で非課税運用 との回答も合わせて2 割程度となり 運用を行わない との回答は4% に留まった なお 回答者にはロールオーバーに関する説明を読んだ上で 認知や利用態度を選択している Q)NISA 口座で投資した投資商品について 非課税期間である 年間が終了する年末には 翌年の非課 税枠に移管することができます この制度について ご存知だった事柄をすべてお答えください ( 投 資実行者 n=,661) ロールオーバーに対する認知 1 2 3 4 6 翌年の非課税枠に移管できること 3 移管の際は 時価評価となること 18 移管には上限額が設定されていること 21 移管で使った分は新規投資ができないこと 知らなかった 4 Q) 非課税期間終了後の移管に関する制度について 利用意向をお答えください ( 投資実行者 n=,661) ロールオーバーに対する利用意向 同じ投資商品を運用したいので 移管したい 1 2 3 4 37 一部は売却 新投資商品と共に非課税運用 売却して 新たな商品で非課税運用 13 課税口座で継続保有 新たな商品で非課税運用 1 すべて売却し 非課税運用を行わない 4 わからない 22 11

11 月調査 2 年 4 月調査 ジュニアNISAに対する認知と利用意向 216 年から始まるジュニアNISAに対する認知状況をみると 名前のみの認知を含めて 2 歳未満の子や孫がいるで4 割弱となり 前回調査 (2 割強 ) よりも上昇 NISA 口座開設者では更に7 割程度に達しており NISA 口座開設者には周知されつつある 利用意向率では で% となり 前回調査と比べて小幅上昇 NISA 口座非開設者で利用意向が高まっており 制度の認知と合わせて徐々に関心が高まっている Q) あなたは ジュニア NISA について ご存知ですか ( 全体 n=4,) ジュニア NISA に対する認知状況 名前 内容も知っている名前は聞いたことがある知らない % 2% 4% 6% 8% 1% 全体 (n=4,) 4 17 7 18 77 NISA 口座開設者 13 34 3 全体 (n=4,) 8 26 66 1 27 63 NISA 口座開設者 2 47 2 注 : は 2 歳未満の子や孫がいる ( 以下 同 ) 12

11 月調査 2 年 4 月調査 Q) ジュニア NISA が新たに発足した場合 2 歳未満の子や孫への投資資金の贈与などを通じて利用し たい ( あるいは 利用させたい ) でしょうか ( 全体 n=4,) ジュニア NISA に対する利用意向 利用意向あり利用意向なしわからない % 2% 4% 6% 8% 1% 全体 (n=4,) 1 32 7 2 61 NISA 口座開設者 2 24 47 NISA 非開設者 8 2 67 全体 (n=4,) 11 33 6 26 NISA 口座開設者 28 26 46 NISA 非開設者 11 2 64 注 : なお 回答者はジュニア NISA に対する制度説明を読み込んだ上で 利用態度を選択している 13

ジュニアNISAの利用目的と子 孫の年代ジュニアNISA 利用意向者に対して 利用目的を聴取したところ 贈与のいい機会 暦年贈与 ( 基礎控除の活用 ) との目的に次いで 教育資金形成 となった 親だけでなく 祖父母でもその意識が高い ジュニアNISA 利用意向者の子や孫の年代をみると 小学生で3 割弱 就学未満で4 割弱となっており 子や孫が小さいことも 教育資金形成のための利用を意識しているものと見られる Q) ジュニア NISA について利用意向のある方に伺います ジュニア NISA の利用目的はどのようなもので しょうか ( ジュニア NISA 利用意向者 n=4,37) ジュニア NISA 利用意向者における利用目的 ( 複数回答 ) 贈与機会暦年贈与教育資金金融資産保有世帯利用投資教育祖父母資金結婚資金その他 2 歳未満の子や孫への非課税贈与成人時に一世帯全体で経済 投資祖父母から子や孫の教子や孫の結子 孫がいる生前贈与のの基礎控除定の金融資非課税運用教育を受けの贈与資金育資金を準婚資金を準その他 NISA 口座いい機会とを活用する産を保有さを活用するる機会が得を親として備するため備するため開設者なるためせたいためられる制度利用 2.7 21. 2. 16. 16.1 11. 1.1 8.3 6. 親 祖父母 贈与機会 暦年贈与 教育資金 金融資産保有 世帯利用 投資教育 祖父母資金 結婚資金 その他 4. 21.8 2.4 18. 17. 11.8 11.1.3 7.4 贈与機会 教育資金 暦年贈与 金融資産保有 世帯利用 投資教育 祖父母資金 結婚資金 その他 61. 21. 21.6 13.8 13.4.8 8.6 6. 4. Q) ジュニア NISA の利用の対象となる子や孫の具体的な年齢をお知らせください 尚 年齢は制度が始ま る 216 年 4 月時点での年齢をお答えください ( ジュニア NISA 利用意向者 n=4,37) ジュニア NISA 利用意向者の 2 歳未満の子 孫の年代 2 2 1 17 新生児 ~ 2 歳 小学校入学未満 2 3 歳以上 ~ 小学 1 ~ 3 年生 13 小学 4 ~ 6 年生 12 中学生 高校生 高校卒業以上 -2 歳 3- 歳 6-8 歳 -11 歳 12- 歳 -17 歳 18-1 歳 ジュニア NISA 口座開設者本人の学年 年齢

ジュニア NISA 利用意向者 ジュニア NISA の利用形態ジュニア NISA 利用意向者に対して 利用形態を聴取したところ 4 割程度が 祖父母からの贈与資金 を親が運用管理すること を想定 ただし別居の孫がいる祖父母では 自らの贈与資金を 自ら運用管 理する意向が 3 割を占めており 家族の姿が制度利用にも反映されるものと見られる Q) ジュニア NISA について利用意向のある方に伺います ジュニア NISA の運用資金は 親や祖父母な どからの贈与資金で主にまかなうことになりますが 利用形態については以下のうち どのようなイ メージを持っているのでしょうか ( ジュニア NISA 利用意向者 n=4,37) ジュニア NISA 利用意向者における利用形態 贈与資金 : 祖父母 運用管理 : 親 1 2 3 4 41 4 38 46 贈与資金 : 祖父母 運用管理 : 祖父母 17 16 24 31 贈与資金 : 親 運用管理 : 親 12 17 贈与資金 : 祖父母や親運用管理 : 親贈与資金 : 祖父母運用 : 子 ( 親同意 ) 贈与資金 : 親運用 : 子 ( 親同意 ) 11 1 1 8 1 6 8 8 7 ジュニアNISA 利用意向者親 ( 子がいる ) 祖父母 ( 同居の孫 ) 祖父母 ( 別居の孫 )

配当期待 値上がり期待 株主優待 海外市場 不動産投資信託 上場投資信託 株式投資信託 ジュニアNISAにおける投資意向額と投資対象ジュニアNISA 利用意向者に対して 投資意向額は平均で32 万円程度 ( 成人 )NISA 口座開設者で 41 万円となり 年 8 万円の非課税枠に対して慎重な姿勢にある ジュニアNISA 利用意向者の ( 成人 )NISA 口座とジュニアNISA 口座での投資対象を比較すると 投資信託を投資対象としている比率が高く ジュニアNISAでは投資信託の活用が期待される Q) ジュニア NISA では年間 8 万円までの非課税投資枠となっています あなたは ジュニア NISA では ど れくらいの贈与資金 運用資金を拠出するつもりでしょうか ( ジュニア NISA 利用意向者 n=4,37) ジュニア NISA 利用意向者における投資意向額 1% 8% 6% 4% 2% % 1 万円程度 2 万円程度 3 万円程度 4 万円程度 万円程度 6 万円程度 7 万円程度 8 万円 平均額 ( 右軸 ) ( 万円 ) 8 16 16 24 2 22 11 6 1 21 1 12 22 13 12 41 41 12 4 4 34 1 12 1 32 3 13 11 11 42 44 46 2 27 28 3 2 年 11 月調査 2 年 11 月調査 親自身 祖父母自身 4 月調査 4 月調査 資金拠出 資金拠出 ジュニア NISA 利用意向者 NISA 口座開設者 Q) 今後 NISA 口座 ジュニア NISA 口座で保有または購入したい株式 投資信託はどのようなものでしょう か ジュニア NISA 利用意向者における ( 成人 )NISA 口座とジュニア NISA 口座の投資対象 6 4 3 2 1 3 31 47 2 27 18 3 成人 NISA 6 3 3 3 ジュニア NISA 44 4 株式投資 J-REIT ETF 投資信託 ジュニア NISA 利用意向者の NISA 口座 ジュニア NISA 口座投資対象商品 ( 複数回答 ) 16

調査概要 調査目的 NISA や投資信託について 幅広い層での認知や利用意向等を聴取し 投資家の意識を把握するこ と 調査対象 サンプル数事前調査 (4,サンプル):2 歳以上の男女 ( 調査会社インテージに登録しているモニター ) から4 万サンプルを対象に調査を実施 NISAに関する認知や利用意向などを調査 なおサンプル構成について 平成 22 年度国勢調査や最近の人口統計における年代別構成比に合わせ ウエイトバックというサンプル数補正をおこなった上で集計処理を行っている 性年代別サンプル数 2 代 3 代 4 代 代 6 代 7 代以上 合計,28 6,686 7,86 6,8 7,74,12 4, 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 2,1 2,73 3,37 3,37 3,87 3,873 3,26 3,284 3,872 3,832 4,8 1,823 21,2 18,88 調査地域 全国 ( インターネット調査 ) 調査時期 2 年 11 月 2 日 ~11 月 3 日 調査機関 調査主体 : 野村アセットマネジメント株式会社 調査実施機関 : 株式会社インテージ 過去の調査結果については 野村アセットマネジメントの NISA 情報サイトに掲載しています URL:http://www.nomura-am.co.jp/NISA/report/ 17