上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

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高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

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表紙(中学校)単独

(3) 生徒観本クラスは 全体的に明るく活発で 指示されたことには素直に取り組む生徒が多い また 準備や片付け等も用具係や体育委員を中心に自主的に行う様子が伺える しかし ちょっとした困難にぶつかったり おもしろくないと感じるとすぐに投げ出してしまう生徒もいる また 運動能力や体力についてはやや差が

< 体力テストの結果 > ( 全国平均は平成 4 年度 は全国平均以下を示す ) 握力上体起こし長座体前屈反復横跳びシャトルラン 50m 走立ち幅跳びソフトボール投げ 学級男子 7.kg 0.6 回 34.5cm 45.3 回 58.6 回 9.4 秒 55.9cm 6.m 全国男子 6.7kg 9

指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

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中・高 <運動の領域>

体育に関するアンケート (8 月 24 名実施 ) では 体をうごかすことやうんどうはすきですか という質問に対して はい まあまあすき と答えた児童は 22 名 あまりすきではない と答えた児童が 2 名で きらい と答えた児童はいなかった どんなうんどうがすきですか という質問では 水遊び ボー

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

新潟市立亀田西中学校

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

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Microsoft Word - ○指導計画例(高校:ソフトボール)

保健体育科学習指導案

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

第4学年算数科学習指導案

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

Microsoft Word - 社会科

平成 27 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 28 年 3 月 四條畷市教育委員会

学習活動における具体の評価規準関心 意欲 態度 思考 判断 運動の技能 知識 理解 1 基本的な技術の練習に意欲を持って取り組み, 作戦を立てて勝敗を競い合うバスケットボールの楽しさや喜びを味わい, 授業に主体的に取り組もうとしている 2 怪我をさせるようなファールは慎み, フェアプレイを心がけてい

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平成 26 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 27 年 1 月 四條畷市教育委員会

国語科学習指導案様式(案)

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

集団対集団での攻防を繰り返しながら 得点を取り合い勝敗を競うことを楽しむ運動である 自分たちで作戦を考え 協力してシュートをすることが楽しい運動である 自分が思う通りにボールを動かせるようになることが楽しい運動である イ児童から見た特性 勝つことが楽しい運動である シュートが決まると嬉しい運動である

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

解答類型

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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平成25~27年度間

国語科学習指導案

保健体育科学習指導案 学校名海田町立海田西中学校授業者山本道隆 1 日時平成 28 年 9 月 29 日 ( 木 ) 第 5 校時 2 学年第 1 学年男子 28 名 3 単元名体育分野球技ゴール型 バスケットボール 4 単元について (1) 単元観本単元は, 中学校学習指導要領の E 球技 アゴー

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

○ ○ 科 学 習 指 導 案

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能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

第○学年 ○○科指導計画

Taro-6学習指導案(事例①小学校

①1・2「体つくり運動」訂

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

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作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

スライド 1

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 1 単元名生涯を通じる健康 ( 現代保健体育 大修館書店 ) 期日平成 23 年 10 月 19 日 ( 水 ) 第 5 校時場所県立宇土高等学校 2 年 2 組教室指導者教諭横田大典 2 単元について (1) 単元観本単元は 生涯の各段階において健康にかか

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

Microsoft Word - 中学保健体育(宮前中 下館文雄、伊豆倉明子先生)

社会科学習指導案

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技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

第6学年体育科学習指導案

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

保健体育科学習指導案 平成 26 年 6 月 19 日 ( 木 ) 第 4 校時体育館 第 3 学年 3 4 組男子 25 名女子 12 名 羽生市立西中学校教諭飯塚賢明 1 単元名球技バレーボール ( ネット型 ) 2 運動の特性 (1) 一般的特性バレーボールはネット型の種目で ネットを境に相対

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単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

Microsoft Word - 9j2.doc

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

Microsoft Word - ☆【指導主事修正】H21推薦指導案(小学校体育)

保健体育

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

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Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

うになるために, いろいろな走 跳の運動遊びを行い, 単元の最後に 海田東小オリンピック を開催するゴールを設定する 走の運動遊び では, いろいろな方向に走ったり, 障害物を用いたりしてリレー遊びを行う その際, 方向を変えて走るときや障害物を走り越すときにはどのように体を動かすとよいかを考えさせ

平成23年度東京都教育研究員  地区発表公開授業

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第○学年 ○○科指導計画

自己紹介をしよう

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

学校体育と幼児期運動指針の概要について

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

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Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

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小学校第 6 学年 体育科学習指導案 C 陸上運動 ( ア 短距離走 リレー ) 日 時 平成 30 年 6 月 7 日 ( 木 ) 第 6 校時 場 所 運動場 学 年 第 6 学年 ( 男子 6 名, 女子 4 名, 計 10 名 ) 単元名 挑め! 自己新記録 ~ 弾んで! 前へ! リズムよく

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

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走の運動遊び では, いろいろな方向に走ったり, 障害物を用いたりしてリレー遊びを行う その際, 方向を変えて走るときや障害物を走り越すときにはどのように体を動かすとよいかを考えさせる また, 障害物の置き方や間隔を変えることによって, リズムよく走り越すことができることを体験し, 体を操作して走る

○数学科 2年 連立方程式

Transcription:

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9 名女子 14 名 ) 単元名体つくり運動 単元について (1) 単元観体つくり運動は, 体ほぐしの運動と体力を高める運動で構成され, 自他の心と体に向き合って, 体を動かす楽しさや心地よさを味わい, 心と体をほぐしたり, 体力を高めたりすることができる領域である 第 3 学年では, 体を動かす楽しさや心地よさを味わい, 健康の保持増進や体力の向上を図り, 目的に適した運動の計画を立て取り組むこと を学習のねらいとしている 体つくり運動の学習に自主的に取り組み, 体力の違いに配慮することなどに意欲をもち, 健康や安全を確保するとともに, 運動を継続する意義などを理解し, 日常的に取り組める運動の計画を立て取り組むなどの自己の課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにすることが大切である (2) 生徒観本学級の生徒は, 男女とも仲が良く, 協力して学習を進めることができる 体力 運動能力調査については, 図 1 からも分かるように, 男子女子ともに, 持久走が全国平均を下回っている このことから全身持久力など, 動きを持続させることについての力が弱いと考える また, これまでの体つくり運動の学習で, 部活動や家庭において実践したと答えた生徒は 43% であり, 約半数の生徒が実践しているとは言えない 55 握50 45 40 5 0 m走び立ちハ55 握50 45 40 5 0 m走び立ちハ図 1 全国平均 50 を平均とした時の新体力テストの結果 (3) 指導観指導に当たっては, 新体力テストの結果をもとに, 自己の体力の状況を把握し, その結果を踏まえた調和のとれた体力の向上を図るための運動の計画を立て, 取り組ませたい 生徒自身の課題に気付かせ, 各自がプログラムを考えることによって, 日常的に運動を行う認識を高め, 生涯にわたって運動に親しむ資質や能力を育てたい それらを踏まえ, 指導改善のポイントを次のようにした

運動の計画を立てるにあたって, 1 誰のために, なぜ行うのかを明確にする 2 どのような運動を用いるか考えさせる 3 いつ, どこで運動するかを決定する 4 どの程度の運動強度, 時間, 回数で行うかを決定する 単元の目標 (1) 次の運動を通して, 体を動かす楽しさや心地よさを味わい, 体力を高め, 目的に適した運動を身に付け, 組み合わせることができるようにする ア体ほぐしの運動では, 心と体の関係に気付き, 体の調子を整え, 仲間と交流するための手軽な運動や律動的な運動を行うこと イ体力を高める運動では, ねらいに応じて, 体の柔らかさ, 巧みな動き, 力強い動き, 動きを持続する能力を高めるための運動を行うとともに, それらを組み合わせて運動の計画に取り組むこと (2) 体つくり運動に積極的に取り組むとともに, 分担した役割を果たそうとすることなどや, 健康 安全に気を配ることができるようにする (3) 体つくり運動の意義と行い方, 運動の計画の立て方などを理解し, 課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする 単元の評価規準 ア運動への関心 意欲 態度 1 体つくり運動の学習に自主的に取り組もうとしている 2 体力の違いに配慮しようとしている 3 自己の責任を果たそうとしている 4 互いに助け合おうとしている 5 健康 安全を確保している 指導改善のポイント 単元の目標と評価規準 イ運動についての思考 判断 1 体ほぐしのねらいを踏まえて, 自己の課題に応じた活動を選んでいる 2 ねらいや体力の程度に応じて強度, 時間, 回数, 頻度を設定している 3 自己の責任を果たす場面で, ねらいに応じた活動の仕方を見付けている 4 仲間と学習する場面で, 様々な動きを見付けている 5 実生活で継続しやすい運動例を選んでいる ウ運動の技能 エ運動についての知識 理解 1 運動を継続する意義について, 理解したことを言ったり書き出したりしている 2 運動を行う上で必要となる体の構造について, 理解したことを言ったり書き出したりしている 3 運動の原則があることについて, 理解したことを言ったり書き出したりしている

( 全 8 時間 ) 次学習内容 ( 時数 ) 1 3 4 オリエンテーション (1) 学習の流れを理解する 体力を高める運動 体の柔らかさを高める運動 体力を高める運動 力強い動きを高めるための運動 体力を高める運動 動きを持続する能 力を高める運動 体力を高める運動 巧みな動きを高める運動 本時 3/3 ねらいに応じた運動の組み立て方を知る 組み合わせた運動の中間発表 課題発見と改善に向けた協議 グループ練習 課題を踏まえた練習 作った運動プログラムの発表会をする (1) 評 価 関思技知 評価規準 評価方法 ア1 体つくり運動の学習に自主的に取り組も うとしている イ1 体ほぐしのねらいを踏まえて, 自己の課題に応じた活動を選んでいる 指導改善のポイント 1 イ 3 自己の責任を果たす場面で, ねらいに応じた活動の仕方を見付けている ア 2 体力の違いに配慮しようとしている ア 3 自己の責任を果たそうとしている エ 2 運動を行う上で必要となる体の構造について, 理解したことを言ったり書き出したりしている 2イ 4 仲間と学習する場面で, 様々な動きを見付けている 指導改善のポイント2 イ2ねらいや体力の程度に応じて強度, 時間, 回数, 頻度を設定している ア5 健康 安全を確保している 指導改善のポイント 34 指導と評価の計画 エ2 運動を行う上で必要となる体の構造について, 理解したことを言ったり書き出したりしている ア3 自己の責任を果たそうとしている エ3 運動の原則があることについて, 理解したことを言ったり書き出したりしている ア4 互いに助け合おうとしている イ5 実生活で継続しやすい運動例を選んでいる エ1 運動を継続する意義について, 理解したことを言ったり書き出したりしている 本時の学習 (1) 本時の目標巧みな動きを高めるために, 様々な動きを見付けよう (2) 本時の評価規準 仲間と学習する場面で, 様々な動きを見付けている ( 運動の思考 判断 )[ イ 2] (3) 準備物 CD デッキ,CD, ボール, フラフープ, 棒, コーン, 縄, 学習してきた動きの写真

(4) 本時の学習展開 学習活動指導上の留意事項評価規準評価方法 1 ウォームアップを行う (10 分 ) 集合, 挨拶, 出欠確認 健康観察 体ほぐし運動 みよし体操 を行う 前時の振り返りをする 本時のねらいを確認する 2 巧みな動きを高める運動を行う (30 分 ) ボールを使った様々な運動を行う 1 ボールを真上に上げてキャッチ 21 をペアで行う 3 背面キャッチ 4 ボールハンドリング 5 ペアでドリブル 6 ボールを転がしキャッチ 座ってボールで前屈 体を伸ばしボールに座る グループで動きを考え, 様々な動きを見付ける グループで出た意見を実施する 考えを表現する 考えを相互作用し合う 3 本時のまとめをする (10 分 ) 呼名し, 健康状態を把握する ペアで協力して運動をする 前時の動きを掲示し, 視覚的にイメージしやすくする 巧みな動きを高めるために, 様々な動きを見付けよう 次時から, 運動を組み合わせてこれからの計画を立てていくことを意識させ, 学習に取り組ませる 指導改善のポイント2 どのような運動を用いるのか考えさせる 多くの運動を行うので, 1 つ 1 つポイントやコツを丁寧に説明する できる できないにこだわらず, チャレンジすることが大切であることを説明する 評価 ボール フラフープ 棒 コーン 縄などを提示し, 様々な動きのイメージをふくらませる グループの中で話し合う時, 個人で考える時間を保障し, 考えたことを述べさせる A B C 判断基準 運動の思考 判断 仲間と学習する場面で, 様々な動きを見付け, たくさん意見を出している 仲間と学習する場面で, 様々な動きを見付けている 仲間と学習する場面で, 様々な動きを見付けることができない 仲間と学習する場面で, 様々な動きを見付けている 行動観察学習カード グループで出たアイデアを全体で発表する めあてに対する評価を生徒のメモから伝える 健康観察と次時の学習について確認する 他のグループの気付きをメモするように指導する よい気付きをしている生徒の考えを伝える

検 証 検証の方法 体を動かす楽しさや心地よさを意識して味わうことができたか など事後アンケートをとる 体つくり運動のアンケート 3 年番氏名 あてはまるあてはらまない 体つくり運動の体を動かす楽しさや心地よさを味わうことができましたか これまで体つくり運動を学習してきた中で, 実生活で実際に行ったことがありますか その理由は何ですか また, あてはまると答えた人は具体的な運動を教えてください