第 5 学年外国語科学習指導案 1 単元名 She can run fast.( 新教材 We Can!1 Unit5) Who is your hero? ( 新教材 We Can!1 Unit9) HRT 早川優子 (5 年 1 組 ) HRT 公仁 (5 年 2 組 ) NS ポペルカグレゴリー 2 単元の目標 自分や第三者について, できることやできないことを聞いたり言ったりすることができる また, 字には音があることに気付く 外国語の表現 理解の能力 言語材料や 化への気付き 自分があこがれたり尊敬したりする について, 自分の意見を含めて紹介し合あおうとする コミュニケーションへの関心 意欲 態度 得意なことについて, 聞いたり言ったりすることができる また, 簡単な語句や表現を書き写すことができる 外国語の表現 理解の能力 他者に配慮しながら, 自分があこがれたり尊敬したりする について, 自分の意見も含めて紹介し合おうとする コミュニケーションへの関心 意欲 態度 3 本時の学習 (1) 日時平成 30 年 2 月 14 日 ( 水 )2 校時 5 年 1 組 3 校時 5 年 2 組 (2) 場所イングリッシュルーム (3) 目標 He/She が使われている場面を知り, その内容を聞くことができる 聞く He/She を使って, できることを言うことができる 話す (4) 指導意図 部科学省から示された新教材 We Can!1には,Hi,friends! で扱われていない三 称が扱われている 称と 称のみで思いを伝え合ってきた児童が, やがて三 称を使って自分の身近な家族や友達の話をしたくなるのは, ごく自然な流れである が, 児童が初めて出会う三 称の導入を, 方的な知識の詰め込みではなく, 場面設定を工夫することで, 児童自らが He/She がどのような場面で使われるのかに気付けるようにしたい そのために, 新教材の特色である Let s Watch and Think の時間を授業の中心に取り入れ, 映像を見ながら英語でまとまりのある話を聞き, 語句や表現の意味を推測したり話の概要を捉えたりできるようにする Hi,friends! に慣れ親しんできた児童にとっては, 映像でのやり取りの内容が難しいと思われるので, 称と 称との比較, 児童にとって親しみのある学校の先 や平昌オリンピックなどで活躍している選手などを三 称の例として取り上げることで, 児童が三 称に慣れ親しむ時間を十分にとっていきたい
(5) 展開過程 学習活動 指導上の留意点 評価方法 手立て Greeting リーダーが号令をする Hello. How are you? clear voice reaction Small talk can/can t,can you~? を使って HRT と NS が Small talk をする Warm up Flash Cards Practice 児童が初めて知る 発音が難しい語句は, 繰 playsoccer/playbaseball/skate/ski/ do kendo /run fast/ り返し, 発音の確認をす do kendo/ride a unicycle/run fast/ jump high/sing well る jump high/sing well etc. などは繰り返し行う Let s play 2 p37 flash cards で学んだ 児童に様子を見ながら, Pointing game 語句を聞き, listening の回数を増や random pointing させる す Activity1 Let s chants p35 jump high/sing well/ 前時に児童には難しか dance well/fly high ったため, 音声にのせて などに注意させる 何度も聞いたり言った りして, 表現を使えるよ うにする Activity2 Let s Watch and Think2 p38 デジタル教材で の子供が でき のやり取りが 誌面の絵をヒントにさ ることやでいないことを尋ねたり答 いため,1 回目は全体 せる えたりするのを視聴し, 具体的な情 を視聴し,2 回目以降 報を聞き取る できることに〇, でき は途中で止めて答えを ないことに をつける 確認するなど, 児童の 必要に応じて何度が聞 実態に応じて取り組 かせる む の会話を聞いていたさとしがそ He/She を使った表 He/She が使われてい の情報をまとめながら He/She を使 現を聞き取ることがね る場面を知り, その内容 って紹介するのを視聴し, 分かった らいであるため, 誌面 を聞くことができる ことを誌面に記入する への記入は日本語で 聞く OK とする ( ワークシート, Good job カード ) 称と三 称の違いに気付かせ HRT が I を使った自己 る 紹介をした後, 第三者
HRT:My name is Yuko Hayakawa. I can swim. 校 先 : My name is Yukari Matutani. I can speak English well. である校 先 を紹介 するときに,She をつか うことに気付かせる HRT: Ms.Yukari Matutani, She can speak English well. today s goal と She : He を使い分けられるようにしよう Activity3 Miracle Time Let s try He/She quiz Namie Amuro(She can sing well.) Otani Shohei(He can play baseball.) ボルト(He can run fast.) Sara Takanashi(She can ski jump far.) Yuzuru Hanyu(He can skate well.) Miu Hirano(She can play table tennis.) Let s Read and Write She can sing well. He can run fast. 授業の前半で使った flash cards を見せながら, 第三者ができることを He/She を使って言えるようにする 本時で十分慣れ親しんだ語句を読んで, 書き写す He/She を使って, できることを言うことができる 話す ( 行動観察,Good job) カード ) He/She が書ければよい Good job Greeting Good job カードに今日の振り返りをする 終わりのあいさつをリーダーがする
(6) 本時の評価学習活動評価の観点活動における評価規準評価資料評価規準 He/She が使われている場面を知り, その内容を聞く 外国語の表現 理解の能力 ( 聞く ) He/She が使われている場面を知り, その内容を聞くことができる ワークシート Good job He/She を使 外国語の表 He/She を使って, できる 行動観察 って, できる 現 理解の能 ことを言うことができる Good ことを言う 力 ( 話す ) job A He/She が使われている場面がわかり, やり取りから内容が理解できている B He/She が使われている場面を知り, その内容を聞くことができる C He/She が使われている場面が理解できず, その内容を聞くことができない ( 手立て ) 教師が繰り返し言う A He/She を使って, できることを推測し, 積極的に言うことができる B He/She を使って, できることが言える C He/She のい使い方がわからない ( 手立て ) 場面設定を想起させ, 教師と共に言う 4. 成果と課題 成果 Hi,friends! で扱われていない三 称に初めて出会う時間であったが, 場面設定を工夫することで, 児 童自らが He/She がどのような場面で使われるのか気付くことができた 具体的には, 新教材の特色で ある, Let s Watch の映像を見た後で and Think,He/She に気付かせるのは難しいと考え, 度, HRT や ALT が自己紹介をして I( 称 ) を使ったときと, 授業を参観してくださった校 先, 教 頭先 のことを紹介するときを比較させる時間を取った そのことで, 児童は 称や 称と三 称 の表現の違いに気付くことができた Let s Watch のあとに and Think, Let s try He/She という Activity guiz を取り入れ, 既習の can/can t などを使いながら平昌オリンピックなどで活躍している選手などを使って,He/She quizをしたこと で, より三 称のイメージがしやすくなった 前時で, 初めて, 新教材の Let s Chant に挑戦したが, が く sing well run fast jump high などの表現に慣れていなかったため,chant が難しいと自己評価した児童が多かった そ の反省を受けて, 授業の前半の warm up で,chant で使われる表現を復習したところ, 児童に自信 がつき, chant に自信を持って取り組める児童が多くなった 課題 新教材には小 字が使われているが, 山梨県の Can do リストでは,5 年 は大 字までの習得にな っていたため, 小 字の学習が習得できておらず, 新教材にある Let s Read and に取り組む write には, 難しさがある 新教材では, 英語でまとまりのある話を聞き, 語句や表現の意味を推測したり, 話の概要を捉えたり
するとしているので, 児童が聞きていて耳慣れない難しい表現もある 全ての語句の意味がわからな くても, 既習の表現を聞き取ることができたり, 場面から話の概要が推測きたりすればよいのだが, 全て理解できないと不安になってしまう児童もいて,GoodJob カードへの自己評価が低くなって しまう児童がいた 教師の声かけや,Good Job カードの内容項目を見直す必要がある A 評価の児童と C 評価の児童の差がある C 評価の児童に焦点を当てた授業を構成について考える 必要がある