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Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

歯や口腔の健康について

歯科中間報告(案)概要

調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2

健康くるめ21概要

第 1 章 ヘルスプランぎふ 21 の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 ヘルスプランぎふ 21 は 岐阜県健康増進計画として平成 14 年 3 月に策定し その後平成 20 年度には 国が策定した 健康日本 21 と連動しながら メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病の一次予防に重点をおいた


1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

目 次 はじめに 1 第 1 条目的 2 第 2 条定義 3 第 3 条基本理念 5 第 4 条市民の責務 7 第 5 条歯科医療等関係者の責務 9 第 6 条保健医療等関係者の責務 10 第 7 条事業者の責務 11 第 8 条市の責務 12 第 9 条基本的施策 13 第 10 条基本計画 16

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

個人の状況第 2 部各論 ライフスタイル健康観の形成に対する影響が大きい主な要因健康課題 今までの家庭 学校を中心とした環境から自立していく時期 家族よりも友人達と過ごす時間が増えていき, 交流関係が広がっていく時期 学生 ( 自宅 単身 ), 就業者 ( 自宅 単身 ) 等で分かれる時期 家庭 学

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3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

化学療法中の患者の口腔ケア

1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても 保健事業実施計画 ( データヘルス

特定健診の受診率は毎年上昇しており 平成 28 年度は県平均よりも 7% 高い状況 となっていますが 国が示す目標値 60% を達成するには更なる工夫や PR が必要とな っています 長与町国保の医療費は平成 25 年度から上昇していましたが 平成 28 年度は前年度より約 3 億円減少し 1 人当


11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

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3 睡眠時間について 平日の就寝時刻は学年が進むほど午後 1 時以降が多くなっていた ( 図 5) 中学生で は寝る時刻が遅くなり 睡眠時間が 7 時間未満の生徒が.7 であった ( 図 7) 図 5 平日の就寝時刻 ( 平成 1 年度 ) 図 中学生の就寝時刻の推移 図 7 1 日の睡眠時間 親子

むし歯のない保育所入所児の割合 ( 金沢市を除く ) は年々増加していますが 乳歯列完 成後にむし歯の罹患が増えていることがわかります ( 図 3 4 参考資料 ) 図 1 3 歳児のむし歯の状況 出典 : 母子保健の主要指標 図 2 3 歳児のむし歯罹患型別むし歯罹患率 (H26-28 の平均 地

糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性

計画改訂の趣旨 社会構造が大きく変化し 少子高齢化が進む中 生活環境の改善や医療の進歩などにより 平均寿命が延びている一方で 肥満や糖尿病などの生活習慣病が増加しており 健康づくりや疾病予防の重要性はますます高まっています 子どもから高齢者まで すべての県民が 健やかな生活をおくるために ヘルスプロ

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

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はじめに 障がいをお持ちの方は 様々な障害やその特徴のために 健常者の方よりも口腔ケアが難しかったり 偏った嗜好やこだわりのため むし歯や歯周病が重症化しやすい傾向にあります また いざ歯科受診が必要だ! という時には 治療が困難になり 通院さえもできなくなる というケースも多くみられます 現在 む

肝臓の細胞が壊れるる感染があります 肝B 型慢性肝疾患とは? B 型慢性肝疾患は B 型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる肝臓の病気です B 型肝炎ウイルスに感染すると ウイルスは肝臓の細胞で増殖します 増殖したウイルスを排除しようと体の免疫機能が働きますが ウイルスだけを狙うことができず 感染した肝

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが


3 母子保健事業の量の見込みと提供体制 1 安心して妊娠期を過ごし出産を迎えることができる 親になるための準備と産じょく期の支援 子どもや母親の健康の確保 (1) 母子健康手帳の発行 現状と課題妊娠 出産期から子育てまでの途切れない支援の出発点として 母子健康手帳の交付を保健師が行うことで 妊婦の健

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基本標 2 子育てを楽しむことができる () 子どもの成長に応じた関わりができる (2) 気持ちにゆとりを持ち子育てができる エジンバラ産後うつ病質問紙票実施率 ( 5) 楽しく子育てしている割合 (.6 歳児 ) ( 6) 楽しく子育てしている割合 ( 7) 心と体が順調と答えた保護者の割合 (.

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手術や薬品などを用いて 人工的に胎児とその付属物を母体外に排出することです 実施が認められるのは 1 妊娠の継続又は分娩が 身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害する恐れがあるもの 2 暴行もしくは脅迫によって妊娠の場合母体保護法により母体保護法指定医だけが施行できます 妊娠 22 週 0

②肥満 やせの状況 3 歳児における肥満児の割合は減少していました 成人男性の肥満は横ばいで 代女性の肥満は増加傾向がみられました 一方 20 代女性のやせは倍増しており 肥満だけでなく 子どもを産み育てる世代への支援が必要となります 20代 60代の肥満 BMI 25以上 の割合 肥満

刈谷市食育推進計画

多くの大学においては 新入生のオリエンテーション時やサークルの代表者に 未成年者の飲酒の防止と イッキ飲み 等過剰飲酒の禁止に関する指導や啓発が行われています また 平成 27 年度からは 県保健所 精神保健福祉センター等が中心となり 大学生向けのアルコール健康障害や適正飲酒の知識に関する出前講座を

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資料 3 第 3 回次期札幌市健康づくり基本計画策定部会 現計画の評価と次期計画への関連について (1) 母子保健 1 思春期の心と身体の健康づくり 10 代の自殺率 ( 人口 10 万対 ) 指 標 現計画計画策定時の値 中間評価時の値 実績値 10~14 歳 ~19

Microsoft Word - (セット案とれ)【閣議後会見用】取組ペーパー

妊娠おめでとうございます 子どもと親の健康なお口の状態は 子どもの全身の健やかな発育と健康維持につながります そのため 妊娠中のお口に関する注意点や 生まれてきた子どもに前歯が生えそろう頃までの対応法など 母親になる皆様に是非知っていただきたい内容をまとめました 子どもを迎える準備として 親の口の健

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

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スライド 1

各推進主体の具体的な取り組み 家庭 幼稚園 保育所 関係団体 家族で一緒に朝 早寝 早起き 朝 朝食の大切さを 食を食べる日を ごはんを推進し 伝えていきまし 増やしま ま ょう 朝食の大切さ 早寝 早起き 朝 園便りや給食便 簡単に作れる朝 の推進 ごはんを心がけ りで食育推進を 食のメニューを

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資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

contents

第2次「健康くるめ21」計画

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■● 糖尿病

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【0513】12第3章第3節


第3章「疾病の発症予防及び重症化予防 1がん」

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京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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(2) 保育園 学校での取組 かみこあに保育園 1むし歯予防教室 ア. 日 時 : 平成 27 年 6 月 11 日 ( 木 ) 午前 10 時 ~11 時 イ. 目 的 : 虫歯を予防しよう ( ア ) 歯ブラシをしっかり持つ ( イ ) ぶくぶくうがいをきちんとする ( ウ ) 奥歯の噛み合わせ

平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携によ

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もくじ はじめに P2 こんなことはありませんか? P3 施設での歯科健診を利用しましょう P5 施設において歯とお口の健康のための取組をしましょう P6 かかりつけ歯科医をもちましょう P8 歯とお口の健康のために気をつけたいこと P10 障がいのある方のお口でみられること P12 口腔ケアの実際

事業内容

乳幼児

目次 1. 欠損部位補綴入れ歯の作製今日は治療方法を相談 検討しました 2. 欠損部位補綴入れ歯の作製今日は入れ歯を作る前の処置をしました 3. 欠損部位補綴入れ歯の作製今日は歯ぐきの型採りをしました 4. 欠損部位補綴入れ歯の作製今日は咬み合せの高さ あごの前後の位置を確認しました 5. 欠損部位

評価項目 A Bともすべての項目に を入れてください 評価項目 A 宣言内容 ( 共通項目 ) チェック項目 取り組み結果 出来た概ね出来た出来なかった 1 経営者が率先し 健康づくりに取り組みます 健康宣言証の社内掲示など 健康づくりに関する企業方針について 従業員へ周知していますか? 経営者自身


2 基本方向 前頁の基本理念を実現するための施策の方向として 次の 4 つの基本方向を掲げます 基本方向 1 健康づくりを支える環境整備 ~ みんなでつくる健康なまち ~ 基本方向 2 生活習慣病の発症予防と重症化予防 ~ 健康をつくる生活習慣 ~ 基本方向 3 分野別の健康づくりの推進 ~ 人生を

乳幼児期

歯科診療って? 歯科診療って?? 怖い 痛い 時間がかかる 何度も通わないといけない 一般の方が思う歯科診療のイメージはこんな感じだと思います さて こんなイメージの歯科診療に認知症の高齢者は果たして受診するでしょうか? そう 多くの認知症の高齢者は歯科診療から遠ざかってしまいます おまけに 治療中

3 対象者への案内の方法 当該年度の特定保健指導対象者全員 ( 基準では非該当だが 医療保険者の判断で特定保健指導対象となる方 も含む ) に対して 参加案内を郵送して 結果説明会を実施するとともに 特定保健指導における初回時面接を行います また 初回時面接未参加者に対しても 再度 特定保健指導の参

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お子さんの成長にあわせ お母さんの食生活を見直してみませんか? お子さんの成長にあわせて あなたの食生活をかえるチャンスがあります 3 か月 か月 か月

保健体育科学習指導案

施策の方向 2 生活機能 身体機能を維持するための高齢者の健康づくり 年齢を重ねても できるだけ長く自立した活力ある生活を営むためには 高齢者の生きがいづくりや社会参加の支援とともに 要支援 要介護状態の主な原因疾患であるロコモティブシンドローム ( 運動器症候群 ) や 脳血管疾患 認知症などの予

旭川市保健所運営協議会による中間評価

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Microsoft Word 施策の推進方策(Ⅰ-1-2健康寿命の延伸_

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茨城県食育推進計画―第三次―

[Q1] あなたは 歯の健康が全身の健康 生活習慣病に関係することを知っていますか ( 単一選択 ) 知らない 3.1%(6 人 ) 聞いたことはあるが よくわからない 32.3%(63 人 ) 知っている 64.6%(126 人 ) あなたは 歯の健康が全身の健康 生活習慣病に関係することを知って

生活福祉研レポートの雛形

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第 4 章 地域における食育の推進 1 栄養バランスに優れた 日本型食生活 の実践 ごはんを中心に 魚 肉 牛乳 乳製品 野菜 海藻 豆類 果物 茶など多様な副食などを組み合わせて食べる 日本型食生活 は 健康的で栄養バランスにも優れている 農林水産省では 日本型食生活 の実践等を促進するため 消費



Ⅲ 各種施策及び事業の動向 第 1 妊娠 出産期から乳幼児期にかけての子育て支援 4 乳児健康診査 (1) 根拠法令等 母子保健法 厚生省児童家庭局長通知 仙台市乳児健康診査実施要領 (2) 制度の概要 事業目的 対象者 実施機関 一般健康診査 精密健康診査 乳児の心身の異常を早期に発見し, 早期に

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< 糖尿病療養指導体制の整備状況 > 療養指導士のいる医療機関の割合は増加しつつある 図 1 療養指導士のいる医療機関の割合の変化 平成 20 年度 8.9% 平成 28 年度 11.1% 本糖尿病療養指導士を配置しているところは 33 医療機関 (11.1%) で 平成 20 年に実施した同調査

Transcription:

ダイジェスト版

計画のねらい すべての野田村民が生涯を通じて むし歯と歯周病の予防に取り組み 必要 な歯科保健サービスを受けられるように 村民 歯科医療機関 行政 保育所 学校や教育委員会などの関係機関と目標を共有し 豊かな自然の中で 地域で 支えあい 自分らしさを大切にしながらより良い生活ができる健康な村を目指 し のだむら歯と口腔の健康づくり基本計画 を策定しました 目 標 生涯にわたり美味しく食べたり を目標に 豊かな自然の中で 地域で支えあい 自分らしさを大切にしながらより 良い生活ができる健康な村を目指し 取り組みましょう 楽しく話したりできること 歯と口腔の健康は 単に食べ物を噛んで飲みこむということだけでなく 食事や 会話を楽しむなど 心と身体がともに健やかで豊かな人生を送るうえで重要な役割 を果たしています それぞれの年代により 特徴や目標が違ってくるので 次のように年代を区分し 目標と達成するための取り組みを掲げます ライフステージの区分 妊娠期 乳幼児期 0 5 歳 学齢期 6 19 歳 成人期 中年期 20 64 歳 高齢期 65 歳以上

妊娠期 乳幼児期 ( 0 ~ 5 歳 ) ( 学齢期 6 ~ 19 歳 ) お母さんと子どもの健康な歯を育てる 赤ちゃんの歯の特徴 妊娠中に作られる 酸によって歯が溶けやすい むし歯の進行が早く 広範囲に広がりやすい 妊娠中の健康状態 栄養状態が赤ちゃんの歯に大きく影響する お母さんがむし歯になると 赤ちゃんもむし歯になるリスクは高くなる 野田村は 3 歳児のむし歯の子の割合が 33.3% となっており 全国の 17.9% 岩手県の 25.6% に比べ 非常に高い状況です 1 妊婦歯科健康診査を受診しましょう ( 平成 28 年度から実施 ) 2 食後の歯磨きや保護者の仕上げ磨きを習慣化しましょう 3 甘いおやつや飲み物は 決まった時間に適度な量を食べるようにしましょう 4 バランスの良い食生活に努めましょう 5 かかりつけの歯科医を持ち 定期的に歯科検診を受け むし歯の予防や早期発見 治療に努めましょう 6 周りの大人からの感染を防ぐために 大人が噛み砕いた食べ物を与えたり 大人が使った箸やスプーンで食べ物を与えないようにしましょう 食や歯の健康に関心を持ち 健康な歯と口腔を育てる 特徴 乳歯から永久歯へ生え変わる 永久歯は むし歯に対する抵抗が弱い 歯並びが凸凹しており 歯磨きが難しく 磨き残しが多い 食べたら磨く といった歯磨きの習慣を定着させる良い時期 小学校低学年までは 保護者の仕上げ磨きや点検も大切 野田村の 12 歳児のむし歯のある子の割合は 64.9%( 平成 26 年度 ) で そのうち治療していない子の割合は 48.4% となっており 治療を受けていない子が多い状況です 1 食後の歯磨き習慣を身に付けましょう 2 むし歯や歯周炎について理解し 予防に努めましょう 3 バランスの良い食事をよく噛んで食べ 規則正しい生活を心がけましょう 4 定期的に歯科検診を受け むし歯や歯周炎の早期発見 治療に努めましょう 5 むし歯を早期に治療しましょう

自分の歯や口腔の状態を知り 歯や口腔の健康な状態を保つ 成人期 中年期 ( 20 ~ 64 歳 ) ( 高齢期 65 歳以上 ) 成人期の特徴 仕事や家事による多忙から コンビニやファストフードでの食事や飲酒 喫煙の機会が増える 中年期の特徴 年齢とともにむし歯や歯周病が進行しやすく 失う歯も多くなる 身体的 社会的 家庭的 心理的に変化が多い時期 歯周病は 生活習慣病とも言われています 食習慣や喫煙 ストレスや運動不足 睡 眠不足などの生活習慣が歯周病の発症や進行に大きく影響するため 生活習慣の見直し も大切となってきます むし歯と歯周病の重症化と歯の喪失を防ぐ 自己の健康管理や歯の健康管理が難しい 歯や歯肉に痛みがなければ 自分の口に関心が向きづらく むし歯や歯周病などが発生しやすい 1 かかりつけ歯科医を持ち 定期的に歯科健診を受けましょう 2 自分に合った歯ブラシ等の口腔清掃用品の使い方を学び 実践しましょう 3 バランスの良い食事をよく噛んで食べ 正しい生活習慣の獲得に努めましょう 4 歯周病が全身に及ぼす影響について 正しく理解し予防しましょう 特徴 歯がすり減ったり 歯肉が引き下がることにより むし歯になりやすい 唾液の分泌量が減り 口臭や歯周病の原因になる 固いものが食べにくい お茶などでむせる 口が乾きやすくなる 食べ物や唾液 口の中の細菌が誤って気管に入りごえんせいはいえん込み 誤嚥性肺炎を起こすなどの可能性もある 歯ブラシを使った歯磨きだけでなく 顔や舌の体操 唾液腺のマッサージなどの実践が大切 1 かかりつけ歯科医を持ち 定期的に歯科検診を受けましょう 2 自分に合った歯磨きの方法や歯ブラシ等の口腔清掃用品の使い方を学び 実践しましょう 3 バランスの良い食事をよく噛んで食べ 口腔機能の維持と低栄養の防止に努めましょう 4 入れ歯を清潔に保ちましょう 5 食事の前に唾液腺マッサージを行い 唾液の分泌を促しましょう

障がい児 ( ) 者 及び要介護者 歯科疾患の予防と感染予防に努める 特徴 自身での口腔ケアが難しい 障がいなどの程度によっては医療機関への受診が難しくなる 全身的にも感染に対する抵抗力が弱い むし歯や歯周病にかかりやすい 歯科疾患の予防だけでなく 感染 予防の面からも口腔の清潔保持 には十分な配慮が必要 家族や支援者による適切な予防や ケア 定期的な歯科検診が必要 1 かかりつけ歯科医を持ち 定期的に歯科検診を受けましょう 2 家族等支援者は 口腔内の観察や適切な口腔ケアを支援しましょう 3 障がい児 ( 者 ) 及び要介護者は 自立に向けて歯磨き習慣を身に付けましょう 大規模災害時における歯の健康 災害時でも 普段と変わらない口腔ケアができる < 災害時 > 歯や唇 舌や頬粘膜などのケガ 避難生活の長期化により 食生活やストレスなどが原因で むし歯や歯周病 口内炎 口臭など口腔内の問題が発生しやすい ライフラインの断絶で水が不足している場合 歯磨きやうがいなどができない 1 普段から かかりつけ歯科医を持ち むし歯や歯周病に気をつけ 治療を済ませておきましょう 2 災害時における口腔ケアの重要性を理解し 防災グッズに歯ブラシ等の口腔清掃用品を準備しましょう 3 災害発生時には 避難所等の生活でも歯磨きや入れ歯を清潔に保つなど 口腔の健康づくりを心がけましょう 4 口腔ケアの方法を知り 実践できるように工夫しましょう

歯と口腔の健康づくりと食育 生涯を通して口腔内の健康と食育に取り組む よく噛んで食べることの大切さ 口は食事をとる入口の臓器として噛む機能だけでなく 脳機能から運動機能まで全身的に幅広い影響を及ぼしている 唾液の分泌を促し 味を感じやすくし 満腹感も得られやすくなるため肥満の予防や解消 生活習慣病の予防にもつながる 1 口腔の発達段階に応じた食べ方を理解し 実践しましょう 2 よく噛んで食べる習慣を身に付けましょう 3 食べた後は歯磨きをする習慣を身に付けましょう 4 生活習慣病予防に努めましょう 野田村民と歯と口腔の健康づくりに携わる各関係機関と十分な連携を図り 有効的で効果的な歯と口腔の健康づくりの推進に努めます 歯科医療機関 情報提供 実践指導 訪問歯科診療 各ライフステージにおける歯科検診 講演会等 村保健事業 情報の提供 実践指導 啓発 各種歯科検診を受けやすい環境の整備 家庭訪問 健康相談 健康教育 野田村住民福祉課保健師 個人 歯と口の健康づくりに関する正しい知識を深めましょう 歯と口の健康づくりに積極的に取り組みましょう 定期的に歯科検診を受けましょう 食育 情報提供 手作りおやつのレシピ配信 むし歯予防 PR グッズの配布 栄養講話 料理教室 試食会 関係機関の取り組み ( 県 保健医療機関 福祉機関 事業者など ) 学校 教育委員会 小中学校での歯科検診 歯科保健図画 ポスター 標語コンクールによる啓発 ブラッシング指導 治療勧告