平成20年度 大学院シラバス(表紙)

Similar documents
<30358CC48B7A8AED C838B834D815B8145E4508CB E089C88A772E786477>

1

年呼吸器系の疾患 (Respiratory Disease) 責任者 : 木島貴志主任教授 長谷川誠紀主任教授 内科学呼吸器科 木島貴志主任教授 栗林康造准教授 横井崇特任准教授 三上浩司講師 南俊行講師 柴田英輔助教 金村晋吾助教 袮木芳樹助教 藤本英利子助教 外科学呼吸器外科 長谷川誠紀主任教授

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

入した場合には 経気道的な散布巣として臓側胸膜から 2-3mm 離れた内側に小葉中心性粒状影や tree-in-bud といわれる小葉中心性病変を呈しますが この所見をみた場合には呼吸器感染症を強く疑います 汎小葉性病変は 小葉間隔壁に囲まれた ほぼ 1, 2cm 四方の小葉内が細胞浸潤や滲出物ある

Microsoft Word - 肺癌【編集用】

呼吸器内科学 臨床感染症学 呼吸器内科学 1 臨床実習の概要 実際症例に即して医療情報を捉え その情報を合理的に組み立てて診断に到達する方法を学ぶ その中から必要な検査法の適応 検査結果の読み取り方から 各検査結果の総合的把握により診断と病状は決定され 医療方針が明らかになってくる まず臨床において

2-1呼吸器.doc

密封小線源治療 子宮頸癌 体癌 膣癌 食道癌など 放射線治療科 放射免疫療法 ( ゼヴァリン ) 低悪性度 B 細胞リンパ腫マントル細胞リンパ腫 血液 腫瘍内科 放射線内用療法 ( ストロンチウム -89) 有痛性の転移性骨腫瘍放射線治療科 ( ヨード -131) 甲状腺がん 研究所 滋賀県立総合病

NAIKA2

は減少しています 膠原病による肺病変のなかで 関節リウマチに合併する気道病変としての細気管支炎も DPB と類似した病像を呈するため 鑑別疾患として加えておく必要があります また稀ではありますが 造血幹細胞移植後などに併発する移植後閉塞性細気管支炎も重要な疾患として知っておくといいかと思います 慢性

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

医療機関用 FAX 患者さん用 待ち時間を短く患者さんが円滑に診療 検査を受けられるように 病院及び診療所の先生から 事前予約 をお受けしております 予約方法 1 紹介患者さん事前予約申込 FAX 用紙 に必要事項を記 入し 地域医療連携室まで FAX で送信してください 2 直ちに 予約をお取りし

 I

呼吸器内科研修プログラム2017

研究協力施設における検討例 病理解剖症例 80 代男性 東京逓信病院症例 1 検討の概要ルギローシスとして矛盾しない ( 図 1) 臨床診断 慢性壊死性肺アスペルギルス症 臨床経過概要 30 年前より糖尿病で当院通院 12 年前に狭心症で CABG 施行 2 年前にも肺炎で入院したが 1 年前に慢性

北海道医療大学歯学部シラバス

  36 特発性間質性肺炎 臨床調査個人票     (1

PowerPoint プレゼンテーション

様式S-1-11 応募内容ファイル

スライド 1

本扉気管支鏡[001].indd

外科学

33 NCCN Guidelines Version NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) 非ホジキンリンパ腫 2015 年第 2 版 NCCN.or

2.7.3(5 群 ) 呼吸器感染症臨床的有効性グレースビット 錠 細粒 表 (5 群 )-3 疾患別陰性化率 疾患名 陰性化被験者数 / 陰性化率 (%) (95%CI)(%) a) 肺炎 全体 91/ (89.0, 98.6) 細菌性肺炎 73/ (86

第71巻5・6号(12月号)/投稿規定・目次・表2・奥付・背

8 整形外科 骨肉腫 9 脳神経外科 8 0 皮膚科 皮膚腫瘍 初発中枢神経系原発悪性リンパ腫 神経膠腫 脳腫瘍 膠芽腫 頭蓋内原発胚細胞腫 膠芽腫 小児神経膠腫 /4 別紙 5( 臨床試験 治験 )

4 月 20 日 2 胃癌の内視鏡診断と治療 GIO: 胃癌の内視鏡診断と内視鏡治療について理解する SBO: 1. 胃癌の肉眼的分類を列記できる 2. 胃癌の内視鏡的診断を説明できる 3. 内視鏡治療の適応基準とその根拠を理解する 4. 内視鏡治療の方法 合併症を理解する 4 月 27 日 1 胃

Ⅱ 章背景知識 2 呼吸不全の病態生理 呼吸とは, 酸素 (O 2 ) を外気から摂取し細胞内に移送するとともに, 細胞内で産生された二酸化炭素 (CO 2 ) を外気に排出することである 外気と血液間の O 2 CO 2 交換を外呼吸, 血液と細胞間の O 2 CO 2 交換を内呼吸と呼ぶ 肺は,

第58回日本臨床細胞学会 Self Assessment Slide

<4D F736F F D CC966382E782DE95618B4382C68F6B82DE95618B432E646F63>

呼吸器内科 1. 呼吸器内科の理念 特色豊岡病院呼吸器内科は兵庫県北部 京都府北部地域における呼吸器専門診療の中心である 肺癌や間質性肺炎などをはじめとする呼吸器専門疾患が周辺の各医療機関から多数紹介されており 経験可能な症例が豊富である 近年呼吸器内視鏡技術の進歩はめざましく 今後呼吸器内科専門医

胸部単純写真での間質影陰影の読影:XP-CT対比

に 真菌の菌体成分を検出する血清診断法が利用されます 血清 βグルカン検査は 真菌の細胞壁の構成成分である 1,3-β-D-グルカンを検出する検査です ( 図 1) カンジダ属やアスペルギルス属 ニューモシスチスの細胞壁にはβグルカンが豊富に含まれており 血液検査でそれらの真菌症をスクリーニングする

卒後臨床研修を始めるにあたって

診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認

院内がん登録について 院内がん登録とは がん ( 悪性腫瘍 ) の診断 治療 予後に関する情報を収集 整理 蓄積し 集計 解析をすることです 登録により収集された情報は 以下の目的に使用されます 診療支援 研修のための資料 がんに関する統計資料 予後調査 生存率の計測このほかにも 島根県地域がん登録

2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に

呼吸器 アレルギー 膠原病内科学 責任者 : 山内広平教授 一般目標 ( アウトカム ): 呼吸器 アレルギー性疾患 膠原病 心身症を有する患者の心身両面における症状と日常生活上の障害を理解するとともに これらの疾患の適切な診断を行うために 医療面接 基本的診察手技及び検査法について実践的知識を身に

2. 転移するのですか? 悪性ですか? 移行上皮癌は 悪性の腫瘍です 通常はゆっくりと膀胱の内部で進行しますが リンパ節や肺 骨などにも転移します 特に リンパ節転移はよく見られますので 膀胱だけでなく リンパ節の検査も行うことが重要です また 移行上皮癌の細胞は尿中に浮遊していますので 診断材料や

院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

平成 29 年度九段坂病院病院指標 年齢階級別退院患者数 年代 10 代未満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代以上 総計 平成 29 年度 ,034 平成 28 年度 -

炎症 免疫系門クラスター 143 科目クラスター炎症 免疫系クラスター 授業科目名免疫 アレルギー学 実習 専担当者名 責任者廣川誠 分担者植木 重治, 大杉義征 単位数 1 単位 ( 選択 ) 開講時間帯 18:00~21:00 中央検査部カンファレンスルーム 1. 免疫 アレルギー学総論, 細胞

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

085 特発性間質性肺炎

適応病名とレセプト病名とのリンクDB

院内がん登録について 院内がん登録とは がん ( 悪性腫瘍 ) の診断 治療 予後に関する情報を収集 整理 蓄積し 集計 解析をすることです 登録により収集された情報は 以下の目的に使用されます 診療支援 研修のための資料 がんに関する統計資料 予後調査 生存率の計測このほかにも 島根県地域がん登録


実地医家のための 甲状腺エコー検査マスター講座

85 特発性間質性肺炎 概要 1. 概要間質性肺炎とは 胸部 X 線写真や CT 画像にて両側びまん性の陰影を認める疾患のうち 肺の間質を炎症や線維化病変の場とする疾患の総称である 間質性肺炎の原因は多岐にわたり 職業 環境性や薬剤など原因の明らかなものや 膠原病 サルコイドーシスなどの全身性疾患に

IgG4 関連疾患 IgG4 関連疾患診断基準 IgG4 関連疾患 厚生労働省 IgG4 関連疾患に関する調査研究 班 ポケットブック版にてご覧いただけます. お問い合わせフォーム IgG4 関連疾患の診断は基本的には,

保健のしおり38号_本文.indd

小児外科学 (-Pediatric Surgery-) Ⅰ 教育の基本方針小児外科は 子供 (16 歳未満 ) の一般外科と消化器外科を扱う科です 消化器 一般外科学並びに小児外科学に対する基礎医学から臨床にわたる幅広い知識をあらゆる診断 治療技術を習得し 高い技術力と探究心及び倫理観を兼ね備えた小

がん登録実務について

外来在宅化学療法の実際

気管支学 Vol 41, No 4

富士

130318_CJLSG1203_●●高齢者CRFrivese

HGB01訂N.mcd

06: 耳鼻咽喉 頭頸部外科コース 1. 耳鼻咽喉 頭頸部外科コースの概説このコースでは 聴器 平衡器 鼻 副鼻腔 口腔 咽頭 喉頭 気管 食道および唾液腺 甲状腺を含む臨床解剖 生理を知り これら器官の疾患の診断および治療法についての概念を習得することにあるが さらにこれら疾患と他臓器疾患との関連

一次サンプル採取マニュアル PM 共通 0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May EGFR 遺伝子変異検

3. 対象 2001 年より仁科記念サイクロトロンセンター ( 岩手県滝沢村 ) にて 18FDG-PET 検査を行なった良性悪性の鑑別の困難であった 8 例である ポジトロン断層撮影装置は Shimadzu Headtome IV を用いた 検査前 6-7 時間絶食とし トランスミッション撮像 (

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

< E082AA82F1936F985E8F578C768C8B89CA816989FC92F994C5816A2E786C73>

1)表紙14年v0


頭頚部がん1部[ ].indd

indd

「             」  説明および同意書

スライド 1

1-A-01-胸部X線写真の読影.indd

< E082AA82F1936F985E8F578C768C8B89CA816989FC92F994C5816A2E786C73>

病院情報誌第 56 号平成 28 年 10 月 17 日発行 ろうさい病院つうしん 発行所 : 中部ろうさい病院 名古屋市港区港明 chubuh. johas.go.jp/ TEL: FAX: 病

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>

1 3 Castro Rodriguez Asthema Predictive Index API 4% 1 76% % Castro Rodriguez 3 Asthma Predictive Index API API 1 2 GERD 2 API

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

Microsoft Word - 24 呼吸器病学.docx

<4D F736F F F696E74202D A90E096BE8E9197BF5F8E4F8F6491E58A775F834B836F83558BB38EF65F E B8CDD8AB7838

月 6 日金 幼児期の子どもの健康障害と看護 2 川崎病幼児期の子どもの健康障害と看護 3 髄膜炎 月 13 日金 C401 学童期の子どもの健康障害と看護 2 糖尿病学童期の子どもの健康障害と看護 3 紫斑病看護過程 3 まとめネフローゼ症候群の子

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

臨床調査個人票 新規 更新 IgG4 関連疾患 (IgG4 関連疾患包括 ) 行政記載欄 受給者番号判定結果 認定 不認定 基本情報 姓 ( かな ) 名 ( かな ) 姓 ( 漢字 ) 名 ( 漢字 ) 郵便番号 住所 生年月日西暦年月日 * 以降 数字は右詰めで 記入 性別 1. 男

Module05.ec8

第6 呼吸器機能障害


呼吸困難を呈し、            臨床的に閉塞性細気管支炎と  診断した犬の2例

10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32

09 呼吸器内科 2012 ( 平成 24 年 ) 11 月 12 日実施 09 年次試験 試験科目 : 呼吸器内科 No. 1 肺の細胞と機能の組み合わせで誤っているのはどれか 1つ選べ a. 杯細胞 粘液分泌 b. 線維芽細胞 膠原線維の産生 c. 神経内分泌細胞 セロトニン分泌 d. Ⅰ 型肺

330 先天性気管狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から声門 ) と狭義の気道 ( 声門下腔 気管 気管支 ) に大別される 呼吸障害を来し外科的治療の対象となるものは主に狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも気管狭窄症が代表的であり 多くが緊急の診断 処置 治療を要する 外科治療を

別様式診断書 呼吸器の機能障害の状況及び所見 の所見欄に記載された内容は適宜省略してよいが 現状の固定 永続性の認定の参考となる治療内容等についても具体的に記載すること (4) 総合所見 について経過及び現症から障害認定に必要な事項 特に換気の機能 動脈血ガス値 活動能力の程度を明記し 併せて 障害

2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にあります

循環器 Cardiology 年月日時限担当者担当科講義主題 平成 23 年 6 月 6 日 ( 月 ) 2 限目 (10:40 12:10) 平成 23 年 6 月 17 日 ( 金 ) 2 限目 (10:40 12:10) 平成 23 年 6 月 20 日 ( 月 ) 2 限目 (10:40 1

採択結果一覧

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

間質性肺炎合併肺癌に関するステートメント 出版にあたって 発刊の目的肺癌診療, 特に薬物療法は分子標的治療 免疫療法を含めその進歩には目を見張るものがあります. このような新たな治療開発に臨床試験での評価は欠かすことができませんが, 残念ながらほぼすべての肺癌臨床試験で間質性肺炎合併例は登録から除外

脂質異常症を診断できる 高尿酸血症を診断できる C. 症状 病態の経験 1. 頻度の高い症状 a 全身倦怠感 b 体重減少 体重増加 c 尿量異常 2. 緊急を要する病態 a 低血糖 b 糖尿性ケトアシドーシス 高浸透圧高血糖症候群 c 甲状腺クリーゼ d 副腎クリーゼ 副腎不全 e 粘液水腫性昏睡

診療科特集 呼吸器 化学療法内科 私たち呼吸器 化学療法内科では患者さんにとって 最良の医療を提供することを目標とし 日々診療に取り 組んでいます 呼吸器内科領域では 胸部異常陰影 慢性咳嗽 感 染症 抗酸菌症 COPD( 慢性閉塞性肺疾患 ) 気管支 喘息 間質性肺炎 アレルギー性肺疾患 睡眠時呼

スライド 1

気管支鏡検査とはどんな検査ですか?

呼吸器内科 初期臨床研修 研修目標呼吸器疾患に対し適切な初期対応ができるよう, 基本的診療能力を身につけることを目標とする. すなわち,Common disease の診断を適切に行い, 治療方針の立案ができることや, 他科でも役立つ知識 技術 ( 胸部 X 線の読影, 動脈血ガスの採取 解析など


Transcription:

8. レーダーを用いた呼吸モニターおよび肺機能検査準備学予習復習( ) 13 平成 30 年度大学院シラバス 専攻分野 / コース ( 英文名 ) 内科学 ( 呼吸器内科 ) (Respiratory Medicine) 研究指導教員 峯下昌道 研究 教育の概略研究項目 当科では呼吸器疾患全般を対象として, 研究 教育を行なう 中でも呼吸器インターベンションの研究に力を入れており, 悪性気道狭窄に対する治療として, 硬性気管支鏡と軟性気管支鏡を組み合わせて用い, 腫瘍の焼灼, バルーン拡張, 気道ステントの留置などを行っており 適応や効果判定に関する臨床研究は今年度も継続していく 気道狭窄の治療前後におけるチョークポイントの移動に関する気道内圧の測定や局所肺の呼気中 CO 2,O 2 を用いた病態解析に関する研究も継続して行う 難治性気胸に関しては胸腔造影による診断と EWS 挿入および胸膜癒着による治療を行っており症例を集積している さらにCOPDや気管支喘息の内視鏡的治療を本格的に開始しており この手技に関する臨床研究を推進する 肺癌の診断, 治療に関しては豊富な臨床例に基づいて, 画像診断, 気管支鏡検査 ( ナビゲーションや超拡大内視鏡も含む ), 化学療法などの研究, 教育を行い, 臨床治験にも積極的に参加する 気管支鏡検査の際に気管支腔内超音波検査を併用し, 超音波データやエラストグラムの診断における有用性に関する研究を行っている 気管支腔内超音波検査法は肺癌のみならず, 気管支結核や再発性多発軟骨炎などの病態把握のための研究にも活用している これまで Vibration response imaging を用いた呼吸音に関する研究を行ってきたが, 今後は得られた知見を参考にレーダーを用いた呼吸モニターや肺機能検査に関する研究を進めていく 気管支喘息, および呼吸器感染症については豊富な臨床例に基づいて, その病態, 診断法, 治療法を教育する 1. 気道狭窄に対する呼吸器インターベンション 2. 気道内圧, および呼気中 CO 2,O 2 を用いた呼吸生理学的検討 3. 難治性気胸の治療 4.COPDの内視鏡的治療 5. 気管支喘息の内視鏡的治療 6. 肺癌の診断と治療 7. 気管支腔内超音波検査法 習事前に参考資料を読み 内容を確認すること

平成 30 年度講義シラバス (1) 講義題目呼吸器病態学必修 / 選択必修 担当教員峯下昌道担当教員連絡先内線 80463 単位数 1 単位 ( 前期 1) 履修年次 1 年 テーマと目的 講義計画 達成目標 症例に基づいて基本的な呼吸器疾患の病態を理解する種々の基本的な呼吸器疾患を症例を通して病態を理解し, 管理方法を検討する 1. 基本的な呼吸器疾患について病態を論理的に説明できる 2. 基本的な呼吸器疾患の病態に基づいた管理を計画できる 教科書 参考書 別途指示 準備学習 ( 予習 復習 時間 ) 事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間 出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 閉塞性換気障害の病態 1 2 拘束性換気障害の病態 2 3 急性呼吸不全の病態 1 3 4 急性呼吸不全の病態 2 4 5 ARDSの病態 1 5 6 ARDSの病態 2 6 7 慢性呼吸不全の病態 1 7 8 慢性呼吸不全の病態 2 8 9 過換気症候群の病態 9 10 肺胞低換気の病態 10 11 肺循環障害の病態 1 11 12 肺循環障害の病態 2 12 13 無気肺の病態 13 14 中枢気道狭窄の病態 1 14 15 中枢気道狭窄の病態 2 15

平成 30 年度講義シラバス (2) 講義題目呼吸器内視鏡学 Ⅰ 必修 / 選択必修 担当教員峯下昌道担当教員連絡先内線 81545 単位数 1 単位 ( 前期 1) 履修年次 1 年 呼吸器内視鏡の実際を理解する症例に基づいて, 気管支鏡および flexi-rigid type 胸腔鏡の適応と実際を検討する 1. 気管支鏡検査について症例に基づいて計画を立てられる 2.flexi-rigid type 胸腔鏡検査について症例に基づいて計画を立てられる別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表, 受講態度による総合評価 1 気管支鏡の歴史 1 2 気管支鏡の適応と禁忌 1 2 3 気管支鏡の適応と禁忌 2 3 4 軟性気管支鏡の機器と準備 1 4 5 周辺機器 1 5 6 局所麻酔 1 6 7 気管支鏡の挿入と観察 1 7 8 気管支の解剖 1 8 9 気管支鏡所見 正常編 1 9 10 気管支鏡所見 異常編 1 10 11 気管支鏡所見 異常編 2 11 12 気管支鏡所見 異常編 3 12 13 胸腔鏡の歴史 1 13 14 fexi-rigid type 胸腔胸の適応と禁忌 1 14 15 fexi-rigid type 胸腔鏡の機器と準備 1 15

平成 30 年度講義シラバス (3) 講義題目呼吸器内視鏡学 Ⅱ 必修 / 選択必修 担当教員峯下昌道担当教員連絡先内線 80484 単位数 1 単位 ( 後期 1) 履修年次 1 年 呼吸器内視鏡の実際を理解する症例に基づいて気管支鏡および flexi-rigid type 胸腔鏡の適応と実際を検討する 1. 気管支鏡検査について症例に基づいて計画を立てられる 2.flexi-rigid type 胸腔鏡検査について症例に基づいて計画を立てられる別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表, 受講態度による総合評価 1 1 経気管支的肺生検 1 2 2 経気管支的肺生検 2 3 3 経気管支的肺生検 3 4 4 EBUS 中枢気道への応用 1 5 5 EBUS 中枢気道への応用 2 6 6 EBUS 中枢気道への応用 3 7 7 EBUS 中枢気道への応用 4 8 8 EBUS- 末梢病変への応用 1 9 9 EBUS- 末梢病変への応用 2 10 10 EBUS- 末梢病変への応用 3 11 11 EBUS- 末梢病変への応用 4 12 12 flexi-rigid type 胸腔鏡の手技 1 13 13 胸腔鏡所見 1 14 14 胸腔鏡所見 2 15 15 胸腔鏡の合併症と対処法 1

平成 30 年度講義シラバス (4) 講義題目呼吸器画像診断学 Ⅰ 必修 / 選択必修 担当教員峯下昌道担当教員連絡先内線 80463 単位数 1 単位 ( 前期 1) 履修年次 1 年 呼吸器画像の読影に習熟する症例を通じて胸部単純エックス線, 胸部 CTの読影法を解説する基本的な呼吸器疾患について胸部単純エックス線, 胸部 CTを読影できる画像所見に基づいて, 鑑別診断を列挙できる別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 胸部単純エックス線 正常編 1 2 胸部単純エックス線 浸潤影 2 3 胸部単純エックス線 結節影 3 4 胸部単純エックス線 びまん性陰影 4 5 胸部単純エックス線 無気肺 5 6 胸部単純エックス線 応用編 1 6 7 胸部単純エックス線 応用編 2 7 8 胸部 CT- 正常編 8 9 胸部 CT-GGO 9 10 胸部 CT-consolidation 10 11 胸部 CT- 結節影 11 12 胸部 CT-びまん性陰影 12 13 胸部 CT- 無気肺 13 14 胸部 CT- 応用編 1 14 15 胸部 CT- 応用編 2 15

平成 30 年度講義シラバス (5) 講義題目呼吸器画像診断学 Ⅱ 必修 / 選択必修 担当教員峯下昌道担当教員連絡先内線 80463 単位数 1 単位 ( 後期 1) 履修年次 1 年 呼吸器画像の読影に習熟する症例を通じて胸部単純エックス線, 胸部 CTの読影法を解説する基本的な呼吸器疾患について胸部単純エックス線, 胸部 CTを読影できる画像所見に基づいて, 鑑別診断を列挙できる別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 1 肺炎の画像診断 1 2 2 肺炎の画像診断 2 3 3 COPDの画像診断 4 4 胸膜炎, 膿胸の画像診断 5 5 間質性肺炎の画像診断 1 6 6 間質性肺炎の画像診断 2 7 7 サルコイドーシスの画像診断 8 8 肺胞蛋白症の画像診断 9 9 肺水腫の画像診断 10 10 肺癌の画像診断 1 11 11 肺癌の画像診断 2 12 12 縦隔リンパ節の読影 13 13 胸膜中皮腫の画像診断 14 14 PET 15 15 胸部 MRI

平成 30 年度講義シラバス (6) 講義題目呼吸器病理と臨床各論 Ⅰ 必修 / 選択必修 担当教員駒瀬裕子担当教員連絡先内線 78124 単位数 2 単位 ( 前期 2) 履修年次 1 年 症例に基づいて基本的な呼吸器疾患の病理と各種疾患の臨床を理解する種々の基本的な呼吸器疾患症例を通して, その病理と臨床像を検討する基本的な呼吸器疾患について病理を説明できる基本的な呼吸器疾患の臨床像を説明できる 別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 気管支喘息の病理 1 1 2 気管支喘息の臨床 1 2 3 再発性多発軟骨炎の病理と臨床 1 3 4 Wegener 肉芽腫症の病理と臨床 1 4 5 特発性間質性肺炎の病理 1 5 6 特発性間質性肺炎の臨床 1 6 7 好酸球性肺炎の病理 1 7 8 好酸球性肺炎の臨床 1 8 9 過敏性肺臓炎の病理 1 9 10 過敏性肺臓炎の臨床 1 10 11 膠原病肺の病理 1 11 12 膠原病肺の臨床 1 12 13 サルコイドーシスの病理 1 13 14 サルコイドーシスの臨床 1 14 15 その他の間質性肺炎の病理と臨床 1 15

平成 30 年度講義シラバス (7) 講義題目呼吸器病理と臨床各論 Ⅱ 必修 / 選択必修 担当教員峯下昌道担当教員連絡先 内線 80463 単位数 2 単位 ( 後期 2) 履修年次 1 年 症例に基づいて基本的な呼吸器疾患の病理と各種疾患の臨床を理解する種々の基本的な呼吸器疾患症例を通して, その病理と臨床像を検討する基本的な呼吸器疾患について病理を説明できる基本的な呼吸器疾患の臨床像を説明できる 別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 1 肺腺癌の病理 1 2 2 肺腺癌の臨床 1 3 3 肺扁平上皮癌の病理 1 4 4 肺扁平上皮癌の臨床 1 5 5 小細胞肺癌の病理 1 6 6 小細胞肺癌の臨床 1 7 7 大細胞肺癌の病理 1 8 8 大細胞肺癌の臨床 1 9 9 細気管支肺胞上皮癌の病理と臨床 1 10 10 非小細胞肺癌の化学療法 1 11 11 小細胞肺癌の化学療法 1 12 12 転移性肺癌の病理 1 13 13 転移性肺癌の臨床 1 14 14 悪性胸膜中皮腫の病理 1 15 15 悪性胸膜中皮腫の臨床 1

平成 30 年度講義シラバス (8) 講義題目呼吸器内視鏡実習 Ⅰ 必修 / 選択必修 担当教員井上健男担当教員連絡先内線 81307 単位数 1 単位 ( 前期 1) 履修年次 1 年 気管支鏡の実技を習得する気管支鏡の手技を実施する 気管支鏡を用いて内視鏡的観察ができる 経気管支肺生検ができる 別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と実習態度, および手技の習熟度, 問題点の理解度による総合評価 1 気管支鏡の挿入および観察手技 1 1 2 気管支鏡の挿入および観察手技 2 2 3 気管支命名法 1 3 4 気管支命名法 2 4 5 気管支鏡所見 1 5 6 気管支鏡所見 2 6 7 気管支鏡所見 3 7 8 気管支鏡所見 4 8 9 経気管支肺生検 1 9 10 経気管支肺生検 2 10 11 経気管支肺生検 3 11 12 ナビゲーション1 12 13 ナビゲーション2 13 14 EBUS-GS 法 1 14 15 EBUS-GS 法 2 15

平成 30 年度講義シラバス (9) 講義題目呼吸器内視鏡実習 Ⅱ 必修 / 選択必修 担当教員井上健男担当教員連絡先内線 81307 単位数 1 単位 ( 後期 1) 履修年次 1 年 テーマと目的講義計画達成目標教科書 参考書 気管支鏡と flexi-rigid type 胸腔鏡の実技を習得する気管支鏡の手技を実施する flexi-rigid type 胸腔鏡の手技を実施する 気管支鏡を用いて内視鏡的観察ができる 経気管支肺生検ができる flexi-rigid type 胸腔鏡を用いて観察と生検ができる 別途指示 準備学習 ( 予習 復習 時間 ) 事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間 出席と実習態度, および手技の習熟度, 問題点の理解度による総合評価 1 1 気管支鏡所見 5 2 2 気管支鏡所見 6 3 3 気管支鏡所見 7 4 4 EBUS-TBNA1 5 5 EBUS-TBNA2 6 6 EBUS-TBNA3 7 7 蛍光気管支鏡 1 8 8 蛍光気管支鏡 2 9 9 NBI1 10 10 NBI2 11 11 flexi-rigid type 胸腔胸の手技 1 12 12 flexi-rigid type 胸腔鏡の手技 2 13 13 胸腔鏡所見 1 14 14 胸腔鏡所見 2 15 15 胸腔鏡所見 3

平成 30 年度講義シラバス (10) 講義題目呼吸器内視鏡学 Ⅲ 必修 / 選択必修 担当教員半田寛担当教員連絡先内線 80536 単位数 1 単位 ( 前期 1) 履修年次 2 年 テーマと目的講義計画達成目標教科書 参考書 呼吸器内視鏡の実際を理解する症例に基づいて, 気管支鏡および flexi-rigid type 胸腔鏡の適応と実際を検討する 1. 気管支鏡検査について症例に基づいて計画を立てられる 2.flexi-rigid type 胸腔鏡検査について症例に基づいて計画を立てられる別途指示 準備学習 ( 予習 復習 時間 ) 事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間 出席と講義内での発表, 受講態度による総合評価 1 気管支鏡の歴史 2 1 2 気管支鏡の適応と禁忌 3 2 3 気管支鏡の適応と禁忌 4 3 4 軟性気管支鏡の機器と準備 2 4 5 周辺機器 2 5 6 局所麻酔 2 6 7 気管支鏡の挿入と観察 2 7 8 気管支の解剖 2 8 9 気管支鏡所見 正常編 2 9 10 気管支鏡所見 異常編 4 10 11 気管支鏡所見 異常編 5 11 12 気管支鏡所見 異常編 6 12 13 胸腔鏡の歴史 2 13 14 flexi-rigid type 胸腔胸の適応と禁忌 2 14 15 flexi-rigid type 胸腔鏡の機器と準備 2 15

平成 30 年度講義シラバス (11) 講義題目呼吸器内視鏡学 Ⅳ 必修 / 選択必修 担当教員半田寛担当教員連絡先内線 80536 単位数 1 単位 ( 後期 1) 履修年次 2 年 呼吸器内視鏡の実際を理解する症例に基づいて, 気管支鏡および flexi-rigid type 胸腔鏡の適応と実際を検討する 1. 気管支鏡検査について症例に基づいて計画を立てられる 2.flexi-rigid type 胸腔鏡検査について症例に基づいて計画を立てられる別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表, 受講態度による総合評価 1 1 経気管支的肺生検 ナビゲーション1 2 2 経気管支的肺生検 ナビゲーション2 3 3 経気管支的肺生検 ナビゲーション3 4 4 EBUS-TBNA1 5 5 EBUS-TBNA2 6 6 EBUS-TBNA3 7 7 蛍光気管支鏡 1 8 8 蛍光気管支鏡 2 9 9 NBI1 10 10 NBI2 11 11 気管支鏡の合併症と対処法 2 12 12 flexi-rigid type 胸腔鏡の手技 2 13 13 胸腔鏡所見 3 14 14 胸腔鏡所見 4 15 15 胸腔鏡の合併症と対処法 2

平成 30 年度講義シラバス (12) 講義題目呼吸器病理と臨床各論 Ⅲ 必修 / 選択必修 担当教員峯下昌道担当教員連絡先内線 80463 単位数 2 単位 ( 前期 2) 履修年次 2 年 テーマと目的 講義計画 達成目標 症例に基づいて基本的な呼吸器疾患の病理と各種疾患の臨床を理解する種々の基本的な呼吸器疾患症例を通して, その病理と臨床像を検討する基本的な呼吸器疾患について病理を説明できる基本的な呼吸器疾患の臨床像を説明できる 教科書 参考書 別途指示 準備学習 ( 予習 復習 時間 ) 事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間 出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 気管支喘息の病理 2 1 2 気管支喘息の臨床 2 2 3 再発性多発軟骨炎の病理と臨床 2 3 4 Wegener 肉芽腫症の病理と臨床 2 4 5 特発性間質性肺炎の病理 2 5 6 特発性間質性肺炎の臨床 2 6 7 好酸球性肺炎の病理 2 7 8 好酸球性肺炎の臨床 2 8 9 過敏性肺臓炎の病理 2 9 10 過敏性肺臓炎の臨床 2 10 11 膠原病肺の病理 2 11 12 膠原病肺の臨床 2 12 13 サルコイドーシスの病理 2 13 14 サルコイドーシスの臨床 2 14 15 その他の間質性肺炎の病理と臨床 2 15

平成 30 年度講義シラバス (13) 講義題目呼吸器病理と臨床各論 Ⅳ 必修 / 選択必修 担当教員古屋直樹担当教員連絡先内線 80463 単位数 2 単位 ( 後期 2) 履修年次 2 年 症例に基づいて基本的な呼吸器疾患の病理と各種疾患の臨床を理解する種々の基本的な呼吸器疾患症例を通して, その病理と臨床像を検討する基本的な呼吸器疾患について病理を説明できる基本的な呼吸器疾患の臨床像を説明できる 別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 1 肺腺癌の病理 2 2 2 肺腺癌の臨床 2 3 3 肺扁平上皮癌の病理 2 4 4 肺扁平上皮癌の臨床 2 5 5 小細胞肺癌の病理 2 6 6 小細胞肺癌の臨床 2 7 7 大細胞肺癌の病理 2 8 8 大細胞肺癌の臨床 2 9 9 細気管支肺胞上皮癌の病理と臨床 2 10 10 非小細胞肺癌の化学療法 2 11 11 小細胞肺癌の化学療法 2 12 12 転移性肺癌の病理 2 13 13 転移性肺癌の臨床 2 14 14 悪性胸膜中皮腫の病理 2 15 15 悪性胸膜中皮腫の臨床

平成 30 年度講義シラバス (14) 講義題目呼吸器疾患特論 Ⅰ 必修 / 選択必修 担当教員西根広樹担当教員連絡先内線 80484 単位数 1 単位 ( 前期 1) 履修年次 2 年 テーマと目的講義計画達成目標教科書 参考書 個々の呼吸器疾患についてその臨床的特徴と問題点を理解する臨床例を通して個々の呼吸器疾患の臨床的特徴と問題点を検討する 1. 個々の呼吸器疾患の臨床的特徴を説明できる 2, 個々の呼吸器疾患の問題点を列挙し, 対応方法を説明できる別途指示 準備学習 ( 予習 復習 時間 ) 事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間 出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 気管支拡張症 1 2 嚢胞性肺疾患 2 3 慢性閉塞性肺疾患 1 3 4 慢性閉塞性肺疾患 2 4 5 過換気症候群 5 6 気管支喘息 1 6 7 気管支喘息 2 7 8 PIE 症候群 8 9 アレルギー性気管支肺アスペルギルス 9 10 過敏性肺臓炎 10 11 肺ヒスチオサイトーシスX 11 12 膠原病に伴う肺疾患 12 13 サルコイドーシス 13 14 特発性間質性肺炎 1 14 15 特発性間質性肺炎 2 15

平成 30 年度講義シラバス (15) 講義題目呼吸器疾患特論 Ⅱ 必修 / 選択必修 担当教員西根広樹担当教員連絡先内線 80484 単位数 1 単位 ( 後期 1) 履修年次 2 年 テーマと目的講義計画達成目標教科書 参考書 個々の呼吸器疾患についてその臨床的特徴と問題点を理解する臨床例を通して個々の呼吸器疾患の臨床的特徴と問題点を検討する 1. 個々の呼吸器疾患の臨床的特徴を説明できる 2, 個々の呼吸器疾患の問題点を列挙し, 対応方法を説明できる別途指示 準備学習 ( 予習 復習 時間 ) 事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間 出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 1 薬剤性間質性肺炎 2 2 無気肺 3 3 ARDS 4 4 肺胞蛋白症 5 5 肺胞微石症 6 6 原発性肺癌 主要症候 7 7 原発性肺癌 診断 8 8 原発性肺癌 治療 9 9 転移性肺腫瘍 10 10 肺血栓, 塞栓症 11 11 自然気胸 12 12 胸膜炎, 膿胸 13 13 胸膜腫瘍 14 14 縦隔炎 15 15 縦隔腫瘍

平成 30 年度講義シラバス (16) 講義題目呼吸器インターベンション実習 Ⅰ 必修 / 選択必修 担当教員半田寛担当教員連絡先内線 80536 単位数 1 単位 ( 前期 1) 履修年次 2 年 テーマと目的 講義計画 達成目標 呼吸器インターベンションに関する基礎的手技を習得する呼吸器インターベンション症例の基礎的手技を実施する呼吸器インターベンション前後の問題点について説明し, 対処できる適切な手技選択し, 実施できる 教科書 参考書 別途指示 準備学習 ( 予習 復習 時間 ) 事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間 出席と実習態度, および手技の習熟度, 問題点の理解度による総合評価 1 呼吸器インターベンション適応と禁忌 1 1 2 呼吸器インターベンション適応と禁忌 2 2 3 硬性気管支鏡 1 3 4 硬性気管支鏡 2 4 5 気道狭窄の診断 1 5 6 気道狭窄の診断 2 6 7 気道ステントの種類と適応 1 7 8 気道ステントの種類と適応 2 8 9 気道ステント挿入の実際 1 9 10 気道ステント挿入の実際 2 10 11 気道異物 1 11 12 気道異物 2 12 13 APC 焼灼 1 13 14 APC 焼灼 2 14 15 バルーン拡張 15

平成 30 年度講義シラバス (17) 講義題目呼吸器インターベンション実習 Ⅱ 必修 / 選択必修 担当教員峯下昌道担当教員連絡先内線 80463 単位数 1 単位 ( 後期 1) 履修年次 2 年 テーマと目的 講義計画 達成目標 呼吸器インターベンションに関する基礎的手技を習得する呼吸器インターベンション症例の基礎的手技を実施する呼吸器インターベンション前後の問題点について説明し, 対処できる適切な手技選択し, 実施できる 教科書 参考書 別途指示 準備学習 ( 予習 復習 時間 ) 事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間 出席と実習態度, および手技の習熟度, 問題点の理解度による総合評価 1 1 Nd-YAGレーザー 2 2 クライオテラピー 3 3 気道内圧測定 1 4 4 気道内圧測定 2 5 5 気道狭窄とチョークポイント1 6 6 気道狭窄とチョークポイント2 7 7 良性気道狭窄とインターベンション 8 8 悪性気道狭窄とインターベンション 9 9 食道気管瘻の治療法 1 10 10 食道気管瘻の治療法 2 11 11 呼吸器インターベンションの合併症 1 12 12 呼吸器インターベンションの合併症 2 13 13 COPDの内視鏡的治療 1 14 14 COPDの内視鏡的治療 2 15 15 気管支喘息の内視鏡的治療

平成 30 年度講義シラバス (18) 講義題目呼吸器腫瘍学必修 / 選択選択 担当教員古屋直樹担当教員連絡先内線 80988 単位数 2 単位 ( 前期 1, 後期 1) 履修年次 1 年 呼吸器の腫瘍性疾患の臨床を理解する原発性肺癌, 転移性肺癌, 悪性胸膜中皮腫の診断と治療を解説する原発性肺癌, 転移性肺癌, 悪性胸膜中皮腫の診断と治療について説明できる別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 非小細胞肺癌の診断 1 1 転移性肺癌の診断 1 2 非小細胞肺癌の診断 2 2 転移性肺癌の診断 2 3 非小細胞肺癌の診断 3 3 転移性肺癌の診断 3 4 非小細胞肺癌の治療 1 4 転移性肺癌の治療 1 5 非小細胞肺癌の治療 2 5 転移性肺癌の治療 2 6 非小細胞肺癌の治療 3 6 転移性肺癌の治療 3 7 非小細胞肺癌の治療 4 7 転移性肺癌の治療 4 8 小細胞肺癌の診断 1 8 悪性胸膜中皮腫の診断 1 9 小細胞肺癌の診断 2 9 悪性胸膜中皮腫の診断 2 10 小細胞肺癌の診断 3 10 悪性胸膜中皮腫の診断 3 11 小細胞肺癌の治療 1 11 悪性胸膜中皮腫の治療 1 12 小細胞肺癌の治療 2 12 悪性胸膜中皮腫の治療 2 13 小細胞肺癌の治療 3 13 悪性胸膜中皮腫の治療 3 14 小細胞肺癌の治療 4 14 悪性胸膜中皮腫の治療 4 15 化学療法の有害事象と対処法 1 15 化学療法の有害事象と対処法 2

平成 30 年度講義シラバス (19) 講義題目呼吸器感染症学必修 / 選択選択 担当教員井上健男担当教員連絡先内線 81307 単位数 2 単位 ( 前期 1, 後期 1) 履修年次 2 年 呼吸器領域における感染症を理解する呼吸器領域における感染症を解説する呼吸器領域における感染症の診断, 治療, 感染拡大予防対策について説明できる別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 細菌感染症の診断 1 1 肺結核の治療 1 2 細菌感染症の診断 2 2 肺結核の治療 2 3 細菌感染症の診断 3 3 肺結核の治療 3 4 細菌感染症の治療 1 4 マイコプラズマ感染症の診断 1 5 細菌感染症の治療 2 5 マイコプラズマ感染症の診断 2 6 細菌感染症の治療 3 6 マイコプラズマ感染症の治療 1 7 ウィルス感染症の診断 1 7 マイコプラズマ感染症の治療 2 8 ウィルス感染症の診断 2 8 クラミジア, リケッチア感染症の診断 1 9 ウィルス感染症の診断 3 9 クラミジア, リケッチア感染症の診断 2 10 ウィルス感染症の治療 1 10 クラミジア, リケッチア感染症の治療 1 11 ウィルス感染症の治療 2 11 クラミジア, リケッチア感染症の治療 2 12 ウィルス感染症の治療 3 12 非定型肺炎の診断 1 13 肺結核の診断 1 13 非定型肺炎の診断 2 14 肺結核の診断 2 14 非定型肺炎の治療 1 15 肺結核の診断 3 15 非定型肺炎の治療 2

平成 30 年度講義シラバス (20) 講義題目呼吸音解析必修 / 選択選択 担当教員峯下昌道担当教員連絡先内線 80463 単位数 1 単位 ( 前期 1) 履修年次 2 年 呼吸音解析に関する理解を深める呼吸音解析とその臨床応用について解説する Vibration Response Imaging を用いた呼吸音解析の原理, 臨床応用を理解し, 呼吸音解析の呼吸生理的評価について述べることができる 別途指示事前に参考資料を読み 内容を確認すること 1 時間出席と講義内での発表および受講態度による総合評価 1 呼吸音解析について 1 2 Vibration Response Imaging (VRI) の原理 2 3 VRI 測定の実際 3 4 健常人のVRI 所見 1 4 5 健常人のVRI 所見 2 5 6 気道インターベンションとVRI1 6 7 気道インターベンションとVRI2 7 8 気道インターベンションとVRI3 8 9 COPDのVRI 所見 1 9 10 COPDのVRI 所見 2 10 11 COPD 治療とVRI 所見 11 12 気管支喘息のVRI 所見 12 13 呼吸音解析と呼吸生理 1 13 14 呼吸音解析と呼吸生理 2 14 15 携帯型呼吸音解析装置の開発 15