第 5 回土地区画整理事業準備会会議要旨 日時 :2018 年 1 月 27 日 ( 土 )14:00~14:40 場所 : 和光大学ポプリホール鶴川 3 階多目的室出席者 :21 名 ( 地権者ほか ) 町田市 : 都市づくり部地区街づくり課職員 東京都都市づくり公社職員日本測地設計株式会社職員

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山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

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再販入札⇒先着順物件調書

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千里ニュータウン地区の今後の土地利用の考え方 豊中市 はじめに市は 平成 4 年 (1992 年 )7 月に 千里ニュータウン地区住環境保全に関する基本方針 ( 以下 基本方針 という ) を策定し 同地区内で計画される建築物などに対して その用途をはじめ 建築物の建て方 ( 容積率 建ぺい率 高さ


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区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

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区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

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第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

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工業地域用途地域の一つで 主として工業の業務の利便の増進を図る地域のこと 住宅や店舗は建てられるが 学校や病院 ホテルなどは建てられない 高次都市機能行政 教育 文化 情報 商業 交通 レジャーなど都市自体が持つ住民生活や企業の経済活動に対する各種のサービス機能のうち 受益圏が広域にわたる質の高い機

線路敷 河川道路敷地道路久留米市建築確認申請の手引き (2016 年版 ) 制限の緩和等 ( 公園 水面 線路敷 道路 等 )(2/4) 関係条文法第 2 条第 1 項第六号 令第 20 条第 2 項 法第 42 条第 2 項 法第 53 条第 3 項第二号 市細則 17 条 令第 134 条 令第

5h-3h H=4m (7) 最低限 5h-3h H=4m (8) 容積率 (%) 300% 準 5h-3h H=4m (9) 5h-3h H=4m (10) 最低限 5h-3h H=4m (11) 最低限 (12) 最低限 4h-2.5h H=4m (7) 第一種中高層住居専用地域 建ぺい率 (%

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P19-20.ai

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Transcription:

第 5 回土地区画整理事業準備会会議要旨 日時 :2018 年 1 月 27 日 ( 土 )14:00~14:40 場所 : 和光大学ポプリホール鶴川 3 階多目的室出席者 :21 名 ( 地権者ほか ) 町田市 : 都市づくり部地区街づくり課職員 東京都都市づくり公社職員日本測地設計株式会社職員 次第 1. 鶴川駅周辺の街づくりについて 2. 鶴川駅南土地区画整理事業区域について 3. 鶴川駅南地区地区計画 ( 案 ) について 4. 鶴川駅南地区地区界測量について 5. 今後の予定 議事 1. 開会挨拶 今年度は現況測量を行ったが 皆様のご理解 ご協力により予定通り作業を完了することができた 東京都都市づくり公社と共に区画整理調査を行い 事業範囲の検討や地区計画案の作成を行っている 鶴川駅の南側では1 月 ~3 月までの期間で地区界測量を実施中である 鶴川駅北口の再整備の状況については 道路の線形計画について警視庁と調整が整いつつある 駅の南と北をつなぐ南北自由通路の調査設計については 7 月に小田急電鉄と協定を結び現在自由通路や駅舎の検討を始めている 川崎市麻生区岡上に必要となる駅南口へのアクセス路については 川崎市側の現況測量が完了した 今後 土地区画整理事業の事業認可を2018 年度中に取得したいと考えている

2. 資料説明 (1) 鶴川駅周辺のまちづくりについて 2011 年度 ~2016 年度に街づくり検討会を25 回実施している 2016 年度からは土地区画整理事業準備会が発足し 今まで4 回開催され 今回が5 回目の開催となる 第 1 回基本的な考え方 鶴川駅周辺再整備基本方針 ( 案 ) 第 2 回市民意見募集結果 区画整理街づくり計画案等第 3 回鶴川駅周辺再整備基本方針第 4 回鶴川駅南口街づくりの経過 北口広場 南口アクセス路協議経過以上について報告した 街づくりの方向性のイメージ( 下図 ) について説明 鶴川駅南側の都市計画区域については 区域東側を土地区画整理事業で整備し 区域西側を生活道路の拡幅等で整備する方向で考えている

( 鶴川駅周辺の協議 話し合いの経過についての報告 ) 1 北口広場について 警視庁と協議し 北口広場の形状がおおむね整った バス タクシーは北口広場に集約し 一般車は西口広場に集約させる方向性で検討している 2 南北自由通路 駅舎等については今年度に調査設計を行い 2018 年度に基本設計を行う予定である また 小田急電鉄は2018 年度に駅舎の設計の前段として駅舎のアイデアコンペで市民の皆様から意見を広く募集することにより検討を進めることにしている 3 北口広場の都市計画の変更や南北自由通路の都市計画決定については 東京都と協議を行っている 川崎市側から南口広場につながるアクセス道路は川崎市と協議中である 4 鶴川駅周辺再整備基本方針の中では 香山緑地 駅北口広場や南北自由通路と駅南側の土地区画整理事業区域を一体として来年度景観形成を考えるとしている

(2) 鶴川駅南土地区画整理事業区域について 鶴川駅前土地区画整理事業区域変更説明図 ( 下図 ) で 青色の線で囲まれた区域が約 50 年前に土地区画整理事業の都市計画決定が行われた区域である 都市計画決定された区域の中で 駅北口の土地区画整理未完了区域 ( 北エリア 東エリア ) と駅南口の西エリアは 地区計画を設定してから事業区域から外す方針である 駅南口の土地区画整理事業区域は ピンク色で着色された区域で河川沿いの区域を一部追加している

(3) 鶴川駅南地区地区計画 ( 案 ) について 地区計画とは 都市計画法に基づき街並みを保全 誘導する制度である 道路 公園 建物等のルールを作っていくものである 地区計画は 1 目標 方針 2 地区整備計画 ( 道路 公園等の整備 ) 3 土地利用 用途地域から構成されている 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設整備の方針 建築物等の整備の方針等について地区計画計画書 ( 駅北口 ) を参考に説明 鶴川駅前地区地区計画計画図 1( 参考図 )( 下図 ) で 駅南側の区画整理実施予定区域は事業に合わせて地区計画を設定し 道路や公園や駅前広場の配置を定めていく 土地区画整理予定区域の西側区域は 良好な居住環境を維持するため 住宅地区として地区計画を設定していく 区域内には狭隘な道路が存在するため 地区施設としての道路の拡幅整備を2 号踏切のところまで実施していく予定である

現在鶴川駅南側の用途地域は 第一種低層住居専用地域であり 建ぺい率は40% 容積率は80% となっている 区画整理事業を実施しない区域は主要生活道路を整備後にそれぞれ建ぺい率 50% と容積率 10 0% に緩和し 土地利用し易くなるように検討中である 区画整理実施予定区域については 来年度はまだ用途地域の変更はしないが 鶴川駅前地区と同様に近隣商業地区等の商業や文化の機能が集積する用途地域に変更していく予定である ( 用途地域変更案説明図で説明 ) 2018 年度には区画整理事業の区域決定に合わせて地区計画について都市計画審議会に諮っていく予定である 2018 年 7 月頃に地域の皆様に地区計画の原案の説明会を行い縦覧期間も設ける予定である 用途地域変更案 説明図 仮換地後変更 二中 150/50 31Ⅱ 準 近商 200/80 Ⅱ 準 Ⅰ 無 近商 商業 近商 300/80 Ⅲ 準 近商 400/80 300/80 Ⅲ 準 400/80 無 防 商業 500/80 無 防 Ⅲ 準 一中 200/60 Ⅰ 無 凡例 第一種低層住居専用地域 Ⅰ 無 31Ⅱ 準 100/50 Ⅰ 準 Ⅰ 無 二低一中二中 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域 第二種中高層住居専用地域 Ⅰ 無 Ⅰ 無 近商商業 近隣商業地域 商業地域

(4) 鶴川駅南地区地区界測量について 地区界測量は 鶴川駅南口市街地整備予定区域の中で 土地区画整理事業を施行する区域 面積を確定することを目的とする 測量の内容としては 1 関係権利者の立会いのうえ地区界点の位置を確認し 2 現地に標示物が無い場合は 標示物 ( コンクリート製 金属製 ) を設置し 3 境界確認書を作成する 2 月中旬頃から立会通知を発送し 立会確認 確認書の作成を行う予定 測量作業は 測量の専門会社である日本測地設計株式会社が行い 作業期間としては3 月中旬頃までを予定している また 作業者は市の腕章を着用し 身分証明書を携帯している 測量の概ねの範囲は 北側が小田急電鉄との境界 東側は川崎市との境界 南側は鶴見川との境界 西側は水路との境界までとなっている 西側の一部は民地と民地の境界になっている 測量作業で土地の立入りが必要な場合は事前に通知する また 建物所有者や占有者に対しても必要な場合は事前に告げてから立入らせていただく 原則 日出前 日没後に作業は行わない 但し 必要な場合には事前に承諾をいただく 問合せについては 南口整備に関することについては町田市 測量作業に関することについては公社か日本測地設計にお願いしたい

(5) 今後の予定 都市計画決定 変更の手続きについては 2018 年度の7 月上旬に説明会を開催し 市の都市計画審議会に8 月 10 月に付議する予定 2018 年度 1 月から3 月で事業認可申請を行い 決定する予定 2019 年度より地権者と学識経験者で構成される土地区画整理審議会が組織される予定 土地区画整理準備会は 第 6 回を今年 5 月下旬に都市計画決定 変更等について報告する予定 第 7 回は 今年 12 月中旬に都市計画決定や事業計画等について報告予定 また 第 8 回は 来年 2 月下旬に事業認可に係わる内容等について報告予定 その後の準備会は 2019 年度から組織される審議会に移行する予定である 土地や建物の権利変動があった場合は 市に連絡をいただきたい 鶴川駅南口地区で土地売却についての相談等が有れば 市職員が訪問することも可能である 何か不明な点があれば市に連絡していただきたい 今後もご協力よろしくお願いしたい