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改訂後 用法 用量 用法 用量 カンデサルタン錠 2mg 4mg 8mg 12mg オーハラ の場合 高血圧症 高血圧症通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセ通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセチルとして4~8mgを経口投与し 必要に応じチルとして4~8mgを経口投与し 必

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1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

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使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

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2. 改訂内容 ( ) 自主改訂 オルメテック錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg 錠 40mg 改訂後改訂前 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等 リチウム製剤炭酸リチウム -2- 臨床症状 措置方法 血清カリウム値が上昇することがある 血中リチウム濃度が上昇し リチウム

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

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この薬は 体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり 量を加減したりすると病気が悪化することがあります 指示どおりに飲み続けることが重要です この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に DSPB に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 妊婦

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

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クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

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食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

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あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

2. 性状クレストール錠 改訂後 ( 下線部は追加変更箇所 ) 2. 性状 改訂前 クレストール OD 錠 販売名 クレストール OD 錠 2.5mg クレストール OD 錠 5mg 剤形 淡黄色の円形の素錠 淡黄色の円形の素錠 外形表面 該当なし 外形裏面 外形側面直径 約 6mm 約 8mm 厚

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Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ

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(2) 健康成人の血漿中濃度 ( 反復経口投与 ) 9) 健康成人男子にスイニー 200mgを1 日 2 回 ( 朝夕食直前 ) 7 日間反復経口投与したとき 血漿中アナグリプチン濃度は投与 2 日目には定常状態に達した 投与 7 日目における C max 及びAUC 0-72hの累積係数はそれぞれ

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はじめに 本剤は レニン アンジオテンシン系阻害薬 ( 以下 RA 系阻害薬 ) であるアンジオテンシン Ⅱ 受容体拮抗 薬 ( 以下 ARB) に分類されるバルサルタンとジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬に分類されるシルニジピ ンの 2 つの成分からなる配合剤です バルサルタンは 血管内皮細胞 血

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まれに過度の血圧低下を起こし ショック症状や一過性の意識障害 脳梗塞があらわれることがあるので そのような場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 3) 降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので 高所作業 自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること 3. 相互作用本剤は主

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3. 改訂理由 厚生労働省医薬食品局安全対策課長通知( 薬食安通知 ) による改訂 主に米国において オルメサルタン含有製剤との因果関係が否定できない重度の下痢を症状とするスプルー様腸疾患が報告されたため 米国添付文書が改訂されました 国内においても 同様の報告があったことから 重大な副作用 の項に

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⑽ 下痢 嘔吐のある患者 電解質失調があらわれるおそれがある ⑾ 高カルシウム血症 副甲状腺機能亢進症のある患者 血清カルシウムを上昇させるおそれがある ⑿ジギタリス剤 副腎皮質ホルモン剤又はACTHの投与を受けている患者 ( 相互作用 の項参照) ⒀ 交感神経切除後の患者 本剤の降圧作用が増強され

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**2017 年 11 月改訂 ( 第 4 版一部包装規格の販売中止に基づく改訂 ) *2016 年 7 月改訂 貯法 : 室温保存 気密容器使用期限 : 外箱等に表示 規制区分 : 処方箋医薬品 注意 - 医師等の処方箋により使用すること 選択的 AT1 受容体ブロッカー日本薬局方 承認番号薬価収載販売開始承認番号薬価収載販売開始 日本標準商品分類番号 8 7 2 1 4 9 錠 20mg JG 錠 40mg JG 22600AMX 22600AMX 00333000 00334000 錠 80mg JG 錠 160mg JG 22600AMX 22600AMX 00335000 00336000 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) ⑴ 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 ⑵ 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 ( 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 の項参照 ) ⑶ アリスキレンを投与中の糖尿病患者 ( ただし 他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く )[ 非致死性脳卒中 腎機能障害 高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている ]( 2. 重要な基本的注意 ⑶ の項参照 ) 色 剤形 外 形 大きさ ( mm) 重量 ( mg) 白色の割線入りのフィルムコーティング錠 直径 :8.6 厚さ :4.3 240 白色の長楕円形をした割線入りのフィルムコーティング錠 長径 :15.5 短径 :6.9 厚さ :5.6 476 組成 性状 識別コード JG 74 JG 75 販売名 成分 含量 (1 錠中 ) 添加物 色 剤形 外 形 大きさ ( mm) 重量 ( mg) 識別コード 販売名 成分 含量 (1 錠中 ) 添加物 20mg JG バルサルタン 20mg 軽質無水ケイ酸 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 結晶セルロース タルク ステアリン酸マグネシウム ヒプロメロース マクロゴール 6000 酸化チタン 黄色三二酸化鉄 カルナウバロウ 直径 :6.1 厚さ :2.5 直径 :7.1 厚さ :3.5 61.5 JG 72 40mg JG バルサルタン 40mg 軽質無水ケイ酸 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 結晶セルロース タルク ステアリン酸マグネシウム ヒプロメロース マクロゴール 6000 酸化チタン カルナウバロウ 淡黄色の割線入りの白色の割線入りのフィルムコーティング錠フィルムコーティング錠 80mg JG バルサルタン 80mg 121 JG 73 160mg JG バルサルタン 160mg 軽質無水ケイ酸 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 結晶セルロース タルク ステアリン酸マグネシウム ヒプロメロース マクロゴール 6000 酸化チタン カルナウバロウ 効能 効果 高血圧症 用法 用量 通常 成人にはバルサルタンとして 40~80mg を 1 日 1 回経口投与する なお 年齢 症状に応じて適宜増減するが 1 日 160mg まで増量できる 通常 6 歳以上の小児には バルサルタンとして 体重 35kg 未満の場合 20mg を 体重 35kg 以上の場合 40mg を 1 日 1 回経口投与する なお 年齢 体重 症状により適宜増減する ただし 1 日最高用量は 体重 35kg 未満の場合 40mg とする 用法 用量に関連する使用上の注意 国内においては小児に対して 1 日 80mg を超える使用経験がない 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) ⑴ 両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者 ( 2. 重要な基本的注意 ⑴ の項参照 ) ⑵ 高カリウム血症の患者 ( 2. 重要な基本的注意 ⑵ の項参照 ) ⑶ 重篤な腎機能障害のある患者 [ 腎機能障害を悪化させるおそれがあるため 血清クレアチニン値が 3.0mg/ dl 以上の場合には 投与量を減らすなど慎重に投与すること ]( 7. 小児等への投与 の項参照 ) - 1 -

⑷ 肝障害のある患者 特に胆汁性肝硬変及び胆汁うっ滞のある患者 [ 本剤は主に胆汁中に排泄されるため これらの患者では血中濃度が上昇するおそれがあるので用量を減らすなど慎重に投与すること 外国において 軽度 ~ 中等度の肝障害患者でバルサルタンの血漿中濃度が 健康成人と比較して約 2 倍に上昇することが報告されている ] ⑸ 脳血管障害のある患者 [ 過度の降圧が脳血流不全を引き起こし 病態を悪化させるおそれがある ] ⑹ 高齢者 ( 5. 高齢者への投与 の項参照 ) 2. 重要な基本的注意 ⑴ 両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者においては 腎血流量の減少や糸球体濾過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあるので 治療上やむを得ないと判断される場合を除き 投与は避けること ⑵ 高カリウム血症の患者においては 高カリウム血症を増悪させるおそれがあるので 治療上やむを得ないと判断される場合を除き 投与は避けること また 腎機能障害 コントロール不良の糖尿病等により血清カリウム値が高くなりやすい患者では 高カリウム血症が発現するおそれがあるので 血清カリウム値に注意すること ⑶ アリスキレンを併用する場合 腎機能障害 高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため 患者の状態を観察しながら慎重に投与すること なお egfr が 60mL/min/1.73m 2 未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンとの併用については 治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること ( 3. 相互作用 の項参照 ) ⑷ 本剤の投与によって 初回投与後 一過性の急激な血圧低下 ( 失神及び意識消失等を伴う ) を起こすおそれがあるので そのような場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと また 特に次の患者では低用量から投与を開始し 増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと 1 血液透析中の患者 2 利尿降圧剤投与中の患者 [ 特に重度のナトリウムないし体液量の減少した患者 ( まれに症候性の低血圧が生じることがある )] 3 厳重な減塩療法中の患者 ⑸ 本剤を含むアンジオテンシン Ⅱ 受容体拮抗剤投与中に肝炎等の重篤な肝障害があらわれたとの報告がある 肝機能検査を実施するなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと ⑹ 手術前 24 時間は投与しないことが望ましい ⑺ 降圧作用に基づくめまい ふらつきがあらわれることがあるので 高所作業 自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等臨床症状 措置方法アリスキレン腎機能障害 高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため 腎機能 血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること なお egfrが60 ml/min/1.73m 2 未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンとの併用については 治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること アンジオテンシン変換酵素阻害剤 カリウム保持性利尿剤スピロノラクトントリアムテレン等カリウム補給製剤塩化カリウム ドロスピレノン エチニルエストラジオール シクロスポリン 非ステロイド性消炎鎮痛剤 (SAIDs) COX-2 選択的阻害剤インドメタシン等 ビキサロマー リチウム 腎機能障害 高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため 腎機能 血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること 血清カリウム値が上昇することがあるので 血清カリウム濃度に注意する 本剤の降圧作用が減弱することがある 腎機能を悪化させるおそれがあるので 併用する場合には腎機能を十分に観察すること 併用により 本剤の血中濃度が約 30~ 40% に低下したとの報告がある 本剤の作用が減弱するおそれがあるので 併用する場合には十分に観察すること 血中リチウム濃度が上昇し リチウム中毒を起こすことが報告されているので 血中リチウム濃度に注意すること 機序 危険因子 併用によりレニン - アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある 本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある 危険因子 : 腎機能障害 本剤による血清カリウム値の上昇とドロスピレノンの抗ミネラルコルチコイド作用によると考えられる 危険因子 : 腎障害患者 血清カリウム値の高い患者 高カリウム血症の副作用が相互に増強されると考えられる SAIDs COX-2 選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により 本剤の降圧作用が減弱することがある SAIDs COX-2 選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により 腎血流量が低下するためと考えられる 危険因子 : 高齢者 リン酸結合性ポリマーにより 同時に服用した場合 本剤の吸収を遅延あるいは減少させる可能性がある 本剤のナトリウム排泄作用により リチウムの蓄積が起こると考えられている - 2 -

4. 副作用本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない ⑴ 重大な副作用 ( 以下 全て頻度不明 ) 次のような副作用があらわれることがあるので 観察を十分に行い 症状があらわれた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 1 血管浮腫顔面 口唇 咽頭 舌の腫脹等が症状としてあらわれることがあるので観察を十分に行うこと 2 肝炎 3 腎不全 4 高カリウム血症重篤な高カリウム血症があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 直ちに適切な処置を行うこと 5 ショック 失神 意識消失ショック 血圧低下に伴う失神 意識消失があらわれることがあるので 観察を十分に行い 冷感 嘔吐 意識消失等があらわれた場合には 直ちに適切な処置を行うこと 特に血液透析中 厳重な減塩療法中 利尿降圧剤投与中の患者では低用量から投与を開始し 増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと 6 無顆粒球症 白血球減少 血小板減少無顆粒球症 白血球減少 血小板減少があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 直ちに適切な処置を行うこと 7 間質性肺炎発熱 咳嗽 呼吸困難 胸部 X 線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので このような場合には投与を中止し 副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと 8 低血糖低血糖があらわれることがある ( 糖尿病治療中の患者であらわれやすい ) ので 観察を十分に行い 脱力感 空腹感 冷汗 手の震え 集中力低下 痙攣 意識障害等があらわれた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 9 横紋筋融解症筋肉痛 脱力感 CK(CPK) 上昇 血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので 観察を十分に行い このような場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 10 中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal ecrolysis:te) 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens- Johnson 症候群 ) 多形紅斑中毒性表皮壊死融解症 皮膚粘膜眼症候群 多形紅斑があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 11 天疱瘡 類天疱瘡天疱瘡 類天疱瘡があらわれることがあるので 水疱 びらん等があらわれた場合には 皮膚科医と相談し 投与を中止するなど適切な処置を行うこと ⑵その他の副作用頻度不明注 1) 過敏症光線過敏症 発疹 瘙痒 蕁麻疹 紅斑精神神経系めまい注 2) 頭痛 眠気 不眠血液白血球減少 好酸球増多 貧血循環器低血圧注 2) 動悸 頻脈 心房細動嘔気 腹痛 嘔吐 下痢 便秘 口渇 食欲消化器不振 AST(GOT) ALT(GPT) LDH ALP 肝臓ビリルビン値の上昇呼吸器咳嗽 咽頭炎血中尿酸値上昇 BU 上昇 血清クレアチ腎臓ニン上昇電解質血清カリウム値上昇 低ナトリウム血症筋肉痛 関節痛 発熱 倦怠感 浮腫 CK (CPK) 上昇 胸痛 疲労感 しびれ 味覚その他異常 ほてり 血糖値上昇 血清コレステロール上昇 血清総蛋白減少 腰背部痛 脱力感 耳鳴注 1) このような場合には投与を中止すること 注 2) このような場合には減量 休薬するなど適切な処置を行うこと 5. 高齢者への投与 ⑴ 高齢者では一般に過度の降圧は好ましくないとされている ( 脳梗塞等が起こるおそれがある ) ので 低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること ⑵ 他社で実施した高齢者の薬物動態試験で 本剤の血漿中濃度が非高齢者に比べて高くなることが認められている ⑶ 他社で実施した臨床試験では65 歳以上の高齢者と65 歳未満の非高齢者において本剤の効果 安全性に差は認められていない 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 ⑴ 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと また 投与中に妊娠が判明した場合には 直ちに投与を中止すること [ 本剤を含むアンジオテンシンⅡ 受容体拮抗剤並びにアンジオテンシン変換酵素阻害剤で 妊娠中期 ~ 末期に投与された患者に胎児 新生児死亡 羊水過少症 胎児 新生児の低血圧 腎不全 高カリウム血症 頭蓋の形成不全 羊水過少症によると推測される四肢の拘縮 脳 頭蓋顔面の奇形 肺の発育形成不全等があらわれたとの報告がある また 海外で実施されたアンジオテンシン変換酵素阻害剤におけるレトロスペクティブな疫学調査で 妊娠初期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された患者群において 胎児奇形の相対リスクは降圧剤が投与されていない患者群に比べ高かったとの報告がある ] ⑵ 授乳中の婦人への投与を避け やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること [ 動物実験 ( ラットの授乳期経口投与 ) の3mg/kg/ 日で 乳汁中へ移行するとの報告がある また 動物実験 ( ラットの周産期及び授乳期経口投与 ) の600mg/kg/ 日で出生児の低体重及び生存率の低下が認められており 200mg/kg / 日以上で外表分化の遅延が認められている ] 7. 小児等への投与 ⑴ 低出生体重児 新生児 乳児又は6 歳未満の幼児に対する安全性は確立していない ( 使用経験がない ) ⑵ 糸球体濾過量 (GFR) が30mL/min/1.73m 2 未満もしくは透析を受けている小児等に対する安全性は確立し - 3 -

ていない ( 使用経験が少ない ) ⑶ 小児等の高血圧では腎機能異常を伴うことが多いため 腎機能及び血清カリウム値を注意深く観察すること 特に 腎機能に影響を及ぼす状態 ( 発熱 脱水 ) の患者に本剤を投与する場合や血清カリウム値を上昇させる可能性がある他の薬剤と併用する場合は注意すること ( 1. 慎重投与 ⑶ 3. 相互作用 の項参照 ) 8. 過量投与徴候 症状 : 本剤の過量投与により 著しい血圧低下が生じ 意識レベルの低下 循環虚脱に至るおそれがある 処置 : 通常 次のような処置を行う 1 催吐及び活性炭投与 2 著しい低血圧の場合には 患者を仰臥位にし 速やかに生理食塩液等の静脈注射など適切な処置を行う 注意 : バルサルタンの血漿タンパクとの結合率は 93 % 以上であり 血液透析によって除去できない 9. 適用上の注意薬剤交付時 : PTP 包装の薬剤は PTP シートから取り出して服用するよう指導すること (PTP シートの誤飲により 硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し 更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている ) 薬物動態 1. 生物学的同等性試験 ⑴ 20mg JG 20mg JG は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン ( 平成 24 年 2 月 29 日薬食審査発 0229 第 10 号別紙 2) に基づき 40mg JG を標準製剤とした溶出試験の結果 溶出挙動は同等と判定され 生物学的に同等とみなされた 1) ⑵ 40mg JG 40mg JG と標準製剤を クロスオーバー法によりそれぞれ1 錠 ( バルサルタンとして 40mg) 健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し 得られた薬物動態パラメータ (AUC Cmax) について90% 信頼区間法にて統計解析を行った結果 log(0.80)~log(1.25) の範囲内であり 両剤の生物学的同等性が確認された 薬物動態パラメータ血2) 3.0 40mg JG 漿2.5 中標準製剤 ( 錠剤 40mg) バ2.0 ルMean±S.D., n=75 サル1.5 タン1.0 濃度0.5 0 0 1 2 3 4 6 8 10 12 14 24 投与後の時間 薬物動態パラメータ判定パラメータ AUC0-24 Cmax (μg hr/ml) 参考パラメータ Tmax T 1 / 2 13.41±3.89 2.22±0.65 2.8±0.9 5.9±0.8 40mg JG 標準製剤 12.33±3.63 2.04±0.60 2.8±0.9 5.9±0.9 ( 錠剤 40mg) (Mean±S.D., n=75) 血漿中濃度並びにAUC Cmax 等のパラメータは 被験者の選択 体液の採取回数 時間等の試験条件によって異なる可能性がある ⑶ 80mg JG 80mg JG と標準製剤を クロスオーバー法によりそれぞれ1 錠 ( バルサルタンとして 80mg) 健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し 得られた薬物動態パラメータ (AUC Cmax) について90% 信頼区間法にて統計解析を行った結果 log(0.80)~log(1.25) の範囲内であり 両剤の生物学的同等性が確認された 3) 5 血漿中バルサルタン濃度4 3 2 1 0 0 1 2 3 4 6 8 10 12 14 24 投与後の時間 判定パラメータ AUC0-24 Cmax (μg hr/ml) 80mg JG 標準製剤 ( 錠剤 80mg) Mean±S.D., n=59 参考パラメータ Tmax T 1 / 2 20.84±6.41 3.44±1.09 3.0±0.9 6.1±1.0 80mg JG 標準製剤 21.06±6.74 3.54±1.08 3.0±0.9 6.1±0.8 ( 錠剤 80mg) (Mean±S.D., n=59) 血漿中濃度並びにAUC Cmax 等のパラメータは 被験者の選択 体液の採取回数 時間等の試験条件によって異なる可能性がある ⑷ 160mg JG 160mg JG と標準製剤を クロスオーバー法によりそれぞれ1 錠 ( バルサルタンとして 160mg) 健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し 得られた薬物動態パラメータ (AUC Cmax) について90% 信頼区間法にて統計解析を行った結果 log(0.80)~log(1.25) の範囲内であり 両剤の生物学的同等性が確認された 4) 初校 2017.11/25-4 -

薬物動態パラメータ血 初校 2017.11/25 8 7 6 5 160mg JG 標準製剤 ( 錠剤 160mg) Mean±S.D., n=17 4 3 2 1 0 0 1 2 3 4 6 8 10 12 14 24 投与後の時間 漿中バルサルタン濃度判定パラメータ 参考パラメータ AUC0-24 Cmax Tmax T 1 / 2 (μg hr/ml) 38.18±13.91 6.55±1.99 160mg JG 2.4±1.1 6.8±1.8 標準製剤 39.07±11.22 6.41±1.67 ( 錠剤 160mg) 3.4±0.9 6.2±1.3 (Mean±S.D., n=17) 血漿中濃度並びに AUC Cmax 等のパラメータは 被験者の選択 体液の採取回数 時間等の試験条件によって異なる可能性がある 2. 溶出挙動 20mg JG 40mg JG 80mg JG 及び 160mg JG は 日本薬局方医薬品各条に定められたの溶出規格に適合していることが確認されている 5) 薬効薬理 アンジオテンシン Ⅱ 受容体のサブタイプ AT1 受容体の拮抗薬 内因性昇圧物質のアンジオテンシン Ⅱ に対して受容体レベルで競合的に拮抗することにより降圧作用を現す 6) 有効成分に関する理化学的知見 一般名 : バルサルタン (Valsartan) 化学名 :(2S)-3-Methyl-2-(-{[2 -(1H-tetrazol-5-yl) biphenyl-4-yl]methyl}pentanamido)butanoic acid 分子式 :C24H295O3 分子量 :435.52 構造式 : CH3 取扱い上の注意 安定性試験最終包装製品を用いた加速試験 (40 相対湿度 75% 6 ヵ月 ) の結果 20mg JG 40mg JG 80mg JG 及び 160mg JG は通常の市場流通下において 3 年間安定であることが推測された 7) ** 包装 20mg JG PTP:140 錠 (14 錠 10) 40mg JG PTP:140 錠 (14 錠 10) 700 錠 (14 錠 50) バラ :500 錠 80mg JG PTP:140 錠 (14 錠 10) 500 錠 (10 錠 50) 700 錠 (14 錠 50) バラ :500 錠 160mg JG PTP:100 錠 (10 錠 10) 140 錠 (14 錠 10) 主要文献及び文献請求先 主要文献 1 日本ジェネリック株式会社社内資料 ; 2 日本ジェネリック株式会社社内資料 ; 3 日本ジェネリック株式会社社内資料 ; 4 日本ジェネリック株式会社社内資料 ; 5 日本ジェネリック株式会社社内資料 ; 溶出試験 (2014) 6 日本薬局方解説書 廣川書店 7 日本ジェネリック株式会社社内資料 ; 安定性試験 (2014) 文献請求先 お問合せ先 主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください 日本ジェネリック株式会社お客さま相談室 100-6739 東京都千代田区丸の内一丁目 9 番 1 号 TEL 0120-893-170 FAX 0120-893-172 H3C H3C H O CO2H H 性 状 : 白色の粉末である メタノール又はエタノール (99.5) に極めて溶けやすく 水にほとんど溶けない - 5 -

- 6-3030053-004