Ⅰ. 調査概要 調査 的 本県における県 のスポーツの実態及びスポーツ振興に係る県 のニーズを把握し 平成 30 年度 に中間 直しを う 福岡県スポーツ推進計画 の基礎資料を得ることを 的とする 調査地域 福岡県内全域 調査対象 県内に居住する18 歳以上の男 個 標本数 4, 000サンプル 標本抽出 層化 段無作為抽出 調査 法 郵送法 ( 郵送配布 郵送回収 ) 調査期間 平成 29 年 11 28 ( ) ~12 15 ( ) 回収状況 有効標本回収数 1,760サンプル ( 有効回収率 44.4) 集計 法 県内 4 地域を層とし 地域ごとの 総数を1とする 構成 によって 各市町村の合計が100 地点になるように配分 集計の際には 各地域の実 と回収数に 例した加重集計を い 各地 域の抽出率が等しくなるようにしたため 集計回答総数は5,066となっている 調査企画と調査実施 調査企画 : 福岡県 づくり 県 活部 スポーツ振興課 調査実施 : 株式会社 本統計センター調査部 回答率 () は 数点以下第 位を四捨五 しているため 合計が100 にならない場合がある Ⅱ. 標本構成 (1) 性別 (2) 年代別 0.3 0.1 18~19 歳 4.5 20~29 歳 7.1 70 歳以上 19.1 30~39 歳 13.8 女性 58.5 男性 41.2 60~69 歳 24.9 40~49 歳 17.0 無職 ( 定年退職者を含む ) 17.4 学生 5.6 3.7 0.7 (3) 職業別 (4) 居住地域別 農林水産業 ( 家族従事者を含む ) 1.5 自営業 自由業 ( 家族従事者を含む ) 6.8 企業 役所 団体などの正規職員 27.1 筑豊地域 8.2 0.0 50~59 歳 13.5 筑後地域 15.9 北九州地域 25.1 専業主婦 主夫 18.2 パート アルバイト 契約社員 派遣社員など 19.2 福岡地域 50.8 (5)( 本人の ) 障がいの有無別 0.9 ある 9.4 ない 89.7 1
Ⅲ. 調査結果 1. 運動不足を感じることの有無 現在 運動不 を感じている ( いに感じる ある程度感じる ) 割合は77.5 運動不 を感じない ( あまり感じない ほとんど( 全く ) 感じない ) 割合は21.7 で 約 8 割が運動不 を感じており 前回と べ3.2ポイント増加している 年代別では 30 代から50 代で 運動不 を感じている 割合が く 最も い30 代 (88.7) で約 9 割に達している 大いに感じる ある程度感じるあまり感じないほとんど ( 全く ) 感じない 凡例 運動不足を感じている 運動不足を感じない 今回 37.7 39.8 16.4 5.3 77.5 21.7 前回 (N=4239) 35.1 39.2 18.7 6.1 74.3 24.8 18~19 歳 (N=228) 30.8 46.9 10.8 11.4 77.7 22.2 20~29 歳 (N=361) 46.1 34.8 13.0 6.1 80.9 19.1 年代別 30~39 歳 (N=699) 40~49 歳 (N=861) 50~59 歳 (N=685) 47.8 49.4 44.0 40.9 34.4 39.1 8.7 12.4 14.1 2.6 3.1 2.0 88.7 11.3 83.8 15.5 83.1 16.1 60~69 歳 (N=1261) 34.9 41.9 18.5 4.6 76.8 23.1 70 歳以上 (N=965) 18.0 41.5 26.9 10.9 2.7 59.5 37.8 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 2. この1 年間に行った運動やスポーツの実施頻度と種類この1 年間に った運動やスポーツの頻度では 週 1 回以上 の割合 ( 週に1 2 週に3 以上 ) (40.6) が4 割で 前回を4.3ポイント上回っている 1 年間に った運動やスポーツの種類については ウォーキング (32.8) が最も多く 次いで 体操 (22.8) ボウリング (11.7) 転 (9.6) が上位の項 となっている < 今回調査 > < 前回調査 > 2.5 0.8 まったく行わなかった 25.0 週に 3 日以上 19.1 まったく行わなかった 31.6 週に 3 日以上 18.1 週に 1~2 日 21.5 週に 1~2 日 18.2 年に 1~3 日程度 9.6 月に 1~3 日 15.4 年に 1~3 日程度 9.6 月に 1~3 日 14.1 3 ヵ月に 1~2 日 7.0 今回 3 ヵ月に 1~2 日 7.5 前回 (N=4239) 2
3. 運動やスポーツを行った理由 運動やスポーツを った理由では 健康 体 づくりのため (35.0) 楽しみや気晴らしとして (28.7) 運動不 を感じるから (24.9) となっており 前回と べ傾向に きな違いはない 35.0 健康 体力づくりのため 53.3 楽しみや気晴らしとして 運動不足を感じるから 友人や仲間との交流のため 家族との触れ合いのため 美容や肥満解消のため 仕事や職場のつきあいで 地域で開催される行事があるので 試合に出場したり 自己の記録や能力を向上させるため 精神の修養や訓練のため 14.8 9.8 12.6 9.7 7.4 10.0 5.2 7.9 4.8 3.3 2.3 2.3 3.0 1.5 15.4 24.9 22.9 28.7 39.2 44.8 今回 (N=3674) 前回 (N=2865) 4. 運動やスポーツをまったく行わなかった理由 この1 年間にまったく運動やスポーツを わなかった理由では 仕事や家事 育児等で忙しく時間がなかった (35.9) が最も く 次いで 病気やけが 齢になった等の 体的理由で (23.7) 費 がかかる (15.3) となっており 前回と べると 費 がかかる の割合が くなっている 仕事や家事 育児等で忙しく時間がなかった 病気やけが 高齢になった等の身体的理由で 費用がかかる 運動やスポーツをはじめるきっかけがない つきあいが面倒 おっくうである 運動やスポーツは嫌い 興味がない 必要性がない 誘い合う仲間がいない 下手だから恥ずかしい 運動やスポーツをする場所や施設がない 参加したいイベントや催し物がない 運動やスポーツに関する情報がない 指導者がいない 特に理由はない 23.7 22.3 15.3 6.9 13.6 14.5 13.5 10.4 11.6 7.9 7.1 7.2 3.8 3.4 3.4 2.6 2.2 3.4 1.1 2.1 0.8 0.8 14.3 18.0 8.2 1.0 35.9 40.0 今回 (N=1267) 前回 (N=1339) 3
5. 今後の運動やスポーツの実施 ( 継続 ) 意向 実施( 継続 ) 意向あり ( ぜひしてみたい( 続けたい ) どちらかといえばしてみたい( 続けたい ) ) が78.9 と約 8 割で 前回から僅かに割合が まった < 今回調査 > < 前回調査 > したくない ( 続けたくない ) 6.5 4.6 したくない ( 続けたくない ) 8.8 2.3 どちらかといえばしたくない ( 続けたくない ) 9.9 どちらかといえばしたくない ( 続けたくない ) 11.4 ぜひしてみたい ( 続けたい ) 39.0 ぜひしてみたい ( 続けたい ) 38.5 どちらかといえばしてみたい ( 続けたい ) 39.9 どちらかといえばしてみたい ( 続けたい ) 39.0 今回 前回 (N=4239) 6. 運動やスポーツを行う ( 継続する ) ための条件 の4 割以上が 近にスポーツ施設や運動できる場所がある (44.6) 緒にする仲間がいる (41.1) をあげている 次いで クラブ会費 ( 利 料 ) が安い (37.1) 初 者や家族でも参加しやすい (31.3) 駐 場が完備されている (21.7) となっている 前回と べ傾向に きな変化はない 身近にスポーツ施設や運動できる場所がある 44.6 42.6 一緒にする仲間がいる 41.1 43.1 クラブ会費 ( 利用料金 ) が安い 31.8 37.1 初心者や家族でも参加しやすい 31.3 29.7 駐車場が完備されている 16.4 21.7 年齢や技術レベルに応じたプログラムが用意されている 17.5 17.3 専門的 親身になってくれる指導者がいる 16.1 12.9 やりたいスポーツ種目を選択し 体験できる 健康や体力チェックなどができる保健センターや施設と連携している 14.7 15.6 14.1 15.1 今回 簡単にスポーツ施設の予約ができる 早朝 夜間にスポーツ施設が利用できる 12.2 9.7 11.3 12.2 前回 (N=4239) シャワーや談話室 レストラン等がある 6.6 10.3 多世代の仲間との交流ができる 5.9 7.8 活動情報が手軽に入手できる 5.5 5.8 託児所が備えてある 4.2 3.7 7.2 4.2 4
7. この 1 年間の実際のスポーツ観戦の有無 2.1 この1 年間に 県内外を問わず実際にスポーツの試合を観戦したことが ある (37.1) が約 4 割である ある 37.1 ない 60.8 8. この 1 年間のスポーツにかかわるボランティア活動 今回 活動内容では 会やイベントなどでの 般的な 援 (45.9) クラブやスポーツ団体運営 活動の 伝い (41.7) が4 割台で スポーツの指導 コーチ (25.4) スポーツ施設の管理の 伝い (21.2) が続いている この1 年間のスポーツにかかわるボランティア活動の有無 ったことがあるボランティア活動 3.0 大会やイベントなどでの一般的な支援 45.9 ある 6.8 クラブやスポーツ団体運営 活動の手伝い 41.7 スポーツの指導 コーチ 25.4 スポーツ施設の管理の手伝い 21.2 大会やイベントなどでの専門的立場からの支援 14.9 ない 90.2 障がい者のスポーツ活動に対する支援 ( 介助 介護 送迎など ) 6.3 今回 (N=345) 今回 4.3 1.7 9. 大規模国際スポーツ大会に期待すること どもたちがスポーツの夢や 標を持つきっかけとなること (61.2) が最も く 次いで トップアスリートの競技を間近で観戦したり交流したりできること (57.4) 会をきっかけとして スポーツ活動が盛んになること (37.8) となっている 子どもたちがスポーツの夢や目標を持つきっかけとなることトップアスリートの競技を間近で観戦したり交流したりできること大会をきっかけとして スポーツ活動が盛んになることスポーツや文化の振興等 多元的な価値を実現すること外国人観光客を呼び込み 地域の経済を活性化させることスポーツ施設の ( 再 ) 整備を進めること 80 14.5 18.1 22.4 37.8 57.4 61.2 今回 (N=3224) 1.6 1.0 5
10. 大規模国際スポーツ大会で関わってみたいこと 80 100 約 8 割が 会をテレビやインターネットで試合を観戦する (81.4) をあげている 次いで 試合会場に き 会を観戦する (39.6) 会の練習会場や合宿会場に き 練習を に く (12.3) が続いている 大会をテレビやインターネットで試合を観戦する 試合会場に行き 大会を観戦する 大会の練習会場や合宿会場に行き 練習を見に行く 大会のボランティアとして参加する 大会に関連して行われる地域のスポーツ 文化イベントに参加する大会に出場する選手やチームとの交流イベントに参加する 12.3 8.8 8.4 8.0 39.6 81.4 今回 (N=3224) 0.9 1.5 11. スポーツを活かした方策として地方自治体に期待すること 約 8 割がスポーツは地域活性化に役 つと 思う ( よく思う まあまあ思う )(78.6) と考えている 地 治体に期待することでは どものスポーツ機会の充実 (46.5) が最も多く 次いで 齢者世代のスポーツの機会の充実 (31.7) 学校やスポーツ施設などの活 と充実 (26.8) 国際スポーツ 会やキャンプ地の誘致 (22.9) 働き盛りや 育て世代のスポーツの機会の充実 (22.7) トップアスリートと住 との交流機会の提供 (22.1) と続いている スポーツが地域活性化に役 つと思うか 思わない 3.0 4.2 あまり思わない 14.1 まあまあ思う 56.0 よく思う 22.6 今回 スポーツを活かした 策として地 治体に期待すること 子どものスポーツ機会の充実 46.5 高齢者世代のスポーツの機会の充実学校やスポーツ施設などの活用と充実国際スポーツ大会やキャンプ地の誘致働き盛りや子育て世代のスポーツの機会の充実トップアスリートと住民との交流機会の提供 31.7 26.8 22.9 22.7 22.1 企業を活用したスポーツイベント 大会の開催障がい者スポーツの振興 ( 競技会や大会 体験会などの充実 ) 国際スポーツ大会で活躍できるトップアスリートの育成 国際スポーツ大会参加国との交流イベントの開催 国際感覚を身に付けたボランティア人材の育成国内外への情報発信 ( スポーツ資源 観光 県産品など ) スポーツツーリズムの推進による観光客誘致 特になし 16.6 15.1 14.3 10.6 9.5 8.2 7.0 12.9 5.3 今回 6
12. 障がい者スポーツへの関心の有無 障がい者スポーツに 関 がある ( 変関 がある まあまあ関 がある )(48.5) 関心がない 9.2 3.7 大変関心がある 6.5 と 関 がない ( あまり関 がない 関 がない )(47.8) がほぼ同率である あまり関心がない 38.6 まあまあ関心がある 42.0 今回 県 の運動 スポーツに関する調査報告書 概要版 平成 30 年 4 福岡県 づくり 県 活部スポーツ振興課 812-8577 福岡市博多区東公園 7 番 7 号 TEL(092)643-3407 FAX(092)643-3408 7