DRAFT#9 2011

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DRAFT#9 2011

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(別添様式)

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

スライド 1

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

スライド 1

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

緒言

レベチラセタム 新規抗てんかん薬として日本では 2010 年に薬価収載 適応 : てんかん患者の部分発作 ( 二次性全般化発作を含む ) 代謝 排泄 : 肝臓で 1/3 代謝 (CYP を介さない : 相互作用がほとんどない ), 腎臓で 2/3 排泄 t1/2: 約 8 時間 (2 日弱で定常状態

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

No.16-35

減量・コース投与期間短縮の基準

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 )

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

Epilepsy2015

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

Sep :28:29

< F2D CF6926D905C90BF82C98C5782E992CA926D88C4>

患者向医薬品ガイド フィコンパ錠 2mg フィコンパ錠 4mg 2016 年 5 月作成 この薬は? 販売名 フィコンパ錠 2mg フィコンパ錠 4mg Fycompa Tablets 2mg Fycompa Tablets 4mg 一般名 ペランパネル水和物 Perampanel Hydrate

医科_第20次(追加)審査情報提供(広報用)

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

用法・用量DB

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

の状態により適宜減量する 成人 A 法 : 他の抗悪性腫瘍剤との併用において ブスルファンとして 1 回 0.8 mg/kg を生理食塩液又は 5% ブドウ糖液に混和 調製して 2 時間かけて点滴静注する 本剤は 6 時間毎に 1 日 4 回 4 日間投与する なお 年齢 患者の状態により適宜減量す

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

Microsoft Word - JAID_JSC 2014 正誤表_ 原稿

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品


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新医薬品一覧表 ( 平成 31 年 2 月 26 日収載予定 ) 中医協総 No. 銘柄名規格単位会社名成分名承認区分算定薬価算定方式補正加算等薬効分類ページ 1 ビムパットドライシロップ10% 10%1g ユーシービージャパン ラコサミド 新用量 新剤形医 薬品 386.

IORRA32_P6_CS6.indd

<4D F736F F D DC58F4994C5817A53544C2094E789BA928D5F8AB38ED28CFC834B F94CC94848CB392C78B4C C5292E646F63>

(別添様式1)

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

抗精神病薬の併用数 単剤化率 主として統合失調症の治療薬である抗精神病薬について 1 処方中の併用数を見たものです 当院の定義 計算方法調査期間内の全ての入院患者さんが服用した抗精神病薬処方について 各処方中における抗精神病薬の併用数を調査しました 調査期間内にある患者さんの処方が複数あった場合 そ

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

1.[ 慢性腰痛症患者の生活実態について ] 1-1. 仕事への影響 -3 人に1 人が慢性的な腰痛で仕事を辞めたいと思ったことがあると回答 - 慢性的な腰痛 が仕事へ与える影響について調査したところ 3 人に1 人が 仕事を辞めたいと思ったことがある (35.2%) と回答しました さらに 5 人

肛門用薬2.5mg 1 錠 PTP 100T その他の泌尿生殖器官及び新薬価基準収載品目 ほくやく DI 室平成 26 年 4 月 17 日官報告示 011(611)1099 の他の循環器官用薬分類そメーカー 商品名 成分名 規格 薬価 ( 円 ) 効能 効果 用法 用量 包装 発売日

分類


博士論文 小児用法 用量の開発に関する レギュラトリーサイエンス研究 平成 31 年 3 月就実大学大学院医療薬学研究科疾病治療薬学専攻臨床医薬品評価学分野青木孝文

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

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審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に

第15回日本臨床腫瘍学会 記録集


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Microsoft PowerPoint - 免疫リウマチ HP 図 提出用21.3..ppt

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

1. 今回の変更に関する整理 効能 効果及び用法 用量 ( 添付文書より転載 ) 従来製剤 ( バイアル製剤 ) と製法変更製剤 ( シリンジ製剤 ) で変更はない 効能 効果 用法 容量 B 型肝炎の予防通常 0.5mL ずつ4 週間隔で2 回 更に 20~24 週を経過した後に1 回 0.5mL

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301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

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301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

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ビジネスパーソン外飲み事情

婦人科63巻6号/FUJ07‐01(報告)       M

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂


(別添様式1)

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

新しい抗てんかん薬

CQ1: 急性痛風性関節炎の発作 ( 痛風発作 ) に対して第一番目に使用されるお薬 ( 第一選択薬と言います ) としてコルヒチン ステロイド NSAIDs( 消炎鎮痛剤 ) があります しかし どれが最適かについては明らかではないので 検討することが必要と考えられます そこで 急性痛風性関節炎の

中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適

<4D F736F F D DC58F4994C5817A54524D5F8AB38ED28CFC88E396F B CF8945C8CF889CA92C789C1816A5F3294C52E646

日本内科学会雑誌第98巻第12号

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

サーバリックス の効果について 1 サーバリックス の接種対象者は 10 歳以上の女性です 2 サーバリックス は 臨床試験により 15~25 歳の女性に対する HPV 16 型と 18 型の感染や 前がん病変の発症を予防する効果が確認されています 10~15 歳の女児および

生後 1 カ月 HB ワクチン 0.25ml 皮下注射生後 6 カ月 HB ワクチン 0.25ml 皮下注射 2013 年 11 月 1 日 日本産科婦人科学会周産期委員会未承認薬検討小委員会担当委員日本周産期 新生児医学会副理事長 社保委員会副委員長久保隆彦

TITLE IN HERE, ARIAL 14 BOLD, CAPS

報道関係各位 2015 年 7 月 31 日 ガルデルマ株式会社 塩野義製薬株式会社 ~ ニキビ経験者を対象としたニキビとニキビ痕に関する調査 より ~ ニキビ経験者の多くが ニキビ治療を軽視 軽いニキビでも ニキビ痕 が残る ことを知らない人は約 8 割 ガルデルマ株式会社 ( 本社 : 東京都新

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

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10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1 10 年相対生存率に明らかな男女差は見られない わずかではあ

PowerPoint プレゼンテーション

はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに

13

要望番号 ;Ⅱ-24 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 8 位 ( 全 33 要望中

eRequest - Frequently Asked Questions

Transcription:

報道関係各位 2019 年 3 月 25 日 ユーシービージャパン株式会社 第一三共株式会社 抗てんかん剤 ビムパット 点滴静注 200mg 新発売のお知らせ ユーシービージャパン株式会社 ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役社長 : 菊池加奈子 以下 ユーシービージャパン ユーシービーグループを総称して以下 ユーシービー ) と第一三共株式会社 ( 本社 : 東京都中央区 代表取締役社長 : 眞鍋淳 以下 第一三共 ) は本日 抗てんかん剤 ビムパット 点滴静注 200mg ( 一般名 : ラコサミド ) を新発売しましたので お知らせいたします 抗てんかん剤 ビムパット 点滴静注 200mg は 一時的に経口投与ができない患者における てんかん患者の部分発作 ( 二次性全般化発作を含む ) の治療に対するラコサミド経口製剤の代替療法として開発された新剤形で てんかん患者さんの継続的な治療に貢献できるものと考えております ユーシービーと第一三共は 錠剤とドライシロップに加え注射剤を追加することによってビムパット のラインナップを強化し てんかん患者さんや医療関係者の方々に一層貢献できるものと期待しています - 1 -

製品概要 販売名ビムパット 点滴静注 200mg 一般名 (JAN) ラコサミド効能 効果一時的に経口投与ができない患者における 下記の治療に対するラコサミド経口製剤の代替療法てんかん患者の部分発作 ( 二次性全般化発作を含む ) 用法 用量ラコサミドの経口投与から本剤に切り替える場合 : 通常 ラコサミド経口投与と同じ1 日用量及び投与回数にて 1 回量を30 分から60 分かけて点滴静脈内投与する ラコサミドの経口投与に先立ち本剤を投与する場合 : 成人 : 通常 成人にはラコサミドとして1 日 100mgより投与を開始し その後 1 週間以上の間隔をあけて増量し 維持用量を1 日 200mgとするが いずれも 1 日 2 回に分け 1 回量を30 分から60 分かけて点滴静脈内投与する 小児 : 通常 4 歳以上の小児にはラコサミドとして1 日 2mg/kgより投与を開始し その後 1 週間以上の間隔をあけて1 日用量として2mg/kgずつ増量し 維持用量を体重 30kg 未満の小児には1 日 6mg/kg 体重 30kg 以上 50kg 未満の小児には1 日 4mg/kgとする いずれも1 日 2 回に分け 1 回量を30 分から60 分かけて点滴静脈内投与する ただし 体重 50kg 以上の小児では 成人と同じ用法 用量を用いること いずれの場合においても 症状により適宜増減できるが 1 日最高投与量及び増量方法は以下のとおりとすること 成人 : 成人では1 日最高投与量は400mgを超えないこととし 増量は1 週間以上の間隔をあけて1 日用量として100mg 以下ずつ行う 小児 :4 歳以上の小児のうち体重 30kg 未満の小児では1 日 12mg/kg 体重 30kg 以上 50kg 未満の小児では1 日 8mg/ kgを超えないこととし 増量は1 週間以上の間隔をあけて1 日用量として2 mg/kg 以下ずつ行う ただし 体重 50kg 以上の小児では 成人と同じ1 日最高投与量及び増量方法とすること 製造販売承認日 2019 年 1 月 8 日薬価基準収載日 2019 年 2 月 26 日薬価ビムパット 点滴静注 200mg : 1 瓶 4,252 円発売日 2019 年 3 月 25 日製造販売元ユーシービージャパン株式会社販売元第一三共株式会社 - 2 -

ビムパット 点滴静注 200mg ビムパット ( 一般名 : ラコサミド ) について ビムパット は 電位依存性ナトリウムチャネルの緩徐な不活性化を選択的に促進することにより 神経細胞の過剰な興奮を低下させる薬剤です 1 日本では 2016 年 7 月に成人の てんかん患者の部分発作に対する併用療法 で製造販売承認を取得しました さらに 成人の てんかん患者の部分発作に対する単剤療法 が 2017 年 8 月に 4 歳以上の小児てんかん患者の部分発作に対する併用療法及び単剤療法に係る新用量が 2019 年 1 月に ドライシロップと点滴静注が 2019 年 1 月に それぞれ追加承認されました ユーシービーと第一三共は 2014 年 11 月に締結した本剤に関する共同商業化契約に基づき 製造はユーシービーが担い 流通 販売は第一三共が担当し プロモーション活動は両社共同で実施しています てんかんについててんかんは 有病率が約 1% 世界に約 6,500 万人の患者さんがいる疾患で 乳幼児から高齢者まで幅広い年齢で発症し 国や地域 性別や人種による発症率の違いはありません 日本では約 100 万人のてんかん患者さんがいると言われ 毎年 57,000 人が新たにてんかんを発症しています 2 てんかん患者さんの大部分が長期的な薬物療法を必要としますが 3 既存の抗てんかん薬を使用しても 30% を超える患者さんがてんかん発作を十分にコントロールできていないとの報告があり 4 てんかんは今なお アンメット ニーズの高い疾患です てんかん発作は臨床症状等に基づき 部分発作 ( 二次性全般化発作に移行することもある ) 全般発作及び分類不能のてんかん発作という 3 つの主要なタイプに分類され このうち部分発作は全症例の約 60% を占める最も高頻度に発現する発作です - 3 -

ユーシービーとてんかんについてユーシービーは 世界のてんかん患者さんの日々の生活を改善するために 新規抗てんかん薬の研究開発に 20 年以上にわたり 長期的に取り組んでいます てんかんと共に生きる患者さん一人ひとりが人生をより良く生きることをサポートするために 有効な解決策についての知識を深め その解決策をさらに多くの患者さんが利用できるように努めています そして 世界のてんかんコミュニティの魅力的なパートナーとなることが我々の目標です 我々は 他の研究施設や製薬企業 組織に属し 目標を共有する世界的科学者や臨床医の方と提携し 高度なネットワーク構築を目指しています ユーシービーは 患者さんに鼓舞され (Inspired by patients) 科学に立脚して推進する(Driven by science) ことで てんかん患者さんをサポートする努力を日々続けています 参考文献 1. Errington AC. et al. Mol Pharmacol. 2008;73(1):157-169. 2. 日本てんかん学会 : てんかん専門医ガイドブック 診断と治療社. 2014 3. Perucca E. Baillière s Clin Neurol. 1996;5(4):693-722. 4. Kwan P. et al. N Engl J Med. 2000;342(5):314-319. ユーシービーについてユーシービーグループ (www.ucb.com) は ベルギーのブリュッセルに本社を置くグローバルバイオファーマで ニューロロジーや免疫 炎症 骨領域の重篤な疾患と共に生きる患者さんのより良い生活の実現を目指して 革新的な医薬品の研究開発や創薬ならびにソリューションの提供に力を注いでいます 世界約 40 か国に拠点を置き 従業員数は約 7,500 名を擁しており 2018 年の収益は 46 億ユーロ ( 約 6,000 億円 ) でした ユーシービーはユーロネクスト ブリュッセル証券市場に上場しています ( シンボル :UCB) ユーシービージャパンは 1988 年に設立され 抗てんかん薬 イーケプラ ビムパット 関節リウマチ治療薬 シムジア を中心に事業を展開しています これからも 患者さんの価値を創造するバイオファーマリーダーとして 従来の治療で十分な改善が得られなかった患者さんに新たな治療の選択肢を提供することを目指して 日本の医療 健康へ更に貢献することを使命として参ります - 4 -

第一三共グループについて第一三共グループは 革新的な医薬品を継続的に創出し 多様な医療ニーズに応える医薬品を提供することで 世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する ことを企業理念に掲げております 世界中で多くの患者さんに服用いただいた高血圧症 脂質異常症 感染症領域の薬剤に続き 血栓症領域でも新薬を上市し 次代のフランチャイズとして育成しております さらには研究の重点標的疾患領域を がん と定め 次世代領域を 疼痛 中枢神経系疾患 心不全 腎障害 希少疾患 とし バイオ医薬品を含めた新薬創出に向けて取り組みを強化しております また 第一三共グループは 患者さん 医療関係者等の皆さまの多様なニーズに対応するべく イノベーティブ医薬品 ( 新薬 ) に加え ジェネリック医薬品 ワクチン OTC 医薬品の事業を展開しております 詳細については www.daiichisankyo.co.jpをご覧ください この件に関するお問い合わせは 下記にお願いします ユーシービージャパン株式会社広報部 TEL:03-6864-7633 第一三共株式会社コーポレートコミュニケーション部報道関係者の皆様 TEL: 03-6225-1126 株式市場関係者の皆様 TEL: 03-6225-1125-5 -