マクロの実行許可設定をする方法 Excel2010 で 2010 でマクロを有効にする方法について説明します 参考 URL: http://excel2010.kokodane.com/excel2010macro_01.htm http://span.jp/office2010_manual/excel_vba/basic/start-quit.html Excel2010 でマクロを有効にする 操作法 (1) すべてのマクロを有効にするには 次の手順で行います ファイルタブをクリックして メニューからオプションをクリックします (2) Excel のオプション ダイアログが表示されたら 左側の項目から [ セキュリテ ィーセンター ] をクリックします ウィンドウ右下の [ セキュリティーセンターの設定 ] をクリックします 1
(3) セキュリティーセンター の設定ダイアログが表示されるので 左側の [ マクロの設定 ] をクリックします 次に すべてのマクロを有効にするにチェックを入れて OK をクリックします マクロを作成する準備マクロを作成するための開発タブやマクロ記録ボタンが初期設定では 表示されていません マクロを作成する準備として 開発タブを表示させましょう 開発タブを表示させる 操作法 (1) 開発タブを表示させるには リボンの余白で 右クリックします 右クリックメニューから リボンのユーザー設定を選択 2
(2) Excel のオプションタブのリボンのユーザー設定が開きます リボンのユーザー設定 (B) で開発を選択して OK をクリックすれば リボンに開 発タブが表示されるようになります (3) 開発タブがアドインの手前に表示されました (4) 開発タブを挿入の後ろに持って来ました 3
* 別方法 (1) ファイルタブをクリックして メニューからオプションをクリックします (2) Excel のオプション ダイアログが表示されたら 左側の項目から [ リボンのユーザー設定 ] をクリックします (3) あとは前述と同じ操作をします 4
Visual Basic Editor の起動 VBE(Visual Basic Editor) は VBA を作成するための統合開発環境ソフトです VBE は プログラムを入力 修正するためのエディタ機能を持ち フォームの作成やソースコードのコンパイル 実行 デバッグ作業を容易にし コード フォーム ワークシートなどを一括管理しています ワンポイント 1 エディタ ( テキストエディタ :Text Editor) 文字のみのテキストファイルを作成 編集するためのアプリケーションソフトです Windows に標準装備されている メモ帳 が有名です ワンポイント 2 コンパイルプログラムは 人間が理解できる言語で書いてあるのでコンピューターが理解できる言語に変換する必要があります この作業がコンパイル ( 翻訳 ) です ワンポイント 3 デバッグプログラムは 1 回で正しく書くことはまれで 何らかのエラーが潜んでいる可能性があります それがバッグ ( 虫 ) です それを取り除くのがデバッグといわれる処理です ( デバッグの デ は接頭語で減ずるという意味があります ) VBE を起動するには以下の 2 通りの方法があります ( 方法 1) リボンから VBE を起動するワークシート画面で リボンから VBE を起動する場合 まず開発タブを表示させる必要があります 手順は前述したとおりですが もう一度その説明を付け加えると 次の通りです (1) Alt キーを押してリボンに移動します (2) 左右方向キーを押して ファイルタブ のボタンを選択して Enter キーを押します ファイル タブのメニューが表示されます (3) 上下方向キーを押して オプション を選択して Enter キーを押します オプション のダイアログボックスが開きます (4) 下方向キーを押して リボンのユーザー設定 を選択します (5) Tab キーを押して リボンのユーザー設定 のコンボボックスまで移動します ここで メインタブ が選択されていることを確認します (6) Tab キーを押してから下方向キーを押して 開発 のチェックボックスに移動し Space キーでチェックを入れます (7) Tab キーを押して OK ボタンまで移動して Enter キーを押します (8) ワークシート画面に戻るので Alt キーを押してリボンに移動し 左右方向キーを 5
押して 開発 タブを選択します (9) Tab キーを押して Visual Basic を選択して Enter キーを押します VBE が起動します ワンポイント 1 度開発タブを表示させた後は 8. と 9. の処理のみで起動できます ( 方法 2) ショートカットキーでの起動 ワークシート画面上で 以下のショートカットキーで起動できます (1) Alt + F11 キーを押します VBE が起動します VBE の終了 VBE の終了は以下の手順で行います (1) Alt キーを押してメニューバーに移動します (2) ファイル メニューで 上下方向キーを押して 終了して Microsoft Excel へ戻る を選択します ワークシート画面に戻ります ワンポイント VBE で Alt + F11 キーを押してもワークシート画面に戻るくとができます ファイルの保存 Excel 2010 では VBA を含んだファイルを保存する場合 ファイル形式を Excel マクロ有効ブック にする必要があります 手順は次の通りです (1) Alt キーを押してリボンに移動します (2) 左右方向キーを押して ファイルタブ のボタンを選択して Enter キーを押します ファイル タブのメニューが表示されます (3) 上下方向キーを押して 名前を付けて保存 を選択して Enter キーを押します 名前を付けて保存 のダイアログボックスが開きます (4) ファイル名 のエディットボックスにフォーカスがあるので名前を入力します (5) Tab キーを押して ファイルの種類 のコンボボックスに移動して 上下方向キーを押して Excel マクロ有効ブック を選択します (6) Tab キーを押して 保存 のボタンに移動して Enter キーを押します ワンポイント 必要があれば保存するフォルダーやメディアを選択してください 6
Visual Basic Editor のウィンドウ画面 VBE 画面は 大きく分けて作業バーと作業ウィンドウに分けられます 作業バー は 上から タイトルバー メニューバー ツールバー などが表示されています これはほかのアプリケーションソフトと大体同じです タイトルバー には 利用ソフト名 プロジェクト名 が表示されます 例えば Microsoft Visual Basic - エクセルのファイル名 です その下に 一般的には 4 つの作業ウィンドウがあります その画面構成は プロジェクトエクスプローラ プロパティウィンドウ コードウィンドウ イミディエイトウィンドウです もし表示されていなければ表示しておいてください VBE 画面を最初に表示したときは プロジェクトエクスプローラ プロパティウィンドウ だけの可能性があります 7
4 つのウィンドウの表示方法プロジェクトエクスプローラ : Ctrl + R キーで表示しますが すでに表示されている時にはカーソルがプロジェクトエクスプローラに移動します プロパティウィンドウ : F4 キーで表示しますが すでに表示されている時にはカーソルがプロパティウィンドウに移動します イミディエイトウィンドウ : Ctrl + G キーで表示しますが すでに表示されている時にはカーソルがイミディエイトウィンドウに移動します 必ず表示しておきましょう コードウィンドウ : F7 キーで表示しますが すでに表示されている時にはカーソルがコードウィンドウに移動します 4 つのウィンドウの使用目的の説明をします (1) プロジェクトエクスプローラ VBEでは, 作成したモジュール フォーム レポートなどをプロジェクトとして管理します これを管理するのがプロジェクトエクスプローラです 新しくモジュールを挿入したり, フォームを作成すると自動的にここに追加されます クラスオブジェクト 標準モジュール クラスモジュールが階層的に表示されています (2) コードウィンドウ VBA コードの作成 / 編集を行う場所です ワークシート フォーム 標準用にモジュ-ルが用意されています プロジェクトエクスプローラからプロジェクト内容を アプリケーションキーを押して コンテキストメニューを表示して [ コードの表示 ] を選択すれば表示できます (3) プロパティウィンドウオブジェクトのプロパティを管理しているのがプロパティウィンドウです あまり使用しませんがモジュール名を変更するときに使用します (4) イミディエイトウィンドウプロシジャの実行結果や変数の値などを表示できます 使用方法は 直接イミディエイトウィンドウに計算式や関数を記述して基本操作を確認します または 正常に稼動していないプロシジャの中で Debug.Print ステートメントを入れて 途中結果をここに表示して動作確認をするために利用します ( 注 ) 2 回目以降の VBE 起動時 カーソルは前回終了した時点のカーソル位置にいます 便利なショートカットキー ( 各ウィンドウへの移動 ) プロジェクトウィンドウへ移動 : Ctrl + R キープロパティウィンドウへ移動 : F4 キーコードウィンドウへ移動 : F7 キーイミディエイトウィンドウの表示 移動 : Ctrl + G キー 8