資料5 表紙

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妙高市 税に関するWEBページ

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

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所得控除 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除等 旧生命保険料控除 旧個人年金保険料控除 ( 実質損失額 - 総所得金額等の合計額 10%) 又は ( 災害関連支出の金額 -5 万円 ) のうち いずれか多い方の金額医療費の実質負担額 -(10 万円と総所得金額等の 5% のいずれか低い金額 ) 限

Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)

妙高市 税に関するWEBページ

Microsoft Word - 個人住民税について

第6回税制調査会 総6-3

以下の表のように計算されます 総 所 得 金 額 所得控除 課税総所得金額 退職所得金額 雑 損控除額 課税退職所得金額 山林所得金額 土地等に係る事業所得等の金額 土地建物等に係る譲渡所得金額 医療費 社会保険料 小規模企業共済等掛金 生命保険料 地震保険料 配偶者 配偶者特別 課税山林所得金額

第5回基礎問題小委員会 礎5-4

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12


平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】


賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

< 所得控除の詳細 > 1 所得控除額計算一覧表 控除名 控除の詳細 控除額町県民税 控除額 参考 所得税 次の イ と ロ のい 次の イ と ロ のい ずれか多い方の金額 ずれか多い方の金額 災害や盗難等により 本人や本 イ ( 損害金額 - 保険 イ ( 損害金額 - 保険 雑損控除 人と同一

地震保険料 寡婦控除寡夫控除 あなたやあたなと生計を一にする配偶者その他の親族が所有している居住用家屋 生活用動産を保険や共済の目的とする契約で かつ 地震 噴火又は津波等を原因とする火災 損壊等による損害の額を補てんする保険金や共済金が支払われる地震保険 また平成 18 年末までに結んだ保険期間

1 個人住民税の見直しの方向性 ( その 1) 論点 1 住民税の所得控除については 控除項目 金額ともに所得税の範囲内としてきたところであり 所得税にお いて成年扶養控除 配偶者控除を見直す場合には 税体系上の整合性の観点等から 住民税についても同 様に見直すこととしてはどうか 所得税の給与所得控

MR通信H22年1月号

3 ページ 4 ページ 5 ページ 5 6 ページ 7 ページ 8 ページ 8 ページ 9 ページ 10 ページ 2

給与の所得金額の算出速算表 収入金額 給与所得の金額 0 ~ 650, ,000 ~ 1,618,999 収入金額 -650,000 1,619,000 ~ 1,619, ,000 1,620,000 ~ 1,621, ,000 1,622,000 ~ 1,6

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FX取引に係る確定申告について

スライド 1

税法実務コース 所得税 学習スケジュール 回数 学 習 テ ー マ 内 容 第 1 章 テーマ1 所得税の仕組みテーマ2 所得税額の計算テーマ3 非課税所得 所得税の仕組み 税額計算 所得税が課税されないものについて学習します テーマ1 各種所得金額の計算の概要テーマ2 利子所得テーマ3 配当所得

第 11 表の 1 平成 25 年度個人の市町村民税の納税義務者等に関する調 所得割のみを納める者 納税義務者 ( 人 ) 所得割額 ( 千円 ) 給与所得者営業等所得者農業所得者その他の所得者給与所得者営業等所得者農業所得者その他の所得者 1 下 関 市


スライド 1

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

平成19年度分から

ワコープラネット/標準テンプレート

平成16年度

平成28年度 いばらき県税ガイドブック

3 総合所得の種類と計算方法 ( 分離所得については市役所にお問い合わせください ) 所得の種類 事業 営農 業 等業 不 動 産 利配給雑 子当与公的年金等その他 ( 総合 ) 譲渡一時 概要農業 漁業 製造業 卸売業 小売業 サービス業その他の事業から生ずる所得建物や土地などの不動産 借地権など

平成16年度

.

(千円未満切り捨て所得控除額総所得金額年税額 平成 31 年度市県民税の計算方法 ( 鳥取市 ) まず 計算の全体の流れを示すと 以下のようになります - = 課税標準額 ) 所得割の税率 6% 所得割の税率 4% 算出所得割額 調整税額控均等割 = 控除額除額額 算出調整税額控均等割

第2回税制調査会 総2-2

特別障害者控除同居特別障害者寡婦控除特別寡婦控除寡夫控除 障害者控除に該当する場合のうち 障害の程度が身体障害者手帳 1 級または2 級の方や療育手帳 AまたはAの場合 また精神障害者手帳 1 級の場合等 納税者の配偶者その他の親族 ( 扶養親族や配偶者控除を受ける配偶者に限る ) が特別障害者でか

(3) 市町村民税の特別徴収義務者に関する調 ( ロ ) 年金特徴に係る分 特別徴収義務者数 ( 単位 : 人 千円 ) 納税義務者数 特別徴収税額 特別徴収税額の内訳 (b)+(c) 納税義務者数うち均等割のみ (a) 所得割額 (b) 均等割額 (c) 高知市 9 19,810 3,962 60

平成19年度税制改正.xls

スライド 1

1 見直しの視点 個人住民税の諸控除 住民税の所得控除については 控除項目 金額ともに所得税の範囲内としてきたところであり 所得税において成年扶養控除 配偶者控除を見直す場合には 住民税についても同様の検討が必要ではないか 所得税の給与所得控除や退職所得金額の計算方法の見直しは 住民税には原則 自動

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

平成24年度 市民税・県民税の申告の手引

1 収入金額等 2 所得金額 事業 住民税 ( 市民税 県民税等 ) 申告書の書き方 収入金額とは 所得税や社会保険料を差し引く前の給与 年金 売上金及び賃貸料など 平成 30 年中に収入を得ることが確定した金額をいいます 所得金額とは 収入金額から 必要経費等 ( その収入を得るための必要経費また

第13回税制調査会 総務省説明資料(個人住民税)


給与所得控除 給与収入の金額控除額 162 万 5,000 円以下 65 万円 162 万 5,000 円超 180 万円以下収入金額 40% 180 万円超 360 万円以下収入金額 30% + 18 万円 360 万円超 660 万円以下収入金額 20% + 54 万円 660 万円超 1,00

個人住民税の諸控除の見直し 住民税の諸控除については 今後の所得税における控除整理も踏まえ 控除のあり方について検 討を進めます (H22 年度税制改正大綱 ) との方針を踏まえるとともに 地域社会の会費 という住民税 の基本的性格や地域主権改革の観点も勘案し 以下のとおり見直してはどうか 住民税の

3 所得から差し引かれる金額に関する事項 及び 4 所得から差し引かれる金額 控除の種類内容 10 雑損控除 11 医療費控除 12 社会保険料控除 13 小規模企業共済 等掛金控除 14 生命保険料控除 15 地震保険料控除 16 寡婦 ( 夫 ) 控除 17 勤労学生控除 18 障害者控除 19

雑 ( その他 ) 生命保険の個人年金 原稿料 講演料 シルバー人材センターからの配分金など 他のいずれにも該当しない所得です なお シルバー人材センターからの配分金は 家内労働者等の必要経費の特例が受けられます 総合課税の譲渡土地 建物等以外の資産 ( ゴルフ会員券 貴金属等 ) の譲渡から生じる

控除項目控除額等 12 社会保険料控除 あなたや生計を一にする配偶者などの親族の健康保険 国民健康保険 国民年金 介護保険 後期高齢者医療保険 農業者年金などの保険料を支払っている場合 その支払金額の全額 生計を一にする配偶者などの親族が受け取る公的年金等から天引き ( 特別徴収 ) されている社会

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税金読本(3-2)住民税(所得割)の計算方法と納税


平成13年度 住民税のしおり

平成 31 年度分 - 北広島市 - 個人住民税 ( 市民税 道民税 ) 申告の手引き 市民税 道民税申告は 市民税 道民税の税額を決定する資料として 1 月 1 日現在にお住まいの市町村に 所得や各種控除を申告するものです この手引きは 市民税 道民税申告書 の記載について一般的な事項を説明してい

VBA 所得税確定申告書 システムのご利用と注意事項について システムのご利用について このシステムは データ入力用のユーザーフォームと表示と印刷用のエクセルのワークシートにより構成されています このシステムの利用には Microsoft 社の Excel 2016/2013/2010 が必要になり

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Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

項目額等 社会保険料 12 小規模企業 13 共済等掛金 あなたや生計を一にする配偶者などの親族の健康保険 国民健康保険 国民年金 介護保険 後期高齢者医療保険 農業者年金などの保険料を支払っている場合 その支払金額の全額 生計を一にする配偶者などの親族が受け取る公的年金等から天引き ( 特別徴収

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が受け取る公的年金等から引き落とされている国民健康保険 料 後期高齢者医療保険料 介護保険料はあなたの控除の対象とはなりませんので御注意ください 5 生命保険料控除 地震保険料控除 について それぞれ該当する欄に昨年中に支払った金額を記入し 以下の計算方法に

計算してみましょう あなたの個人住民税はいくらになりますか? 高知市に住む T さんの場合 ( サラリーマン ) 家 族 妻 ( パートタイム労働者 収入 120 万円 : 所得 =120 万円 -65 万円 =55 万円 ) 子 人大学生 中学生 収 入 万円 社会保険料 万円 新生命保険料 万円

住民税

VBA 所得税確定申告書 システムのご利用と注意事項について システムのご利用について このシステムは データ入力用のユーザーフォームと表示と印刷用のエクセルのワークシートにより構成されています このシステムの利用には Microsoft 社の Excel 2016/2013/2010/2007 が

住民税

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給与所得控除 給与収入の金額 控 除 額 162 万 5,000 円以下 65 万円 162 万 5,000 円超 180 万円以下 収入金額 40% 180 万円超 360 万円以下 収入金額 30% + 18 万円 360 万円超 660 万円以下 収入金額 20% + 54 万円 660 万円

市 県民税 ( 住民税 ) 市民税は 県民税と合わせて住民税と呼ばれ 住民のみなさんがそれぞれの税の負担能力に応じて分担し合うという性格をもつ税金で 個人が負担する個人市民税と 会社などが負担する法人市民税があります 市民税には 均等の額によって納めていただく均等割と 個人の所得に応じて納めていただ

住民税 所得税の税率国から地方への税源移譲に伴い 平成 19 年度から住民税所得割の税率が 10% に統一され 所得税の税率が 4 段階から 7 段階の累進税率に改正されています 住民税については平成 19 年度分 ( 平成 19 年 6 月納付分 ) 所得税については平成 19 年分 ( 平成 1

平成 31 年度 (2019 年度 ) 特別区民税 都民税 ( 住民税 ) の算出方法 平成 31 年 1 月 1 日現在 渋谷区内に住所がある人に対して 平成 30 年の 1 月から 12 月までの 1 年間の所得を基礎に税額を算 出します 住民税の算出方法は次のとおりです なお 区内に住所がなく

上場株式等の配当等に対する課税

Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税

受付印 平成 29 年度市民税 県民税申告書台帳番号 現住所 宛名番号個人番号 ( マイナンバー ) 明 大 昭 平 明 大 昭 平 明 大 昭 平 明 大 昭 平 明 大 昭 平 続柄 同居 住所 同居 同居 同居 2 別居 別居 別居 別居 専従者控除額 専従者控除額 専従者控除額 特別控除額


町・県民税は次のように計算されます

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改

佐渡市 平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 申告用 市民税 県民税申告書の書き方 申告書の番号にそって説明しておりますので 申告書の該当するところに記入してください 最初に住所 氏名 生年月日 電話番号 個人番号 ( マイナンバー ) などの申告書表面上部の項目を正しく記入し 捺印してくださ

5 事業用の車両等を売却 ( 譲渡 ) した場合の売却益 ( 譲渡益 ) 売却損 ( 譲渡損 ) については 事業所得とはならない 総合課税の譲渡所得 ( 土地 建物以外 ) の扱いになり 所有期間 (5 年超か以下か ) によって長期譲渡所得 短期譲渡所得に区分される 6 使用可能期間が1 年未満

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

2. 改正の趣旨 背景の等控除は 給与所得控除とは異なり収入が増加しても控除額に上限はなく 年金以外の所得がいくら高くても年金のみで暮らす者と同じ額の控除が受けられるなど 高所得の年金所得者にとって手厚い仕組みとなっている また に係る税制について諸外国は 基本的に 拠出段階 給付段階のいずれかで課

Microsoft Word - p8-21 (個人住民税)

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

3 特別徴収義務者の指定及び特別徴収税額の決定手続 5. 給与所得に係る特別徴収義務者の指定等 ( 法 3の4) 市町村は 特別徴収の方法によって個人の住民税を徴収しようとする場合には 当該年度の初日においてその納税義務者に対して給与の支払いをする者のうち 所得税の源泉徴収義務がある者を 当該市町村

1 個人の町民税 市町村は 日常生活に欠かすことのできない 道路 橋梁 公園の設備から 教育 福祉 消防 救急 ごみ処理にいたるさまざまな行政サービスを提供しており 必要な経費をできるだけ多くの住民の方々に税金として広く負担していただくものです 町民税は県民税とあわせて一般に住民税と言われており 個

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編


所得金額 所得割の税額計算の基礎は所得金額です 所得金額は 一般に収入金額から必要経費を差し引いて算出されます なお 町県民税は前年中の所得を基準にして計算されますので 例えば 平成 29 年度の町県民税は 平成 28 年中 (1 月 12 月 ) の所得金額が基準となります 所得の種類と所得金額の

市県民税の計算 年税額の計算方法 年税額 = 所得割額 + 均等割額 均等割額 :5,700 ( 下記の税率を参照 ) 所得割額の計算方法 所得割額 = ( 所得金額 - 所得控除額 ) 税率 - 税額控除 税率 < 所得割 > 総合課税分 分離課税分 区分税率区分市民税県民税 市民税 6% 県民税

配当所得は 他の所得と総合し 累進税率を適用して税額を計算しますが 一定の上場株式等の配当等については 他の所得と分離して税額を計算する申告分離課税を選択することができます ただし 申告分離課税を選択すると 配当控除を受けられず 確定申告をする一定の上場株式等の配当等の全てについて総合課税とするか

所得控除 所得控除とは個人の実情にあった税金を負担していただくために 所得金額から差し引くものです (1) 人的控除人的控除に該当するかどうかは 前年 12 月 31 日の現状によって判定されます ただし その判定の対象となる人が前年中にすでに死亡している場合には その死亡時の現状によって判定されま

平成13年度 住民税のしおり

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令和元年度東京都税制調査会 第 2 回小委員会 資料 5 1 個人所得課税に関する資料 令和元年 7 月 16 日

1 個人所得課税に関する資料 目次 資料名 頁 所得の種類と課税方法 1 個人住民税と所得税の概要 12 2 所得計算の方法 4 個人住民税所得割の計算の仕組み 5 所得控除の概要 6 個人住民税における配偶者控除 配偶者特別控除の見直し ( 平成 29 年度税制改正 ) 7 控除額を納税者本人の所得に応じて逓減 消失させていく仕組み 8 配偶者控除 配偶者特別控除の見直しに伴う調整控除の取扱い 9 個人所得課税の見直し ( 平成 30 年度税制改正 ) 10 給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除への振替 ( 平成 30 年度税制改正 ) 11 給与所得控除の見直し12( 平成 30 年度税制改正 ) 12 公的年金等控除の見直し ( 平成 30 年度税制改正 ) 14 基礎控除の見直し ( 平成 30 年度税制改正 ) 15 所得控除方式と税額控除方式の比較 16 個人住民税 ( 所得割 ) 所得税の税率構造 17 個人住民税の非課税の範囲 18 個人住民税の課税最低限と非課税限度額 19 平成 29 年度東京都税制調査会答申 ( 個人住民税に関する部分抜粋 ) 20 平成 31 年度税制改正大綱 ( 個人所得課税改革に関する部分抜粋 ) 21

所得の種類と課税方法 種類 概要 課税方法 事業所得 ( 営業等 農業 ) 不動産所得 利子所得 配当所得 給与所得 商 工業や漁業 農業 自由職業などの自営業から生ずる所得 事業規模で行う 株式等を譲渡したことによる所得や先物取引に係る所得 土地や建物 船舶や航空機などの貸付けから生ずる所得 国外で支払われる預金等の利子などの所得 特定公社債の利子などの所得 ( 確定申告不要制度あり ) 預貯金の利子などの所得 法人から受ける剰余金の配当 公募株式等証券投資信託の収益の分配などの所得 申告分離課税を選択したものを除く ( 確定申告不要制度あり ) 上場株式等に係る配当等 公募株式等証券投資信託の収益の分配などで申告分離課税を選択したものの所得 ( 確定申告不要制度あり ) 特定目的信託 ( 私募のものに限る ) の社債的受益権の収益の分配などの所得 俸給や給料 賃金 賞与 歳費などの所得 総合申告分離総合総合申告分離源泉分離総合申告分離源泉分離 雑所得 公的年金等その他 国民年金 厚生年金 確定給付企業年金 確定拠出企業年金 恩給 一定の外国年金などの所得 原稿料や講演料 生命保険の年金など他の所得に当てはまらない所得 業 ( 事業規模を除く ) として行う 株式等を譲渡したことによる所得や先物取引に係る所得 総合申告分離 譲渡所得 ゴルフ会員権や金地金 機械などを譲渡したことによる所得 土地や建物 借地権 株式等を譲渡したことによる所得 株式等の譲渡については事業所得 雑所得となるものを除く 総合申告分離 一時所得 生命保険の一時金 賞金や懸賞当せん金などの所得 保険 共済期間が 5 年以下の一定の一時払養老保険や一時払損害保険の所得など 総合源泉分離 山林所得 所有期間が5 年を超える山林 ( 立木 ) を伐採して譲渡したことなどによる所得 退職所得 退職金 一時恩給 確定給付企業年金法及び確定拠出年金法による一時払の老齢給付金などの所得 注 国税庁ホームページより作成 申告分離 1

個人住民税と所得税の概要 1 均等割及び所得割 区分 個人住民税 所得税 課税主体 納税義務者 賦課期日 (1 月 1 日 ) 現在の住所地の区市町村及び都道府県 1 区市町村 都道府県内に住所を有する個人 ( 均等割 所得割 ) 2 区市町村 都道府県内に事務所 事業所又は家屋敷を有する個人 (1 に該当する者を除く )( 均等割 ) 国 日本国内に住所又は居所を有する個人等 課税方式賦課課税方式 ( 市町村が税額を計算 確定 ) 申告納税方式 ( 納税者又は源泉徴収義務者の申告 年末調整により 税額を確定 ) 課税標準 税率 所得控除 課税最低限 税額控除 税収平成 28 年度決算額 ( 所得割 ) 前年中の所得金額 所得割 均等割 < 総合課税分 > 標準税率 都道府県 市町村 合計 一律 4% 6% 10% < 分離課税分 > ( 例 ) 課税長期譲渡所得金額 都道府県 市町村 合計 一律 2% 3% 5% 都道府県市町村 基礎控除 令和 2 年度分まで :33 万円 令和 3 年度分以後 : 最高 43 万円 配偶者控除 平成 30 年度分まで :33 万円 令和元年度分以後 : 最高 33 万円 扶養控除 33 万円 特定扶養控除 45 万円 等 標準税率 ( 年額 ) 1,500 円 3,500 円 現年の所得金額 課税総所得金額等 税率 195 万円以下 5% 330 万円以下 10% 695 万円以下 20% 900 万円以下 23% 1,800 万円以下 33% 4,000 万円以下 40% 4,000 万円超 45% 課税長期譲渡所得金額 同左 令和元年分まで :38 万円 令和 2 年分以後 : 最高 48 万円 平成 29 年分まで :38 万円 平成 30 年分以後 : 最高 38 万円 38 万円 63 万円等 夫婦子 2 人の給与所得者 ( 子のうち一人が一般扶養控除 一人が特定扶養控除の対象 ) 270 万円 325 万円 ( 二重負担を調整する主旨のもの ) 配当控除 外国税額控除 配当割額控除 株式等譲渡所得割額控除 配当控除 外国税額控除 ( 税源移譲に伴う調整 ) 調整控除 住宅借入金等特別控除 ( その他 ) 住宅借入金等特別控除 寄附金税額控除 住宅借入金等特別控除 試験研究を行った場合の特別控除等 12 兆 4,908 億円 均等割 :3,342 億円 所得割 :11 兆 9,197 億円 利子割 :445 億円配当割 :1,282 億円 株式等譲渡所得割 :765 億円 17 兆 6,111 億円 税率 一律 15% 納税義務者数 均等割 ;6,230 万人 所得割 ;5,759 万人 5,353 万人 注 1 総務省ホームページ 個人住民税の概要 より作成 2 復興財源確保のため 平成 26 年度から令和 5 年度までの各年度分の均等割の標準税率について 年 1,000 円 ( 都道府県分 500 円 市町村分 500 円 ) 引き上げている 3 納税義務者数は 平成 29 年度市町村税課税状況等の調 による 2

個人住民税と所得税の概要 2 利子割 配当割及び株式等譲渡所得割 利子割配当割株式等譲渡所得割 1 課税主体 2 納税義務者 利子等の支払を受ける者 ( 都道府県内に所在する金融機関等を通じて支払を受ける個人に限る ) 都道府県 一定の上場株式等の配当等及び特定口座外の割引債の償還金の差益金額 ( 特定配当等 ) の支払を受ける者 ( 都道府県内に住所を有する個人に限る ) 所得税において源泉徴収を選択した特定口座 ( 源泉徴収選択口座 ) における上場株式等の譲渡の対価等の支払を受ける者 ( 都道府県内に住所を有する個人に限る ) 3 課税標準支払を受けるべき利子等の額特定配当等の額 源泉徴収口座における上場株式等の譲渡に係る所得等の金額 ( 特定株式等譲渡所得金額 ) 4 税率個人住民税 5%( 所得税 15%) 個人住民税 5%( 所得税 15%) 個人住民税 5%( 所得税 15%) 5 徴収方法等 特別徴収義務者 利子等の支払又はその取扱いをする金融機関 特定配当等の支払をする株式の発行会社等又は支払を取り扱う金融証券会社等 源泉徴収口座を開設している金融証券会社等 納入先 利子等の支払の事務等を行う営業所等所在地の都道府県 特定配当等の支払を受ける者の支払時の住所地の都道府県 その支払を受けるべき日の属する年の 1 月 1 日時点の住所地の都道府県 納入方法 その支払等の際に徴収し 徴収の翌月の 10 日までに納入 その支払の際に徴収し 徴収の翌月の 10 日までに納入 源泉徴収口座における上場株式等の譲渡の対価等の支払の際に徴収し 原則として徴収の翌年の 1 月 10 日までに納入 6 所得割との調整 ( 申告不可のため所得割との調整はない ) 納税義務者が特定配当等 特定株式等譲渡所得金額について申告した場合には所得割で課税し 所得割額から配当割額及び株式等譲渡所得割額を控除 ( 特定配当等について総合課税で申告した場合には 配当控除も適用 ) 7 交付金 各収入額から徴税費相当額 (1%) を控除した後の金額の 5 分の 3 を市町村へ交付 8 税収 445 億円 (28 年度決算額 ) 1,282 億円 (28 年度決算額 ) 765 億円 (28 年度決算額 ) 注 1 総務省ホームページ 個人住民税の概要 より作成 2 平成 22 年 1 月 1 日より 源泉徴収口座内における上場株式等の譲渡損失と配当との損益通算が可能となり 当該配当に係る配当割については 翌年の 1 月 10 日までに 当該配当の支払を受けるべき日の属する年の 1 月 1 日時点の住所地の都道府県に対して納入されることとされた 3 平成 25 年度改正により公社債等に係る課税方式の変更及び金融商品間の損益通算範囲の拡大等を行っている なお 改正後の制度は平成 28 年以後に適用される 4 平成 25 年度改正により法人に係る利子割を廃止し 併せて法人税割額からの利子割の控除を廃止することとしている なお 改正後の制度は平成 28 年以後に適用される 3

所得計算の方法 給与や年金には収入類型に応じた特別の 所得計算上の控除 が存在しており 働き方や収入の稼得形態によって所得計算の方法が異なっている 収入の種類 所得計算上の控除 所得分類 給与収入 給与所得控除 ( 収入の約 3 割 ) 2 給与所得 ( 特定支出控除も適用可 ) 事業収入 1 例 : 自営業者の収入 SE 保険代理人 外交員 などの 雇用的自営 の収入 雑収入 ( 年金以外 ) 例 : 原稿料や印税 1 民泊の収入アフィリエイト収入等 必要経費 必要経費 事業所得 雑所得 総所得金額 人的控除等 税額 公的年金等収入 公的年金等控除 ( 収入の約 5 割 ) 2 雑所得 (3 階部分も含めた企業年金も対象 ) ( 1) 上記の例示はあくまで一般的な職種を示したものであり 実際の所得区分は異なりうることに留意 ( 2) 各控除の総額を給与収入又は公的年金等収入の総額で除したものであり 個々の納税者に適用される控除割合とは異なる 注政府税制調査会資料 (2017 年 10 月 23 日 ) より抜粋 4

個人住民税所得割の計算の仕組み 注 総務省資料より作成 5

所得控除の概要 基礎的な人的控除 特別な人的控除 種類 基礎控除 配偶者控除 一般の控除対象配偶者 老人控除対象配偶者 配偶者特別控除 扶養控除 障害者控除 ( 特別障害者控除 ) ( 同居特別障害者控除 ) 寡婦控除 寡夫控除 勤労学生控除 雑損控除 一般の扶養親族 特定扶養親族 老人扶養親族 創設年控除額所得税個人住民税所得税個人住民税 昭和 22 年 (1947 年 ) 昭和 36 年 (1961 年 ) 昭和 52 年 (1977 年 ) 昭和 62 年 (1987 年 ) 昭和 25 年 (1950 年 ) 平成元年 (1989 年 ) 昭和 47 年 (1972 年 ) 昭和 25 年 (1950 年 ) 昭和 43 年 (1968 年 ) 昭和 57 年 (1982 年 ) 昭和 26 年 (1951 年 ) 昭和 56 年 (1981 年 ) 昭和 26 年 (1951 年 ) 昭和 25 年 (1950 年 ) 昭和 37 年度 (1962 年度 ) 昭和 41 年度 (1966 年度 ) 昭和 56 年度 (1981 年度 ) 昭和 63 年度 (1988 年度 ) 昭和 37 年度 (1962 年度 ) 平成 2 年度 (1990 年度 ) 昭和 48 年度 (1973 年度 ) 昭和 37 年度 (1962 年度 ) 昭和 43 年度 (1968 年度 ) 平成 24 年度 (2012 年度 ) 昭和 37 年度 (1962 年度 ) 昭和 57 年度 (1982 年度 ) 昭和 37 年度 (1962 年度 ) 昭和 37 年度 (1962 年度 ) 38 万円 ( 注 3) 33 万円 ( 注 3) 本人 最高 38 万円 最高 33 万円年齢が 70 歳未満の控除対象配偶者を有する者 最高 48 万円 最高 38 万円年齢が 70 歳以上の控除対象配偶者を有する者 最高 38 万円 最高 33 万円 生計を一にし かつ 年間所得が 38 万円超 76 万円未満 38 万円超 123 万円以下 ( 注 5) である配偶者を有し 本人の年間所得が 1,000 万円以下である者 生計を一にし かつ 年間所得が 38 万円以下 ( 注 4) である親族等を有する者 38 万円 33 万円年齢が 16 歳以上 19 歳未満又は 23 歳以上 70 歳未満の扶養親族を有する者 63 万円 45 万円年齢が 19 歳以上 23 歳未満の扶養親族を有する者 48 万円 38 万円年齢が 70 歳以上の扶養親族を有する者 同居老親等加算あり 27 万円 26 万円 40 万円 30 万円 1 障害者である者 2 障害者である控除対象配偶者または扶養親族を有する者 1 特別障害者である者 2 特別障害者である控除対象配偶者または扶養親族を有する者 75 万円 53 万円特別障害者である控除対象配偶者又は扶養親族と同居を常況としている者 27 万円 26 万円 1 夫と死別した者で かつ年間所得が 500 万円以下である者 2 夫と死別または離婚した者で かつ 扶養親族を有する者 27 万円 26 万円妻と死別又は離婚をして扶養親族である子を有し かつ 年間所得が 500 万円以下である者 特別寡婦加算あり 27 万円 26 万円本人が学校教育法に規定する学校の学生 生徒等で 年間所得が 65 万円以下 ( 注 6) かつ給与所得等以外が 10 万円以下である者 次のいずれか多い方の金額 1( 災害損失額 + 災害関連支出額 )- 年間所得金額 10% 2 災害関連支出額 -5 万円 生計を一にし かつ 年間所得が 38 万円以下 ( 注 4) である配偶者 ( 控除対象配偶者 ) を有する者 対象 1 住宅家財等について災害 盗難 横領による損失を生じた場合 2 災害関連支出額がある場合 本人の所得要件 : 年間所得 1,000 万円以下 (900 万円から控除額が逓減 ) 本人の所得要件 : 年間所得 1,000 万円以下 (900 万円から控除額が逓減 ) 医療費控除 昭和 25 年 (1950 年 ) 昭和 37 年度 (1962 年度 ) ( 支払った医療費 )-( 年間所得金額 ) 5% 10 万円超の際は 10 万円 納税者又は納税者と生計を一にする配偶者等の医療費を支払った場合 控除限度額は 200 万円 その他控除 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除 生命保険料控除 地震保険料控除 昭和 27 年 (1952 年 ) 昭和 42 年 (1967 年 ) 昭和 26 年 (1951 年 ) 平成 19 年 (2007 年 ) 昭和 37 年度 (1962 年度 ) 昭和 43 年度 (1968 年度 ) 昭和 37 年度 (1962 年度 ) 平成 20 年度 (2008 年度 ) 支払った社会保険料の額 支払った掛金の額 最高各 4 万円 ( 注 7) 最高各 2.8 万円 ( 注 7) 社会保険料を支払った場合 小規模企業共済掛金等を支払った場合 最高 5 万円最高 2.5 万円地震保険料を支払った場合 一般生命保険料 介護医療保険料 個人年金保険料を支払った場合 所得税の合計適用限度額は 12 万円 個人住民税の合計適用限度額は 7 万円 寄附金控除 昭和 37 年 (1962 年 ) 平成 2 年度 (1990 年度 ) 次のいずれか低い方の金額 1 特定寄附金の合計 2 年間所得金額 40% -2 千円 税額控除あり特定寄附金を支出した場合 所得税については 寄附金のうち一定のものについて税額控除と選択可能 注 1 財務省ホームページ等をもとに作成 2 は平成 30 年分 令和元年分の所得税 令和元年度分 令和 2 年度分の個人住民税について適用 ( 平成 29 年度税制改正 ) 3 令和 2 年分以後の所得税 令和 3 年度分以後の個人住民税については以下のとおり ( 平成 30 年度税制改正 ) 所得税 合計所得金額 2,400 万円以下 : 48 万円 2,400 万円超 2,450 万円以下 : 32 万円 2,450 万円超 2,500 万円以下 : 16 万円 2,500 万円超 : 0 円 個人住民税 合計所得金額 2,400 万円以下 : 43 万円 2,400 万円超 2,450 万円以下 : 29 万円 2,450 万円超 2,500 万円以下 : 15 万円 2,500 万円超 : 0 円 注 4 令和 2 年分以後の所得税 令和 3 年度分以後の個人住民税については 48 万円以下 ( 平成 30 年度税制改正 ) 5 令和 2 年分以後の所得税 令和 3 年度分以後の個人住民税については 48 万円超 133 万円以下 ( 平成 30 年度税制改正 ) 6 令和 2 年分以後の所得税 令和 3 年度分以後の個人住民税については 75 万円以下 ( 平成 30 年度税制改正 ) 7 平成 24 年 1 月 1 日以後に締結した保険契約等 ( 新契約 ) に係る生命保険料控除額である 6

個人住民税における配偶者控除 配偶者特別控除の見直し ( 平成 29 年度税制改正 ) 7

控除額を納税者本人の所得に応じて逓減 喪失させていく仕組み 8

配偶者控除 配偶者特別控除の見直しに伴う調整控除の取扱い 9

個人所得課税の見直し ( 平成 30 年度税制改正 ) 10

給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除への振替 ( 平成 30 年度税制改正 ) 11

給与所得控除の見直し① 平成30年度税制改正 注 総務省資料より抜粋 12

給与所得控除の見直し 2( 平成 30 年度税制改正 ) 改正前 : 上限 220 万円 改正後 : 上限 195 万円 13 注 総務省資料より抜粋

公的年金等控除の見直し ( 平成 30 年度税制改正 ) 改正前 注総務省資料より作成 14

基礎控除の見直し ( 平成 30 年度税制改正 ) 15 注 総務省資料より作成

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個人住民税 ( 所得割 ) 所得税の税率構造 注 総務省ホームページ 個人住民税の概要 をもとに作成 17

個人住民税の非課税の範囲 注 1 総務省資料より作成 2 点線内の金額は 同一生計配偶者又は扶養親族を有する場合に加算する金額である 18

個人住民税の課税最低限と非課税限度額 注 1 地方税関係資料ハンドブック ( 一般財団法人地方財務協会 ) より作成 2 均等割の非課税限度額は生活保護基準の級地区分ごとに異なり 本表では1 級地の場合を記載している 3 所得割については 課税最低限又は非課税限度額のうち 大きい方 ( 網掛け ) が適用となる 4 夫婦子 1 人の場合は 子は一般扶養控除の対象に該当し 夫婦子 2 人の場合は子のうち1 人が一般扶養控除 1 人が特定扶養控除の対象に該当するものとしている 19

平成 29 年度東京都税制調査会答申 ( 個人住民税に関する部分抜粋 ) - - - - - - - - - 20

平成 31 年度与党税制改正大綱 ( 個人所得課税改革に関する部分抜粋 ) - - - 21