第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

Similar documents
< F2D E968CCC8DD08A5191CE8DF495D281458D718BF38DD0>

id5-通信局.indd

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

02一般災害対策編-第3章.indd

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

Microsoft Word - 目次

防災業務計画(第3編 東海地震防災強化計画)

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

< F2D81798E9197BF817C824F817A C8E862E6A7464>

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

新たな津波浸水想定を踏まえた見直しの概要 資料 1-2 H23 の想定 対象断層県設置の有識者検討会設置の有識者検討会の検討の検討結果を踏まえた 4 断層 ( 日本海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方沖 ) 想定の手法土木学会の手法

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

第 2 項交通応急対策 災害時には 道路 橋梁等の道路施設が被災するとともに 倒壊建物 がれき等による障害物や 緊急車両 一般車両による交通渋滞が発生し 緊急輸送等に支障をきたすおそれがある 町民等の避難 災害応急対策員の輸送および救助 救護のための資材 物資の輸送を確実に行うため 迅速かつ適切に交

防災業務計画 株式会社ローソン

<4D F736F F D E342E B8E738DD08A5191CE8DF4967B959490DD E D6A2E646F63>

イ留意事項 ( ア ) 対処基本方針が廃止された場合は 救援の継続や復帰のための措置について 何らかの措置により行います ( イ ) 復帰のための措置 a 誘導以外の措置 b 市長 知事による誘導 (2) 別紙第 1 情報計画 参照 2 構想 (1) 活動方針市 ( 環境防災課ほか各課 ) は 県

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

島原市地域防災計画

<4D F736F F D20967B95B681698DC58F498D D8E968C888DD A2E646F63>

【3~5】(地震)第1章第1節 組織動員

第 1 大規模地震 火災に関する調査研究 市民部 消防組合 35 第 2 出火防止 初期消火体制の確立 市民部 消防組合 35 第 3 消防力の増強 市民部 消防組合 35 第 4 防災資機材の整備 市民部 消防組合 36 第 5 節震災に強い地域 ( 社会 ) づくり 37 第 1 自主防災組織の

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

自衛隊の原子力災害派遣に関する達

7 制御不能な二次災害を発生させない 7-1) 市街地での大規模火災の発生 7-2) 海上 臨海部の広域複合災害の発生 7-3) 沿線 沿道の建物倒壊による直接的な被害及び交通麻痺 7-4) ため池 ダム 防災施設 天然ダム等の損壊 機能不全による二次災害の発生 7-5) 有害物質の大規模拡散 流出

国の法令改正等の反映近年行われた国の法令改正や防災基本計画の修正内容を反映しました 市町村が 指定緊急避難場所及び指定避難所の指定を進めることを追加 市町村が 被災者の被害状況 配慮事項等を一元的に集約した被災者台帳を作成し 総合的かつ効果的な支援の実施に努めることを追加 首都直下地震対策特別措置法

2. 大規模津波防災総合訓練実行委員会設立準備会 日 場 時 : 平成 29 年 12 月 19 日 ( 火 ) 午後 1 時 30 分 ~ 午後 3 時 所 : 四日市市役所 6F 本部員会議室 準備会参加機関 : 中部管区警察局 陸上自衛隊第 10 師団海上自衛隊横須賀地方総監部 航空自衛隊中部

<4D F736F F F696E74202D F093EF8A6D95DB8C7689E681768DEC90AC82CC8EE888F882AB2E B8CDD8AB B83685D>

策定 修正年月備考 平成 27 年 3 月 策定 平成 28 年 3 月一部修正 ( 課名変更 )

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局


第6章  特殊災害対策計画

<4D F736F F F696E74202D E6C8D918D8793AF95F18D908F C4816A8A C55F F4390B394C52E707074>

稲沢市地域防災計画 目次 第 Ⅰ 部風水害等災害対策計画 第 1 編総則 第 1 章計画の目的 方針 1 第 1 節第 2 節第 3 節第 4 節第 5 節第 2 章第 1 節第 2 節 計画の目的計画の性格及び基本方針計画の構成災害の想定地域防災計画の作成又は修正各機関の処理すべき事務又は業務の大

緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

<4D F736F F D208EA98EE596688DD DD A8890AB89BB837D836A B2E646F63>

(6) 行方不明者の捜索 (7) 治安の維持 (8) 被災者等への情報伝達 (9) 前各号に掲げるもののほか 派遣先都道府県警察の長が特に指示する活動一部改正 平成 25 年第 15 号 ( 即応部隊の活動 ) 第 4 条即応部隊は 大規模災害発生時に直ちに被災地等へ赴き それぞれ次に掲げる活動を行

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - 【参考配布】広域.pptx

2 地震 津波対策の充実 強化 (1) 南海トラフ地震や首都直下地震の被害想定を踏まえ 地震防災上緊急に整備すべき施設整備 津波防災地域づくりに関する法律 の実効性確保 高台移転及び地籍調査の推進など事前防災や減災に資するハード ソフトの対策を地方公共団体が重点的に進めるための財政上の支援措置を講じ

第2編第1章第1節から第3節

南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画について 1. 具体計画の位置づけ 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 ) 第 4 条に規定する 南海トラフ地震防災対策推進基本計画 に基づき 南海トラフ地震の発生時の災害応急対策活動の具

第2章


<4D F736F F D2091E DF81758DD08A518C7894F58C7689E681762E444F43>

(6) 八丈町役場 青ヶ島村役場 八丈町災害対策本部 青ヶ島村災害対策本部の設置 7 訓練の様子 (1) 八丈町避難誘導訓練地震時における総合的な避難訓練と火山噴火時における避難訓練を併せて行い 八丈町及び防災関係機関並びに住民がとるべき防災処置を実践し 地震災害 火山噴火災害に対応した防災対策の習

緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

1青森県防災ヘリコプター運航管理要綱

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

目  次

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

< F2D817991E F1817A8C46967B2E6A7464>

国土技術政策総合研究所 研究資料

<4D F736F F F696E74202D208D82926D8CA782C982A882AF82E996688DD091CE8DF4>

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

スライド 1

第8章 災害復旧計画

報告書_表紙.indd

<955C8E DA8E9F2E786477>

4 被災生活の環境整備主な修正概要 避難所毎に運営マニュアルを作成し 避難所の良好な生活環境を確保するための運営基準等を明確にしておく 避難所運営マニュアルの作成 訓練等を通じて 住民の避難所の運営管理に必要な知識の普及に努める 県 DMAT( 災害時派遣医療チーム ) の活動終了以降の医療提供体制

新規文書1

☆配布資料_熊本地震検証

( ウ ) 交通管制被災区域への車両の流入抑制及び緊急交通路を確保するための信号制御等の交通管制を行う (3) 警察官 自衛官及び消防吏員による措置命令警察官は 通行禁止区域等において 車両その他の物件が緊急通行車両の通行の妨害となることにより災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがあると認め

第3編 災害応急対策

2 被害量と対策効果 < 死者 負傷者 > 過去の地震を考慮した最大クラス あらゆる可能性を考慮した最大クラス 対策前 対策後 対策前 対策後 死者数約 1,400 人約 100 人約 6,700 人約 1,500 人 重傷者数約 600 人約 400 人約 3,000 人約 1,400 人 軽傷者

●東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案

平成  年  月  日

新規文書1

PowerPoint プレゼンテーション

大規模イベント開催時の危機管理等における消防機関のあり方に関する研究結果について ( 概要 ) 研究の趣旨 現在 国際社会では各地で多様な形態のテロが発生し また NBCテロ災害等 特別な備えが必要となる事案が発生する恐れも増してきている 2019 年のラグビーワールドカップ 2020 年のオリンピ

別紙7

30 第 1 部現地における災害応急活動 阿蘇大橋付近の被害状況 ( 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 ) 熊本城の被害状況 ( 熊本県熊本市 ) 2

発災後 消防庁長官から被災都道府県以外の都道府県の知事等に電話等により連絡し 行うこととなる しかし 大規模地震においては 通信インフラ等に様々な障害が発生する可能性があり その場合には 緊急消防援助隊の出動に支障が生じることが考えられる このため 一定震度以上の大規模地震等が発生した場合に効力が発

<4D F736F F D AB290FC8BA AA89C889EF817A8B4C8ED294AD955C8E9197BF2E444F43>

(1) 利用者の数が同時に 10 人を超える (11 人以上 ) 場合 1 専任の常勤医師が1 人以上勤務していること 2 専任の常勤医師が 休暇や出張等により不在の場合は 専任の常勤医師との緊急時の連絡体制を整えておくことが必要 3 医師の配置について 勤務状況を確認できる書類 ( 勤務表 ) を

Microsoft Word - 112_syoubousyo_kitei_ doc

Taro-【資料-5】①中表紙

(2) 本部の設置場所本部の設置場所は 原則として浦安市集合事務所 301 会議室とする (3) 関係機関との連絡体制関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を浦安市集合事務所に設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 連絡室は 浦安市集合事務所内に

10 地震 火山噴火対策等の推進について 近年 我が国は様々な災害に見舞われている 東日本大震災後も 平成 28 年の熊本地震 本年 6 月の大阪府北部地震及び9 月の北海道胆振東部地震など大規模な地震が発生し 多大な人的 物的被害が発生した 地方公共団体においては 突然発生する大規模自然災害に備え

スライド 1

<4D F736F F D F838A A815B C982C282A282C42E646F63>

< F2D817991E F1817A8C46967B2E6A7464>

時間災害状況等の推移関係機関関係機関の活動内容道府県 ( 防災本部 ) の留意事項 ( 評価の視点 ) 1 日目 3.1 地震に基因する標準災害シナリオ 9:00 (0:00) 地震発生 ( 震度 6 強 ) 特定事業所 施設等の緊急停止措置 災害拡大防止上必要な施設の手動停止操作 地震発生後 速や

1 検査の背景 我が国の防災の基本法として災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) が制定されている 同法によれば 内閣府に中央防災会議を置くとされ 同会議は 災害予防 災害応急対策及び災害復旧の基本となる防災基本計画の作成 その実施の推進 防災に関する重要事項の審議をそれぞれ行うな

第 6 章燃料供給に係る計画 Ⅰ 燃料供給 1 趣旨 (1) 発災時の燃料については 東日本大震災における燃料供給の混乱を踏まえ 災害応急対策活動に従事し優先的に給油を行う車両 ( 以下 緊急通行車両等 という ) や 災害拠点病院 災害対策本部となる官公庁舎 広域物資輸送拠点その他の被災地方公共団


< F31302D B98CF092CA82CC88C091532E6A7464>

建築物等震災対策事業について

<4D F736F F D208DB289EA8CA7926E88E696688DD08C7689E E D E906B814592C A8F4390B38CE32E646F6378>

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

インドネシア国国家防災庁 インドネシア国 自然災害管理計画調査 最終報告書 第 2 巻 メインレポート 第 2-2 巻 : 国家防災計画 平成 21 年 3 月 (2009 年 ) 独立行政法人国際協力機構 (JICA) 委託先株式会社オリエンタルコンサルタンツ財団法人都市防災研究所

九州における 道の駅 に関する調査 - 災害時の避難者への対応を中心としてー ( 計画概要 ) 調査の背景等 道の駅 は 平成 16 年 10 月の新潟県中越地震 23 年 3 月の東日本大震災において 被災者の避難場所 被災情報等の発信や被災地救援のための様々な支援の拠点として活用されたことなどか

Microsoft Word - RIN81_第8章.doc

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

<4D F736F F F696E74202D E9197BF E63189F18DD08A518BD98B7D8E9691D491CE8F888AD68C578FC892A D89EF8B636E2E B8CDD8AB B83685D>

東日本大震災 (H ) 地震時の情報収集や提供に関する課題 国 地方公共団体などが連携した被災者や物資輸送者への交通関係情報の提供 大震災直後は 各管理者から別々に通行止め情報等が提供されたため 被災地までの輸送ルートの選定が困難な状況 国が集約して提供を始めたのは10 日以上過ぎた3/

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

Transcription:

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画 節 推進計画の目的 節 南海トラフ地震防災対策推進地域及び 章 総 則 南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域 節 防災関係機関が地震発生時の災害応急 対策として行う事務又は業務の大綱 節 資機材, 人員等の配備手配 章 関係者との連携協力の確保 節 他機関に対する応援要請 節 帰宅困難者への対応 節 津波からの防護 節 津波に関する情報の伝達等 章 津波からの防護, 円滑 節 避難対策等 な避難の確保及び迅速 第 4 節 消防機関等の活動 な救助に関する事項 第 5 節 水道, 電気, ガス, 通信, 放送関係 第 6 節 交通対策 第 7 節 県自らが管理等を行う施設等に関する対策 第 8 節 迅速な救助 第 4 章 地震防災上緊急に整備すべき施設等の整備計画 第 5 章防災訓練計画 第 6 章 地震防災上必要な教育及び広報に関する計画

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画 章 総則 節 推進計画の目的 推進計画の目的については, 地震災害対策編第 5 部 章 節 推進計画の目的 に定 めるところに 節 南海トラフ地震防災対策推進地域及び南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域 南海トラフ地震防災対策推進地域 南海トラフ地震防災対策推進地域については, 地震災害対策編第 5 部 章 節第 1 南海トラフ地震防災対策推進地域 に定めるところに 南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域 南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域については, 地震災害対策編第 5 部 章 節 南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域 に定めるところに 節 防災関係機関が地震発生時の災害応急対策として行う事務又は業務の大綱 本県の地域に係る津波防災に関し, 県, 本県の区域の全部又は一部を管轄する指定地方行政機関, 本県の区域内の市町村, 指定公共機関, 指定地方公共機関及び本県の区域内の公共的団体その他防災上重要な施設の管理者 ( 以下 防災関係機関 という ) の処理すべき事務又は業務の大綱は, 部 章の 防災機関の業務の大綱 に定めるところに 5-1 - 1

章 関係者との連携協力の確保 節 資機材, 人員等の配備手配 [ 実施責任 : 危機管理局危機管理防災課, くらし保健福祉部社会福祉課, 総務部人事 課, 市町村, 防災関係機関 ] 物資等の調達手配 物資等の調達手配については, 地震災害対策編第 5 部 章 節 物資等の調 達手配 に定めるところに 人員の配備 人員の配備については, 地震災害対策編第 5 部 章 節 人員の配備 に定 めるところに 災害応急対策等に必要な資機材及び人員の配置 災害応急対策等に必要な資機材及び人員の配置については, 地震災害対策編第 5 部第 2 章 節 災害応急対策等に必要な資機材及び人員の配置 に定めるところによ る 節 他機関に対する応援要請 [ 実施責任 : 自衛隊, 危機管理局危機管理防災課, 消防保安課, 消防本部, 市町村 ] 他機関に対する応援要請については, 地震災害対策編第 5 部 章 節 他機関に対す る応援要請 に定めるところに 節 帰宅困難者への対応 [ 実施責任 : 危機管理局危機管理防災課, 関係機関等 ] 帰宅困難者への対応については, 地震災害対策編第 5 部 章 節 帰宅困難者への対 応 に定めるところに 5-2 - 1

章 津波からの防護, 円滑な避難の確保及び迅速な救助に関する事項 節 津波からの防護 [ 実施責任 : 土木部河川課 港湾空港課, 商工労働水産部漁港漁場課, 農政部農地保 全課, 危機管理局消防保安課 危機管理防災課, 市町村 ] 津波からの防護については, 地震災害対策編第 5 部 章 節 津波からの防護 に定 めるところに 節 津波に関する情報の伝達等 [ 実施責任 : 気象庁, 福岡管区気象台, 鹿児島地方気象台, 危機管理局危機管理防災 課, 市町村, 関係機関等 ] 津波警報等の津波に関する情報の収集 伝達に係る関係者の役割分担や連絡体制は, 部 章 初動期の応急対策 に定めるところに 節 避難対策等 [ 実施責任 : 危機管理局危機管理防災課, くらし保健福祉部社会福祉課 障害福祉課 健康増進課 子ども家庭課 子育て支援課 高齢者生き生き推進課, 県民生活局青少年男女共同参画課,PR 観光戦略部観光課 国際交流課, 市町村 ] 避難対策等については, 地震災害対策編第 5 部 章 節 避難対策等 に定めるとこ ろに 第 4 節 消防機関等の活動 [ 実施責任 : 危機管理局消防保安課 危機管理防災課, 市町村, 水防管理団体 ] 消防機関等の活動については, 地震災害対策編第 5 部 章第 4 節 消防機関等の活動 に定めるところに 5-3 - 1

第 5 節 水道, 電気, ガス, 通信, 放送関係 [ 実施責任 : 水道事業者, 九州電力株式会社, 各都市ガス事業者, 一般社団法人鹿児 島県 LPガス協会, 西日本電信電話株式会社, 日本放送協会鹿児島放送局, 指定地方公共機関 ( 放送事業者 ), 市町村 ] 水道 水道については, 地震災害対策編第 5 部 章第 5 節 水道 に定めるところに 電気 電気については, 地震災害対策編第 5 部 章第 5 節 電気 に定めるところに ガス ガスについては, 地震災害対策編第 5 部 章第 5 節 ガス に定めるところに 第 4 通信 通信については, 地震災害対策編第 5 部 章第 5 節第 4 通信 に定めるところに 第 5 放送 放送については, 地震災害対策編第 5 部 章第 5 節第 5 放送 に定めるところに 第 6 節 交通対策 [ 実施責任 : 九州地方整備局, 西日本高速道路株式会社, 県警察本部, 土木部道路維 持課 港湾空港課, 第十管区海上保安本部, 九州旅客鉄道株式会社, 日 本貨物鉄道株式会社, 市町村 ] 道路 道路については, 地震災害対策編第 5 部 章第 6 節 道路 に定めるところに 5-3 - 2

海上及び航空 海上及び航空については, 地震災害対策編第 5 部 章第 6 節 海上及び航空 に定めるところに 鉄道 鉄道については, 地震災害対策編第 5 部 章第 6 節 鉄道 に定めるところに 第 4 乗客等の避難誘導 乗客等の避難誘導については, 地震災害対策編第 5 部 章第 6 節第 4 乗客等の避 難誘導 に定めるところに 第 7 節 県自らが管理等を行う施設等に関する対策 [ 実施責任 : 危機管理局危機管理防災課, 各施設管理者 ] 不特定かつ多数の者が出入りする施設 不特定かつ多数の者が出入りする施設については, 地震災害対策編第 5 部 章第 7 節 不特定かつ多数の者が出入りする施設 に定めるところに 災害応急対策の実施上重要な建物に対する措置 災害応急対策の実施上重要な建物に対する措置については, 地震災害対策編第 5 部第 3 章第 7 節 災害応急対策の実施上重要な建物に対する措置 に定めるところによ る 工事中の建築等に対する措置 工事中の建築等に対する措置については, 地震災害対策編第 5 部 章第 7 節 工 事中の建築等に対する措置 に定めるところに 5-3 - 3

第 8 節 迅速な救助 [ 実施責任 : 危機管理局消防保安課 危機管理防災課, 自衛隊, 県警察本部, 市町村 ] 消防機関等による被災者の救助 救急活動の実施体制 消防機関等による被災者の救助 救急活動の実施体制については, 地震災害対策編第 5 部 章第 8 節 消防機関等による被災者の救助 救急活動の実施体制 に定め るところに 緊急消防援助隊の人命救助活動等の支援体制の整備 緊急消防援助隊の人命救助活動等の支援体制の整備については, 地震災害対策編第 5 部 章第 8 節 緊急消防援助隊の人命救助活動等の支援体制の整備 に定めると ころに 実動部隊の救助活動における連携の推進 実動部隊の救助活動における連携の推進については, 地震災害対策編第 5 部 章第 8 節 実動部隊の救助活動における連携の推進 に定めるところに 第 4 消防団の充実 消防団の充実については, 地震災害対策編第 5 部 章第 8 節第 4 消防団の充実 に定めるところに 5-3 - 4

第 4 章 地震防災上緊急に整備すべき施設等の整備計画 [ 実施責任 : 土木部建築課 道路維持課 道路建設課 砂防課 港湾空港課, くらし保健福祉部保健医療福祉課, 教育庁学校施設課, 環境林務部森づくり推進課, 危機管理局危機管理防災課 消防保安課, 商工労働水産部漁港漁場課, 市町村 ] 地震防災上緊急に整備すべき施設等の整備については, 地震防災対策特別措置法に基づく地震防災緊急事業 5 箇年計画を基本として, 県下全域で重点的 計画的に事業を推進するものとする なお, 具体的な事業執行等に当たっては, 施設全体が未完成であっても, 一部の完成により相応の効果が発揮されるよう整備の順序及び方法について考慮するものとする 建築物, 構造物等の耐震化 不燃化 建築物, 構造物等の耐震化 不燃化については, 地震災害対策編第 5 部第 4 章 建 築物, 構造物等の耐震化 不燃化 に定めるところに 避難経路の整備 避難経路の整備については, 地震災害対策編第 5 部第 4 章 避難経路の整備 に 定めるところに 土砂災害防止施設 土砂災害防止施設については, 地震災害対策編第 5 部第 4 章 土砂災害防止施設 に定めるところに 第 4 保安施設 ( 治山施設 ) 保安施設 ( 治山施設 ) については, 地震災害対策編第 5 部第 4 章第 4 保安施設( 治山施設 ) に定めるところに 第 5 避難誘導及び救助活動のための拠点施設その他の消防用施設 避難誘導及び救助活動のための拠点施設その他の消防用施設については, 地震災害対 策編第 5 部第 4 章第 5 避難誘導及び救助活動のための拠点施設その他の消防用施設 に定めるところに 5-4 - 1

第 6 緊急輸送を確保するために必要な道路, 港湾又は漁港の整備 緊急輸送を確保するために必要な道路, 港湾又は漁港の整備については, 地震災害対 策編第 5 部第 4 章第 6 緊急輸送を確保するために必要な道路, 港湾又は漁港の整備 に定めるところに 第 7 通信施設の整備 通信施設の整備については, 地震災害対策編第 5 部第 4 章第 7 通信施設の整備 に 定めるところに 第 8 緩衝地帯として設置する緑地広場, その他公共空地の整備 緩衝地帯として設置する緑地広場, その他公共空地の整備については, 地震災害対策 編第 5 部第 4 章第 8 緩衝地帯として設置する緑地広場, その他公共空地の整備 に定 めるところに 5-4 - 2

第 5 章 防災訓練計画 [ 実施責任 : 危機管理局危機管理防災課, 市町村, 防災関係機関 ] 防災訓練計画については, 地震災害対策編第 5 部第 5 章 防災訓練計画 に定めるところ に 5-5 - 1

第 6 章 地震防災上必要な教育及び広報に関する計画 [ 実施責任 : 危機管理局危機管理防災課, 市町村 ] 県は, 市町村, 防災関係機関, 地域の自主防災組織, 事業所等の自衛消防組織等と協力して, 地震防災上必要な教育及び広報を推進するものとする 県職員に対する教育 県職員に対する教育については, 地震災害対策編第 5 部第 6 章 県職員に対する 教育 に定めるところに 地域住民等に対する教育 地域住民等に対する教育については, 地震災害対策編第 5 部第 6 章 地域住民等 に対する教育 に定めるところに 相談窓口の設置 相談窓口の設置については, 地震災害対策編第 5 部第 6 章 相談窓口の設置 に 定めるところに 5-6 - 1