Microsoft Word - 海外流通最終.doc



Similar documents
2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1


検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地


(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

PowerPoint プレゼンテーション

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

定款  変更

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

m07 北見工業大学 様式①

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

一般競争入札について

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

< CF6955C976C8EAE DE82C28E73816A2E786C73>

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>


Taro-H19退職金(修正版).jtd

連結計算書

39_1

Taro-○離島特産品等マーケティング支援事業に係る企画提案募集要領

Microsoft Word - 目次.doc

文化政策情報システムの運用等

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

PowerPoint プレゼンテーション

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

●電力自由化推進法案

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果


<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

< F2D D D837C815B B8EC08E7B97768D80>

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

公表表紙

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

第316回取締役会議案

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親


平成24年度 業務概況書

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

個人住民税徴収対策会議

スライド 1

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

<4D F736F F F696E74202D D382E982B382C68AF1958D8BE090A C98AD682B782E B83678C8B89CA81698CF6955C A2E >

花 巻 市 条 件 付 一 般 競 争 入 札 について 花 巻 市 では 入 札 における 透 明 性 公 平 性 の 向 上 を 図 り より 一 層 の 競 争 性 を 確 保 するために 条 件 付 一 般 競 争 入 札 を 実 施 します 条 件 付 一 般 競 争 入 札 について 条

定款

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

財政再計算結果_色変更.indd

Sea-NACCS 利用者研修 【通関編】

<4D F736F F D208C6F D F815B90A BC914F82CC91CE899E8FF38BB582C982C282A282C42E646F63>

目 次 A. 生 産 Q1. 競 馬 における 競 走 馬 のサイクルとはどのようになっているのか 1 Q2. 競 走 馬 の 生 産 頭 数 は 1 Q3. 競 走 馬 の 生 産 地 は 1 Q4. 軽 種 馬 協 会 軽 種 馬 農 協 とは 1 B. 競 走 馬 の 購 買 Q5. 競 走

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

Microsoft Word 第1章 定款.doc

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

スライド 1

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 の 設 置 なし 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 A B A-B ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 ( 参 考 ) 国 の 改 定 率 24 年 度 円 円 円 円 ( ) 改

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協


社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (5 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 類 団 府 分 似 体 平 均 年 齢

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

JAL Xxxxxxxx Xxxxxxxx

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

Transcription:

目 次 Ⅰ. 海 外 流 通 促 進 委 員 会 開 催 主 旨 P1 Ⅱ. 海 外 流 通 促 進 委 員 会 委 員 名 簿 P2 Ⅲ. 軽 種 馬 海 外 流 通 の 現 状 P3-5 Ⅳ. 海 外 流 通 促 進 を 巡 る 課 題 P6-8 Ⅴ. 当 面 のメインターゲット 国 の 選 定 と 分 析 P9-10 Ⅵ. 今 後 の 海 外 流 通 促 進 の 方 向 性 P11-13 Ⅶ. 資 料 編 P14-21 1. 生 産 頭 数 と 新 規 競 走 馬 登 録 頭 数 ( 中 央 地 方 )の 推 移 2. 競 走 用 軽 種 馬 の 輸 出 状 況 3. JBBA の 外 国 語 サイトへのアクセス 調 査 4. シンガポールとマレーシアのインセンティヴボーナス 5. 消 費 税 還 付 の 手 続 き 6. 海 外 競 馬 事 情 比 較 7. シンガポールの 外 国 馬 輸 入 状 況 8. シンガポール 在 籍 馬 の RT 別 頭 数 分 布 9. オセアニアでの 獲 得 賞 金 とシンガポールでの RT 10. オセアニアでの 取 引 価 格 とシンガポールでの RT 11. 海 外 との 競 馬 賞 金 繋 養 費 比 較

海 外 流 通 促 進 委 員 会 開 催 主 旨 近 年 我 が 国 の 軽 種 馬 生 産 は 長 引 く 景 気 の 低 迷 や 複 数 の 地 方 競 馬 主 催 者 の 事 業 からの 撤 退 により 国 内 需 要 は 減 少 しており 産 駒 価 格 の 下 落 や 売 れ 行 き 不 振 等 厳 しさを 増 しつつある 一 方 日 本 競 馬 のパート1 国 へ の 昇 格 や 海 外 における 日 本 産 馬 日 本 調 教 馬 の 活 躍 により 諸 外 国 におい て 日 本 産 馬 に 対 する 評 価 が 高 まりをみせている そのような 中 日 本 軽 種 馬 協 会 ( 以 下 JBBA という)は 2003 年 より 東 南 アジ ア 諸 国 ( 韓 国 香 港 シンガポール マレーシア 中 国 )をターゲットとして 海 外 販 路 促 進 事 業 を 開 始 した また 2005 年 からは 軽 種 馬 海 外 流 通 促 進 事 業 に より 海 外 販 路 拡 大 を 推 進 してきた しかし 現 在 のところ 海 外 への 輸 出 規 模 は いまだ 十 分 とはいえない 状 況 にある そこで 海 外 への 流 通 を 促 進 することで わが 国 の 競 走 馬 需 要 を 拡 大 し 軽 種 馬 産 業 の 発 展 に 寄 与 することを 目 的 として これまでの 海 外 流 通 促 進 の 諸 施 策 を 検 証 することで 達 成 した 成 果 や 残 された 課 題 を 整 理 し 今 後 取 組 む べき 海 外 流 通 促 進 の 方 向 性 を 打 ち 出 すこととする 2011 年 6 月 海 外 流 通 促 進 委 員 会 委 員 長 高 橋 秀 昌 - 1 -

Ⅱ. 海 外 流 通 促 進 委 員 会 委 員 名 簿 ( 五 十 音 順 敬 称 略 ) 木 村 貢 木 村 慶 純 日 高 軽 種 馬 農 業 協 同 組 合 副 組 合 長 JBBA 業 務 部 長 杉 本 透 競 馬 国 際 交 流 協 会 常 務 理 事 ( 第 1 回 ) 須 永 尚 之 競 馬 国 際 交 流 協 会 業 務 部 長 ( 第 2 回 ) 委 員 長 高 橋 秀 昌 胆 振 軽 種 馬 農 業 協 同 組 合 長 田 辺 博 章 増 田 知 之 JRA 馬 事 部 長 JRA 競 馬 国 際 化 対 応 会 議 審 議 役 吉 田 武 徳 競 走 馬 育 成 協 会 副 会 長 ( 第 1 回 ) 和 田 隆 一 競 走 馬 育 成 協 会 副 会 長 ( 第 2 回 ) 注 ) 競 馬 国 際 交 流 協 会 は 現 ( 財 )ジャパン スタッドブック インターナショナル 事 務 局 柳 尾 和 広 山 野 辺 啓 JBBA 業 務 部 国 際 課 長 JRA 馬 事 部 生 産 育 成 対 策 室 長 開 催 日 時 第 1 回 8 月 9 日 ( 月 ) 10:00 第 2 回 10 月 7 日 ( 木 ) 13:30-2 -

Ⅲ. 軽 種 馬 海 外 流 通 の 現 状 1. はじめに わが 国 の 新 規 競 走 馬 登 録 頭 数 およびサラブレッド 生 産 頭 数 ( 資 料 1 参 照 )に 関 して 登 録 頭 数 は 1997 年 には 中 央 3,839 頭 地 方 4,415 頭 の 計 8,254 頭 であったが 2009 年 には 中 央 4,573 頭 地 方 2,309 頭 の 計 6,882 頭 と 12 年 間 で 1,372 頭 減 少 している このことから 国 内 の 競 走 馬 需 要 は 地 方 競 馬 の 衰 退 を 主 要 因 として 大 きく 減 少 している ことがわかる また 生 産 頭 数 は 1997 年 の 8,668 頭 から 2009 年 の 7,464 頭 へと 12 年 間 で 1,204 頭 減 少 しており 概 ね 競 走 馬 登 録 頭 数 と 平 行 する 形 で 推 移 している このように 国 内 の 競 走 馬 需 要 が 減 少 している 現 状 において 生 産 頭 数 規 模 を 確 保 するためには 海 外 特 に 非 生 産 国 や 十 分 な 生 産 技 術 をもたない 東 南 アジア 諸 国 を 対 象 として 新 たな 販 路 を 開 拓 することが 喫 緊 の 課 題 となっている 2. 競 走 用 軽 種 馬 の 輸 出 状 況 ( 資 料 2 参 照 ) 2004 年 から 2009 年 の 競 走 用 軽 種 馬 の 輸 出 状 況 は 韓 国 シンガポール 等 を 主 体 とし て 年 ごとに 多 少 のバラツキは 認 められるが 年 間 30-80 頭 規 模 で 推 移 している しか し この 輸 出 規 模 はわが 国 の 生 産 頭 数 の 1%にも 達 していない 国 別 の 輸 出 状 況 に 関 して 韓 国 については 輸 出 頭 数 は 2004 年 の 31 頭 から 2005 年 に 78 頭 と 一 時 的 に 増 加 したが その 後 は 減 少 に 転 じ 近 年 は 年 間 10 頭 規 模 に 留 ま っている シンガポールについては 2006 年 にはコスモバルク 号 2007 年 にはジャガーメイル 号 による 2 年 連 続 のシンガポール 航 空 国 際 カップ(G1)での 優 勝 あるいは 日 本 のセリ 市 場 で 取 引 されたエルドラド 号 やジョリーズシンジュ 号 がシンガポールの G1 競 走 で 優 勝 す る 等 優 秀 な 競 走 成 績 を 収 め 日 本 産 馬 は 高 い 評 価 を 得 ている しかし 輸 出 頭 数 は 2006 年 に 36 頭 を 記 録 したが その 後 は 年 間 数 十 頭 の 規 模 に 留 まっている 香 港 については 2007 年 に 香 港 ジョッキークラブがセレクトセールにおいて1 頭 を 購 買 した しかし 同 年 にわが 国 で 発 生 した 馬 インフルエンザにより 直 接 香 港 へ 輸 出 でき ず 経 由 地 として 滞 在 していたイギリスで 故 障 を 発 症 したため 香 港 への 入 国 は 実 現 し なかった それ 以 降 香 港 の 購 買 はない マレーシアについては 2007 年 にペナンターフクラブの 7 頭 と JBBA によるマレーシア 調 査 馬 3 頭 の 計 10 頭 が 2 歳 トレーニングセールにおいて 購 買 され 輸 出 される 予 定 で あった しかし 馬 インフルエンザの 影 響 により マレーシアに 輸 入 ができなくなったため 韓 国 に 調 査 馬 として 輸 出 されることになった それ 以 降 マレーシアからの 購 買 はない 中 国 については 2010 年 に 新 たな 展 開 が 始 まった 5 月 に 初 めて 中 国 人 による 日 本 産 馬 51 頭 の 輸 出 が 実 現 した また 10 月 のオータムセールにおいて わが 国 のセリ 市 場 で 初 めて 中 国 人 バイヤーによる 18 頭 の 購 買 が 実 現 した - 3 -

3. 本 邦 外 居 住 馬 主 制 度 2009 年 4 月 にJRAの 国 際 化 の 取 組 みの 一 つとして 本 邦 外 居 住 馬 主 制 度 が 導 入 さ れた これにより 2010 年 7 月 現 在 で 5 名 の 本 邦 外 居 住 馬 主 が 誕 生 している 4. JBBAによる 海 外 流 通 促 進 への 取 組 み JBBA は 2003 年 から 東 南 アジア 諸 国 ( 韓 国 香 港 シンガポール マレーシア 中 国 ) をターゲットとして 海 外 販 路 促 進 事 業 を 開 始 した また 2005 年 から 軽 種 馬 海 外 流 通 促 進 事 業 により さらなる 海 外 販 路 拡 大 に 取 組 んできた その 概 要 については 以 下 のと おりである 1) 海 外 競 馬 状 況 調 査 海 外 流 通 促 進 の 基 礎 資 料 とすることを 目 的 として 2003 年 には 韓 国 と 香 港 2006 年 にはシンガポール 2009 年 にはマカオの 競 馬 状 況 を 調 査 した 2) 日 本 競 馬 の 情 報 発 信 整 備 わが 国 の 競 馬 や 生 産 等 の 情 報 を 海 外 に 発 信 するため 2004 年 に 英 文 JBIS を 開 設 し た また JBBA のホームページには 2008 年 に 英 語 の JBBA サイトを 2009 年 には 韓 国 語 および 北 京 語 のサイトを 立 ち 上 げた 2010 年 6 月 1 日 ~9 月 23 日 における 同 サイト の 利 用 状 況 調 査 ( 資 料 3 参 照 )によると 英 語 サイトのアクセス 数 は アメリカ 260 シンガ ポール 210 韓 国 166 英 国 163 オーストラリア 101 を 記 録 した そのうち シンガポール 韓 国 オーストラリアは 直 帰 率 ( 最 初 のページだけを 閲 覧 した 率 )が 0.3 以 下 と 低 く 他 の ページも 閲 覧 していることから サイトへの 関 心 の 高 さが 伺 えた 特 にシンガポールから のアクセスはサイト 平 均 滞 在 時 間 が 長 く 最 も 有 効 に 利 用 されているものと 考 えられた また 北 京 語 韓 国 語 サイトは 総 ページビューが 602 と 英 語 サイトの 総 ページビューと の 比 較 から 閲 覧 数 は 多 いものと 推 測 された さらに 2002 年 には わが 国 のセリ 市 場 を 紹 介 する 3 ヶ 国 語 ( 英 語 韓 国 語 広 東 語 ) のセリガイドブックや 馬 産 紹 介 パンフレットを 作 成 し 2003 年 からは 海 外 からのセリ 市 場 への 来 場 者 用 として 英 文 セリ 名 簿 を 作 成 している 3) 日 本 産 馬 購 買 に 対 するインセンティヴの 付 与 1 日 本 産 馬 限 定 レースへの 協 賛 2006 年 から 韓 国 の 釜 山 競 馬 場 において 日 本 産 馬 限 定 レース(1または2レース)へ の 協 賛 を 実 施 している 2009 年 の 協 賛 金 は 1 億 ウォン( 約 700 万 円 ) また マレーシア のペナン 競 馬 場 において 2008 年 から 協 賛 レースを1レース 実 施 している 10 万 リンギ ( 約 280 万 円 ) - 4 -

2インセンティヴボーナス( 資 料 4 参 照 ) 2008 年 から シンガポールおよびマレーシアで 開 催 される 競 走 において 日 本 のセリ 市 場 で 購 買 された 日 本 産 馬 が 勝 利 した 場 合 所 有 馬 主 に 対 し インセンティヴボーナス の 支 給 を 開 始 した この 制 度 を 導 入 した 途 端 に 日 本 産 馬 の 出 走 回 数 は 大 幅 に 増 加 し 勝 利 数 も 飛 躍 的 に 伸 びる 等 即 効 性 を 発 揮 した さらに 2010 年 の 7 月 1 日 からは 管 理 する 調 教 師 も 支 給 対 象 に 加 えることにより 制 度 の 充 実 を 図 った 日 本 産 馬 へのインセンティヴボーナスは 両 国 の 主 催 者 からの 各 馬 主 への 通 知 レー シングプログラムへの 掲 載 および 各 商 業 紙 への 広 告 掲 載 等 により 馬 主 調 教 師 の 間 で 広 く 浸 透 している 4) 調 査 馬 の 寄 贈 アジア 諸 国 における 日 本 産 馬 の 優 位 性 をアピールすることを 目 的 として JBBA が2 歳 トレーニングセールで 購 買 した 日 本 産 馬 を 韓 国 およびシンガポールへ 調 査 馬 として 寄 贈 した 実 績 韓 国 :2004 年 11 頭 2009 年 10 頭 シンガポール:2006 年 10 頭 5) エージェントの 養 成 2005 年 には 国 内 の 民 間 エージェントに 対 して 香 港 の 競 馬 関 係 者 (ジョッキークラ ブ 馬 主 調 教 師 )20 名 との 接 触 の 機 会 を 提 供 したが 残 念 ながら 収 益 性 のあるビジネ スモデルとして 進 展 しなかった その 後 2009 年 のサマーセールおよびオータムセール において 日 本 のセリ 市 場 に 来 場 したシンガポールの 顧 客 に 初 めて 民 間 エージェント 1 名 が 対 応 した さらに 2009 年 からは シドニー 在 住 の 岡 さとみ 氏 (イングリスの 契 約 社 員 )と 契 約 して 主 にシンガポール 香 港 などへの 海 外 プロモーション 活 動 外 国 人 顧 客 の 管 理 および 日 本 のセリ 市 場 における 外 国 人 顧 客 への 対 応 を 行 っている 6) 消 費 税 還 付 ( 資 料 5 参 照 ) 2008 年 には 海 外 流 通 を 促 進 するための 一 つの 障 壁 であったセリ 市 場 で 購 買 した 馬 の 消 費 税 還 付 が 実 現 した - 5 -

Ⅳ. 海 外 流 通 促 進 を 巡 る 課 題 これまで 東 南 アジア 諸 国 を 中 心 に 海 外 流 通 促 進 活 動 を 実 施 してきたが 現 在 まで 十 分 な 成 果 があがっているとは 言 いがたい そこで これまでの 取 組 みを 検 証 するとともに 海 外 顧 客 のアンケート 調 査 等 により 課 題 を 抽 出 した 1. 海 外 流 通 全 般 に 対 する 課 題 1) ターゲット 国 の 選 定 これまでの 海 外 流 通 促 進 策 は 広 く 浅 く 実 施 してきたところであるが 今 後 は 人 的 およ び 資 金 的 費 用 対 効 果 の 点 から 有 望 なターゲット 国 を 見 出 し その 国 の 競 馬 事 情 を 分 析 したうえで 集 中 的 にプロモーション 活 動 を 実 施 することが 肝 要 である 2) エージェント 海 外 へのプロモーション 活 動 や 外 国 人 顧 客 の 受 入 れ 体 制 を 構 築 するためには 民 間 エージェントの 参 入 が 不 可 欠 である しかし 現 状 においては 海 外 からの 購 買 頭 数 が 少 ないため 採 算 が 合 わず 民 間 エージェントが 収 益 を 得 る 事 業 として 成 り 立 たないことが 課 題 である 3) 消 費 税 の 還 付 アメリカでは 州 外 搬 出 の 誓 約 書 提 出 により 付 加 価 値 税 が 免 除 される また イギリス では 輸 出 時 に 付 加 価 値 税 が 還 付 される 等 海 外 においてはセリ 市 場 で 購 買 した 馬 を 国 外 に 持 ち 出 す 際 の 税 金 の 還 付 は 簡 便 である 一 方 日 本 では 消 費 税 の 還 付 は 実 現 した が 税 還 付 までの 手 続 きが 煩 雑 で 時 間 がかかるという 課 題 は 解 決 されておらず 海 外 流 通 を 促 進 するための 障 壁 の 一 つである 4) 輸 送 経 費 日 本 からシンガポールに 成 田 空 港 から 空 輸 した 場 合 12 頭 4ストールの 利 用 でも1 頭 当 たりの 輸 送 経 費 は 130 万 円 近 くを 要 する 日 本 からの 輸 送 経 費 は 諸 外 国 に 比 べ 高 額 であり コスト 圧 縮 が 課 題 である 5) 預 託 経 費 日 本 の 預 託 経 費 はオーストラリア ニュージーランドと 比 べて 高 額 であり 海 外 顧 客 の 購 買 意 欲 を 促 進 するための 障 壁 の 一 つである - 6 -

6) その 他 の 課 題 海 外 から 日 本 のセリ 市 場 に 来 場 した 顧 客 を 対 象 として 2009 年 に 実 施 した 聞 き 取 り 調 査 により 以 下 のような 課 題 が 抽 出 された 1 日 本 産 馬 の 中 長 距 離 レースにおける 競 走 能 力 の 高 さは 世 界 的 に 定 評 を 得 ている しかし 香 港 やシンガポールには 2000m 以 上 のレースが 少 なく 1000-1400m の 短 距 離 レースが 多 いことから 日 本 産 馬 を 購 買 しようという 動 機 付 けが 低 い 2 馬 を 購 買 する 際 は 通 常 調 教 師 やエージェントを 介 するが シンガポールや 香 港 の 馬 主 調 教 師 はオーストラリアとニュージーランド 両 国 との 結 びつきが 極 めて 強 く 日 本 人 関 係 者 が 介 入 する 余 地 が 少 ない 3 シンガポールや 香 港 の 馬 主 は オーストラリアとニュージーランドにおいても 馬 主 資 格 を 所 有 している 者 が 多 く 自 国 とこれらの 国 とで 所 有 馬 の 使 い 分 けが 可 能 である 4 日 本 産 馬 の 血 統 に 対 する 認 知 度 が 低 い 5 日 本 の 育 成 調 教 技 術 や 施 設 に 関 する 情 報 が 少 ないことから 日 本 における 馬 の 取 扱 いや 育 成 調 教 に 対 して 不 安 感 を 抱 いている 2. 国 別 の 課 題 1) 韓 国 近 年 韓 国 への 輸 出 は 不 振 である その 要 因 としては 海 外 からの 競 走 馬 の 購 買 価 格 の 制 限 (1 頭 あたり 2 万 ドル ただし 2009 年 からは 牝 馬 だけは 7 万 ドルまで 緩 和 )や 近 年 の 円 高 および 根 深 い 対 日 感 情 があげられる また 韓 国 競 馬 そのものの 体 質 即 ち 強 い 馬 同 士 による 質 の 高 い 競 馬 ではなく 国 内 馬 主 の 安 定 した 利 益 維 持 を 優 先 するあ まり 高 資 質 馬 を 求 めないという 体 質 も 一 因 である しかし 最 大 の 要 因 は 日 本 産 馬 は 高 額 で 走 らないとのイメージがもたれ 購 買 意 欲 を 阻 害 する 事 態 を 招 いたことである それは 2004 年 に 輸 出 した 日 本 産 馬 が 好 成 績 をあ げて 購 買 意 欲 が 高 まったにもかかわらず その 翌 年 低 価 格 帯 の 低 資 質 馬 を 輸 出 して 競 走 成 績 が 振 るわず 日 本 産 馬 に 対 する 悪 いイメージを 植 えつけてしまったことにある 2) シンガポール シンガポールに 関 しては 大 谷 正 嗣 氏 や Dr. KC Tan 等 継 続 的 に 日 本 産 馬 を 購 買 する 馬 主 の 開 拓 に 成 功 した しかし 日 本 に 招 聘 した 馬 主 や 調 教 師 の 中 には 一 度 は 来 日 しても リピーターとして 定 着 しなかった 例 もあり 日 本 産 馬 の 購 買 層 がなかなか 拡 大 していないのが 課 題 である 3) 中 国 2010 年 5 月 の 中 国 への 馬 輸 出 の 経 緯 を 踏 まえ 海 外 流 通 促 進 連 絡 協 議 会 が 開 催 された その 中 で 馬 代 金 の 支 払 い 方 法 検 疫 施 設 の 不 足 長 い 検 疫 期 間 ( 日 本 での 輸 出 検 疫 60 日 中 国 での 輸 入 検 疫 45 日 )および 検 疫 条 件 の 一 つである 馬 パラチフス の 判 定 基 準 等 が 中 国 へ 馬 を 輸 出 する 際 の 課 題 としてあげられた 中 国 は 現 在 商 業 - 7 -

競 馬 は 開 催 されていないが 潜 在 的 には 世 界 最 大 規 模 のマーケットになる 可 能 性 があ る そこで 将 来 の 競 馬 開 催 を 見 据 えて 中 国 への 輸 出 体 制 を 整 備 することが 課 題 であ る 4) 他 の 東 南 アジア 諸 国 香 港 は 元 来 オーストラリアとニュージーランドとの 結 びつきが 強 い 加 えて 一 馬 主 の 香 港 での 所 有 頭 数 は 3 頭 に 制 限 されている また マレーシアやマカオは 競 馬 賞 金 が 安 く そもそも 馬 主 の 購 買 力 が 弱 いことに 加 えて 近 年 の 円 高 の 影 響 もあり 日 本 産 馬 の 購 買 意 欲 が 高 まっていない - 8 -

Ⅴ. 当 面 のメインターゲット 国 の 選 定 と 分 析 1. 海 外 流 通 促 進 のターゲット 国 の 選 定 海 外 流 通 促 進 事 業 を 実 施 してきた 対 象 国 の 競 馬 事 情 ( 資 料 6 参 照 )を 比 較 して ター ゲット 国 を 選 定 することとした 選 定 に 当 たっては 1レース 当 りの 平 均 賞 金 額 馬 主 資 格 取 得 の 難 易 度 海 外 出 走 経 験 馬 の 輸 入 条 件 および 海 外 での 購 買 価 格 制 限 を 重 視 し た 韓 国 は 1レース 当 りの 平 均 賞 金 額 は 435 万 円 と 比 較 的 高 額 であるが 日 本 人 の 馬 主 資 格 の 取 得 や 出 走 経 験 馬 の 輸 入 は 不 可 能 である また 海 外 購 買 価 格 の 制 限 がある 香 港 は 非 生 産 国 で 1 レース 当 りの 平 均 賞 金 額 は 1,058 万 円 と 高 額 である しかし 馬 主 資 格 の 取 得 は 極 めて 困 難 で 所 有 頭 数 も 制 限 がある シンガポールは 非 生 産 国 で 1 レース 当 りの 平 均 賞 金 額 430 万 円 は 日 本 の 大 井 競 馬 と 同 水 準 であり 比 較 的 高 額 といえる また 海 外 から 馬 を 購 買 する 際 の 価 格 制 限 は なく 海 外 における 出 走 経 験 馬 の 輸 入 条 件 も 比 較 的 緩 やかである さらに 日 本 人 の 馬 主 資 格 取 得 も 容 易 で 日 本 人 調 教 師 が 在 籍 している マレーシアは 小 規 模 の 生 産 を 行 っているが シンガポールと 同 様 に MRA が 統 括 機 関 であり 諸 条 件 はシンガポールと 同 一 である しかし 1 レース 当 りの 平 均 賞 金 額 114 万 円 はシンガポールの 概 ね 1/4 に 過 ぎず 日 本 産 馬 の 購 買 実 績 はなく また 購 買 力 も 弱 い 以 上 を 踏 まえ 比 較 的 競 馬 賞 金 が 高 額 で 日 本 からの 参 入 障 壁 が 少 ないシンガポー ルを 当 面 のメインターゲットとして 選 定 した そこで シンガポールへの 効 果 的 な 海 外 販 路 拡 大 活 動 を 実 施 するために シンガポール 在 籍 の 競 走 馬 に 関 して 輸 入 国 競 走 馬 のレベルおよび 取 引 価 格 等 について 分 析 を 行 った 2. シンガポールの 競 馬 に 関 する 分 析 1) シンガポールの 外 国 馬 輸 入 状 況 ( 資 料 7 参 照 ) シンガポールの 競 走 馬 の 輸 入 頭 数 は 2005 年 の 336 頭 から 2009 年 には 603 頭 へ 増 加 しており シンガポール 競 馬 は 規 模 を 拡 大 していることから 日 本 産 馬 の 輸 入 拡 大 へ の 好 機 にあるといえる しかし 現 状 輸 入 馬 の 約 90%はオーストラリアとニュージーラン ドであり 特 にオーストラリアからの 輸 入 頭 数 の 増 加 が 顕 著 である 一 方 日 本 からの 輸 入 は 3~30 頭 と 全 体 の 数 %に 留 まっている また 同 国 への 輸 入 馬 のうち 出 走 経 験 馬 の 占 める 割 合 は オーストラリア 約 24% ニ ュージーランド 約 14% 日 本 約 24%で その 他 の 国 も 含 めて 全 体 では 約 22%である - 9 -

2) シンガポールの 馬 主 調 教 師 調 査 シンガポールの 馬 主 はシンジケートや 共 同 所 有 が 多 い また 調 教 師 はオーストラリア やニュージーランド 出 身 が 比 較 的 多 い 一 方 シンガポール マレーシアの 地 元 出 身 および 日 本 南 アフリカやジンバブエ 出 身 の 調 教 師 も 在 籍 している 3) シンガポール 在 籍 馬 のレーティング( 以 下 RT) 別 頭 数 分 布 ( 資 料 8 参 照 ) 2011 年 1 月 28 日 現 在 のシンガポールターフクラブ 所 属 馬 で シンガポール 競 馬 に 出 走 した 1,414 頭 について RT を 調 査 した その 結 果 RT は 平 均 50.6 で 最 低 値 12 から 最 高 値 121 まで 概 ね 正 規 分 布 に 近 い 分 布 を 示 した 4) オセアニア 出 走 経 験 馬 の 輸 入 前 の 獲 得 賞 金 とシンガポールでのRT( 資 料 9 参 照 ) オーストラリアとニュージーランドともに 輸 入 前 の 獲 得 賞 金 の 多 い 馬 は シンガポー ルでの RT が 高 いことが 明 らかになった 獲 得 賞 金 が 1,000 万 円 以 上 の 14 頭 の 平 均 RT は 78.1 でシンガポールでは 上 位 7%に 入 る 5) 日 本 馬 の RT 日 本 馬 の RT は 中 央 競 馬 の 1600 万 円 以 下 の 条 件 馬 では RT85~105 の 範 囲 で 平 均 は 94~97(シンガポールの RT では 上 位 2-3%)である 1000 万 円 以 下 の 条 件 馬 で は RT75~90 の 範 囲 (シンガポールの RT では 上 位 4-8%)である また 南 関 東 の 重 賞 1~4 着 馬 の RT は 75~100 の 範 囲 である 6) オセアニアにおける 取 引 価 格 とシンガポールでの RT( 資 料 10 参 照 ) オーストラリアとニュージーランドで 取 引 された 価 格 は 400 万 円 以 下 の 低 価 格 馬 は 各 々62.6% 73.1%で 過 半 数 を 占 めている 一 方 1,000 万 円 以 上 の 高 価 格 馬 は 13.4% 4.5%であり 高 価 格 馬 の 大 半 はオーストラリアにおける 取 引 馬 である 取 引 価 格 と RT の 比 較 では 明 らかに 高 価 格 馬 の RT が 高 く 取 引 価 格 が 2,000 万 円 以 上 の 24 頭 の 平 均 RT は 59.6 で シンガポールでは 上 位 20%に 入 る - 10 -

Ⅵ. 今 後 の 海 外 流 通 促 進 の 方 向 性 1. 海 外 流 通 全 般 に 対 する 方 向 性 1) 情 報 発 信 海 外 流 通 の 促 進 に 当 たり 日 本 競 馬 や 日 本 産 馬 の 情 報 およびセリに 関 する 情 報 を 広 く 深 く 早 く 発 信 することが 重 要 である したがって アクセス 分 析 等 の 手 法 を 用 いて 利 用 状 況 を 把 握 しながら より 効 果 的 で 充 実 した 情 報 を 発 信 することが 必 要 である また 情 報 不 足 から 惹 起 される 不 安 感 を 払 拭 するためには 日 本 の 育 成 調 教 技 術 や 施 設 の 優 秀 性 を 積 極 的 に 周 知 することが 必 要 である 2) インセンティヴボーナスの 支 給 インセンティヴボーナスは 輸 出 後 発 国 である 日 本 産 馬 の 輸 出 促 進 に 効 果 的 である そのためには 原 資 が 必 要 であり 費 用 対 効 果 を 検 証 しつつ さらに 効 果 的 な 支 給 方 法 や 運 用 について 検 討 する 3) エージェントの 養 成 海 外 顧 客 に 対 応 する 日 本 人 エージェントは 現 状 では 手 数 料 収 入 だけでは 収 益 が 上 がらない そこで 購 買 サポートに 加 えて 購 買 後 の 預 託 や 輸 出 代 行 を 含 めて 総 合 的 に 海 外 顧 客 に 対 応 できる 体 制 を 構 築 して 収 益 の 上 がる 事 業 として 参 入 促 進 を 図 る ま た 海 外 顧 客 が 利 用 している 現 地 のエージェントの 活 用 についても 考 慮 する 4) 消 費 税 還 付 方 法 消 費 税 還 付 は 税 務 署 や 法 律 がからみ 仕 組 みの 変 更 は 簡 単 にはいかないが 手 続 き の 簡 素 化 や 短 縮 化 を 競 馬 サークル 全 体 の 課 題 として 各 々の 立 場 から 働 きかける また それが 実 現 するまでは 手 続 きの 代 行 等 購 買 者 の 利 便 性 に 考 慮 した 方 策 を 検 討 す る 5) 輸 送 経 費 輸 送 経 費 削 減 には 輸 送 会 社 や 中 間 取 扱 業 者 への 働 きかけが 必 要 であるが 高 コス ト 体 質 は 軽 種 馬 の 輸 送 だけでなく わが 国 における 輸 送 システムの 課 題 であり 改 善 は 容 易 ではない そこで 当 面 は 輸 出 頭 数 の 増 加 によるスケールメリットによって コスト 削 減 を 図 る また 馬 主 は 輸 送 経 費 が 高 くても 馬 が 走 れば 採 算 が 取 れることから 高 くても 買 いた いと 思 うほど 日 本 産 馬 の 優 秀 性 を 示 すことも 大 切 である 6) 本 邦 外 居 住 馬 主 制 度 海 外 の 馬 主 は 通 常 自 国 外 でも 馬 を 所 有 して 馬 に 合 わせて 自 国 と 当 該 国 の 競 走 を 使 い 分 けている わが 国 でも 本 邦 外 居 住 馬 主 制 度 が 導 入 されたことで 日 本 産 馬 を 購 入 - 11 -

しやすい 環 境 が 整 備 された この 制 度 を 有 効 活 用 することで 競 走 馬 の 購 買 だけでなく 繁 殖 牝 馬 の 所 有 を 促 進 し わが 国 が 生 産 基 盤 を 持 たない 国 の 生 産 基 地 となることを 目 指 す 7) 預 託 経 費 日 本 の 高 額 な 預 託 経 費 を 削 減 することは 容 易 ではなく 預 託 経 費 が 高 いと 感 じている 購 買 者 層 には 比 較 的 預 託 期 間 の 短 い 2 歳 トレーニングセールに 誘 導 することが 現 実 的 である また 海 外 との 競 馬 賞 金 繋 養 費 比 較 で 各 国 の 収 得 賞 金 額 で 賄 われる 預 託 料 割 合 を 調 査 ( 資 料 11 参 照 )したところ 日 本 は 預 託 料 の 76%が 本 賞 金 付 加 賞 金 およ び 内 国 産 馬 所 有 奨 励 賞 の 合 計 で 賄 われている( 収 得 賞 金 額 を 日 本 独 自 の 手 当 てまで 含 めて 馬 主 に 入 る 全 ての 総 額 で 換 算 した 場 合 は 170%) この 値 はオーストラリアの 47% ニュージーランドの 35%と 比 較 して 格 段 に 高 いことから この 優 位 性 をアピールす ることで 本 邦 外 居 住 馬 主 の 増 加 につなげる 2. 当 面 のターゲット 国 シンガポールへの 対 応 1) 馬 主 調 教 師 に 対 するプロモーション 活 動 シンガポールの 馬 主 はシンジケートや 共 同 所 有 が 多 いことから 代 表 者 名 や 預 託 調 教 師 を 洗 い 出 すことで 日 本 産 馬 を 購 入 する 可 能 性 のある 馬 主 層 を 見 出 し 個 別 的 か つ 集 中 的 にプロモーション 活 動 を 展 開 する また オーストラリアやニュージーランド 出 身 の 調 教 師 は 母 国 との 結 びつきが 強 く 日 本 産 馬 の 売 込 みは 容 易 ではない そこで シ ンガポール マレーシア もしくは 南 アフリカやジンバブエ 出 身 の 調 教 師 の 中 から 日 本 産 馬 を 購 買 する 見 込 みのある 調 教 師 を 選 別 し 集 中 的 にプロモーション 活 動 を 展 開 す る 2) 日 本 国 内 出 走 経 験 馬 の 活 用 海 外 への 日 本 産 馬 の 流 通 促 進 は 市 場 取 引 を 主 体 とすることが 基 本 である しかし 日 本 産 馬 の 高 い 競 走 能 力 をアピールする 最 も 迅 速 な 方 法 は シンガポールにおける 競 走 裡 特 に 重 賞 競 走 で 日 本 産 馬 が 勝 利 することである Ⅴ.2.4)における 分 析 のとおり シンガポール 輸 入 前 の 競 走 成 績 とシンガポールの RT はリンクする そこで Ⅴ.2.5)に おける 分 析 のとおり シンガポールの RT 上 位 2-3%に 入 る 中 央 競 馬 の 1600 万 円 条 件 以 上 のクラスの 馬 の 中 で シンガポール 競 馬 に 適 正 のある 馬 を 送 り 込 む このように 能 力 の 高 い 出 走 経 験 馬 を 呼 び 水 にして シンガポールの 購 買 意 欲 を 喚 起 して 日 本 のセリ 市 場 に 導 くことが 効 果 的 である 3) 中 高 価 格 帯 の 資 質 馬 を 輸 出 Ⅴ.2.6)における 分 析 のとおり 取 引 価 格 とシンガポールの RT はリンクする 韓 国 に 低 価 格 帯 の 低 資 質 馬 を 売 却 して 失 敗 した 苦 い 経 験 を 繰 り 返 さないためにも シンガポー ルには レース 特 性 に 適 応 し 好 成 績 をあげる 可 能 性 の 高 い 血 統 や 馬 体 等 能 力 の 高 - 12 -

い 中 高 価 格 帯 の 資 質 馬 を 輸 出 するという 基 本 姿 勢 を 明 確 にすることが 長 期 的 な 相 手 国 との 信 頼 関 係 の 構 築 につながる 4) シンガポール 競 馬 における 日 本 産 馬 の 出 走 方 法 シンガポールにおいて 日 本 産 馬 を 出 走 させるには 以 下 の3つの 方 法 が 考 えられる 1 日 本 産 馬 をシンガポール 馬 主 に 売 却 して 出 走 させる 方 法 2 外 国 人 の 馬 主 資 格 が 取 得 しやすい 同 国 において 日 本 人 が 馬 主 となって 日 本 産 馬 を 出 走 させる 方 法 3 本 邦 外 居 住 馬 主 制 度 を 活 用 して シンガポールの 馬 主 が 日 本 産 馬 を 所 有 して 日 本 とシンガ ポールの 両 国 の 競 走 を 使 い 分 けて 出 走 させる 方 法 である これらを 状 況 に 応 じて 選 択 し シンガポール 出 走 馬 を 増 加 させる 5) 目 標 とする 輸 出 頭 数 本 委 員 会 で 方 向 を 提 示 された 海 外 流 通 促 進 策 の 実 現 を 図 り 国 内 出 走 経 験 馬 や 未 出 走 馬 を 含 めて 年 間 100 頭 の 輸 出 を 目 標 とする 3. 他 の 東 南 アジア 諸 国 への 対 応 1) 韓 国 現 状 韓 国 は 日 本 産 馬 に 対 するイメージが 良 くない これを 打 開 するためには ま す 引 き 続 き 牡 馬 2 万 ドル 牝 馬 7 万 ドルの 購 買 上 限 価 格 の 増 額 を 働 きかけて 高 い 資 質 の 日 本 産 馬 を 送 り 込 める 環 境 を 構 築 する 2) 中 国 将 来 の 競 馬 再 開 を 見 据 えて 公 的 機 関 と 民 間 の 役 割 分 担 を 明 確 化 し オールジャパ ンで 取 組 める 体 制 を 構 築 する 具 体 的 には これまで 中 国 側 と 交 渉 を 継 続 してきた 経 緯 から 当 面 の 間 は 競 馬 国 際 交 流 協 会 ( 現 :( 財 )ジャパン スタッドブック インターナショ ナル(JAIRS)が 日 本 側 の 窓 口 となり 情 報 の 共 有 化 を 推 進 する また 個 別 具 体 的 な 課 題 については 海 外 流 通 促 進 連 絡 協 議 会 を 通 して 解 決 に 向 けて 対 応 する なお セリ 市 場 での 取 引 推 進 を 基 本 方 針 とするが 日 本 産 馬 の 輸 出 拡 大 を 図 るため に 相 対 取 引 も 含 めてオールジャパンで 支 援 する 3) その 他 の 東 南 アジア 諸 国 マレーシアのペナンやセランゴールの 売 上 は 低 調 であるが シンガポールと MRA を 統 括 機 関 として 結 びついており シンガポールの 競 馬 で 日 本 馬 が 活 躍 すれば 追 随 する と 思 われる また マカオにも 販 路 拡 大 の 可 能 性 があることから プロモーション 活 動 はシ ンガポールを 重 点 的 に 実 施 するが 長 期 的 視 野 に 立 ち 引 き 続 き 最 低 限 のサポート 体 制 は 維 持 する - 13 -

Ⅶ. 資 料 編 資 料 1. 生 産 頭 数 と 新 規 競 走 馬 登 録 頭 数 ( 中 央 地 方 )の 推 移 当 該 年 度 に 中 央 あるいは 地 方 競 馬 に 新 規 登 録 した 頭 数 ( 外 国 産 馬 中 央 地 方 からの 移 籍 馬 交 流 競 走 出 走 馬 は 除 く) 頭 中 央 競 馬 地 方 競 馬 10,000 競 走 馬 登 録 頭 数 生 産 頭 数 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 年 資 料 2. 競 走 用 軽 種 馬 の 輸 出 状 況 ( 頭 ) 100 90 80 70 60 50 40 30 韓 国 アメリカ 合 衆 国 欧 州 オーストラリア 韓 国 シンガポール その 他 20 10 0 シンガポール 2004 2005 2006 2007 2008 2009 年 国 名 年 2004 2005 2006 2007 2008 2009 アメリカ 合 衆 国 4 0 2 4 2 0 欧 州 1 3 3 0 16 4 オーストラリア 0 1 0 0 1 0 韓 国 31 78 18 26 17 10 シンガポール 0 4 36 15 12 13 その 他 0 0 0 0 0 5 合 計 36 86 59 45 48 32-14 -

資 料 3.JBBA の 外 国 語 サイトへのアクセス 調 査 調 査 期 間 : 2010 年 6 月 1 日 ~9 月 23 日 1. 英 語 サイト 国 セッション ページビュー サイト 平 均 滞 新 規 セッショ 総 数 平 均 在 時 間 ( 秒 ) ンの 割 合 直 帰 率 日 本 510 2369 4.65 248.26 0.45 0.45 米 国 260 1145 4.40 219.97 0.85 0.45 シンガポール 210 1581 7.53 583.90 0.34 0.30 韓 国 166 429 2.58 162.77 0.19 0.29 英 国 163 416 2.55 109.26 0.33 0.64 オーストラリア 101 736 7.29 517.08 0.60 0.28 ドイツ 92 556 6.04 445.58 0.14 0.29 香 港 65 190 2.92 106.15 0.62 0.48 カナダ 44 541 12.30 386.93 0.73 0.41 フランス 39 141 3.62 114.87 0.67 0.38 ニュージーランド 38 139 3.66 133.24 0.55 0.39 アイルランド 35 155 4.43 330.03 0.66 0.29 マレーシア 34 122 3.59 187.68 0.79 0.47 マカオ 33 504 15.27 1105.48 0.18 0.12 トルコ 22 89 4.05 453.41 0.68 0.50 タイ 9 9 1.00 0.00 1.00 1.00 中 国 8 16 2.00 37.25 0.63 0.50 その 他 121 339 2.80 合 計 1950 9477 4.86 * * * セッション : アクセスした 人 数 新 規 セッションの 割 合 : 少 ないほどリピーターが 多 い 直 帰 率 : 最 初 のページだけ 閲 覧 した 率 2. 中 国 語 のページビュー 総 ページビュー : 602 3. 韓 国 語 のページビュー 総 ページビュー : 602-15 -

資 料 4.シンガポールとマレーシアのインセンティヴボーナス シンガポール 12008 年 より 優 勝 した 馬 主 に 支 給 (2 勝 目 まで) ( 枠 : 2 万 シンガポールドル ( 約 128 万 円 ) 上 限 10 回 ) 22010 年 7 月 1 日 より 優 勝 した 調 教 師 にも 支 給 (2 勝 目 まで) ( 枠 : 1 万 シンガポールドル ( 約 64 万 円 7 月 1 日 以 降 の 入 厩 馬 ) 5,000 シンガポールドル ( 約 32 万 円 7 月 1 日 以 前 の 入 厩 馬 ) 上 限 10 回 ) マレーシア 12008 年 より 優 勝 した 馬 主 に 支 給 (2 勝 目 まで) ( 枠 : 2 万 リンギ ( 約 56 万 円 ) 上 限 10 回 ) 22010 年 7 月 1 日 より 優 勝 した 調 教 師 にも 支 給 (2 勝 目 まで) ( 枠 : 1 万 リンギ ( 約 28 万 円 7 月 1 日 以 降 の 入 厩 馬 ) 5,000 リンギ ( 約 14 万 円 7 月 1 日 以 前 の 入 厩 馬 ) 上 限 10 回 ) 資 料 5. 消 費 税 還 付 の 手 続 き 日 本 国 外 に 輸 出 することを 目 的 に 馬 を 購 買 した 場 合 には 下 記 の 方 法 により 消 費 税 の 還 付 を 受 けることが 可 能 である この 還 付 は 日 本 国 内 で 発 生 した 預 託 料 や 輸 送 の 際 の 費 用 に 係 わる 消 費 税 にも 適 用 される 1) 購 買 者 は 税 務 署 に 消 費 税 課 税 事 業 者 選 択 届 出 書 を 提 出 する ( 消 費 税 の 還 付 を 受 けるためには まず 日 本 における 課 税 事 業 者 である 必 要 がある ) 2) 購 買 者 は 消 費 税 納 税 管 理 人 届 出 書 を 提 出 し 日 本 における 納 税 関 係 の 代 理 人 と なる 納 税 管 理 人 を 任 命 する 3) 上 記 1) 2) の 書 類 は 日 本 で 馬 の 購 買 を 初 めて 行 った 年 の12 月 末 までに 税 務 署 に 提 出 する この 時 申 請 者 の 氏 名 と せりで 購 買 者 として 記 録 される 氏 名 とは 一 致 する 必 要 がある 4) これらの 書 類 が 一 度 提 出 されたら その 後 は 納 税 管 理 人 が 毎 年 消 費 税 還 付 の 申 請 に 必 要 な 書 類 を 税 務 署 から 取 得 し 会 計 年 度 終 了 後 2カ 月 以 内 に 書 類 を 記 入 して 日 本 での 支 出 の 記 録 ( 購 買 した 馬 に 関 する 請 求 書 と 売 買 契 約 書 預 託 料 や 輸 出 経 費 の 請 求 書 とそれらの 入 金 記 録 など) と 共 に 税 務 署 に 提 出 する 5) この 申 請 書 類 が 審 査 され 認 められるまでには 数 カ 月 の 時 間 がかかることが 予 想 され る 還 付 が 認 められれば 還 付 金 額 は 納 税 管 理 人 の 口 座 に 支 払 われる - 16 -

資 料 6. 海 外 競 馬 事 情 比 較 競 馬 主 催 者 KRA( 韓 国 馬 事 会 ) 韓 国 シンガポール マレーシア 香 港 STC(シンガポールターフクラブ) * 統 括 機 関 MRA(マラヤン レーシング アソ シエーション) ペナンターフクラブ ペラクターフク ラブ セランゴールターフクラブ * 統 括 機 関 MRA(マラヤン レーシン グ アソシエーション) 競 走 数 1,859 競 走 752 競 走 725 競 走 735 競 走 出 走 実 頭 数 3,067 頭 1,165 頭 1,280 頭 1,233 頭 レース 体 系 賞 金 総 額 1レース 当 り の 賞 金 馬 券 売 上 生 産 頭 数 内 国 産 クラス:C1-C6 外 国 産 クラス:C1-C4 内 国 産 と 外 国 産 は 別 レース 73,385,364ユーロ ( 約 80 億 7 千 万 円 ) 39,470ユーロ (4,347 千 円 ) 40 億 3010 万 ユーロ (4,433 億 1,100 万 円 ) 繁 殖 牝 馬 2,193 頭 生 産 頭 数 1,368 頭 HKJC( 香 港 ジョッキークラブ) Class1-5およびMaiden Class Class1-5およびグリフィン 競 走 29,367,500ユーロ ( 約 32 億 3 千 万 円 ) 39,050ユーロ (4,295 千 円 ) 10 億 5300 万 ユーロ (1,158 億 3,000 万 円 ) 非 生 産 国 7,539,621ユーロ ( 約 8 億 3 千 万 円 ) 10,400ユーロ (1,144 千 円 ) 2 億 4,713 万 ユーロ (271 億 8,430 万 円 ) 繁 殖 牝 馬 88 頭 生 産 頭 数 50 頭 馬 主 数 463 名 約 900 名 (MRA 登 録 ) 約 900 名 (MRA 登 録 ) 70,693,260ユーロ ( 約 77 億 8 千 万 円 ) 96,180ユーロ (10,579 千 円 ) 668 億 2000 万 HKドル (8,084 億 円 ) 非 生 産 国 約 680 名 ( 一 人 最 大 3 頭 まで 所 有 可 ) 調 教 師 数 54 名 21 名 42 名 25 名 日 本 人 の 馬 困 難 ( 香 港 居 住 者 かつHKJCクラブ2 困 難 ( 外 国 人 ダメ) 容 易 容 易 主 取 得 名 の 推 薦 ) 既 出 走 馬 の 輸 入 条 件 未 出 走 馬 の 輸 入 条 件 その 他 出 走 不 可 牡 馬 :2 万 ドル 以 内 牝 馬 :7 万 ドル 以 内 IFHA 統 計 以 外 の 数 値 は2008 年 実 績 1 米 ドル 92 円 7 歳 以 上 不 可 7 歳 以 上 でもクラス2 以 上 の 編 入 される 馬 には 例 外 規 定 ( 輸 入 前 6ヶ 月 以 内 にSTCのハンデキャッパーパネルが 認 める 格 の 高 い 競 走 において1-4 着 の 入 着 ( 事 前 に 書 面 承 認 )) ワールド サラブレッド レースホース ランキ ングでシンガポール 到 着 時 に55ポイント 以 上 のレイティング 所 有 馬 シンガポールと 同 様 なし なし なし IFHA 統 計 以 外 の 数 値 は2003 年 実 績 1シンガポールドル 66 円 5 歳 以 上 不 可 GまたはLtdで1-3 着 の 入 着 馬 出 走 回 数 2 歳 馬 10 戦 以 内 3 歳 馬 17 戦 以 内 (2 歳 10 戦 3 歳 15 戦 以 内 ) 4 歳 馬 17 戦 以 内 (2 歳 10 戦 3 4 歳 各 15 戦 以 内 ) IFHA 統 計 以 外 の 数 値 は 2008/2009 実 績 1Hkドル 12 円 競 走 数 出 走 実 頭 数 賞 金 馬 券 売 上 生 産 頭 数 はIFHAの2008 年 統 計 による(1ユーロ=110 円 で 計 算 ) 参 考 中 央 競 馬 の 賞 金 総 額 :86,961,044 千 円 1レース 当 り;25,184 千 円 (2009 年 実 績 ) 大 井 競 馬 の 賞 金 総 額 :4,467,030 千 円 1レース 当 り;3,732 千 円 (2008 年 実 績 ) - 17 -

資 料 7.シンガポールの 外 国 馬 輸 入 状 況 1) 外 国 馬 輸 入 頭 数 の 推 移 頭 オーストラリア ニュージーランド 700 日 本 南 アメリカ ヨーロッパ アメリカ 600 その 他 500 400 南 アメリカ 日 本 300 ニュージーランド 200 100 オーストラリア 0 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 オーストラリア 148 208 207 239 356 ニュージーランド 154 164 194 221 202 日 本 3 30 18 3 17 南 アメリカ 25 7 12 8 13 ヨーロッパ 4 17 13 4 5 アメリカ 1 2 3 12 9 その 他 1 4 2 2 1 計 336 432 449 489 603 2) 2009 年 輸 入 馬 の 内 訳 総 頭 数 出 走 経 験 馬 未 出 走 馬 出 走 経 験 馬 割 合 オーストラリア 356 85 271 24% ニュージーランド 202 28 174 14% 日 本 17 4 13 24% 南 アメリカ 13 9 4 69% ヨーロッパ 5 5 0 100% アメリカ 9 2 7 22% その 他 1 1 0 100% 計 603 134 469 22% 資 料 8.シンガポール 在 籍 馬 の RT 別 頭 数 分 布 *2011 年 1 月 28 日 現 在 のシンガポール 在 籍 馬 を 対 象 頭 レーティング 別 頭 数 n=1,414 100 80 60 40 平 均 RT50.6 20 0 10 24 34 44 54 64 74 84 95 105 RT - 18 -

資 料 9.オセアニア 出 走 馬 の 輸 入 前 の 獲 得 賞 金 とシンガポールでの RT 1) 輸 入 前 にオーストラリアでの 出 走 歴 があり 2011 年 1 月 28 日 現 在 シンガポール 競 馬 で 出 走 歴 のある 185 頭 を 対 象 として オーストラリアでの 獲 得 賞 金 とシンガポールでの RT との 関 係 を 調 査 した 賞 金 ( 円 ) オーストラリアでの 獲 得 賞 金 別 平 均 レーティング n=185 1000 万 < 12 頭 (6.5%) ~1000 万 ~500 万 28 頭 (15.1%) 16 頭 (8.6%) ~300 万 ~200 万 ~100 万 円 ~50 万 円 RT 27 頭 (14.6%) 38 頭 (20.5%) 41 頭 (22.2%) 23 頭 (12.4%) 40 50 60 70 80 90 2) 輸 入 前 にニュージーランドでの 出 走 歴 があり 2011 年 1 月 28 日 現 在 シンガポール 競 馬 で 出 走 歴 のある 91 頭 を 対 象 として ニュージーランドでの 獲 得 賞 金 とシンガポー ルでの RT との 関 係 を 調 査 した 賞 金 ( 円 ) ニュージーランドでの 獲 得 賞 金 別 平 均 レーティング N=91 1000 万 < ~1000 万 ~500 万 3 頭 (3.3%) 4 頭 (4.4%) 2 頭 (2.2%) ~300 万 5 頭 (5.5%) ~200 万 ~100 万 円 ~50 万 円 RT 8 頭 (8.8%) 12 頭 (13.2%) 57 頭 (62.6%) 40 50 60 70 80 90-19 -

資 料 10.オセアニアでの 取 引 価 格 とシンガポールでの RT 1) オーストラリアでの 取 引 価 格 がわかり 2011 年 1 月 28 日 現 在 シンガポール 競 馬 で 出 走 歴 のある 433 頭 を 対 象 として オーストラリアでの 取 引 価 格 とシンガポールでの RT と の 関 係 を 調 査 した 価 格 ( 円 ) オーストラリア 取 引 価 格 別 平 均 レーティング n=433 2000 万 < 19 頭 (4.4%) ~2000 万 ~1200 万 ~1000 万 ~800 万 ~600 万 ~400 万 ~200 万 RT 19 頭 (4.4%) 20 頭 (4.6%) 20 頭 (4.6%) 41 頭 (9.5%) 43 頭 (9.9%) 104 頭 (24.0%) 167 頭 (38.6%) 40 45 50 55 60 65 2) ニュージーランドでの 取 引 価 格 がわかり 2011 年 1 月 28 日 現 在 シンガポール 競 馬 で 出 走 歴 のある 309 頭 を 対 象 として ニュージーランドでの 取 引 価 格 とシンガポールでの RT との 関 係 を 調 査 した 価 格 ( 円 ) 2000 万 < ~2000 万 ~1200 万 ~1000 万 ~800 万 ~600 万 ~400 万 ~200 万 円 RT ニュージーランド 取 引 価 格 別 平 均 レーティング n=309 5 頭 (1.6%) 8 頭 (2.6%) 1 頭 (0.3%) 10 頭 (3.2%) 15 頭 (4.9%) 44 頭 (14.2%) 73 頭 (23.6%) 153 頭 (49.5%) 40 45 50 55 60 65-20 -

資 料 11. 海 外 との 競 馬 賞 金 繋 養 費 比 較 国 別 収 得 賞 金 額 で 賄 われる 預 託 料 の 割 合 (2006 年 ) 日 本 ( 中 央 ) 日 本 1 イギリス アイルランド フランス オーストラリア ニュージーランド アメリカ 合 衆 国 アルゼンチン 南 アフリカ 香 港 シンガポール 韓 国 76% 170% 24% 28% 56% 47% 35% 46% 49% 52% 113% 139% 230% 0 20 40 60 80 100 120 140 160 220 240 (%) 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 出 典 :IFHA 会 議 資 料 各 国 から 提 出 された 資 料 を 基 に 作 成 ( 計 算 方 法 ) 本 賞 金 付 加 賞 金 内 国 産 馬 所 有 奨 励 賞 競 走 実 頭 数 預 託 料 80% 日 本 の 預 託 料 データはトレセン 在 厩 時 を 対 象 計 算 方 法 説 明 賞 金 総 額 = 各 国 の 本 章 金 付 加 賞 金 および 内 国 産 馬 所 有 奨 励 賞 の 年 間 総 額 1 頭 当 りの 賞 金 = 賞 金 総 額 を 競 走 実 頭 数 で 割 ったもの 1 頭 当 りの 馬 主 賞 金 =1 頭 当 りの 賞 金 を 進 上 金 を 除 くため 80%で 掛 けたもの 1 頭 当 りの 馬 主 賞 金 額 で 賄 われる 預 託 料 の 割 合 =1 頭 当 りの 馬 主 賞 金 を 年 間 預 託 経 費 で 割 ったもの 表 中 の 1( 斜 め 網 掛 けの 棒 グラフ)の 算 出 方 法 日 本 の 馬 主 収 入 は 賞 金 として 本 賞 金 付 加 賞 および 内 国 産 馬 所 有 奨 励 賞 の 他 賞 金 や 賞 金 に 類 する 諸 手 当 がある そこで 以 下 の 収 入 を 収 得 賞 金 額 として 預 託 料 の 割 合 を 計 算 したもの ( 馬 主 収 入 ) 本 賞 距 離 別 出 走 奨 励 賞 内 国 産 馬 所 有 奨 励 賞 出 走 奨 励 金 競 走 取 り 止 め 金 等 賞 品 等 ( 決 算 額 の 50%) 付 加 賞 事 故 見 舞 金 特 別 出 走 手 当 交 流 競 走 本 賞 金 ( 地 方 主 催 者 交 付 分 ) 交 流 競 走 奨 励 金 - 21 -