コード 学会分類 2013 日本摂食 嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類 2013 名称 対応する当院の嚥下食名称病院採用補食 ( 例 ) 他の分類との対応 0 j 嚥下訓練食品 0j 嚥下訓練食 A( エンケ リート 1 回 / 日 ( 朝 ) コート 0j) - 嚥下食ピラミッド L0 えん下困難者用食品許可基準 Ⅰ t 嚥下訓練食品 0t 嚥下訓練食 B( エネヒ ットセ リー 1 回 / 日 ( 朝 ) コート 0t) - 嚥下食ピラミッド L3 の一部 ( とろみ水 ) 1 j 嚥下調整食 1j 嚥下食 Ⅰ( セ リー食 コート 1j) コアコアフツーツゼリー 嚥下食ピラミッド L1 L2 えん下困難者用食品許可基準 Ⅱ UDF 区分かまなくてよい (4) 2 1 嚥下調整食 2-1 2 嚥下調整食 2-2 嚥下 Ⅱ 食 ( とろみ食 コート 2-2) エネビットゼリーリハタイムゼリー栄養剤 + トロメイク 嚥下食ピラミッド L3 えん下困難者用食品許可基準 Ⅱ Ⅲ UDF 区分かまなくてよい (4) 嚥下食ピラミッド L3 えん下困難者用食品許可基準 Ⅱ Ⅲ UDF 区分かまなくてよい (4) 3 嚥下調整食 3 4 嚥下調整食 4 嚥下訓練食 C( ヨーク ルト 1 回 / 日 ( 朝 ) コート 3) 嚥下食 Ⅲ( ソフト食 コート 3) 嚥下移行食 ( きざみとろみ食 コート 4) 軟菜食 ( 全粥 きざみとろみ対応 ) コアコアフツーツゼリーエネビットゼリーリハタイムゼリー栄養剤 + トロメイクアイオールソフト茶碗蒸し 嚥下食ピラミッド L4 高齢者ソフト食 UDF 区分舌でつぶせる (3) 嚥下食ピラミッド L4 高齢者ソフト食 UDF 区分歯ぐきでつぶせる (2) UDF 区分容易にかめる (1) の一部 地域連携に向けた動き UDF: ユニバーサルデザインフード
嚥下食 Ⅰ( セ リー食 コート 1j) 昼食例 朝 : みそ汁夕 : ポタージュスープ 10 割摂取で 1 日 1200Kcal ポーション ( のり佃煮等 ) 朝 : ヨーグルト昼 : 主菜 副菜夕 : お餅風デザート MCT 入り全粥セ リー (150g) 朝 : フルーツゼリー昼 : リハたいむゼリー トロミ茶
嚥下食 Ⅱ ( とろみ食 コート 2-2) 昼食例 昼 : 主菜 副菜夕 : お餅風デザート 10 割摂取で 1 日 1300Kcal ポーション ( のり佃煮等 ) 朝 : みそ汁夕 : ポタージュスープ MCT 入り全粥ヘ ースト (150g) 朝 : エネビットゼリー昼 : リハたいむゼリー夕 : ヨーグルト トロミ茶
嚥下食 Ⅰ Ⅱ 曜日 月 週間献立サイクル表 朝昼夜 ゼリー (Ⅰ のみ ) ポーションポーションポーション ブロッコリー餅ベースビーフカレーコーンスープ白桃のりつく ( マヨ ) うめびし抹茶たいみそ 火ぶどううめびし鮭の和風あん 南瓜 ( マヨ ) たいみそ ほうれん草スープ 餅ベースみたらし のりつく 水青りんごたいみそ 豚肉のオーロラソース たけのこ煮 のりつく パンプキンスープ 餅ベースきなこ うめびし 木白桃のりつく 卵の中華甘酢あん ほうれん草しょうゆ うめびし トマトスープ 餅ベースごま たいみそ 金ぶどううめびし酢豚風 いんげん ( マヨ ) たいみそ コーンスープ 餅ベース抹茶 のりつく 土青りんごたいみそシーフードカレー塩枝豆のりつく ほうれん草スープ 餅ベースみたらし うめびし 日白桃のりつく豚肉のトマトソース ほうれん草しょうゆ うめびし パンプキンスープ 餅ベースきなこ たいみそ
嚥下訓練食 A 嚥下訓練食 B 嚥下訓練食 C コート 0j コート 0t コート 3 それぞれ朝食に 1 個提供
嚥下食 Ⅲ( ソフト食 コート 3) 昼食例 10 割摂取で 1 日 1600Kcal ヨーグルト ( 月金はアイス ) ソフトデリ トロミ茶 副菜 2 (ex. いんげん ) 主菜 (ex. 酢豚 ) 全粥粒々ゼリー 300g 元の料理の写真 見た目に食欲が沸くような工夫 副菜 1 (ex. たけのこ )
嚥下移行食 ( きざみとろみ食 コート 4) 昼食例 嚥下食 Ⅲ の主菜がきざみとろみ 10 割摂取で 1 日 1600Kcal
嚥下食 Ⅲ 移行 週間献立サイクル表 曜日 朝食昼食夕食メイン小鉢 ( 冷 ) メイン小鉢 ( 温 ) ソフトデリメイン小鉢 ( 温 ) ソフトデリ 月 さばの白味噌 枝豆 ( 塩 ) ビーフカレー ( ビーフ 人参 ) ブロッコリー つぼ漬イチコ アイス エビのホワイトソース ( エビ 小松菜 ) トマト ( 塩 ) 金時豆 火 鶏のトマトソース ほうれん草 鮭の醤油あん ( 炙り ) ( 鮭 いんげん ) 南瓜 胡瓜漬 高野豆腐の赤味噌 ( 高野豆腐 大根 ) 小松菜 しば漬 水 白身魚の甘酢あんかけ さつま芋 豚のオーロラソース ( 炙り ) ( ポーク 枝豆 ) たけのこ ( 煮物あん ) つぼ漬 さばのハ ター醤油ソース ( 炙り ) ( さば いんげん ) 南瓜 昆布佃煮 木牛肉のトマトソースかけブロッコリー 卵の中華甘酢あん ( 卵 しいたけ ) ほうれん草 昆布佃煮 チキンカレー ( チキン 人参 ) さつま芋 ( レモンソース ) しば漬 金 鮭のバター醤油ソース 小松菜 酢豚風 ( ポーク たけのこ ) いんげん やさい豆アス キアイス 高野豆腐の白味噌かけ ( 高野豆腐 しいたけ ) トマト ( 塩 ) 金時豆 土 さばの和風あん さつま芋 シーフードカレー ( エビ 人参 ) 枝豆 ( 塩 ) しば漬 チキンのオーロラソース ( 炙り ) ( チキン ブロッコリー ) 南瓜 ( 煮物あん ) 昆布佃煮 日 白身魚の中華甘酢あん トマト ( 塩 ) 豚肉のトマトソース ( ポーク キャベツ ) ほうれん草 やさい豆 牛肉の赤味噌かけ ( ビーフ ごぼう ) いんげん 胡瓜漬 嚥下移行食は上記小鉢とソフトデリ 軟菜食のメインをキザミトロミにして提供
嚥下調整食分類 2013 ( 日本摂食 嚥下リハビリテーション学会 ) 嚥下訓練食品 0j 物性に配慮した離水の少ないもの たんぱく質含有量が少ないゼリー 嚥下調整食 1j 嚥下訓練食品 0t 中間 ~ 濃いとろみたんぱく質含有量が少ないこと プリン ゼリー ムースなど ( たんぱく質含有量は問わない ) 嚥下調整食 2-1 嚥下調整食 2-2 均質でなめらかなもの ( あまりさらさらしすぎないこと ) やわらかい粒等を含む不均質なもの べたつかず まとまりやすいミキサー食 ペースト食など 嚥下調整食 3 形はあるが 歯や入れ歯がなくとも口腔内で押しつぶし 食塊形成が容易なもの 嚥下調整食 4 形があり かたすぎず ばらけにくく 貼りつきにくいもの 箸で切れるやわらかさ
学会分類 2013 ( 食事 ) 早見表 本表に該当する食事において 汁物を含む水分には原則とろみを付ける Ⅰ-9 項 ただし 個別に水分の嚥下評価を行ってとろみ付けが不要と判断された場合には その原則は解除できる 他の分類との対応については 学会分類 2013 との整合性や相互の反応が完全に一致するわけではない Ⅰ-7 項
学会分類 2013( とろみ ) 早見表 粘度 : コーンプレート型回転粘度計を用い 測定温度 20 ずり速度 50s-1 における 1 分後の粘度測定結果 Ⅲ-5 項 LST 値 : ラインスプレッドテスト用プラスチック測定板を用いて内径 30mm の金属製リングに試料を 20ml 注入し 30 秒後にリングを持ち上げ 30 秒後に試料の広がり距離を 6 点測定し その平均値を LST 値とする Ⅲ-6 項 注 1.LST 値と粘度は完全には相関しない そのため 特に境界値付近においては注意が必要である 注 2. ニュートン流体では LST 値が高く出る傾向があるため注意が必要である