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LS2 / LS / LM

保 証 の 限 定 1. 保 証 期 間 中 正 常 なご 使 用 にもかかわらず テラル 株 式 会 社 が 納 入 した 機 械 の 設 計 または 工 作 の 不 備 が 原 因 で 故 障 破 損 が 発 生 した 場 合 に 限 り その 部 分 について 無 償 で 修 理 または 交 換 をします 2. 前 項 による 保 証 範 囲 は 不 具 合 部 分 の 機 械 的 保 証 までとし その 故 障 に 起 因 する 種 々の 出 費 およびそ の 他 の 損 害 の 保 証 はいたしません 3. 以 下 の 故 障 破 損 の 修 理 は 有 償 とさせていただきます (1) 故 障 破 損 が 当 社 の 納 入 していない 機 器 が 原 因 で 発 生 した 場 合 (2) 保 証 期 間 経 過 後 の 故 障 破 損 (3) 火 災 天 災 地 震 等 の 災 害 および 不 可 抗 力 による 故 障 破 損 (4) 当 社 に 承 諾 なしで 実 施 された 修 理 改 造 による 故 障 破 損 (5) 指 定 品 以 外 の 部 品 をご 使 用 された 場 合 の 故 障 破 損 (6) 仕 様 範 囲 外 での 使 用 による 故 障 破 損 4. ポンプの 誤 用 や 乱 用 が 原 因 で 発 生 した 損 害 についての 責 任 は 全 く 無 いものとします また このこと による 技 術 員 の 派 遣 費 用 は 有 償 とさせていただきます 5. 不 具 合 の 原 因 が 不 明 確 な 場 合 は 協 議 の 上 処 置 を 決 定 することとします 6. 製 品 に 使 用 している 部 品 は 性 能 及 び 品 質 向 上 の 為 一 部 予 告 なしに 変 更 する 場 合 があります また 修 理 の 際 弊 社 の 品 質 基 準 に 適 合 した 再 利 用 部 品 や 同 等 の 機 能 を 有 する 代 用 品 を 使 用 することが あります 本 書 の 目 的 1. 本 書 の 目 的 は ポンプについて 正 しい 操 作 および 保 守 点 検 方 法 を 知 っていただくために 詳 しい 情 報 を 提 供 することです 分 解 修 理 等 特 別 に 専 門 知 識 が 必 要 な 内 容 につきましては 本 書 には 記 載 してお りません 修 理 が 必 要 な 場 合 は 必 ずテラル 株 式 会 社 または 関 連 のサービス 会 社 へご 依 頼 ください 2. 本 書 の 内 容 に 関 しては 以 下 の 方 を 対 象 に 製 作 しております ポンプの 操 作 経 験 者 または 操 作 経 験 者 から 指 導 を 受 けた 人 配 線 工 事 は 電 気 工 事 士 等 の 資 格 を 有 する 人 3. 本 書 の 内 容 は 主 として 標 準 仕 様 の 製 品 について 記 載 しておりますので 特 殊 仕 様 の 製 品 をご 購 入 され た 場 合 には 製 品 と 本 書 の 記 載 内 容 が 異 なる 場 合 があります その 場 合 は 別 途 納 入 仕 様 書 等 で 製 品 仕 様 をご 確 認 ください 4. 製 品 仕 様 および 取 扱 説 明 書 の 内 容 は 将 来 予 告 なく 変 更 する 場 合 があります 予 めご 了 承 ください 5. 本 書 では わかりやすく 説 明 する 為 に 製 品 を 一 部 省 略 または 抽 象 化 して 表 現 しております このため 本 書 に 記 載 している 図 が 実 際 の 製 品 と 異 なる 場 合 があります I

目 次 (ページ) 保 証 の 限 定 Ⅰ 本 書 の 目 的 Ⅰ 目 次 Ⅱ 1. 安 全 について 1.1 警 告 用 語 の 種 類 と 意 味 1-1 1.2 安 全 順 守 事 項 1-1 1.2.1 運 転 操 作 に 関 する 順 守 事 項 1-1 1.2.2 据 付 け 保 守 点 検 に 関 する 順 守 事 項 1-2 1.3 警 告 ラベル 配 置 図 1-2 2. ポンプの 構 成 と 概 要 2.1 各 部 の 名 称 と 機 能 2-1 2.2 ポンプの 仕 様 2-2 3. 据 付 け 3.1 ポンプご 使 用 の 前 に 3-1 3.2 据 付 け 時 の 注 意 事 項 3-1 3.3 据 付 けの 手 順 3-2 3.4 カップリング 芯 出 し 手 順 3-2 3.4.1 芯 出 し 手 順 (CF-A 型 カップリング) 3-3 3.4.2 芯 出 し 手 順 (AB 型 カップリング) 3-6 3.5 配 管 工 事 の 注 意 事 項 3-8 3.6 配 線 工 事 の 注 意 事 項 3-9 4. 運 転 準 備 4.1 試 運 転 前 の 確 認 事 項 4-1 4.1.1 電 気 系 統 の 確 認 4-1 4.1.2 ポンプ 関 係 の 確 認 4-1 4.2 試 運 転 4-2 5. 保 守 点 検 5.1 保 守 点 検 の 注 意 事 項 5-1 5.2 グランドパッキンについて 5-2 5.3 メカニカルシールについて 5-2 5.4 軸 受 について 5-3 5.5 定 期 点 検 表 5-4 6. 不 具 合 の 原 因 と 対 策 6-1 II

項 目 周 囲 環 境 電 源 ポ ン プ 電 動 機 点 検 点 検 周 期 消 耗 部 品 点 検 調 整 箇 所 点 検 項 目 方 法 判 断 基 準 交 換 時 期 日 常 1 ケ 月 6 ケ 月 1 年 部 品 名 数 量 目 安 温 度 測 定 0 ~ 4 0 以 内 湿 度 仕 様 の 範 囲 内 測 定 0 ~ 8 5 % R 以 下 結 露 な き こ と 塵 埃 な ど 目 視 塵 埃 な き こ と 規 定 電 圧 が 印 加 さ 電 圧 測 定 れ て い る こ と 許 容 電 圧 変 動 範 囲 電 源 端 子 台 電 圧 変 動 測 定 内 ネ ジ の ゆ る み 増 締 ゆ る み の な き こ と 仕 様 通 り で あ る こ 性 能 目 視 と 仕 様 通 り で あ る こ 運 転 状 態 電 流 測 定 と 感 覚 異 常 音 異 常 振 動 音 振 動 触 覚 な き こ と つ ま り 分 解 後 つ ま り の 有 無 羽 根 車 点 検 摩 耗 分 解 後 異 常 な き こ と 点 検 回 転 が ス ム ー ズ ス ム ー ズ に 回 転 す 主 軸 ま わ り か 手 回 し る こ と 異 常 に 熱 く な い こ 3 年 又 は 発 熱 手 触 軸 受 2 軸 受 と 1 5 0 0 0 時 間 2 年 又 は オ イ ル 量 目 視 オ イ ル 量 は 適 正 か オ イ ル 適 量 1 0 0 0 0 時 間 オ イ ル シ ー ル 漏 れ 状 態 目 視 漏 れ が な き こ と オ イ ル シ ー ル 2 2 ~ 3 年 グ ラ ン ド 漏 水 状 態 増 締 漏 れ 量 は 適 当 か グ ラ ン ド 1 式 6 ヶ 月 又 は パ ッ キ ン パ ッ キ ン 2 0 0 0 時 間 メ カ ニ カ ル メ カ ニ カ ル 1 年 又 は シ ー ル 漏 水 状 態 目 視 漏 水 の な い こ と シ ー ル 1 8 0 0 0 時 間 O リ ン グ ー ー ー O リ ン グ 1 式 分 解 時 シ ー ト パ ッ キ ン カ ッ プ リ ン グ 劣 化 磨 耗 状 態 目 視 以 上 の な い こ と ゴ ム 体 1 3 ~ 5 年 ゴ ム 絶 縁 抵 抗 ア ー ス と 各 リ ー ト 線 メ ガ 1 M Ω 以 上 の こ と 間 1. 安 全 について 1.1 警 告 用 語 の 種 類 と 意 味 取 扱 説 明 書 では 危 険 度 の 高 さ(または 事 故 の 大 きさ)にしたがって 次 の4 段 階 に 分 類 してい ます 以 下 の 警 告 用 語 が 持 つ 意 味 を 理 解 し 本 書 の 内 容 ( 指 示 )に 従 ってください 警 告 用 語 意 味 切 迫 した 危 険 な 状 態 を 示 し 手 順 や 指 示 に 従 わないと 死 亡 もしくは 重 傷 を 負 う 場 合 に 使 用 されます 潜 在 する 危 険 な 状 態 を 示 し 手 順 や 指 示 に 従 わないと 死 亡 もしくは 重 傷 を 負 うかもしれない 場 合 に 使 用 されます 潜 在 する 危 険 な 状 態 を 示 し 手 順 や 指 示 に 従 わないと 中 軽 傷 を 負 う 場 合 または 機 器 装 置 が 損 傷 する 場 合 に 使 用 されます 注 記 とくに 注 意 を 促 したり 強 調 したい 情 報 について 使 用 されます 1.2 安 全 順 守 事 項 1.2.1 運 転 操 作 に 関 する 順 守 事 項 (1) 電 源 を 投 入 する 前 に 必 ず 電 動 機 の 端 子 箱 のカバーを 取 付 けてください 感 電 のおそれがあ ります (2) 電 動 機 には 水 をかけないでください 電 動 機 に 水 がかかると 電 気 回 路 のショートおよび 絶 縁 低 下 により 損 傷 することがあります (3) ポンプを 運 転 する 時 は 関 係 する 作 業 員 に 周 知 させ 危 険 な 箇 所 に 作 業 者 がいないことを 確 認 してください (4) ポンプの 運 転 中 は 必 要 な 部 分 以 外 は 触 れないでください (5) 電 動 機 は 高 温 になることがありますので 触 れないでください (6) 各 操 作 部 はていねいに 操 作 してください 乱 暴 に 操 作 すると 機 械 の 損 傷 および 故 障 の 原 因 になります (7) 現 場 責 任 者 から 作 業 許 可 を 与 えられた 人 だけが 操 作 をしてください (8) ポンプの 運 転 中 は 必 ず 軸 継 手 保 護 カバーを 取 付 けてください (9) ポンプの 上 に 工 具 等 を 置 いたままで 運 転 しないでください (10) 欠 陥 があったり 作 動 しない 部 品 がある 状 態 で 運 転 しないでください (11) 電 動 機 の 開 口 部 に 指 や 物 を 入 れないでください 感 電 やけがをするおそれがあります 1-1

1.2.2 据 付 け 保 守 点 検 に 関 する 順 守 事 項 (1) 据 付 け 保 守 点 検 の 実 施 は 必 ずポンプの 取 扱 いの 指 導 を 受 けた 人 がしてください 電 気 配 線 に 関 する 作 業 については 電 気 工 事 士 等 の 有 資 格 者 以 外 は 実 施 しないでください (2) 断 水 により 重 大 な 問 題 を 引 き 起 こす 懸 念 のある 重 要 設 備 等 の 場 合 予 備 ポンプを 必 ずご 準 備 ください (3) 保 守 点 検 を 実 施 する 場 合 は 作 業 関 係 者 に 周 知 徹 底 させてください (4) 保 守 点 検 を 実 施 する 前 には 必 ずポンプを 停 止 し 操 作 盤 の 元 電 源 を 遮 断 してください 電 源 を 投 入 したままで 作 業 をすると 感 電 のおそれがあります また 作 業 中 にポンプが 作 動 し けがをするおそれがあります 電 源 供 給 元 には 必 ず 漏 電 遮 断 器 を 設 置 してください (5) 通 電 後 は 操 作 に 必 要 な 部 分 以 外 はポンプに 触 れないでください 特 に 電 気 回 路 に 触 れると 感 電 のおそれがあります 必 ず 端 子 箱 のカバーを 取 付 けてくださ い 1.3 警 告 ラベル 配 置 図 警 告 ラベル 配 置 図 を 下 図 に 示 します もし 警 告 ラベルが 汚 れて 読 めなくなったりはがれたりし たときは 新 しいラベルを 貼 り 付 けてください 機 械 に 貼 り 付 けられた 全 ての 警 告 および 本 取 扱 説 明 書 に 記 載 されている 全 ての 警 告 に 従 ってください 警 告 ラベル 1-2

2. ポンプの 構 成 と 概 要 本 章 では 標 準 仕 様 について 説 明 しています ご 要 望 により 特 殊 仕 様 の 製 品 をご 購 入 された 場 合 には 一 部 内 容 が 異 なる 場 合 がありますので 別 途 納 入 仕 様 書 等 でご 確 認 ください 2.1 各 部 の 名 称 と 機 能 1 ケーシング 配 管 を 接 続 します 内 部 で 羽 根 車 が 回 転 し 揚 液 に 圧 力 を 与 えます 2 電 動 機 3 共 通 ベット 4 軸 受 ケース 玉 軸 受 を 内 蔵 したオイルバス 方 式 です 5 軸 継 手 ポンプと 電 動 機 の 軸 芯 のズレを 吸 収 し 動 力 を 伝 達 します 6 軸 継 手 保 護 カバー 7 軸 封 部 軸 貫 通 部 からの 水 漏 れを 防 ぎます グランドパッキン 方 式 ( 標 準 )とメカニカルシール 方 式 ( 特 殊 仕 様 )があります 2-1

2.2 ポンプの 仕 様 標 準 品 をお 買 上 げのお 客 様 は 標 準 仕 様 の 欄 をご 覧 ください 詳 細 は 外 形 寸 法 図 及 び 内 部 構 造 図 等 の 仕 様 書 を 参 照 してください その 他 お 客 様 のご 希 望 により 特 殊 仕 様 として 仕 様 変 更 した 場 合 においても 外 形 寸 法 図 及 び 内 部 構 造 図 等 の 仕 様 書 を 参 照 してください 決 められた 製 品 仕 様 以 外 でのご 使 用 は 行 わないでください 感 電 火 災 漏 水 故 障 の 原 因 になります 適 用 機 種 液 質 取 扱 液 液 温 設 置 場 所 吸 込 全 揚 程 (20 の 場 合 ) 標 準 仕 様 LS2 型 LS 型 LM 型 1 清 水 0~90 屋 内 ( 周 囲 温 度 0~40 ) 2 カタログ( 選 定 図 ) 参 照 許 容 押 込 圧 力 0.59MPaまたは1.37MPa- 締 切 圧 力 いずれか 低 い 方 0.29MPa 羽 根 車 クローズ 構 造 軸 封 グランドパッキン 3 材 軸 受 質 開 放 玉 軸 受 (オイルバス 方 式 ) 潤 滑 油 :タービン 油 #32 内 部 構 造 図 等 の 仕 様 書 参 照 電 動 種 類 外 形 寸 法 図 等 の 仕 様 書 参 照 機 極 数 2P 4P 使 用 電 源 50Hz : 三 相 200V 4 電 圧 変 動 : ±10% 以 内 60Hz : 三 相 200V/220V 4 相 間 アンハ ランス 3% 以 内 ホ ンフ フランシ 規 格 吸 込 JIS10K 並 形 JIS10K 並 形 吐 出 JIS20K 1 清 水 : 異 物 ( 固 形 物 )を 含 まず ph6.5~8.0 程 度 で 腐 食 性 イオンを 多 量 に 含 まれ ない 水 特 に ph 値 塩 素 イオン 硫 化 水 素 イオン フッ 素 イオン 臭 素 イオン ヨウ 素 イオン 濃 度 が 高 い 場 合 は 当 社 へご 相 談 ください 2 カタログ 記 載 の 吸 込 全 揚 程 は 水 温 20 の 場 合 の 値 を 示 しています 温 水 の 場 合 最 大 吸 込 全 揚 程 が 低 下 しますので 当 社 へご 相 談 ください 3 特 殊 仕 様 として メカニカルシール 仕 様 の 場 合 があります 4 特 殊 仕 様 として 異 電 圧 仕 様 の 場 合 があります 2-2

3. 据 付 け 3.1 ポンプご 使 用 の 前 に ポンプがお 手 元 に 届 きましたら まず 次 の 事 項 を 確 認 してください もし 不 具 合 な 点 がありましたら ご 注 文 先 にご 連 絡 ください 天 地 を 確 認 の 上 特 に 木 枠 梱 包 はクギに 注 意 して 開 梱 して ください けがのおそれがあります (1) 銘 板 記 載 事 項 がご 注 文 どおりのものかどうか (2) 輸 送 中 に 破 損 した 箇 所 はないかどうか (3) ボルト ナット 等 締 付 け 部 分 が 緩 んでいないかどうか (4) ご 注 文 された 付 属 品 が 全 てそろっているかどうか 3.2 据 付 け 時 の 注 意 事 項 (1) 下 記 の 条 件 を 満 足 する 場 所 に 設 置 してください 風 雨 のあたらない 場 所 当 該 ポンプの 標 準 仕 様 は 屋 内 設 置 用 です 屋 外 で 使 用 される 場 合 は 風 雨 のあたらない 場 所 もしくは 屋 外 仕 様 のポンプ( 特 殊 仕 様 )を 手 配 ください 通 気 の 良 い ほこりや 湿 気 の 少 ない 場 所 周 囲 温 度 が0 ~40 の 範 囲 である 場 所 関 係 者 以 外 が 出 入 りしたり 操 作 したりできない 場 所 できるだけ 給 水 源 に 近 い 場 所 水 漏 れが 発 生 した 際 に 二 次 被 害 を 起 こさない 場 所 吸 込 全 揚 程 ( 吸 込 高 さ+ 吸 込 配 管 抵 抗 )が 標 準 仕 様 の 範 囲 内 で 且 つ なるべく 小 さくなるようにポンプを 設 置 してください (2) ポンプは 基 礎 コンクリートの 上 に 基 礎 ボルトで 強 固 に 固 定 してください (3) ポンプの 周 囲 には 必 ず 排 水 用 の 溝 を 設 けてください (4) 冬 期 に 凍 結 の 恐 れがある 場 合 は ポンプ 室 あるいはポンプ バルブ 配 管 等 に 必 ず 凍 結 防 止 対 策 を 施 してください (5) ポンプ 室 の 扉 および 壁 材 は 遮 音 効 果 の 高 いものを 使 用 してください (6) ポンプを 持 ち 上 げる 時 は 必 ず 共 通 ベットの 下 をロープ 等 で 吊 るようにしてください ポンプの 主 軸 や 電 動 機 の 吊 り 金 具 などで 機 器 全 体 を 吊 り 上 げないでください 吊 り 上 げる 前 にカタログ 外 形 寸 法 図 などにより 機 器 の 重 量 を 確 認 し 吊 り 具 の 定 格 荷 重 以 上 の 機 器 は 吊 らな いでください 3-1

3.3 据 付 けの 手 順 (1) 基 礎 コンクリートは ポンプの 重 量 や 運 転 荷 重 に 充 分 耐 える 面 積 と 深 さに 施 工 してください (2) 基 礎 穴 は あらかじめ 図 面 あるいは 現 物 に 合 わせてあけてください 基 礎 ボルトと 基 礎 穴 寸 法 表 FD FL FB Wa H M10 200 45 100 250 M12 250 55 120 300 M16 315 70 150 370 M20 400 90 190 450 (3) 基 礎 コンクリートの 上 面 は 水 平 にし ポンプの 据 付 けに かかるまでに 充 分 養 生 をしてください (4) ポンプを 基 礎 コンクリートの 上 にのせてください この 時 共 通 ベットと 基 礎 コンクリートの 間 に 四 角 の 鉄 板 と 金 クサビを 打 込 み モルタルを 流 し 込 むすき 間 をつ くってください (10mm~30mm 程 度 のすき 間 ) 注 記 金 クサビは ポンプの 水 平 レベルを 調 整 すると 同 時 にポンプ の 自 重 および 運 転 荷 重 を 受 けるものです できるだけ 厚 いものを 使 用 し 枚 数 を 少 なくしてください また 基 礎 ボルトに 近 付 けて 均 等 に 支 持 して 下 さい (5) 基 礎 ボルトは 共 通 ベットにナットで 固 定 し 基 礎 穴 の 中 心 に 吊 り 下 げた 状 態 にしてください (6) 水 準 器 を 吐 出 フランジ 面 にのせ 水 平 になっているこ とを 確 認 してください 水 平 になっていない 場 合 は 金 クサビで 調 整 してくだ さい (7) 芯 出 し 作 業 ( 軸 芯 の 確 認 ) ポンプは 出 荷 時 に 芯 出 し 調 整 を 行 っていますが 輸 送 中 および 据 付 けの 際 に 軸 芯 に 狂 いが 生 じることがあ ります 試 運 転 前 (ポンプ 据 付 配 管 施 工 後 )に 芯 出 し 作 業 ( 軸 芯 の 確 認 )を 実 施 くださ い 詳 細 は 3.4 カップリング 芯 出 し 作 業 手 順 をご 確 認 ください 3-2

3.4 カップリング 芯 出 し 作 業 手 順 芯 出 しを 正 確 に 行 わないと 機 器 の 破 損 あるいは 振 動 騒 音 の 原 因 になりますので 正 確 な 芯 出 しを 行 ってください カップリング 適 用 表 適 用 カップリング 定 格 出 力 機 種 型 式 カップリング 名 称 展 開 図 5.5kW 以 下 CF-A-008 CF-A 型 ( 円 筒 ハブタイプ) 図 3.4.1-1 LS2 7.5kW CF-A-012 CF-A 型 ( 円 筒 ハブタイプ) 図 3.4.1-1 11kW~18.5kW CF-A-022 CF-A 型 (スペーサハブタイプ) 図 3.4.1-2 22kW 以 上 CF-A-028 CF-A 型 (スペーサハブタイプ) 図 3.4.1-2 5.5kW 以 下 CF-A-008 CF-A 型 ( 円 筒 ハブタイプ) 図 3.4.1-1 7.5kW CF-A-012 CF-A 型 ( 円 筒 ハブタイプ) 図 3.4.1-1 LS 11kW~15kW CF-A-022 CF-A 型 (スペーサハブタイプ) 図 3.4.1-2 18.5kW~30kW CF-A-028 CF-A 型 (スペーサハブタイプ) 図 3.4.1-2 37kW 以 上 AB 型 各 種 AB 型 図 3.4.2 LM 全 出 力 AB 型 各 種 AB 型 図 3.4.2 3.4.1 芯 出 し 手 順 (CF-A 型 カップリング) 円 筒 ハブ ボルトB (ラジアル 方 向 ) ポ ン プ 側 電 動 機 側 スプリングピン ボルトA ( 軸 方 向 ) ゴム 体 スプリングピン フランジハブ 図 3.4.1-1 CF-A 型 ( 円 筒 ハブタイプ) ボルトC フランジハブ スペーサハブ ボルトB (ラジアル 方 向 ) ポ ン プ 側 電 動 機 側 スプリングピン ボルトA ( 軸 方 向 ) ゴム 体 スプリングピン フランジハブ 図 3.4.1-2 CF-A 型 (スペーサハブタイプ) 3-3

軸 端 に 対 する 円 筒 ハブ(スペーサハブ) 及 びフランジハブの 打 ち 込 み 寸 法 は ポンプ 機 種 により 寸 法 が 異 なります 円 筒 ハブ(スペーサハブ) 及 びフランジハブを 取 外 される 場 合 は 分 解 前 に 打 ち 込 み 寸 法 を 確 認 後 取 外 してください 打 ち 込 みの 際 は 適 正 な 寸 法 にて 打 ち 込 みしてください (1) ボルトB(ラジアル 方 向 )を 取 外 した 後 ボルトA( 軸 方 向 )を 取 外 してください (2) 円 筒 ハブ 上 にゴム 体 があると 芯 出 し 確 認 ができないため ゴム 体 をポンプ 軸 に 挿 入 したまま ポンプ 側 にスライドさせてください CF-A 型 (スペーサハブタイプ)の 場 合 は ボルトCを 取 り 外 し スペーサハブ 及 びゴム 体 を 取 り 外 してください (3) 芯 出 し 作 業 を 正 確 に 行 い 基 準 値 以 内 になるように 調 整 してください 芯 出 し 作 業 は ダイヤルゲージ テーパゲージ 定 規 などを 使 用 し 正 確 に 行 ってください CF-A 型 芯 出 し 基 準 値 円 筒 ハブ 4±4mm 以 下 ( 軸 方 向 変 位 ) フランジハブ フランジハブ 120±5mm 以 下 ( 軸 方 向 変 位 ) フランジハブ 1 以 下 ( 偏 角 ) 0.5mm 以 下 ( 偏 芯 ) 0.5mm 以 下 ( 偏 芯 ) 1 以 下 ( 偏 角 ) CF-A 円 筒 ハブタイプ CF-Aスペーサハブタイプ カップリング 偏 芯 型 式 ε(mm) 芯 出 し 基 準 値 ボルト ナット 偏 角 軸 方 向 変 位 締 付 トルク サイズ θ L(mm) (N m) CF-A-008 0.5 1 4±4 M10 49~54 (ボルトA/B) CF-A-012 0.5 1 4±4 M10 49~54 (ボルトA/B) CF-A-022 0.5 1 120±5 M12 85~94 (ボルトA/B) M10 49~54 (ボルトC) CF-A-028 0.5 1 120±5 M14 130~150(ボルトA/B) M12 85~94 (ボルトC) (4) 基 準 値 以 内 であることを 確 認 後 ゴム 体 を 円 筒 ハブ 上 に 戻 してください CF-A 型 (スペーサハブタイプ)の 場 合 は スペーサハブをボルトCで 締 結 し ゴム 体 を 挿 入 してください ゴム 体 を 円 筒 ハブ(スペーサハブ)に 取 付 ける 際 は 取 付 け 面 の 油 類 をよく 拭 き 取 ってください 油 類 がゴム 体 に 悪 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 3-4

(5) スプリングピンが 円 筒 ハブ(スペーサハブ) 及 びフランジハブに 完 全 に 打 ち 込 まれていること を 確 認 してください スプリングピンが 完 全 に 打 ち 込 まれていることを 必 ず 確 認 し 取 り 付 けを 行 ってください 機 器 の 破 損 あるいは 振 動 騒 音 の 原 因 になります (6) 最 初 にボルトA( 軸 方 向 )でゴム 体 をフランジハブに 固 定 し その 後 ボルトB(ラジアル 方 向 )で 円 筒 ハブ(スペーサハブ)にゴム 体 を 固 定 します ゴム 体 を 円 筒 ハブ(スペーサハブ)にボルトで 取 付 ける 際 に は 各 ボルトを2 山 程 度 ずつねじ 込 んでから 締 付 けを 行 って ください いずれかのボルトを 先 に 締 め 込 んでしまうと 取 付 けができなくなる 恐 れがあります (7) ボルトの 締 付 けは トルクレンチで 締 付 トルクを 均 一 に 調 整 してください ボルトB(ラジアル 方 向 )で 先 にハブに 固 定 すると ボルト 座 面 の 摩 擦 力 により ゴム 体 が 大 きく 歪 む 可 能 性 がありま す ボルトA( 軸 方 向 )にて 固 定 した 状 態 でボルトB(ラジ アル 方 向 )を 締 結 してください ボルトには 青 色 のマイクロカプセルコーティングが 施 され ています これ 以 外 のボルトを 使 用 しないでください また 液 性 の 嫌 気 性 ネジロック 剤 は ゴム 体 に 悪 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がありますので 絶 対 に 使 用 しないでください (8) 軸 継 手 保 護 カバーを 取 付 けてください 芯 出 しは 軸 継 手 保 護 カバーを 外 して 行 いますが 運 転 前 に 必 ず 取 付 けてください 軸 継 手 保 護 カバーをはずしたまま 運 転 すると 巻 き 込 まれてけがをするおそれがあります (9) 芯 出 しが 終 われば 基 礎 穴 共 通 ベット 下 部 すき 間 共 通 ベット 周 りにモルタルを 打 ってくだ さい 完 全 に 固 まれば 基 礎 ボルトを 締 めてください 3-5

3.4.2 芯 出 し 手 順 (AB 型 カップリング) ボルト ナット ワッシャA ワッシャB エレメント 図 3.4.2 AB 型 カップリング (1) ナットを 緩 め スペーサハブを 取 外 します (2) 芯 出 し 作 業 を 正 確 に 行 い 基 準 値 以 内 になるように 調 整 してください 芯 出 し 作 業 は ダイヤルゲージ テーパゲージ 定 規 などを 使 用 し 正 確 に 行 ってください フランジハブ AB 型 芯 出 し 基 準 値 L±0.5mm 以 下 ( 軸 方 向 変 位 ) フランジハブ スペーサハブ 0.25 以 下 ( 偏 角 ) εmm 以 下 ( 偏 芯 ) AB 型 カップリング E±0.25mm 以 下 AB 型 カップリング E±0.25mm 以 下 芯 出 し 基 準 値 ボルト ナット カップリング 軸 方 向 変 位 締 付 定 格 出 力 偏 芯 偏 角 型 式 L(mm) E(mm) サイズ トルク ε(mm) θ ±0.5 ±0.25 (N m) 37kW,45kW AB-25ZN-140 0.5 1 140 11.7 M10 41.2 55kW AB-30ZN-140 0.5 1 140 11.7 M12 71.5 75kW AB-35ZN-140 0.5 1 140 16.8 M12 71.5 90kW~132kW AB-35ZN-180 0.7 1 180 16.8 M12 71.5 注 ) 定 格 出 力 に 対 するAB 型 の 適 用 カップリング 型 式 は 代 表 型 式 であり ポンプ 仕 様 によりAB 型 の 適 用 カップリング 型 式 は 異 なる 場 合 があります 3-6

(3) 基 準 値 以 内 であることを 確 認 後 ワッシャAの 曲 面 側 がエレメントに 当 たる 方 向 に 入 れ 次 に エレメントを 入 れます (4) 同 様 に 他 のボルトにワッシャAを 入 れ 次 にスペーサ 側 よりワッシャBの 局 面 側 がエレメント に 当 たる 方 向 に 入 れ ナットを 当 て 対 向 ボルトと 交 互 にナットを 締 結 してください スペーサを 取 付 ける 際 平 行 に 支 持 してください 支 持 が 不 完 全 な 場 合 組 付 けたエレメントが 破 損 することがありま す (5) ナットの 締 付 けは トルクレンチで 締 付 トルクを 均 一 に 調 整 してください 締 付 トルクが 均 一 でない 場 合 スペーサハブとフランジハブ の 隙 間 (E 寸 法 )にバラつきが 生 じ エレメントが 破 損 するこ とがあります 必 ず トルクレンチで 締 付 トルクを 均 一 に 調 整 してください (6) 軸 継 手 保 護 カバーを 取 付 けてください 芯 出 しは 軸 継 手 保 護 カバーを 外 して 行 いますが 運 転 前 に 必 ず 取 付 けてください 軸 継 手 保 護 カバーをはずしたまま 運 転 すると 巻 き 込 まれてけがをするおそれがあります (7) 芯 出 しが 終 われば 基 礎 穴 共 通 ベット 下 部 すき 間 共 通 ベット 周 りにモルタルを 打 ってくだ さい 完 全 に 固 まれば 基 礎 ボルトを 締 めてください 3-7

3.4 配 管 工 事 の 注 意 事 項 (1) 吸 込 配 管 はできるだけ 短 く 曲 がりを 少 なくしてください (2) 配 管 類 の 重 量 がポンプ 本 体 にかからないように 必 ず 支 持 装 置 ( 配 管 支 え 台 )を 設 けてくださ い 配 管 類 の 重 量 がポンプにかかると 軸 芯 がずれて 機 器 の 破 損 振 動 騒 音 の 原 因 になります (3) 吸 込 配 管 は 途 中 に 空 気 溜 りが 発 生 しないよう ポンプに 向 かって 上 り 勾 配 (1/100 以 上 ) をつけてください (4) 吸 込 配 管 は ポンプの 吸 込 口 径 と 同 一 径 以 上 のものを 使 用 してください 吸 上 運 転 で 吸 込 配 管 径 が ポンプ 吸 込 口 径 より 大 きいものを 使 用 する 場 合 は 偏 芯 レジューサーを 用 いて 空 気 溜 りができないようにしてください (5) 吸 上 運 転 の 場 合 で 吸 込 配 管 径 が ポンプ 吸 込 口 径 より 大 きいものを 使 用 する 場 合 は 2サイ ズ 大 きい 配 管 径 までとしてください ( 例 :ポンプ 吸 込 口 径 が40Aの 場 合 吸 込 配 管 径 は 50Aもしくは65A) 大 口 径 のフート 弁 が 開 かない 可 能 性 があることや 溶 存 酸 素 量 が 増 え 吸 込 配 管 内 で 気 泡 が 発 生 し 易 くなることが 考 えられます (6) 吐 出 配 管 には 仕 切 弁 と 逆 止 弁 を 取 付 けてください ウォーターハンマが 発 生 する 恐 れがある 場 合 は 緩 衝 型 逆 止 弁 を 取 付 けてください (7) 押 込 運 転 の 場 合 吸 込 配 管 に 必 ず 仕 切 弁 を 取 付 けてください (8) 吸 上 運 転 の 場 合 吸 込 配 管 には 仕 切 弁 を 取 付 けないでください (9) 吸 上 運 転 の 場 合 吸 込 配 管 の 末 端 には 異 物 を 吸 い 込 まないように ストレーナー 付 きフート 弁 を 取 付 けてください (10) 吸 込 配 管 の 継 手 部 分 は 空 気 が 浸 入 しないように 入 念 に 施 工 してください (11) 複 数 台 のポンプを 吸 上 運 転 する 場 合 ポンプ 毎 に 吸 込 み 配 管 を 設 置 ください (12) 工 事 終 了 後 は 必 ず 受 水 槽 内 を 清 掃 して 異 物 を 吸 い 込 まないように 注 意 してください (13) 配 管 施 工 後 ポンプ 軸 継 手 の 軸 芯 にズレが 生 じることがあります 軸 芯 の 確 認 を 実 施 ください 3-8

3.5 配 線 工 事 の 注 意 事 項 配 線 は 良 質 の 配 線 機 器 を 使 い 電 気 設 備 技 術 基 準 および 内 線 規 定 に 従 って 安 全 かつ 確 実 に 行 ってください 配 線 工 事 は 必 ず 電 気 工 事 士 等 の 有 資 格 者 が 実 施 してください 無 資 格 者 による 不 完 全 な 配 線 工 事 は 法 律 で 禁 じられており 大 変 危 険 です 電 源 電 線 接 続 端 子 は 確 実 に 締 結 してください 端 子 の 緩 みにより 欠 相 運 転 となり 電 動 機 焼 損 の 原 因 となります (1) ポンプの1 次 電 源 側 には 必 ず 漏 電 遮 断 器 と 過 負 荷 保 護 装 置 を 設 置 してください (2) 感 電 防 止 のため 必 ずアース 線 を 取 付 けてください アース 線 は 電 動 機 の 端 子 箱 内 のアース 端 子 に 接 続 してください ガス 管 あるいは 水 道 管 にアース 線 を 接 続 することは 法 律 で 禁 じら れており また 非 常 に 危 険 です (3) 電 源 配 線 は 金 属 管 または 金 属 ダクトに 入 れてシールドを 施 し 管 の 外 皮 はアースしてくださ い (4) 電 源 電 圧 の 変 動 は 定 格 電 圧 の±10% 以 内 周 波 数 は 定 格 値 の+3~-5% 以 内 におさえ てください この 範 囲 内 であれば ポンプを 運 転 することはできます ただし 電 圧 ±5% 周 波 数 ±2%を 超 えたままでの 長 時 間 の 運 転 は 避 けてください 変 動 許 容 範 囲 内 であっても ポンプ 特 性 電 動 機 特 性 電 動 機 温 度 上 昇 は 定 格 電 圧 定 格 周 波 数 における 値 とは 異 なる 場 合 があります (5) インバータ 駆 動 の 場 合 の 注 意 点 運 転 電 流 値 は 定 格 電 流 値 の95% 以 下 としてください 最 低 周 波 数 は 20Hzとしてください 自 己 保 護 装 置 付 き 電 動 機 は インバータ 駆 動 しないでください 400V 級 の 場 合 は 当 社 へご 相 談 ください インバータサージに 対 する 対 策 が 必 要 な 場 合 があります インバータ 駆 動 の 場 合 電 動 機 磁 気 音 が 発 生 することがあります この 磁 気 音 は 電 動 機 品 質 には 悪 影 響 を 与 えませんが インバータのキャリア 周 波 数 の 調 整 により 音 を 低 減 させる ことができます ただし キャリア 周 波 数 を 一 定 値 以 上 に 設 定 する 場 合 インバータの 許 容 出 力 が 低 下 する 場 合 がありますので インバータ 選 定 の 際 はご 注 意 ください 3-9

4. 運 転 準 備 4.1 試 運 転 前 の 確 認 事 項 4.1.1 電 気 系 統 の 確 認 (1) 配 線 が 正 しく 行 われているかどうか 確 認 してください (2) 端 子 に 緩 みがないか 締 付 けを 確 認 してください (3) 確 実 にアースされているか 確 認 してください (4) 過 負 荷 保 護 装 置 の 設 定 値 が 電 動 機 の 定 格 電 流 値 にあっているかどうか 確 認 してください 4.1.2 ポンプ 関 係 の 確 認 電 動 機 にカバーやフィルターを 被 せないでください 電 動 機 内 部 の 温 度 が 上 昇 し 思 わぬ 故 障 の 原 因 になります (1) ポンプを 手 まわしして 軽 く 回 転 するかどうか 確 認 してください 動 きが 固 い 場 合 ムラがある 場 合 は 内 部 の 錆 び 付 きや 異 物 混 入 が 原 因 と 考 えられますの で 点 検 してください ポンプの 手 まわし 確 認 をする 前 には 必 ず 元 電 源 を 遮 断 して ください (2) 吸 込 側 の 仕 切 弁 は 全 開 にしてください (3) 呼 水 栓 をはずして 水 があふれるまで 呼 水 してください このとき ポンプを 手 まわしして 内 部 の 空 気 を 完 全 に 追 い 出 してください 空 運 転 ( 呼 水 を 行 わない 状 態 での 運 転 )は 絶 対 に 行 わないで ください ポンプ 内 の 摺 動 運 動 部 分 が 焼 付 を 起 こす 原 因 にな ります 4.2 試 運 転 ポンプを 運 転 する 前 に 必 ず 軸 継 手 保 護 カバーを 取 付 けてく ださい 巻 き 込 まれてけがをするおそれがあります 電 動 機 の 端 子 箱 のカバーは 必 ず 取 付 けてください 感 電 のおそれがあります ポンプを 運 転 する 前 に 必 ず 配 管 内 をフラッシングしてくだ さい ポンプ 内 に 異 物 が 混 入 すると 軸 封 装 置 や 回 転 摺 動 部 等 の 損 傷 の 原 因 になります 4-1

(1) 電 源 のスイッチを1 2 回 ON OFFさせて ポンプの 回 転 方 向 を 確 認 してください 電 動 機 側 から 見 て 右 回 転 ( 時 計 まわり)が 正 常 な 回 転 方 向 です 逆 回 転 の 場 合 は 電 源 配 線 3 線 の 内 の2 線 を 入 れ 替 えてください 逆 回 転 は 故 障 の 原 因 になりますので 行 わないでください (2) 電 源 を 投 入 して ポンプを 運 転 してください ポンプは 締 切 運 転 状 態 で5 分 以 上 長 くまわさないでください 長 時 間 締 切 運 転 を 続 けると ポンプ 内 の 水 温 が 上 昇 し 思 わぬ 故 障 の 原 因 になります ポンプを 再 起 動 する 際 は 必 ずポンプが 完 全 停 止 した 後 に 起 動 させてください 回 転 中 に 電 源 を 投 入 すると 過 大 トル クが 作 用 し 故 障 の 原 因 になります (3) 吐 出 側 の 仕 切 弁 を 徐 々に 開 いて 規 定 の 圧 力 になるように 調 整 してください (4) 圧 力 電 流 振 動 騒 音 等 に 異 常 がないか どうか 確 認 してください (5) 吐 出 側 の 仕 切 弁 を 閉 じて ポンプを 停 止 し てください 振 動 基 準 値 の 目 安 回 転 数 (min -1 ) 全 振 幅 (μm) 1500 33 1800 29 3000 55 3600 48 圧 力 計 連 成 計 等 のコックは 測 定 時 以 外 は 閉 じておいて ください 開 けておくと 故 障 しやすくなります ポンプの 起 動 停 止 頻 度 が 高 いと ポンプの 早 期 損 傷 の 原 因 となることがありますので できるだけ 起 動 停 止 回 数 を 少 なくしてください 最 大 でも 1 時 間 に5 回 程 度 の 起 動 頻 度 としてください 4-2

5. 保 守 点 検 ポンプの 点 検 の 際 には 必 ず 元 電 源 を 遮 断 してください 自 動 運 転 などでポンプが 急 に 起 動 することがあり 非 常 に 危 険 です 5.1 保 守 点 検 の 注 意 事 項 (1) 日 常 の 点 検 の 際 特 に 次 のような 点 に 注 意 してください 1 ポンプの 吐 出 圧 力 電 流 振 動 騒 音 等 が 平 常 と 極 端 に 異 なる 場 合 は 事 故 の 前 兆 ですの で 5.4 定 期 点 検 表 を 参 照 し 早 めに 処 置 してください そのために 運 転 日 誌 をつけることをおすすめします 2 軸 受 の 温 度 が 異 常 に 高 くなった 場 合 は ポンプの 運 転 を 中 止 して 軸 受 を 点 検 してくださ い 軸 受 表 面 温 度 と 周 囲 温 度 との 差 が40 以 下 であれば 正 常 です 3 軸 封 がグランドパッキンの 場 合 グランドパッキンハウジングが 異 常 発 熱 していないこと を 確 認 してください 漏 れ 量 が 過 少 な 場 合 異 常 発 熱 することがあります 詳 しくは 5.3 グランドパッキンについて を 参 照 してください 4 軸 封 がメカニカルシールの 場 合 メカニカルシールからの 水 漏 れがないかどうか 確 認 して ください 水 漏 れが 多 くなった 場 合 は 交 換 してください 5 圧 力 計 連 成 計 のコックは 普 段 は 閉 じておいて 点 検 が 必 要 な 時 だけ 開 いてください 6 停 電 の 場 合 は 必 ず 電 源 を 遮 断 してください 通 電 時 ポンプが 急 に 起 動 するため 危 険 です ポンプは 締 切 運 転 状 態 で5 分 以 上 長 くまわさないでください 長 時 間 締 切 運 転 を 続 けると ポンプ 内 の 水 温 が 上 昇 し 思 わぬ 故 障 の 原 因 になります (2) ポンプを 長 期 間 運 転 しない 場 合 は 次 の 点 に 注 意 してください 1 冬 期 などでポンプ 内 が 凍 結 する 恐 れがありますので 必 ず 保 温 するか 排 水 してください 2 ポンプを 長 期 間 ご 使 用 にならない 場 合 は 安 全 のために 元 電 源 を 遮 断 してください 埃 が 溜 まって 発 熱 発 火 の 原 因 になることがあります 3 軸 封 がグランドパッキンの 場 合 長 期 間 ポンプを 運 転 しないと 軸 封 部 が 錆 び 付 きますの で グリース 等 を 塗 って 防 錆 処 理 を 施 した 後 新 しい 軸 封 を 挿 入 してください 4 軸 封 がメカニカルシールの 場 合 摺 動 面 が 固 着 し 回 転 し 難 くなることがありますので ときどき 運 転 して 固 着 しないようにしてください 5 予 備 のポンプがある 場 合 は 定 期 的 に 運 転 させて いつでも 使 用 可 能 なようにしておいて ください 5-1

5.2 グランドパッキンについて グランドパッキンから 漏 れる 水 の 量 を 次 のとおり 調 整 してください (1) ポンプ 運 転 開 始 初 期 の 調 整 は 避 けてください ただし グランドパッキンハウジングが 異 常 発 熱 している 場 合 漏 洩 量 が 少 なすぎる 場 合 は パッキン 押 さえのナットを 緩 めてください (2) 30 分 程 度 運 転 した 後 に 漏 洩 量 が 多 い 場 合 は パッキン 押 さえのナットを 片 締 めしないよ う 発 熱 に 注 意 しながら 徐 々に 増 し 締 めしてください ポンプ 吸 込 口 径 65mm 以 下 80mm 以 上 グランドパッキンからの 漏 洩 量 の 目 安 10~20 [cc/min] 15~25 [cc/min] 表 中 の 漏 洩 量 は 目 安 であり 使 用 条 件 により 少 ない 場 合 や 多 い 場 合 があります (3) 漏 れ 量 はだんだん 多 くなりますの で 定 期 的 にパッキン 押 さえの 増 し 締 めを 行 ってください (4) 増 し 締 めを 行 うと 最 後 には 締 めし ろが 無 くなりますので その 場 合 は 新 しいものと 交 換 してください (5) グランドパッキンを 挿 入 する 際 は 1リングずつ 確 実 に 奥 まで 確 実 に 挿 入 してください また グランド ナット スタッドボルト グランドパッキン 主 軸 パッキン 押 さえ 軸 封 部 パッキンの 切 り 口 が 同 じ 位 置 に 重 ならない 様 90 ~120 ずつ 切 り 口 の 位 置 を 変 えな がら 組 込 んでください (6) グランドパッキンは 消 耗 部 品 です 循 環 水 の 性 質 異 物 の 有 無 使 用 圧 力 などにより 寿 命 が 異 なります グランドパッキンの 片 締 め 締 めすぎは 軸 封 部 の 異 常 発 熱 グランドパッキン 主 軸 の 損 傷 の 原 因 になりますので 注 意 し てください 5.3 メカニカルシールについて (1) メカニカルシールから 不 定 期 に 高 周 波 音 (メカ 鳴 き 音 )が 発 生 することがありますが ポンプ の 故 障 ではありません そのままご 使 用 いただいても ポンプの 品 質 に 問 題 はありません (2) メカニカルシールは 通 常 ほとんど 水 漏 れはありません 水 漏 れが 多 くなった 場 合 は 交 換 してください (3) メカニカルシールは ポンプ 軸 貫 通 部 の 精 密 な 水 漏 れ 防 止 装 置 です 満 足 な 運 転 を 確 保 する ために 注 意 を 払 ってお 取 り 扱 いください (4) ポンプ 運 転 開 始 初 期 には メカニカルシールの 摺 動 面 のなじみ 不 足 により 微 量 な 初 期 漏 れ が 発 生 することがありますが 数 時 間 の 運 転 により 漏 れは 止 まります この 初 期 漏 れは メ カニカルシールの 異 常 ではありませんので 安 心 してポンプをご 使 用 ください 5-2

5.4 軸 受 について (1) S 型 LS2 型 およびLM 型 の 軸 受 はオイルバス 方 式 になっています オイルの 油 面 高 さは オイルゲージの 赤 丸 中 心 を 基 準 位 置 とし 赤 丸 の 範 囲 を 超 えてポンプを 運 転 しないでください 油 面 が 低 すぎる 場 合 は 軸 受 が 焼 き 付 く 恐 れがあります また 油 面 が 高 すぎる 場 合 は オイル 漏 れの 原 因 になりますので 注 意 してください (2) オイルは 運 転 時 間 10000 時 間 毎 に 新 しいものに 交 換 してください また 10000 時 間 未 満 でも2 年 毎 に 交 換 してください (3) オイルは タービンオイル#32 を 使 用 してください (4) オイルをシールするために オイルシールを 使 用 しております オイルシールは 消 耗 品 になり ます オイルのにじみ 量 ( 漏 れ 量 )が 多 くなった 場 合 軸 受 交 換 される 場 合 は 新 しいものに 交 換 してください オイルシールの 寿 命 は ポンプ 周 囲 環 境 及 び 流 体 温 度 の 熱 影 響 により 大 き く 左 右 されます 5-3

5.5 定 期 点 検 表 部 品 交 換 修 理 等 は 専 門 の 業 者 またはメーカー 指 定 のサービ ス 窓 口 に 依 頼 してください 誤 った 作 業 をすると 故 障 や 事 故 の 原 因 になることがあります 分 解 整 備 を 伴 う 点 検 の 際 には 必 ず 元 電 源 を 遮 断 してくださ い 感 電 する 恐 れがあります 項 目 周 囲 環 境 点 検 調 整 箇 所 消 耗 部 品 の 交 換 時 期 の 目 安 は 正 常 に 使 用 され 定 期 的 に 点 検 された 場 合 の 標 準 値 です 使 用 状 況 によっては 短 くなる 場 合 が あります 温 度 測 定 0~40 以 内 湿 度 測 定 0~85%R 以 下 結 露 なきこと 日 常 1ケ 月 6ケ 月 1 年 部 品 名 数 量 交 換 時 期 目 安 ネジのゆるみ 増 締 ゆるみのなきこと 仕 様 通 りであるこ 性 能 目 視 と 仕 様 通 りであるこ 運 転 状 態 電 流 測 定 と 感 覚 異 常 音 異 常 振 動 音 振 動 羽 根 車 主 軸 まわり 軸 受 オイルシール 漏 れ 状 態 目 視 漏 れがなきこと オイルシール 2 2~3 年 グランド グランド 6ヶ 月 又 は 漏 水 状 態 増 締 漏 れ 量 は 適 当 か 1 式 パッキン パッキン 2000 時 間 メカニカル メカニカル 漏 水 状 態 目 視 漏 水 のないこと 1 1 年 又 は シール シール 8000 時 間 Oリング ー ー ー Oリング 1 式 分 解 時 シートパッキン カップリング 劣 化 磨 耗 状 態 目 視 以 上 のないこと ゴム 体 1 3~5 年 ゴム 触 覚 か なきこと 手 回 し ること つまり 発 熱 分 解 後 つまりの 有 無 点 検 手 触 異 常 に 熱 くないこ 軸 受 2 3 年 又 は と 15000 時 間 摩 耗 オイル 量 分 解 後 異 常 なきこと 点 検 目 視 オイル 量 は 適 正 か オイル 2 年 又 は 適 量 10000 時 間 回 転 がスムーズ 回 転 す 絶 縁 抵 抗 点 検 項 目 仕 様 の 範 囲 内 アースと 各 リート 線 間 点 検 方 法 判 断 基 準 塵 埃 など 目 視 塵 埃 なきこと 規 定 電 圧 が 印 加 さ 電 圧 測 定 れていること 電 許 容 電 圧 変 動 範 囲 電 源 端 子 台 電 圧 変 動 測 定 源 内 ポ ン プ 電 動 機 点 検 周 期 メガ 1MΩ 以 上 のこと 消 耗 部 品 5-4

6. 不 具 合 の 原 因 と 対 策 復 旧 できない 異 常 が 発 生 した 場 合 には すぐに 運 転 を 停 止 し 弊 社 またはサービス 会 社 へ 連 絡 してください 連 絡 時 には 銘 板 記 載 内 容 異 常 の 状 況 についてご 確 認 の 上 お 知 らせくださ い 故 障 原 因 対 策 電 源 ヒューズが 切 れている 適 正 ヒューズに 交 換 する 結 線 が 外 れているか 断 線 している 補 修 または 交 換 する スイッチ 部 の 接 触 不 良 接 触 部 を 調 査 する ポンプが 起 動 しな 電 源 電 圧 が 低 すぎる 電 力 会 社 に 連 絡 する い 電 動 機 が 故 障 している 軸 封 部 が 焼 き 付 いている 軸 受 が 錆 付 いている 羽 根 車 に 異 物 をかみこんでいる ケーシング 内 の 呼 水 が 不 足 している 分 解 点 検 が 必 要 なため 専 門 業 者 に 調 査 を 依 頼 する 充 分 呼 水 する 吸 込 配 管 より 空 気 が 浸 入 している 吸 込 配 管 の 継 目 を 調 べる 回 転 方 向 が 逆 である 正 回 転 に 配 線 をやりかえる ポンプは 起 動 する が 規 定 の 水 量 揚 程 が 得 られない 吸 込 揚 程 が 高 すぎる 羽 根 車 に 異 物 が 詰 まっている ケーシング 内 に 泥 が 堆 積 している 羽 根 車 ケーシンク に 異 物 がつまっている 羽 根 車 が 摩 耗 している ライナリングが 摩 耗 している 回 転 部 分 が 接 触 している ポンプの 据 付 芯 出 し 不 良 分 解 点 検 が 必 要 なため 専 門 業 者 に 調 査 を 依 頼 する 芯 出 しを 正 確 に 行 う 電 動 機 の 過 負 荷 吐 出 量 が 多 い 仕 切 弁 を 絞 って 仕 様 範 囲 内 におさめる グランドパッキンの 締 めすぎ 規 定 の 漏 れ 量 になるように 調 整 する 電 源 電 圧 が 低 すぎる 電 力 会 社 に 連 絡 する 軸 受 が 摩 耗 損 傷 している オイルが 老 廃 している 分 解 点 検 が 必 要 なため 専 門 業 者 軸 受 の 過 熱 オイルが 漏 れている に 調 査 を 依 頼 する 主 軸 が 曲 がっている オイルが 減 っている オイルを 補 給 する ポンプの 据 付 芯 出 し 不 良 芯 出 しを 正 確 に 行 う 羽 根 車 に 異 物 が 詰 まり アンバランスを 生 じてい る 分 解 点 検 が 必 要 なため 専 門 業 者 軸 受 が 摩 耗 損 傷 している に 調 査 を 依 頼 する ポンプが 振 動 する 主 軸 が 曲 がっている キャビテーションが 発 生 している 専 門 業 者 に 相 談 する ポンプの 据 付 芯 出 し 不 良 芯 出 しを 正 確 に 行 う 6-1