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*2015 年 8 月 改 訂 ( 第 2 版 ) 2015 年 4 月 作 成 日 本 標 準 商 品 分 類 番 号 872329 規 制 区 分 : 処 方 箋 医 薬 品 注 意 - 医 師 等 の 処 方 箋 により 使 用 すること 貯 法 : 室 温 保 存 使 用 期 限 : 包 装 箱 ラベルに 表 示 使 用 期 限 を 過 ぎた 製 品 は 使 用 しないこと 承 認 番 号 薬 価 収 載 販 売 開 始 効 能 追 加 カプセル15mg 21700AMZ00286 2005 年 7 月 2012 年 3 月 2014 年 12 月 カプセル30mg 21700AMZ00287 2005 年 7 月 2012 年 3 月 2013 年 6 月 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 本 剤 の 成 分 に 対 する 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 アタザナビル 硫 酸 塩 リルピビリン 塩 酸 塩 を 投 与 中 の 患 者 ( 相 互 作 用 の 項 参 照 ) 1. 組 成 販 売 名 有 効 成 分 添 加 物 2. 製 剤 の 性 状 組 成 性 状 ランソプラゾールカプ セル15mg アメル 1カプセル 中 ランソプ ランソプラゾールカプ セル30mg アメル 1カプセル 中 ランソプ ラゾール15mgを 含 有 する ラゾール30mgを 含 有 する 精 製 白 糖 トウモロコシ デンプン 炭 酸 ナトリウ ム 水 和 物 デンプングリ コール 酸 ナトリウム D- 精 製 白 糖 トウモロコシ デンプン 炭 酸 ナトリウ ム 水 和 物 デンプングリ コール 酸 ナトリウム D- マンニトール プルラン マンニトール プルラン エチルセルロース メタ エチルセルロース メタ クリル 酸 コポリマーLD クリル 酸 コポリマーLD ラウリル 硫 酸 ナトリウム ラウリル 硫 酸 ナトリウム ポリソルベート80 マク ポリソルベート80 マク ロゴール6000 タルク ロゴール6000 タルク 酸 化 チタン 軽 質 無 水 ケ 酸 化 チタン 軽 質 無 水 ケ イ 酸 イ 酸 カプセル 本 体 : カプセル 本 体 : ゼラチン マクロゴール ゼラチン マクロゴール 4000 酸 化 チタン ラウ 4000 酸 化 チタン ラウ リル 硫 酸 ナトリウム リル 硫 酸 ナトリウム 販 売 名 色 剤 形 外 形 大 きさ 等 ランソプラ ゾールカプ セル15mg アメル ランソプラ ゾールカプ セル30mg アメル 白 色 ~わずか に 褐 色 を 帯 び た 白 色 の 腸 溶 性 顆 粒 を 含 む 白 色 の 硬 カプ セル 剤 白 色 ~わずか に 褐 色 を 帯 び た 白 色 の 腸 溶 性 顆 粒 を 含 む 白 色 の 硬 カプ セル 剤 LN15 3 号 カプセル A : 約 15.8mm B : 約 5.8mm 質 量 : 約 213.9mg LN30 1 号 カプセル A : 約 19.6mm B : 約 6.9mm 質 量 : 約 402.4mg 識 別 コード LN15 LN30 効 能 効 果 カプセル15mg 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 Zollinger-Ellison 症 候 群 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 下 記 におけるヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 胃 MALTリンパ 腫 特 発 性 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 早 期 胃 癌 に 対 する 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 ヘリコバ クター ピロリ 感 染 胃 炎 カプセル30mg 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 Zollinger-Ellison 症 候 群 下 記 におけるヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 胃 MALTリンパ 腫 特 発 性 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 早 期 胃 癌 に 対 する 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 ヘリコバ クター ピロリ 感 染 胃 炎 効 能 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 血 栓 塞 栓 の 形 成 抑 制 のために 低 用 量 のアスピリンを 継 続 投 与 している 患 者 を 投 与 対 象 とし 投 与 開 始 に 際 しては 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 既 往 を 確 認 するこ と 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 関 節 リウマチ 変 形 性 関 節 症 等 における 疼 痛 管 理 等 の ために 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 を 長 期 継 続 投 与 してい る 患 者 を 投 与 対 象 とし 投 与 開 始 に 際 しては 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 既 往 を 確 認 すること ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 場 合 進 行 期 胃 MALTリンパ 腫 に 対 するヘリコバクター ピ ロリ 除 菌 治 療 の 有 効 性 は 確 立 していない 特 発 性 血 小 板 減 少 性 紫 斑 病 に 対 しては ガイドライン 等 を 参 照 し ヘリコバクター ピロリ 除 菌 治 療 が 適 切 と 判 断 される 症 例 にのみ 除 菌 治 療 を 行 うこと 早 期 胃 癌 に 対 する 内 視 鏡 的 治 療 後 胃 以 外 には ヘリコ バクター ピロリ 除 菌 治 療 による 胃 癌 の 発 症 抑 制 に 対 する 有 効 性 は 確 立 していない ヘリコバクター ピロリ 感 染 胃 炎 に 用 いる 際 には ヘ リコバクター ピロリが 陽 性 であること 及 び 内 視 鏡 検 査 によりヘリコバクター ピロリ 感 染 胃 炎 であること を 確 認 すること A20453DK6-1 -

用 法 用 量 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 Zollinger-Ellison 症 候 群 の 場 合 通 常 成 人 にはランソプラゾールとして1 回 30mgを1 日 1 なお 通 常 胃 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 では8 週 間 まで 十 二 指 腸 潰 瘍 では6 週 間 までの 投 与 とする 逆 流 性 食 道 炎 の 場 合 通 常 成 人 にはランソプラゾールとして1 回 30mgを1 日 1 なお 通 常 8 週 間 までの 投 与 とする さらに 再 発 再 燃 を 繰 り 返 す 逆 流 性 食 道 炎 の 維 持 療 法 に おいては 1 回 15mgを1 日 1 回 経 口 投 与 するが 効 果 不 十 分 の 場 合 は 1 日 1 回 30mgを 経 口 投 与 することができる 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 の 場 合 (カプセル15mgのみ) なお 通 常 4 週 間 までの 投 与 とする 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 (カプセル15mgのみ) 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 (カプセル15mgのみ) ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 場 合 通 常 成 人 にはランソプラゾールとして1 回 30mg アモキ シシリン 水 和 物 として1 回 750mg( 力 価 ) 及 びクラリスロマイ シンとして1 回 200mg( 力 価 )の3 剤 を 同 時 に1 日 2 回 7 日 間 経 口 投 与 する なお クラリスロマイシンは 必 要 に 応 じて 適 宜 増 量 する ことができる ただし 1 回 400mg( 力 価 )1 日 2 回 を 上 限 と する プロトンポンプインヒビター アモキシシリン 水 和 物 及 び クラリスロマイシンの3 剤 投 与 によるヘリコバクター ピ ロリの 除 菌 治 療 が 不 成 功 の 場 合 は これに 代 わる 治 療 として 通 常 成 人 にはランソプラゾールとして1 回 30mg アモキ シシリン 水 和 物 として1 回 750mg( 力 価 ) 及 びメトロニダゾー ルとして1 回 250mgの3 剤 を 同 時 に1 日 2 回 7 日 間 経 口 投 与 する 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 逆 流 性 食 道 炎 の 維 持 療 法 において 1 日 1 回 30mgの 投 与 は 1 日 1 回 15mg 投 与 中 に 再 発 した 例 など15mgでは 効 果 が 不 十 分 な 場 合 に 限 る 使 用 上 の 注 意 1. 慎 重 投 与 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に 投 与 すること) 薬 物 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 肝 障 害 のある 患 者 [ 本 剤 の 代 謝 排 泄 が 遅 延 することが ] 高 齢 者 ( 高 齢 者 への 投 与 の 項 参 照 ) 2. 重 要 な 基 本 的 注 意 治 療 にあたっては 経 過 を 十 分 に 観 察 し 病 状 に 応 じ 治 療 上 必 要 最 小 限 の 使 用 にとどめること 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 に 使 用 する 場 合 は 長 期 の 使 用 経 験 は 十 分 でないので 維 持 療 法 には 用 い ないことが 望 ましい 逆 流 性 食 道 炎 の 維 持 療 法 については 再 発 再 燃 を 繰 り 返 す 患 者 に 対 し 投 与 することとし 本 来 維 持 療 法 の 必 要 のない 患 者 に 投 与 することのないよう 留 意 するこ と また 1 日 1 回 30mg 又 は15mgの 投 与 により 寛 解 状 態 が 長 期 にわたり 継 続 する 症 例 で 減 量 又 は 投 与 中 止 により 再 発 するおそれがないと 判 断 される 場 合 は1 日 1 回 15mgに 減 量 又 は 中 止 すること なお 維 持 療 法 中 は 定 期 的 に 内 視 鏡 検 査 を 実 施 するなど 観 察 を 十 分 に 行 うことが 望 ましい 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 の 治 療 については 投 与 開 始 2 週 後 を 目 安 として 効 果 を 確 認 し 症 状 の 改 善 傾 向 が 認 められない 場 合 には 酸 逆 流 以 外 の 原 因 が 考 えられ るため 他 の 適 切 な 治 療 への 変 更 を 考 慮 すること( その 他 の 注 意 の 項 参 照 ) 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 の 治 療 については 問 診 によ り 胸 やけ 呑 酸 等 の 酸 逆 流 症 状 が 繰 り 返 しみられるこ と(1 週 間 あたり2 日 以 上 )を 確 認 のうえ 投 与 すること なお 本 剤 の 投 与 が 胃 癌 食 道 癌 等 の 悪 性 腫 瘍 及 び 他 の 疾 患 による 症 状 を 隠 することがあるので 内 視 鏡 検 査 等 によりこれらの 疾 患 でないことを 確 認 す ること 本 剤 をヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 に 用 いる 際 には 除 菌 治 療 に 用 いられる 他 の 薬 剤 の 添 付 文 書 に 記 載 されている 禁 忌 慎 重 投 与 重 大 な 副 作 用 等 の 使 用 上 の 注 意 を 必 ず 確 認 すること 3. 相 互 作 用 本 剤 は 主 として 肝 薬 物 代 謝 酵 素 CYP2C19 又 はCYP3A4で 代 謝 される また 制 作 用 により 併 用 薬 剤 の 吸 収 を 促 進 又 は 抑 制 する 併 用 禁 忌 ( 併 用 しないこと) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 アタザナビル 硫 酸 塩 (レイアタッツ) リルピビリン 塩 酸 塩 (エジュラント) 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) タクロリムス 水 和 物 ジゴキシン メチルジゴキシン イトラコナゾール ゲフィチニブ アタザナビル 硫 酸 塩 の 作 用 を 減 弱 す るおそれが リルピビリン 塩 酸 塩 の 作 用 を 減 弱 す るおそれが タクロリムスの 血 中 濃 度 が 上 昇 する 左 記 薬 剤 の 作 用 を 増 強 する 可 能 性 が 左 記 薬 剤 の 作 用 を 減 弱 する 可 能 性 が 制 作 用 によりアタ ザナビル 硫 酸 塩 の 溶 解 性 が 低 下 し アタザナビルの 血 中 濃 度 が 低 下 する 制 作 用 によりリル ピビリン 塩 酸 塩 の 吸 収 が 低 下 し リ ルピビリンの 血 中 濃 度 が 低 下 するこ とが 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 テオフィリン テオフィリンの 血 中 濃 度 が 低 下 する 本 剤 が 肝 薬 物 代 謝 酵 素 を 誘 導 し テ オフィリンの 代 謝 を 促 進 することが 考 えられている 本 剤 が 肝 薬 物 代 謝 酵 素 におけるタク ロリムスの 代 謝 を 競 合 的 に 阻 害 する ためと 考 えられて いる 制 作 用 によりジゴ キシンの 加 水 分 解 が 抑 制 され ジゴ キシンの 血 中 濃 度 が 上 昇 する 可 能 性 が 制 作 用 により 左 記 薬 剤 の 血 中 濃 度 が 低 下 する 可 能 性 が - 2 -

薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 メトトレキサート フェニトイン ジアゼパム メトトレキサート 機 序 は 不 明 で の 血 中 濃 度 が 上 昇 する 高 用 量 のメトトレ キサートを 投 与 す る 場 合 は 一 時 的 に 本 剤 の 投 与 を 中 止 することを 考 慮 すること 左 記 薬 剤 の 代 謝 排 泄 が 遅 延 するこ とが 類 薬 (オメプラゾール)で 報 告 さ れている 4. 副 作 用 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない * 重 大 な 副 作 用 ( ) 1)アナフィラキシー( 全 身 発 疹 顔 面 浮 腫 呼 吸 困 難 等 ) があらわれることがあり ショックを 起 こした 例 も あるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 汎 血 球 減 少 無 顆 粒 球 症 溶 血 性 貧 血 また 顆 粒 球 減 少 血 小 板 減 少 貧 血 があらわれることがある ので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 に は 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 3) 黄 疸 AST(GOT) ALT(GPT)の 上 昇 等 を 伴 う 重 篤 な 肝 機 能 障 害 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 4) 中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症 (Toxic Epidermal Necrolysis: TEN) 皮 膚 粘 膜 眼 症 候 群 (Stevens-Johnson 症 候 群 ) があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 5)ヘリコバクター ピロリの 除 菌 に 用 いるアモキシシ リン 水 和 物 クラリスロマイシンでは 偽 膜 性 大 腸 炎 等 の 血 便 を 伴 う 重 篤 な 大 腸 炎 があらわれることが あるので 腹 痛 頻 回 の 下 痢 があらわれた 場 合 には 直 ちに 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 6) 間 質 性 肺 炎 があらわれることがあるので 発 熱 咳 嗽 呼 吸 困 難 肺 音 の 異 常 ( 捻 髪 音 ) 等 があらわれた 場 合 には 速 やかに 胸 部 X 線 等 の 検 査 を 実 施 し 本 剤 の 投 与 を 中 止 し 副 腎 皮 質 ホルモン 剤 の 投 与 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 7) 間 質 性 腎 炎 があらわれ 急 性 腎 不 全 に 至 ることもあ るので 腎 機 能 検 査 値 (BUN クレアチニン 上 昇 等 ) に 注 意 し 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと その 他 の 副 作 用 胃 潰 瘍 十 二 指 腸 潰 瘍 吻 合 部 潰 瘍 逆 流 性 食 道 炎 Zollinger-Ellison 症 候 群 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 投 与 時 におけ る 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 抑 制 の 場 合 注 1) 過 敏 症 肝 注 2) 臓 血 液 好 酸 球 増 多 発 疹 痒 多 形 紅 斑 AST(GOT) ALT(GPT) AL-P LDH γ-gtpの 上 昇 便 秘 下 痢 口 渇 腹 部 膨 満 感 悪 心 嘔 吐 食 欲 不 振 腹 痛 カンジ ダ 症 味 覚 異 常 口 内 炎 舌 炎 大 注 3) 腸 炎 (collagenous colitis 等 を 含 む) 頭 痛 眠 気 うつ 状 態 不 眠 めま い 振 戦 発 熱 総 コレステロール 尿 酸 の 上 注 昇 女 性 化 乳 房 1) 浮 腫 怠 感 そ の 他 舌 口 唇 のしびれ 感 四 肢 のしびれ 感 筋 肉 痛 脱 毛 かすみ 目 脱 力 感 関 節 痛 低 ナトリウム 血 症 低 マグネシウム 血 症 注 1)このような 場 合 には 投 与 を 中 止 すること 注 2) 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 注 3) 下 痢 が 継 続 する 場 合 collagenous colitis 等 が 発 現 している 可 能 性 があるため 速 やかに 本 剤 の 投 与 を 中 止 すること 腸 管 粘 膜 に 縦 走 潰 瘍 びらん 易 出 血 等 の 異 常 を 認 めることがあるので 下 血 血 便 が 認 められる 場 合 には 適 切 な 処 置 を 行 うこと ヘリコバクター ピロリの 除 菌 の 補 助 の 場 合 肝 血 注 4) 臓 注 4) 液 軟 便 下 痢 味 覚 異 常 腹 部 膨 満 感 悪 心 嘔 吐 腹 痛 便 秘 口 内 炎 舌 炎 口 渇 胸 やけ 胃 食 道 逆 流 食 欲 不 振 AST(GOT) ALT(GPT) AL-P LDH γ-gtp ビリルビンの 上 昇 好 中 球 減 少 好 酸 球 増 多 白 血 球 増 多 貧 血 血 小 板 減 少 注 5) 過 敏 症 発 疹 痒 頭 痛 眠 気 めまい 不 眠 しびれ 感 うつ 状 態 トリグリセライド 尿 酸 の 上 昇 総 そ の 他 コレステロールの 上 昇 低 下 尿 蛋 白 陽 性 尿 糖 陽 性 怠 感 注 4) 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 注 5)このような 場 合 には 投 与 を 中 止 すること なお 外 国 で 行 われた 試 験 で 認 められている 副 作 用 は 以 下 のとおりで 過 敏 症 発 疹 肝 臓 AST(GOT) ALT(GPT)の 上 昇 下 痢 味 覚 異 常 悪 心 嘔 吐 口 内 炎 腹 痛 排 便 回 数 増 加 頭 痛 めまい 5. 高 齢 者 への 投 与 一 般 に 高 齢 者 では 酸 分 泌 能 は 低 下 しており その 他 生 理 機 能 の 低 下 もあるので 低 用 量 から 投 与 を 開 始 するなど 慎 重 に 投 与 すること 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 まわると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 すること [ 動 物 試 験 (ラット)において 胎 児 血 漿 中 濃 度 は 母 動 物 の 血 漿 中 濃 度 より 高 いことが 認 められてい る また ウサギ( 経 口 30mg/kg/ 日 )で 胎 児 死 亡 率 の 増 加 が 認 められている なお ラットにランソプラゾー ル(50mg/kg/ 日 ) アモキシシリン 水 和 物 (500mg/kg/ 日 ) 及 びクラリスロマイシン(160mg/kg/ 日 )を 併 用 投 与 した 試 験 で 母 動 物 での 毒 性 の 増 強 とともに 胎 児 の 発 育 抑 制 の 増 強 が 認 められている ] 授 乳 中 の 婦 人 への 投 与 は 避 けることが 望 ましいが や むを 得 ず 投 与 する 場 合 は 授 乳 を 避 けさせること [ 動 物 試 験 (ラット)で 母 乳 中 へ 移 行 することが 報 告 されて いる ] - 3 -

7. 小 児 等 への 投 与 小 児 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない( 使 用 経 験 が 少 ない) 8. 適 用 上 の 注 意 薬 剤 交 付 時 : PTP 包 装 の 薬 剤 はPTPシートから 取 り 出 して 服 用 するよ う 指 導 すること [PTPシートの 誤 飲 により 硬 い 鋭 角 部 が 食 道 粘 膜 へ 刺 入 し 更 には 穿 孔 をおこして 縦 隔 洞 炎 等 の 重 篤 な 合 併 症 を 併 発 することが 報 告 されている ] 9.その 他 の 注 意 類 薬 (オメプラゾール)で 視 力 障 害 が 発 現 したとの 報 告 が ラットに52 週 間 強 制 経 口 投 与 した 試 験 で 50mg/kg/ 日 群 ( 臨 床 用 量 の 約 100 倍 )において1 例 に 良 性 の 精 巣 間 細 胞 腫 が 認 められている さらに 24ヵ 月 間 強 制 経 口 投 与 した 試 験 で 15mg/kg/ 日 以 上 の 群 において 良 性 の 精 巣 間 細 胞 腫 の 発 生 増 加 が また 5mg/kg/ 日 以 上 の 群 において 胃 のカルチノイド 腫 瘍 が 認 められており 加 えて 雌 ラットの15mg/kg/ 日 以 上 及 び 雄 ラットの50mg/ kg/ 日 以 上 の 群 において 網 膜 萎 縮 の 発 生 頻 度 の 増 加 が 認 められている 精 巣 間 細 胞 腫 及 び 網 膜 萎 縮 については マウスのがん 原 性 試 験 イヌ サルの 毒 性 試 験 では 認 められず ラッ トに 特 有 な 変 化 と 考 えられる ラットにランソプラゾール(15mg/kg/ 日 以 上 ) アモキ シシリン 水 和 物 (2,000mg/kg/ 日 )を4 週 間 併 用 経 口 投 与 した 試 験 及 びイヌにランソプラゾール(100mg/kg/ 日 ) アモキシシリン 水 和 物 (500mg/kg/ 日 ) クラリスロマイ シン(25mg/kg/ 日 )を4 週 間 併 用 経 口 投 与 した 試 験 で アモキシシリン 水 和 物 を 単 独 あるいは 併 用 投 与 した 動 物 に 結 晶 尿 が 認 められているが 結 晶 はアモキシシリ ン 水 和 物 が 排 尿 後 に 析 出 したものであり 体 内 で 析 出 したものではないことが 確 認 されている 本 剤 の 投 与 が 胃 癌 による 症 状 を 隠 することがあるの で 悪 性 でないことを 確 認 のうえ 投 与 すること 長 期 投 与 における 安 全 性 は 確 立 していない( 本 邦 におい ては 長 期 投 与 の 経 験 は 十 分 でない) 非 びらん 性 胃 食 道 逆 流 症 の 治 療 において 食 道 内 酸 逆 流 の 高 リスクである 中 高 齢 者 肥 満 者 裂 孔 ヘルニア 所 見 ありのいずれにも 該 当 しない 場 合 には 本 剤 の 治 療 効 果 が 得 られにくいことが 臨 床 試 験 により 示 されている 低 用 量 アスピリン 投 与 時 における 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発 リスクは ヘリコバクター ピロリ 感 染 陽 性 及 び 加 齢 により 高 まる 可 能 性 のあることが 臨 床 試 験 により 示 唆 されている 海 外 における 複 数 の 観 察 研 究 で プロトンポンプイン ヒビターによる 治 療 において 骨 粗 鬆 症 に 伴 う 股 関 節 骨 折 手 関 節 骨 折 脊 椎 骨 折 のリスク 増 加 が 報 告 されている 特 に 高 用 量 及 び 長 期 間 (1 年 以 上 )の 治 療 を 受 けた 患 者 で 骨 折 のリスクが 増 加 した 海 外 における 主 に 入 院 患 者 を 対 象 とした 複 数 の 観 察 研 究 で プロトンポンプインヒビターを 投 与 した 患 者 に おいてクロストリジウム ディフィシルによる 胃 腸 感 染 のリスク 増 加 が 報 告 されている ヘリコバクター ピロリの 除 菌 判 定 上 の 注 意 :ランソ プラゾール 等 のプロトンポンプインヒビターやアモキ シシリン 水 和 物 クラリスロマイシン 等 の 抗 生 物 質 及 びメトロニダゾールの 服 用 中 や 投 与 終 了 直 後 では 13 C- 尿 素 呼 気 試 験 の 判 定 結 果 が 偽 陰 性 になる 可 能 性 が あるため 13 C- 尿 素 呼 気 試 験 による 除 菌 判 定 を 行 う 場 合 には これらの 薬 剤 の 投 与 終 了 後 4 週 以 降 の 時 点 で 実 施 することが 望 ましい 薬 物 動 態 生 物 学 的 同 等 性 試 験 ランソプラゾールカプセル30mg アメル と 標 準 製 剤 を クロ スオーバー 法 によりそれぞれ1カプセル(ランソプラゾールと して30mg) 健 康 成 人 男 子 に 絶 食 単 回 経 口 投 与 して 血 漿 中 未 変 化 体 濃 度 を 測 定 し 得 られた 薬 物 動 態 パラメータ(AUC Cmax) について90 % 信 頼 区 間 法 にて 統 計 解 析 を 行 った 結 果 log(0.80)~log(1.25)の 範 囲 内 であり 両 剤 の 生 物 学 的 同 等 性 が 確 認 された 1) また ランソプラゾールカプセル15mg アメル について 含 量 が 異 なる 経 口 固 形 製 剤 の 生 物 学 的 同 等 性 試 験 ガイドライン ( 平 成 12 年 2 月 14 日 医 薬 審 第 64 号 ) に 基 づき ランソプラ ゾールカプセル30mg アメル を 標 準 製 剤 としたとき 溶 出 挙 動 が 等 しく 生 物 学 的 に 同 等 とみなされた 2) ランソプラゾールカ プセル30mg アメル 標 準 製 剤 (カプセル 剤 30mg) 血 漿 中 未 変 化 体 濃 度 (ng/ml) 1600 1400 1200 1000 800 600 400 200 判 定 パラメータ AUC(0 12) (ng hr/ml) 3820.5± 2074.4 3578.0± 1645.8 Cmax (ng/ml) 1242.9± 447.5 1320.8± 378.3 Tmax (hr.) 2.1±0.8 2.0±0.8 (Mean±S.D.,n=12) 血 漿 中 濃 度 並 びにAUC Cmax 等 のパラメータは 被 験 者 の 選 択 体 液 の 採 取 回 数 時 間 等 の 試 験 条 件 によって 異 なる 可 能 性 が 薬 効 薬 理 3) ランソプラゾールは 酸 性 状 態 下 で 活 性 化 するプロドラッグで ランソプラゾールは 循 環 血 中 に 吸 収 された 後 胃 の 壁 細 胞 に 入 り 酸 性 を 呈 する 分 泌 細 管 内 に 蓄 積 する その 後 テトラサイクリックスルファミドのプロトン 触 媒 性 の 過 程 を 経 て 活 性 化 され イオン 化 されるため 分 泌 細 管 膜 を 逆 拡 散 することが 出 来 ず 分 泌 細 管 内 に 蓄 積 する この 活 性 体 はH +, K + -ATPaseのシステインのスルフヒドリル 基 と 共 有 結 合 する ことにより プロトンポンプ 分 子 を 非 可 逆 的 に 不 活 性 化 する ランソプラゾールによる 酸 分 泌 抑 制 は 新 たに 生 成 されたプロ トンポンプが 壁 細 胞 の 管 腔 側 膜 に 挿 入 されるまで 持 続 する 有 効 成 分 に 関 する 理 化 学 的 知 見 一 般 名 :ランソプラゾール(Lansoprazole) 分 子 式 :C 16H 14F 3N 3O 2S 分 子 量 :369.36 構 造 式 : H N SO-CH2 N 参 考 パラメータ T1/2 (hr.) 1.5±0.4 1.4±0.4 ランソプラゾールカプセル30mg アメル 標 準 製 剤 (カプセル 剤 30mg) Mean±S.D.,n=12 0 0 2 4 6 8 10 12( 時 間 ) 投 与 後 時 間 N H3C OCH2CF3 A20453DK6-4 -

化 学 名 :(RS)-2-({[3-Methyl-4-(2,2,2-trifluoroethoxy)-2- pyridyl]methyl}sulfinyl)benzimidazole 性 状 : 白 色 ~ 帯 褐 白 色 の 結 晶 性 の 粉 末 で N,N-ジメチルホルムアミドに 溶 けやすく メタノー ルにやや 溶 けやすく エタノール(99.5)にやや 溶 け にくく 水 にほとんど 溶 けない 本 品 のN,N-ジメチルホルムアミド 溶 液 (1 10)は 旋 光 性 を 示 さない 融 点 : 約 166 ( 分 解 ) 取 扱 い 上 の 注 意 安 定 性 試 験 4) 最 終 包 装 製 品 を 用 いた 加 速 試 験 (40±1 相 対 湿 度 75±5% 6ヵ 月 )の 結 果 ランソプラゾールカプセル15mg アメル カ プセル30mg アメル は 通 常 の 市 場 流 通 下 において3 年 間 安 定 であることが 推 測 された 包 装 ランソプラゾールカプセル15mg アメル : PTP100カプセル(10カプセル 10) 500カプセル(10カプセル 50) バラ500カプセル ランソプラゾールカプセル30mg アメル : PTP100カプセル(10カプセル 10) バラ500カプセル 主 要 文 献 1) 共 和 薬 品 工 業 株 式 会 社 社 内 資 料 : 生 物 学 的 同 等 性 試 験 2) 共 和 薬 品 工 業 株 式 会 社 社 内 資 料 : 生 物 学 的 同 等 性 試 験 ( 溶 出 挙 動 比 較 ) 3)グッドマン ギルマン: 薬 理 書 第 11 版, 廣 川 書 店,1209 (2007) 4) 共 和 薬 品 工 業 株 式 会 社 社 内 資 料 : 安 定 性 試 験 文 献 請 求 先 主 要 文 献 に 記 載 の 社 内 資 料 につきましても 下 記 にご 請 求 ください 興 和 株 式 会 社 医 薬 事 業 部 医 薬 学 術 部 103-8433 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 本 町 3-4-14 製 品 情 報 お 問 い 合 わせ 先 興 和 株 式 会 社 医 薬 事 業 部 くすり 相 談 センター 電 話 0120-347-021 03-3279-7021 受 付 時 間 9:00~17:00( 土 日 祝 日 を 除 く) - 5 -