カンボジア 投 資 セミナー( 日 本 アセアンセンター 駐 日 カンボジア 王 国 大 使 館 主 催 ) カンボジアでのビジネスの 可 能 性 ~カンボジアへの 投 資 促 進 に 関 する 調 査 結 果 を 踏 まえて~ 2006 年 11 月 15 日 : 名 古 屋 11 月 17 日 : 東 京 JICAカンボジア 国 経 済 政 策 支 援 調 査 団
1 目 次 1. 調 査 の 背 景 と 目 的 2. 調 査 のフロー 3. 縫 製 作 業 4. 履 物 作 業 5. 電 気 電 子 産 業 6. 農 水 産 業 食 品 加 工 産 業 7. 機 械 産 業
2 1. 調 査 の 背 景 と 目 的 1. 背 景 カンボジアの 外 国 直 接 投 資 受 け 入 れは 1990 年 代 半 ば 以 降 減 少 傾 向 日 本 からの 直 接 投 資 は 極 めて 少 ない カ 政 府 は 日 本 政 府 に 対 し 投 資 流 入 の 拡 大 に 資 する 支 援 を 要 請 2005 年 8 月 JICAとカ 政 府 は 本 調 査 の 実 施 を 合 意 2. 目 的 ( 目 標 とする 活 動 の 成 果 ) 対 カンボジア 外 国 直 接 投 資 の 拡 大 及 び これを 活 用 するカンボジア 産 業 振 興 に 関 し 戦 略 と 施 策 が 策 定 される カンボジア 投 資 委 員 会 による 外 国 直 接 投 資 誘 致 活 動 が 強 化 される カンボジア 政 府 における 産 業 振 興 および 投 資 促 進 担 当 官 庁 の 人 材 が 育 成 される
1. 調 査 の 背 景 と 目 的 カンボジアの 外 国 直 接 投 資 受 け 入 れ 外 国 直 接 投 資 の 国 別 内 訳 (1994~2004 年 累 計 ) (100 万 ト ル) 2000 1,910 マレーシア 22.1% 1500 1000 500 618 578 554 その 他 48.5% 中 国 13.2% 196 160 140 145 141 63 0 1995 96 97 98 99 2000 01 02 03 04( 年 ) ( 資 料 )カンホ シ ア 開 発 評 議 会 日 本 0.2% シンカ ホ ール 2.7% 韓 国 3.4% 米 国 5.9% EU 4.0% 3
4 2. 調 査 のフロー (1) 投 資 環 境 評 価 (マクロ 分 析 ) 1 要 素 賦 存 条 件 2マクロ 経 済 バランス 3サブセクター 産 業 構 造 4 貿 易 構 造 5 比 較 優 位 6 国 際 市 況 動 向 7 貿 易 投 資 動 向 (2) 潜 在 投 資 家 による 事 業 可 能 性 調 査 1アンケート 調 査 日 本 国 内 : 対 象 企 業 2000 社 周 辺 諸 国 : 対 象 企 業 716 社 2ヒアリング 調 査 ヒアリング 対 象 国 : 日 本 タイ ベトナム マレーシア ラオス (3) 投 資 可 能 性 の 高 い 業 種 の 特 定 1 縫 製 産 業 2 履 物 産 業 3 電 気 電 子 産 業 4 農 水 産 業 食 品 加 工 産 業 5 機 械 産 業 (4) 業 種 別 投 資 可 能 性 詳 細 調 査 1 対 カンボジアFDIの 誘 因 阻 害 要 因 の 解 明 2 日 本 企 業 の 事 業 可 能 性 の 分 析 ( 予 想 収 益 投 資 リスク 生 産 コスト 等 ) 他 国 における 政 策 事 例 研 究 FDI 拡 大 のための 諸 施 策 (5)FDI 促 進 による 産 業 振 興 のためのアクション プラン 1 基 本 戦 略 策 定 短 期 中 長 期 の 発 展 シナリオ FDI 阻 害 要 因 の 解 明 2アクション プラン 策 定 FDI 拡 大 へ 向 けての 施 策 FDI 拡 大 へ 向 けての 日 本 の 支 援 のあり 方
5 3. 縫 製 産 業 1. 概 要 カンボジアでは250 社 強 の 外 資 による 縫 製 技 能 蓄 積 がある 米 国 向 け 低 価 格 品 に 応 じた 低 賃 金 を 梃 子 に 少 品 種 大 ロットのオーダーの 生 産 基 地 として 強 み 縫 製 企 業 の 利 益 率 は5~6% 程 度 と 並 みであるが オーダーが 多 く 利 益 額 を 極 大 化 できるのがメリット MFA 廃 止 以 前 よりILO 基 準 を 遵 守 してきたことから 米 国 から 過 去 年 率 平 均 15%の 伸 びが 見 られてきた 中 国 ベトナム タイでは 良 質 の 労 働 力 は 自 動 車 産 業 や 電 気 電 子 産 業 に 行 ってしまうが カンボジアでは 縫 製 産 業 が 最 大 の 輸 出 産 業 なので 良 質 の 人 材 を 比 較 的 確 保 しやすい 2. 発 展 シナリオ CDC/CIBが 投 資 環 境 の 改 善 に 注 力 委 託 加 工 から 開 発 輸 出 への 移 行 を 促 進 するために 開 発 輸 出 の 前 提 となる 在 庫 金 融 や 設 備 金 融 の 拡 充 が 必 要 素 材 輸 入 の 期 間 を 短 縮 化 するために 一 括 保 税 倉 庫 の 設 置 が 今 後 有 効
6 3. 縫 製 産 業 米 国 の 縫 製 品 輸 入 動 向 2006 年 1~8 月 ( 金 額 ) 2006 年 1~8 月 ( 数 量 ) 100 万 ドル 前 年 同 期 比 100 万 平 米 前 年 同 期 比 世 界 46 365 1.5 14 552-0.3 中 国 10 793 0.8 3 797-6.7 メキシコ 3 633-13.2 1 016-13.3 パキスタン 899 12.9 446 19.8 韓 国 636-13.9 218 0 インド 2 298 12.8 600 10.7 インドネシア 2 393 27.2 662 22.5 ホンジュラス 1 608-8.2 758-8.0 バングラデッシュ 1 886 24.0 841 16.1 タイ 1 231 4.2 381 8.5 ベトナム 2 187 25.8 635 24.2 エルサルバドル 901-17.3 464-19.7 香 港 1 944 4.4 354 13.8 ドミニカ 共 和 国 1 032-17.1 396-18.6 カンボジア 1 352 27.3 542 26.9 フィリピン 1 320 13.0 402 23.3 スリランカ 1 118 1.9 297-1.6
3. 縫 製 産 業 3. 輸 出 競 争 力 があると 考 えられる 品 目 カンボジアから 米 国 向 け 輸 出 の 顕 示 比 較 指 数 ( 主 要 縫 製 カテゴリー 別 ) カラーチャート 140 120 100 80 60 40 20 0 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 RCA 米 国 2016 2017 2018 2019 2020 RCA-338 RCA-339 RCA-340 RCA-341 RCA-342 RCA-347 RCA-348 RCA-351 RCA-651 年 注 :RCA-338: 紳 士 男 児 用 綿 ニットシャツ RCA-339: 婦 人 女 児 用 綿 ニットシャツ RCA-340: 紳 士 男 児 用 綿 布 帛 シャツ RCA-341: 婦 人 女 児 用 綿 フ ラウス RCA-342: 綿 スカート RCR-347: 紳 士 男 児 用 綿 ス ホ ン/ 半 ス ホ ン RCA-348: 婦 人 女 児 用 : 綿 ス ホ ン/ 半 ス ホ ン RCA-351: 綿 ナイトウエア/ハ シ ャマ RCA-651: 化 繊 ナイトウエア/ハ シ ャマ 7
3. 縫 製 産 業 4. ビジネスプラン 以 下 はカンボジアでの 事 業 を 検 討 している 日 系 企 業 のビジネスプラン 製 品 事 業 上 の 問 題 点 カンボジアへの 投 資 可 能 性 事 業 計 画 製 品 事 業 上 の 問 題 点 カンボジアへの 投 資 可 能 性 事 業 計 画 製 品 事 業 上 の 問 題 点 将 来 他 国 への 投 資 条 件 カンボジアへの 投 資 可 能 性 事 業 計 画 ドレスシャツの 生 産 と 輸 出 A 社 (タイ) タイでの 人 件 費 と 為 替 の 上 昇 可 能 性 あり 理 由 は タイでの 人 件 費 為 替 の 上 昇 などのほか カンボジアのGSPは 大 変 魅 力 である 技 術 指 導 をしながら 委 託 加 工 を 試 験 的 にやってみたい 特 殊 ユニフォームの 生 産 と 輸 出 B 社 (タイ) タイ 人 件 費 の 上 昇 1 2005 年 にラオスに 委 託 加 工 を 始 めた ラオスでは 想 定 したよりも 生 産 性 が 低 い 2 250 社 強 の 外 資 による 縫 製 技 能 蓄 積 があるのが 魅 力 カンボジアでは 普 通 のワーキング ユニフォームの 生 産 が 適 している それは 高 い 技 能 水 準 が 求 め られない 需 要 の 吹 き 冷 めがない 型 が 変 わらないからである C 社 ( 日 本 ) 各 種 下 着 ニットシャツ 布 帛 シャツ 子 供 服 など 幅 広 い 品 揃 えの 生 産 販 売 中 国 工 場 で 賃 金 上 昇 従 業 員 が 集 まらないなど 問 題 がある ベトナム カンボジア ミャンマー ラオス バングラなどの 何 れかで 委 託 生 産 から 始 める 方 針 また 生 産 効 率 と 賃 金 水 準 が 見 合 ったところがサイト 選 定 方 針 カンボジアに 適 した 品 目 が 見 つかれば 投 資 事 業 を 行 う 出 来 るだけ 早 く 結 論 を 出 したい 8
4. 履 物 産 業 1. 概 要 2006 年 に 入 り 履 物 生 産 大 国 の 中 国 やベトナムは 欧 州 向 け 革 靴 輸 出 でアンチダンピング 問 題 を 抱 え かつ 賃 金 上 昇 や 低 労 賃 労 働 者 確 保 難 で 事 業 環 境 が 悪 化 しつつあり 両 国 に 進 出 の 台 湾 企 業 中 心 にカンボジア 等 CLMへの 投 資 を 増 加 させている 履 物 産 業 におけるカンボジア 投 資 メリットは 低 労 賃 労 働 力 の 確 保 や 欧 米 や 日 本 向 け 輸 出 に 対 するGSP 適 用 であり また 日 本 は 中 国 や ベトナム 等 からの 革 靴 輸 入 を 規 制 しているため 日 本 企 業 は 同 国 進 出 の 台 湾 企 業 への 委 託 生 産 を 拡 大 している 2. 発 展 シナリオ 短 期 : 中 国 等 に 進 出 の 台 湾 企 業 がカンボジアに 生 産 拠 点 の 一 部 を 移 管 し 日 本 企 業 はこれら 台 湾 企 業 に 革 靴 の 委 託 生 産 拡 大 中 期 : 部 材 加 工 の 下 請 外 資 企 業 も 進 出 し コスト 競 争 力 が 改 善 すると 共 に 天 然 皮 革 以 外 の 履 物 でも 輸 出 競 争 力 を 確 保 長 期 : 生 産 技 術 の 集 積 効 果 で 一 部 のカンボジア 資 本 も 履 物 生 産 や 部 材 加 工 に 進 出 またタンナー 事 業 の 国 産 化 も 検 討 3. 輸 出 競 争 力 があると 考 えられる 品 目 履 物 の 中 でも 先 進 国 が 同 国 からの 輸 入 にGSP 関 税 を 適 用 し かつ 中 国 等 からの 輸 入 にアンチダンピング 税 を 課 している 革 靴 4. ビジネスプラン 投 資 企 業 は 台 湾 企 業 中 心 で 海 外 生 産 のための 資 本 展 開 に 慎 重 な 日 本 企 業 は 生 産 メリットの 大 きな 革 靴 の 委 託 生 産 が 中 心 A 社 主 要 製 品 日 本 市 場 向 け 紳 士 用 革 靴 カンボジアへの 依 託 製 造 分 野 紳 士 用 革 靴 の 製 造 ビジネスプラン 投 資 額 第 1 期 : 技 術 指 導 をしながら 主 に 低 価 格 製 品 の 製 造 依 託 第 2 期 : 生 産 技 術 の 向 上 を 見 計 らって 中 高 級 品 婦 人 もの 等 にも 委 託 分 野 を 多 様 化 委 託 生 産 のため 投 資 はしない( 但 し 技 術 指 導 を 積 極 的 に 展 開 ) 経 済 効 果 間 接 的 に 雇 用 創 出 外 貨 獲 得 9
10 5. 電 気 電 子 産 業 1. 概 要 カンボジアには 電 気 電 子 産 業 分 野 の 外 資 企 業 は 進 出 していない 多 くの 外 資 企 業 が 進 出 しているマレーシアやタイでは 低 賃 金 労 働 者 の 確 保 が 難 しくなり 電 気 電 子 分 野 でも 労 働 集 約 的 な 生 産 工 程 を 持 つ 企 業 の 場 合 中 国 との 競 合 やAFTAの 影 響 も 受 けながら 域 内 での 広 域 生 産 分 業 を 検 討 実 施 している 2. 発 展 シナリオ 短 期 :ワイヤー ハーネスやコイル/トランスの 組 立 企 業 の 進 出 ( 日 系 台 湾 系 等 ) 中 期 : 小 物 電 気 製 品 や 半 製 品 (カメラモジュール 電 源 など)の 組 立 企 業 の 進 出 ( 日 系 台 湾 系 等 ) 長 期 : 情 報 通 信 機 器 (プリンタ 携 帯 電 話 等 )の 組 立 企 業 の 進 出 および 関 連 部 材 加 工 企 業 の 進 出 ( 日 系 台 湾 系 等 ) * 但 し EPZ(SEZ) 機 能 を 持 つ 工 業 団 地 整 備 や 陸 海 空 の 内 外 物 流 網 の 整 備 が 前 提 3. 輸 出 競 争 力 があると 考 えられる 品 目 当 面 は 労 働 集 約 的 な 組 立 部 品 である ワイヤー ハーネスやコイル/トランス 類 の 部 品 分 野 が 有 力 マレーシア タイでの 日 系 企 業 の 意 向 やベトナム ラオス 等 後 発 国 への 外 資 進 出 状 況 からも 明 確 である 4. ビジネスプラン 現 状 では カンボジア 進 出 検 討 の 企 業 はほとんどないが 周 辺 国 調 査 では 労 働 集 約 部 品 の 組 立 製 造 で 投 資 の 可 能 性 がある 主 要 製 品 カンボジアへの 投 資 分 野 投 資 額 雇 用 (ポテンシャル) 販 売 ターゲット 経 済 効 果 B 社 ワイヤーハーネス( 自 動 車 用 家 電 用 ) ワイヤーハーネスの 組 立 製 造 未 定 200( 委 託 生 産 ) 2000 人 ( 自 社 投 資 ) 全 量 をタイの 組 立 企 業 に 輸 出 雇 用 創 出 外 貨 獲 得 C 社 コイル/トランス コイル/トランスの 組 立 製 造 未 定 300~3000 人 主 にASEAN 内 のユーザ(セットメーカ 等 )へ 輸 出 雇 用 創 出 外 貨 獲 得
6. 農 水 産 業 食 品 加 工 産 業 1. 概 要 カンボジアは 農 水 産 資 源 に 富 んでいる 農 水 産 業 のGDPと 労 働 人 口 に 占 める 割 合 はそれぞれ32.9%と60.3%(2004 年 ) 農 水 産 生 産 と 食 品 加 工 産 業 のリンケージが 弱 い とくに 農 水 産 業 は 均 質 な 材 料 の 安 定 供 給 という 条 件 を 満 足 していない 政 府 が 取 り 組 むべき 課 題 は 1 農 漁 民 の 組 織 化 2 農 漁 民 に 対 する 教 育 訓 練 3 食 品 関 連 試 験 研 究 機 関 の 整 備 4 低 温 貯 蔵 設 備 冷 凍 冷 蔵 倉 庫 冷 凍 冷 蔵 輸 送 システム 等 の 整 備 5 生 産 基 盤 ( 灌 漑 排 水 施 設 等 )の 整 備 等 2. 発 展 シナリオ 短 期 : 農 水 産 品 の 輸 出 拡 大 アジア 域 内 を 対 象 に 正 規 輸 出 品 を 振 興 中 期 : 農 水 産 加 工 品 の 輸 入 代 替 / 輸 出 品 目 の 多 様 化 周 辺 国 や 日 本 などの 市 場 ニーズに 合 わせて 品 目 を 多 角 化 長 期 :カンボジア 商 品 の 国 際 競 争 力 の 向 上 コスト 面 だけでなく カンボジア ブランドを 確 立 3. 輸 出 競 争 力 があると 考 えられる 品 目 農 水 産 品 :コメ キャッサバ パーム 油 ゴム 有 機 農 産 品 嗜 好 品 (コショウ コーヒー ゴマ ナッツ 魚 醤 ) 加 工 食 品 : 冷 凍 食 品 ( 水 産 加 工 品 ) 4. ビジネスプラン 現 状 では カンボジア 進 出 検 討 の 企 業 はほとんどないが 周 辺 国 調 査 では 調 味 料 メーカーで 投 資 の 可 能 性 がある A 社 主 要 製 品 カンボジアへの 投 資 分 野 ビジネスプラン 投 資 額 経 済 効 果 調 味 料 調 味 料 原 料 の 製 造 販 売 第 1 期 :タピオカの 生 産 とASEAN 域 内 への 輸 出 (3~5 年 以 内 ) 第 2 期 :タピオカを 原 料 と する 調 味 料 の 生 産 及 びカンボジア 国 での 販 売 (5~10 年 以 内 ) 未 定 輸 入 代 替 雇 用 創 出 外 貨 獲 得 11
7. 機 械 産 業 1. 概 要 オートバイ 自 転 車 などの 組 立 メーカーが 数 社 存 在 することを 除 き 機 械 産 業 は 未 発 達 部 品 原 材 料 を 供 給 する 裾 野 産 業 も 皆 無 外 国 直 接 投 資 を 通 じた 資 本 と 技 術 の 導 入 が 必 要 インフラの 未 整 備 高 いエネルギー 価 格 密 輸 商 品 の 流 入 煩 雑 な 輸 出 入 手 続 などが 直 接 投 資 の 流 入 を 制 約 政 府 が 取 り 組 むべき 課 題 は 産 業 基 盤 整 備 と 裾 野 産 業 振 興 中 でも 1インフラ 整 備 2 工 業 団 地 開 発 は 焦 眉 の 急 2. 発 展 シナリオ 短 期 :アジア 域 内 における 分 業 体 制 の 中 で 労 働 集 約 的 な 工 程 を 担 う 原 材 料 部 品 を 輸 入 し 安 価 な 労 働 力 を 提 供 中 長 期 : 進 出 企 業 での 内 製 部 品 と 輸 入 原 材 料 部 品 を 使 用 したSKD 生 産 を 中 心 としながらも 企 業 内 で 技 術 蓄 積 が 進 み より 付 加 価 値 の 高 いものへと 製 造 品 目 が 高 度 化 また 原 材 料 や 部 品 の 国 内 生 産 も 開 始 3. 輸 出 競 争 力 があると 考 えられる 品 目 近 隣 諸 国 から 競 争 力 が 低 下 してきた 労 働 集 約 的 な 機 械 加 工 産 業 を 誘 致 することが 現 実 的 具 体 的 には 1 自 動 車 部 品 産 業 2 農 林 水 産 関 連 機 械 等 4. ビジネスプラン B 社 主 要 製 品 カンボジアへの 投 資 分 野 投 資 額 雇 用 生 産 額 販 売 ターゲット 経 済 効 果 自 動 車 部 品 自 動 車 部 品 の 製 造 約 300 万 米 ドル 約 100( 操 業 開 始 時 ) 約 600 万 米 ドル/ 年 全 量 をタイの 自 動 車 アセンブラーへ 輸 出 雇 用 創 出 外 貨 獲 得 12
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