スライド 1



Similar documents
< F2D874491E682528FCD2091E DF C A2E>

<96DA8E9F81698D8791CC A2E786C73>

各論_1章〜7章.indd

第 3 回 肥 満 質 質 基 本 形 酸 質 胃 腸 酵 素 酸 分 解 小 腸 吸 収 血 中 注 入 酸 各 細 胞 質 材 料 使 不 要 質 分 解 再 利 用 糖 不 足 酸 肝 臓 窒 素 除 去 糖 生 成 源 低 血 糖 時 補 充 大 栄 養 素 脂 肪 炭 水 化 物 大 栄

5 月 27 日 4 子 宮 頸 癌 1 GIO: 子 宮 頸 癌 の 病 態 診 断 治 療 について 理 解 する SBO: 1. 子 宮 頸 癌 の 発 癌 のメカニズムや 発 癌 過 程 について 説 明 できる 2. 子 宮 頸 癌 および 前 癌 病 変 の 分 類 ついて 説 明 でき

Microsoft PowerPoint _GP向けGL_final

これらを 踏 まえ 当 健 保 組 合 では 被 保 険 者 の QOL 向 上 および 医 療 費 適 正 化 に 向 け 生 活 習 慣 病 予 防 対 策 の 追 加 的 な 取 り 組 みを 開 始 した 平 成 23 年 度 は 対 象 疾 病 として 糖 尿 病 にフォーカスする ことと

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

- 糖 結 合 質 変 性 劣 化 糖 - 炭 水 化 物 糖 + 食 物 繊 維 理 解 助 糖 取 上 酸 化 - 酸 化 合 病 気 酸 化 酸 化 活 性 酸 素 言 葉 目 機 会 多 思 比 言 葉 聞 思 体 内 酸 化 直 接 的 病 気 老 化 惹 起 遠 巻 病 気 老 化 要

第12回 代謝統合の破綻 (糖尿病と肥満)

1章A_責了.indd

Microsoft Word - 2章.doc

主 要 な が ん 治 療 に つ い て 入 院 に か か る 医 療 費 の 支 払 い か ら 計 算 し た も の で す 例 え ば 胃 が ん に つ い て は 平 均 入 院 費 は 総 額 約 万 円 で 自 己 負 担 額 は 約 3 3 万 円 程 度 必 要

< F2D F97CC8EFB8F BE8DD78F9192CA926D>

目次

(Microsoft PowerPoint - \223\234\224A\225a.ppt)

Microsoft PowerPoint - 糖尿病調査リリース最終稿110707

図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

Taro-4-1-4糖尿病(PDF用).jtd

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

(Microsoft Word - \213\213\227^\201E\222\350\210\365\212\307\227\235\214\366\225\\\201iH \)\201iHP\227p\201j.doc)

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

健 康 医 療 戦 略 に 係 る 農 林 産 省 の 主 な 取 組 みについて 1. 健 康 長 寿 社 会 の 形 成 のための 食 の 研 究 開 発 の 推 進 2. 医 福 食 農 連 携 の 取 組 の 推 進 3 5 2

ウ 一 日 当 たりの 摂 取 目 安 量 粒 ~ 粒 お 召 し 上 がりください という 旨 の 幅 の 両 端 をもって 表 示 することも 可 能 です エ 栄 養 成 分 の 量 及 び 熱 量 ( 栄 養 成 分 表 示 ) 一 日 の 摂 取 目 安 量 当 たりの 栄 養 成 分 の


Microsoft Word - 3大疾病保障特約付団体信用生命保険の概要_村上.docx


診療行為コード

カラーP1.indd

試 験 概 略 試 験 目 的 同 同 一 一 規 規 格 格 の の 電 電 熱 熱 線 線 式 式 ヒーティングユニットを2 台 台 並 並 べ べ 片 片 方 方 のユニットに 遠 遠 赤 赤 外 外 線 線 放 放 射 射 材 材 料 料 である アルミ 合 金 エキスパンションメタルを 組

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

Taro-H19退職金(修正版).jtd

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

Microsoft Word - 02目次.doc

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

( 医 療 機 器 の 性 能 及 び 機 能 ) 第 3 条 医 療 機 器 は 製 造 販 売 業 者 等 の 意 図 する 性 能 を 発 揮 できなければならず 医 療 機 器 としての 機 能 を 発 揮 できるよう 設 計 製 造 及 び 包 装 されなければならない 要 求 項 目 を

1 資 料 編 我 が 国 の 人 口 の 推 移 厚 労 働 全 般 平 成 24 年 版 厚 労 働 白 書 5

EST_  H.8.6.

Microsoft Word - 通知 _2_.doc

認 定 看 護 師 専 門 看 護 師 集 中 ケア 新 生 児 集 中 ケア A 呼 吸 ケアチーム 加 算 150 点 呼 吸 ケアチームの 設 置 救 急 看 護 小 児 救 急 看 護 慢 性 呼 吸 器 疾 患 看 護 急 性 重 症 患 者 看 護 A 247 認 知 症

<4D F736F F F696E74202D208D4C94A C BB38EBA814089FC95CF2E B8CDD8AB B83685D>

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

< DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

tokutei2-7.xls

HIV感染防止マニュアル(出力用).indd

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

平成24年度 福島県患者調査の概況(厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課 保健統計室:H )

【分割ファイル4-4】

監 修 北 辰 会 有 澤 総 合 病 院 内 科 大 八 木 秀 和 1 時 間 目 子 宮 内 膜 症 名 古 屋 大 学 大 学 院 医 学 系 研 究 科 産 婦 人 科 中 原 辰 夫 NAKAHARA Tatsuo 月 経 困 腎 難 不 を 全 訴 とはどのような えて 来 院 される

3 保 険 料 ( 掛 金 )を 納 めていること 原 則 として 初 診 日 月 前 々 月 まで 国 民 年 金 加 入 期 間 全 体 うち 3 分 2 以 上 きち んと 納 めている( 保 険 料 免 除 期 間 も 含 む)ことが 必 要 です 現 在 は 特 例 として 初 診 日 が

1.H26年エイズ発生動向年報ー概要

全設健発第     号

人 間 ドックコース( 脳 検 査 がん 検 査 含 む) 298,000 円 / 税 込 その 他 肥 満 症 やせ 症 高 / 低 血 圧 近 視 乱 視 白 内 障 緑 内 障 網 膜 疾 患 外 部 の 音 を 遮 断 したブースで 音 を 聞 き 取 って 調 難 聴 腹 部 超 音 波

○医療用医薬品の使用上の注意記載要領について

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

スライド 1

5 月 19 日 5 新 生 児 の 呼 吸 障 害 GIO: 新 生 児 期 に 生 じる 呼 吸 障 害 の 病 態 の 特 徴 を 説 明 でき 胸 部 XPから 診 断 できる SBO: 1. 新 生 児 呼 吸 障 害 の 病 態 に 基 づく 症 状 の 特 徴 を 説 明 できる 2.

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

3. 外 来 収 支 分 析 表 Ⅲ 3 1は 外 来 部 門 の 診 療 科 別 の 損 益 経 営 指 標 を 表 したものです 外 来 部 門 の 医 業 収 益 は 3 億 32 百 万 円 材 料 費 等 を 差 し 引 いた 第 一 限 界 利 益 額 が2 億 46 百 万 円 直 接

Microsoft Word - 目次.doc

(Microsoft Word _10\214\216\222\262\215\270\203\212\203\212\201[\203X_\215\305\217I\215e.doc)

大 腸 がん 術 後 内 服 化 学 療 法 連 携 1コース~3コース 大 腸 がん 術 後 内 服 化 学 療 法 連 携 4コース 以 降 拠 点 病 院 への 紹 介 基 準 : 食 事 が 入 らないとき 腫 瘍 マーカー 上 昇 時 発 熱 時 処 方 拠 点 病 院 への 紹 介 基

5 月 25 日 2 口 腔 咽 頭 唾 液 腺 の 疾 患 2 GIO: 口 腔 咽 頭 唾 液 腺 の 疾 患 を 理 解 する SBO: 1. 急 性 慢 性 炎 症 性 疾 患 を 説 明 できる 2. 扁 桃 の 疾 患 を 説 明 できる 3. 病 巣 感 染 症 を 説 明 できる 4

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

< AF82A282D182E582A4955C8E F6C31392E6169>

1. 超 高 齢 社 会 生 活 習 慣 病 の 増 加 増 大 する 国 民 医 療 費 により 危 機 的 状 況 を 迎 える 国 民 の 健 康 生 活 国 民 の 健 康 や 将 来 の 生 活 に 対 する 不 安 の 増 大 医 療 費 増 大 等 による 医 療 介 護 制 度 の

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

【資料1】栄養強調表示等について

○00表紙

Microsoft Word - H25普通会計決算状況 .docx

仙台市のエイズ・性感染症の現状       資料4

アフターケア.indd

別紙3

一般用漢方製剤の添付文書等に記載する使用上の注意の一部改正について_3

<4D F736F F D208E9197BF332D C C7689E C4816A2E646F63>

肝機能検査の基礎

<4D F736F F F696E74202D C928D4E C182C4967B939682C991CC82C982A282A282CC F4390B394C529>

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

資 料 -6 平 成 20 年 度 第 2 回 北 陸 地 方 整 備 局 事 業 評 価 監 視 委 員 会 特 定 構 造 物 改 築 事 業 事 後 評 価 説 明 資 料 平 成 20 年 11 月 北 陸 地 方 整 備 局 -0-

①表紙

< F2D817995DB94AD D8691E6328D86817A96BE8DD78F91>

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

Microsoft Word - conference

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

Microsoft PowerPoint - 390

スライド 1

第 2 部 各 論 1 糖 尿 病 に 関 する 柏 市 の 現 状 及 び 健 康 課 題 糖 尿 病 に 関 する 柏 市 の 現 状 から, 柏 市 の 健 康 課 題 を 抽 出 します 柏 市 の 現 状 データ 疾 病 の 指 摘 状 況 再 掲 図 4 成 人 の 疾 病 の 指 摘

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D F816988C431816A82BD82A294EC82F08FE38EE882C B582E682A >

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

Microsoft Word - 公表資料(H22).doc

ひろっぱ355号2月Web用に.indd

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

1 はじめに 計 画 の 目 的 国 は 平 成 18 年 度 に 住 生 活 基 本 法 を 制 定 し 住 まいに 関 する 基 本 的 な 計 画 となる 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 )を 策 定 し 住 宅 セーフティネットの 確 保 や 住 生 活 の 質 の 向 上

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

Transcription:

1. すい 臓 の 生 理 学 血 糖 値 を 下 げる 唯 一 のホルモン : インスリン すい 臓 から 分 泌 される すい 臓 の 働 き 消 化 液 の 分 泌 ホルモンの 分 泌 すい 臓 のホルモン 分 泌 に 関 わる 細 胞 の 集 まり 食 物 の 消 化 を 助 ける 血 糖 値 に 関 係 する ランゲルハンス 島 細 胞 の 名 称 分 泌 されるホルモン ホルモンの 役 割 a 細 胞 (A 細 胞 ) グルカゴン 血 糖 値 を 上 げる b 細 胞 (B 細 胞 ) インスリン 血 糖 値 を 下 げる

1. ホルモンとは ホルモン 内 分 泌 血 液 など 体 の 中 に 向 けて 分 泌 される 物 質 例 ) すい 臓 のランゲルハンス 島 血 液 中 にホルモンが 分 泌 され 血 糖 値 を 調 節 する 外 分 泌 分 泌 腺 から 体 の 表 面 や 消 化 管 などに 分 泌 例 ) すい 臓 から 分 泌 される 膵 液 消 化 管 である 十 二 指 腸 へ 分 泌

1. 糖 の 流 れにおける 全 体 像 1 糖 が 分 解 吸 収 される 食 事 ブドウ 糖 まで 分 解 される ブドウ 糖 2 糖 が 血 液 中 に 分 布 する 3 インスリンが 作 用 する ( 糖 の 貯 蔵 ) 小 腸 から 糖 が 吸 収 され 血 液 中 へ 移 動 筋 肉 肝 臓 脂 肪 細 胞 インスリン

1. 糖 が 分 解 吸 収 される 糖 糖 糖 糖 炭 水 化 物 アミラーゼ 糖 糖 糖 糖 二 糖 類 : 腸 から 吸 収 されない a-グルコシダーゼ 糖 糖 糖 糖 単 糖 類 : 腸 から 吸 収 される (ブドウ 糖 ) 糖 は 二 糖 類 では 腸 から 吸 収 されない a-グルコシダーゼ(a-gi)によって 単 糖 類 まで 分 解 される

1. 糖 が 血 液 中 に 分 布 する ブドウ 糖 まで 分 解 され 小 腸 へ 移 動 血 液 中 へ 移 動 ブドウ 糖 血 糖 血 糖 値 血 液 中 に 溶 け 込 んだブドウ 糖 血 糖 の 値 正 常 な 人 と 糖 尿 病 患 者 における 血 糖 の 様 子 正 常 な 人 糖 尿 病 患 者

1. 糖 が 血 液 中 に 分 布 する 糖 尿 病 患 者 血 糖 値 が 高 いために 尿 中 に 糖 が 検 出 正 常 な 人 糖 尿 病 患 者 腎 臓 での 再 吸 収 の 概 要 尿 糖 尿 中 に 溶 け 込 んだブドウ 糖 血 管 糖 アミノ 酸 などを 再 吸 収 尿 細 管

1. インスリンが 作 用 する 血 液 中 の 糖 が 各 組 織 へ 分 布 血 糖 値 が 下 がる 血 液 中 の 糖 インスリン 筋 肉 肝 臓 脂 肪 細 胞 糖 新 生 とは 糖 を 新 しく 作 る 機 構 血 糖 値 が 低 くなる : 動 悸 や 手 足 のふるえ 昏 睡 状 態 など 糖 新 生 により 血 糖 値 の 下 がりすぎを 抑 える インスリンは 糖 新 生 を 抑 制

2. 1 型 糖 尿 病 糖 尿 病 の 種 類 1 型 糖 尿 病 2 型 糖 尿 病 免 疫 が 自 分 自 身 を 攻 撃 自 己 免 疫 疾 患 1 型 糖 尿 病 の 発 症 メカニズム 免 疫 がすい 臓 を 攻 撃 すい 臓 が 破 壊 され インスリンが 出 なくなる 子 供 や 若 い 人 で 多 く 発 症 痩 せている 人 が 多 い 1 型 糖 尿 病 の 治 療 はインスリン 注 射 が 絶 対 となる

2. 2 型 糖 尿 病 2 型 糖 尿 病 の 特 徴 生 活 習 慣 の 乱 れによって 発 症 経 口 血 糖 降 下 薬 が 有 効 インスリン 分 泌 低 下 インスリンの 分 泌 量 が 不 足 している インスリン 量 が 少 ないので 血 糖 値 が 上 昇 する インスリン 抵 抗 性 インスリンが 効 きにくくなっている 糖 が 各 組 織 に 取 り 込 まれにくいため 血 糖 値 が 上 がる

2. 糖 尿 病 の 自 覚 症 状 糖 尿 病 を 発 症 しても ほとんど 自 覚 症 状 が 表 れない 合 併 症 を 引 き 起 こすまで 気 が 付 かないことも 多 い 早 期 発 見 早 期 治 療 が 重 要 糖 尿 病 の 主 な 自 覚 症 状 水 分 を 多 くとる( 多 飲 ) 尿 の 量 が 増 える( 多 尿 ) 空 腹 感 が 強 い たくさん 食 べる( 多 食 ) 体 重 が 減 少 する( 体 重 減 少 )

2. 糖 尿 病 の 合 併 症 網 膜 症 腎 症 神 経 障 害 大 血 管 障 害 合 併 症 網 膜 症 腎 症 神 経 障 害 症 状 目 に 起 こる 合 併 症 網 膜 の 血 管 に 障 害 が 起 こり 視 力 が 低 下 する 失 明 原 因 の 上 位 を 占 める 腎 臓 に 起 こる 合 併 症 タンパク 尿 などを 経 て 慢 性 腎 不 全 となる 透 析 が 必 要 となる 原 因 の 一 位 が 糖 尿 病 性 腎 症 である 神 経 に 起 こる 合 併 症 手 足 のしびれや 痛 みが 起 こる 発 汗 障 害 便 通 異 常 起 立 性 低 血 圧 勃 起 障 害 (ED)など

2. 糖 尿 病 の 診 断 早 朝 空 腹 時 血 糖 値 早 朝 空 腹 時 血 糖 値 が126 mg/dl 以 上 血 糖 値 が 最 も 下 がっている 時 の 値 75 g ブドウ 糖 負 荷 試 験 75 g ブドウ 糖 負 荷 試 験 で2 時 間 後 血 糖 値 が200 mg/dl 以 上 糖 を 投 与 することにより どれくらい 血 糖 値 が 上 がるか 随 時 血 糖 値 随 時 血 糖 値 が200 mg/dl 以 上 食 事 をした 時 間 を 考 慮 せずに 測 定 した 血 糖 値

2. HbA1c その 時 点 での 血 糖 値 を 測 定 食 事 内 容 のコントロールによって 血 糖 値 が 変 動 HbA1c が 使 用 される HbA1c の 特 徴 糖 が 存 在 するとHbA1c が 生 成 血 糖 値 が 高 いほど HbA1c の 値 も 高 くなる 赤 血 球 の 寿 命 は 約 120 日 1~2 ヶ 月 の 血 糖 値 の 変 動 を 調 べることができる

2. 血 糖 値 の 測 定 値 指 標 優 ( 正 常 型 ) 良 ( 境 界 型 ) 不 十 分 可 不 良 不 可 HbA1c 値 (%) 6.2 未 満 6.2~6.9 未 満 6.9~7.4 未 満 7.4~8.4 未 満 8.4 以 上 空 腹 時 血 糖 値 (mg/dl) 80~110 未 満 110~130 未 満 130~160 未 満 160 以 上 食 後 2 時 間 血 糖 値 (mg/dl) 80~140 未 満 140~180 未 満 180~220 未 満 220 以 上 この 値 で 推 移 させる 血 糖 コントロールが 不 良 HbA1c の 値 が6.5 % 以 上 で 糖 尿 病 と 判 断

2. インスリンは 体 にとって 不 要 なもの? 人 間 がまだ 狩 りなどをしていた 頃 : 飢 餓 との 戦 い 栄 養 を 脂 肪 やグリコーゲンとして 保 存 環 境 が 変 化 して 飽 食 の 時 代 へ 糖 尿 病 などの 生 活 習 慣 病 が 問 題 となる 血 糖 値 を 上 げる 物 質 はいくつも 存 在 する 血 糖 値 を 下 げる 物 質 はインスリンだけ それまでの 歴 史 でインスリンは 重 要 でない 物 質 だった

2. 復 習 1 型 糖 尿 病 免 疫 がすい 臓 を 攻 撃 すい 臓 が 破 壊 され インスリンが 出 なくなる 治 療 にはインスリン 注 射 が 絶 対 適 応 2 型 糖 尿 病 生 活 習 慣 の 乱 れによって 発 症 インスリン 分 泌 不 全 インスリン 抵 抗 性 経 口 血 糖 降 下 薬 が 有 効

2. 復 習 糖 尿 病 を 発 症 しても ほとんど 自 覚 症 状 が 表 れない 合 併 症 を 引 き 起 こすまで 気 が 付 かないことも 多 い 早 期 発 見 早 期 治 療 が 重 要 水 分 を 多 くとる( 多 飲 ) 尿 の 量 が 増 える( 多 尿 ) 空 腹 感 が 強 い( 多 食 ) 体 重 が 減 少 する( 体 重 減 少 ) 糖 尿 病 による 合 併 症 網 膜 症 腎 症 神 経 障 害 大 血 管 障 害

3. 食 事 療 法 一 日 のエネルギー 摂 取 量 の 計 算 式 身 体 活 動 量 標 準 体 重 (kg) = 標 準 体 重 (kg)= 身 長 (m) 身 長 (m) 22 一 日 のエネルギー 摂 取 量 (kcal) 生 活 活 動 強 度 の 分 類 身 体 活 動 量 軽 労 作 デスクワークが 主 な 人 主 婦 など 25~30 kcal/kg 標 準 体 重 普 通 の 労 作 立 ち 仕 事 が 多 い 人 30~35 kcal/kg 標 準 体 重 重 い 労 作 力 仕 事 の 多 い 人 35~ kcal/kg 標 準 体 重

3. 食 事 療 法 食 品 交 換 表 : 80 kcal を 一 単 位 一 単 位 の 目 安 ごはん 茶 碗 1/2(50 g) 鶏 卵 一 個 (50 g) さんま さけ さわらなど(40 g) 緑 黄 色 野 菜 ( 合 計 300 g) 例 ) 一 日 のエネルギー 摂 取 量 を1600 kcalに 抑 えたい 20 単 位 までなら 一 日 の 中 で 摂 取 しても 良 いカロリー 他 の 食 品 への 交 換 も 可 能

3. 食 事 療 法 現 実 的 な 問 題 食 品 交 換 表 の 使 用 多 くの 場 合 途 中 で 怠 けてしまう 気 をつけるべき 点 間 食 を 避 ける アルコールを 控 える 摂 取 するエネルギー 量 を 減 らす 腹 八 分 目 まで 食 べる

3. 運 動 療 法 肥 満 細 胞 の 肥 大 化 インスリンが 効 きにくくなる(インスリン 抵 抗 性 ) 運 動 療 法 の 効 果 体 重 を 落 としてインスリン 抵 抗 性 を 改 善 血 糖 値 を 低 下 させる 体 重 60 kg の 人 が100 kcal 消 費 するために 必 要 な 運 動 と 時 間 ゴルフ( 約 20 分 ) サイクリング( 約 20 分 ) ウォーキング( 約 25 分 ) テニス( 約 10 分 )

4. 糖 尿 病 治 療 の 流 れ 2 型 糖 尿 病 の 病 態 インスリン 分 泌 不 全 : インスリンの 分 泌 が 不 足 している インスリン 抵 抗 性 : インスリンが 効 きにくくなっている インスリンの 働 きを 強 めるように 治 療 する 治 療 開 始 糖 尿 病 治 療 の 流 れ 食 事 療 法 運 動 療 法 経 口 血 糖 降 下 薬 インスリン 療 法

4. 糖 毒 性 糖 毒 性 : 高 血 糖 状 態 が 続 くことによって 起 こる 毒 性 合 併 症 が 引 き 起 こされる 網 膜 症 腎 症 神 経 障 害 大 血 管 障 害 食 後 高 血 糖 (mg/dl) 糖 尿 病 患 者 正 常 な 方 血 糖 値 200 100 0 朝 食 昼 食 夕 食

4. スルホニル 尿 素 薬 (SU 剤 ) b 細 胞 (ランゲルハンス 島 ) スルホニル 尿 素 薬 (SU 剤 ) すい 臓 SU 受 容 体 刺 激 インスリン 分 泌 SU 剤 は 全 体 の 血 糖 値 を 下 げる (mg/dl) 糖 尿 病 患 者 SU 剤 を 投 与 した 患 者 血 糖 値 200 100 0 朝 食 昼 食 夕 食

4. 速 効 型 インスリン 分 泌 促 進 薬 速 攻 型 インスリン 分 泌 促 進 薬 SU 受 容 体 に 作 用 することでインスリン 分 泌 を 促 す スルホニル 尿 素 薬 (SU 剤 )との 違 い 早 く 効 果 を 表 し 効 果 がなくなる 時 間 も 早 い 血 中 イ ン ス リ ン 濃 度 食 事 糖 尿 病 患 者 薬 を 服 用 した 後 時 間 経 過 注 意 点 : 食 直 前 に 服 用 する 必 要 がある

4. a-グルコシダーゼ 阻 害 薬 (a-gi) 糖 糖 糖 糖 炭 水 化 物 アミラーゼ 糖 糖 糖 糖 二 糖 類 : 腸 から 吸 収 されない a-グルコシダーゼ 糖 糖 糖 糖 単 糖 類 : 腸 から 吸 収 される (ブドウ 糖 ) a-グルコシダーゼ 阻 害 薬 (a-gi) 食 事 後 の 急 激 な 高 血 糖 状 態 を 改 善 する

4. a-グルコシダーゼ 阻 害 薬 (a-gi) 状 態 通 常 の 小 腸 血 管 急 速 に 糖 が 吸 収 薬 を 服 用 小 腸 血 管 時 間 をかけて 糖 が 吸 収 a-グルコシダーゼ 阻 害 薬 (a-gi)の 注 意 点 低 血 糖 が 起 こった 場 合 ブドウ 糖 が 必 要 ( 砂 糖 は 不 可 ) 食 直 前 に 服 用 する 必 要 がある

4. ビグアナイド 系 薬 (BG 薬 ) ビグアナイド 系 薬 (BG 薬 )の 作 用 機 序 1 腸 管 からの 糖 吸 収 を 抑 制 2 肝 臓 での 糖 新 生 を 抑 制 3 糖 の 筋 肉 内 への 取 り 込 みを 促 進 血 管 1 小 腸 乳 酸 肝 臓 2 糖 新 生 ブドウ 糖 3 促 進 重 篤 な 副 作 用 : 乳 酸 アシドーシス

4. チアゾリジン 系 薬 チアゾリジン 系 薬 が 肥 満 化 した 細 胞 へ 作 用 小 さい 脂 肪 細 胞 へと 変 化 肥 大 化 した 脂 肪 細 胞 インスリンの 働 きを 悪 くする 物 質 を 放 出 それ 以 上 糖 を 取 り 込 めない インスリン 抵 抗 性 の 増 大 ブドウ 糖 を 取 り 込 みやすくなる インスリン 抵 抗 性 の 改 善 副 作 用 : 肥 満 が 助 長 される

4. DPP-4 阻 害 薬 インスリン 分 泌 : 食 事 がきっかけとなって 分 泌 される この 機 構 にはインクレチンが 大 きく 関 与 している インクレチンとは インスリン 分 泌 を 促 進 するホルモン 食 事 をした 時 に 分 泌 される 高 血 糖 時 に 血 糖 を 低 下 させる 消 化 管 ホルモンの 総 称 インクレチンの 働 きを 強 める インスリン 分 泌 を 促 して 糖 尿 病 を 治 療 できる DPP-4 阻 害 薬 : インクレチンの 働 きを 強 める

4. DPP-4 阻 害 薬 DPP-4 阻 害 薬 の 作 用 機 序 食 事 インスリン 分 泌 すい 臓 (b 細 胞 ) 小 腸 ( 消 化 管 ) インクレチン (GLP-1 やGIP ) すい 臓 に 作 用 して インスリン 分 泌 を 促 進 DPP-4 阻 害 薬 DPP-4 インクレチンを 分 解

4. 低 血 糖 糖 尿 病 治 療 薬 の 重 大 な 副 作 用 : 低 血 糖 低 血 糖 症 状 の 進 行 無 気 力 倦 怠 感 発 汗 動 悸 血 圧 上 昇 ふるえ 顔 面 蒼 白 眠 気 意 識 消 失 けいれん 昏 睡 状 態 低 血 糖 症 状 が 表 れた 時 の 対 処 我 慢 せずに 糖 分 を 取 る(ブドウ 糖 などを 口 に 含 む) a-グルコシダーゼ 阻 害 薬 服 用 時 は 特 に 注 意 ブドウ 糖 を 摂 取 ( 砂 糖 は 不 可 )

5. インスリンの 絶 対 適 応 と 相 対 適 応 絶 対 適 応 インスリン 療 法 を 避 けることができない 1 型 糖 尿 病 妊 娠 糖 尿 病 糖 尿 病 性 昏 睡 など 相 対 適 応 インスリン 療 法 が 必 ずしも 必 要 ではない 2 型 糖 尿 病 より 良 い 血 糖 コントロールを 目 指 して 使 用

5. 妊 娠 糖 尿 病 妊 娠 糖 尿 病 とは 妊 娠 をきっかけとして 糖 尿 病 の 症 状 を 発 症 する 早 産 や 羊 水 過 多 巨 大 児 妊 娠 高 血 圧 症 候 群 などのリスク 妊 娠 中 に 分 泌 されるエストロゲン( 女 性 ホルモン)など インスリン 抵 抗 性 を 悪 化 させる 妊 娠 糖 尿 病 の 治 療 経 口 血 糖 降 下 薬 催 奇 形 性 や 胎 児 の 低 血 糖 のリスク インスリン 療 法 が 絶 対 適 応 となる

5. インスリン 製 剤 の 分 類 インスリン 分 泌 追 加 分 泌 : 食 事 によってインスリンが 一 時 的 に 分 泌 される 基 礎 分 泌 : 一 日 中 一 定 の 割 合 でインスリンが 分 泌 血 中 イ ン ス リ ン 濃 度 追 加 分 泌 追 加 分 泌 基 礎 分 泌 追 加 分 泌 朝 食 昼 食 夕 食 時 間 経 過

5. インスリン 製 剤 の 分 類 インスリン の 種 類 超 速 攻 型 作 用 : 約 10~20 分 後 持 続 時 間 :3~5 時 間 作 用 の 特 徴 ( 時 間 ) 0 4 8 12 16 20 24 速 攻 型 作 用 : 約 30 分 後 持 続 時 間 : 約 8 時 間 中 間 型 作 用 : 約 1 時 間 半 後 持 続 時 間 : 約 24 時 間 混 合 型 超 速 攻 型 または 速 攻 型 と 中 間 型 を 混 合 持 効 型 作 用 :1~2 時 間 後 持 続 時 間 : 約 24 時 間

5. 血 糖 自 己 測 定 (SMBG) 血 糖 自 己 測 定 (SMBG)とは 血 糖 値 測 定 を 自 分 で 行 い 日 常 生 活 の 中 でチェックすること インスリン 治 療 を 行 っている 方 低 血 糖 かな? と 思 ったとき 運 動 時 インスリン 注 射 の 前 後 血 糖 値 を 確 認 することで 低 血 糖 を 予 防 できる 低 血 糖 の 早 期 発 見 早 期 対 応 が 可 能 となる 運 動 の 効 果 を 測 定 できる 低 血 糖 の 有 無 を 判 断 できる インスリンの 効 果 を 確 認 できる インスリン 投 与 量 の 調 節 における 判 断 材 料 になる インスリン 治 療 を 行 っていない 方 食 事 の 前 後 運 動 後 薬 を 変 更 した 時 食 事 が 血 糖 値 に 与 える 影 響 が 分 かる 間 食 の 影 響 も 測 定 することができる 運 動 による 効 果 が 分 かる モチベーションの 維 持 に 繋 がる 薬 の 効 果 を 確 かめることができる 薬 の 服 用 によって 低 血 糖 が 起 こるかどうかの 確 認 予 防 ができる