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参 考 資 料 1- 上 小 国 ダム 事 業 の 検 証 に 係 る 検 討 報 告 書 補 足 資 料 平 成 年 月 山 形 県

< 目 次 > 第 1 章 上 小 国 の 流 域 の 状 況 ( 報 告 書.1.7 自 然 環 境 )... 1 第 章 治 対 の 沿 革 ( 報 告 書... 治 事 業 の 沿 革 )... 第 章 河 整 備 基 本 方 針 及 び 河 整 備 画 の 概 要 ( 報 告 書.. 現 行 の 治 画 )... 第 章 上 小 国 ダムの 概 要 ( 報 告 書. 上 小 国 ダムの 概 要 )... 第 5 章 上 小 国 ダム 事 業 等 の 点 検 ( 報 告 書. 上 小 国 ダム 検 証 に 係 る 検 討 の 内 容 )... 第 章 対 の 立 地 の 考 え 方 とそれぞれの 対 の 概 要 ( 報 告 書.. 概 略 による 治 対 の 抽 出 )... 5 第 7 章 検 討 の 場 開 催 状 況 パブコメ 意 見 聴 取 の 実 施 状 況 それぞれの 概 要 ( 報 告 書 5. 関 係 者 の 意 見 等 )... 9 第 8 章 対 応 方 針 ( 報 告 書. 対 応 方 針 )... 1

第 1 章 上 小 国 の 流 域 の 状 況 報 告 書 P-11~1 に 示 す.1.7. 自 然 環 境 で 区 分 した(1) 下 流 域 () 中 流 域 () 上 流 域 () 上 流 域 の 支 流 の 区 域 及 び 赤 倉 温 泉 の 状 況 は 以 下 に 示 すとおりである 上 小 国 : 河 上 小 国 流 路 延 長 :.9km 流 域 面 積 :1.km : 流 域 界 : 市 町 村 界 上 : 画 基 準 点 写 真 1 上 との 合 流 点 付 近 下 流 域 瀬 見 温 泉 上 白 上 小 国 絹 出 上 町 中 流 域 写 真 撮 影 方 向 上 流 域 赤 倉 温 泉 上 1 舟 形 町 赤 倉 5 翁 峠 みみずく 山 上 流 域 の 支 流 写 真 7 赤 倉 温 泉 の 状 況 写 真 下 流 域 写 真 中 流 域 写 真 赤 倉 温 泉 の 状 況 写 真 5 上 流 域 写 真 上 流 域 の 支 流 1

第２章 治事業の沿革 築 上小国の治対 堤 河道掘削 については 昭和 Ｎ 年代や昭和 年の既往洪 に対応するため 中流の しもしらかわ,m 下白地区や下流の舟形 地区において河道改修が実 S S9 局改(下白) L=85m S8 H 局改(向町) L=7m,m 施された さらに 昭和 9 年の洪により 舟形町 ながさわ せ み 長沢地区 上町瀬見地区 などで河道改修を進め 中心部から上流に向かって 河道改修を実施 上町と舟形町の中心部被害 中心部から上流に向かって 河道改修を実施 S5 H 局改(瀬見) L=5m S7 H 局改(月楯) L=1,185m 箇所から順次上流に向かっ て河道改修を進めており S5 H9 局改(本城) L=1,m S9 H9 局改(長沢) L=1,8m 舟形町では抜本的な治対 S S7 小規模 L=,m が完了している H 局改 (舟形) L=,18m しかし 上町赤倉地区 においては 平成 1 年度か ら平成 1 年度にかけて一 H1 H1 県単 河改修 (赤倉) 部で河道改修(築堤)が実施 されたが 温泉旅館等が 沿いに立ち並んでいること から 河道の拡幅が制限さ 局 改 河局部改 れ また温泉への影響から 良事業 河床の掘削も制限され 抜 小規模 小規模河 本的な治対には至って 改修事業 いない このような中 平成 15 年に 上圏域河整備 平成19年1月に上小国 の治画として築堤 河 道掘削などによる河積の拡 右岸流下能力[m ] 画 が定され その後 1 5 7 8 9 1 11 1 1 1 15 1 17 18 19 1 5 7 8 9 1 5 7 8 9 上合流点からの距離 kｍ 18 1 1 山付け区間 1 山付け区間 1 8 大と治専用の 流型ダ ム による洪調節を行う 域河整備画(変更) が 定され 上小国ダム 事業については 平成 年度から建設事業に進んで いる 左岸流下能力[m ] ことが定められた 上圏 基本高流量 画高流量 8 1 山付け区間 1 山付け区間 大流下能力 1 無害流下能力 1 18 1 5 H H1 局改 (舟形) 7 8 9 1 11 1 1 1 15 S9 H9 局改 長沢 1 17 18 19 1 S5 H 局改 瀬見 5 7 8 9 1 S7 H 局改 S5 H9 局改 S S9 局改 月楯 (本城) S8 H 局改 (下白) 向町 5 7 8 H1 H1 小規模 (赤倉) 9 上合流点からの距離 kｍ

第 章 河 整 備 基 本 方 針 及 び 河 整 備 画 の 概 要 1. 河 整 備 基 本 方 針 上 系 河 整 備 基 本 方 針 ( 国 土 交 通 省 :H11.1.1 定 )は 以 下 のとおりであり 上 小 国 の 支 合 流 流 量 は1,m とされている. 河 整 備 の 基 本 となるべき 事 項 上 系 河 整 備 基 本 方 針 から 上 小 国 に 関 する 箇 所 の 写 しを 引 用 (1) 基 本 高 並 びにその 河 道 及 び 洪 調 節 施 設 への 配 分 に 関 する 事 項 基 本 高 は 大 正 年 8 月 昭 和 19 年 7 月 昭 和 年 8 月 昭 和 年 8 月 等 の 既 往 洪 について 検 討 した 結 果 そ のピーク 流 量 を 基 準 両 羽 において9,m とし このうち 流 域 内 の 洪 調 節 施 設 により 1,ec を 調 節 して 河 道 への 配 分 流 量 を 8,m ec とする 河 名 基 本 高 のピーク 流 量 等 一 覧 表 ( 単 位 :m ec) 基 準 基 本 高 の ピーク 流 量 洪 調 節 施 設 に よる 調 節 流 量 河 道 への 配 分 流 量 上 両 羽 9, 1, 8, () 主 要 な における 画 高 流 量 に 関 する 事 項 画 高 流 量 は 西 大 塚 において,8m ec とし 置 賜 白 等 の 支 を 合 わせて 小 出 において,m ec とし 須 寒 河 江 等 の 支 を 合 わせて 下 野 において 5,m ec とし さらに 上 小 国 鮭 等 の 支 を 合 わせ 両 羽 において 8,m ec とし 河 口 まで 同 流 量 とする 上 画 高 流 量 図 ( 単 位 :m ec). 河 整 備 画 一 級 河 上 系 上 圏 域 河 整 備 画 [ 変 更 ]( 知 事 管 理 区 間 ) 平 成 15 年 9 月 日 ( 平 成 19 年 1 月 1 日 一 部 変 更 )は 以 下 のとおり 一 級 河 上 系 上 圏 域 河 整 備 画 [ 変 更 ]( 知 事 管 理 区 間 )から 上 小 国 に 関 する 箇 所 の 写 しを 引 用 第 1 章 河 整 備 の 目 標 に 関 する 事 項 1- 河 整 備 画 の 目 標 1-- 洪 による 災 害 の 防 止 または 軽 減 に 関 する 事 項 上 圏 域 において 戦 後 大 の 被 害 をもたらした 降 雨 規 模 ( 南 部 では 昭 和 9 年 7 月 の 豪 雨 北 部 では 昭 和 5 年 8 月 の 豪 雨 ) の 洪 を 安 全 に 流 下 させることを 目 標 とする 第 章 河 整 備 の 実 施 に 関 する 事 項 -1-1 河 工 事 の 目 的 (1) 洪 を 安 全 に 流 下 させるための 河 工 事 目 標 とする 流 量 を 安 全 に 流 下 させるため 築 堤 掘 削 工 事 などによる 河 積 拡 大 及 びダムによる 洪 調 節 を 行 う -1- 河 工 事 の 種 類 施 行 の 場 所 及 び 河 管 理 施 設 の 概 要 上 圏 域 における 洪 を 安 全 に 流 下 させるための 河 工 事 の 場 所 は 下 記 のとおりとする ただし 河 の 抜 本 的 な 整 備 箇 所 以 外 は 維 持 管 理 に 位 置 づけるものとし 下 記 に 記 載 しないものとする また 親 に 配 慮 した 河 空 間 の 整 備 にあたっては 河 への 関 心 が 高 く 地 域 づくりと 一 体 となった 箇 所 において 地 域 住 民 と 十 分 意 見 を 交 換 した 上 で 実 施 する () 上 小 国 1) 河 道 の 整 備 表 5 施 行 場 所 一 覧 表 一 次 支 名 河 名 施 行 場 所 上 小 国 上 小 国 上 合 流 点 より km から 上 流 1.km 区 間 部 分 的 に 流 下 能 力 が 不 足 している 箇 所 の 築 堤 河 道 掘 削 を 行 う 1 配 慮 事 項 及 び 上 町 大 字 富 澤 字 大 森 地 先 にダムを 整 備 上 小 国 については 周 辺 の 豊 かな 自 然 環 境 や 景 観 河 の 利 用 状 況 を 踏 まえ 現 在 の 河 床 や 魚 類 の 生 息 環 境 を 可 能 な 限 り 保 全 復 元 する 上 大 臣 管 理 区 間 境 界 [1,] 1, JR 山 形 新 幹 線 白 山 上 白 絹 出 明 神 [8] [] (9) 75 1 8 赤 倉 上 小 国 ダム L=1.km 裸 字 : 画 高 流 量 [ ] : 基 本 高 流 量 ( ) : 大 放 流 量 図 画 流 量 配 分 図 ( 上 小 国 ) 5. 図 7 上 小 国 代 表 断 面 図 ( 上 合 流 点 から 上 流 9.km 単 位 :m) ) 洪 調 節 施 設 の 整 備 上 小 国 流 域 の 洪 調 節 を 行 う 目 的 で 治 専 用 ダムを 整 備 する 当 該 河 工 事 の 施 工 により 設 置 される 河 管 理 施 設 の 概 要 上 小 国 ダム の 画 高 流 量 m のうち5m の 洪 調 節 を 行 い 河 道 への 負 担 および 洪 被 害 の 軽 減 を 図 る

事 業 進 捗 状 況 第 章 上 小 国 ダムの 概 要 1. 上 小 国 ダムの 目 的 等 (1) 目 的 上 小 国 ダム の 画 高 流 量 m のうち 5m の 洪 調 節 を 行 い 河 道 への 負 担 および 洪 被 害 の 軽 減 を 図 る () 位 置 及 び 名 称 河 名 : 上 系 上 小 国 とみさわ 位 置 : 山 形 県 上 町 大 字 富 沢 地 先 もがみおぐにがわ ダム 名 称 : 上 小 国 上 上 小 国 流 路 延 長 :.9km 流 域 面 積 :1.km 長 者 原 新 庄 市 舟 形 町 上 小 国 瀬 見 上 白 合 流 前 上 小 国 ダム 集 面 積 :7.km 上 町 赤 倉 赤 倉 地 区 図.1. 上 小 国 ダム 位 置 図 : 河 : 流 域 界 :ダム 集 域 : 画 基 準 点 : 主 要 第 5 章 上 小 国 ダム 事 業 等 の 点 検 上 小 国 ダム 事 業 について 総 事 業 費 堆 砂 画 や 工 期 等 画 の 前 提 となっているデータ 等 について 点 検 を 行 った 1. 総 事 業 費 ダムの 総 事 業 費 は 平 成 19 年 度 の 算 定 では 約 7 億 円 としていたが 詳 細 設 に 基 づいた 新 の 数 量 と 山 形 県 におけ る 新 の 事 例 等 に 基 づき 算 定 した 結 果 工 事 費 約 9 億 円 測 量 及 び 試 験 費 約 19 億 円 用 地 費 及 び 補 償 費 約 億 円 事 務 費 約 億 円 で 合 約 億 円 となった. 堆 砂 画 上 小 国 ダムの 堆 砂 画 は 平 成 年 月 に 検 討 を 行 い 地 形 地 質 の 類 似 性 を 考 慮 して 選 定 した 近 隣 のダム( 管 理 開 始 から 平 成 18 年 まで)の 堆 砂 実 績 等 により 設 定 した 流 入 土 砂 量 を 流 砂 量 算 により 粒 径 別 に 区 分 し 一 次 元 河 床 変 動 算 によりダム 建 設 後 1 年 間 の 河 床 堆 積 土 砂 量 を 算 出 し も 堆 砂 量 が 多 くなる 値 を 採 用 した 新 の 結 果 であり 画 値 の,m は 妥 当 であると した. 画 の 前 提 となっているデータ 等 の 点 検 河 整 備 画 では 以 下 に 示 すとおり 基 準 点 赤 倉 において 基 本 高 のピーク 流 量 をm と 定 めている 1 画 規 模 は 戦 後 大 の 被 害 をもたらした 降 雨 規 模 ( 昭 和 9 年 7 月 の 豪 雨 )として 確 率 1/5 として 設 定 降 雨 継 続 時 間 時 間 を 採 用 し 過 去 に 発 生 した 洪 の 文 データを 収 集 整 理 して 確 率 処 理 を 行 い 1/5 確 率 規 模 での 対 象 降 雨 量 を 17mm/hr と 設 定 基 準 の 基 本 高 は 貯 留 関 数 法 による 流 出 算 を 行 い m に 決 定 その 後 の 理 文 データの 蓄 積 等 を 踏 まえ 規 定 画 の 基 本 高 ピーク 流 量 について 以 下 の 観 点 からの 点 検 を 行 った 過 去 の 洪 実 績 による 点 検 河 整 備 画 で 定 める 基 本 高 流 量 は 流 域 の 代 表 的 な 豪 雨 の 時 間 雨 量 資 料 が 存 在 する 昭 和 年 以 降 のデータをも とに 設 定 している 本 点 検 において 合 理 式 による 流 量 の 算 定 及 び 昭 和 年 以 前 の 昭 和 年 9 月 のアイオン 台 風 ( 台 風 9 号 )が 発 生 した 際 の 流 量 の 推 定 を 行 い 基 本 高 流 量 とほぼ 同 規 模 の 洪 が 発 生 していることを 確 認 した. 上 小 国 ダム 事 業 の 現 在 の 進 捗 状 況 上 小 国 ダム 事 業 は 平 成 7 年 度 から 治 画 検 討 文 調 査 温 泉 への 影 響 調 査 環 境 調 査 地 形 地 質 調 査 設 検 討 試 験 などの 実 施 画 調 査 ( 補 助 事 業 )に 着 手 し 平 成 年 度 末 執 行 済 み 事 業 費 は 約 1.5 億 円 である ダムの 総 事 業 費 約 億 円 に 対 する 進 捗 状 況 は 約 %である 事 業 完 了 残 事 業 1% 9% 7.5 億 円. 億 円 1. 億 円 8% 7% % 5% 7% 1% 1% % % % 1.5 億 円 1% % % % % 事 業 費 用 地 補 償 付 替 道 路 図.. 事 業 進 捗 状 況 ( 平 成 年 度 末 ) 表 5.1. 赤 倉 地 区 基 本 高 流 量 点 検 結 果 一 覧 河 整 備 画 定 時 今 回 点 検 事 項 手 法 貯 留 関 数 法 聞 き 取 りによる 類 似 台 風 の 対 比 による 氾 濫 浸 深 からの 推 定 アイオン 台 風 の 再 現 対 象 洪 昭 和 51 年 8 月 昭 和 年 9 月 アイオン 台 風 昭 和 年 9 月 アイオン 台 風 検 討 内 容 類 似 台 風 と 比 較 を 行 い 昭 和 年 昭 和 年 9 月 のアイオン 台 風 に 9 月 アイオン 台 風 発 生 当 時 の 仙 台 貯 留 関 数 法 により 赤 倉 の1/5 ついて 聞 き 取 りによる 浸 深 を 観 測 所 の 時 間 雨 量 を 赤 倉 の 時 超 過 確 率 流 量 を 算 出 もとに 等 流 算 により 流 量 を 算 間 雨 量 に 換 算 し 貯 留 関 数 法 によ 出 り 赤 倉 の 流 量 を 算 出 基 本 高 流 量 m 7m 以 上 9.m

第 章 対 の 立 地 の 考 え 方 とそれぞれの 対 の 概 要 1. 治 対 の 抽 出 治 対 メニュー 方 方 の 概 要 河 を 中 心 とした 対 適 用 性 検 討 結 果 方 方 の 概 要 流 域 を 中 心 とした 対 適 用 性 検 討 結 果 治 対 の 選 定 フロー 要 領 細 目 で 示 さ れ た の 方 か ら 適 用 可 能 な 方 を 抽 出 概 略 総 合 1 5 7 8 9 1 11 1 ダム ダムの 有 効 活 用 遊 地 ( 調 節 池 ) 等 放 路 ( 捷 路 ) 河 道 の 掘 削 引 堤 堤 防 のかさ 上 げ (モバイルレビー を 含 む) 河 道 内 の 樹 木 の 伐 採 決 壊 しない 堤 防 決 壊 しづらい 堤 防 高 規 格 堤 防 排 機 場 河 を 横 過 して 専 ら 流 を 貯 留 する 目 的 で 築 造 さ れた 構 造 物 である 洪 調 節 専 用 目 的 の 場 合 い わゆる 流 型 ダムとして 通 常 時 は 流 を 貯 留 し ない 形 式 とする 例 がある 既 設 ダムのかさ 上 げ 操 作 ルールの 見 直 し 等 によ り 洪 調 節 能 力 を 増 強 させる 方 である 洪 の 一 部 を 貯 留 し 河 道 のピーク 流 量 を 低 減 さ せ 洪 調 節 を 行 う 施 設 である 洪 を 分 流 し 河 道 のピーク 流 量 を 低 減 させる 方 である 河 道 を 掘 削 し 流 下 断 面 積 を 拡 大 することで 流 下 能 力 を 向 上 させる 方 である 堤 内 地 側 に 堤 防 を 新 築 し 流 下 断 面 積 を 拡 大 する ことで 流 下 能 力 を 向 上 させる 方 である 堤 防 の 高 さを 上 げることによって 河 道 の 流 下 能 力 を 向 上 させる 方 である 河 道 内 の 樹 木 群 を 伐 採 することで 流 下 能 力 を 向 上 させる 方 である 画 高 位 以 上 の 位 の 流 に 対 して 決 壊 しない 堤 防 である 画 高 位 以 上 の 位 の 流 に 対 しても 急 激 に 決 壊 しないような 粘 り 強 い 構 造 の 堤 防 である 通 常 の 堤 防 より 堤 内 地 側 の 堤 防 幅 が 非 常 に 広 い 堤 防 である 自 然 流 下 による 排 が 困 難 な 地 盤 の 低 い 地 域 で 堤 防 を 越 えて 強 制 的 に 内 を 排 するためのポン プを 有 する 施 設 である 赤 倉 地 区 上 流 にはダム 建 設 に 適 した 地 形 地 質 条 件 の があり 適 用 の 可 能 性 がある 赤 倉 地 区 上 流 には 既 設 のダムが 存 在 しないため 適 用 は 不 可 能 である 赤 倉 地 区 上 流 には 遊 地 の 建 設 に 適 した 平 坦 な 場 所 は 尐 ないが 適 用 の 可 能 性 がある 赤 倉 地 区 上 流 から 分 して 赤 倉 地 区 下 流 で 合 流 させることができる ルートがあり 適 用 の 可 能 性 がある 赤 倉 地 区 において 過 去 に 河 工 事 で 河 道 掘 削 を 実 施 した 際 に 複 数 の 旅 館 で 温 泉 の 湧 出 量 が 減 尐 したり 湯 温 の 低 下 を 招 いた 経 緯 がある が 適 用 の 可 能 性 がある 赤 倉 地 区 において 適 用 の 可 能 性 がある ただし 赤 倉 地 区 では 河 工 事 により 河 床 部 にある 温 泉 の 湧 出 に 影 響 をおよぼす 可 能 性 がある また 堤 内 地 に 築 堤 するため 温 泉 旅 館 等 の 移 転 が 必 要 となる 赤 倉 地 区 において 適 用 の 可 能 性 がある 赤 倉 地 区 には 流 下 能 力 の 阻 害 要 因 となる 河 道 内 樹 木 群 はなく 本 方 により 更 なる 治 安 全 度 の 向 上 を 図 ることは 困 難 である 今 後 技 術 的 な 課 題 に 対 する 調 査 研 究 が 必 要 な 方 であり 適 用 は 不 可 能 である 今 後 技 術 的 な 課 題 に 対 する 調 査 研 究 が 必 要 な 方 であり 適 用 は 不 可 能 である 赤 倉 地 区 の 堤 内 地 に 高 規 格 堤 防 の 用 地 を 確 保 できないため 適 用 は 不 可 能 である 内 を 排 することによる 被 害 の 軽 減 は 図 れるものの 流 下 能 力 は 向 上 しないので 本 方 により 更 なる 治 安 全 度 の 向 上 を 図 ることは 困 難 である 適 用 可 能 適 用 可 能 適 用 可 能 適 用 可 能 適 用 可 能 適 用 可 能 1 1 15 18 19 1 5 雤 貯 留 施 設 雤 浸 透 施 設 遊 機 能 を 有 する 土 地 の 保 全 輪 中 堤 二 線 堤 樹 林 帯 等 宅 地 のかさ 上 げ ピロティ 建 築 等 土 地 利 用 規 定 田 等 の 保 全 森 林 の 保 全 洪 の 予 測 情 報 の 提 供 等 害 保 険 等 都 市 部 における 保 機 能 の 維 持 のために 雤 を 貯 留 させるために 設 けられる 施 設 である 都 市 部 における 保 機 能 の 維 持 のために 雤 を 貯 留 浸 透 させるために 設 けられる 施 設 である 河 道 に 隣 接 して 自 然 に 洪 の 一 部 を 貯 留 して 洪 を 調 節 する 作 用 を 有 する 池 低 湿 地 等 を 保 全 する 方 である ある 特 定 の 区 域 を 洪 の 氾 濫 から 防 御 するため そ の 周 囲 を 囲 んで 設 ける 堤 防 である 本 堤 背 後 に 堤 内 地 に 築 造 される 堤 防 である 万 一 本 堤 が 決 壊 した 場 合 に 洪 氾 濫 の 拡 大 を 防 止 する 方 である 堤 防 の 治 上 の 機 能 を 維 持 増 進 し 又 は 洪 流 を 緩 和 するよう 堤 内 の 土 地 に 堤 防 に 沿 って 設 置 された 帯 状 の 樹 林 等 である 盛 土 して 宅 地 の 地 盤 高 を 高 くするなど 建 築 構 造 を 工 夫 することによって 浸 被 害 の 抑 制 等 を 図 る 方 である 浸 頻 度 や 浸 のおそれが 高 い 地 域 において 土 地 利 用 の 規 制 誘 導 によって 被 害 を 抑 制 する 方 であ る 雤 を 一 時 貯 留 したり 地 下 に 浸 透 させたりすると いう 田 の 機 能 を 保 全 する 方 である 森 林 土 壌 の 働 きにより 雤 を 地 中 に 浸 透 させ ゆっくり 流 出 させるという 森 林 の 機 能 を 保 全 する 方 である 住 民 が 的 確 で 安 全 に 避 難 できるように 洪 の 予 測 や 情 報 提 供 を 行 い 被 害 の 軽 減 を 図 ることは 重 要 な 方 である 家 屋 家 財 の 資 産 について 害 に 備 えるための 損 害 保 険 である (1)ダム( 流 型 ダム) () 遊 地 () 放 路 () 河 道 改 修 地 盤 の 保 機 能 が 低 い 都 市 部 を 対 象 とした 方 であり 赤 倉 地 区 では 効 果 が 低 いと 考 えられ 適 用 は 不 可 能 である 地 盤 の 保 機 能 が 低 い 都 市 部 を 対 象 とした 方 であり 赤 倉 地 区 では 効 果 が 低 いと 考 えられ 適 用 は 不 可 能 である 赤 倉 地 区 では 洪 時 に 自 然 に 貯 留 される 池 又 は 低 湿 地 が 存 在 しないた め 適 用 は 不 可 能 である 赤 倉 地 区 では 河 に 沿 って 温 泉 旅 館 が 存 在 し 観 光 面 への 影 響 が 必 至 であることから 適 用 は 不 可 能 である 赤 倉 地 区 の 堤 内 地 では 二 線 堤 を 建 設 するための 用 地 が 確 保 できないこ とから 適 用 は 不 可 能 である 赤 倉 地 区 の 堤 内 地 では 樹 林 帯 設 置 のための 用 地 が 確 保 できないことか ら 適 用 は 不 可 能 である 赤 倉 地 区 では 河 に 沿 って 温 泉 旅 館 が 数 多 く 存 在 し 温 泉 街 全 体 をか さ 上 げすることになるため 適 用 は 不 可 能 である 赤 倉 地 区 では 新 たな 土 地 開 発 等 の 画 がないため 適 用 は 不 可 能 であ る 赤 倉 地 区 上 流 は 山 間 部 で 田 が 尐 なく 適 用 は 不 可 能 である 赤 倉 地 区 上 流 に 森 林 が 広 範 囲 に 存 在 しており 今 後 も 適 切 に 維 持 管 理 が 行 われることにより 雤 貯 留 機 能 を 期 待 できるが 本 方 により 更 なる 治 安 全 度 の 向 上 を 図 ることは 困 難 である 山 形 県 では 既 に 山 形 県 河 砂 防 情 報 システム により 洪 に 関 す る 情 報 提 供 を 行 っており 本 方 により 更 なる 治 安 全 度 の 向 上 を 図 ることは 困 難 である 洪 被 害 の 発 生 そのものを 軽 減 できないことから 本 方 により 更 な る 治 安 全 度 の 向 上 を 図 ることは 困 難 である 1)ダム ) 遊 地 ( 調 節 池 ) 等 ) 放 路 ( 捷 路 ) 5) 河 道 の 掘 削 ) 引 堤 7) 堤 防 のかさ 上 げ 1ダム 赤 倉 地 区 の 治 対 赤 倉 地 区 上 流 約 kmに 流 型 ダムを 建 設 し 洪 調 節 効 果 により 赤 倉 地 区 の 洪 のピーク 流 量 をm から1m に 低 減 させる 流 型 ダム 赤 倉 地 区 の 治 対 赤 倉 地 区 上 流 の 低 平 地 に 遊 地 を 建 設 し 洪 調 節 効 果 により 赤 倉 地 区 の 洪 のピーク 流 量 をm から1m に 低 減 させるとともに 河 道 改 修 により 河 道 の 流 下 能 力 を 向 上 させる 赤 倉 地 区 の 治 対 赤 倉 地 区 上 流 に 分 を 設 け 洪 の 一 部 m を 別 ルートで 分 し 赤 倉 地 区 の 洪 のピーク 流 量 を1m に 低 減 させる 遊 地 1 遊 地 1~7 トンネルA トンネルB 遊 地 トンネルC 放 路 放 路 河 道 改 修 赤 倉 地 区 の 治 対 築 堤 引 堤 により 赤 倉 地 区 の 河 道 の 流 下 能 力 をm まで 向 上 させる 右 岸 拡 幅 両 岸 拡 幅 左 岸 拡 幅 流 型 ダム 遊 地 放 路 の 方 か らの 選 定 赤 倉 地 区 で 効 果 が 定 量 的 に 見 込 む こと が 可 能 な 方 を の 方 か ら 選 定 概 略 選 定 さ れ た 方 を 基 本 と し 概 略 に よる 治 対 を 抽 出 ( 赤 倉 地 区 の 治 対 下 流 河 道 改 修 と した ) 総 合 概 略 に より 抽 出 し た 治 対 を 軸 に より 総 合 的 に 整 備 画 では 上 小 国 ダム 以 外 にも 赤 倉 地 区 より 下 流 区 間 の 河 道 改 修 が 含 まれている ダム 以 外 の 治 対 の 比 較 においては 整 備 画 に 位 置 付 けられている 区 間 も 含 めて 流 量 変 化 に 対 応 した 河 道 改 修 内 容 としている 5

. 治 対 の 概 略 1 遊 地 放 路 河 道 改 修 概 要 遊 地 は 赤 倉 地 区 上 流 に 遊 地 を 建 設 することにより 画 対 象 洪 の 一 部 を 貯 留 し 洪 時 のピーク 流 量 を 低 減 させる 治 対 であ る 遊 地 は 河 道 に 隣 接 し 洪 を 遊 地 に 越 流 させ 河 へ 自 然 排 が 可 能 となる 低 平 地 が 確 保 できる 場 所 を 候 補 地 とし 図 に 示 すとおり 赤 倉 地 区 上 流 に 7 つの 候 補 地 の 設 定 を 検 討 した 放 路 は 赤 倉 地 区 上 流 に 分 を 設 け 洪 の 一 部 を 別 ル ートで 分 し 赤 倉 地 区 下 流 で 再 び 上 小 国 に 合 流 させることに より 赤 倉 地 区 における 画 対 象 洪 のピーク 流 量 を m から 1m に 低 減 する 治 対 である 放 路 における 分 合 流 は 洪 時 の 約 7% 近 い 洪 を 分 合 流 するため 現 況 河 道 と 放 路 がなめらかに 合 流 で きる を 選 定 し 放 路 のルートについては トンネル ルー ト ボックス 1 ルートの つの を 検 討 した 河 道 改 修 は 築 堤 河 道 掘 削 等 により 河 道 の 流 下 能 力 を 向 上 させ 河 整 備 画 で 定 められた 画 高 流 量 ( 赤 倉 地 区 m )を 安 全 に 流 下 させる 治 対 である 赤 倉 地 区 では 温 泉 街 が 河 に 沿 って 立 地 している 現 状 を 考 えると 既 設 の 護 岸 を 嵩 上 げすることは 難 しく 温 泉 旅 館 等 は 移 転 することとし て 右 岸 拡 幅 両 岸 拡 幅 左 岸 拡 幅 を 検 討 した 遊 地 の 候 補 地 の 位 置 放 路 の 検 討 ルート 河 道 改 修 の 検 討 ルート 治 対 の 立 地 下 流 赤 倉 赤 倉 温 泉 街 面 積 (m ) 容 量 (m ) 遊 地 1 7,5, 遊 地 18,8 7, 遊 地 15, 55, 遊 地 1,,9 遊 地 1 遊 地 保 京 遊 地 遊 地 遊 地 遊 地 5 上 小 国 合 流 赤 倉 赤 倉 温 泉 街 ゆけむり 湯 の 原 下 流 ボックス 分 合 流 末 沢 トンネルA トンネルB トンネルC ( 実 線 ): 開 路 区 間 トンネル 区 間 ( 点 線 ): ボックス 区 間 崩 壊 土 砂 流 出 危 険 区 域 下 流 赤 倉 虹 の 赤 倉 温 泉 街 ゆけむり 上 小 国 右 岸 拡 幅 上 小 国 遊 地 5 15,,8 遊 地 1,7 1, 遊 地 7, 5,5 遊 地 7 分 左 岸 拡 幅 両 岸 拡 幅 湯 の 原 合 1, 588, 面 積 は 大 貯 留 時 の 面 積 容 量 は 大 貯 留 時 の 容 量 上 流 上 流 分 上 流 治 対 の 抽 出 遊 地 については 赤 倉 地 区 の 現 況 流 下 能 力 である 1m に 低 減 するために 約 1 万 m の 遊 地 容 量 が 必 要 であるが 赤 倉 地 区 上 流 に 確 保 できる 遊 地 容 量 は 遊 地 1~7の 合 約 59 万 m であり 必 要 な 遊 地 容 量 が 確 保 できないことから 遊 地 容 量 の 不 足 分 について は 赤 倉 地 区 の 河 道 改 修 を 実 施 することで 対 応 することとした 遊 地 を 検 討 した 結 果 コスト 面 で 有 利 な 遊 地 1 河 道 改 修 を 抽 出 した 遊 地 比 較 検 討 表 特 徴 移 転 補 償 ( 遊 地 内 ) 遊 地 容 量 赤 倉 画 高 流 量 赤 倉 地 区 事 業 費 合 遊 地 1 河 道 改 修 赤 倉 地 区 近 くに 遊 地 を 建 設 移 転 家 屋 棟 耕 作 地 等 1ha 遊 地 1~7 河 道 改 修 赤 倉 地 区 近 くに 加 えて 上 流 の 平 坦 な 箇 所 にも 遊 地 を 建 設 移 転 家 屋 5 棟 耕 作 地 等 18ha 7 千 m 588. 千 m 1m m 遊 地 ( 遊 地 : 約 9 億 円 ) ( 遊 地 : 約 8 億 円 ) 河 道 改 修 ( 河 道 改 修 : 約 億 円 ) ( 河 道 改 修 : 約 9 億 円 ) 合 約 79 億 円 約 17 億 円 放 路 については トンネル ルート ボックス 1 ルート を 検 討 した 結 果 トンネルルート A をコスト 面 で も 有 利 な と して 抽 出 した 概 要 移 転 補 償 環 境 面 全 長 1,m (トンネル 5m) ( 開 路 757m) 放 路 選 定 トンネル A B C 家 屋 の 移 転 補 償 は 末 沢 流 末 の 一 部 のみ 放 流 先 の 末 沢 下 流 の 河 道 拡 幅 による 景 観 の 変 化 がある 全 長 1,71m (トンネル 7m) ( 開 路 8m) 家 屋 の 移 転 補 償 は 末 沢 流 末 の 一 部 のみ 放 流 先 の 末 沢 下 流 の 河 道 拡 幅 による 景 観 の 変 化 がある 全 長 1,97m (トンネル 8m) ( 開 路 1,1m) 家 屋 の 移 転 補 償 は 末 沢 流 末 の 一 部 のみ 放 流 先 の 末 沢 下 流 の 河 道 拡 幅 による 景 観 の 変 化 がある ボックス 全 長 (BOX) 1,m 住 宅 密 集 地 を 横 断 するため 家 屋 の 移 転 補 償 が 多 く 発 生 する 多 くの 家 屋 が 移 転 するため 景 観 の 変 化 が 大 きい 低 平 地 の 箇 所 に 盛 土 を 行 うため 景 観 の 変 化 が 大 きい 概 算 工 事 費 約 億 円 約 億 円 約 77 億 円 約 1 億 円 河 道 改 修 については 右 岸 拡 幅 両 岸 拡 幅 左 岸 拡 幅 を 検 討 した 結 果 右 岸 拡 幅 をコスト 面 で も 有 利 な 対 として 抽 出 した 概 要 特 徴 補 償 対 象 概 算 事 業 費 ( 赤 倉 地 区 のみ) 河 道 改 修 選 定 表 右 岸 拡 幅 両 岸 拡 幅 左 岸 拡 幅 右 岸 を 堤 内 地 側 に~mほ ど 拡 幅 し 築 堤 護 岸 整 備 を 行 う 左 岸 側 の 大 型 温 泉 旅 館 等 はほ ぼ 現 状 のまま 維 持 される 両 岸 の 拡 幅 を 行 い 両 岸 合 わ せて~mほど 拡 幅 し 両 岸 と もに 築 堤 護 岸 整 備 を 行 う 温 泉 街 の 移 転 等 により 現 在 の 温 泉 街 の 景 観 が 大 きく 変 化 す る 左 岸 を 堤 内 地 側 に~mほ ど 拡 幅 し 築 堤 護 岸 整 備 を 行 う 左 岸 側 の 大 型 温 泉 旅 館 等 の 移 転 を 伴 うため 現 在 の 温 泉 街 の 景 観 が 変 化 する 移 転 補 償 1 棟 移 転 補 償 棟 移 転 補 償 1 棟 営 業 補 償 1 事 業 所 営 業 補 償 事 業 所 営 業 補 償 1 事 業 所 約 億 円 約 95 億 円 約 87 億 円 抽 出 遊 地 1 河 道 改 修 トンネルルート A 右 岸 拡 幅

. 抽出した代替の概要図 (1)ダム 流型ダム 現整備画 ()遊地 8m 75m 7 19 9,m,m 1 項目 掘削 築堤 55 5 9 護岸 梁 堰 ダム トンネル m 数量 5千m 8千m,m 築 堤 遊地 赤倉地区河道改修 金額 億円 18 数量 58千m 11千m,m 河道掘削 ()放路 掘削 築堤 護岸 梁 堰 ダム トンネル 7 5 9,m 放路 築 数量 88千m 51千m 1 箇所 金額 億円 堤 河道掘削 8m 下流河道改修 項目 数量 金額 億円 数量 金額 億円 1 7 1千m 98千m 8 7 9千m 1千m 箇所 5m,m 8 ()河道改修 8m 項目 金額 億円 下流河道改修 s 掘削 築堤 護岸 梁 堰 ダム トンネル 流型ダム 下流河道改修 (残事業費) 数量 金額 億円 数量 金額 億円 7 71千m 19 千m 1 箇所 9 9.8千m / m 1 項目 築 堤 掘削 築堤 1 護岸 梁 堰 ダム トンネル m 河道掘削 7 5 1 15,m 赤倉地区河道改修 下流河道改修 数量 金額 億円 数量 金額 億円 7 8 1千m 97千m 1 8 1千m 千m 5 1 箇所,m 築 堤 河道掘削 m

( ). 抽 出 した 代 替 の 概 要 目 的 (1)ダム( 流 型 ダム) 現 整 備 画 赤 倉 地 区 上 流 約 km に 流 型 ダムを 建 設 し 洪 調 節 効 果 により 赤 倉 地 区 の 洪 のピーク 流 量 を m から 1m に 低 減 させる () 遊 地 () 放 路 () 河 道 改 修 赤 倉 地 区 上 流 の 低 平 地 に 遊 地 を 建 設 し 洪 調 節 効 果 に より 赤 倉 地 区 の 洪 のピーク 流 量 を m から 1m に 低 減 させるとともに 河 道 改 修 により 河 道 の 流 下 能 力 を 向 上 させる 赤 倉 地 区 上 流 に 分 を 設 け 洪 の 一 部 m を 別 ルートで 分 し 赤 倉 地 区 の 洪 のピーク 流 量 を 1m に 低 減 させる 築 堤 河 道 掘 削 等 により 赤 倉 地 区 の 河 道 の 流 下 能 力 を m まで 向 上 させる 整 備 区 間 及 び 流 量 配 分 図 整 備 区 間 及 び 流 量 配 分 図 整 備 区 間 及 び 流 量 配 分 図 整 備 区 間 及 び 流 量 配 分 図 概 要 整 備 メ ニ ュ ー 上 段 : 上 段 画 高 : 流 量 画 高 流 量 絹 明 [ 下 段 ][ : 下 基 段 本 ] 高 : 流 基 量 本 高 流 量 上 絹 出 神 明 ( 下 段 ) : 大 放 流 量 築 堤 上 白 出 神 赤 倉 地 区 白 赤 倉 地 区 上 小 国 ダム 河 道 掘 削 ( 流 型 ダム) 1, 白 8 赤 1 1, [1,] 白 75 [8] [] 赤 1 8 [1,] [8] km [] (9) 1 L=1.km L=.9km km 放 流 量 遊 地 L=1.km 単 位 :m ( 単 位 :m ) ダム( 流 型 ダム) 建 設 流 下 能 力 が 不 足 する L=1km 区 間 について 築 堤 及 び 河 道 掘 削 を 行 う 上 段 : 画 高 流 量 上 段 : 画 高 流 量 [ 下 段 ] : 基 本 高 流 量 絹 明 [ 下 段 ] : 基 本 高 流 量 上 出 絹 神 明 築 堤 白 出 赤 神 倉 地 区 河 道 掘 削 白 赤 倉 地 区 遊 地 1 1, 白 8 赤 1 上 1, [1,] 白 [8] 赤 8 [] 1 山 倉 [1,] [8] [] km 1 L=1.km L=.9km 遊 地 km 単 位 :m L=1.km L=.9km ( 単 位 :m ) 遊 地 建 設 ( 遊 地 1 遊 地 ) 遊 地 容 量 の 不 足 分 について 築 堤 及 び 河 道 掘 削 を 行 う ダム( 流 型 ダム) に 比 べ 流 量 が 75m から 8m に 増 えるため 築 堤 及 び 河 道 掘 削 が 増 える 上 段 : 画 高 流 量 絹 明 末 [ 下 段 ] : 基 本 高 流 量 上 出 絹 神 明 沢 上 白 出 神 赤 倉 地 区 築 堤 河 道 掘 削 白 7 赤 倉 地 区 1, 白 8 赤 1 1, [1,] 白 [8] 8 [] 赤 1 km 1 km L=1.km L=.9km 遊 地 L=1.km 単 位 :m ( 単 位 :m ) 放 路 建 設 放 路 により 赤 倉 地 区 を 迂 回 ダム( 流 型 ダム) に 比 べ 流 量 が 75m から 8m に 増 えるため 築 堤 及 び 河 道 掘 削 が 増 え る 上 段 : 画 高 流 量 絹 明 [ 下 段 ] : 基 本 高 流 量 上 出 絹 神 明 築 堤 上 白 出 神 赤 倉 地 区 河 道 掘 削 白 赤 倉 地 区 1, 白 8 赤 1 1, [1,] 白 [8] [] 赤 km 1 km L=1.km L=.9km 遊 地 単 位 :m L=1.km L=.5km ( 単 位 :m ) ダ ム ( 流 型 ダ ム ) よ り 赤 倉 地 区 の 流 量 が 1m から m に 増 えるため 築 堤 及 び 河 道 掘 削 を 行 う ダム( 流 型 ダム) に 比 べ 流 量 が 75m から 8m に 増 えるため 築 堤 及 び 河 道 掘 削 が 増 える 河 整 備 画 の 安 全 度 (W=1/5)を 確 保 する ダム( 流 型 ダム): 約 8 億 円 ( 残 事 業 費 ) : 約 億 円 ダム( 流 型 ダム) 単 位 ( 億 円 ) 河 整 備 画 の 安 全 度 (W=1/5)を 確 保 する 遊 地 : 約 9 億 円 : 約 億 円 : 約 7 億 円 遊 地 単 位 ( 億 円 ) 河 整 備 画 の 安 全 度 (W=1/5)を 確 保 する 放 路 : 約 億 円 : 約 8 億 円 放 路 単 位 ( 億 円 ) 河 整 備 画 の 安 全 度 (W=1/5)を 確 保 する : 約 億 円 : 約 8 億 円 河 道 改 修 単 位 ( 億 円 ) 完 成 ま で に 要 す る 費 用 項 目 残 事 業 費 流 ダ ム 型 河 道 下 改 流 修 数 量 金 額 数 量 金 額 事 業 費 11-8 - 本 工 事 費 91-9 - 5 掘 削 築 堤 7 - - 71 千 m 7 護 岸 19 - - 千 m 19 梁 - - 1 堰 箇 所 ダム 9 9.8 千 m 9 - - トンネル - - - - - 用 地 費 千 m 1 59 千 m 1 補 償 費 1 式 - - 間 接 費 1 1 式 5 1 式 9 四 捨 五 入 により 合 が 一 致 しない 場 合 があります 項 目 遊 地 河 赤 道 倉 改 地 修 区 河 道 下 改 流 修 数 量 金 額 数 量 金 額 数 量 金 額 事 業 費 151-9 - - 7 本 工 事 費 1 - - 18 - 掘 削 築 堤 55 5 千 m 18 58 千 m 88 千 m 護 岸 5 8 千 m 11 千 m 8 51 千 m 梁 9 - - 1 堰 - - - - 箇 所 ダム - - - - - - - トンネル - - - - - - - 用 地 費 7 17 千 m 5 8 千 m 1 7 千 m 1 補 償 費 1 棟 5 棟 1 - - 間 接 費 1 1 式 7 1 式 1 式 9 四 捨 五 入 により 合 が 一 致 しない 場 合 があります 項 目 放 路 河 道 下 改 流 修 数 量 金 額 数 量 金 額 事 業 費 1 - - 8 本 工 事 費 1-9 - 7 掘 削 築 堤 7 1 千 m 1 98 千 m 7 護 岸 5 9 千 m 8 1 千 m 7 梁 9 堰 - - 箇 所 ダム - - - - - トンネル 5m - - 用 地 費 千 m 1 89 千 m 1 補 償 費 1 7 棟 1 - - 間 接 費 1 式 1 1 式 11 四 捨 五 入 により 合 が 一 致 しない 場 合 があります 項 目 河 赤 道 倉 改 地 修 区 河 道 下 改 流 修 数 量 金 額 数 量 金 額 事 業 費 18 - - 8 本 工 事 費 15 - - 7 掘 削 築 堤 5 1 千 m 7 97 千 m 8 護 岸 1 1 千 m 1 千 m 8 梁 15 5 1 堰 - - 箇 所 ダム - - - - トンネル - - - - 用 地 費 千 m 9 千 m 1 補 償 費 18 7 棟 18 - - 間 接 費 1 1 式 9 1 式 11 四 捨 五 入 により 合 が 一 致 しない 場 合 があります 合 約 11 億 円 合 約 151 億 円 合 約 1 億 円 合 約 18 億 円 8

第 7 章 検 討 の 場 開 催 状 況 パブコメ 意 見 聴 取 の 実 施 状 況 それぞれの 概 要 1. 上 小 国 ダムの 検 証 検 討 の 経 緯 検 証 に 係 る 検 討 に 当 たっては 科 学 的 合 理 性 地 域 間 の 利 害 の 衡 平 性 透 明 性 の 確 保 を 図 り 地 域 の 意 向 を 十 分 に 反 映 するための 措 置 を 講 じることが 重 要 とされてお り 検 証 主 体 は 次 のような 進 め 方 で 検 討 を 行 うことが 求 められている 1 関 係 地 方 公 共 団 体 からなる 検 討 の 場 を 設 置 し 相 互 の 立 場 を 理 解 しつつ 検 討 内 容 の 認 識 を 深 め 検 討 を 進 める 検 討 過 程 においては 主 要 な 段 階 でパブリックコメントを 行 い 広 く 意 見 を 募 集 する 学 識 経 験 を 有 する 者 関 係 住 民 関 係 地 方 公 共 団 体 の 長 の 意 見 を 聴 く 上 小 国 ダムの 検 証 に 当 たっては 図 7.1.に 示 すフ ローのとおり 1 上 小 国 流 域 治 対 検 討 会 議 を 設 置 し 関 係 地 方 公 共 団 体 からの 意 見 を 聴 取 した 平 成 年 1 月 1 日 ~1 日 の 期 間 において パブリック コメントを 実 施 した また 上 小 国 流 域 の 治 と 活 性 化 を 考 える 懇 談 会 において 学 識 経 験 者 を 中 心 に 専 門 的 な 観 点 からの 意 見 交 換 等 を 行 った 国 土 交 通 大 臣 が 山 形 県 知 事 に 上 小 国 ダム 事 業 の 検 証 に 係 る 検 討 を 要 請 山 形 県 による 上 小 国 ダム 事 業 の 検 証 に 係 る 検 討 対 応 方 針 ( 素 ) の 作 成 対 応 方 針 ( ) の 作 成 対 応 方 針 の 決 定 上 小 国 の 治 と 活 性 化 を 考 える 懇 談 会 第 1 回 ( 平 成 年 月 9 日 ) 第 回 ( 平 成 年 8 月 日 ) 第 回 ( 平 成 年 11 月 11 日 ) 学 識 経 験 者 関 係 する 町 長 上 小 国 流 域 治 対 検 討 会 議 第 1 回 ( 平 成 年 11 月 9 日 ) 関 係 する 町 長 町 議 会 の 代 表 者 等 山 形 県 公 共 事 業 監 視 委 員 会 第 回 ( 平 成 年 11 月 5 日 ) 第 回 ( 平 成 年 11 月 日 ) 平 成 年 1 月 1 日 パブリックコメント ( 平 成 年 1 月 1 日 ~1 日 ) 流 域 住 民 説 明 会 ( 平 成 年 1 月 1 日 ) 上 小 国 流 域 治 対 検 討 会 議 第 回 ( 平 成 年 1 月 日 ) 関 係 する 町 長 町 議 会 の 代 表 者 等 平 成 年 1 月 1 日 山 形 県 公 共 事 業 監 視 委 員 会 第 5 回 ( 平 成 年 1 月 1 日 ) 第 回 ( 平 成 年 月 日 ) 平 成 年 月 5 日. 山 形 県 公 共 事 業 監 視 委 員 会 上 小 国 ダム 事 業 に 関 する 委 員 会 を 以 下 の 日 程 で 開 催 し 上 小 国 ダム 事 業 を 審 議 した 結 果 上 小 国 の 治 対 として ダム( 流 型 ダム) を 良 な 治 対 とする 上 小 国 ダム 事 業 の 検 証 に 係 る 対 応 方 針 ( ) は 妥 当 で あるとの 意 見 書 をいただいた 表 7.. 山 形 県 公 共 事 業 監 視 委 員 会 開 催 概 要 日 時 回 数 審 議 内 容 平 成 年 11 月 5 日 第 回 ダム 事 業 の 経 緯 検 証 検 討 の 説 明 平 成 年 11 月 日 第 回 現 地 調 査 審 議 平 成 年 11 月 1 日 第 5 回 上 小 国 ダム 事 業 の 検 証 に 係 る 対 応 方 針 ( ) の 審 議 平 成 年 月 日 第 回 上 小 国 ダム 事 業 の 検 証 に 係 る 対 応 方 針 ( ) の 審 議 意 見 書 の 作 成 国 土 交 通 大 臣 へ 対 応 方 針 の 報 告 図 7.1. 上 小 国 ダムの 検 証 検 討 の 経 緯. 関 係 地 方 公 共 団 体 からなる 検 討 の 場 上 小 国 ダム 事 業 の 検 証 にあたっては 関 係 地 方 公 共 団 体 が 検 討 を 行 う 場 として 上 小 国 流 域 治 対 検 討 会 議 を 設 置 し 表..1.のとおり 検 討 会 議 を 実 施 した 表 7.1. 上 小 国 流 域 治 対 検 討 会 議 開 催 状 況 回 数 日 時 審 議 内 容 第 1 回 平 成 年 11 月 9 日 上 小 国 流 域 環 境 保 全 協 議 会 の 中 間 とりまとめについての 説 明 ダム 事 業 の 検 証 に 係 る 検 討 の 要 請 及 び 検 証 検 討 の 進 め 方 の 説 明 検 証 の 検 討 状 況 についての 説 明 意 見 交 換 第 回 平 成 年 1 月 日 住 民 説 明 会 の 開 催 状 況 についての 説 明 上 小 国 ダム 事 業 の 検 証 に 係 る 対 応 方 針 ( 素 ) についての 説 明 意 見 交 換 9

第 8 章 対 応 方 針 山 形 県 では ダム 事 業 の 検 証 に 係 る 検 討 に 関 する 再 実 施 要 領 細 目 に 基 づき 検 討 した 結 果 上 小 国 ダム( 上 小 国 ダム 建 設 事 業 )を 継 続 実 施 とする 都 道 府 県 名 系 等 名 事 業 名 再 の 対 応 方 針 の 対 応 方 針 理 由 ( 1) 決 定 理 由 備 考 山 形 県 上 系 上 小 国 5 事 業 継 続 コスト 効 果 発 現 費 用 対 効 果 分 析 ( 上 小 国 ) ダム 環 境 や 地 域 への 影 響 を 含 めて 全 ての 軸 により 総 合 的 に した 結 果 ( 基 準 年 : 平 成 年 ) 残 事 業 費 B/C=1.91 ダム( 流 型 ダム) ( 感 度 分 析 :1.7~.1) を 良 な 治 対 とする 全 体 事 業 費 B/C=1. ( 感 度 分 析 :1.19~1.) 費 用 対 効 果 の 補 足 資 料 (1) 残 事 業 での 費 用 対 効 果 及 の 分 析 結 果 上 小 国 ダムの 年 度 別 事 業 費 のうち 平 成 年 度 以 降 の 残 事 業 を 用 いて 上 小 国 ダムの 費 用 対 効 果 を 算 出 した 結 果 費 用 便 益 比 は 1.91 と 算 定 した 表 8.1. 上 小 国 ダム 事 業 投 資 効 果 に 係 る 経 済 指 標 ( 残 事 業 ) 経 済 指 標 値 総 便 益 1 治 施 設 の 整 備 に 伴 う 便 益 :8,75 百 万 円 (B) 残 存 値 :5.9 百 万 円 89.9 億 円 総 費 用 1 建 設 費 :,1 百 万 円 (C) 維 持 管 理 費 :595 百 万 円.99 億 円 費 用 便 益 比 (B/C) 89.9 億 円 /.99 億 円 =1.91 1.91 1 再 の 理 由 : 以 下 の1~5のうち 該 当 するものを 全 て 選 択 して 記 入 1 事 業 採 択 後 5 年 間 が 経 過 して 時 点 で 未 着 工 の 事 業 事 業 採 択 後 1 年 間 が 経 過 した 時 点 で 継 続 中 の 事 業 準 備 画 段 階 で5 年 間 が 経 過 している 事 業 再 実 施 後 5 年 間 が 経 過 している 事 業 5 社 会 経 済 情 勢 の 急 激 な 変 化 技 術 革 新 等 による 再 の 実 施 の 必 要 が 生 じた 事 業 () 残 事 業 での 感 度 分 析 による 算 定 結 果 平 成 年 度 以 降 の 残 事 業 について 残 事 業 費 残 工 期 資 産 額 がそれぞれ±1% 変 動 した 場 合 を 想 定 して 費 用 便 益 比 の 感 度 分 析 を 実 施 した その 結 果 費 用 便 益 比 は 1.7~.1 となった 表 8.. 費 用 便 益 比 の 感 度 分 析 結 果 ( 残 事 業 ) 項 目 残 事 業 費 残 工 期 資 産 1% -1% 1% -1% 1% -1% 総 便 益 (B) 9.15 億 円 89.8 億 円 8. 億 円 9.51 億 円 98.9 億 円 81. 億 円 総 費 用 (C) 51.9 億 円.88 億 円 5.79 億 円 8. 億 円.99 億 円.99 億 円 費 用 便 益 比 (B/C) 1.7.9 1.89 1.9.1 1.7 1