指 定 介 護 老 人 福 祉 施 設 ぬくもりの 里 あおえ( 特 別 養 護 老 人 ホーム) 運 営 規 程 平 成 17 年 9 月 1 日 社 福 天 成 会 規 程 第 6 号 指 定 介 護 老 人 福 祉 施 設 ぬくもりの 里 あおえ( 特 別 養 護 老 人 ホーム) 運 営 規 程 第 1 章 総 則 ( 事 業 目 的 ) 第 1 条 社 会 福 祉 法 人 天 成 会 ( 以 下 本 会 という )が 開 設 する 特 別 養 護 老 人 ホームぬ くもりの 里 あおえ( 以 下 施 設 という )が 行 う 指 定 介 護 福 祉 施 設 サービス( 以 下 施 設 サービス という )の 適 正 な 運 営 を 確 保 するために 人 員 及 び 管 理 運 営 に 関 する 事 項 を 定 め 施 設 の 管 理 者 や 職 員 が 要 介 護 状 態 にある 高 齢 者 の 余 生 を 全 面 的 に 支 援 し 入 居 者 の 人 生 観 や 価 値 観 に 基 づく 生 きがいを 尊 重 した 施 設 サービス 計 画 を 策 定 し 適 切 かつ 必 要 な 施 設 サービスを 提 供 することを 目 的 とする ( 運 営 の 方 針 ) 第 2 条 介 護 保 険 法 及 び 関 係 法 令 の 改 正 並 びに 岡 山 市 介 護 保 険 事 業 計 画 の 改 定 に 併 せて その 都 度 本 会 の 理 念 に 基 づき 運 営 規 程 の 見 直 しを 行 い 制 度 の 改 廃 に 伴 う 必 要 な 改 定 を 速 やかに 行 い 諸 法 令 を 遵 守 する 2 入 居 者 個 々の 余 生 を 充 実 させるために 自 己 実 現 ( 生 きがい 等 )を 支 援 し 住 み 慣 れた 家 庭 での 習 慣 や 必 要 な 介 護 サービスが 享 受 できるよう 可 能 な 限 り 居 宅 復 帰 を 念 頭 に 置 いた 必 要 な 施 設 サービスを 提 供 することを 目 指 す 3 施 設 サービスは 各 ユニットにおいて 入 居 者 が 相 互 に 社 会 的 関 心 を 持 ち 入 居 者 お 一 人 おひとりの 自 立 した 生 活 スタイルとその 能 力 に 応 じた 施 設 生 活 が 行 えるよう 必 要 な 施 設 サービスの 量 及 び 質 を 計 画 し その 情 報 を 職 員 間 で 共 有 しつつ 入 浴 排 せつ 食 事 等 の 介 助 相 談 援 助 社 会 生 活 上 の 便 宜 の 供 与 その 他 の 日 常 生 活 上 の 世 話 機 能 訓 練 健 康 管 理 及 び 療 養 上 の 世 話 を 行 う 4 入 居 者 お 一 人 おひとりの 意 思 や 生 活 スタイル 等 人 格 と 人 生 観 を 尊 重 し 入 居 前 の 居 宅 における 生 活 と 入 居 後 の 施 設 生 活 が 連 続 したものとなるよう 常 に 入 居 者 の 立 場 に 立 ちながら 各 ユニットにおいて 入 居 者 が 相 互 に 社 会 的 関 係 を 築 き 自 律 的 な 日 常 生 活 を 営 むことを 支 援 することを 目 指 すものとする 5 入 居 者 の 選 択 と 同 意 により 施 設 サービスの 提 供 を 行 うとともに 社 会 性 の 回 復 に 対 す る 配 慮 のため 親 子 夫 婦 兄 弟 姉 妹 の 交 流 の 促 進 につながる 支 援 をも 行 う 6 情 報 の 共 有 とその 取 扱 いにおいては 個 人 のプライバシーの 尊 重 とその 保 護 のため 守 秘 義 務 の 遵 守 を 就 業 規 則 の 服 務 規 律 において 別 に 定 め 職 員 は 慎 重 に 個 人 情 報 の 収 集 1
利 用 編 集 分 析 評 価 等 の 管 理 を 安 全 に 行 わなければならない 7 運 営 によって 蓄 積 された 福 祉 に 関 する 情 報 については 地 域 や 入 居 者 の 利 益 に 還 元 さ れるべく ホームページ 等 により 情 報 を 公 開 提 供 していくものとする 8 明 るく 家 庭 的 な 雰 囲 気 を 基 調 とした 団 欒 の 場 が 提 供 できるよう 職 員 研 修 を 徹 底 し サービスの 質 を 確 保 すると 共 に 地 域 や 家 庭 との 結 び 付 きを 重 視 した 運 営 を 行 い 市 町 村 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 居 宅 サービス 事 業 者 他 の 介 護 保 険 施 設 保 健 医 療 サービス 福 祉 サービスの 提 供 者 及 び 地 域 ボランティアとの 密 接 で 有 機 的 な 連 携 に 努 め 地 域 の 人 々と 調 和 した 積 極 的 な 交 流 を 図 る ( 施 設 の 名 称 等 ) 第 3 条 事 業 所 の 名 称 及 び 所 在 地 は 次 のとおりとする (1) 名 称 特 別 養 護 老 人 ホーム ぬくもりの 里 あおえ (2) 所 在 地 岡 山 市 北 区 青 江 三 丁 目 10 番 28 号 第 2 章 職 員 の 職 種 員 数 及 び 職 務 の 内 容 ( 職 員 の 職 種 員 数 及 び 職 務 内 容 ) 第 4 条 事 業 所 に 勤 務 する 職 員 の 職 種 員 数 及 び 職 務 内 容 は 次 のとおりとし 職 員 等 の 服 務 規 律 及 び 事 務 業 務 分 掌 は 管 理 者 が 別 に 定 める (1) 管 理 者 ( 施 設 長 ) 常 勤 1 名 併 設 のぬくもりの 里 あおえデイサービスセンターでの 管 理 者 ( 事 業 所 長 )としても 兼 務 する 管 理 者 は 理 事 長 の 命 を 受 け 施 設 の 業 務 を 統 括 し 施 設 に 勤 務 する 職 員 の 指 導 監 督 及 び 業 務 の 実 施 状 況 の 把 握 その 他 の 管 理 を 一 元 的 に 行 うとともに 運 営 基 準 及 び 運 営 規 程 を 遵 守 させるための 必 要 な 指 揮 命 令 を 行 う (2) 医 師 非 常 勤 2 名 医 師 は 嘱 託 医 として 入 居 者 の 健 康 状 態 を 常 に 把 握 し 健 康 保 持 のための 健 康 管 理 診 療 保 健 衛 生 指 導 及 び 適 切 な 措 置 を 講 じ 入 居 者 の 病 状 及 び 心 身 の 状 況 に 応 じ て 日 常 的 な 医 学 的 対 応 を 行 う 特 に 急 変 があった 場 合 には 利 用 者 の 主 治 医 に 連 絡 を 行 った 上 で 適 切 な 措 置 を 講 じる (3) 生 活 相 談 員 常 勤 2 名 生 活 相 談 員 は 入 居 退 居 時 における 面 接 手 続 き 事 務 等 を 行 う また 施 設 サービ ス 計 画 に 基 づき 入 居 者 の 機 能 訓 練 及 びその 者 が 日 常 生 活 を 営 むことができるよう 入 居 者 又 はその 家 族 に 対 し 常 に 入 居 者 の 心 身 の 状 況 を 的 確 に 把 握 しつつ 入 居 者 の 処 遇 に 関 する 業 務 及 び 相 談 援 助 業 務 を 行 う (4) 介 護 職 員 25 名 以 上 介 護 職 員 は 入 居 者 の 日 常 生 活 全 般 にわたる 介 護 業 務 及 び 相 談 援 助 を 行 う 2
(5) 看 護 職 員 ( 看 護 師 准 看 護 師 ) 常 勤 3 名 以 上 看 護 職 員 は 施 設 サービス 提 供 に 当 たるとともに 入 居 者 の 保 健 衛 生 並 びに 看 護 の 目 的 から 入 居 者 の 健 康 状 態 を 常 に 把 握 し 健 康 の 保 持 及 び 要 介 護 状 態 となることの 予 防 に 資 するため 入 居 者 の 主 治 医 の 指 示 に 従 いつつ 入 居 者 の 診 療 の 補 助 ( 投 薬 注 射 点 滴 採 血 検 温 血 圧 測 定 等 の 医 療 行 為 ) 保 健 衛 生 管 理 及 び 看 護 業 務 に 当 たる (6) 機 能 訓 練 指 導 員 常 勤 1 名 機 能 訓 練 指 導 員 は 施 設 サービス 提 供 に 当 たるとともに 入 居 者 個 々の 心 身 の 状 況 を 把 握 し その 者 が 日 常 生 活 を 営 むのに 必 要 な 機 能 を 改 善 し またはその 減 退 を 防 止 するための 訓 練 とリハビリテーションの 実 施 に 際 し 指 導 を 行 い 医 師 及 び 看 護 職 員 と の 連 携 を 保 つ (7) 介 護 支 援 専 門 員 常 勤 1 名 介 護 支 援 専 門 員 は 入 居 者 の 心 身 の 状 況 その 置 かれている 環 境 等 に 応 じて 入 居 者 が 選 択 できるよう サービスの 種 類 内 容 等 の 施 設 サービス 計 画 を 作 成 するととも に そのサービスが 確 実 に 提 供 されるよう 各 職 員 との 連 絡 調 整 を 行 う また 要 介 護 認 定 更 新 の 申 請 手 続 き 入 居 者 やその 家 族 の 苦 情 や 相 談 に 関 すること 地 域 住 民 へ の 相 談 業 務 等 を 行 う (8) 管 理 栄 養 士 常 勤 3 名 併 設 のぬくもりの 里 あおえデイサービスセンターでの 管 理 栄 養 士 も 兼 務 する 管 理 栄 養 士 は 入 居 者 の 栄 養 管 理 栄 養 ケア マネジメント 等 の 栄 養 状 態 の 管 理 を 行 い 栄 養 士 とともに 入 居 者 の 栄 養 並 びに 身 体 の 状 況 及 び 嗜 好 を 考 慮 し 入 居 者 個 々の 自 立 支 援 に 配 慮 する (9) 栄 養 士 常 勤 1 名 併 設 のぬくもりの 里 あおえデイサービスセンターでの 栄 養 士 も 兼 務 する 栄 養 士 は 食 事 の 献 立 作 業 栄 養 計 算 入 居 者 に 対 する 栄 養 指 導 等 を 行 い 入 居 者 の 栄 養 並 びに 身 体 の 状 況 及 び 嗜 好 を 考 慮 し 入 居 者 個 々の 自 立 支 援 に 配 慮 する (10) 調 理 職 員 常 勤 3 名 非 常 勤 3 名 併 設 のぬくもりの 里 あおえデイサービスセンターでの 調 理 職 員 も 兼 務 する 調 理 職 員 は 栄 養 士 の 管 理 のもと 給 食 業 務 を 行 い 入 居 者 の 栄 養 並 びに 身 体 の 状 況 を 考 慮 し その 自 立 支 援 に 配 慮 する (11) 事 務 職 員 常 勤 3 名 併 設 のぬくもりの 里 あおえデイサービスセンターでの 事 務 職 員 も 兼 務 する 事 務 職 員 は 入 居 者 に 対 し 請 求 領 収 に 関 する 業 務 を 行 うとともに 事 業 運 営 に 必 要 な 庶 務 3
会 計 事 務 及 び 営 繕 業 務 に 当 たる (12)リスクマネジャー( 管 理 者 ) 常 勤 1 名 管 理 者 が 兼 務 する 施 設 内 事 故 の 防 止 及 び 処 理 を 担 当 する 必 要 に 応 じ 安 全 対 策 会 議 等 を 招 集 する (13)その 他 職 員 非 常 勤 2 名 併 設 のぬくもりの 里 あおえデイサービスセンターでの 常 勤 職 員 が 兼 務 する 施 設 のア メニティ 環 境 の 保 守 整 備 清 掃 その 他 各 職 種 における 業 務 上 の 補 助 的 な 役 割 とし て 従 事 する ( 会 議 ) 第 5 条 施 設 の 円 滑 な 運 営 を 図 るため 管 理 者 以 下 各 フロアチーフ 各 ユニットチーフ 各 ユニットリーダー 各 職 種 の 長 が 参 加 する 全 体 会 議 や 担 当 者 会 議 等 を 開 催 し サービ ス 提 供 に 当 たって 職 種 間 において 横 断 的 な 協 議 を 行 う 2 会 議 は 施 設 安 全 と 施 設 サービスの 質 を 改 善 し 入 居 者 お 一 人 おひとりの 多 様 で 自 律 的 な 日 常 生 活 生 き 甲 斐 が 実 感 できるよう 支 援 することを 目 的 に 各 部 の 職 員 研 修 会 議 給 食 会 議 等 の 部 署 会 議 を 必 要 により 設 置 する 3 入 居 申 込 者 が 定 員 に 対 して 過 剰 な 場 合 には 入 居 判 定 委 員 会 を 適 時 設 け 審 査 する 4 会 議 の 運 営 に 必 要 な 事 項 は 管 理 者 が 別 に 定 める 第 3 章 ユニットと 入 居 定 員 ( 入 居 定 員 ) 第 6 条 施 設 の 入 居 定 員 は 50 名 ( 全 7ユニット 内 2ユニットについては 定 員 9 名 内 3ユニットについては 定 員 8 名 内 1ユニットについて 定 員 7 名 内 1ユニットにつ いて 定 員 1 名 )とし 1 室 1 名 ( 全 室 個 室 )とする また 夫 婦 兄 弟 姉 妹 等 で 個 室 を 利 用 する 希 望 があって サービスの 提 供 上 必 要 と 認 められる 場 合 には 隣 接 した 二 つの 個 室 を 連 結 して2 人 部 屋 とすることがある ( 定 員 の 遵 守 ) 第 7 条 入 居 定 員 を 超 えて 原 則 入 居 はさせないが 地 震 等 非 常 災 害 時 その 他 緊 急 やむを 得 ない 事 情 のある 場 合 は この 限 りでない 第 4 章 運 営 に 関 する 事 項 ( 内 容 及 び 手 続 きの 説 明 及 び 同 意 ) 第 8 条 施 設 は 施 設 サービス 提 供 の 開 始 に 際 して 入 居 申 込 者 またはその 家 族 に 対 して 運 営 規 程 の 概 要 職 員 の 勤 務 体 制 その 他 サービスの 選 択 に 資 する 重 要 事 項 を 記 した 文 書 を 交 付 して 説 明 を 行 い 同 意 を 得 る 4
( 受 給 資 格 等 の 確 認 ) 第 9 条 施 設 は 指 定 介 護 福 祉 サービスの 提 供 を 求 められた 場 合 は 利 用 者 の 提 示 する 被 保 険 者 証 によって 被 保 険 者 資 格 要 介 護 認 定 の 有 無 及 び 要 介 護 認 定 の 有 効 期 間 を 確 か める 2 施 設 は 前 項 の 被 保 険 者 証 に 認 定 審 査 会 意 見 が 記 載 されているときは 当 該 認 定 審 査 会 意 見 に 配 慮 して 施 設 サービスの 提 供 に 努 める ( 入 退 居 ) 第 10 条 心 身 に 著 しい 障 害 があるために 常 時 の 介 護 を 必 要 とし かつ 居 宅 において 常 時 の 介 護 を 受 けることが 困 難 な 者 に 対 して サービスを 提 供 する 2 正 当 な 理 由 なくサービスの 提 供 を 拒 否 しない 3 入 居 申 込 者 の 数 が 入 居 定 員 から 入 居 者 の 数 を 差 し 引 いた 数 を 超 えている 場 合 には 介 護 の 必 要 の 程 度 及 びご 家 族 等 の 状 況 を 勘 案 し 施 設 サービスを 受 ける 必 要 性 が 高 いと 認 められる 入 居 申 込 者 を 優 先 的 に 入 居 させるよう 入 居 判 定 委 員 会 で 検 討 する 4 入 居 申 込 者 が 入 院 治 療 を 必 要 とする 場 合 や 入 居 申 込 者 に 対 して 適 切 な 便 宜 を 供 与 す ることが 困 難 な 場 合 には 適 切 な 医 療 機 関 や 介 護 老 人 保 健 施 設 を 紹 介 する 等 の 措 置 を 速 やかに 講 じる 5 入 居 申 し 込 みに 際 して 入 居 者 の 心 身 の 状 況 生 活 歴 病 歴 等 の 把 握 に 努 める 6 入 居 者 の 心 身 の 状 況 置 かれている 環 境 等 に 照 らし 入 居 者 が 居 宅 で 日 常 生 活 を 営 む ことができるか 否 かを 定 期 的 に 検 討 する 検 討 は 管 理 者 以 下 医 師 生 活 相 談 員 介 護 支 援 専 門 員 看 護 職 員 介 護 職 員 栄 養 士 等 において 協 議 する 7 居 宅 での 日 常 生 活 が 可 能 と 認 められる 入 居 者 に 対 して 本 人 及 びその 家 族 の 要 望 退 所 後 に 置 かれる 環 境 等 を 勘 案 し 円 滑 な 退 所 のための 援 助 を 行 う 8 入 居 者 の 退 所 に 際 しては 主 治 医 と 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 等 に 対 する 情 報 の 提 供 や 保 健 医 療 福 祉 サービスの 提 供 者 との 密 接 な 連 携 に 努 める ( 要 介 護 認 定 の 申 請 に 係 る 援 助 ) 第 11 条 要 介 護 認 定 を 受 けていない 入 居 申 込 者 について 要 介 護 認 定 の 申 請 が 既 に 行 わ れているか 否 かを 確 認 し 申 請 が 行 われていない 場 合 は 入 居 申 込 者 の 意 思 を 踏 まえ 速 やかに 申 請 が 行 えるよう 必 要 な 援 助 を 行 う 2 要 介 護 認 定 更 新 の 申 請 が 遅 くとも 当 該 入 居 者 が 受 けている 要 介 護 認 定 有 効 期 限 満 了 日 の30 日 前 に 行 われるように 必 要 な 援 助 を 行 う ( 要 介 護 認 定 の 申 請 に 係 る 援 助 ) 第 12 条 入 居 に 際 しては 入 居 の 年 月 日 並 びに 施 設 の 種 類 及 び 名 称 を 退 所 に 際 して は 退 所 の 年 月 日 を 当 該 入 居 者 の 被 保 険 者 証 に 記 載 する 5
( 利 用 料 等 の 受 領 ) 第 13 条 施 設 が 法 定 代 理 受 領 サービスに 該 当 する 施 設 サービスを 提 供 した 場 合 の 利 用 料 の 額 は 介 護 保 険 法 による 介 護 報 酬 の 告 示 上 の 額 ( 小 規 模 生 活 単 位 型 指 定 介 護 老 人 福 祉 施 設 における 施 設 介 護 サービス 費 等 基 準 省 令 で 算 出 した 費 用 ( 以 下 施 設 介 護 サービ ス 費 用 基 準 額 という ))とする 2 施 設 は 法 定 代 理 受 領 サービスに 該 当 する 施 設 サービスを 提 供 した 場 合 には その 入 居 者 から 利 用 料 の 一 部 として 施 設 サービスに 係 わる 施 設 介 護 サービス 費 用 基 準 額 か ら 施 設 に 支 払 われる 施 設 介 護 サービス 費 の 額 を 控 除 して 得 た 額 の 支 払 いを 受 けるものと する 3 法 定 代 理 受 領 サービスに 該 当 しないサービスを 提 供 した 場 合 には 入 居 者 から 支 払 い を 受 ける 利 用 料 の 額 と 前 項 の 省 令 基 準 により 算 定 した 費 用 の 額 との 間 に 不 合 理 な 差 額 が 生 じないようにする 4 前 三 項 の 支 払 を 受 けるほか 次 に 掲 げる 費 用 の 額 の 支 払 を 受 けることができる (1) 居 住 費 (ホテルコスト) ユニットの 提 供 を 行 うことに 伴 い 必 要 となる 費 用 ( 所 得 の 状 況 その 他 の 事 情 を 斟 酌 して 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 者 については 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 基 準 により 算 定 した 額 を 控 除 した 額 とする )として 1 日 当 たり4,000 円 但 し 負 担 限 度 額 認 定 を 受 け ている 場 合 には 1 日 当 たり 第 1 段 階 820 円 第 2 段 階 820 円 第 3 段 階 1,310 円 を 利 用 負 担 限 度 額 とする (2) 食 費 ( 食 材 料 費 及 び 調 理 費 ) 入 居 者 に 一 日 三 食 の 食 事 を 提 供 するために 要 した 食 材 料 費 及 び 調 理 にかかる 費 用 と して 1 日 当 たり 1,700 円 ( 朝 食 400 円 昼 食 650 円 夕 食 650 円 ) 但 し 負 担 限 度 額 認 定 を 受 けている 場 合 には 1 日 当 たり 第 1 段 階 300 円 第 2 段 階 390 円 第 3 段 階 650 円 を 利 用 負 担 限 度 額 とする (3) 理 美 容 費 理 髪 ( 調 髪 顔 剃 り 洗 髪 ) 美 容 ( 調 髪 洗 髪 パーマ 毛 染 め)のサービスを 利 用 した 費 用 として その 実 費 (4) 健 康 管 理 費 インフルエンザ 予 防 接 種 肺 炎 球 菌 ワクチン 接 種 等 健 康 の 管 理 上 において 必 要 と なった 費 用 として その 実 費 (5) 教 養 娯 楽 費 入 居 者 の 趣 味 嗜 好 により 必 要 となる 費 用 として その 実 費 (6)クラブ 活 動 費 6
施 設 サービス 提 供 の 一 環 として 実 施 するクラブ 活 動 や 行 事 レクリエーションの 材 料 費 等 として その 実 費 (7)クリーニング 代 入 居 者 の 希 望 により 個 別 に 外 部 のクリーニング 店 に 取 り 継 ぐ 場 合 のクリーニング 代 として その 実 費 (8) 持 ち 込 み 電 気 製 品 の 電 気 代 入 居 者 の 申 し 出 により 個 人 専 用 で 使 用 する 目 的 で 電 気 製 品 を 持 ち 込 み 利 用 さ れる 場 合 の 電 気 代 として 電 気 製 品 1 品 につき1 日 当 たり50 円 上 限 を100 円 とする 但 し 施 設 の 基 本 利 用 料 金 ( 利 用 者 負 担 段 階 が 第 4 段 階 )での 入 居 者 の 場 合 には こ の 電 気 代 の 費 用 負 担 について 全 額 を 免 除 する (9) 通 信 費 入 居 者 の 希 望 により 入 居 者 とその 家 族 等 との 間 で インターネット 回 線 を 通 じて モニター 画 面 によるチャット 通 信 ( 光 ファイバー 仕 様 )を 利 用 した 場 合 の 通 信 費 とし て 1 回 の 接 続 ( 時 間 は 無 制 限 )につき300 円 (10) 複 写 物 の 交 付 にかかる 手 数 料 入 居 者 の 希 望 により 複 写 物 を 作 成 するために 必 要 となる 諸 費 用 として 白 黒 印 刷 1 枚 につき20 円 カラー 印 刷 1 枚 につき100 円 (11) 特 別 な 食 事 代 ( 酒 ビール 等 のアルコール 類 を 含 む ) 入 居 者 が 希 望 により 選 定 し 一 日 三 食 の 献 立 メニューにない 特 別 なメニューによる 食 事 提 供 を 行 ったことに 伴 い 必 要 となる 費 用 として その 実 費 (12)その 他 日 常 生 活 費 前 各 号 に 掲 げるもののほか その 他 施 設 サービスにおいて 提 供 される 便 宜 のうち 日 常 生 活 においても 通 常 必 要 となるものに 係 る 費 用 であって その 利 用 者 に 負 担 させ ることが 適 当 であると 認 められるものについては その 実 費 5 前 項 各 号 に 掲 げる 費 用 の 額 に 係 るサービスの 提 供 にあっては あらかじめ 利 用 者 又 は その 家 族 に 対 し 当 該 サービスの 内 容 及 び 費 用 について 書 面 をもって 説 明 を 行 い 利 用 者 又 はその 家 族 の 同 意 を 得 るものとする 6 第 4 項 各 号 に 掲 げる 費 用 の 額 については 介 護 保 険 制 度 の 変 更 があった 場 合 のほか 経 済 状 況 の 著 しい 変 化 その 他 やむを 得 ない 事 由 がある 場 合 相 当 な 額 に 変 更 することが できるものとする 但 し この 場 合 には 変 更 を 行 う2か 月 前 に 入 居 者 又 はその 家 族 に 対 し 変 更 する 費 用 の 額 変 更 の 理 由 等 について 書 面 をもって 説 明 を 行 い 入 居 者 又 はその 家 族 の 同 意 を 得 るものとする 7
( 保 険 給 付 の 請 求 のための 証 明 書 の 交 付 ) 第 14 条 法 定 代 理 受 領 サービスに 該 当 しない 施 設 サービスに 係 る 費 用 の 支 払 いを 受 けた 場 合 には その 提 供 したサービスの 内 容 費 用 の 額 その 他 必 要 と 認 められる 事 項 を 記 載 したサービス 提 供 証 明 書 を 利 用 者 に 交 付 する ( 利 用 の 中 止 変 更 追 加 ) 第 15 条 入 居 予 定 日 前 に 入 居 者 又 はその 家 族 の 都 合 により 施 設 サービスの 利 用 を 中 止 又 は 変 更 もしくは 新 たなサービスの 利 用 を 追 加 することができる 但 し この 場 合 にはサービスの 実 施 日 の 前 日 までに 施 設 に 申 し 出 るものとする 2 前 項 の 中 止 変 更 追 加 について 入 居 予 定 日 の 前 日 までに 申 し 出 がなく 施 設 サー ビス 利 用 開 始 の 当 日 に 申 し 出 た 場 合 には 入 居 者 から 施 設 に 対 して 当 日 の 利 用 料 金 ( 自 己 負 担 額 )の 相 当 額 (10 割 )をキャンセル 料 として 支 払 いを 受 けるものとする 3 前 項 のキャンセル 料 の 支 払 いについては 入 居 者 の 体 調 不 良 入 院 等 正 当 な 事 由 があ る 場 合 には この 限 りではない ( 施 設 サービスの 計 画 の 作 成 ) 第 16 条 施 設 の 管 理 者 は 介 護 支 援 専 門 員 に 施 設 サービス 計 画 の 作 成 に 関 する 業 務 を 担 当 させる ( 以 下 計 画 担 当 介 護 支 援 専 門 員 という ) 2 施 設 サービス 計 画 の 作 成 を 担 当 する 計 画 担 当 介 護 支 援 専 門 員 は 適 切 な 方 法 により 入 居 者 の 意 思 能 力 おかれている 環 境 等 の 評 価 を 通 じて 利 用 者 が 現 に 抱 えている 問 題 点 を 明 らかにし 入 居 者 が 自 立 した 日 常 生 活 を 営 むことができるように 支 援 する 上 で 解 決 すべき 課 題 を 把 握 整 理 する 3 計 画 担 当 介 護 支 援 専 門 員 は 入 居 者 及 びその 家 族 の 希 望 入 居 者 について 把 握 整 理 した 解 決 すべき 課 題 に 基 づき サービスの 提 供 に 当 たる 職 員 と 協 議 した 上 原 案 を 作 成 する 作 成 に 当 たっては サービスの 目 標 とその 達 成 時 期 サービスの 内 容 サービス 提 供 の 上 で 留 意 すべき 事 項 等 を 記 載 する 例 えば 家 族 知 人 との 交 流 状 況 の 援 助 内 容 趣 味 指 向 人 生 歴 等 を 特 記 すること 4 さらに 計 画 作 成 に 当 たっては 介 護 給 付 等 対 象 サービス 以 外 の 地 域 住 民 による 入 居 者 の 話 し 相 手 会 食 などの 自 発 的 な 活 動 によるサービス 等 も 含 めた 総 合 的 な 計 画 をも 検 討 する 5 計 画 担 当 介 護 支 援 専 門 員 は 施 設 サービスの 原 案 について 入 居 者 及 びご 家 族 に 懇 切 丁 寧 に 理 解 を 得 るまで 説 明 し 同 意 を 得 る 6 計 画 担 当 介 護 支 援 専 門 員 は 施 設 サービス 計 画 の 作 成 後 においても 他 の 職 員 との 連 携 を 継 続 的 に 行 い 施 設 サービス 計 画 の 実 施 状 況 等 を 継 続 的 にモニタリングし 把 握 す る また 必 要 に 応 じて サービス 担 当 者 会 議 に 諮 り 施 設 サービス 計 画 の 見 直 し 変 更 8
を 行 う モニタリングは 入 居 者 の 状 況 を 踏 まえ 定 期 的 に 入 居 者 及 び 家 族 等 との 面 接 で 行 うものとする 7 第 2 項 から 第 4 項 までの 規 定 は 前 項 に 規 定 する 計 画 の 変 更 についても 準 用 する ( 課 題 分 析 の 実 施 ) 第 17 条 計 画 担 当 介 護 支 援 専 門 員 は 施 設 サービス 計 画 の 作 成 に 先 立 ち 入 居 者 の 課 題 分 析 を 行 わなければならない 2 課 題 分 析 は 入 居 者 の 有 する 日 常 生 活 上 の 能 力 や 入 居 者 を 取 り 巻 く 環 境 の 評 価 を 通 じ て 入 居 者 が 生 活 の 質 を 維 持 向 上 させていく 上 で 生 じている 問 題 点 を 整 理 し 解 決 す べき 課 題 を 把 握 すること 3 なお 課 題 分 析 は 計 画 担 当 介 護 支 援 専 門 員 の 個 人 的 な 考 えや 手 法 のみで 行 わず 管 理 者 以 下 機 能 訓 練 指 導 員 や 看 護 職 員 介 護 職 員 栄 養 士 生 活 相 談 員 等 々との 合 同 会 議 等 で 客 観 的 かつ 合 理 的 に 行 う 4 アセスメントにあっては 必 ず 入 居 者 及 びご 家 族 と 面 接 し 十 分 な 説 明 と 理 解 を 得 る よう 入 居 者 及 び 家 族 との 信 頼 関 係 を 築 くようにする ( 計 画 原 案 の 作 成 ) 第 18 条 施 設 サービス 計 画 原 案 は 入 居 者 の 希 望 及 び 入 居 者 についてのアセスメント 結 果 による 専 門 的 見 地 から 入 居 者 及 びご 家 族 の 希 望 等 を 勘 案 した 上 で 実 現 可 能 なもの とする 2 また 原 案 には 入 居 者 及 び 家 族 の 生 活 に 対 する 意 向 及 び 総 合 的 な 援 助 の 方 針 並 びに 生 活 全 般 の 解 決 すべき 課 題 に 加 え 各 種 サービス( 機 能 訓 練 看 護 介 護 食 事 等 )に 係 る 目 標 を 具 体 的 に 設 定 し 記 載 する 3 さらに 提 供 される 施 設 サービスについて その 長 期 的 な 目 標 及 びそれを 達 成 するた めの 短 期 的 な 目 標 並 びに 達 成 時 期 等 を 明 確 に 盛 り 込 み 当 該 達 成 時 期 には 施 設 サービス 計 画 及 び 提 供 したサービスの 評 価 を 行 う (サービス 担 当 者 会 議 ) 第 19 条 計 画 担 当 介 護 支 援 専 門 員 は 施 設 サービスの 目 標 を 達 成 するために 具 体 的 な サービスの 内 容 として 何 ができるかなどについて サービス 担 当 者 会 議 にて 職 員 及 び 関 係 者 を 招 集 し 意 見 を 求 め 調 整 する 2 サービス 担 当 者 会 議 は 管 理 者 医 師 介 護 支 援 専 門 員 生 活 相 談 員 介 護 職 員 看 護 職 員 機 能 訓 練 指 導 員 及 び 栄 養 士 等 で 構 成 し 専 門 的 見 地 から 効 果 的 で 質 の 高 い 施 設 サービス 等 の 具 体 的 立 案 を 行 う ( 施 設 サービスの 取 り 扱 い 方 針 ) 第 20 条 入 居 者 へのサービスの 提 供 に 当 たっては 入 居 前 の 居 宅 における 生 活 と 入 居 後 9
の 生 活 が 連 続 したものとなるよう 配 慮 し 要 介 護 状 態 の 軽 減 又 は 悪 化 の 防 止 に 資 するよ う 心 身 の 状 況 等 に 応 じて そのサービスを 適 正 かつ 妥 当 に 行 う 2 サービスの 提 供 は 入 居 者 の 意 向 を 無 視 したゲームや 機 能 訓 練 等 漫 然 かつ 画 一 的 なも のとならないよう 施 設 サービス 計 画 に 基 づき 入 居 者 の 生 活 歴 と 生 活 習 慣 等 の 生 活 単 位 に 職 員 のケアを 適 合 させるべく 十 分 に 配 慮 して 行 う 3 職 員 は サービスの 提 供 に 当 たって 入 居 者 又 はその 家 族 に 対 して 必 要 事 項 をわか りやすく 説 明 する 4 サービスの 実 施 に 当 たる 職 員 の 心 構 えは 入 居 者 に 対 しそのご 家 族 身 内 の 方 々に 代 わってお 世 話 させていただいていることを 忘 れてはならない 5 サービスの 質 の 評 価 を 行 い 常 にその 改 善 を 図 る ( 共 同 生 活 室 ) 第 21 条 各 ユニットに 設 備 される 共 同 生 活 室 において 介 護 職 員 等 と 馴 染 みの 中 で 入 居 者 が 共 存 協 働 し あるいはお 一 人 おひとりが 自 律 的 に 日 常 生 活 を 営 めるように 談 話 や 食 事 を 楽 しみながら 共 同 生 活 室 が 有 意 義 かつ 有 効 に 使 用 されるよう その 便 宜 を 図 らなければならない 2 そのために 入 居 者 の 趣 味 嗜 好 や 生 活 習 慣 さらに 要 望 の 把 握 に 努 め 適 時 必 要 な 備 品 を 揃 え 当 該 ユニットが 入 居 者 の 生 活 交 流 の 場 となり 生 き 甲 斐 が 見 い 出 されるよ うに 各 共 同 生 活 室 の 運 営 を 介 護 職 員 が 一 体 となって 行 うものとする ( 介 護 ) 第 22 条 入 居 者 個 々の 自 律 的 な 日 常 生 活 を 営 むことを 支 援 し 入 居 者 の 日 常 生 活 上 の 活 動 への 介 護 が 過 剰 なものとならないよう 適 切 な 技 術 を 持 って 人 格 に 配 慮 した 必 要 な サービスを 行 うと 同 時 に 入 居 者 が 心 身 の 清 潔 を 保 持 し 相 互 に 社 会 的 関 係 ( 入 居 者 同 士 が 友 情 や 信 頼 )を 築 くことができる 快 適 な 生 活 支 援 を 行 う 特 に 自 立 している 活 動 機 能 に 低 下 が 生 じないよう 入 居 者 個 々の 残 存 機 能 の 維 持 向 上 と 心 身 のケアを 図 る 適 切 な 介 護 を 行 う そのため 介 護 サービスの 提 供 に 当 たっては 提 供 内 容 に 応 じた 職 員 体 制 を 適 切 に 組 む 2 ユニット 個 浴 や 特 殊 浴 槽 の 実 施 等 入 居 者 の 意 向 により その 都 度 の 事 前 健 康 管 理 と 適 切 な 方 法 により 入 居 者 を 入 浴 させ 又 は 清 拭 する 3 心 身 の 状 況 に 応 じて 適 切 な 方 法 により 排 せつの 自 立 について 必 要 な 援 助 を 行 う 4 おむつを 使 用 せざるを 得 ない 入 居 者 について 入 居 者 個 々の 排 せつ 状 況 を 踏 まえて その 心 身 及 び 活 動 状 況 に 適 したおむつに 取 り 替 える 5 離 床 着 替 え 整 容 等 の 介 護 を 入 居 者 の 心 身 の 状 況 1 日 の 生 活 リズムに 応 じて 適 切 に 行 う 10
6 入 居 者 の 負 担 により 施 設 の 職 員 以 外 の 者 による 介 護 を 受 けさせない ( 食 事 の 提 供 ) 第 23 条 食 事 の 提 供 は 栄 養 と 入 居 者 の 身 体 状 況 嗜 好 を 考 慮 したものとし その 入 居 者 の 希 望 等 適 切 な 時 間 に 行 う また 入 居 者 の 自 立 活 動 に 配 慮 して 可 能 な 限 り 離 床 し て 共 同 生 活 室 で 食 事 が 行 えるよう 支 援 するが 必 ずしも 各 ユニット( 共 同 生 活 場 )で 食 事 を 摂 らなくても 良 いように 適 切 な 心 身 の 状 況 に 応 じた 配 慮 と 支 援 を 行 う 2 食 事 時 間 は 入 居 者 個 々の 生 活 習 慣 を 尊 重 した 時 間 に 提 供 し 入 居 者 が 自 分 のペースで 食 事 を 摂 ることができるように 十 分 な 時 間 を 配 分 する ( 相 談 及 び 援 助 ) 第 24 条 入 居 者 又 はその 家 族 に 対 して その 相 談 に 適 切 に 応 じるとともに 必 要 な 助 言 その 他 の 援 助 を 行 い 入 居 者 の 生 活 改 善 を 図 る ( 社 会 生 活 上 の 便 宜 の 供 与 等 ) 第 25 条 入 居 者 お 一 人 おひとりの 嗜 好 を 把 握 し また その 活 動 意 思 を 尊 重 し 趣 味 教 養 又 は 娯 楽 に 係 る 必 要 な 設 備 を 整 え その 活 動 の 機 会 を 十 分 に 提 供 するとともに 入 居 者 が 自 律 的 に 行 うこれらの 活 動 についてその 支 援 を 積 極 的 に 行 う 2 当 該 施 設 の 会 報 の 送 付 施 設 が 実 施 する 行 事 への 参 加 呼 びかけ 等 を 積 極 的 に 行 い 入 居 者 とご 家 族 や 地 域 との 交 流 が 盛 んになるよう 利 便 を 図 り 配 慮 を 怠 らないように 努 める 3 入 居 者 が 日 常 生 活 を 営 むのに 必 要 な 行 政 機 関 等 に 対 する 手 続 きについて 入 居 者 また はその 家 族 が 行 うことが 困 難 である 場 合 は 同 意 を 得 てそれを 代 行 する 4 常 に 入 居 者 の 家 族 との 連 携 を 図 り 入 居 者 のご 家 族 や 友 人 が 気 軽 に 来 訪 宿 泊 交 流 等 ができるよう その 機 会 の 確 保 に 努 める 5 入 居 者 の 生 活 を 施 設 内 で 完 結 するのではなく 入 居 者 お 一 人 おひとりの 希 望 や 心 身 の 状 況 を 踏 まえながら ショッピングや 外 食 図 書 館 や 公 民 館 等 の 公 共 施 設 の 利 用 地 域 の 行 事 への 参 加 親 族 の 居 宅 訪 問 友 人 宅 の 訪 問 散 歩 等 入 居 者 お 一 人 おひとりに 多 様 な 外 出 機 会 が 確 保 されるよう 配 慮 する ( 機 能 訓 練 ) 第 26 条 入 居 者 の 心 身 の 状 況 等 に 応 じて 日 常 生 活 における 日 々の 活 動 を 営 むのに 必 要 な 機 能 をその 生 活 現 場 やレクリエーション 等 において 適 時 訓 練 し 心 身 活 動 残 存 機 能 減 退 を 防 止 するために 適 時 適 切 な 方 法 で 実 施 する ( 健 康 管 理 ) 第 27 条 施 設 の 医 師 又 は 看 護 職 員 は 常 に 入 居 者 の 健 康 状 態 に 留 意 し 疾 病 の 早 期 発 見 や 予 防 等 健 康 保 持 のための 適 切 な 措 置 を 必 要 に 応 じて 取 る 11
2 施 設 の 医 師 は 老 人 保 健 法 による 健 康 手 帳 を 所 有 している 者 については 健 康 手 帳 に 必 要 事 項 及 び 特 記 事 項 を 記 載 する ( 栄 養 管 理 ) 第 28 条 介 護 支 援 専 門 員 は 管 理 栄 養 士 と 連 携 して 入 居 者 の 入 居 後 遅 くとも1 週 間 以 内 に 関 連 職 種 と 共 同 して 低 栄 養 状 態 のリスクを 把 握 するため 栄 養 スクリーニングを 行 う 2 管 理 栄 養 士 は 栄 養 スクリーニングを 踏 まえ 入 居 者 の 解 決 すべき 課 題 を 把 握 するた め 栄 養 アセスメントを 実 施 する 3 管 理 栄 養 士 は 栄 養 アセスメントに 基 づいて 入 居 者 の 栄 養 補 給 ( 補 給 方 法 エネル ギー たんぱく 質 水 分 の 補 給 量 療 養 食 の 適 用 食 事 の 形 態 等 の 食 事 の 提 供 に 関 する 事 項 等 ) 栄 養 食 事 相 談 課 題 解 決 のための 関 連 職 種 の 分 担 等 について 関 連 職 種 と 共 同 して 栄 養 ケア 計 画 を 作 成 する 4 管 理 栄 養 士 は サービス 担 当 者 会 議 ( 入 居 者 に 対 する 施 設 サービスの 提 供 に 当 たる 担 当 者 の 会 議 )に 出 席 し 栄 養 ケア 計 画 原 案 を 報 告 し 関 連 職 種 との 話 し 合 いのもと 栄 養 ケア 計 画 を 完 成 させ この 栄 養 ケア 計 画 の 内 容 を 施 設 サービス 計 画 にも 適 切 に 反 映 させるものとする 5 医 師 は 栄 養 ケア 計 画 の 実 施 に 当 たり その 同 意 等 を 確 認 するとともに 介 護 支 援 専 門 員 は サービスの 提 供 に 際 して 施 設 サービス 計 画 に 併 せて 栄 養 ケア 計 画 を 入 居 者 又 は 家 族 に 説 明 し サービス 提 供 に 関 する 同 意 を 得 るものとする 6 栄 養 ケア 計 画 に 基 づいて 低 栄 養 状 態 の 低 リスク 者 は3か 月 ごとに 低 栄 養 状 態 の 高 リスク 者 及 び 栄 養 補 給 法 への 移 行 の 必 要 性 がある 場 合 には2 週 間 ごとに 適 宜 モニタリ ングを 行 う 7 関 連 職 種 は 栄 養 ケア 計 画 の 変 更 が 必 要 となる 状 況 を 適 宜 把 握 し 栄 養 ケア 計 画 の 変 更 が 必 要 になる 状 況 が 確 認 された 場 合 には 対 応 する 関 連 職 種 に 報 告 するとともに 計 画 の 変 更 をすみやかに 行 うものとする ( 栄 養 ケアの 実 施 ) 第 29 条 サービスを 担 当 する 関 連 職 種 は 医 師 の 指 導 等 に 基 づき 栄 養 ケア 計 画 に 基 づい たサービスの 提 供 を 行 う 2 管 理 栄 養 士 は 食 事 の 提 供 に 当 たっては 給 食 業 務 の 実 際 の 責 任 者 としての 役 割 を 担 う 者 ( 管 理 栄 養 士 栄 養 士 調 理 師 等 )に 対 して 栄 養 ケア 計 画 に 基 づいて 個 別 対 応 し た 食 事 の 提 供 ができるように 説 明 及 び 指 導 を 行 う 3 管 理 栄 養 士 は 栄 養 ケア 計 画 に 基 づいて 栄 養 食 事 相 談 を 実 施 する 4 管 理 栄 養 士 は 関 連 職 種 と 共 同 して 食 事 摂 取 状 況 や 食 事 に 関 するインシデント 及 びア 12
クシデントの 事 例 等 の 把 握 を 行 う 5 管 理 栄 養 士 は 栄 養 ケア 提 供 の 主 な 経 過 について 栄 養 補 給 ( 食 事 の 摂 取 量 等 )の 状 況 や 内 容 の 変 更 栄 養 食 事 相 談 の 実 施 内 容 課 題 解 決 に 向 けた 関 連 職 種 のケアの 状 況 等 を 記 録 する ( 入 居 者 の 入 院 期 間 中 の 取 り 扱 い) 第 30 条 入 居 者 が 医 療 機 関 に 入 院 する 必 要 が 生 じた 時 又 は3か 月 以 内 の 退 院 が 明 らか に 見 込 まれる 場 合 には 主 治 医 の 指 示 指 導 管 理 の 下 本 人 及 びご 家 族 の 希 望 等 を 勘 案 して 退 院 前 アセスメント 訪 問 等 による 適 切 な 便 宜 を 必 要 に 応 じて 供 与 するとともに やむを 得 ない 事 情 がある 場 合 を 除 き 退 院 後 再 び 施 設 に 円 滑 に 入 居 できるようにする 2 再 入 居 において ベッド 確 保 が 困 難 な 場 合 は 短 期 入 所 生 活 介 護 の 一 時 利 用 を 施 し 入 居 者 の 生 活 に 支 障 が 生 じないように 配 慮 する 第 5 章 非 常 災 害 対 策 ( 非 常 災 害 対 策 ) 第 31 条 非 常 災 害 に 備 えて 必 要 な 設 備 を 設 け 常 に 有 効 に 保 持 するように 努 めるととも に 消 防 避 難 に 関 する 計 画 を 作 成 し 自 衛 消 防 組 織 を 編 成 する 2 消 防 法 に 基 づく 防 火 管 理 者 及 び 火 気 消 防 等 についての 責 任 者 ( 火 元 責 任 者 )を 定 め ておくとともに 非 常 災 害 に 備 えるため 定 期 的 に 避 難 救 助 通 報 その 他 必 要 な 訓 練 等 を 行 う 3 火 災 発 生 等 有 事 の 際 は 管 理 者 及 び 防 火 管 理 者 の 管 理 責 任 において 入 居 者 の 生 命 又 は 身 体 の 保 護 を 最 優 先 し 迅 速 かつ 適 切 な 処 置 を 施 さなければならない 第 6 章 その 他 施 設 の 運 営 に 関 する 重 要 事 項 ( 受 給 資 格 等 の 確 認 ) 第 32 条 サービスの 提 供 を 求 められた 場 合 には その 被 保 険 者 証 によって 被 保 険 者 資 格 要 介 護 認 定 の 有 無 及 び 要 介 護 認 定 の 有 効 期 間 を 確 かめる 2 前 項 の 被 保 険 者 証 に 認 定 審 査 会 意 見 が 記 載 されている 場 合 には 当 該 意 見 に 配 慮 して サービスを 提 供 する ( 入 退 所 の 記 録 の 記 載 ) 第 33 条 入 居 に 際 しては 入 居 年 月 日 施 設 の 種 類 名 称 を 被 保 険 者 証 に 記 載 する ま た 退 所 に 際 しては 退 所 年 月 日 を 被 保 険 者 証 に 記 載 する ( 入 居 者 に 関 する 市 町 村 への 通 知 ) 第 34 条 入 居 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 場 合 には 遅 滞 なく 意 見 を 付 してそ の 旨 を 市 町 村 に 通 知 する (1) 正 当 な 理 由 なしにサービス 利 用 に 関 する 指 示 配 慮 に 従 わないことにより 要 介 護 13
状 態 の 程 度 を 故 意 に 悪 化 させた(させよう)と 認 められるとき (2) 偽 りその 他 不 正 行 為 によって 保 険 給 付 を 受 け または 受 けようとしているとき ( 身 体 的 拘 束 等 の 禁 止 及 び 緊 急 やむを 得 ず 身 体 的 拘 束 等 を 行 う 場 合 の 手 続 ) 第 35 条 入 居 者 本 人 又 は 他 の 利 用 者 等 の 生 命 又 は 身 体 を 保 護 するために 緊 急 やむを 得 ない 場 合 を 除 き 身 体 的 拘 束 その 他 利 用 者 の 行 動 を 制 限 する 行 為 ( 以 下 身 体 的 拘 束 等 という )を 行 わない 2 前 項 の 身 体 的 拘 束 等 を 行 う 場 合 には あらかじめ 入 居 者 本 人 及 びその 家 族 に 対 して 身 体 拘 束 の 内 容 目 的 理 由 時 間 時 間 帯 期 間 等 をできる 限 り 詳 細 に 文 書 により 説 明 し 十 分 な 理 解 を 得 るものとする 3 施 設 は 前 1 項 の 身 体 的 拘 束 等 を 行 う 場 合 には その 態 様 及 び 時 間 その 際 の 入 居 者 の 心 身 の 状 況 並 びに 緊 急 やむを 得 ない 理 由 を 所 定 の 用 紙 に 記 録 し 5 年 間 保 存 する ( 虐 待 防 止 のための 措 置 ) 第 36 条 事 業 所 は 入 居 者 の 人 権 の 擁 護 虐 待 の 防 止 等 のため 次 の 措 置 を 講 じるもの とする 虐 待 の 防 止 に 関 する 責 任 者 の 選 定 従 業 者 に 対 する 虐 待 の 防 止 を 啓 発 普 及 するための 研 修 の 実 施 その 他 虐 待 防 止 のための 必 要 な 措 置 2 事 業 所 は サービス 提 供 中 及 び 入 居 者 の 居 宅 において 当 該 事 業 所 の 従 業 者 又 は 擁 護 者 ( 利 用 者 の 家 族 等 高 齢 者 を 現 に 養 護 する 者 )により 虐 待 を 受 けたと 思 われる 入 居 者 を 発 見 した 場 合 は 速 やかに これを 市 町 村 に 通 報 するものとする ( 成 年 後 見 制 度 の 活 用 支 援 ) 第 37 条 事 業 所 は 適 正 な 契 約 手 続 等 を 行 うため 必 要 に 応 じ 成 年 後 見 制 度 の 利 用 方 法 や 関 係 機 関 の 紹 介 など 成 年 後 見 制 度 を 活 用 できるように 支 援 を 行 うものとする ( 勤 務 体 制 の 確 保 等 ) 第 38 条 入 居 者 個 々に 対 して 個 性 心 身 の 状 況 生 活 歴 等 その 人 格 や 生 活 スタイルを 尊 重 した 適 切 なサービスが 継 続 して 提 供 できるよう 職 員 の 勤 務 体 制 を 定 める 2 職 員 によって 入 居 者 個 々に 必 要 なサービスを 提 供 し 援 助 するが 入 居 者 の 生 活 単 位 に 施 設 職 員 のサービス ケアが 適 合 され 入 居 者 と 馴 染 みの 関 係 となる 数 と 質 を 確 保 す る 3 特 に 看 護 職 員 及 び 介 護 職 員 の 勤 務 体 制 については 3 交 代 制 とし 次 の 体 制 を 確 保 す る (1) 日 中 においては ユニットごとに 常 時 1 人 以 上 の 介 護 職 員 又 は 看 護 職 員 を 配 置 す る 14
(2) 夜 間 及 び 深 夜 については 2ユニットごとに 常 時 1 人 以 上 の 介 護 職 員 又 は 看 護 職 員 を 配 置 する 4 また 入 居 者 お 一 人 おひとりの 自 立 的 生 活 支 援 生 活 単 位 = 介 護 単 位 ケアの 質 向 上 を 効 果 的 に 図 るため 全 体 の 日 中 において 入 居 者 2 人 に 対 して 常 勤 換 算 で1 人 の 介 護 職 員 又 は 看 護 職 員 を 配 置 し 当 該 ユニットに 専 従 する 勤 務 体 制 とする 5 職 員 の 資 質 向 上 のため 採 用 時 から 職 員 研 修 を 定 期 的 継 続 的 に 実 施 する ( 衛 生 管 理 等 ) 第 39 条 入 居 者 の 使 用 する 施 設 食 器 その 他 の 設 備 等 又 は 飲 用 に 供 する 水 について 衛 生 的 な 管 理 に 努 め 又 は 衛 生 上 必 要 な 措 置 を 講 じるとともに 医 療 品 医 療 用 具 の 管 理 を 適 正 に 行 う 2 食 中 毒 及 び 伝 染 病 ( 感 染 症 )の 発 生 を 予 防 防 止 するために まん 延 することがない よう 水 回 り 設 備 厨 房 設 備 等 の 衛 生 的 な 管 理 に 努 め 必 要 に 応 じて 保 健 所 の 指 導 助 言 を 求 めるとともに 常 に 密 接 な 連 携 を 確 保 する 3 特 に インフルエンザ 対 策 腸 管 出 血 性 大 腸 菌 感 染 症 対 策 レジオネラ 症 対 策 肺 炎 等 については その 発 生 及 びまん 延 を 防 止 するため 保 健 所 及 び 関 係 機 関 等 からの 情 報 や 管 理 者 (リスクマネージャー)による 安 全 対 策 協 議 会 で 適 時 適 切 な 措 置 を 講 じる 4 厨 房 職 員 ( 管 理 栄 養 士 栄 養 士 調 理 師 等 )は 毎 月 1 回 検 便 を 行 う 5 定 期 的 に 鼠 族 昆 虫 等 の 害 虫 駆 除 を 行 う ( 協 力 医 療 機 関 等 ) 第 40 条 入 院 治 療 を 必 要 とする 入 居 者 のために 協 力 医 療 機 関 を 定 める (また 協 力 歯 科 医 療 機 関 を 定 める ) 2 協 力 医 療 機 関 として その 入 院 加 療 の 程 度 内 容 等 適 正 な 医 療 の 必 要 度 により 地 域 医 療 機 関 へ 依 頼 するか もしくは 地 域 医 療 機 関 を 通 じて 病 診 連 携 による 基 幹 病 院 等 へ の 入 院 措 置 をとる ( 掲 示 ) 第 41 条 施 設 内 の 見 やすい 場 所 に 運 営 規 程 の 概 要 職 員 の 勤 務 体 制 協 力 医 療 関 係 機 関 入 居 者 の 利 用 料 及 び 苦 情 処 理 の 対 応 プライバシーポリシーその 他 のサービスの 選 択 に 資 する 重 要 事 項 を 掲 示 する ( 秘 密 保 持 守 秘 義 務 及 び 個 人 情 報 の 保 護 ) 第 42 条 職 員 は 正 当 な 理 由 なく 業 務 上 知 り 得 た 入 居 者 又 はその 家 族 の 秘 密 個 人 情 報 を 漏 らすことがないよう 指 導 教 育 を 適 時 行 う 2 退 職 者 等 が 正 当 な 理 由 なく 業 務 上 知 り 得 た 入 居 者 又 はその 家 族 の 秘 密 を 保 持 させる ため 必 要 な 対 策 ( 雇 用 契 約 時 に 保 証 をとる 等 )と 措 置 を 講 じ 職 員 でなくなった 後 に 15
おいてもこれらの 秘 密 を 保 持 するべき 旨 を 職 員 との 雇 用 契 約 の 内 容 とする 3 ケアカンファレンス 会 議 等 において 入 居 者 の 個 人 情 報 を 用 いる 場 合 は 入 居 者 の 同 意 を 入 居 者 の 家 族 の 個 人 情 報 を 用 いる 場 合 は 当 該 家 族 の 同 意 を あらかじめ 文 書 により 得 ておくものとする 4 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 等 に 対 して 入 居 者 又 はその 家 族 等 に 関 する 情 報 を 提 供 する 際 に は あらかじめ 文 書 により 入 居 者 又 はその 家 族 等 の 同 意 を 得 て 行 う ( 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 に 対 する 利 益 供 与 の 禁 止 ) 第 43 条 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 又 はその 従 業 者 に 対 して 要 介 護 被 保 険 者 に 施 設 を 紹 介 す ることの 対 償 として 金 品 その 他 の 財 産 上 の 利 益 の 供 与 はしない 2 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 又 はその 従 業 者 から 施 設 からの 退 所 者 を 紹 介 することの 対 償 と して 金 品 その 他 の 財 産 上 の 利 益 を 収 受 しない ( 苦 情 解 決 体 制 の 整 備 ) 第 44 条 入 居 者 及 びご 家 族 等 からの 苦 情 に 対 して 迅 速 かつ 適 切 に 対 応 するため 苦 情 受 付 窓 口 を 設 置 する 2 苦 情 に 対 する 処 置 や 改 善 策 については 入 居 者 及 び 家 族 にその 年 月 日 内 容 等 を 所 定 の 用 紙 に 記 載 し 文 書 で 説 明 するとともに 施 設 に 掲 示 する 5 年 間 保 存 する 3 提 供 するサービスに 関 して 市 町 村 からの 文 書 の 提 出 提 示 の 求 め 又 は 市 町 村 職 員 からの 質 問 照 会 に 応 じ 入 居 者 からの 苦 情 に 関 する 調 査 に 協 力 する 市 町 村 から 指 導 又 は 助 言 を 得 た 場 合 は それに 従 い 必 要 な 改 善 を 行 う 4 サービスに 関 する 入 居 者 及 び 家 族 からの 苦 情 に 関 して 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 の 調 査 に 協 力 すると 共 に 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 からの 指 導 又 は 助 言 を 得 た 場 合 は それ に 従 い 必 要 な 措 置 改 善 を 行 う 5 苦 情 はサービスの 質 を 向 上 さす 情 報 と 認 識 し 業 務 改 善 に 資 するものとする ( 地 域 との 連 携 ) 第 45 条 施 設 の 運 営 に 当 たっては 岡 山 市 ( 在 宅 介 護 支 援 センターを 含 む )の 高 齢 者 福 祉 事 業 における 諸 活 動 並 びに 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 地 区 社 協 地 域 住 民 地 域 の 老 人 クラブ 婦 人 会 及 びボランティア 団 体 等 の 実 施 する 諸 活 動 との 連 携 及 び 協 力 を 図 り それら 団 体 が 行 う 行 事 に 積 極 的 に 協 働 参 画 し 地 域 コミュニティとの 交 流 に 努 める ( 事 故 発 生 の 防 止 及 び 発 生 時 の 対 応 ) 第 46 条 サービスの 提 供 により 万 が 一 事 故 が 発 生 した 場 合 には 必 要 な 処 置 を 行 い あ らかじめ 定 めた 方 法 により 速 やかに 市 町 村 ご 家 族 等 に 連 絡 を 行 う また 入 居 者 の 病 状 に 急 変 が 発 生 したときには 医 師 に 連 絡 をとり 必 要 な 措 置 を 講 じるとともに 管 理 者 及 びご 家 族 に 速 やかに 報 告 する 16
2 事 故 の 状 況 及 び 事 故 に 際 してとった 処 理 等 は 所 定 の 記 録 用 紙 に 記 録 し 5 年 間 保 存 する 3 また サービス 提 供 により 賠 償 すべき 事 故 が 発 生 した 場 合 には 損 害 賠 償 を 速 やかに 行 う ただし 施 設 の 責 に 帰 すべからざる 事 由 による 場 合 は この 限 りではない ( 会 計 の 区 分 ) 第 47 条 会 計 は 社 会 福 祉 法 人 会 計 準 則 に 基 づき 行 うが 施 設 サービス 事 業 以 外 の 会 計 は その 他 の 事 業 としてその 会 計 を 区 分 する ( 記 録 の 整 備 ) 第 48 条 従 業 者 設 備 及 び 会 計 に 関 する 諸 記 録 を 整 備 する 2 施 設 サービス 提 供 の 提 供 に 関 する 関 する 記 録 を 整 備 し その 完 結 の 日 から5 年 間 保 存 するものとする ( 職 員 の 質 の 確 保 ) 第 49 条 施 設 は 施 設 の 職 員 の 質 的 向 上 を 図 るための 研 修 の 機 会 を 次 のとおり 設 けるも のとし また 適 切 な 業 務 態 勢 を 整 備 する (1) 採 用 時 研 修 採 用 後 2か 月 以 内 (2) 継 続 研 修 年 1 回 2 職 員 は 介 護 保 険 関 係 法 令 及 び 諸 規 則 個 人 情 報 保 護 法 を 遵 守 し 業 務 上 の 指 示 命 令 に 従 い 自 己 の 業 務 に 専 念 する 服 務 に 当 たっては 協 力 して 法 人 の 理 念 及 び 運 営 方 針 のもとに 施 設 の 秩 序 を 維 持 し 常 に 次 の 事 項 に 留 意 すること (1) 入 居 者 に 対 しては 人 格 を 尊 重 し 親 切 丁 寧 を 旨 とし 責 任 を 持 って 接 遇 する (2) 健 康 に 留 意 し 明 朗 な 態 度 を 失 ってはならない (3)お 互 いに 協 力 し 合 い 能 率 の 向 上 に 努 力 するよう 心 掛 ける ( 施 設 利 用 上 の 留 意 事 項 ) 第 50 条 入 居 者 は 施 設 の 居 室 及 び 共 用 施 設 敷 地 をその 本 来 の 用 途 に 従 って 利 用 す るものとします 2 入 居 者 は サービスの 実 施 及 び 安 全 衛 生 等 の 管 理 上 の 必 要 があると 認 められる 場 合 に は 事 業 者 及 びサービス 従 事 者 が 入 居 者 の 居 室 内 に 立 ち 入 り 必 要 な 措 置 をとることを 認 めるものとします 但 し その 場 合 事 業 者 は 入 居 者 のプライバシー 等 の 保 護 につ いて 十 分 な 配 慮 をするものとします 3 入 居 者 は 介 護 福 祉 施 設 の 施 設 設 備 について 故 意 又 は 重 大 な 過 失 により 滅 失 破 損 汚 損 もしくは 変 更 した 場 合 には 自 己 の 費 用 により 現 状 に 復 するか 又 は 相 当 の 代 価 を 支 払 うものとします 4 入 居 者 の 心 身 の 状 況 等 により 特 段 の 配 慮 が 必 要 な 場 合 には 入 居 者 及 びその 家 族 等 と 17
事 業 者 との 協 議 により 居 室 又 は 共 用 施 設 設 備 の 利 用 方 法 等 を 決 定 するものとします (その 他 ) 第 51 条 この 規 程 に 定 める 事 項 のほか 運 営 に 関 する 重 要 事 項 は 社 会 福 祉 法 人 天 成 会 と 施 設 の 管 理 者 との 協 議 に 基 づいて 定 めるものとする 附 則 この 規 程 は 平 成 17 年 9 月 1 日 から 施 行 する 附 則 この 規 程 の 変 更 は 平 成 17 年 10 月 1 日 から 施 行 する 附 則 この 規 程 の 変 更 は 平 成 20 年 10 月 1 日 から 施 行 する 附 則 この 規 程 の 変 更 は 平 成 23 年 6 月 1 日 から 施 行 する 附 則 この 規 程 の 変 更 は 平 成 23 年 7 月 1 日 から 施 行 する 附 則 この 規 定 の 変 更 は 平 成 24 年 2 月 1 日 から 施 行 する 附 則 この 規 定 の 変 更 は 平 成 25 年 4 月 1 日 から 施 行 する 18