策 定 年 度 策 定 地 域 平 成 21 年 度 琴 平 町 琴 平 町 地 域 水 田 農 業 ビジョン 琴 平 町 地 域 水 田 農 業 推 進 協 議 会
目 次 1. 地 域 水 田 農 業 の 改 革 の 基 本 的 な 方 向 について 1) 地 域 水 田 農 業 の 特 性 について 1 2) 作 物 振 興 及 び 水 田 利 用 の 将 来 方 向 1 1 地 域 の 水 田 の 活 用 方 策 について 1 2 売 れる 米 づくりの 取 り 組 みについて 1 3 麦 大 豆 の 生 産 振 興 について 2 4 野 菜 の 生 産 振 興 について 2 5 畜 産 と 飼 料 作 物 の 循 環 型 農 業 の 推 進 について 3 3) 担 い 手 の 状 況 と 担 い 手 育 成 の 将 来 方 向 について 3 2. 具 体 的 な 目 標 について 1 認 定 農 業 者 の 育 成 確 保 について 3 2 集 落 営 農 について 3 1) 作 物 作 付 け 計 画 について 6( 別 表 1) 2) 作 物 販 売 計 画 について 7( 別 表 2) 3) 担 い 手 の 育 成 について 4 4) 担 い 手 への 土 地 利 用 集 積 について 4 3. 地 域 水 田 農 業 ビジョン 実 現 のための 手 段 について 1) 水 田 農 業 構 造 改 革 交 付 金 ( 産 地 確 立 交 付 金 )の 活 用 方 法 4 1 円 滑 な 生 産 調 整 の 推 進 4( 別 表 4) 2 重 点 作 物 の 振 興 5 2)その 他 の 活 用 事 業 5 4. 担 い 手 の 明 確 化 について 1) 担 い 手 リスト 8( 別 表 3)
1. 地 域 水 田 農 業 の 改 革 の 基 本 的 な 方 向 について 1) 地 域 水 田 農 業 の 特 性 について 琴 平 町 は 香 川 県 の 中 西 部 に 位 置 し 金 刀 比 羅 宮 が 鎮 座 する 象 頭 山 の 東 部 に 広 がる 平 野 の 一 角 を 占 め 町 全 体 の 面 積 が 8.46km2と 狭 い 気 候 は 瀬 戸 内 海 気 候 で 温 暖 であり 町 の 南 西 部 を 金 倉 川 が 流 れ 溜 池 は 少 ないが 出 水 は 多 く 農 業 用 水 は 出 水 とともに 香 川 用 水 と 満 濃 池 の 利 用 により 耕 地 状 態 はほぼ 潤 沢 な 農 地 となっている しかし 農 家 数 は 平 成 12 年 の397 戸 から 平 成 17 年 は380 戸 に 減 少 し 平 成 17 年 総 農 家 の 耕 地 面 積 は256ha(2005 年 農 林 業 センサスより)となっている また 農 家 のほとんどが 零 細 経 営 であり( 平 均 経 営 面 積 58a) 経 営 形 態 は 水 稲 や 麦 が 中 心 で あるが 零 細 性 を 補 う 為 に 農 地 の 高 度 利 用 が 盛 んであり 地 域 特 産 物 としてレタス にんにく なばな 黒 大 豆 ブロッコリー オクラ キャベツの 栽 培 を 取 り 入 れた 複 合 経 営 で 生 産 性 を 向 上 してきた 2) 作 物 振 興 及 び 水 田 利 用 の 将 来 方 向 1 地 域 の 水 田 の 活 用 方 策 について 当 地 域 は 米 の 生 産 調 整 政 策 が 展 開 されてきたなか 最 近 では 兼 業 化 や 農 業 従 事 者 の 高 齢 化 減 少 化 などに 伴 う 労 働 力 の 低 下 が 進 行 しており 農 用 地 の 宅 地 化 による 耕 地 の 減 少 や 利 用 効 率 の 低 下 農 地 の 遊 休 化 が 進 むなど 地 域 農 業 の 維 持 が 難 しくなってきている そして 農 家 の 零 細 経 営 による 収 益 性 の 悪 化 や 後 継 者 不 足 が 深 刻 化 してきている これには 生 産 性 の 向 上 と 経 営 の 安 定 が 実 現 するよう 大 型 機 械 による 効 率 の 向 上 や 作 物 の 団 地 化 農 業 経 営 の 多 角 化 の 推 進 作 業 受 委 託 や 土 地 利 用 集 積 の 推 進 集 落 営 農 などの 生 産 組 織 の 推 進 が 不 可 欠 と なっている 一 方 では 宅 地 化 が 進 み 農 地 は 今 後 も 減 少 すると 思 われるが 立 地 的 にも 門 前 町 であることを 活 かした 観 光 産 業 への 地 産 地 消 の 働 き 掛 けや 高 付 加 価 値 の 都 市 近 郊 型 農 業 の 推 進 をしていかな ければならない そのためには 今 後 も 長 期 的 に 地 域 特 産 物 の 振 興 と 開 発 生 産 基 盤 の 整 備 担 い 手 の 育 成 と 確 保 農 業 流 通 対 策 の 改 善 に 取 り 組 んでいく 必 要 がある また 中 山 間 部 と 住 宅 密 集 地 域 に 隣 接 した 耕 作 不 利 地 においては 不 作 付 け 地 が 拡 大 してきた このような 農 地 は 大 型 の 農 作 業 機 械 の 搬 入 が 出 来 ず 維 持 管 理 や 農 地 の 流 動 化 が 難 しくなってい る こうしたなか 平 成 18 年 特 定 農 業 団 体 を 設 立 するとともにふれあい 農 園 学 童 農 園 の 設 置 等 生 産 者 と 消 費 者 を 併 せた 地 域 ぐるみの 環 境 保 全 に 図 るとともに 水 田 の 維 持 と 食 料 自 給 力 自 給 率 向 上 の 観 点 から 調 整 水 田 等 不 作 付 地 への 作 物 作 付 拡 大 の 推 進 につとめる 2 売 れる 米 づくりへの 取 り 組 みについて 当 地 域 の 米 生 産 は コシヒカリとヒノヒカリを 中 心 にはえぬき オオセトやクレナイモチが 栽 培 されている コシヒカリ はえぬきにおいては 良 食 味 品 種 として 県 内 市 場 での 販 売 中 心 である が 品 質 と 食 味 の 向 上 が 急 務 であり 普 通 期 栽 培 へのスライドと 作 付 けの 拡 大 を 推 進 していきた い ヒノヒカリは 県 外 向 け 業 務 用 途 主 体 の 販 売 が 中 心 となっているが 品 質 の 向 上 が 急 務 となっ ている また オオセトは 酒 造 用 米 として 需 要 があり カントリーエレベーター 利 用 を 条 件 として 栽 培 を 行 っている そこで 消 費 者 の 多 様 なニーズに 対 応 した 特 色 のある 米 産 地 を 目 指 すため JA 香 川 米 等 地 域 の 自 然 立 地 条 件 を 生 かした 食 味 重 視 の 生 産 と 安 全 安 心 を 基 本 としたトレーサビリティの 確 立 を 図 る また 直 播 等 の 省 力 栽 培 技 術 の 推 進 や 環 境 に 配 慮 した 栽 培 方 法 への 転 換 を 図 る a) 地 区 別 の 米 の 品 種 選 定 と 推 進 方 向 について - 1 -
町 内 の 農 地 面 積 は 少 ないので 地 区 を 分 けることは 困 難 であるが 全 体 としてはヒノヒカリ はえぬき オオセト 等 の 業 務 用 対 応 米 と 普 通 期 コシヒカリを 推 進 する また 冬 野 菜 作 付 け の 熱 心 な 地 区 では はえぬき ヒノヒカリ オオセト 等 の 業 務 用 対 応 米 を 主 に 推 進 すること とする そして 野 菜 作 付 けの 少 ない 地 区 では 普 通 期 コシヒカリとともにヒノヒカリやオ オセト 等 の 業 務 用 対 応 米 を 推 進 し 麦 大 豆 の 生 産 推 進 を 基 本 として 担 い 手 と 生 産 集 団 の 育 成 を 図 り 良 質 麦 生 産 と 併 せはだか 麦 生 産 の 拡 大 を 図 るとともに 野 菜 産 地 の 育 成 を 図 る b) 品 質 食 味 向 上 対 策 品 種 別 の 適 期 移 植 を 誘 導 するとともに 仲 多 度 カントリーエレベーターの 利 用 推 進 により 均 一 で 高 品 質 に 調 製 仕 上 げした 米 を 多 様 化 する 販 売 先 に 即 応 し 市 場 競 争 力 の 強 化 に 努 める また 食 味 重 視 の 栽 培 に 取 り 組 むためには 土 壌 改 良 資 材 の 機 械 散 布 支 援 活 動 の 展 開 や 栽 培 指 針 の 作 成 による 施 肥 改 善 と 病 害 虫 雑 草 防 除 の 安 全 使 用 の 徹 底 を 図 る 特 にコシヒカ リは 多 肥 による 倒 伏 の 回 避 と 食 味 品 質 の 向 上 のために 野 菜 あとでは 栽 培 を 避 け 普 通 期 栽 培 を 推 進 する c) 生 産 コストの 低 減 について 零 細 農 家 が 多 い 当 地 域 において 高 額 な 農 業 機 械 施 設 を 農 家 戸 々で 資 本 装 備 しており 農 業 経 営 を 大 きく 圧 迫 しているうえに 生 産 資 材 の 予 約 共 同 購 入 や 配 送 コストの 低 減 を 図 って はいるものの 米 価 の 下 落 幅 の 方 が 大 きいのが 現 状 である 今 後 特 定 農 業 団 体 を 核 とした 農 業 機 械 施 設 の 共 同 化 や 農 作 業 受 委 託 の 推 進 を 行 うととも に 農 作 業 受 託 者 組 織 の 育 成 に 努 める さらに 土 壌 診 断 に 基 づく 適 正 施 肥 により 生 産 コス トの 低 減 を 図 る 3 麦 大 豆 の 生 産 振 興 について 当 地 域 の 水 田 裏 作 の 基 幹 作 物 である 麦 は 県 内 でも 有 数 の 良 質 麦 産 地 であり 播 種 期 や 収 穫 時 期 の 天 候 により 品 質 や 収 量 が 多 少 影 響 するものの はだか 麦 ではイチバンボシ 小 麦 では 製 麺 適 性 に 優 れたさぬきの 夢 2000が 栽 培 されている 今 後 栽 培 面 積 の 拡 大 を 行 い 経 営 の 安 定 を 図 るため 地 域 や 土 壌 にあった 麦 種 での 作 付 けの 取 り 組 みを 推 進 し はだか 麦 と 小 麦 を 組 み 合 わせた 栽 培 ほ 場 の 選 択 と 期 間 借 地 の 推 進 による 農 地 の 集 積 に 努 める また カントリーエレベーター 利 用 により 実 需 者 からの 要 望 である 品 質 の 均 一 化 と 流 通 の 簡 素 化 によるコストの 削 減 をはかる 大 豆 については 黒 大 豆 を 中 心 にコストの 低 減 を 図 るとともに 共 同 加 工 施 設 と 近 隣 の 産 地 直 売 施 設 や 観 光 産 業 等 との 連 携 により 契 約 栽 培 を 行 い 豆 腐 や 味 噌 等 の 地 元 加 工 品 のブランド 化 と 地 産 地 消 を 推 進 する 4 野 菜 の 生 産 振 興 について 当 地 域 では 軽 量 野 菜 であるブロッコリー オクラ なばな などが 作 業 支 援 体 制 の 整 備 とと もに 作 付 け 面 積 は 増 加 している 特 に なばなの 作 付 けは 県 内 でも 取 り 組 みが 早 く 安 定 生 産 を 今 後 とも 推 進 していく また にんにくにおいては 県 内 有 数 の 産 地 であり 今 後 も 収 益 性 の 確 保 と 生 産 量 の 安 定 を 目 指 し マルチ 栽 培 の 技 術 徹 底 を 推 進 する レタス キャベツについては 経 営 の 安 定 を 図 るため 地 域 や 土 壌 にあった 作 付 けの 取 り 組 み を 推 進 し 地 域 担 い 手 育 成 総 合 支 援 協 議 会 農 業 委 員 会 連 携 のもとで 農 地 の 利 用 増 進 や 期 間 借 地 の 推 進 による 農 地 の 集 積 に 努 める a) 共 同 育 苗 施 設 集 出 荷 貯 蔵 施 設 の 強 化 と 利 用 促 進 b) 機 械 化 一 貫 体 系 の 確 立 - 2 -
c) 高 付 加 価 値 化 への 取 り 組 み 等 ブランド 産 品 開 発 d)トレーサビリティ システムの 確 立 e) 土 壌 診 断 に 基 づく 適 正 施 肥 f) 環 境 に 配 慮 した 栽 培 技 術 への 取 組 み g) 学 校 給 食 への 食 材 供 給 等 地 産 地 消 推 進 5 畜 産 と 飼 料 作 物 の 循 環 型 農 業 の 推 進 について 当 地 域 の 畜 産 は 肥 育 牛 養 鶏 が 営 まれているが 高 齢 化 の 進 行 などから 経 営 規 模 縮 小 してい る そのうえ 飼 料 は 輸 入 品 で 賄 われているが 消 費 者 には 飼 育 はもとより 飼 料 においても 国 産 を 使 用 した 安 全 安 心 な 畜 産 物 が 求 められている 畜 産 農 家 から 生 産 される 堆 肥 は 品 質 価 格 に 格 差 が 大 きく 耕 種 農 家 からの 需 要 は 少 ない しかし 耕 種 農 家 の 土 作 りに 対 する 意 識 は 高 く 良 質 堆 肥 の 施 用 が 良 品 質 な 作 物 生 産 と 減 化 学 肥 料 にも 繋 がっている こうしたなか 畜 産 農 家 と 耕 種 農 家 の 連 携 を 密 にし 耕 種 農 家 による 飼 料 作 物 の 契 約 栽 培 に 取 り 組 むとともに 良 質 堆 肥 安 定 供 給 システムの 確 立 を 図 る 必 要 がある 3) 担 い 手 の 状 況 と 担 い 手 の 将 来 方 向 について 1 認 定 農 業 者 の 育 成 確 保 について 意 欲 ある 農 業 者 の 取 り 組 みにより 現 に 展 開 されている 優 良 な 農 業 経 営 の 事 例 を 踏 まえながら 地 区 において 多 少 の 格 差 はあるものの 他 産 業 従 事 者 と 比 べて 遜 色 ない 年 間 労 働 時 間 ( 主 たる 農 業 従 事 者 1 人 当 たり 2,000 時 間 程 度 )の 達 成 と 生 涯 所 得 に 相 当 する 年 間 農 業 所 得 (1 経 営 体 当 たり 450 万 円 程 度 )を 確 保 することができるような 効 率 的 かつ 安 定 的 な 農 業 経 営 を 営 める 経 営 体 の 育 成 を 目 指 す このため 関 係 機 関 との 連 携 の 強 化 を 図 るなど 支 援 体 制 の 充 実 強 化 をより 一 層 進 め コスト 計 算 や 労 務 管 理 のできる 企 業 的 センスを 備 えた 経 営 体 の 育 成 を 図 る また これらの 経 営 体 の 規 模 拡 大 や 生 産 方 式 の 合 理 化 に 向 けた 取 り 組 みに 対 し 集 中 的 かつ 積 極 的 に 支 援 する 2 集 落 営 農 について 地 域 水 田 農 業 において 個 別 担 い 手 経 営 の 育 成 確 保 は 重 要 な 課 題 である しかし, 担 い 手 の 高 齢 化 や 小 規 模 経 営 での 機 械 の 過 剰 投 資 のため 個 別 経 営 ではもはや 農 業 を 維 持 発 展 が 非 常 に 困 難 な 状 況 にある 地 域 の 農 家 を 集 落 営 農 に 組 織 化 することを 通 じて 営 農 組 織 が 土 地 利 用 計 画 や 作 業 計 画 を 立 て 琴 平 町 全 体 を 一 つの 農 場 として 経 営 することや 担 い 手 の 育 成 を 推 進 していく また 関 係 機 関 と 連 携 し 特 定 農 業 団 体 が 早 期 に 法 人 化 できるよう 支 援 をする 2. 具 体 的 な 目 標 について 1) 作 物 作 付 け 計 画 について 別 表 1 のとおり 2) 作 物 販 売 計 画 について 別 表 2 のとおり - 3 -
3) 担 い 手 の 育 成 について 企 業 的 経 営 感 覚 を 持 ち 地 域 水 田 農 業 に 貢 献 できる 優 れた 農 業 経 営 者 の 育 成 を 図 るとともに 意 欲 ある 青 年 農 業 者 や 新 規 就 農 希 望 者 が 円 滑 に 就 農 できるよう 受 入 体 制 等 の 整 備 を 図 る a) 町 農 協 地 域 担 い 手 育 成 総 合 支 援 協 議 会 など 関 係 機 関 が 一 体 となった 指 導 受 入 体 制 の 整 備 b) 営 農 技 術 や 地 域 水 田 農 業 の 経 営 能 力 の 習 得 を 踏 まえた 研 修 会 の 開 催 c) 生 産 から 販 売 までの 一 貫 した 知 識 や 技 能 を 高 める 講 習 会 の 開 催 d) 農 業 機 械 園 芸 施 設 のリースシステムの 整 備 e) 新 規 就 農 希 望 者 相 談 窓 口 の 充 実 認 定 農 業 者 ( 個 別 経 営 体 ) 集 落 営 農 等 組 織 経 営 体 現 状 ( 平 成 20 年 度 ) 目 標 ( 平 成 22 年 度 ) 目 標 ( 平 成 25 年 度 ) 現 状 ( 平 成 20 年 度 ) 目 標 ( 平 成 22 年 度 ) 目 標 ( 平 成 25 年 度 ) 14 人 15 人 16 人 2 団 体 2 団 体 2 団 体 4) 担 い 手 への 土 地 利 用 集 積 について 地 域 水 田 農 業 の 改 善 による 望 ましい 経 営 の 育 成 を 図 るため 土 地 利 用 型 農 業 による 発 展 を 図 ろ うとする 意 欲 的 な 農 業 者 を 中 心 に 現 在 実 施 している 琴 平 町 農 業 委 員 会 を 核 とした 活 動 をより 一 層 活 発 化 させ 認 定 農 業 者 琴 平 町 営 農 組 合 に 対 して 農 地 集 積 を 図 る 農 地 の 出 し 手 と 受 け 手 に 係 る 情 報 の 一 元 的 把 握 のもと 両 者 を 結 びつけて 利 用 権 設 定 を 推 進 していく また これらの 農 地 の 流 動 化 等 に 関 しては 集 落 を 単 位 とした 土 地 利 用 調 整 を 全 町 的 に 展 開 し 集 団 化 連 坦 化 した 条 件 で 担 い 手 農 業 者 に 農 用 地 が 利 用 集 積 されるよう 努 める 担 い 手 の 利 用 集 積 面 積 の 目 標 認 定 農 業 者 ( 個 別 経 営 体 ) 集 落 営 農 等 組 織 経 営 体 現 状 ( 平 成 20 年 度 ) 目 標 ( 平 成 22 年 度 ) 目 標 ( 平 成 25 年 度 ) 現 状 ( 平 成 20 年 度 ) 目 標 ( 平 成 22 年 度 ) 目 標 ( 平 成 25 年 度 ) 37.4ha 40.0ha 42.0ha 170.0ha 170.0ha 170.0ha 15% 16% 17% 68% 68% 68% 3. 地 域 水 田 農 業 ビジョン 実 現 のための 手 段 について 1) 水 田 農 業 構 造 改 革 交 付 金 ( 産 地 確 立 交 付 金 )の 活 用 方 法 < 交 付 要 件 > 助 成 水 田 は 生 産 調 整 実 施 水 田 ( 利 用 権 設 定 に 対 する 助 成 はこの 限 りではない )であり 助 成 対 象 者 は 生 産 調 整 の 達 成 者 で かつ 集 荷 円 滑 化 対 策 の 生 産 者 拠 出 金 を 納 付 している 者 とする ただし 重 点 作 物 担 い 手 対 策 への 助 成 はさらに 別 途 要 件 を 設 ける また 稲 作 構 造 改 革 促 進 交 付 金 については 基 本 部 分 及 び 担 い 手 集 積 加 算 部 分 とも 産 地 確 立 交 付 金 に 全 額 融 通 し 産 地 確 立 交 付 金 の 中 で 活 用 を 図 る 1 円 滑 な 生 産 調 整 の 推 進 農 家 への 意 向 調 査 を 基 にした 生 産 調 整 を 確 実 に 実 行 するため その 者 が 属 する 集 落 が 生 産 調 整 を 達 成 した 場 合 定 額 ( 奨 励 金 )を 助 成 する - 4 -
2 重 点 作 物 の 振 興 ア 麦 品 質 的 にも 評 価 の 高 い 本 地 域 産 麦 の 面 積 維 持 拡 大 と 水 田 の 土 地 利 用 率 の 向 上 並 びに 国 内 自 給 率 向 上 を 図 るため 一 定 額 を 麦 共 済 加 入 者 に 助 成 する イ 大 豆 水 稲 作 付 け 期 間 の 水 稲 以 外 の 土 地 利 用 型 作 物 として 面 積 維 持 拡 大 及 び 国 内 自 給 率 の 向 上 を 図 るため 大 豆 作 付 け 面 積 に 対 し 一 定 額 を 大 豆 作 付 け 者 に 助 成 する ウ にんにく オクラ レタス なばな ブロッコリー キャベツ JAを 主 体 に 作 付 けを 推 進 中 であり 農 地 利 用 率 の 向 上 のため 作 付 け 面 積 に 対 し 一 定 額 を 助 成 する 2)その 他 の 活 用 事 業 a) 土 地 利 用 型 農 業 構 造 改 革 加 速 化 事 業 b) 水 田 等 有 効 活 用 促 進 交 付 金 c)その 他 国 県 町 による 補 助 事 業 4. 担 い 手 の 明 確 化 について 1) 担 い 手 リスト 経 営 が 一 元 化 された 特 定 農 業 団 体 認 定 農 業 者 及 び 種 子 生 産 組 合 リストは 別 表 3のとおり - 5 -
別 表 1 具 体 的 な 目 標 について 作 物 名 品 種 名 作 物 作 付 け 計 画 現 状 平 成 20 年 度 目 標 年 度 単 位 :ha 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 25 年 度 コシヒカリ 42.0 43.0 43.0 43.0 オオセト 6.4 13.5 13.5 13.5 水 稲 ヒノヒカリ 92.3 68.2 68.2 68.2 はえぬき 13.3 30.0 30.0 30.0 その 他 (もち 含 む) 8.6 12.5 12.5 12.5 計 162.6 167.2 167.2 167.2 はだか 麦 イチハ ンホ シ 45.6 48.2 60.0 60.0 麦 小 麦 さぬきの 夢 2000 24.3 20.8 25.0 25.0 計 69.9 69.0 85.0 85.0 白 大 豆 (フクユタカ) 0.1 1.0 2.0 2.0 大 豆 黒 大 豆 ( 香 川 黒 1 号 ) 1.8 3.0 3.0 3.0 計 1.9 4.0 5.0 5.0 野 菜 にんにく 13.0 14.5 14.5 14.5 レタス 9.5 12.0 13.0 13.0 なばな 8.4 8.5 9.0 9.0 オクラ 1.0 1.0 1.5 1.5 ブロッコリー 4.0 4.5 5.0 5.0 キャベツ 4.0 4.0 4.5 4.5 計 39.9 44.5 47.5 47.5-6 -
別 表 2 具 体 的 な 目 標 について 作 物 名 品 種 名 作 物 販 売 計 画 現 状 平 成 20 年 度 目 標 年 度 単 位 :t 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 25 年 度 コシヒカリ 88.5 94.6 94.6 94.6 オオセト 32.4 64.8 64.8 64.8 水 稲 ヒノヒカリ 275.0 204.6 204.6 204.6 はえぬき 37.6 90.0 90.0 90.0 その 他 (モチ 含 む) 2.5 26.3 26.3 26.3 計 436.0 480.3 480.3 480.3 はだか 麦 イチハ ンホ シ 216.7 221.8 288.0 288.0 麦 小 麦 さぬきの 夢 2000 117.3 90.3 121.2 121.2 計 334.0 312.1 409.2 409.2 白 大 豆 (フクユタカ) 0 1.5 5.0 5.0 大 豆 黒 大 豆 ( 香 川 黒 1 号 ) 4.3 6.0 8.0 8.0 計 4.3 7.5 13.0 13.0 にんにく 124.3 135.0 135.0 135.0 レタス 219.8 320.0 325.0 325.0 なばな 67.8 68.0 76.5 76.5 野 菜 オクラ 18.0 18.0 18.5 18.5 ブロッコリー 27.5 28.0 30.0 30.0 キャベツ 200.0 200.0 225.0 225.0 計 657.4 769.0 810.0 810.0-7 -