平 成 28 年 6 月 20 日 平 成 28 年 度 第 1 回 空 家 等 対 策 協 議 会 議 事 録 < 建 築 部 長 挨 拶 > < 委 員 紹 介 > < 事 務 局 挨 拶 > < 議 題 の 協 議 > 早 速 ですけど 議 題 の 方 に 入 っていきたいと 思 いままず 一 番 目 ですけど 空 家 等 対 策 計 画 についてということで,(1) 基 本 方 針 について, 事 務 局 の 方 説 明 をお 願 いしま < 資 料 Ⅲ 基 本 方 針 に 基 づき 説 明 > ここまでの 説 明 に 対 して 質 問 等 はございませんでしょうか 旭 川 市 の 人 口 は 減 っていくのか 国 の 機 関 で 推 計 していて 旭 川 でも 減 っていくと 予 想 されていま 第 8 次 総 合 計 画 においても, 今 後 人 口 が 減 少 するという 推 計 をしていま 市 の 方 でも 人 口 減 を 前 提 として 計 画 を 作 っている 人 口 が 減 るということで, 空 き 家 の 増 加 も 拍 車 がかかると 予 想 されま 次 に 基 本 目 標 基 本 方 針 について 何 かありますか 案 の 総 合 的 というのは, 大 まかにいう とどういうものですか これまでは 老 朽 化 して 放 置 されている 危 険 な 空 き 家 の 対 策 が 旭 川 市 のメインでしたが, 今 後 人 口 が 減 少 して 世 帯 も 減 っていく 見 込 みがある 中 で, 老 朽 化 して 危 険 な 空 き 家 だけの 対 応 をしていては 空 き 家 対 策 にならない 空 き 家 の 利 活 用 や 空 き 家 発 生 の 抑 制, 又 行 政 だけ でなく,いろいろな 団 体 の 方 々と 協 力 体 制 を 取 るという 意 味 で 総 合 的 としておりま 次 に 空 家 等 対 策 の 説 明 をお 願 いしま < 資 料 Ⅳ 空 家 等 対 策 に 基 づき 説 明 > まず 空 き 家 対 策 で 示 されていますのは, 大 きく3つの 項 目 からなっていますが 一 つは 空 き 家 等 の 発 生 自 体 を 抑 制 する,それから 二 つ 目 が 利 活 用 の 促 進, 三 つ 目 が 空 き 家 の 措 置 等 の
促 進 質 問 意 見 いかがでしょうか リフォーム 等 の 補 助 を 出 すというのは 効 果 があるのか 疑 問 で 発 生 抑 制 については,セカンドハウス 化 を 優 遇 して 推 進 するなど, 一 歩 踏 み 込 んでいかな いとうまくいかないと 思 いま まず 施 策 Ⅳの 良 質 な 住 宅 のストックのシェアということでリフォーム 等 の 補 助 の 効 果 とい う 質 問 ですけどもいかがでしょうか 市 の 補 助 を 活 用 していただくことで,こまめなリフォームをしていただく そこに 長 く 快 適 に 住 めるということだけではなく, 中 古 住 宅 の 流 通 に 乗 った 時 にも 優 良 物 件 となりま 目 に 見 えてすぐ 効 果 が 出 るというものではないと 思 いますけれども, 劣 化 をまず 止 めたい 空 き 家 を 放 置 空 き 家 にしたくないなということには, 一 定 の 効 果 があるのではないかと 考 えておりま リフォームすることによって, 古 くなった 家 を 出 るということをまず 防 ぐことと,もう 一 つは 流 通, 中 古 住 宅 を 流 通 させるときに 一 定 程 度 の 性 能 が 無 いと 需 要 が 無 いという 意 味 で かなり 効 果 があるのではないかという 話 でした 建 築 士 会 の 方 で 性 能 向 上 リフォームの 実 態 はどんな 感 じでしょうか 市 の 方 でもやさしさ 住 宅 補 助 という 制 度 があって, 高 齢 の 方 たちに 対 してバリアフリーの 改 修 や 断 熱 改 修 の 支 援 制 度 がありますが, 非 常 に 好 評 を 得 ていると 思 いま これは 何 件 くらいあるもので やさしさ 住 宅 ですと 年 間 260 件 くらい,3600 万 円 の 予 算 で 実 施 していま 小 さな 工 事 の 方 から 大 きな 工 事 の 方 まで 補 助 金 の 対 象 金 額 がそれぞれ 違 うのですけど, 予 算 が 一 杯 になるまでは 受 付 継 続 されていて,そういった 制 度 を 活 用 している 人 というのは 多 いですね 良 質 な 住 宅 に 改 善 していこうという 意 欲 があると 感 じていま 需 要 としてもそれは 相 当 あるということですね セカンドハウス 化 の 話 は 大 変 面 白 いですが,そこに 税 金 を 使 うというのは 難 しいと 思 いま
多 様 な 需 要 に 対 して 供 給 できる 体 制 があれば, 活 用 につながるのではないかと 思 いま 季 節 的 に 利 用 する 方 法 や 二 地 域 居 住 というような 情 報 は 発 信 してもいいと 思 いま 旭 川 市 では 除 雪 などの 問 題 で,マンションとかアパートに 住 み 替 え, 自 宅 は 空 き 家 にして しまう 場 合 がありま 今 後,マンション,アパートは 増 えていくのでしょうか 戸 建 の 新 築 が 止 まっていて, 今 後 マンション,アパートが 増 え 行 くと 思 いま 私 たち 不 動 産 協 会 の 認 識 では,ここで 議 論 する 放 置 空 き 家 というのは 1000 件 ないと 思 いま 該 当 物 件 が 1000 件 ということですが, 既 存 住 宅 で 使 えるものということでしょうか 再 販 のきかない 案 件 が,1000 件 と 予 測 していま 築 25 年 以 上 たった 物 件 は, 銀 行 の 査 定 もゼロで,リフォームして, 賃 貸 に 出 したとしても, 高 額 な 家 賃 は 取 れません したがって 不 動 産 業 界 では, 空 き 家 対 策 のために, 買 い 取 って 解 体 することを 進 めていま 他 に 何 かありますでしょうか 空 き 家 に 対 する 認 識 がバラバラだと 思 いま 私 たちの 地 域 では, 国 交 省 の 空 き 家 対 策 促 進 事 業 モデルと 言 う 事 を 実 施 しました 空 き 家 の 実 態 を 調 べる 時 は 家 だけではなく, 家 庭 の 問 題 まで 入 り 込 まなければ, 実 際 は 解 決 しな いと 言 う 事 が 分 かりました 空 き 家 に 関 する 問 合 せですが,ニーズが 非 常 に 多 様 で, 我 々 が 集 めていた 空 き 家 の 情 報 では, 全 く 通 用 しませんでした 空 き 家 の 問 題 というのは,こ こに 掲 げているようなきれいごとではすまない, 一 筋 縄 ではいかないというふうに 思 って いるところですが, 計 画 の 中 にははっきり 見 える 数 値 的 な 目 標 があった 方 がいいと 思 いま 季 節 居 住 ですけど,いろんなことを 見 極 めて 施 策 を 打 たなければいけない 宅 建 協 会 等 外 部 団 体 と 連 携 するとありますので, 今 日 は 資 料 を 持 ってきました この 資 料 は, 横 浜 市 の 空 き 家 に 対 する 相 談 窓 口 のご 案 内 と 言 う 事 で, 市 のホームページ, 広 報 誌 の 中 に 入 れて 周 知 活 動 を 行 っていまぜひ 旭 川 市 も 今 後,こういうことで 進 めて 頂 くということを 提 案 したい
旭 川 市 もこういうものをイメージしていると 考 えてよろしいですか はい,そうで 横 浜 市 の 例 のように, 一 枚 でみられるような,わかりやすいものを 作 って, 周 知 する 必 要 があると 考 えていま 相 談 窓 口 をわかりやすくすることの 重 要 性 はわかりますが, 一 歩 進 んで 全 部 相 談 できる 場 所 を 持 つというのはどうでしょうか それも 一 つの 選 択 肢 だと 思 いま 常 に 同 じ 場 所 でやるというのは, 効 果 的 かもしれない 旭 川 市 ではまだやっていないと 思 いますが, 専 門 的 な 相 談 会 を 年 に 数 回 開 催 するというの はどうでしょうか 東 京 のある 区 の 例 で 言 うと, 区 から 出 ていく 方 を 対 象 としたワンストップ 相 談 窓 口 を 委 託 でやっている 話 は 変 わりますが, 協 議 会 開 催 前 に 事 前 に 建 築 指 導 課 に, まちなかプラチナベース, 北 海 道 の 空 き 家 対 策 について 質 問 を 挙 げていたのですが, まちなかプラチナベース につきましては, 担 当 部 局 から 御 説 明 させていただきま < 事 務 局 より まちなかプラチナベース の 説 明 > これからニーズを 調 べ, 今 年 1 年 かけて 検 討 すると 言 う 事 ですね 目 標 の 話 ですが, 国 交 省 ではある 程 度, 数 年 にどのくらい 増 加 率 を 抑 えたいと 言 う 事 を 出 していたかと 思 いますけど,それに 沿 った 旭 川 市 の 動 きとしてはどうでしょうか 何 を 目 標 にするといいと 思 われますか 空 き 家 を 解 体 する, 利 活 用 するなど, 旭 川 市 でどうしていきたいのかと 言 う 事 一 番 だと 思 いま 活 用 が 難 しいのであれば, 解 体 を 進 める 方 に 目 標 を 設 定 する
除 却 の 戸 数 と 言 う 事 ですね 目 標 として, 結 果 として 出 しやすいのは, 特 定 空 き 家 に, 行 政 から 緊 急 安 全 措 置 を 出 した 件 数 というのはどうでしょうか 行 政 として,できる 範 囲 の 部 分 で 設 定 した 方 がいいと 言 う 事 ですか はい,そうで 目 標 設 定 も 可 能 かどうかも 含 めて, 検 討 いただくと 言 う 事 でよろしいでしょうか この 計 画 を 策 定 し, 実 効 性 を 持 たせたいと 考 えておりま 後 に,この 計 画 について 評 価 をしなければなりません 評 価 方 法 も 含 め, 適 切 に 目 標 設 定 ができるか 検 討 したいと 思 い ま 土 地 建 物 の 相 続 登 記 が 放 置 されている 問 題 が, 空 き 家 の 一 端 になっておりま 旭 川 市 に 死 亡 届 を 出 すと,いろんな 手 続 きがありますというチラシを 作 成 予 定 と 伺 ってい まそのチラシで 適 切 な 相 続 手 続 きの 必 要 性 について 周 知 していくことも 有 効 と 思 われ ま 既 存 の 制 度 の 中 でできることも,あるということですが, 各 団 体 で 実 際 に 手 を 結 んでやれるものでしょうか 現 在 も 司 法 書 士 会 と 宅 建 協 会 は 密 に 連 絡 をとったり,ご 紹 介 させて 頂 いたりしていま 市 が 相 談 会 を 行 う 時 に, 団 体 から 相 談 員 を 派 遣 することも 可 能 で 建 築 士 会 として,リフォームの 相 談 窓 口 は 持 っていないのでしょうか 建 築 士 会 としては 持 っていませんが, 建 築 士 会 に 所 属 している 各 会 社 の 者 たちがそれぞれ 行 っていると 思 いま 民 間 業 者 が 請 け 負 っているということでしょうか はい,そうで 建 築 指 導 センターはどうでしょうか
建 築 指 導 センターは, 住 宅 相 談 窓 口 を 持 っていま 私 たちの 業 界 も, 年 1 回, 不 動 産 相 談 会 を 開 催 し, 弁 護 士 の 方 と, 私 たちの 業 界 からの 相 談 員 で 対 応 しておりま どのくらいの 方 が 相 談 にみえられるのですか 去 年 で 12 組 全 部 無 料 で 当 会 は, 毎 週 1 回 予 約 制 ではありますが,フィールの 7 階 で 相 談 センターを 無 料 でやって いままた, 相 続 登 記 相 談 会 を 定 例 で 年 2 回 行 っていま 市 が, 各 団 体 の 相 談 窓 口 について 周 知 していくのは 大 事 かもしれません 今 色 々 伺 いまして, 全 部 まとめた 相 談 窓 口 があるといいと 思 いま 空 き 家 を 利 用 して, 高 齢 者 の 方 とお 話 ししていますが,いろいろな 問 題 があると 改 めて 考 えさせられました 委 員 が 行 っている 地 域 での 福 祉 活 動 と 結 びついて, 情 報 を 発 信 するというのも 有 効 的 かも しれない 市 の 福 祉 部 局 もそうですけど, 社 会 福 祉 協 議 会 との 連 携 というのもあるかもしれません 高 齢 者 問 題 で, 社 会 福 祉 協 議 会 は 高 齢 者 に 対 して 信 頼 度 が 高 い 機 関 で,いろんな 相 談 事 が 舞 い 込 むところなので,うまく 手 を 組 んで 行 けたらいいかもしれません 空 き 家 問 題 は,それぞれの 事 情 を 抱 えている その 事 情 を 解 きほぐすのは, 相 談 体 制 を 充 実 させていくことが 大 事 だと 思 う 空 き 家 を 活 用 した 事 業 の 事 例 を 申 し 上 げますと,どう 情 報 を 集 めるのかというところを 一 番 悩 んでおりま 地 域 で 親 しかった 人 を 探 し,そして,その 人 たちから 情 報 を 集 めて, その 人 を 介 して 本 人 に 話 をしてもらう 条 件 が 整 ってから, 私 どもが 話 をすすめさせても らう 人 の 関 係 をどう 探 し 出 すかということがポイントになるかと 思 いま 地 域 の 力 を 使 うことは,すごい 効 果 があると 思 いま
住 民 コミュニティで, 解 決 していくことも 大 事 だと 思 いま それではよろしいでしょうか 時 間 となりましたので, 事 務 局 にお 返 しいたしま これをもちまして, 平 成 28 年 度 第 1 回 旭 川 市 空 家 対 策 等 対 策 協 議 会 を 終 了 しま