目 次 1.はじめに 2 2. 使 用 上 の 注 意 2 3. 保 守 点 検 要 領 3 4. 処 理 工 程 (フローシート) 4 5. 各 槽 のはたらき 4 6. 試 運 転 時 の 確 認 事 項 5 7. 種 汚 泥 の 投 入 について 8 8. 清 掃 の 注 意 事 項 8 9.

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第 3.1 版 (H23.9 改 訂 ) 維 持 管 理 要 領 書 コ ン パ ク ト タ イ プ ダイキ 小 規 模 合 併 処 理 浄 化 槽 TRB-14~35 型 TRB 2-40~50 型 注 意 維 持 管 理 要 領 書 本 文 に 出 てくる 警 告 および 注 意 表 示 の 部 分 は 浄 化 槽 を 使 用 する 前 に 特 に 注 意 深 く 読 み よく 理 解 してください 本 書 はご 契 約 をされた 維 持 管 理 業 者 にお 渡 しください

目 次 1.はじめに 2 2. 使 用 上 の 注 意 2 3. 保 守 点 検 要 領 3 4. 処 理 工 程 (フローシート) 4 5. 各 槽 のはたらき 4 6. 試 運 転 時 の 確 認 事 項 5 7. 種 汚 泥 の 投 入 について 8 8. 清 掃 の 注 意 事 項 8 9. 各 槽 の 保 守 点 検 及 び 清 掃 8 1

1.はじめに 浄 化 槽 が 所 定 の 機 能 を 果 たすために この 維 持 管 理 要 領 書 を 十 分 にご 理 解 いただいたうえで 正 しく 維 持 管 理 して 頂 くようお 願 い 申 しあげます 実 際 の 維 持 管 理 に 際 しては 関 連 法 令 を 遵 守 し 事 故 および 災 害 などが 発 生 しないよう 安 全 衛 生 管 理 に 留 意 してください 2. 使 用 上 の 注 意 浄 化 槽 の 維 持 管 理 の 前 に この 使 用 上 の 注 意 をよくお 読 みのうえ 正 しく 管 理 して 下 さい 警 告 1) 消 毒 剤 による 発 火 爆 発 有 毒 ガス 事 故 防 止 消 毒 剤 は 強 力 な 酸 化 剤 です 消 毒 剤 の 取 扱 説 明 書 にしたがって 取 り 扱 って 下 さい 消 毒 剤 には 塩 素 系 の 無 機 有 機 の2 種 類 があります これらを 一 緒 に 塩 素 滅 菌 器 に 入 れないで 下 さい これらの 注 意 を 怠 ると 発 火 爆 発 有 毒 ガス 等 の 発 生 する 恐 れがあります 警 告 2) 作 業 中 の 酸 欠 などの 事 故 防 止 槽 内 に 入 る 場 合 は 必 ず 酸 素 濃 度 硫 化 水 素 濃 度 を 測 定 し その 安 全 を 確 かめて 下 さい また 槽 内 で 作 業 するときは 常 に 換 気 に 気 をつけて 下 さい これらの 注 意 を 怠 ると 人 身 事 故 ( 死 亡 事 故 )の 発 生 するおそれがあります 警 告 3) マンホール 点 検 口 などからの 転 落 傷 害 事 故 防 止 マンホール 点 検 口 などの 蓋 は 必 ず 閉 めて 下 さい また ロック 機 構 のあるものは 必 ずロッ クして 下 さい マンホール 点 検 口 などの 蓋 のひび 割 れ 破 損 など 異 常 を 発 見 したら 直 ちに 取 り 替 えて 下 さい 滑 りやすい 靴 を 履 いて 歩 廊 タラップなど 危 険 な 場 所 を 歩 かないで 下 さい これらの 注 意 を 怠 ると 転 落 傷 害 の 生 ずる 恐 れがあります 警 告 4) 荷 重 による 器 物 破 損 傷 害 事 故 防 止 浄 化 槽 の 上 には 設 計 車 両 以 上 は 乗 り 入 れないで 下 さい これらの 注 意 を 怠 ると 器 物 破 損 傷 害 の 生 ずる 恐 れがあります 2

警 告 5) 感 電 発 火 巻 き 込 まれ 事 故 防 止.. ブロワ 制 御 盤 の 近 く( 約 50cm)には もの を 置 かないで 下 さい.. 電 線 電 源 コードの 上 には もの を 置 かないで 下 さい ブロワ 制 御 盤 などの 電 気 系 統 が 故 障 した 場 合 は 維 持 管 理 業 者 又 は 工 事 業 者 に 連 絡 して 下 さい これらの 注 意 を 怠 ると 感 電 発 火 の 生 ずる 恐 れがあります ブロワなど 機 器 類 の 点 検 後 はずしたカバーは 必 ず 取 り 付 けて 下 さい カバーを 取 り 付 けないと 巻 き 込 まれ 事 故 の 恐 れがあります 機 械 室 の 出 入 り 口 には 施 錠 をし 関 係 者 以 外 の 人 は 入 れないようにして 下 さい これらの 注 意 を 怠 ると 関 係 者 以 外 の 感 電 発 火 巻 き 込 まれ 事 故 の 生 ずる 恐 れがあります 3. 保 守 点 検 要 領 浄 化 槽 の 機 能 を 十 分 発 揮 させるには 適 正 な 維 持 管 理 が 行 われなければなりません 保 守 点 検 は 専 門 の 技 術 を 要 しますので 専 門 業 者 に 委 託 して 下 さい 保 守 点 検 の 要 領 は 浄 化 槽 法 で 次 のように 決 まっています (1) 保 守 点 検 は 専 門 業 者 に 浄 化 槽 の 保 守 点 検 には 専 門 の 技 術 が 必 要 です 保 守 点 検 業 者 の 登 録 制 度 が 設 けられている 都 道 府 県 では 登 録 業 者 に 登 録 制 度 が 設 けられていない 所 は 浄 化 槽 管 理 士 に 委 託 して 下 さい (2) 使 用 開 始 時 の 保 守 点 検 環 境 省 関 係 浄 化 槽 法 施 行 規 則 第 5 条 により 浄 化 槽 管 理 者 は 法 第 10 条 第 1 項 の 規 定 による 最 初 の 保 守 点 検 を 浄 化 槽 の 使 用 開 始 の 直 前 に 行 うものとする と 定 められています (3) 通 常 時 の 保 守 点 検 浄 化 槽 の 保 守 点 検 は 定 められた 技 術 上 の 基 準 に 従 って 行 わなければなりません 維 持 管 理 頻 度 は 処 理 対 象 人 員 20 人 以 下 は 4 ヶ 月 に1 回 21 人 以 上 は 3 ヶ 月 に1 回 です (4) 清 掃 の 回 数 浄 化 槽 の 清 掃 は 定 められた 技 術 上 の 基 準 に 従 って 行 わなければなりません 清 掃 の 回 数 原 則 として 毎 年 1 回 (ただし 必 要 が 生 じた 場 合 は 適 時 に 行 う ) (5) 記 録 浄 化 槽 管 理 者 は 保 守 点 検 清 掃 の 記 録 を 作 成 し 3 年 間 保 存 しなければなりません ( 業 務 を 委 託 された 業 者 は 記 録 を2 部 作 り 1 部 を 管 理 者 に 交 付 し それぞれ3 年 間 保 存 しなければ なりません ) 3

4. 処 理 工 程 (フローシート) 逆 洗 排 水 流 入 流 量 調 整 部 嫌 気 濾 床 槽 第 1 室 流 量 調 整 部 嫌 気 濾 床 槽 第 2 室 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 消 毒 槽 放 流 槽 内 循 環 5. 各 槽 のはたらき (1) 流 量 調 整 部 流 量 調 整 部 は 嫌 気 濾 床 槽 第 1 室 第 2 室 の 上 部 に 設 けています 流 量 変 動 を 緩 和 し その 後 の 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 にかかる 負 荷 を 軽 減 することにより 安 定 した 処 理 水 を 得 ることができます (2) 嫌 気 濾 床 槽 流 入 汚 水 中 に 含 まれる 固 形 物 や 夾 雑 物 を 分 離 し 分 離 された 固 形 物 を 貯 留 すると 共 に 嫌 気 性 菌 による BOD の 低 減 を 図 ります (3) 流 量 調 整 装 置 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 への 流 入 変 動 を 抑 え 処 理 性 能 の 向 上 安 定 化 させるため 嫌 気 濾 床 槽 第 2 室 に 設 けています 間 欠 的 に 一 定 水 量 を 排 出 する 動 作 を 繰 り 返 し エア 調 整 バルブにて 移 送 水 量 を 調 整 します (4) 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 は 担 体 流 動 部 生 物 濾 過 部 より 構 成 されており 槽 内 には 合 成 樹 脂 製 多 孔 質 担 体 ( 以 下 担 体 と 略 す)を 投 入 しています 4

1 担 体 流 動 部 ばっ 気 により 常 時 担 体 が 流 動 し 担 体 に 付 着 した 微 生 物 により 汚 水 中 の 汚 濁 有 機 物 を 吸 着 分 解 しています 2 生 物 濾 過 部 担 体 流 動 部 で 発 生 した 汚 泥 の 除 去 を 目 的 としています 生 物 濾 過 部 は 担 体 が 自 重 により 沈 降 して 形 成 されます 自 動 逆 洗 時 には 生 物 濾 過 部 の 下 からエア 逆 洗 を 行 い 担 体 に 捕 捉 されてい たSSが 剥 がれ 逆 洗 排 水 移 送 装 置 にて 嫌 気 濾 床 槽 第 1 室 に 移 送 されます 3 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 内 循 環 装 置 逆 洗 後 の 初 流 の 排 出 と 生 物 濾 過 部 の 再 生 を 図 る 機 能 として 槽 内 循 環 装 置 を 設 けています 通 常 散 気 時 にのみ 作 動 します (5) 消 毒 槽 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 から 移 行 した 水 を 塩 素 消 毒 器 内 の 固 形 塩 素 剤 と 接 触 させ 消 毒 します 消 毒 槽 内 で 消 毒 剤 と 十 分 接 触 した 処 理 水 は 槽 外 へ 放 流 します 6. 試 運 転 時 の 確 認 事 項 試 運 転 に 先 立 ち 以 下 の 項 目 について 確 認 をして 下 さい なお 各 バルブは 浄 化 槽 出 荷 時 に 下 表 の 開 度 で 設 定 していますが 以 下 の 要 領 で 確 認 及 び 調 整 してください 浄 化 槽 出 荷 時 のバルブ 開 度 流 量 調 整 装 置 槽 内 循 環 装 置 逆 洗 排 出 装 置 人 槽 水 量 [L/ 分 ] ハ ルフ 開 度 [%] 水 量 [L/ 分 ] ハ ルフ 開 度 [%] 水 量 [L/ 分 ] ハ ルフ 開 度 [%] 14 2.92 14 7.78 30 9.72 65 18 3.75 20 10.00 20 12.50 58 21 4.38 24 11.67 29 14.58 59 25 5.21 27 13.89 35 17.36 70 30 6.25 38 16.67 43 20.83 70 35 7.29 45 19.44 45 24.31 70 40 8.33 47.5 22.22 47.5 27.78 65 45 9.38 50 25.00 47.5 31.25 67.5 50 10.42 52.5 27.78 50 34.72 67.5 (1) 槽 本 体 1 嫌 気 濾 床 槽 項 目 結 果 備 考 水 位 は 正 常 ですか 嫌 気 濾 床 槽 第 1 2 室 とも LWL 以 上 あれば 正 常 で す 異 物 はありませんか 異 物 があれば 除 去 してください 5

2 流 量 調 整 装 置 項 目 結 果 備 考 移 送 量 は 適 切 ですか ブロワを 作 動 し 以 下 の 調 整 方 法 を 参 考 に 所 定 の 移 送 量 になるようにエア 調 整 バルブを 調 整 して ください 移 送 水 量 は 日 平 均 汚 水 量 ( 実 水 量 )に 対 し 1.5 倍 です 異 物 はありませんか 異 物 があれば 除 去 してください 流 量 調 整 装 置 ( 定 量 ポンプ)の 移 送 量 調 整 方 法 1) 流 量 調 整 装 置 の 動 作 流 量 調 整 装 置 は 間 欠 的 に 一 定 量 を 排 出 する 動 作 を 繰 り 返 します この 動 作 の 間 隔 (サイクル 時 間 )を 変 える ことにより 移 送 量 を 調 整 することができます サイ クル 時 間 の 調 整 は エア 調 整 バルブで 行 います 嫌 気 濾 床 槽 の 水 位 がおおむね MWL にある 時 点 でサイ クル 時 間 の 調 整 を 行 ってください 2) 移 送 量 の 調 整 方 法 移 送 量 は 以 下 の 手 順 により 調 整 してください( 実 使 用 水 量 が 分 かれば それに 応 じた 移 送 量 に 調 整 してく ださい) 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 へ 移 送 エア 調 整 バ ルブ 送 気 HW L LW L 掃 除 口 流 量 調 整 装 置 本 体 ⅰ) 移 送 量 の 算 出 移 送 水 量 は 以 下 の 式 により 求 めます 逆 止 弁 流 入 流 量 調 整 装 置 移 送 水 量 [L/ 分 ]= 日 平 均 汚 水 量 ( 実 水 量 )[m 3 / 日 ] 1000/24/60 1.5 ⅱ)1サイクル 時 間 の 算 出 1サイクルあたりの 移 送 量 を 計 量 し 以 下 の 式 から1サイクル 時 間 を 求 めます 1サイクル 時 間 [ 秒 ]=60 Q s/q m Q s:1サイクルあたりの 移 送 量 [L/サイクル] ) Q m:ⅰ)で 求 めた 移 送 水 量 [L/ 分 ] )おおむね 14~35 人 槽 は 1.10L/サイクル 40~50 人 槽 は 2.45L/サイクルです ⅲ)エア 調 整 バルブの 開 度 を 変 化 させ 1サイクルの 時 間 に 合 わせる 流 量 調 整 装 置 からの 汚 水 の 移 送 状 況 を 見 ながら 1サイクルの 時 間 がⅱ)で 求 めた 数 値 になるようにエア 調 整 バルブで 調 整 します 6

3 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 項 目 結 果 備 考 ばっ 気 の 状 況 は 正 常 ですか ブロワを 作 動 し ばっ 気 が 行 われているか 確 認 し てください 異 物 はありませんか 異 物 があれば 除 去 してください 担 体 は 流 動 していますか ブロワを 作 動 し 担 体 が 流 動 しているか 確 認 して ください 水 張 り 直 後 にばっ 気 を 開 始 すると 担 体 が 浮 上 する 場 合 がありますが 汚 水 が 流 入 し 始 め ると 1~3 日 中 に 全 量 流 動 します 通 常 散 気 時 に 流 動 している 担 体 量 は 適 切 ですか( 担 体 が 全 量 流 動 している 場 合 ) 槽 内 循 環 装 置 の 循 環 量 は 正 常 ですか 逆 洗 時 に 生 物 濾 過 部 がばっ 気 され 担 体 が 流 動 していますか 逆 洗 時 の 逆 洗 排 水 移 送 量 は 適 正 ですか ブロワを 作 動 し 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 の 汚 水 を 担 体 ごと 1L 程 度 すくい 汚 水 を 捨 てた 後 たまっ ている 担 体 の 容 積 を 測 定 します 担 体 の 容 積 がす くった 汚 水 量 に 対 し 30% 前 後 あれば 適 正 です 確 認 方 法 を 下 図 に 示 します ブロワを 作 動 し 日 平 均 汚 水 量 の 4 倍 以 上 になる ようにエア 調 整 バルブを 調 整 してください ブロワを 作 動 後 逆 洗 スイッチを ON とし 生 物 濾 過 部 がばっ 気 ( 逆 洗 )され 担 体 が 流 動 するこ とを 確 認 してください 水 張 直 後 にばっ 気 を 開 始 すると 担 体 が 浮 上 する 場 合 がありますが 汚 水 が 流 入 し 始 めると 除 々に 馴 染 んでいきます 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 が WL の 状 態 にてブロワを 作 動 後 逆 洗 スイッチを ON とし 日 平 均 汚 水 量 の 5 倍 以 上 になるようにエア 調 整 バルブを 調 整 してください 1000 汚 水 を 捨 てる 1000 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 の 汚 水 を 担 体 ごと1 L 程 度 すくう 沈 降 し て い る 担 体 の 容 積 を 測 定 4 消 毒 槽 項 目 結 果 備 考 異 物 はありませんか 異 物 があれば 除 去 してください 薬 剤 は 充 填 されていますか 固 形 塩 素 剤 を 充 填 してください 7

(2) 逆 洗 の 設 定 項 目 結 果 備 考 逆 洗 は 設 定 されていますか 2:00 14:00(2 回 / 日 12 時 間 間 隔 )で 逆 洗 が 行 われるように 設 定 してください 1 回 当 りの 逆 洗 時 間 は 設 定 されています 1 回 当 り 15 分 に 設 定 してください か 7. 種 汚 泥 の 投 入 について 基 本 的 には 種 付 けの 必 要 はありませんが 種 付 けをする 場 合 は 市 販 のシーディング 剤 を 用 いてく ださい 8. 清 掃 の 注 意 事 項 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 にバキュームホースを 投 入 しないでください バキュームで 担 体 を 引 抜 い てしまうと 浄 化 槽 が 全 く 機 能 しなくなります 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 の 上 部 に 引 抜 き 禁 止 のラベルを 取 り 付 けています 9. 各 槽 の 保 守 点 検 及 び 清 掃 本 浄 化 槽 は 流 量 調 整 型 嫌 気 濾 床 担 体 流 動 生 物 濾 過 方 式 の 浄 化 槽 であり 一 般 的 な 浄 化 槽 の 維 持 管 理 のほかに 独 自 の 維 持 管 理 をしていく 必 要 があります 以 下 に 示 します 保 守 点 検 方 法 を 熟 知 したう えで 管 理 していただきますようお 願 い 申 し 上 げます (1) 嫌 気 濾 床 槽 第 1 室 点 検 項 目 点 検 内 容 水 位 水 位 が LWL より 大 きく 下 がっている 場 合 は 漏 水 の 可 能 性 がありますので ご 連 絡 くだ さい 水 位 が HWL より 大 きく 上 がっている 場 合 は 流 入 水 量 が 多 すぎる 又 は 流 量 調 整 装 置 の 移 送 量 が 少 ないことが 考 えられます 流 入 水 量 の 調 査 及 び 流 量 調 整 装 置 の 調 整 をし てください 汚 水 の 流 入 時 に 急 激 な 水 位 上 昇 がある 場 合 は 濾 材 が 閉 塞 している 恐 れがありますの で 汚 泥 を 引 抜 き 清 掃 してください 嫌 気 濾 床 槽 流 出 水 スカム 汚 泥 堆 積 厚 清 掃 方 法 流 出 水 の SS が 著 しく 増 加 している 場 合 は 汚 泥 を 引 抜 き 清 掃 してください スカム 厚 汚 泥 堆 積 厚 が 著 しく 増 加 し 処 理 水 質 に 悪 影 響 を 及 ぼしている 場 合 は 汚 泥 を 引 抜 き 清 掃 してください 清 掃 作 業 は 以 下 の 要 領 で 行 ってください 1 濾 材 上 部 にあるスカム 夾 雑 物 を 全 量 引 抜 きます 2 バキュームホースを 清 掃 孔 より 底 部 まで 挿 入 し 堆 積 している 汚 泥 を 全 量 引 抜 き ます 3 水 道 水 にて 室 内 部 濾 材 を 洗 浄 し 更 にバキューム 汚 泥 を 逆 流 させて その 圧 力 8

水 にてろ 材 間 を 洗 浄 します 洗 浄 水 は 全 量 引 き 抜 いてください 4 外 槽 部 品 の 変 形 破 損 の 有 無 を 確 認 します 5 水 道 水 等 で L.W.L 以 上 まで 水 を 張 ります( 移 送 量 の 調 整 を 要 する 場 合 は M.W.L ま で) (2) 嫌 気 濾 床 槽 第 2 室 点 検 項 目 点 検 内 容 水 位 水 位 が LWL より 大 きく 下 がっている 場 合 は 漏 水 の 可 能 性 がありますので ご 連 絡 くだ さい 水 位 が HWL より 大 きく 上 がっている 場 合 は 流 入 水 量 が 多 すぎる 又 は 流 量 調 整 装 置 の 移 送 量 が 少 ないことが 考 えられます 流 入 水 量 の 調 査 及 び 流 量 調 整 装 置 の 調 整 をし てください 嫌 気 濾 床 槽 流 出 水 スカム 汚 泥 堆 積 厚 清 掃 方 法 流 出 水 の SS が 著 しく 増 加 している 場 合 は 汚 泥 を 引 抜 き 清 掃 してください スカム 厚 汚 泥 堆 積 厚 が 著 しく 増 加 し 処 理 水 質 に 悪 影 響 を 及 ぼしている 場 合 は 汚 泥 を 引 抜 き 清 掃 してください 清 掃 作 業 は 以 下 の 要 領 で 行 ってください 1 濾 材 上 部 にあるスカム 夾 雑 物 を 適 正 量 引 抜 きます 2 バキュームホースを 清 掃 孔 より 底 部 まで 挿 入 し 堆 積 している 汚 泥 を 適 正 量 引 抜 きます 3 水 道 水 にて 室 内 部 濾 材 を 洗 浄 しながら 洗 浄 水 を 引 抜 きます 4 外 槽 部 品 の 変 形 破 損 の 有 無 を 確 認 します 5 水 道 水 等 で L.W.L 以 上 まで 水 を 張 ります( 移 送 量 の 調 整 を 要 する 場 合 は M.W.L ま で) スカムや 堆 積 汚 泥 量 が 多 く 汚 泥 の 貯 留 能 力 が 限 界 に 達 しているときは 嫌 気 濾 床 槽 第 1 室 の 場 合 と 同 様 の 清 掃 作 業 をしてください (3) 流 量 調 整 装 置 点 検 項 目 点 検 内 容 移 送 水 量 の 確 認 1サイクルの 時 間 及 び1サイクルあたりの 吐 出 量 より 移 送 水 量 を 確 認 してください 適 正 値 でない 場 合 はエア 調 整 バルブを 調 整 してください 移 送 量 流 量 調 整 部 水 位 が LWL かつ 逆 洗 時 でないにも 関 わらず 移 送 されていない 場 合 は 以 下 の 恐 れがありますので 確 認 してください 1 流 量 調 整 装 置 内 がスライムにより 詰 まっている 次 頁 を 参 考 に 流 量 調 整 装 置 の 清 掃 をしてください 2 エア 調 整 バルブもしくはオリフィスが 詰 まっている バルブ オリフィスを 清 掃 してください 3 チャッキ 弁 に 異 物 が 詰 まっている 1に 従 い 流 量 調 整 装 置 を 取 り 出 し 異 物 を 取 り 除 いてください 4 本 体 の 破 損 本 体 を 交 換 してください 5 電 磁 弁 (ブロワ 内 部 )が 故 障 もしくはブロワの 吐 出 量 が 減 少 している ブロワを 点 検 し 異 常 があれば 機 器 の 修 理 または 交 換 をしてください 9

流 量 調 整 装 置 の 清 掃 方 法 1 取 り 出 し 揚 水 管 とエア 管 の 各 ユニオンを 外 し 引 き 上 げます 2 清 掃 上 下 の 掃 除 口 の 蓋 を 外 し 水 道 水 やブラシで 中 のスライム 等 を 洗 浄 してください 洗 浄 後 は 掃 除 口 を 確 実 に 閉 めてください 揚 水 管 掃 除 口 水 道 ホ- ス エ ア 管 水 道 ホ - ス チャ ッ キ 弁 掃 除 口 (4) 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 点 検 項 目 点 検 内 容 槽 内 の 点 検 異 物 があれば 除 去 して 下 さい 処 理 水 移 行 管 の 洗 浄 通 常 散 気 時 の 点 検 水 位 の 確 認 浮 遊 物 質 ( 汚 泥 )の 有 無 処 理 水 移 行 管 内 が 生 物 膜 等 で 閉 塞 すると 槽 内 の 水 位 が 上 昇 します 配 管 内 が 閉 塞 し た 場 合 もそうですが 安 定 して 性 能 を 発 揮 させるために 保 守 点 検 ごとに 処 理 水 移 行 管 を 洗 浄 してください(p12~15 参 照 ) ばっ 気 風 量 が 明 らかに 少 ない 場 合 は 次 のことが 原 因 と 思 われますのでチェックのう え 対 応 してください なお ブロワから 送 られたエアは 流 量 調 整 装 置 槽 内 循 環 装 置 のエアリフト 用 にも 使 われます 流 量 調 整 装 置 槽 内 循 環 装 置 に 必 要 なエア 量 以 外 は 全 量 散 気 用 に 使 います 1 電 磁 弁 (ブロワ 内 部 )が 故 障 もしくはブロワの 吐 出 量 が 減 少 している ブロワを 点 検 し 異 常 があれば 機 器 の 修 理 または 交 換 をしてください 2 散 気 管 が 目 詰 まりを 起 こしている 散 気 管 を 取 り 出 し ブラシ 等 で 清 掃 してください 3 エア 調 整 バルブが 詰 まっている バルブを 清 掃 してください 嫌 気 濾 床 槽 の 水 位 が LWL 以 上 かつ 非 逆 洗 時 に 槽 内 の 水 位 を 確 認 してください 水 位 が 上 昇 していれば 処 理 水 移 行 管 の 洗 浄 の 項 に 従 い 配 管 内 を 洗 浄 してください また 自 動 逆 洗 状 況 確 認 の 項 に 従 い 点 検 後 問 題 がなければ 手 動 逆 洗 の 実 施 の 項 に 従 って 作 業 してください 通 常 運 転 時 に 水 位 が 異 常 に 上 昇 する( 処 理 水 移 行 管 が 水 没 する) 場 合 は 自 動 逆 洗 回 数 を 4 回 / 日 に 増 やしてください それでもなお 改 善 が 見 られない 場 合 は 自 動 逆 洗 回 数 を 6 回 / 日 に 増 やしてください 各 逆 洗 回 数 の 逆 洗 開 始 時 刻 は 以 下 の 通 りに 設 定 してください 2 回 / 日 の 場 合 :2:00 14:00 4 回 / 日 の 場 合 :0:00 6:00 12:00 18:00 6 回 / 日 の 場 合 :0:00 4:00 8:00 12:00 16:00 20:00 非 逆 洗 時 に 槽 内 に 多 量 の SS が 浮 遊 していないか 確 認 してください 多 量 の SS が 浮 遊 していれば 嫌 気 濾 床 槽 の 清 掃 時 期 に 達 している 恐 れがあります 嫌 気 濾 床 槽 を 確 認 10

後 適 宜 清 掃 を 実 施 してください 手 動 逆 洗 の 実 施 手 動 逆 洗 は 以 下 の 要 領 で 作 業 を 実 施 してください 1) ブロワの 手 動 逆 洗 ボタンを 押 してください 2) 手 動 逆 洗 開 始 直 後 に 逆 洗 排 水 移 送 量 を 確 認 してください 日 平 均 汚 水 量 に 対 して 5 倍 程 度 でない 場 合 は 自 動 逆 洗 時 にエア 調 整 バルブを 調 整 して 適 正 量 に 合 わせ てください 作 動 していない 場 合 は 次 のことが 原 因 と 思 われますのでチェック のうえ 対 応 してください なお 逆 洗 時 は 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 の 水 位 が 低 下 し それに 伴 い 揚 水 量 が 減 少 しますが 異 常 ではありません 1 電 磁 弁 (ブロワ 内 蔵 )が 故 障 している ブロワを 点 検 し 異 常 があれば 機 器 の 修 理 または 交 換 をしてください 2 逆 洗 排 水 移 送 装 置 のエア 管 が 詰 まっている 逆 洗 排 水 移 送 装 置 の 清 掃 口 を 開 け エアが 出 ているか 確 認 してください 3 逆 洗 風 量 とのバランスが 取 れていない バルブを 調 整 してください 3) 逆 洗 排 水 移 送 装 置 の 揚 水 管 の 洗 浄 を 行 ってください 洗 浄 は 清 掃 口 から 水 道 ホー スを 入 れ 強 い 勢 いで 水 を 逆 流 させてください 逆 洗 後 は 生 物 濾 過 部 の 担 体 が 浮 上 する 場 合 がありますが 性 能 上 問 題 ありません 自 動 逆 洗 の 状 況 確 認 おおむね 設 定 した 時 刻 に 逆 洗 が 始 まるか 確 認 してください 設 定 した 時 刻 に 始 まらな い 場 合 は 次 のことが 原 因 と 思 われますのでチェックのうえ 対 応 してください 1 ブロワの 内 部 時 計 の 時 刻 がずれている 時 刻 を 合 わせる 2 電 磁 弁 (ブロワ 内 部 )が 故 障 している ブロワを 点 検 し 異 常 があれば 機 器 の 修 理 または 交 換 をしてください 手 動 逆 洗 時 の 逆 洗 排 水 移 送 量 が 適 正 でない 場 合 は 調 整 してください なお 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 の 水 位 が 低 下 するに 従 い 揚 水 量 が 減 少 しますが 異 常 ではありません 逆 洗 時 に 担 体 の 流 動 状 態 が 悪 い 場 合 は 逆 洗 風 量 が 少 ないことが 考 えられますので 以 下 をチェックのうえ 対 応 してください なお ブロワから 送 られたエアは 逆 洗 排 水 移 送 装 置 のエアリフト 用 にも 使 われます 逆 洗 排 水 移 送 装 置 に 必 要 なエア 量 以 外 は 全 量 逆 洗 用 に 使 います 1 電 磁 弁 (ブロワ 内 部 )が 故 障 もしくはブロワの 吐 出 量 が 減 少 している ブロワを 点 検 し 異 常 があれば 機 器 の 修 理 または 交 換 をしてください 2 逆 洗 管 が 目 詰 まりを 起 こしている 逆 洗 管 をエア 調 整 バルブの 部 分 (ユニオン 部 )から 外 し 水 道 ホースをつな げて 高 圧 水 洗 浄 を 行 ってください 3 逆 洗 排 水 移 送 装 置 とのバランスが 取 れていない 逆 洗 排 水 移 送 量 が 過 剰 の 場 合 は バルブを 調 整 してください 逆 洗 時 に 逆 洗 排 水 移 送 装 置 が 作 動 しているか 確 認 してください 自 動 逆 洗 時 間 を 確 認 してください 14~16 分 間 の 範 囲 からずれている 場 合 はブロワ の 故 障 が 考 えられますのでご 連 絡 ください 逆 洗 後 は 生 物 濾 過 部 の 担 体 が 浮 上 する 場 合 がありますが 性 能 上 問 題 ありません 通 常 散 気 時 の 流 動 担 体 量 の 確 認 槽 内 循 環 装 置 の 動 作 及 び 水 量 の 確 認 通 常 散 気 時 に 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 の 汚 水 を 担 体 ごと 1L すくい 汚 水 を 捨 てた 後 た まっている 担 体 の 容 積 を 測 定 します 担 体 の 容 積 がすくった 汚 水 量 に 対 し 30% 前 後 あ れば 適 正 です その 範 囲 以 下 の 場 合 は 担 体 が 磨 耗 している 恐 れがあります 担 体 の 磨 耗 により 水 質 が 悪 化 している 場 合 は 担 体 を 補 充 または 交 換 する 必 要 がありますので ご 連 絡 願 います 循 環 水 量 を 確 認 してください 日 平 均 汚 水 量 に 対 して 4 倍 以 上 でない 場 合 はエア 調 整 バルブを 調 整 して 適 正 量 に 合 わせてください 作 動 していない 場 合 は 次 のことが 原 因 と 思 われますのでチェックのうえ 対 応 してください 1 電 磁 弁 (ブロワ 内 部 )が 故 障 もしくはブロワの 吐 出 量 が 減 少 している ブロワを 点 検 し 異 常 があれば 機 器 の 修 理 または 交 換 をしてください 11

2 エア 調 整 バルブが 詰 まっている バルブを 清 掃 してください 3 槽 内 循 環 装 置 の 揚 水 管 が 詰 まっている 揚 水 管 を 以 下 の 要 領 で 洗 浄 してください 1) 逆 洗 時 以 外 かつ 流 量 調 整 部 が LWL 以 下 の 状 態 で 槽 内 循 環 装 置 の 吐 出 口 を 30 秒 程 度 塞 ぎます 2) エアが 揚 水 管 を 逆 流 することにより 揚 水 管 内 部 が 洗 浄 されます 4 濾 過 部 が 目 詰 まりを 起 こしている この 場 合 同 時 に 担 体 流 動 生 物 濾 過 槽 水 位 の 上 昇 がおこりますので 水 位 の 確 認 上 昇 の 欄 を 参 考 に 対 処 してください 空 気 量 の 調 整 泡 の 発 生 基 本 的 に 空 気 量 の 調 整 は 不 要 ですが 負 荷 が 低 く ph が 低 下 する 場 合 は 処 理 水 質 が 悪 化 しない 範 囲 で 調 整 してください なお 空 気 量 を 調 整 した 場 合 は 流 量 調 整 装 置 等 の 再 設 定 を 行 ってください 運 転 開 始 当 初 や 排 水 中 に 界 面 活 性 剤 などが 含 まれる 場 合 に 発 泡 することがあります 発 泡 がひどい 場 合 は 消 泡 剤 を 使 用 してください 処 理 水 移 行 管 の 洗 浄 方 法 右 図 に 記 した 処 理 水 移 行 管 は 流 入 負 荷 にも よりますが 配 管 内 部 に 生 物 膜 が 付 着 し 配 管 が 詰 まる 場 合 があります 万 一 配 管 が 詰 ま れば 槽 内 の 水 位 が 上 昇 し 消 毒 槽 からオーバ ーフローで 排 出 されますが 配 管 閉 塞 時 には 以 下 の 手 順 で 配 管 洗 浄 をしてください また 保 守 点 検 時 にも 必 ず 以 下 の 洗 浄 作 業 を 実 施 し てください 嫌 気 濾 床 槽 第 2 室 W L 生 物 濾 過 部 担 体 流 動 部 消 毒 槽 処 理 水 移 行 管 散 気 管 処 理 水 移 行 管 の 図 (イメージ 図 ) (1) 準 備 するもの 以 下 の 写 真 のように VP13の 塩 ビ 管 に400 mm Lのジャバラホースを 接 着 してくださ い 塩 ビ 管 の 長 さは 人 槽 によって 異 なります 下 表 を 参 考 にしてください なお 作 業 中 にジ ャバラホース 配 管 が 処 理 水 移 行 管 内 で 外 れないように 必 ず 接 着 してください( 塩 ビ 管 も 極 力 途 中 でつながない つなぐ 場 合 は 必 ず 接 着 のこと) また 小 型 のブロワも 用 意 してください 人 槽 塩 ビパイプ 長 さ[mm] 14~21 1450 25~35 1600 40~50 1650 上 記 塩 ビ 管 長 さはかさ 上 げなしの 場 合 かさ 上 げのある 場 合 は 上 記 数 値 にかさ 上 げ 分 を 加 算 する 12

ジャバラホース(L=400mm) a (2) 作 業 手 順 1 処 理 水 移 行 管 の 位 置 を 確 認 する 消 毒 槽 につながっている 配 管 配 管 上 部 には 掃 除 口 を 設 けている 処 理 水 移 行 管 掃 除 口 2 掃 除 口 を 外 す 落 とさないように 気 をつける 落 としたまま にしておくと 冠 水 時 に 担 体 が 入 り 配 管 内 を 詰 まらせる 可 能 性 がありますので 早 急 に 手 配 し てください 13

3 用 意 した 配 管 (ジャバラホース 付 き)を 挿 入 する 4 3の 続 き ゆっくりと 配 管 を 挿 入 していき ジャバラホースの 先 端 部 が 処 理 水 移 行 管 の 曲 がり 部 に 達 し た 付 近 で 配 管 を 回 すようにしてジャバラホースを 生 物 濾 過 部 の 方 まで 通 す 5 持 参 したブロワと 配 管 をつなぐ 14

6 処 理 水 移 行 管 と 挿 入 した 塩 ビパイプの 隙 間 をウエス 等 で 塞 ぎ ブロワを 作 動 させる ジャバラホースがうまく 生 物 濾 過 部 への 横 引 き 管 内 に 入 っていれば ブロワ を 作 動 させると 生 物 濾 過 部 からばっ 気 さ れます 7 配 管 をゆっくり 引 き 上 げながら 処 理 水 移 行 管 内 をエア 洗 浄 する 配 管 を 引 き 上 げながら 横 引 き 管 縦 管 をば っ 気 洗 浄 します 配 管 を 引 き 上 げていくと 配 管 がエアリフト 状 態 となって 洗 浄 排 水 が 消 毒 槽 へ 移 行 しますので 作 業 後 消 毒 槽 の 清 掃 も 行 ってください 8 配 管 を 抜 き 掃 除 口 を 取 り 付 け 終 了 15

(5) 消 毒 槽 点 検 項 目 点 検 内 容 塩 素 消 毒 器 塩 素 の 溶 解 量 槽 内 の 清 掃 塩 素 消 毒 器 は 次 回 の 保 守 点 検 までに 必 要 な 塩 素 量 を 貯 留 できる 容 量 としていますが 水 量 及 び 条 件 によって 塩 素 剤 消 費 量 が 異 なります つきましては 保 守 点 検 頻 度 に 関 わらず 塩 素 剤 の 量 を 点 検 し 適 宜 補 充 してください 塩 素 剤 は 無 機 系 の 固 形 塩 素 剤 を 使 用 してください 無 機 系 と 有 機 系 の 塩 素 剤 を 一 緒 に 塩 素 滅 菌 器 に 入 れないで 下 さい これらの 注 意 を 怠 ると 発 火 爆 発 有 毒 ガスの 発 生 が 生 ずる 恐 れがあります 塩 素 の 溶 解 量 は 処 理 水 量 に 対 して 5~10mg/L 程 度 とされていますが 殺 菌 作 用 は 水 質 水 温 ph 接 触 時 間 等 によって 異 なります 従 って 放 流 水 中 の 残 留 塩 素 が 0.2mg/L 程 度 検 出 されることを 目 安 に 調 整 してください 槽 内 に 蓄 積 した SS 及 び 発 生 したスカムにより 処 理 水 に SS 分 が 混 入 している 場 合 は 槽 内 を 清 掃 してください 16