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(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

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02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)


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いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

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3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

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2 導 入 に 係 る 各 課 の 役 割 部 署 名 危 機 管 理 室 主 な 事 務 番 号 法 に 規 定 さ れ た 事 務 へ の 個 人 番 号 の 導 入 に 関 す る こ と 制 度 導 入 に 向 け た 事 務 の 総 括 に 関 す る こ と 個 人 番 号 の 独 自

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

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定款

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平成28年度事業計画

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

2 各 府 省 所 管 の 分 野 業 界 団 体 ( 独 立 行 政 法 人 等 含 む)に 対 する 周 知 働 きかけ 等 これまでも 各 府 省 にご 協 力 いただき 業 界 団 体 などを 通 じた 事 業 者 への 周 知 広 報 説 明 会 などを 実 施 してきているが 番 号 の

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

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スライド 1

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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公表表紙

3 体 制 整 備 等 (1) 全 ての 特 定 事 業 主 が 共 同 して 取 組 むものとする () 総 務 部 人 事 管 理 室 人 事 課 を 計 画 推 進 の 主 管 課 とし 全 ての 市 職 員 により 推 進 する (3) 実 施 状 況 を 把 握 し 計 画 期 間 中 で

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

臨 床 研 究 事 案 に 関 する 主 な 報 道 概 要 ディオバン 事 案 白 血 病 治 療 薬 タシグナ 事 案 (SIGN 試 験 ) ノバルティス 社 の 高 血 圧 症 治 療 薬 ディオバンに 係 る 臨 床 研 究 において データ 操 作 等 があり 研 究 結 果 の 信 頼

Transcription:

子 ども 若 者 育 成 支 援 施 策 の 実 施 状 況 --7 図 二 次 児 童 ポルノ 排 除 総 合 対 策 の 概 要 ( 出 典 ) 内 閣 府 ホームページ(http://www8.cao.go.jp/youth/cp-taisaku/) 内 閣 府 は, 平 成 年 月, 関 係 団 体 などで 構 成 する 回 児 童 ポルノ 排 除 対 策 推 進 協 議 会 総 会 ( 会 長 : 内 閣 府 副 大 臣 )を 開 催 した また, 公 開 シンポジウムにより 児 童 ポルノ 根 絶 に 向 けた 国 民 運 動 の 輪 が 更 に 広 がるよう 呼 びかけを 行 っている 平 成 年 度 の 公 開 シンポジウムでは, 児 童 ポルノ 画 像 の 流 通 閲 覧 防 止 に 向 けた 民 間 の 自 主 的 な 取 組 についての 基 調 講 演 が 行 われたほか 児 童 ポルノの 流 通 閲 覧 防 止 の 強 化 をテーマにパネルディスカッションが 行 われた ( --8 図 ) --8 図 児 童 ポルノ 排 除 対 策 に 関 する 協 議 会 シンポジウム () 児 童 ポルノ 排 除 対 策 推 進 協 議 会 総 会 () 児 童 ポルノ 排 除 対 策 公 開 シンポジウム ( 出 典 ) 内 閣 府 資 料 警 察 は, 児 童 ポルノをめぐる 情 勢 が 深 刻 な 状 態 にあることから, 児 童 買 春 児 童 ポルノ 禁 止 法 に よる 積 極 的 な 取 締 りなどに 努 めている 平 成 年 には,,6 件,, 人 を 検 挙 した また, 出 会 い 系 サイトなどを 利 用 し, 組 織 的 に 児 童 買 春 の 周 旋 を 行 う 事 犯 や, 飲 食 店,マッサージ 店 などの 合 法 的 な 営 業 を 装 いながら, 児 童 に 卑 猥 な 言 動 などで 客 に 接 する 業 務 をさせるものが 出 現 していることから, 80

困 難 を 有 する 子 ども 若 者 やその 家 族 の 支 援 節 子 ども 若 者 の 被 害 防 止 保 護 その 実 態 把 握 の 推 進 と 情 報 の 分 析, 積 極 的 な 取 締 りなどに 努 めている なお, 児 童 ポルノの 流 通 閲 覧 を 防 止 するため,インターネット サービス プロバイダなどの 関 連 事 業 者 によるブロッキングが 実 施 されている ⑶ 出 会 い 系 サイト や コミュニティサイト の 問 題 ( 警 察 庁 ) 警 察 は, 出 会 い 系 サイト に 起 因 する 事 犯 について, 平 成 (0) 年 には, インターネット 異 性 紹 介 事 業 を 利 用 して 児 童 を 誘 引 する 行 為 の 規 制 等 に 関 する 法 律 ( 平 法 8) 違 反 9 件, 児 童 買 春 児 童 ポルノ 禁 止 法 違 反 事 件 6 件, 青 少 年 保 護 育 成 条 例 違 反 件 を 検 挙 している また, 出 会 い 系 サイト 以 外 のコミュニティサイトを 利 用 して 子 どもが 犯 罪 被 害 に 遭 った 事 犯 については, 児 童 買 春 児 童 ポルノ 禁 止 法 違 反 8 件 などを 検 挙 している また, 子 どもが 援 助 交 際 を 求 めるなどのイ ンターネット 上 の 不 適 切 な 書 き 込 みをサイバーパトロールによって 発 見 し, 書 き 込 みを 行 った 子 どもと 接 触 して 直 接 に 注 意 指 導 などを 行 うサイバー 補 導 を 推 進 している ⑷ 子 どもの 犯 罪 被 害 の 防 止 ア 学 校 における 安 全 管 理 ( 文 科 学 省 ) 文 科 学 省 は, 学 校 安 全 の 推 進 に 関 する 計 画 ( 平 成 年 月 閣 議 決 定 )に 基 づき, 学 校 にお ける 安 全 管 理 を 推 進 している また, 学 校 家 庭 地 域 の 連 携 協 力 推 進 事 業 として, 警 察 官 OB などからなるスクールガード リーダーによる 学 校 の 巡 回 や 学 校 安 全 ボランティアに 対 する 警 備 のポ イントの 指 導, 学 校 安 全 ボランティアの 養 成, 各 地 域 における 子 どもの 見 守 り 活 動 に 対 する 支 援 を 行 っている さらに, 子 供 安 心 プロジェクト として, 都 道 府 県 教 育 委 員 会 が 行 う 防 犯 教 室 などの 講 師 となる 教 職 員 などに 対 する 講 習 会 の 開 催 を 支 援 している イ 関 係 機 関 団 体 からの 情 報 の 活 用 ( 警 察 庁 ) 警 察 庁 は, 法 務 省 から 子 どもを 対 象 とした 暴 力 的 な 性 犯 罪 に 係 る 受 刑 者 の 出 所 情 報 の 提 供 を 受 け, 出 所 者 の 更 生 や 社 会 復 帰 を 妨 げないように 配 慮 しつつ, 訪 問 による 所 在 確 認 や 同 意 を 前 提 とした 面 談 を 取 り 入 れるなど, 犯 罪 の 予 防 や 捜 査 の 迅 速 化 への 活 用 を 図 っている 警 察 は, 子 どもが 被 害 に 遭 った 事 案 や, 子 どもに 対 する 犯 罪 の 前 兆 と 思 われる 声 掛 けやつきまとい の 発 生 に 関 する 情 報 が, 迅 速 に 保 護 者 などに 対 して 提 供 されるよう, 警 察 署 と 学 校 教 育 委 員 会 との 間 で 情 報 共 有 体 制 を 整 備 している これらの 情 報 を, 都 道 府 県 警 察 のウェブサイトで 公 開 し, 電 子 メールなどを 活 用 した 発 信 も 行 っている また, 被 害 者 本 人 からの 申 告 が 期 待 しにくく 潜 在 化 しやす い 犯 罪 を 早 期 に 認 知 して 検 挙 に 結 び 付 けるため, 警 察 庁 から 委 託 を 受 けた 民 間 団 体 が 少 年 福 祉 犯 罪 や 児 童 虐 待 事 案, 人 身 取 引 事 犯 などに 関 する 通 報 を 国 民 から 電 話 やインターネットにより 匿 名 で 受 け 付 け, 事 件 検 挙 への 貢 献 度 に 応 じて 情 報 料 を 支 払 う 匿 名 通 報 ダイヤル を 運 用 している ウ 人 身 取 引 対 策 ( 内 閣 官 房, 内 閣 府, 警 察 庁, 法 務 省, 外 務 省, 文 科 学 省, 厚 生 労 働 省, 国 土 交 通 省 ) 人 身 取 引 は, 重 大 な 人 権 侵 害 であり, 被 害 者 に 対 して, 深 刻 な 肉 体 的 精 神 的 な 影 響 を 与 え,その 被 害 の 回 復 が 非 常 に 困 難 である 人 道 的 な 観 点 からも, 迅 速 的 確 な 取 組 が 必 要 とされている 政 府 では, 人 身 取 引 対 策 行 動 計 画 009 に 基 づき, 人 身 取 引 対 策 に 係 る 懸 案 に 適 切 に 対 処 し, 政 府 一 体 となった 対 策 を 推 進 している また, 外 国 の 関 係 機 関, 国 際 機 関 及 びNGOとの 協 力 を 強 化 して, 人 身 取 引 の 防 止 を 図 るとともに, 潜 在 化 している 可 能 性 のある 人 身 取 引 事 案 をより 積 極 的 に 把 握 し,その 撲 滅 と 被 害 者 の 適 切 な 保 護 を 推 進 している http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/anzen/086.htm 8

子 ども 若 者 育 成 支 援 施 策 の 実 施 状 況 犯 罪 被 害 に 遭 った 子 ども 若 者 とその 家 族 等 への 対 応 ( 警 察 庁, 法 務 省, 文 科 学 省, 厚 生 労 働 省 ) 人 格 形 成 の 途 上 にある 少 年 が 犯 罪 などにより 被 害 を 受 けた 場 合,その 後 の 健 やかな 育 成 に 与 える 影 響 が 大 きい 被 害 を 受 けた 少 年 の 心 のケアに 当 たっては,その 悩 みや 不 安 を 受 け 止 めて 相 談 に 当 たること や, 家 庭 友 人 関 係 地 域 学 校 といった 少 年 が 置 かれている 環 境 に 関 する 問 題 を 解 決 すること, 関 係 機 関 が 連 携 して 必 要 な 支 援 をしていくことが 大 切 である 警 察 は, 被 害 者 の 再 被 害 を 防 止 するとともに,その 立 ち 直 りを 支 援 するため, 少 年 補 導 職 員 による 指 導 助 言 や 被 害 者 に 対 するカウンセリングを 継 続 的 に 行 っている 臨 床 心 理 学 や 精 神 医 学 といった 高 度 な 知 識 技 能 や 豊 富 な 経 験 を 有 する 外 の 専 門 家 を 被 害 少 年 カウンセリングアドバイザー として 委 嘱 し,その 適 切 な 指 導 助 言 を 受 けながら, 支 援 を 実 施 している また,それぞれの 地 域 において, 保 護 者 などとの 緊 密 な 連 携 の 下 に 日 常 の 少 年 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 や 生 活 状 況 を 把 握 しつつ,きめ 細 かな 訪 問 活 動 などを 行 うボランティアを 被 害 少 年 サポーター として 委 嘱 し,これらの 者 と 連 携 した 支 援 活 動 を 推 進 している ( --9 図 ) --9 図 警 察 による 被 害 少 年 への 支 援 活 動 ( 出 典 ) 警 察 庁 資 料 文 科 学 省 は,スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを 活 用 し, 関 係 機 関 とのネット ワークを 活 用 するなど 多 様 な 支 援 方 法 を 用 いて, 被 害 を 受 けた 子 どもの 立 ち 直 りを 支 援 する 活 動 を 推 進 している さらに, 子 どもの 心 のケアに 対 する 対 応 充 実 を 図 るため, 教 職 員 などを 対 象 とした 研 修 会, シンポジウム, 教 職 員 向 けの 指 導 参 考 資 料 の 作 成 などを 行 っている いじめ 被 害, 自 殺 対 策 ⑴ いじめ 被 害 対 策 いじめは,いじめを 受 けた 子 どもの 教 育 を 受 ける 権 利 を 著 しく 侵 害 し,その 心 身 の 健 全 な 成 長 と 人 格 の 形 成 に 重 大 な 影 響 を 与 えるのみならず,その 生 命 や 身 体 に 重 大 な 危 険 を 生 じさせるおそれがあるもの であるが,どの 子 どもにも,どの 学 校 でも 起 こり 得 るものである いじめの 防 止 のための 対 策 は, 学 校 の 内 外 を 問 わずいじめが 行 われなくなるようにすることや, 全 て の 子 どもがいじめを 行 わず,また,いじめを 認 識 しながら 放 置 することがないよう,いじめの 問 題 に 関 8

困 難 を 有 する 子 ども 若 者 やその 家 族 の 支 援 節 子 ども 若 者 の 被 害 防 止 保 護 する 子 どもの 理 解 を 深 めることを 旨 として 行 われなければならない また,いじめを 受 けた 子 どもの 生 命 と 心 身 を 保 護 することが 特 に 重 要 であることを 認 識 しつつ, 国, 地 方 公 共 団 体, 学 校, 地 域 住 民, 家 庭 などの 関 係 者 が 連 携 することが 必 要 である ア いじめ 防 止 対 策 推 進 法 の 成 立 平 成 (0) 年 7 月, 滋 賀 県 大 津 市 における,いじめの 問 題 を 背 景 とした 中 学 生 の 自 殺 事 案 に 関 する 報 道 をきっかけに,いじめの 問 題 が 大 きな 社 会 問 題 となった 教 育 再 生 実 行 会 議 の 一 次 提 言 いじめの 問 題 等 への 対 応 について でも,いじめについての 基 本 的 理 念 や 体 制 を 整 備 する 法 律 の 必 要 性 が 言 及 され,また, 国 会 でもいじめに 対 して 立 法 で 対 応 すべきとの 議 論 が 行 われた 平 成 (0) 年 6 月, 議 員 立 法 により いじめ 防 止 対 策 推 進 法 が 成 立 し,9 月 に 施 行 された ( -- 0 図 ) --0 図 いじめ 防 止 対 策 推 進 法 () 法 の 概 要 いじめ 防 止 対 策 の 基 本 理 念,いじめの 禁 止, 関 係 者 の 責 務 国, 地 方 公 共 団 体, 学 校 による いじめの 防 止 等 のための 対 策 に 関 する 基 本 的 な 方 針 の 策 定 ( 国 と 学 校 は 義 務, 地 方 公 共 団 体 は 努 力 義 務 ) 地 方 公 共 団 体 は, 学 校, 教 育 委 員 会, 児 童 相 談 所, 法 務 局 や 地 方 法 務 局, 警 察 その 他 の 関 係 者 により 構 成 されるいじめ 問 題 対 策 連 絡 協 議 会 を 置 くことができる 学 校 は, 複 数 の 教 職 員, 心 理 福 祉 等 の 専 門 家 その 他 の 関 係 者 により 構 成 される 組 織 を 置 く 学 校 の 基 本 的 施 策 : 道 徳 教 育 等 の 充 実, 早 期 発 見 のための 措 置, 相 談 体 制 の 整 備,インターネットを 通 じて 行 われ るいじめに 対 する 対 策 国 地 方 公 共 団 体 の 基 本 的 施 策 :いじめの 防 止 等 の 対 策 に 従 事 する 人 材 の 確 保, 調 査 研 究 の 推 進, 啓 発 活 動 など 個 別 のいじめに 対 して, 学 校 は,いじめの 事 実 確 認 と 設 置 者 への 結 果 報 告,いじめを 受 けた 子 どもやその 保 護 者 に 対 す る 支 援,いじめを 行 った 子 どもに 対 する 指 導 やその 保 護 者 に 対 する 助 言,いじめが 犯 罪 行 為 として 取 り 扱 われるべきも のであると 認 めるときの 警 察 との 連 携 を 実 施 学 校 の 設 置 者 や 学 校 は, 重 大 事 態 に 対 処 し, 同 種 の 事 態 の 発 生 の 防 止 に 資 するため, 速 やかに, 適 切 な 方 法 により 事 実 関 係 を 明 確 にするための 調 査 を 行 う 調 査 を 行 ったときは,いじめを 受 けた 子 どもとその 保 護 者 に 対 し, 必 要 な 情 報 を 適 切 に 提 供 する 重 大 事 態 が 発 生 した 旨 を 地 方 公 共 団 体 の 長 などに 報 告 し, 地 方 公 共 団 体 の 長 などは, 必 要 と 認 めるときは,その 調 査 の 再 調 査 を 行 うことができ,また,その 結 果 を 踏 まえて 必 要 な 措 置 を 講 ずる () 法 に 基 づく 組 織 の 設 置 イメージ ( 出 典 ) 文 科 学 省 資 料 ( 注 ). については, 附 属 機 関 の 構 成 員 に, 調 査 対 象 となるいじめ 事 案 の 関 係 者 と 直 接 の 人 間 関 係 又 は 特 別 の 利 害 関 係 を 有 する 者 がいる 場 合 には,その 者 を 除 いた 構 成 員 で 調 査 に 当 たる 等, 当 該 調 査 の 公 平 性 中 立 性 確 保 の 観 点 からの 配 慮 に 努 めることが 求 められる. については, 法 条 に 規 定 する 組 織 を 母 体 として, 当 該 重 大 事 態 の 性 質 に 応 じて 適 切 な 専 門 家 を 加 えるなどの 方 法 によることも 考 えられる 8

子 ども 若 者 育 成 支 援 施 策 の 実 施 状 況 イ いじめの 防 止 等 のための 基 本 的 な 方 針 の 策 定 文 科 学 省 は, いじめ 防 止 基 本 方 針 策 定 協 議 会 6 での 検 討 を 経 て, 平 成 (0) 年 0 月 に いじめ 防 止 対 策 推 進 法 条 に 基 づく いじめの 防 止 等 のための 基 本 的 な 方 針 7 ( 以 下, 国 の いじめ 防 止 基 本 方 針 という )を 策 定 した( -- 図 ) 平 成 (0) 年 0 月, 月 には, 教 職 員 や 教 育 委 員 会 などの 関 係 者 がいじめの 問 題 に 取 り 組 むために 必 要 な 基 礎 的 な 知 識 の 習 得 と 理 解 を 図 るとともに, 地 方 公 共 団 体 や 学 校 におけるいじめ 防 止 対 策 が 総 合 的 かつ 効 果 的 に 推 進 されるよ う, いじめの 防 止 等 に 関 する 普 及 啓 発 協 議 会 を 開 催 するなど, いじめ 防 止 対 策 推 進 法 と 国 のい じめ 防 止 基 本 方 針 の 周 知 徹 底 に 努 めている -- 図 国 のいじめ 防 止 基 本 方 針 いじめの 防 止 等 のための 対 策 の 基 本 的 な 方 向 に 関 する 事 項 いじめの 定 義,いじめの 理 解 いじめの 防 止 等 に 関 する 基 本 的 考 え 方 など いじめの 防 止 等 のための 対 策 の 内 容 に 関 する 事 項 いじめの 防 止 等 のために 国 が 実 施 する 施 策 いじめ 防 止 基 本 方 針 の 策 定,いじめ 防 止 対 策 協 議 会 ( 仮 称 )の 設 置 など いじめの 防 止 等 のために 国 が 実 施 すべき 施 策 いじめの 防 止 ( 豊 かな 心 の 育 成, 子 供 の 主 体 的 な 活 動 の 推 進,いじめの 防 止 等 のための 対 策 に 従 事 する 人 材 の 確 保 資 質 能 力 向 上, 調 査 研 究 等 の 実 施, 普 及 啓 発 ) 早 期 発 見 ( 教 育 相 談 体 制 の 充 実, 地 域 や 家 庭 との 連 携 促 進 ) いじめへの 対 処 ( 多 様 な 外 人 材 の 活 用 等 による 問 題 解 決 支 援,ネットいじめの 対 応 ) 教 員 が 子 供 と 向 き 合 うことのできる 体 制 の 整 備 いじめの 防 止 等 のために 地 方 公 共 団 体 が 実 施 すべき 施 策 地 域 基 本 方 針 の 策 定 いじめ 問 題 対 策 連 絡 協 議 会 の 設 置 条 項 に 規 定 する 教 育 委 員 会 の 附 属 機 関 の 設 置 地 方 公 共 団 体 が 実 施 すべき 施 策 いじめの 防 止 等 のために 学 校 が 実 施 すべき 施 策 学 校 いじめ 防 止 基 本 方 針 の 策 定 学 校 におけるいじめの 防 止 等 の 対 策 のための 組 織 学 校 におけるいじめの 防 止 等 に 関 する 措 置 ⅰ)いじめの 防 止 ⅱ) 早 期 発 見 ⅲ)いじめに 対 する 措 置 重 大 事 態 への 対 処 () 学 校 の 設 置 者 や 学 校 による 調 査 ⅰ) 重 大 事 態 の 発 生 と 調 査 調 査 主 体 : 学 校 の 設 置 者 や 学 校 調 査 を 行 うための 組 織 職 能 団 体 や 大 学, 学 会 からの 推 薦 等 により 専 門 的 知 識 及 び 経 験 を 有 する 三 者 の 参 加 を 図 り, 調 査 の 公 平 性 中 立 性 を 確 保 するよう 努 める 事 実 関 係 を 明 確 にするための 調 査 の 実 施 ア)いじめられた 児 童 生 徒 からの 聴 き 取 りが 可 能 な 場 合 :いじめられた 児 童 生 徒 や 情 報 を 提 供 してくれた 児 童 生 徒 を 守 ることを 最 優 先 とした 調 査 実 施 イ)いじめられた 児 童 生 徒 からの 聴 き 取 りが 不 可 能 な 場 合 : 当 該 児 童 生 徒 の 保 護 者 の 要 望 意 見 を 十 分 に 聴 取 ⅱ) 調 査 結 果 の 提 供 及 び 報 告 いじめを 受 けた 児 童 生 徒 及 びその 保 護 者 に 対 する 情 報 を 適 切 に 提 供 する 責 任 調 査 結 果 の 報 告 () 地 方 公 共 団 体 の 長 などの 再 調 査 及 び 措 置 ⅰ) 再 調 査 ⅱ) 再 調 査 の 結 果 を 踏 まえた 措 置 など ( 出 典 ) 文 科 学 省 資 料 6 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/kyougikai/.htm 7 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/0770.htm 8

困 難 を 有 する 子 ども 若 者 やその 家 族 の 支 援 節 子 ども 若 者 の 被 害 防 止 保 護 ウ いじめ 対 策 の 総 合 的 な 推 進 文 科 学 省 は,これまでも 各 種 通 知 などにおいて, 都 道 府 県 指 定 都 市 教 育 委 員 会 や 学 校 などに 対 し,いじめの 早 期 発 見 早 期 対 応,いじめを 許 さない 学 校 づくり, 教 育 委 員 会 による 支 援, 全 ての 学 校 でのいじめに 関 する アンケート 調 査 の 実 施,いじめが 生 じた 際 には 問 題 を 隠 さず 学 校 教 育 委 員 会 と 家 庭 地 域 が 連 携 して 対 処 していくべきこと, 問 題 行 動 に 対 しては 懲 戒 出 席 停 止 を 含 め 毅 然 とした 対 応 をとることなどを 求 めてきた 平 成 6(0) 年 度 には, 以 下 をはじめとする 様 々な 取 組 により,いじめ 問 題 に 対 する 取 組 を 総 合 的 に 推 進 する ( -- 図 ) 幅 広 い 外 専 門 家 を 活 用 していじめ 問 題 などの 解 決 に 向 けて 調 整, 支 援 する 取 組 の 促 進 三 者 的 立 場 から 調 整 解 決 する 取 組 ( 平 成 年 度 00 地 域 平 成 6 年 度 地 域 ) 外 専 門 家 を 活 用 して 学 校 を 支 援 する 取 組 ( 平 成 年 度 00 地 域 平 成 6 年 度 地 域 ) 学 校 ネットパトロールへの 支 援 ( 平 成 6 年 度 0 地 域 ( 新 規 )) 未 然 防 止 道 徳 教 育 地 域 支 援 事 業 : 社 会 性 や 規 範 意 識, 思 いやりなどの 豊 かな 人 間 性 を 育 む 道 徳 教 育 を 推 進 対 話 創 作 表 現 活 動 などを 通 じた 子 どもの 思 考 力, 人 間 関 係 形 成 能 力 の 育 成 子 どもの 健 全 育 成 のための 体 験 活 動 の 推 進 : 小 中 高 校 などの 農 山 漁 村 などでの 体 験 活 動 の 取 組 を 支 援 ( 平 成 年 度 69 校 平 成 6 年 度 68 校 ) 早 期 発 見 早 期 対 応 スクールカウンセラーの 配 置 拡 充 : 生 徒 指 導 で 大 きな 課 題 を 抱 える 公 立 中 学 校 などで 常 時 子 ど もが 相 談 できる 体 制 づくりを 推 進 するため 週 日 相 談 体 制 の 導 入, 公 立 小 中 学 校 の 相 談 体 制 の 連 携 促 進 のために 小 中 連 携 型 配 置 の 導 入 生 徒 指 導 推 進 協 力 員 学 校 相 談 員 の 配 置 : 子 どもの 悩 みや 不 安 などの 相 談 を 受 けたり 子 どもの 非 行 問 題 行 動 などの 早 期 発 見, 緊 急 時 の 対 応 などを 実 施 時 間 いじめ 相 談 ダイヤルを 周 知 徹 底 するための 紹 介 カードを 配 布 スクールソーシャルワーカーの 配 置 拡 充 : 教 育 に 関 する 知 識 に 加 え, 社 会 福 祉 などの 専 門 的 な 知 識 と 経 験 を 有 する 専 門 家 であるスクールソーシャルワーカーの 配 置 を 拡 充 ( 平 成 年 度, 人 平 成 6 年 度,66 人 ) 教 職 員 などの 配 置 改 善 の 推 進 教 員 研 修 の 充 実 教 職 員 定 数 の 配 置 改 善 : 少 子 化 を 踏 まえた 合 理 化 を 図 りつつ,いじめ 問 題 への 特 別 な 指 導 を 行 う 学 校 への 支 援 などのため,0 人 の 加 配 定 数 を 改 善 教 員 研 修 センターによるいじめ 問 題 に 関 する 指 導 者 養 成 研 修 の 実 施 いじめの 未 然 防 止, 早 期 発 見 早 期 対 応, 事 後 支 援 を 行 うなど,いじめ 問 題 などへの 対 応 に 関 す る 実 践 的 な 取 組 の 調 査 研 究 を 実 施 また,インターネットや 携 帯 電 話 を 利 用 したいじめ(ネットいじめ)に 対 応 するため, 子 どもや 保 護 者 向 けの 啓 発 用 リーフレットや, 学 校 や 教 職 員 向 けの 対 応 マニュアル, 学 校 ネットパトロールに 関 する 取 組 事 例 資 料 集 を, 教 育 委 員 会 などへ 配 布 している 8